写真 Feed

2021年5月16日 (日)

須磨離宮公園・バラと噴水(吟行の俳句と写真)

 

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Dsc_4611 「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」が5月末まで延長されましたが、更なる延長も有りうるので梅雨入り前の貴重な一日の好天を活かすべく、須磨離宮公園までドライブして家族吟行をしました。


コロナ禍の俳句鑑賞 <青葉・青葉風・青葉潮>」にも、この吟行で詠んだ俳句などがあります。合わせてご覧頂ければ有難いです。

 

梅雨入り前一日を惜しむ須磨離宮 

青葉風カフェは久しく閉ざされて 

あの音はドクターヘリか薔薇の苑 

噴水や青葉の丘のレストラン 

大噴水黙食の窓煌めかせ 

噴水の煌めく窓を鳥の影 

噴水やポセイドンと自撮りして 

後ろ手の幼の見入る薔薇手入れ 

目高群る離宮の池やモネ偲ぶ 

馬へたるドン・キホーテや風薫る 

楠若葉巨幹の枝の交はりて

展望を求め踏み行く夏落葉

梅雨入り前満喫したる須磨吟行 

 

「梅雨入り前」は5・7・5のリズムを整えるために「ついりまえ」と読んで下さい。青色文字の季語をタップすると「歳時記」(俳誌のサロン)の俳句などをご覧になれます。写真はタップ・拡大すれば、鳥やヘリ、目高などがご覧になれます。コロナ禍の気分転換・もやもやの解消に役立てば幸いです。

 

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2021年5月 6日 (木)

俳句HAIKU《祭り太鼓》

 

(2024.12.27 更新)
Click here to see “Haiku of Issa and Bashō” in English.
Click here to see "俳句365 haiku".

 

地震に耐ゆ祭太鼓の心意気
(nai-ni-tayu matsuridaiko-no kokoroiki)
(Composed by S.Kinoshita)

 


enduring the sufferings of earthquake,
people with guts beat
Japanese drums for the summer festival

  (Translated by L.P.Lovee)

 


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冒頭の写真は福井駅の傍で祭踊りの出番を待っている人々の情景で、二つ目の写真は、福井新聞の記事(「福井フェニックス祭り」)の切り抜きです。

 

俳句祭り」などを開催して町の活性化を図っている地方自治体が増えているようです。
俳句を世界無形文化遺産に登録しようという運動も推進されています。

 

コーラスやゲートボールなど様々な趣味がありますが、俳句は楽しくて健康に良いばかりでなく、人心を世界平和へ導くことにも貢献できそうです。
言葉の壁・言語の壁を破り「俳句」の国際化を促進して俳句の世界無形文化遺産登録を実現することは至難でしょうが、チャレンジしましょう

 

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青色文字をタップすると、最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。


2021年5月 4日 (火)

俳句と写真《石鹸玉・しゃぼん玉》

  

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「シャボン玉」は、俳句では「しゃぼん玉」と平仮名にするか、「石鹸玉」と漢字で表現するのが普通です。

季語は「春」です。

   

「歳時記」(俳誌のサロン)の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

  

しゃぼん玉1

しやぼん玉とぶ七彩に光りつつ 

         (中川濱子)

  

しゃぼん玉2

母と子のはしやぎの中のしやぼん玉 

        (亀ヶ谷照子)

  

しゃぼん玉3

しやぼん玉中をゆるゆる乳母車 

         (浮田胤子)

 

しゃぼん玉4

浮雲に届けとばかりシャボン玉 

          (林生子)

  

しゃぼん玉5

しやぼん玉オパール色に輝けり 

         (楠原幹子)

  

コロナ禍の自粛を強いられた若者や家族連れが深田公園で思い思いに遊んでいたのを詠んだ薫風士の「まんぽ俳句」とその情景の写真を最後に掲載します。

写真をタップして拡大して、空高く上がるシャボン玉をご覧下さい。コロナ禍の慰みになれば嬉しいです。

   

旅心つのらせ上がる石鹸玉

  

しゃぼん玉こんなに遠く飛んで来て

  

しゃぼん玉弾け儚しホロンピア

この俳句は「5-10-3」のリズムで詠んで頂ければ幸いです。

   

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

トップ欄か、この「俳句HAIKU」をタップすると、最新の全ての記事が掲示されます。

  

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2021年4月17日 (土)

儘ならぬバンカーショット山笑ふ(俳句HAIKU)

     

思い出の写真俳句を作ろう

    

(P.S. 2022.10.19)

今日一のナイスショットや天高し

あれ無くば愚痴を「たら・タラ」秋の昼 

ショット時の色無き風や運不運

秋晴れのゴルフに興ず良き仲間

秋彼岸過ぎて最後の同期会

青色文字をクリックして、ゴルフ記事や例句をご覧下さい。

     

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(2021.4.17)

タイトルはブログ記事用の拙句です。  

月一ゴルフの定例日が寒波に見舞われましたが、幹事の配慮で日程が変更され、幸いゴルフ日和の健康管理ゴルフを満喫しました。
スコアを気にしない健康管理ゴルフですが、後半はスコアを改善し、17番・18番を連続パーにしたことを記憶にとどめるべく
、昨年4月に書いた記事に拙句を追加しました。

   

快晴のゴルフに興ず2月尽

快音のナイスショットや春の風

ティーショット飛び行く彼方春の雲

春光やバンカーショット技冴えて

春光の昼餉に少し平和論

ロシアのウクライナ侵攻が速やかに解決されることを願っていますが、市井の一老人には儘ならず、俳句ブログを書くこと位しか出来ません。

血に染むなドニエプルてふ春の川等に述べた薫風士の思いをシェアーして頂けると幸いです

     

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松山秀樹マスターズ優勝の快挙に因んで、将来ゴルフ愛好家ばかりでなく俳句の愛好家も増えることを念じて、ゴルフの俳句を特集しました。

   

山笑ふバンカーショットおおたたき

山笑ふ吾がワンオン二つとて

快音のボールOB山笑ふ

早春の有馬富士向けティ-ショット

三密と無縁のゴルフ余花愛でつ

の声に快音ティーショット

春泥を避けてショットの腕の冴え

飛行雲霞む彼方へティーショット

山吹や池越えショット見せ所  

蛙鳴く池越えグリーン技の冴え

快音に一声やナイス・オン

雨催ひグリーンの頭上夏燕

     

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青色文字の「俳句」をタップし、最新の俳句記事をご覧下さい。 

   

   

2021年4月14日 (水)

コロナ禍の聖火周回花は葉に

     

(2024.7.30 更新)

俳句《花は葉に》OB会」や「俳句《パリ五輪開会式に夏の雨》」をご覧下さい。

     

行き交ふは犬連れ子連れ花は葉に

ありのまま生きざま晒し花は葉に

花は葉に命の限り句を口に    

コロナ避け近場のゴルフ花は葉に

しくじりも人生の糧花は葉に

         (薫風士)

    

タイトルは薫風士のタイトル用のコロナ俳句です。

一般的な俳句としては「コロナ禍の聖火リレーや花は葉に」とする方がリズムも形式も整って良いと思います。

2021年、医療非常事態宣言下の大阪府は、4月13,14日に万博記念公園内で無観客のオリンピック聖火リレーを実施しました。

     

・花は葉に旅の期待は秘めしまま 

         (稲畑汀子)

 

・会ふことのかなはざる日々花は葉に 

         (西山春文)

   

歳時記(俳誌のサロン)から抜粋させて頂いた掲句2句はコロナ禍を詠んだ俳句ではありませんが、多くの方々の現在の心情に当てはまるのではないでしょうか?

  

薫風士の掲句はコロナフレイル防止コロナ鬱発散の散歩やゴルフで口ずさんだ「まんぽ俳句」ですが、その情景の写真を掲載しました。ご笑覧下さい。

   

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

トップ欄か、この「俳句HAIKU」をタップすると、最新の全ての記事が掲示されます。

 

   

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2021年3月31日 (水)

「新緑・新樹」の俳句を楽しもう! (補筆・改定版)


(2025.5.5 更新)
誕生日仕上げをせむや新樹苑
若楓愛犬チュヌの立ち姿


手作りの庭の造形昼餉窓
手作りの庭の新樹にカミキリ居
葉の裏に蜻蛉の嬰子新樹光
(この記事の最後の写真をご覧下さい。)


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冒頭の写真は、愛犬チュヌの形の楓です。




新樹道浮雲暫し人の顔

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まんぽ道で浮雲の動きを見ていると、うつむいて口を開けた人の顔のように見えました。





平和かな憲法記念日の吾庭
移ろひや林の色と春の雲

新樹越し園児の列の青と黄と

新緑を愛でつまん歩を愛犬と

夏に入る庭の手作り楽しみつ

風薫る世界カメの日庭手入れ
新緑の吾庭に来たる俳句好き

手作りの庭の造形松の芯

万物の命は奇跡薬の日
       (薫風士)


 
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二番目の写真は、拙宅の昼餉の新樹光の庭です

手作りの庭のエコガ-デニングをエンジョイしています。

四番目の電線と林の写真は、2021年4月中旬頃の「新芽」が「新緑」になり始めた風景です。


青色の文字(季語・作者名など)をクリックすると、その俳句の詳細や作者の解説などの記事をご覧になれます。


日本伝統俳句協会の2024年5月のカレンダー(一部分)の写真は、タップ拡大して掲載句をご覧頂けます。

色紙の俳句「夜の新樹すくと我らに未来あり」の作者(岩岡中正氏)は日本伝統俳句協会の会長です
この比喩的な俳句は、俳句界のことを念頭にして詠まれたのかも知れませんが、「我等」は「人類」の意味だと解釈したいと思います。
(「探梅・観梅の俳句と写真」参照。)


カレンダーの掲載句から、ご参考までに下記に1句抜粋します。


波よりも風の易しとつばめ魚

        (山田佳乃)


Photo 山田佳乃さん(円虹主宰•昨年度NHK俳句番組選者)は、2017年5月20~21日に三田グリーネットのオープンガーデンが開催された時だったか(?)、数年前に俳人仲間と吾庭を訪ねてくれたことがあります。(写真参照)


(2021.3.31 の記事)

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掲句や写真はチュヌの主人(薫風士)の即興句やスナップです。
俳句人口が増えることを願って、俳句は身近なことや自分の思いなどを詠んで気軽に作るとよい」ということを知ってほしい、との思いから敢えて拙句を冒頭に掲載しました。


「まんぽ」や「まん歩」は「漫歩」と「万歩」の「掛詞」です。


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55日は「こどもの日」ですが、今年は「立夏」に当たります。また「薬の日」でもあります。

鯉幟を上げましたが、孫は幼児用ゲームに夢中で鯉幟には興味を示していません。
チュヌの主人は菖蒲湯にゆっくり浸り、疲れを癒しながら俳句のことなどに思いを巡らせました。


季語「新緑」について、カラー図説日本大歳時記(飯田龍太)には次の解説があります。

初夏の目覚めるような若葉のみどりをいう。やや時過ぎてとっぷりと夏に入ると深緑。よく用いられる万緑は、新も含めて満目ことごとくみどりの意。新緑は、文字の眺めから、また、語感の上からも、さわやかな景を連想させる言葉である。(以下省略)     

    

新緑の風景や新樹を詠んだ俳句をインターネット歳時記から気の向くままに引用してコメントさせて頂きます。     

    

新緑1

新緑の丘越え白き道一筋

       (桂信子)

北海道の風景やトルコ旅行などの風景を思い出します。

 

新緑2

新緑のうへ滑りゆくモノレール 

      (米倉よしお)

王子動物園のモノレールからみた桜の風景を思い出しました。

 

新緑3

新緑の山に鉄塔古びたり

       (野海衣子)

インフラの整備・維持も今後の重要な課題ですね。 

   

新緑4

新緑や選びて歩く土の道

       (卓田謙一)

花と緑の我が街には「弥生のこみち」など、愛犬の散歩道に恵まれています。  

 

新緑5

たつぷりと老い新緑の中にをり

       (竹下昌子)

自然に親しみ健康を維持して高齢化社会を乗り切りたいものです。 

    

新緑6

新緑の中新緑の深大寺

       (塩田杉郎)

また寺めぐりをしたいものです。

     

季語「新樹」について、山本健吉はカラー図説日本大歳時記に次のとおり解説しています。

初夏のみずみずしい緑の木立を言う。新鮮な語感を持っている。ただし題目としては古く、(・・中略・・)好んで詠まれるようになったのは大正期以降である。音感もよい「新樹の語に、あたかも新題目であるかのような、未開拓の新鮮さを感じたのである。「空暗くなり来新樹に風騒ぎ」虚子、「夜の雲に噴煙うつる新樹かな」秋櫻子、「滝浴びのまとふものなし夜の新樹」誓子、「新樹どち(つつ)まんとし溢れんとす」草田男など。 

     

新樹1

雨上り新樹の雨滴光る朝 

        (稲畑汀子)

ホテルの庭か稲畑邸の庭でしょうか? 誰もが体験された光景でしょう。我が手作りのささやかなエコガーデンでも同様に楽しんでいる景色です。

     

新樹2

新樹光牛乳うまきカフェテラス/span>

        (中島徳子)

家族や俳句仲間と初夏を楽しみたいものです。 

  

新樹3

街灯に輝いてゐる新樹かな

        (越智秀子)

安全な街を維持したいものです。 

  

新樹4

新樹光ジーンズの脚よく伸びて

        (今村恵子)

戦争を知らぬ飽食時代の若者は身長が伸びています。 

  

新樹5

新樹林ここにかしこに水の音 

        (藤井圀彦)

新樹の林と水音がマッチして初夏の清々しい感じがします。

   

新樹6

新調の眼鏡よく見え新樹光 

        (新実貞子)

この眼鏡は老眼鏡でしょうか。「新調」「新樹光」がよくマッチしています。

  

新樹7

朝の虹ひとり仰げる新樹かな 

        (石田波郷)

「ひとり」は「作者一人」のことか「新樹」のことか、どちらでしょうか。

   

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。  

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2021年3月24日 (水)

花見して自由奔放句を口に

    

P.S.2022.3.27

福岡、東京、高知など各地で桜が満開になりましたがウクライナ紛争について、「已むに已まれぬ思い」を俳句に詠み、紛争解決案を提言しました。

青色文字をクリック(タップ)して、「血に染むなドニエプルてふ春の川」や「花祭の俳句《21世紀の宗教・世界平和を考える》」、春一番この発言はおぞましき」に書いた思いをシェアして頂ければ望外の喜びです。

    

  

Cimg64692021年は、3月14日(ホワイトデー)に東京の開花情報があり、15日には四国などの開花情報がありました。

16日に京都の開花が確認され、大阪城公園の桜の開花も19日に発表されましたが、コロナ禍で花見の宴会は自粛が要請されています

 (冒頭の写真)高松城

    

神戸は標本木の王子動物園の桜が漸く24日に開花し、拙宅の庭隅の雪柳連翹も咲き、桃も四五輪の花を咲かせ春爛漫の陽気になりました。

窓越しに裏庭を見ると、昨年巣立った鵯なのか、連翹の花を啄んでおり、桃の木にはモズが4~5匹蕾を啄んでいました。(写真をタップ・拡大して巣箱の近くをご覧下さい。)

3月22日から首都圏の「緊急事態宣言」も解除されました。しかし、変異ウイルスなど拡散が収まらず、安心できません。

  

コロナ鬱吹き飛ばす句を春うらら

   

タイトルの拙句や掲句のように、ホワイトチョコなどを酒の肴にワンカップ酒か缶ビールぐらいは飲みながら桜の花などを愛で自由奔放に俳句を口遊み、コロナ禍の鬱積を発散したいものですが、儘なりません。今日(23日)は庭を眺めて我慢の自粛です。  

記事のタイトル(青色文字)をクリックして、ご笑覧下さい。

   

「鶯」・「初音」の俳句を楽しもう!

  

「桜」・「花」などの俳句と写真を集めました

   

新元号祝ひ「花見」の俳句詠む

  

ここをクリックして、季語クイズ(「春分や芭蕉俳句の季語ゲーム」等、お楽しみ頂ければ幸いです。

  

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2021年3月13日 (土)

《春の海》 俳句と写真(須磨浦公園吟行)

  

「春の海」と言えば、宮城道雄の曲「筝と尺八による二重奏」与謝蕪村の俳句「春の海終日のたりのたりかな」が有名です。

蕪村の俳句は日本三景の「天橋立」の「与謝の海」を詠んだものだとも言われています。(出典:「蕪村の旅」JR西日本

  

今年の3月11日は東日本大震災から10年になり、テレビで追悼番組やイベントが放映されました。プレバトも追悼の音楽番組に変更されていました。 (ここをクリックすると、NHK 東日本大震災アーカイブス「あの日、何が起きていたのか」をご覧になれます。)

    

春の海三一一を悼み継ぐ  

         (薫風士)

   

新型コロナ感染拡大が収束して東北の復興が促進されることを祈っています。 

芭蕉ゆかりの松島などに又吟行旅行が出来ることを願いつつ、歳時記「春の海」から東日本大震災を偲ぶ俳句を抜粋・掲載させて頂きます。

    

みはるかす瓦礫の果ての春の海 

      (山田をがたま)

  

なにごともなかつたやうな春の海 

        (河口仁志)

  

黙祷のまなうらにありあり春の海 

       (木村茂登子)

   

広島地方気象台は3月11日、広島県内で桜が開花したと発表しました。平年よりも16日早く、全国でトップの「開花宣言」です。コロナ禍の自粛が解除されると宮島や平和記念公園の桜など吟行したいものですが、変異ウイルスの感染拡大などもあり、楽観できません。

   

最後に、先日須磨浦公園の吟行で詠んだ拙句と写真を掲載します。

(最後の写真をタップ・拡大すると遠方に明石海峡大橋が見えます。)

  

春潮の香に佇むや芭蕉句碑

春潮を須磨の丘より愛でもして

須磨の浦復興なりし春の海

春潮の煌めく須磨の砂を歩す

潮風の明石海峡春の空

   

電車好きの幼孫を「潮風号」に乗せてやりたいと思っています。

  

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2021年3月10日 (水)

綱敷天満宮吟行《梅の花・土筆》

   

吟行日和に恵まれ、3月9日に綱敷天満宮にお参りしました。梅見を期待していましたが、残念ながら、梅は殆ど散ってしまって遅咲きの紅梅と白梅が少し残っている状態でした。

「鷽替え」の「鷽」の奇抜な大きな人形3体の足下の砂をよく見ると、小さな土筆が沢山生えていました。

(土筆は地面の砂の色に紛れています。色写真をタップ・拡大してご覧下さい。)

   

綱敷天満宮の紹介を兼ねて拙句を前座に掲載させて頂きますが、「歳時記」や「575筆まか勢」の俳句は季語(青色文字)をクリック(タップ)して、ご鑑賞下さい。

   

春光や道真祀る朱の小塔

麗かや菅母子像に鳥の来て  

梅散るや祈りの茄子の腰掛に

白梅や茄子の腰掛座し祈る  

舞ふや御籤結ばる玉二つ   

・手水鉢散りて埋まる梅の花   

土筆楚々の人形仰ぎ伸ぶ  

鷽人形足下の砂に土筆生ゆ 

  

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2021年2月27日 (土)

「春」の俳句特集 《俳句HAIKU》

  

(2025.4.17 更新)

Click here to see “Haiku of Bashō”.

Let’s enjoy haiku! Click here.

俳句 365 haiku (107) 《春の膳 Kunpūshi

   

狭庭の春大鴉来て図々し

         (薫風士)

  

ロシアがウクライナへの軍事侵攻を始めてから3年余り経ちました。     

梅東風や届け世界にこの思ひ」や「血に染むなドニエプルてふ春の川」をご一読下さい。

  

世界の指導者が英知を集めて解決策を推進してくれることを切望しています。  

   

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写真は、「カラー図説 大日本歳時記」の春の解説図です。

写真やタイトル(青色文字)をクリックしてリンク記事・解説など、ご一読下さい。

   

     

立春の翌日の雲と対話して

春一番おぞましきとはこの言葉

日々愛(お)しむキノコ雲なき春の雲

  

掲句は薫風士が「已むに已まれず」詠んだ「川柳擬き」の俳句です。

  

「已むに已まれず」は「やむにやまれず」と読みます。

「已みません」を、物議を醸した「誰かさん」と違い、読み間違いするような読みにくい「ひらがな」にしなくても「漢字」で読めるでしょう(?!) 

  

戦争を知らない世代元総理の発言「日米核共有」を何と考えるか、あなた次第ですが、日本が「核保有国」になることが「自衛」になるとは、到底考えられません。

 

我が国が、「ミーファースト?」の「誰かさん」のような「ぶつぎをかもす」発言で国論を分断され、国民の対立感情を煽られて、高い武器を売りつけられては困ります。

      

「歳時記」などの例句は、季語(青色文字)をクリック(タップ)してご覧になれます。

     

春耕の美女はマスクにコロナ避け

  

吟行に春爛漫の緑化園

俳句会で共感を呼んだ拙句は「熊ん蜂」などの写生句でしたが、「向日葵」(ウクライナの国花)や「チューリップ」(トルコの国花)を用いて、紛争が速やかに終わることを祈り、ウクライナを応援する俳句も詠みました。

   

俳句談義(9):「雛祭り」の俳句を集めました(改訂版)

雛納孫の未来に思ひ馳せ

コロナ対策やオリンピック開催に伴い費やされる膨大な国家費用は国債に依存しており、その返済は将来の大きな課題になるでしょう。

アベノミックスで推進していた「2%の物価目標」は悲しい笑い話になるのではないでしょうか?

すでに、物価高に悩まされている庶民には、まだ「2%に達していない」とは、全く納得できません。

2%物価目標の分母の構成要素は何でしょうか!?!

       

四季の雲(折々の写真・俳句)《早春・春の雲》

春の朝恐竜の如雲対峙  

爆炎や街冴返るウクライナ 

ウクライナ爆煙悲し春の雲 

 俳句では、「悲し」など、「ストレートに感情表現をするとダメ」と言われますが、平和裏にウクライナ問題が解決することを祈りつつ、「やむにやまれぬ思い」を詠んだ拙句です。

ポーランドの旅(写真と俳句 講演のことなど)」をご覧下さい。

    

「春隣」の俳句を集めました  

 春隣」や「待春」、「小春」、「風花」などはいずれも冬の季語です。

 

俳句鑑賞:『風花』(コロナ禍の思い)

「風花」は冬の季語ですが、「コロナ禍の思い」を書きましたのでご一読下さい。

   

「節分」と「立春」:「まんぽ俳句」と写真

2021年の立春は124年ぶりに2月3日(例年の立春は2月4日)です。何だか、今年は異例ずくめの事が起こるような予感がします。

  

コロナ禍の俳句鑑賞:「立春」「春立つ」「春来る」(俳句と写真)

春立つもふれあいカフェは自粛かな

    

季語「立春」・「春立つ」を用いた俳句

 春来たりコロナワクチン未だ来ず

待望のワクチン(ファイザー社製)医療従事者先行の国内接種が2021.2.17から始まりましたが、政府や医師会の責任者には「コロナ対策の経験とIT技術を活かして、医療制度を再検討し、将来に備えてほしい」と、切望しています。

       

コロナ禍の俳句鑑賞:「春めく」(俳句と写真)

春めくや大空分かつ飛行雲

飛行機雲やがてたなびく朧雲 

春めきし庭の日差しチュヌ偲ぶ

水仙やチュヌの眠りし芝光る

2月21~22日は4月並みの陽気、所によっては5月並みの陽気になりましたが、その後「冴え返り」冬の寒さになりました。25日の朝は冷え込みましたが、昼間は春の陽気となり、カーテンを開けると長い飛行機雲がまぶしい大空を分断し、やがて膨らみ、おぼろに棚引くの雲になりました。

   

「バレンタイン」の俳句

ショコラ良し地酒も美味しバレンタイン

薫風士は辛党ですが、酒の肴にチョコレートもよく合います。

  

俳句の鑑賞:「春一番」

春一番ワクチン接種開始の日

2月17日からワクチン(ファイザー社製)の国内医療従事者の先行接種が始まりました

掲句はブログ用の創作俳句です。この日は春一番ではありませんが、強風で「春一番」の感があり、北海道などは暴風雪です。今年の関東地方の春一番は2月4日(過去最も早い発生)でした。西日本や北陸地方の春一番は2月20日に発表されました。

   

2月22日と2月26日は何の日でしょうか? ここをクリックしてご覧下さい

      

俳句の鑑賞:「冴返る」(コロナ禍に切望すること)

 下校児のイーアイオーや冴返る

下校児の歌声「イーアイイーアイオー」を偶々聞いた時、「コロナは嫌よ嫌嫌よー」と唄っているのかと聞き違いました。最近、先入観で聞き違いすることが多く、気を付けないといけないなと思っています。大阪・京都・兵庫の「緊急事態宣言」の解除が検討されていますが、感染拡大がぶり返さないように、緊急事態宣言解除後の新型コロナウイルス感染再拡大防止の手立てを推進すべきでしょう。

今日2月23日は天皇誕生日ですが、コロナウイルス感染拡大防止の観点から、一般参賀は中止されました。上皇天皇の誕生日は12月ですがやはり23日です。偶然の一致でしょうが、何か不思議な感じがします。「冴返る」は春の季語ですが、天気予報によると、明日は冬の寒さに逆戻りのようです。

   

「旗日」は死語か? 「建国記念の日」の俳句を読んで思うこと

  建国の日裏通りにも旗一つ 

国旗の掲揚は公共施設以外には見かけません。この殊勝な国旗掲揚の方でしょうか、黙々と遊歩道の掃除をしておられる姿をよく見かけ、感謝しながら「まんぽ」しています。

   

俳句鑑賞:「下萌」(俳句と写真)

に舞ふアートの影や下萌ゆる

春の湖孤独愛すか釣りの人

NHK俳句に触発されて、近場の「風のミユージアム」に行き、ミニ吟行をしました。

「湖」は「うみ」と読んで「5-7-5」のリズムにすることがよくあります。

  

俳句の鑑賞:「早春」・「春浅し」

 早春や命の限り句を口に

早春の有馬富士向けティ-ショット

春浅し愛犬チュヌを偲ぶ丘  

健康管理の「月一ゴルフ」や漫歩・万歩をして、「まんぽ俳句」を口遊み、コロナフレイル防止に努めています。

    

春浅き頂き目指す有馬富士 

早春の六甲山へ大ショット 

吾を阻む「わんぱく砦」春浅し

意気込みだけでも若者に負けないようにしてゴルフのショットをしています。

「わんぱく砦」の俳句は2019年の春に詠んだものですが、2020年の初夏に幼子と家族で山頂まで登りました。

      

「梅」・「梅の花」の俳句鑑賞

チュヌ偲ぶ庭の日差しや梅五輪

梅咲くや老の日々にも朗報来  

庭に盆栽を移植した梅が咲いています(冒頭の写真参照)。

    

「探梅」・「観梅」の俳句と写真

三密と無縁のゴルフ梅見もし 

健康管理の月一ゴルフをしながら四季折々の駄句を口遊んでいます。

   

「世界の梅公園」の「梅見」(写真と俳句)

綾部山梅林開花状況はここをクリックしてご覧下さい

   

愛犬の彼岸妨ぐコロナかな

 強風の彼岸に聖火届きけり 

 春嵐五輪にならず飛行雲 

春嵐や嫌な予感を打ち消すも

昨年(2020.3.20) 五輪聖火が到着した当日の春嵐や新型コロナウイルスの感染拡大に2020東京五輪・パラリンピック開催の困難さを予感した方々は少なからず居たのではないでしょうか?

安倍晋三前総理大臣は、かって「延期や中止については、一切言及はしていない。大切なことは、完全な形で、オリンピック・パラリンピックを日本で開催をすることだ。」と言っていましたが、安倍さんや後任を託された菅首相以下関係者は「無観客」のオリンピック開催を強行したのは何故でしょうか?

          

俳句の鑑賞「春風」・「春の風」

飛行機雲五輪にせざる春嵐     

春嵐や五輪にならぬ飛行雲    

   

春眠やコロナウイルス寝るが勝ち

啓蟄やコロナウイルス蔓延りて

   

俳句の鑑賞:「啓蟄」

啓蟄やコロナウイルス抑え込め

効果的なコロナワクチン接種の速やかな普及を切望しています。

     

季語「東北忌」に思うこと

今年は東日本大震災から10年になりますが、コロナ禍に被災者のご苦労はまだ続いています。一日も早い新型コロナウイルス感染拡大の収束と復興が促進されることを祈っています。

コロナの心配をしないで、安心して東北旅行が出来ると嬉しいですね

       

時疫とて春場所侘し無観客  

春場所や八艘飛びの技の冴え

     

「春の水」・「春水」の俳句

 有馬富士映し豊や春の水

亀鳴くや声無き声を聞けよとて

「千丈寺湖」の鴨の飛翔や釣り船の風景など、この記事の最後に掲載した写真もご覧下さい。

   

「春光」の俳句

春光や綿雲の端庭の芝

春光や丘のアートの風の舞  

風のミユージアム」の丘に立つと、昨日の春一番の名残の風が吹き気分爽快でしたが、帰路の車は夏日のような陽気冷房が必要でした。

    

椿寿忌やコロナウイルスやり過ごす

「椿寿忌」は4月8日、「花祭り」の日です。

   

「鶯」・「初音」の俳句を楽しもう

の声に快音ティーショット

三密やコロナフレイルを防ぐには、吟行やゴルフは好適です。

   

「春雷」・「春の雷」

」は夏の季語です。

   

俳句の鑑賞《春の雨・春雨》

春雨や地震に倒れし墓碑数多 

被災された方々に思いを馳せながら、この記事を書いています。「俳句HAIKU」が少しでも慰みになれば幸いです。(気象庁の地震情報はここをクリックしてご覧下さい

       

「風光る」俳句・写真特集・神戸メリケンパーク(改定版)

震災後の復興を遂げた街には、震災を知らぬ若者が多くなりましたが、今も多くの被災者のご苦労は続いています

     

浮かれざる開花だよりやパンデミック

新型コロナウイルスのワクチン接種がはじまりましたが、高齢者対象のワクチン接種は4月12日から開始されるとのことです。まだまだ花見に浮かれることは出来ません。油断は大敵です。

  

「桜」・「花」などの俳句と写真を集めました。

桜開花予想はここをクリックしてご覧下さい

  

俳句の鑑賞・面白い季語「山笑ふ」

ひかり号目覚めし車窓山笑ふ

   

亀鳴くや声なき声を聞けよとて

亀は鳴きませんが、「亀鳴く」は春の季語です。

貴方にとって「声無き声」は何でしょうか?

      

俳句談義(12):「椿寿忌」の俳句と高浜虚子

高浜虚子虚子の俳句に女性蔑視だと非難された句についてこのブログ記事で書きましたが、森発言の「女性蔑視」とは何か? ここをクリックしてお考え下さい

       

俳句の鑑賞 <「薫風」・「風薫る」>

風薫るわが青春の木の根橋 

田ステ女俳句ラリー入選句

    

春耕やコロナウイルスやり過ごし

   

庭手入れ朧になりし飛行雲 (コロナ禍不急の五輪開催の是非)

この音はドクターヘリか空

   

バイリンガル俳句・HAIKUを楽しむ <高浜虚子の俳句「春の山」

芭蕉や西鶴、高浜虚子など、江戸時代からの辞世句を集めました。ここをクリックしてご覧下さい。

  

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

     

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2021年2月23日 (火)

《下萌》(風のミユ-ジアム吟行)

  

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昨日、NHK俳句の兼題「下萌」に触発されて、「風のミユージアム」の丘に初めて行きました。

  

下萌えの丘にカラフルな簡易テントなどで、家族が思い思いに早春をエンジョイしいましたが、一昨日の春一番の名残の風が吹き、気分爽快でした。

「下萌え」は俳句では「下萌」と簡潔に記述するのが普通です。

池の畔には猫柳があるのではないかと期待していましたが、猫柳は何処にも無く、白梅が咲いていました。

帰路の車は夏日のような陽気冷房が必要でした。

 

青色の文字をクリック(タップ)して関連の記事をご覧下さい。

「歳時記」の「下萌え」の俳句は「下萌」をクリック(タップ)してご覧下になれます。

  

爽快や下萌の丘暫し佇つ

下萌ゆる風のアートや影の舞

カラフルな簡易テントや下萌ゆる

下萌や親子駆けっこ愛犬も

下萌の丘を自転車男の子

  

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事のタイトルが表示され、この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事のタイトルが表示されます。タイトルをタップしてその記事をご覧頂ければ幸いです。  

写真はタップすると拡大してご覧になれます。  

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2021年2月 9日 (火)

《春めく》(俳句と写真)

   

(2025.2.28 更新)

春めきて仕切り直しを願ひしも

       (薫風士)

   

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冒頭の写真は「合本 現代俳句歳時記」(角川春樹編)の「春めく」のページです。

最後に、「カラー図説 日本大歳時記」(水原秋櫻子・加藤楸邨・山本健吉 監修)の「春めく」のぺ-ジの写真を掲載します。

写真をタップ・拡大して解説と例句をご覧下さい。

  

インターネットの「歳時記」(俳誌のサロン)から、気の向くままに「春めく」の例句を抜粋・掲載させて頂きます。

青色文字の「春めく」をタップすると、全ての例句をご覧になれます。

  

快晴も雨も春めく旅路かな 

         (稲畑汀子)

   

春めくやことに銀座の宵の口 

        (鷹羽狩行)

   

春めくや田畑に人の笑ひ声 

       (福本すみ子)

  

ビル風に春めく心奪はれし 

       (稲畑廣太郎)

   

春めきし人の往来を聞きて病む

        (高濱年尾)

     

上記「春めきし」の俳句は「中七」が「字余り」ですが、句意を明瞭にして印象付ける意図的な表現でしょうか?

 

コロナ禍の「緊急事態宣言」下、不要不急の外出自粛を要請され、旅心を殺がれますが、せめて近場の吟行をして「春愁」を払拭しませんか?

薫風士の「まんぽ俳句」と写真をご笑覧下さい。

  

春めくやシャッター開けし今朝の窓

二階のシャッターを開けると、朝日が射して春を感じました。

   

春めくや縁の日差しに鴉の音

縁側で「俳句HAIKU」のブログを書いていると、烏の声が春めいて聞こえました。

  

春めくや宅地工事の音さえも

ニュータウンも旧タウンとなりましたが、コロナ禍のリモートワークなど、ベッドタウンの快適な生活が見直されているのか、住民の新陳代謝が進んでいます。

  

電柱へ雀の番春めきぬ

雀が2匹睦まじく電柱に留まっていたので写真を撮ろうとしたら、飛び立ってしまいました。

  

一歳児自転車押して春めけり

漫歩していると、元気に自転車に乗っている子と自転車を転がしている幼子を見守っているお母さんがいたので、写真を撮らせて頂きました。

  

コロナ禍の園児待つ園春めけり

コロナ禍の「緊急事態宣言」下、航空便が減便され、飛行機雲を見ることは珍しくなりましたが、棚引いている飛行機雲が公園の彼方に見えました。

  

春めくや飛行機雲の交りて

 飛行機雲の交差した写真は昨年の緊急事態宣言以前の2月に撮ったものです。

   

春めくも雲行き怪し夕日かな

夕空は「冴え返る」様相になりました。

  

春めくもコロナに殺がる旅心

 新型コロナウイルス感染が怖くて吟行旅行も出来ません。皆さんも同じ思いでしょうが、緊急事態宣言の解除有効なワクチンの普及を願っています。

  

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧になれます。

この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事のタイトルが表示されます。

  

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2021年2月 7日 (日)

写真俳句《立春・春立つ・春来る》

  

コロナ禍のお慰みに、誰でも作って楽しめる類の「まんぽ俳句」を14句掲載し、最後にその情景の写真と「歳時記」の例句を掲載します。

  

季語『立春』・『春立つ』を用いた俳句や 

『節分と立春』: まんぽ俳句と写真も、

タイトルの青色文字をタップして、お楽しみ頂ければ幸いです。

  

貴方も吟行して、5-7-5の俳句を口遊みコロナ禍の憂さ晴らしをしませんか?

「三密」を避けて、コロナフレイルの予防が出来ますよ

  

「三密」と言えば、仏教の本来の教えではコロナ禍の三密「密閉・密集・密接」とは異なり、「身密・口密・意密」であり、奨励されていたことをご存じですか?

ここをクリックして、神戸新聞の記事をご一読下さい

      

早暁の鴉の声音(こわね)春来る

 烏の声に目覚めました。

「来る」は、この俳句では、「きたる」と読みます。

   

春立てり緊急事態続く中

 10都府県の緊急事態宣言が3月7日まで1か月延長されました。

  

立春や朝のテレビの声弾む

 気のせいでしょうか、朝のニュースの声が弾んで聞こえました。

  

立春のLINEで交す朝の景

 句友とLINEで立春の今朝の風景の写真(南部の日の出や北部の雪景色など)を互いに見せ合いました。

  

立春やフレイル虞れ吟行へ

 長期の外出自粛でコロナフレイルが問題になっています。

  

玄関に春立つ日差し帽子脱ぐ

 帽子を脱いで立春の朝日を受けました。

  

マンションの朝のチャイムに春の声

 チャイムの音に小鳥が鳴いていました。

  

立春の梢を映す(にわたずみ)

 遊歩道の水溜りに立春の空と梢が映っていました。

  

立春の水面を分かち煌めく日

 深田池に立春の日差しが煌めいていました。

  

相老いの愛犬と歩す春立つ日

 若い人々や高齢の人々が愛犬とよく散歩しています。

   

まんぽの背春立つ日差し帽子脱ぐ

 帽子を脱ぎ、立春の日差しを浴びながら、漫歩をエンジョイしました。

  

立春やグーチョキパーで来し親子

 親子が、「グリコ」などと言いながら歩いたり、止まったりして来ました。

  

立春のグリコ遊びや幼の歩

 「遊びの名前」を尋ねると、「名前は知らない」と言って、「遊び方」を教えて呉れました。

  

立春の下校児唄ふイーアイイーアイオー

下校児の歌声が「コロナは嫌よ嫌嫌よー」と唄っているように聞こえました。

          

「歳時記」の例句は、下記の俳句の青色文字をタップしてご覧下さい。

   

春立見古したれど筑波山  

        (小林一茶)

  

立春老医の赤き聴診器 

        (田岡千章)

     

春来たる上野に人の湧くごとし 

       (黒岩武三郎

    

新型コロナウイルスの感染拡大が収束して、この俳句のように上野の桜皇居などの桜を満喫できる日が来ることを切望しています。

俳句に親しむ <『待春』の俳句>」をご覧下さい。

   

さゞ波は立春の譜をひろげたり  

        (渡邊水巴) 

         

青色文字をタップすると、最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

   

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2021年2月 3日 (水)

「寒夕焼」(まんぽ俳句・写真)

     

前座として、薫風士の「まんぽ俳句」と写真を掲載します。

  

・老犬の伏して立たざる寒の暮

  

 今日(2月1日)は日本老年医学会などにより「フレイルの日」と制定されました

「~withコロナ時代に神戸で支援の輪を広げる~withコロナKOBE応援プラットフォーム フレイル予防で「高齢者の応援」を実施します!」

https://with-kobe.powerappsportals.com/

をご覧下さい。

       

・老犬もじっと見つめる寒夕日

・二度巡る入日の映ゆる寒の池

・振り返る寒夕焼の漫歩道

・寒夕日親子じゃんけん遊ぶ影

・ひゅんひゅんと縄跳びの音寒の暮

    

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(写真)深田公園の夕暮れ (タップ・拡大してご覧下さい。)

    

歳時記の「寒夕焼」から、コロナ禍の緊急事態宣言下、目についた1句を抜粋・掲載しますが、コロナとは全く無関係です。

歳時記」の「寒夕焼」の俳句(197句)はここをクリックしてご鑑賞下さい。

      

・ありがたうと父逝きにけり寒夕焼 

         (大東由美子)

   

「575筆まか勢」の「冬夕焼」の俳句1句掲載します。詳細はここをクリックしてご鑑賞下さい。

  

・寒夕焼縄跳び場より跳び帰る 

          (鷹羽狩行)

       

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青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事のタイトルが表示され、この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事のタイトルが表示されます。タイトルをタップしてその記事をご覧頂ければ幸いです。

    

2021年1月23日 (土)

京都・嵐山(渡月橋の冬の虹)

     
Photo

写真は薫風士の寒中見舞い状です。

写真をクリック拡大してご覧下さい。

          

このブログ記事が無聊の慰みになれば幸いです。

    

渡月橋嵯峨野に掛るの虹    

渡月橋下弦にするや時雨虹  

  

冬の虹渡月橋をば弦にして

  

渡月橋弦になりけり冬の虹  

  

渡月橋人影まばら冬の虹 

   

冬の虹小倉山まで架かりしか

  

Go To」は儚く消えし冬の虹

  

ここをクリックして、

「俳句談義(4): 高浜虚子の句『大寒の埃の如く人死ぬる』とは、「平和」を考える」

をご一読下さい。

  

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この写真は、渡月橋にかかる冬の虹ですが、親戚の者が寒中見舞いに送って呉れた写真です。

   

トランプ米国大統領の「アメリカファースト」(実は、「ミーファースト」か?)の政権がようやく終ることになりホットしていますが、次期大統領が余程しっかりした政治をしなければ、4年後が更に恐ろしいことになるでしょう。

我々の憧れの国であったアメリカは異民族に寛大な世界に開かれた国であり、アメリカの発展と世界の発展とが直結していました。

かって我々が憧れたアメリカの理想を「虹」で終わらせてはなりません。

トランプ氏は大統領引退の演説でも、未だ飽き足らずに、世界の理想主義を破壊し、結果的に新たな冷戦下で共産主義独裁国が世界を牛耳ることが懸念される台詞を、「我々の始めた運動は始まったばかりだ」などと、「理性」に訴えるのではなく、「感情」にばかり訴える「扇動的Twitter作戦」をとっているのは悲しいことです。  

    

コロナ対策を政争の具にせず、真に国民のためになる対策を超党派で協議してほしいものです。   

俳句 HAIKU: 大寒の俳句(コロナ禍・国際同盟に思うこと) http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/01/post-fb08.html

をシェアして頂ければ有難いです。

  

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

 

2021年1月22日 (金)

(まんぽ俳句)写真と一句「枯葉」 

   

・群れ飛びて枯葉になりし夕雀

   

掲句は、昨年の「成人の日」に詠んだ「飛び立つや枯葉に見えし群雀と同じ遊歩道で反対側の情景を句にしたまんぽ俳句です。

広辞苑によると、「群雀」(むれすずめ)は「マメ科の落葉低木」で「春の季語」です。「の群れ」は「群雀」(むらすずめ)です。

    

旅に病で夢は枯野をかけ廻る

            松尾芭蕉

  

(写真をタップして拡大すると、がよく見えます。)

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2020年10月31日 (土)

芭蕉ゆかりの伊賀上野吟行(俳句と写真特集)

   

故郷を「まんぽ俳句」で元気に、未来に繋ごう!

   

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「GoToトラベル」を利用して10月20~21日に伊賀上野の観光スポットを9年ぶりに再訪し、吟行した俳句と写真を特集しました。

青色文字のタイトル句をクリックするとその記事の俳句や写真、解説などの詳細がご覧になれます。   

高浜虚子は秋風や眼中のもの皆俳句と詠んでいます。

 

薫風士の俳句(40句)とその風景の写真(37枚)をお楽しみ頂ければ幸いですが、俳句は好き好きです。

あなたも貴方の作句をお楽しみ下さい。ご投稿を歓迎します。

    

子の描く俳聖殿や天高し(上野公園・俳句と写真)

(俳聖殿見物の俳句5句と写真6枚)

  

俳聖の偉蹟を尋ね秋の伊賀(俳句と写真)

(芭蕉翁記念館見学の俳句5句と写真3枚)

  

木漏れ日の蓑虫庵や小鳥来る (俳句と写真)

 (蓑虫庵観光の俳句9句と写真7枚)

  

芭蕉句碑めぐる水辺や秋高し(俳句と写真)

(くれは水辺公園芭蕉句碑巡りの俳句9句と写真10枚)

  

ゆるキャラもマスクで迎ふ秋の城(俳句と写真)

(伊賀上野城見物の俳句12句と写真10枚)

  

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事のタイトルが表示されます。

タイトルをタップしてその記事をご覧頂ければ幸いです。

   

ゆるキャラもマスクで迎ふ秋の城(俳句と写真)

     

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コロナ禍の「GoToトラベル」(1泊)を利用して、10月20~21日に「伊賀上野城」や「俳聖殿」、「芭蕉翁記念館」、「蓑虫庵」など、吟行しながら伊賀市の観光スポットを巡りました。 

伊賀上野城に入ると、マスク姿の「た伊賀ーくん」(城を冠にしたゆるキャラ縫い包み・タイガー君)が迎えてくれました。

 

タイトルは即興のタイトル俳句ですが、「『マスク』は冬の季語だからダメ」などと、野暮な難しいことは言わないでご笑覧下さいね。

マスクは新型コロナウイルス拡散予防のために冬に限らず年中使うようになりました。

  

・一葉散る桜紅葉や「母の像」

 「母の像」建立の趣旨は写真をタップ・拡大してご参照下さい。

   

赤とんぼ母子の像に纏ひつき

 赤蜻蛉はスマホカメラを構えるとサッと飛び去って写真を撮らせてくれませんでした。

  

天守映ゆ雲無き空の澄み渡り

 空澄む」は秋の季語としてあまり見かけませんが、この俳句で「水澄む」というわけにはいきません。

  

・色変へぬ高石垣の松仰ぐ

  伊賀上野城の高石垣は日本で2番目に高いそうです。「色変へぬ松」は秋の季語です。

     

・窓の写す天守の色紙かな

  天井いっぱいに掲げてある日本画や書の色紙の中に高浜虚子の俳句もありました。

   

・水澄むや雲無き空の天守映え

 この俳句の情景は何処かにあるに違いありません。

   

・城を下り一息吐くやの茶屋

 茶屋は女忍者を意味する「くノ一」を屋号にしていました。

  

・鯉跳ねて廂に揺らぐ秋日影

  茶屋の廂に池の水面の反射が揺らいでいました。

 

の昼廂の日影食卓に

   秋の日差しの廂への反射の揺らぎが食卓に映っていました。

  

・弁当を二人で分かつの茶屋

 遅い時間でしたが、最後の弁当にありつけました。

   

秋風や芭蕉生家は閉ざされて

  芭蕉の生家は老朽化の為、改修されるまで閉鎖されています。

  

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木漏れ日の蓑虫庵や小鳥来る (俳句と写真)

    

Click here to see "Bashō's haiku in Japanese and English by L. P. Lovee".

   

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芭蕉の俳句300など、俳句の英訳にチャレンジしているので、1020~21日に「GoToトラベル」(1)を利用して、参考資料などを求め伊賀上野の芭蕉翁記念館や蓑虫庵など、伊賀市の観光スポットを巡りました。

(青色文字をクリックすると関連の記事がご覧になれます。写真はタップ・拡大してご覧下さい。)

   

コロナ禍の蓑虫庵や小鳥鳴く

    

蓑虫庵庭の小鳥の声絶えず

     

俳聖を偲ぶ庵や秋の風

  

秋風や俳聖見えぬ芭蕉堂

(この芭蕉堂は暗くて芭蕉像が見えませんでしたが、京都にある芭蕉堂はここをクリックしてご覧になれます。京都史蹟散策参照)

    

落葉掃く手を止め案内受付嬢

     

爽やかや蓑虫庵を守りし人

   

懇切な案内嬢や秋日和

    

蓑虫庵玄関隅の鉢に綿 

  

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事のタイトルが表示され、この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事のタイトルが表示されます。

タイトルをタップしてその記事をご覧頂ければ幸いです。

  

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2020年10月25日 (日)

芭蕉句碑めぐる水辺や秋高し(俳句と写真)

      

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10月20~21日に「GoToトラベル」(1泊)を利用して、伊賀上野の「芭蕉翁記念館」や「蓑虫庵」、「伊賀上野城」、「くれは水辺公園」など、吟行しながら伊賀市の観光スポットを巡りました。

「くれは水辺公園」は淀川水系の木津川支流の「服部川」に通ずる「矢谷川」沿いにあります。

カーナビで探すことが出来ず困っていましたが、「蓑虫庵」の親切な管理人さんに教えてもらって、JAの「とれたて市ひぞっこ」を目的地にして、たやすく行くことが出来ました。   

「ひぞっこ」で買った草餅と焼き鯖寿司は美味しくて満足しました。

  

秋晴や草餅食みて句碑巡り

駄句ですが、句作を楽しんでいます。

「『草餅』は春の季語だからダメ」などと、野暮な難しいことは言わないで下さいね。

  

・矢谷川桜紅葉や句碑巡る

「矢谷川」は、名称がカーナビに表示されず、橋の銘板の文字は読めないので地元の方に教えてもらいました。この俳句は「三段切れ」ですが、「矢谷川桜紅葉の句碑巡る」など、滑らかなリズムにするより薫風士の実感を表現していると愚行しています。

    

露けしや法華経塔枯れし供花

安政の大地震」の犠牲者の供養塔の上を蜻蛉が飛んでいましたが、供花(くげ)が枯れていたので季語は「露けし」を使いました。東南海地震の発生が懸念されますが、備えは大丈夫でしょうか?

   

・鷺覗くアワダチソウの水辺かな

「セイタカアワダチソウ」は、アメリカ伝来の花であり、まだ「季語」として認められていない上に語数が多いので「麒麟草」を使いたいところですが、「麒麟草」(夏の季語)は異なる花なので、敢えて「アワダチソウ」と略称しました。

  

秋の空「くれは水辺」を鷺飛翔

飛翔したのは「アオサギ」ですが、「白鷺」が伊賀市の「市の鳥」です。「青鷺」は夏の「季語」ですが、「白鷺」は季語ではありません。その理由を知りたいものです。

    

・飛ぶ鷺をカメラで追ふや秋の雲

水辺に首を伸ばしていた青鷺が、写真を撮れとばかりに悠然と旋回して、飛び去りました。 

   

・標柱の像は佐助か秋の雲

「くれは水辺公園」には「夏の広場」や「秋の広場」など、四季に合ったゾーンがあります。「くれは」の名称の由縁は何でしょうか? 忍者の像は猿飛佐助か霧隠才蔵でしょうか?

   

・芭蕉句碑巡り惜しむや伊賀の

晴れ男」を自認していますが、幸い吟行日和に恵まれました。

     

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