地域情報 Feed

2024年11月26日 (火)

《花山院》(紅葉晴の吟行写真集)

 

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2024年11月24日に、三田市にある東光山・花山院にお詣りし、薬師如来や幸せの七地蔵尊などにお祈りしました。

ご参考までに吟行の写真を掲載しますので、疑似吟行をして頂けると幸いですが、紅葉が散ってしまわないうちに花山院を訪ね、実際に吟行をエンジョイされることをお勧めします。

(写真は、タップ拡大してご覧下さい。)

  

鹿子の木の陰に大師や紅葉晴

かごの木の小春の木陰大師像

小春日の木陰の静寂大師像

小春日の平穏謝すや菩薩像

木漏れ日の寛ぐベンチ大銀杏

          (薫風士)

   

掲句は、花山院の一端を紹介する存問の拙句です。

  

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ここをタップ(クリック)すると、富士が丘ポータルサイト作成の「花山法皇の足跡 ~三田市・花山院編~」の写真スポット集(25ヶ所)をご覧になれます。

  

ここをクリック(タップ)して、西国四十九薬師霊場会事務局作成の「花山院菩提寺」の謂れなど、解説記事をご覧下さい。

    

青色文字をタップすると、最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

  

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2024年11月18日 (月)

二の酉や再選されしど根性

 

タイトルは、11月17日の二の酉に因んで詠んだ斎藤元彦知事に対する存問の拙句です。

 

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再選は出直しのスタートであり、真価を問われるのはこれからです。

 

反省の弁を忘れず、県民の期待に応えて、県政の立て直しを実践し、少子化対策の充実に尽力してほしいものです。

  

恙無く七五三祝ぐ四世代

         (薫風士)

   

掲句は多くの方々が切望している夢ではないでしょうか?

 

パワハラ疑惑」や「おねだり疑惑」の払拭をすべく、「短気は損気」ということを肝に銘じて、県民の信頼を裏切ない公明正大な県政を推進されることを切望しています。

  

11月19日は「一茶忌」です。

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この写真は、11月17日に捥いだ吾庭の柚の初物です。

我田引水ですが、柚湯で心身の疲れを癒し、相手の立場を思いやる心を養い、「俳句HAIKU 」愛読者の「世界平和への祈り」をシェアして頂けると、幸いです。

  

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写真は、NHK-TV のニュース画面の一部分です。

  

 

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2024年11月10日 (日)

九谷焼《赤絵の極致》吟行

  

Click here to see “Haiku of Issa and Bashō” in English.

    

面白きコ-ヒ-カップ秋の昼餉(ひる)

陶芸の豆の箸置き秋の昼餉

陶芸展満喫したる秋の昼餉

秋時雨赤絵陶器の美術展

秋時雨帰路は本降り陶の郷

陶の郷ゆるり訪ねむ蛍時

        (薫風士)

  

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掲句は、陶の郷や兵庫陶芸美術館を紹介する存問の拙句ですが、この記事は「陶の郷(秋の吟行)」の続編です。

  

    

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午後は雨が降る予報だったので、観光スポットの登り窯など周辺を見て吟行し、ランチを食べてから兵庫陶芸美術館に入ることにしました。

  

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この記事の美術館展示品の写真は特別展の雰囲気を紹介するためのものであり、ごく一部に過ぎません。

実際に訪れて、本物の「赤絵の極致」をご覧下さい。

   

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2024年11月 8日 (金)

陶の郷(秋の吟行)

    

Click here to see “Haiku of Issa and Bashō” in English.

    

時雨前吾を誘ひし陶のチロ

晩秋の畑に池あり親子鯉

野路菊の迎ふ蔵元四代目

野路菊や病にめげず磨く技

時雨催ひ急ぎ陶芸郷美術館

       (薫風士)

  

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丹波篠山市にある兵庫陶芸美術館の特別展「九谷 赤絵の極致」を見るために、「陶の郷」(すえのさと)へ句友と10月29日に吟行に行ったところ、樹齢5百年のカヤの大木や神社などが無くなっていて、2年前に兵庫陶芸美術館を訪れた際の「登り窯」周辺の風景とは様変わりでした。

   

道に迷い、辺りを見回して目に入った道案内の看板や陶製の「チロ」像の面白さに誘われて坂道を上り、「俊彦窯」を拝見しました。

 

ラッキーなことに、窯主の清水俊彦氏(窯元四代目・俊彦窯初代)のお話を直にお聴きすることが出来ました。

   

冒頭の写真は、俊彦窯蔵元の玄関や登り窯と、石川県九谷焼美術館のパンフレットなどの写真です。

  

「やけてかたまれ火の願い」は丹波焼・俊彦窯先祖蔵元初代からの言い伝えだそうです。

    

興味のある方は、ここをクリック(タップ)して「兵庫陶芸美術館・登り窯吟行(俳句と写真)」に掲載した写真や今度の吟行写真などをご覧になり、疑似吟行をして頂けると幸いですが、実際に現地を訪ねられることをお勧めします。

   

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2024年11月 7日 (木)

山田錦の郷(晩秋の吟行写真俳句)

    

暮の秋酒米処吟行す

短日の工事急ぐや道の駅

明日は冬足湯は未だ工事中

ひつじ穂の朝日になびく米処

に山田錦の誇り知る

黒滝の響きに枯れ葉散りゆけり

秋風や朽ちゆく祠見棄てられ

晩秋やキャベツに潜む雨蛙

仲よしの吟行句会日短か

よかたんや句座の昼餉に新酒酌む

よかたんや牡蠣は広島米は三木

古米とて山田錦の旨さかな

晩秋や歳時記を手に句歴談

歳時記の型崩れして秋暮るる

返り花ベテラン手にす電子辞書

トランプがハリスを制し冬に入る

帰り花トランプ政治如何ならむ

冬に入る日本の未来如何ならむ

新酒汲む世界平和を祈りつつ

立冬や一人連句で憂さ晴らす

       (薫風士)

   

掲句は、11月6日(立冬の前日)に俳句仲間と三木市にある山田錦の郷と黒滝を吟行して詠んだ酒米処紹介の存問句と、11月7日の朝テレビを見て詠んだ憂さ晴らしの拙句(最後の5句)です。

  

山田錦の郷も、大阪・関西万博の観光客などを迎えることを意図して再開発をしているようですが、薫風士の「世界平和への思い」をシェアして頂けると有難いです。

ちなみに、「黒滝」の呼称の謂れは何でしょうか?

ご存じの方があれば、教えて下さい。

    

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2024年9月25日 (水)

「花鳥諷詠と客観写生」について

   

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2023年10月に俳句HAIKUの記事「客観写生』と『花鳥諷詠』の違い」を書いて以来、このテーマに興味をもっていましたが、第56回三田市民文化祭俳句大会入賞句(冒頭の写真参照)を見て、改めてこのテ-マについて思案しました。

  

事前募集句の応募は849句が全国から寄せられたとのことですが、入賞句は全て花鳥諷詠の俳句であり、客観写生と言える俳句は無いと思いました。

  

当日投句は、選者の投句も含めて約120句ありましたが、純粋に客観写生と言える投句は殆ど見当たらず、何らかの意味で花鳥諷詠だと思いました。  

  

締め切り1時間ほど前に掲示された二つの席題(「椅子」と「流星(星流る)」)のうち季語(星流る)を使って、最近思っていることを詠んで投句した一句「混沌は宇宙の摂理星流る」は、若森京子前会長の並選に入ったようです。

  

この拙句は、現代の異常気象や世相を詠んだつもりですが、「混沌は宇宙の秩序星流る」とした方が面白い句になったかも知れません。

  

いずれにせよ、後の祭りですが、混沌から新しい宇宙時代に相応しい平和な時代が生まれることを夢見ています

     

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俳句大会の講演では、片山由美子「香雨」主宰が「俳句にしひがし」というテーマで、俳句のリズム・韻を落語や音楽と関連付けてユニークな解説をされ、興味深く拝聴しました。

  

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2024年9月17日 (火)

敬老会《俳句と写真》

   

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2016年9月に書いた『敬老の日』『子規忌・糸瓜忌・獺祭忌』に思うこと」を多くの方にご覧頂きましたが、今日は2024年9月16日に最寄りの敬老会に参加して詠んだ拙句(まんぽ俳句)と写真をご覧頂けると幸いです。 

        

敬老の園児のビデオ和やかに

敬老の弁当の箸折鶴に

冷茶汲み鎮めし猛暑敬老会

敬老会亡きチュヌのこと隣人と

まんぽ俳句敬老会の話題にす

オカリナの音に癒されし敬老日

敬老会坂本九の歌で締め

思出のスキヤキ・ソング敬老日

敬老会我が青春が甦り

敬老会我が誕生に思ひ馳せ

        (薫風士)

 

敬老会の主催者や参加者のご厚意とご配慮のお陰で、胃の無い老躯ながら、おもてなしの弁当を残さず頂きつつ、オカリナの演奏などを拝聴しました‼️

関係者の皆さん、ありがとうございました‼️

   

(P.S. 2024.9.20)

今朝、自治会のふれあい・バス旅行の申込にコミセンに行ったら、昨日1時間ほどで申込人数が70人に達したとのことで、残念ながら受付は終了していました。

  

ちなみに、2022年のバス旅行の記事「秋の天橋立《バス旅行の写真と俳句》」や2016年のバス旅行の記事「鳥取砂丘と『砂の美術館』などの写真と俳句」をご覧下さい。     

    

この青色文字(「俳句」や「HAIKU」)をタップすると、「俳句HAIKU」の最新の俳句や英語俳句の記事をご覧になれます。

  

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2024年9月14日 (土)

俳句《酔芙蓉・紅芙蓉・白芙蓉》

     

朝夕の色の変化や酔芙蓉

まん歩して色確かめし酔芙蓉

まん歩すや白紅の芙蓉道

花芙蓉行き交ふ人も様々に

しとやかな花の一日や酔芙蓉

       (薫風士)

  

芙蓉の例句を歳時記(俳誌のサロン)から気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字をタップしてご覧下さい。

  

爽涼の日々あらたなる花芙蓉

      (倭文ヒサ子)

  

門口に子供自転車紅芙蓉

       (丑久保勲)

   

朝の日に目覚めて白し酔芙蓉

       (石井邦子)

  

違はずに夕べ紅さす酔芙蓉

      (相沢有理子)

  

夜明け前まだ真つ白き酔芙蓉

       (秋川泉)

   

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冒頭の二つの写真は、9月14日の夕方の風景です。

   

  

   

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この酔芙蓉の写真は、9月15日の朝6時過ぎの白色と午後2時頃のピンク色になった色の変化を示しています。

  

   

最後にまんぽ道の朝•昼•夕の風景やジョギングなどをしている人々などの写真を掲載しますが、最後の写真をタップ拡大すると、青空に蜘蛛が見えます。          

  

この青色文字(「俳句」や「HAIKU」)をタップすると、「俳句HAIKU」の最新の俳句や英語俳句の記事をご覧になれます。

   

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2024年8月 3日 (土)

俳句「猛暑」「俄雨」《夏の橋立吟行》

     

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2022年10月に天橋立を訪ねた際に書いた記事「秋の天橋立《バス旅行の写真と俳句》」を読んで頂いた方もあると思いますが、2024年7月27日の猛暑に家族で天橋立を訪ねました。

     

こうのとり待ちたるホ-ム酷暑かな

冷房にほっと一息こうのとり

夕立に駆け込み茶屋の昼餉愛づ

冷酒のチョイ飲みセット愛でにけり

「あなたとの出逢いに乾杯」と気の利いた台詞が箸の包みに書いてあります。

この老舗「ちとせ茶屋」はキャッチフレーズを巧みに利用しており、応対も「気が利いて」、「記の効いた」・「機の効いた」文化度の高い現代的老舗と思いました。

写真をタップ拡大してご覧下さい。

         (薫風士)

  

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「冷房」や「夕立」は夏の季語ですが、「猛暑」や「俄雨」は歳時記に季語として認知されていないようです。

 

「俄雨夜中に降れど夕立と」 まんぽ俳句を詠むメモ代わりに撮った写真を掲載しますが、俳句結社の俳句会などに投句する場合は、主宰やメンバ-の好みを考慮して推敲すれば良いとして、日記代わりの「まんぽ俳句」を口遊んでいます。

皆さんも写真を見て疑似吟行をして頂けると幸いです。

     

俄雨上がり昼餉を終へ街へ

俄雨炎暑を冷やし心地良し

(にわたずみ)塔を映して風涼し

猛暑日の雨後の智恩寺涼しけり

晴れ男愛づや廻旋の橋 

雨宿りの昼餉のお陰でタイミングよく、珍しい廻旋橋の廻旋情景を見物出来ました。

ここをクリック(タップ)して、天橋立観光協会の観光ガイドで廻旋橋の解説・動画をご覧下さい。)

   

モノレールの窓曇らせし夏の雨

橋立や夏の雲を股のぞき

股のぞき夏の橋立登り龍

股のぞきパリにつながる夏の海

股のぞきビューランドの風涼し

炎天下なかよし地蔵穏やかに

リフトにて橋立愛づや夏の風

   

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最新の俳句や英語俳句の記事は、青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップしてご覧下さい。

 

2024年7月 7日 (日)

五月晴の吟行《ユニトピア》

 

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2024年7月3日に丹波篠山市のユニトピアを俳句仲間と吟行しました。

   

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この写真は、アスレチックの案内図です。

   

    

吟行の写真を記事の最後に掲載しますので、写真をタップ拡大してご覧になり、疑似吟行や吟行句の推敲をして頂けると幸いです。

青色文字をタップすると、歳時記(俳誌のサロン)の例句や俳句HAIKUのリンク記事をご覧になれます。

     

紫陽花に迎へられたるユニトピア

梅雨の園受付嬢の優しくて

せせらぎの桂並木や陰涼し

五月晴の軽トラ行き来ユニトピア

梅雨茸や気根珍し落羽松

猪の木彫りの迎ふ夏館

玄関の天井の隅に鍬形

夏燕レイクプラザの空を二羽

玄関は頭足に注意燕の巣

小さき橋蛇の如くに夏の池

          (薫風士)

     

掲句はユニトピア紹介のまんぽ俳句です。

幹事さんが晴れ女で参加者の心がけの良いおかげか、前日まで降っていた雨は上がりましたが、真夏日の暑さになりました

  

梅雨時の平日なので、シーズンに備えてキャンプ場やプールなど整備工事中でしたが、団体客以外の来場者は殆ど無く、Lake Plazaでの昼食や句会もゆっくり出来て、満足でした。

レイクプラザから駐車場までシャトルバスで送ってくれたので帰路の疲れはなく、吟行をエンジョイしました。

 

ユニトピアは、高齢者は入場無料だったので、夏休みに孫を連れて釣りやパタ-ゴルフなど(有料)をしたいと思っています。

  

ユニトピアは、2022年の「山の日」に孫を連れて訪ねたことがあり、俳句HAIKUの記事にしています。

『山の日』を満喫しけりユニトピア (吟行写真集)」をご覧下さい。

    

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この写真は、ユニトピアのパンフレットと案内板です。

     

      

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2024年7月 4日 (木)

句集「良夜」と「芭蕉句碑・文学碑紀行集」

  

ここをクリック(タップ)して「髙源寺《紅葉の吟行》」をご覧下さい。

   

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2024年6月に開催された柏陵同窓会で同席の方と「俳句HAIKU」のことや「茶寿」のことなどを話題に雑談したところ、大阪市在住の小田氏が芭蕉句碑などの写真を十数年前にまとめた資料の一部を先日送ってくれましたが、偶然その日に、丹波市在住の足立頼昌氏がご自身の句集2号「良夜」を送ってくれました。

  

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この写真は日本伝統俳句協会7月のカレンダー(上部分)です。

  

7月旧暦の呼称「文月」に因んで、次のとおり写真で紹介させて頂きます。

  

  

写真や青色の文字をタップして記事をご覧頂けると幸いです。

   

(句集2号「良夜」)

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最初の写真は句集「良夜」の表紙と「丹波新聞社会長の紹介序文」(P3)です。     

 

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(短冊の頁 P11,14&15) 

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足立氏は書家でもあり、高源寺などに自句の扁額を奉納されています。

   

    

  

  

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「春」の挿絵と除夜の俳句(P24)
挿絵は丹波市在住の植村八郎氏です。

植村八郎氏の紹介記事(丹波新聞2012.7.30)「故郷の50山『句画集』に 青垣の植村八郎さん」をご覧下さい

   

子・孫から句集発刊に寄せて           

_061432写真は、冬の俳句の最後(P100)と「子・孫から句集発刊に寄せて」の最初の部分です。

  

   

   

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この写真は、「子・孫から句集発刊に寄せて」の美恵子さん(妻)の締めの俳句「年新た夫妻の齢百七十」のページです。

       

    

 「あとがき」(P110~111)

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足立頼昌氏は丹波市俳句協会の設立に尽力した方(初代会長)です

現役時代から俳句に親しみ、退職時には芭蕉の「奥の細道」を辿って10日間の旅をされるなど、俳句に対して並々ならぬ情熱を注がれた理想的な俳句生活の凝縮が、句集2号(良夜)の上梓となったことは、真にお目出度く、祝杯の冷やし酒を酌みながらこの紹介記事を書かせて頂きました。

      

因みに、「本との出会い《俳句的生活》」や「芭蕉の足跡・東北《紅葉の名所巡り》」、仲秋の名月」、「俳句《名月・姫路城》」、「本との出会い(1)」、「本との出会い(2)」など俳句HAIKU の記事をご覧頂けると幸いですが、「歳時記」(俳誌のサロン)の「良夜」の例句は、ここをタップしてご覧下さい

      

「芭蕉句碑・文学碑紀行集」

日本の各地を巡って約5百基の句碑などを記録した写真と紀行文なので小田氏の手元のままに埋もれてしまうのは惜しい気がしますが、ご本人は出版するお考えは無いようです。

  

それはともかくとして、同窓会で単に思い出話ばかりでなく、前向きに生きている方々と未来を語り、青春の心を維持して、まんぽ俳句を楽しみ健康長寿を目指したいと思っています。

    

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最後に、現役時代から俳句を夫妻でエンジョイしていた方の句集の紹介記事「句集《行雲」をご覧下さい。

   

最新の俳句や英語俳句の記事は、青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップしてご覧下さい。

   

 

2024年6月 6日 (木)

「芒種」の手塚治虫記念館吟行 (写真と俳句)

  

  

掲句は、季語と観光スポット紹介のブログ用まんぽ俳句です。

写真を掲載しますので、擬似吟行をして頂けると幸いですが、二十四節気の「芒種」の日(6月5日)に宝塚市立手塚治虫記念館を見学して、吟行をしました。

   

五月晴手塚治虫に会ひに行く

火の鳥へ芒種の漫歩句を口に

口ずさむ一人連句の芒種かな

芒種とて治虫の世界少し触れ

火の鳥の世界に浸る芒種かな

空想も夢想も楽し夏館

父の日は孫と訪ねむ記念館

DNA遺伝隔世芒種かな

火の鳥や薄暑の街をまん歩する

七変化愛でつゆるゆる「花のみち

記念館のトップ虹色五月晴

五月晴ミラーボールに立つチンク

進化するチンクの世界芒種かな

断捨離の心を知るや芒種の日

薄暑行く鉄腕アトム記念館

 

薄暑下のアニメ工房アトム描く

 形の異なる人など、線画を二つ書くと動画になります。

 

面白きアトムの世界芒種かな

ここをクリック(タップ)して、朝日新聞の記事「対話型AI『アトムの世界、夢でない』経団連会長、ルール作り促す」をご覧下さい

  

火の鳥の原画なずるや芒種の日

(この俳句の「なずる」は「愛でる」の比喩的表現で、空想句です。作品には手を触れていませんので、誤解しないで下さいね。)

  

面白き俳句の世界芒種かな

ここをクリック(タップ)して、「芭蕉や虚子の面白い俳句をまとめました」をご覧下さい

    

芒種の日カフェで開くミニ句会

氷菓食ぶ古りし歳時記開きつつ

「氷菓」は「ひょうか」と読みますが、アイスクリームなどの意味なので「食む」と言わず、「食ぶ」と表現する方が響きが相応しくてよいと思います。

薫風士は、歯の治療中なので柔らかいチ-ズケ-キを食べましたが、その美味しさに大満足でした。

  

アナベルを挿し木にしたる我が狭庭

アナベルとふ紫陽花くれし句友かな

         (薫風士)

  

宝塚の「花のみち」で見かけた白い紫陽花を吾庭に欲しいと思って話題にしたところ、句友が挿し木にすると良いと言って、後日くれました。

「とふ」は、「てふ」と同様に、「という」意味を表す古語です。

  

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冒頭の写真は、日本伝統俳句協会6月のカレンダー(一部分)と手塚治虫記念館の入場券やパンフレット、記念館周辺の風景です。

最後の写真はNHK-TV南さんの天気予報の解説画面です。

  

   

この青色文字(「俳句」や「HAIKU」)をタップすると、「俳句HAIKU」の最新の俳句や英語俳句の記事をご覧になれます。

    

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2024年6月 3日 (月)

二拍手に初夏の鳩来や地鎮祭

 


地鎮祭初夏の街角まんぽ道
地鎮祭祝ぐ乾杯や若葉風
新世代來しニュータウン風薫る

         (薫風士)


掲句は地鎮祭をまんぽ道で見かけて詠んだ新世代歓迎の存問の俳句です。


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_111807 最新の俳句や英語俳句の記事は、青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップしてご覧下さい。

2024年5月 2日 (木)

春雨の廣田神社吟行写真集

 

八十八夜に当たる5月1日は生憎の春雨になりましたが西宮市の廣田神社に参拝して霊気を賜り、吟行して広田山荘で句会をしました。

 

広田神社は、伊勢神宮など、日本に22社ある官幣大社の一つです
廣田山公園の名勝「小葉三葉躑躅」の花は散ってしまい、新緑になっていたので、来年は春風花の盛りの「つつじ祭り」に訪ねて「まんぽ俳句」を口ずさみたいと思っています。
  

 

春雨に踏む音清しさざれ石
春雨に祈りを込めて参拝す
春雨に霊気賜り句に遊ぶ
鰹木の金輝くや春の宮
絶へざりし春の神水龍の口
岩間より春の神水流す龍
廣田山三葉躑躅の新樹かな


仲良しや八十八夜の俳句会


この句は中七が八音の字余りですが、「仲良しの八十八夜俳句会」と定型にするより句意が明瞭で、リズムも良くインパクトがあって良いと思い、敢えて字余りの句にしました。

         (薫風士)


青色文字をクリック(タップ)してリンク記事をご覧下さい。
写真は、 スマホ写真なので、タップ拡大してご覧になり、疑似吟行をして頂けると幸いです
掲句は観光スポット紹介のブログ用拙句ですが、「神水」は「夏の季語」とされています。(カラー図説日本大歳時記の写真参照)

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「兜麓底績碑と天狗のさばき」の写真の記事の詳細は、ここをクリック(タップ)して、ご覧下さい
最後の写真は、カラー図説日本大歳時記「神水」などの解説(一部分)や廣田神社の解説書と境内マップです。
賽銭箱が三ヵ所あるのを見て、「二礼二拍一礼」の参拝様式には「参拝」と「三拝」の掛詞や「三顧の礼」に通じる意味があると、ふと思いました。
ちなみに、「兜麓底績碑」は、「とろくていせきひ」と読みます。


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2024年4月 5日 (金)

大阪城《初桜・開花・満開》

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tenki.jpの2024年桜開花予報によると、高知県は3月23日に開花し、3月31日に満開でしたが、神戸市は4月1日の万愚節に開花し、4月8日の花祭りに満開の見込みです。

  

「開花」や「満開」は季語ではありませんが、検索の便を考慮してタイトルに含めました。

   

4月6日に訪ねた大阪城公園の満開の桜は圧巻でした。汗ばむ陽気花見を満喫しました

  

最後の写真を見て疑似吟行をして頂けると幸いですが、青色文字をクリック(タップ)すると、リンク記事をご覧になれます。

    

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(写真)

日本伝統俳句協会4月のカレンダー(一部分)

 

     

    

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まんぽ道で花見の一行に合いました。話しかけたところ、いきいき百歳体操」のグループの花見とのことでした。杖を頼りに歩いている方もいましたが、楽しそうにしていました。

   

振り返り又ふりかへり初桜

掲句は、俳句を始めた頃に全国俳句大会に参加して感銘を受けた特選句です。

俳句大会や入選者の記憶は定かではありませんが、俳句とはこういう風に詠むものかと、印象に残っています。

    

ここをクリック(タップ)すると、歳時記(俳誌のサロン)の「初桜」など、桜の例句をご覧になれます

  

青色文字のタイトルをクリック(タップ)して、「《花は桜》(俳句と写真集)」や「花見して自由奔放句を口に」をご覧下さい。

    

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武庫川堤防の桜並木には犬連れや家族連れなどが沢山花見をエンジョイしていました。

   

   

犬連れや城の花見の人混みに

ベロ出して喘ぐ子犬や花日和

大阪城公園の約3千本ある桜は満開で、花見に絶好の日和でしたが、花に興味のない子供や子犬が夏日のような熱さにウンザリしていました。

   

花の雲たなびき青きビル聳ゆ

  

ここをクリック(タップ)すると、芭蕉の俳句観音のいらかみやりつ花の雲」の英訳をご覧になれます。

    

花の雲タワークレ-ンXに

「X」は、「旧ツイタ-」のことでなく、形のことです。

寝屋川の船の駅の写真をタップ拡大してご覧下さい。 

  

満席のROAD-TRAIN花見客

イベント城ホに並ぶ花見客

御座船の花見断念時間待ち

暑さにウンザリした孫は御座船に乗って見たいと言いましたが、乗船は2-3時間待ちだったので断念し、アイスを食べました。

    

ミライザやコース迷ひし花見客

掲句は観光スポット紹介の拙句ですが、広大な敷地の広場や通路に観光客が溢れ、順番待ちの行列で、ランチの選択や行き先に迷い、口ずさみました

        (薫風士

  

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2024年4月 1日 (月)

俳句《四月馬鹿・万愚節》31句


   

翔平の兄は新庄四月馬鹿

 

ここをクリック(タップ)して、日刊スポーツの記事(【日本ハム】22億円だまし取られた過去持つ新庄剛志監督「俺はお兄ちゃん?」大谷翔平にエール)をご覧下さい。

 

拙句の青色文字をクリック(タップ)して、お暇があれば、リンク記事をご覧下さい。

俳句の面白さが倍増すれば幸いです。

 

「新庄」と言えば、野球を知らぬ俳句愛好家は最上川を詠んだ芭蕉の俳句芭蕉像を連想するでしょう

ここをクリック(タップ)して、新庄市HPの「八向(やむき)楯と芭蕉乗船の地」をご覧下さい

     

翔平の善意が徒に万愚節

大谷翔平選手は、人を信じる善意の行為が徒(あだ)になり、信頼していた専属通訳(水原一平氏)の賭博依存症の被害に遭ったのではないでしょうか?

  

万愚節賭博は嫌よIR(アイアール)

「IR」は、「国際会議場や展示場、ホテル、レストラン、ショッピングモール、エンターテイメント施設、カジノなどで構成される一群の施設」を意味する言葉「Integrated Resort(統合型リゾート)」の略ですが、「カジノ(賭博)」の公認は慎重に検討しないと、将来に禍根を残すことになるでしょう。

  

万博のコスパは如何万愚節

「コスパ」は「コストパフォーマンス」の略称です。

大阪•関西万博の建設費の増大が問題になっていますが、コストダウンのみならずアウトプットの向上、開催期間の延長とか建設施設の開催後の有効活用など、コスパの向上を推進してほしいものです。

   

地震対策如何万博万愚節

地震対策」は「ないたいさく」と「5・7・5」の定型のリズムで読んで下さい。

遊び心で全て漢字の俳句にしました。

    

欠かせない宇宙の視点万愚節

物事を判断するには、一歩踏み込んで360度の視点で考える必要があると思っています。  

  

句友とす墓の話や万愚説

Xの中身は如何四月馬鹿

夏祭り最後を飾る揚げ花火」をご覧下さい。

  

  

忖度地震に惑ふや万愚節

防災や震災復興対策は「原状回復」よりも「未来志向の根本的復興対策」が必要でしょうが、高齢化・過疎化の現状を考慮すると、容易ではありません。

      

売り込みの記事はフェイクか万愚節  

欲を呼ぶメ-ルは詐欺か四月馬鹿

急いては事を仕損ずる」という諺がありますが、ネット販売などの巧みな「ダ-クパターン」に騙されないように注意しましょう。

   

川柳も俳句も遺産万愚節

川柳も俳句や同じ四月馬鹿

倍増のアクセス期待万愚節

  

まんぽ俳句」を口遊み花鳥諷詠のみならず俳諧の精神も生かしてユネスコ世界無形文化遺産登録への草の根運動をエンジョイしたいと思っています。

  

先生の笑ひ虚ろや万愚節

子供達の教育は、プレバト流の専制的序列主義ではなく、自然に接し自然から学ぶ「個性を生かすゆとりのある教育」を推進して欲しいと思っています。

     

トランプはミ-ファーストか万愚節

アメリカの市民が世界平和実現の為の賢明な選択をしてくれることを祈るばかりです。

  

梅東風や届け世界にこの思ひ」をご覧下さい。

  

まやかしアナクロも嫌万愚節

「アナクロ」は「アナクロニズム」(時代錯誤)の略です。

   

聴く耳にこの句届くや四月馬鹿

聴く耳の結果を期待万愚節

聞く耳に期待をしたり四月馬鹿

たとえ俳句馬鹿と嘲られても、批判に応えるには、偏見を覆す結果を出す忍耐強い努力が必要だと思っています。

   

万愚節まん歩に愛でる開花かな

借景の木蓮枯れし万愚節

万愚節松食虫の蔓延りて

木蓮も松も枯れたり万愚節

松枯れの増ゆる無惨や万愚節

切られ過ぎ躑躅が泣くや万愚節

犬連れと行き交ひ暮れし万愚節

最後の写真をご覧下さい。

 

万愚節公約破り何するの

四月馬鹿善意無視して何するの

栃の花散りし新芽や天を突く

「橡」は「栃」とも書いて、花や実が俳句に詠まれています

   

俳句記事市長に届け万愚節

花と緑を愛で、健康長寿を目指して、まん歩をエンジョイ出来る町の環境を維持して欲しいものです。

最後の写真をご覧下さい。

         (薫風士)

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2024年2月11日 (日)

節分の癒しの古筝絵画展

   

タイトルはブログ用の拙句です。

句友が入場券を送ってくれたので、丹波市立植野記念美術館を訪ね、リニューアルオープン絵画展と古筝演奏会をエンジョイしました。

絵画展のテーマは「柏原ゆかりの近現代作家たち 三友楼コレクションを中心に」でした。

 

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当日は西山酒造のイベント「今朝思慕里酒祭」の利酒を少々呑んだので自分は運転をしないで国道176号を伴侶とカーナビの運転に任せましたが、近くでグルグル回りをさせられ、道に迷ってしまいました。

野球練習中の春日中学校の生徒や先生の親切な説明に従って北近畿豊岡自動車道の無料区間を利用して氷上ICを出たところ、すぐに到達することが出来ました。

 
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お陰様で、中国古筝の演奏家伍芳(ウー・ファン)さんのコンサートと絵画展を満喫しました。

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神戸在住のウー・ファンさんは阪神・淡路大震災で亡くした姉を偲ぶ自作の曲も披露しました。

旧聞ですが、ここをクリック(タップ)して、2015年5月掲載の神戸新聞特集記事をご覧下さい

  

三友楼所縁のこの絵画展の会期は3月24日(日曜日)までありますが、期間中に一部展示品の入れ替えもあるようです。

  

植野記念美術館に自動車で行かれる方には、北近畿豊岡自動車道の無料区間を利用して氷上ICを出られることをお勧めします。

 

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2024年2月 7日 (水)

早春の吟行《清荒神》

   

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冒頭の写真は清荒神清澄寺境内案内図や行事案内ポスター、パンフレット(一部分)、清荒神駅ホ-ムにある清荒神清澄寺案内板などです。

 

 

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宝塚市にある清荒神清澄寺を2月7日に訪ね吟行した写真を掲載します。

 

  

鉄斎美術館は閉鎖されていましたが、4月4日から開館され、富岡鉄斎没後100年記念展覧会が開催されます❗

  

写真をタップ拡大してご覧になり、疑似吟行をされるのも結構ですが、実際にお参りし、吟行されることをお勧めします。

写真や「まんぽ俳句」の拙句が吟行の何らかのヒントになれば幸いです。

最後の写真の雛壇は宝光亭にありました。

   

紅白の春の山茶花参道に

(「山茶花」は冬の季語なので「春の山茶花」としました。)

   

あな不思議スマホ写真に春の虹

(不思議なことに、スマホで撮った参道の写真に逆さ虹が写っています。「虹」は夏の季語なので、「春の虹」と表現しました。)

   

濡れつつも交はす季語論春時雨

(「時雨」は冬の季語ですから「春時雨」にしました。)

   

狛犬も布袋(ほてい)も阿吽春の杜

(清荒神の境内は神仏習合で、狛犬の奥にある対の布袋の笑みも、気のせいか、阿吽(あうん)に見えました。

  

早春の鳥居仰ぐ女(め)赤と黒

(珍しい緑青色の鳥居を見上げていた老女(?)連の赤や黒のコ-トの色が印象的でした。)

   

春の池鯉悠然と神の杜

(池苑に黒い鯉が沢山悠々と泳いでいました。)

  

荒神の薄墨桜芽吹き未だ

(薄墨桜の芽吹きまでには未だ間がありそうです。)

  

大いなる仏足石や冴反る

(「冴返る」は春の季語です。奈良の薬師寺にある仏足石は753年に作られ日本最古です。)

  

春天を仰ぎ掛け水大地蔵

(巨大な一願地蔵に水を掛けるのは容易ではありませんでした。)

  

切株の朽ち面笑むや杜の春

(朽ちて穴が開いた切り株を遊び心で誰かが笑顔に造形したようです。)

  

手相見の見るは足元春の顔

(占師は手相を見ながら客の顔色や足元を見て占うとのことです。

この句は「俳句擬き川柳擬き」ですが、「春の顔」を「客の顔」に変えると、完全な川柳になります。)

  

早春の古りし参道花舗明り

(平日早朝の参道は参拝者も稀で古びた店が並ぶ中で花屋さんの赤や黄色の花が印象的でした。)

  

白蛇の幸も売り物春の店

池田竹産店の白蛇の親子を見て蛇嫌いの句友も可愛いと言っていました。

    

春浅き参道犬と相老いて

(参道や境内で犬連れの参拝者をよく見かけました。)

  

春の宮犬の顔出す乳母車

(乳母車に稚児と犬を乗せている夫婦がいました。)

   

荒神の水音清し春の滝

(「滝」は夏の季語なので「春の滝」とし、遊び心で「上五」の「荒神」と「中七」の「(水音)清し」を合わせると「清荒神」になる表現にしました。)

  

龍王てふ滝に祈る女春の杜

「てふ」は、「ちょう」と読み、「という」意味の古語です

「女」は「め」と定型のリズムで読んで下さい。)

竜王滝に手を合わせている女性を見かけて口遊みましたが、滝の左の岩陰に小さな地蔵が立っています。

         (薫風士)

  

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2023年12月 9日 (土)

《冬霧》丹波並木道中央公園

    

冬霧に霞む丹波の並木道

冬霧朝日の霞む並木道

冬霧の並木を行くや句を口に

冬霧や俳句談議す俳句好き

冬霧の晴れておどろし恐竜像

冬霧の晴れる思ひや言ひ尽くし

冬晴を俳句好き行く並木道

古民家の天井窓の冬明り

句座の昼冬菜サラダをたっぷりと

アッシ-役終へし夕餉の温め酒

      (薫風士)

     

「古民家」の俳句の「冬明り」は、「初明り」とすれば新年の俳句となりますが、「月明かり」とすれば名月の俳句になると思います

青色文字の文字をクリック(タップ)して、リンク記事をご覧頂ければ、面白さが倍増すると思います。

    

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掲句は、デカンショで知られる丹波篠山市兵庫県立丹波並木道中央公園を俳句仲間と12月6日に吟行して詠んだ拙句(まんぽ俳句)です。  

聞くところによると、第55回三田市民文化祭俳句大会は会長以下関係者のボランティア活動により成功裏に終わりましたが、会員の高齢化で開催の準備が大変だと、将来が危惧されます。

  

そこで、三田市の協力をもっと得ることが出来ないのか?と話題にしたところ、三田俳句協会の関係者は「残念ながら三田市にはその余裕が無い」と諦めているようでした。  

歴史的に著名な俳人がいた丹波市など、市を挙げて「俳句で町おこし」をしている市と同一に論ずることは出来ませんが、俳句は比較的に費用を掛けずに市民の健康維持に役立てることが出来ると思います。

妊婦や病人を受け入れる病院の維持管理体制を確立することは勿論重要ですが、市民の健康維持、特に、寝たきり高齢者の発生を予防するためにも、市民の文化活動を支援協力する一環として、三田市当局の関係者が市民文化祭俳句大会の準備などに協力する体制を作って頂けないでしょうか?

そうすれば、高齢者のみならず現役で活躍している若者にとっても魅力のある「花と緑」の豊かな文化的ベッドタウンとして、もっと活性化されるのではないでしょうか?

  

並木道公園を案内してくれた句友はこの公園を毎日のように散歩しているそうですが、薫風士は三田市にある兵庫県立人と自然の博物館(ひとはく)周辺の深田公園を散歩して、健康維持の「まんぽ俳句」を口ずさんでいます。

  

皆さんも現地を訪ねることが出来ない場合は、写真をタップ拡大してご覧になり、疑似吟行の「まんぽ俳句」を口遊み、生きづらい世を「それぞれ」にエンジョイされることを願っています。

「まんぽ俳句」を貴方が詠まれるのに、薫風士の「冬のまんぽ俳句特集」が何らかのご参考になれば幸いです。

  

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ここをクリックして、恐竜が啼く動画をご覧下さい❗
  
  

最後の写真は、ホロンピアホテルにある「旨いもん屋 さんで~」の一画を薫風士が撮ったもので、丹波並木中央公園の古民家の写真ではありませんが、ここで句会をさせて頂いたので掲載しました。

  

 

2023年10月11日 (水)

「客観写生」と「花鳥諷詠」の違い

  

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(写真)

冒頭の写真は、花鳥2024年8月号(P54~55)「紙ふうせん」の記事です。

薫風士がネット俳句交流の誘いをしています

   

   

2番目の写真は、花鳥2023年11月号の「花鳥徒然」の記事(薫風士の投稿)です。

タップ拡大してご一読下さい。

    

高浜虚子は、自由にものが言えない戦時中の俳句では「客観写生」を唱道し、戦後自由にものが言えるようになると、「花鳥諷詠」を推奨したのだろうと推測していましたがウイキペディアには次の解説があり、両者の違いについて明確な定義は無いようです。

  

「花鳥諷詠」は1928年4月21日の「大阪毎日新聞」の講演会で提唱された。「花鳥」は季題の花鳥風月のことで、「諷詠」は調子を整えて詠う意味である[注 1]

  

一般に「花鳥風月」といえば「自然諷詠」の意味になるが、虚子によれば「春夏秋冬四時の移り変りに依って起る自然界の現象、並にそれに伴ふ人事界の現象を諷詠するの謂(いい)であります」(『虚子句集』)と「人事」も含めている。この「花鳥諷詠」は「ホトトギス」(俳誌)の理念であるが、それまで主張していた「客観写生」との関係は必ずしも明らかではない。虚子は終生この主張を変えることなく繰り返したが、理論的な展開は示さなかった。

 (以下省略)

    

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(写真)

人と自然の博物館のイベントのパンフレットと新館の軒からの眺めです。

 

ひとはく」(兵庫県立人と自然の博物館)の新館の軒にある鎖樋が秋雨に奏でる音を聴きながら「まんぽ俳句」を口遊み、冒頭の写真を見ながら拙句を推敲していて、ふと客観写生と花鳥諷詠のことを考えました。  

   

(A. 客観写生)

秋雨の旋律奏づ鎖樋

  

(B. 花鳥諷詠)

秋雨の旋律愛づや鎖樋

   

掲句について、「Aは客観写生であり、Bは花鳥諷詠である」と言えるのではないでしょうか?

 

客観写生をして、感じたことや思ったことを俳句に詠み込めば、それが花鳥諷詠だと思います。

 

貴方のお考えなど、何らかのコメントを頂けると幸いです。

  

ちなみに、花鳥諷詠についてWEB検索をすると、新興俳句と花鳥諷詠論」(松井利彦著)という興味深い参考になる記事がありました。

    

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