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2020年10月23日 (金)

子の描く俳聖殿や天高し (上野公園・俳句と写真)

  

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10月20~21日に「GoToトラベル」(1泊)を利用して、伊賀上野城や芭蕉翁記念館、俳聖殿、蓑虫庵、くれは水辺公園など、伊賀市観光スポットを巡り吟行しました。

   

薫風士の写真と俳句をご笑覧下さい。

(写真はクリックすると拡大します。)

  

・俳聖殿覗き遊ぶ子秋麗

  

・覗き見し蕉翁像や秋の声

  

金風や令和の献句数十人

   

・俳聖殿鴉一声秋高し

  

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2020年10月19日 (月)

破蓮や二千年経し大賀ハス(綾部の蓮池吟行)

    

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2020年10月13日に句友と綾部市の岩王寺や若宮神社、長福寺、極楽寺の蓮池など、吟行向きの観光スポットを巡りました。

(青色文字をクリックすると綾部市観光ガイドの解説など、関連の記事や例句をご覧になれます。)

(神宮山)岩王寺は「茅葺の寺」とも呼ばれるように山門も御堂も茅葺のユニークな屋根ですが、「しゃくおうじ」という呼称は、「寺の奥から産出した石で作った硯を嵯峨天皇が愛用されたこと」に由来しているそうです。  

参道の石段は苔むして、山門の素朴な仁王像は片手が折れたり朱色が剥げたりし、御堂の屋根に小さな雑木が生え薄黄葉になっているなど、寺の歴史を感じました。

   

朱の剥げし阿吽の仁王秋の声

  

秋深む苔むす磴の硯石

  

薄紅葉御堂の屋根に小木生え

  

若宮神社は龍の彫刻がユニークですが、それを小さな狛犬が恰も見上げているように感じました。

 

狛犬の見上げる龍や宮の

     

長福寺の観音堂は観音菩薩像が33体も安置されており、屋根の構造などもユニークです。

  

絵馬堂の旧りし扁額秋の風

  

観音のもたらす奇遇秋麗

  

句心を繋ぐ観音秋深む

 

敗荷に耽る感慨極楽寺

    

  タイトル俳句の「大賀ハス」については冒頭の写真をタップ拡大して解説をご覧になれます。

蓮は実も枯葉も蓮根と同じ空洞があり、泥に生まれて美しい花を咲かせることで釈迦の説法に用いられていますが、釈迦如来像の台座の形状にも蓮の花が取り入れられたことに、今更ながら認識を新たにしました。

破蓮」は、「敗荷」と同じ秋の季語で、「やれはす」とか「やぶれはす」と、俳句のリズムを整えて読みますが、俳句では散文のように「破れ蓮」と書かないで、「送り仮名」の「れ」を省略して簡潔にするのが普通です。

     

由良川の流れざるごと秋の雲

  

秋水の行方見違ひ一議論

  

金風「ゆらり弁当」食み句会

  

丹波路の流れも愛でて秋の句座

   

吟行に丹波の秋を惜しみけり

     

地元の句友の丁寧な案内で秋の吟行をエンジョイすることが出来ました。

  

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事のタイトルが表示され、この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事のタイトルが表示されます。タイトルをタップしてその記事をご覧頂ければ幸いです。

  

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2020年9月26日 (土)

買物へ虫の音続く遊歩道 (子規忌の「まんぽ俳句」と写真)

  

故郷を「まんぽ俳句」で元気にしよう!

青色文字をクリック(タップ)してリンク記事をご覧下さい。

  

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俳句は好き好きですが、「コロナ禍にベッドタウンの良さや俳句の面白さ・奥の深さを知ってほしい」との思いでこの俳句ブログを書いています。 

   

   

9月19日は正岡子規の忌日(子規忌・糸瓜忌・獺祭忌)で、土・日「敬老の日」「秋分の日」と、4連休です。

  

芭蕉・子規・虚子の俳句、まんぽ写真・俳句などを楽しもう!(WEB特集)」をお楽しみ下さい。

       

秋冷の朝の漫歩や老いも駈け

  

爽やかに老いを追ひ越しジョガー行く

  

橡の実の歩道ジョガーの駆け抜けり

  

秋晴や行き交ふ男女小犬連れ

  

秋冷の朝日の影と遊びけり

     

乙女等のコーラス清し秋高し

    

五歳児も昇る遊具や天高し

   

虫集く園の探検五歳児も

  

幼子の空切るばかり捕虫網

    

ひとはく」の園の虫取り賑はへり

    

愛犬の取り持つ会話秋うらら

      

秋の暮園の呻きは牛蛙

 

句に遊び園の一日や獺祭忌

   

掲句は薫風士の「まんぽ俳句」です。写真を参考に貴方も作句をお楽しみ下さい

青色文字の季語をクリックすると、「歳時記」(俳誌のサロン)などをご覧になれます。

   

青色文字をタップすると、最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

  

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  写真はタップ・拡大してご覧下さい。

  ワンちゃんがもっと鮮明に見えますよ。

  

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2020年9月 6日 (日)

「百日紅」の俳句と写真(特集)

      

いつの世も祈りは切や百日紅

       (中村汀女)

    

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冒頭の写真は、薫風士の故郷の菩提寺(白毫寺)の本堂前の苑の一部分です。

丹波の白毫寺は九尺藤の藤棚で観光スポットになっています。

   

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今朝の「まん歩」から共感する俳句を歳時記(俳誌のサロン)から気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

(詳細は青色文字の季語をクリックしてご覧下さい。)

  

    

    

人住むか住まぬか咲くは百日紅 

        (小黒カツ)

    

一つ家に表札二つ百日紅   

        (高橋瑛子)

(この俳句は自分の家のことか、他人の家のことか、不明瞭です。) 

  

お隣の百日紅の咲くわが家  

        (稲畑汀子)  

(この俳句の「百日紅」は「さるすべり」と読むと「字足らず」になります。「ひゃくじつこう」と、「5・7・5」のリズムにして読みます。)

     

百日紅もう父母をらぬ家となり 

        (北崎展江)

   

古びたる団地にぎはし百日紅 

        (西本花音)

     

表札に子の姓並ぶ百日紅  

      (田原陽子)

(この俳句は子供と同居したことを詠んだものでしょうか? 語順を変えて「表札に並ぶ子の姓百日紅」とすると、たまたま見かけた家の表札を詠んだことになるでしょう。語順によって句意やニュアンスが変わります。「俳句雑感(3)俳句のリズムを考える」参照。)

   

(薫風士の「まんぽ俳句」と写真を掲載します。)   

百日紅コロナにめげず句に遊び   

をちこちの街角さゆる百日紅  

コロナ禍や漫歩に愛づる百日紅  

コロナ禍や白く逞し百日紅  

大房の重きに垂るる百日紅  

仰ぎ見る百日紅に朝の月  

清貧の自粛の日々や百日紅  

ニュータウン旧りし石垣百日紅

    

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

   

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2020年8月30日 (日)

新涼の深田公園まん歩する(まんぽ写真特集)

   

P.S. 2022.9.23

922日のプレバトを見ると、「プレバト俳句ふるさと王争奪戦」という新企画の「写真俳句」番組でしたが、夏井先生の査定や添削も納得できる興味深い番組でした。

「俳句HAIKU」の写真俳句は、「吟行地を紹介し、読者が写真を自然に見立てて疑似吟行をする参考になること」を意図していますので、プレバトの写真俳句と趣旨が異なります。

誤解されないように念のためにこのP.S.を追加しました。

   

(2020年8月30日)

新涼に歩す友好の並木道

 (1987年国際居住年記念植樹の並木道は散歩に最適です。)   

   

虫の声止めば日の出の蝉時雨

(虫の声が止み暫くすると、朝日が昇り始め蝉があちこちで鳴き始めました。)

   

涼しコロナマスクの散歩人

 (早朝の散歩でも几帳面にマスクをしている方がいました。)

   

朝日差す深田公園薄紅葉

 (猛暑が続いているせいか、早くも紅葉が始まっていました。)

    

足早しカメラ逃れし水黽

  (アメンボはカメラを構えるとサッと逃げ、接写が出来ませんでした。) 

   

早朝の太極拳や涼新た

ホロンピア館壁面のマジックミラーを鏡に体操や太極拳をしている方を見かけました。)

      

朝日差し白きを誇る百日紅

(白いサルスベリは珍しいですね。)  

  

コロナ禍の連日の猛暑で運動不足になったので、早朝に深田公園を散歩し、「ひとはく」ホロンピア館などの写真を特集しました。(2020.8.25~29)

散歩気分をシェアして頂ければ幸いです。

    

写真はクリック・拡大してお楽しみ下さい。アメンボやワンちゃんもいますよ!

(ワンちゃんの散歩特集写真はここをクリックしてご覧下さい。

  

青色文字をタップすると、最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

     

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Haiku about rings made by water-striders (See pictures.)

    

・水黽の水輪をちこち映ゆる空

 (amembo-no mizuwa-ochikochi hayuru-sora)

     

 rings made by water striders

 here and there

 on the reflected sky

   

・水黽の水輪をちこち空映ゆる

  (amembo-no mizuwa-ochikochi sora-hayuru)

  

  the clear sky reflected,

  here and there

  rings made by water-striders

      

Appreciate the diferrences in the meaning according to the difference in the word order of the Japanese haiku. 

   

Click and enlarge the pictures to find the rings made by water-striders. 

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Click the following URL to see "Bashō's haiku in Japanese and English by L. P. Lovee":

http://www.haiku-hia.com/about_haiku/basho300_en/archives/300-01_en.html#preface_en

  

京都・夏の貴船吟行(俳句と写真)


Click here to see Bashō's haiku in Japanese and English by L. P. Lovee”

       

昨年の7月8日、朝の天気予報によると梅雨晴れが一日は期待できそうだったので、急に思い立って京都の貴船に吟行に行きました。

7月8日は貴船神社の「水まつり」や「星祭」があり、和服姿の若い女性をよく見かけました。       

「川床」は貴船では「かわどこ」と呼ぶそうですが、俳句では「ゆか」と読み、「夏の季語」です。

  

月並ですが、薫風士の吟行俳句を掲載します。

青色文字をクリックすると、関連の解説記事をご覧になれます。

     

梅雨晴間ホームに立ちし旅心

    

降り立てば貴船の瀬音風涼し 

   

貴船川草履の並ぶ川床座敷

   

貴船てふ地酒も美味し川床料理

   

冷やし酒鴉は岩で清水飲み

      

河鹿なく高き瀬音や箸を置く

  

本殿へ登り詰めたる老の汗

  

星祭る貴船の馬像白と黒

   

向ひ合ふ馬像の由来梅雨の晴

  

みずうらや浮かぶ大吉青葉風

   

梅雨晴の貴船の一日惜しみけり

    

俳画や写真俳句において、俳句と画像の付き過ぎは良くないとされていますが、

吟行俳句を作る参考になればとの思いから、拙句を詠んだ情景の写真を掲載します。  

  

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

トップ欄か、この「俳句HAIKU」をタップすると、最新の全ての記事が掲示されます。  

  

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奥の細道むすびの地記念館の見学(俳句と写真)

  

芭蕉の俳句300句の英訳にチャレンジしているので、大垣市の奥の細道むすびの地記念館」を2019年9月に訪ねました。

芭蕉が奥の細道で詠んだ俳句の句碑や銘板などを読みながら、記念館まで「四季の路」の漫歩をエンジョイしました。

途次23か所にあるトイレは、「貴船橋手洗場」など風流な名前が付けられ、壁に芭蕉の俳句の銘板が貼ってあるのが印象的でした。

大垣・芭蕉館の一端を紹介する薫風士の俳句と写真をご笑覧下さい。

青色文字の季語をクリックすると歳時記(俳誌のサロンの俳句などをご覧になれます。

  

金風や芭蕉の句碑の「四季の路」 

爽やかやトイレの壁に芭蕉の句

閉店の駅前デパート秋の風

秋風や芭蕉俳句の町興し

風白し八幡宮のさざれ石

絶えざるや「被爆地の跡菊の花

の潜る水門川に街映ゆる

秋水に映ゆ新庁舎工事中

爽やかな自噴の水やをちこちに

さはやかや掃除ガイドのボランティア

売店の地酒新酒か芭蕉館

の旅しめの地酒を飲み干せり

      

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最新の俳句や英語俳句の記事は、青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップしてご覧下さい。

この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事をご覧になれます。

   

2020年8月23日 (日)

丹波路の森のひととき水遊び (俳句と写真)

  

故郷を「まんぽ俳句」で元気に、未来に繋ごう

   

P.S. 2022.3.12

ウクライナ紛争について、「已むに已まれぬ思い」を俳句に詠み、記事を書きました。

青色文字をクリック(タップ)して、血に染むなドニエプルてふ春の川」や春一番この発言はおぞましき」をご覧下さい。

  

見たきものドニプル川の水遊び

     

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青色文字をクリック(タップ)してリンク記事をご覧下さい。

  

コロナ禍の猛暑の中を墓参を兼ねて幼孫を連れて「森のひととき」や福知山城に行きました。

 

森のひととき」はキャンプ場で涼しい風が吹き、子供たちは遊具や渓流の水遊びを楽しんでいました。

(ワンちゃんも川遊びをしています。2年ほど前に撮った写真なので誰もマスクをしていません。クリック・拡大してご覧下さい。)

  

愛犬も子等と一緒に水遊び

渓流の蟹捕り親子睦まじく

ワンちゃんも水遊びして平和かな  

   

渓流に立てば堰落つ小さき蟹

(渓流に入ったときに丁度小さな蟹が堰を這っていましたが流れ落ちました。)

  

蟹潜む石に蛙は正座して

(「蟹」は夏の季語、「蛙」は春の季語です。ありのままに詠んでいます。)

   

天守への坂の炎暑やマスクして

  

喘ぎ来し天守の狭間風涼し

      

福知山城はNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公明智光秀に所縁のある城です。

猛暑とコロナの影響で観光客が少なく、コロナの感染を心配することなく見物出来ましたが、真昼の極暑にマスクして天守に登るのは閉口しました。

   

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2020年8月 6日 (木)

冷酒酌み初物愛でるミニトマト

       

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(2024.7.14タイトルなど更新)

初物をお裾分けすやミニトマト

 

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ささやかでもコロナ禍の地産地消を実践・推進しようと、2020年4月に、狭庭の菜園作りを詠んだ俳句「春耕やコロナウイルス遣り過ごし」のブログを書きました。

  

春耕の美女はマスクにコロナ避け」の女性のように、本格的な野菜作りなどを楽しんでいる方々も少なくないでしょう。

 

いずれにせよ、コロナ対策を詠んだ拙句に、定年後の「withコロナ」の新しいライフスタイルとして、共感してくれる方は沢山おられるだろうと思います。

  

地酒愛づ句友のくれし苦瓜に

  

句友は野菜作りもベテランのようですが、コロナ禍の外出自粛中の暇を活用して手作りの写真入りの句集も出版しています。

  

薫風士の菜園は畑とは言えない小さな花壇のようなものですが、お陰様でそれなりに春耕の効果があり、トマトやキュウリ、茄子、シシトウなど、毎日新鮮な野菜を食べ、食べきれないと野菜ジュースにして飲んでいます。

スイカも三つ四つなっていますのでいずれ食べれるように大きくなるだろうと、日々の成長を楽しみにしています。

  

冷酒にはシェリーグラスか江戸切子    

冷酒とてシェリーグラスの似合ふ瓶  

江戸切子美味さ一入冷し酒  

冷し酒枡のグラスを溢れをり

         (薫風士)

「冷酒」や「冷し酒」は夏の季語ですが、年中冷酒をコップで飲んでいる人も居るようです。

  

広辞苑によると、「切子」は「切籠灯籠」の略なら「秋の季語」で、「切子ガラス」の略なら「夏の季語」です。

  

結社の俳誌などに投稿する場合は、季語に拘るなど、選者の好みを知って季語の使い方を研究しておくと良いでしょう。

選者によっては「寺」を詠んだ俳句は採らないとか、「コロナ」を詠んだ俳句は採らないというような事もあるようです。

  

一般に句作を楽しむには、「歳時記」などの季語にあまり捉われず、感じたことや見たことなど、「自分の思い」を「5・7・5」で表現することにより「俳句のリズム」を身につけることが、俳句上達の早道ではないでしょうか?

 

俳句のリズムが身につけば、多作多捨・推敲が容易になり、そのうちに選者好みの俳句や、個性的な良い俳句が作れるようになるでしょう。

  

写真の酒は薫風士が日頃紙パックの安酒を飲んでいるのを見て、お中元に俳句に所縁のある西山酒造の枝豆入り冷酒セットを京都の親戚から贈ってくれたものです。  

  

(青色の文字をクリックして、「歳時記」の俳句、関連のリンク記事などをご覧下さい。)

     

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2020年7月25日 (土)

コロナ禍の「GoTo」迷走鵯巣立つ

  

(24.11.24 更新)

居間の窓巣立ちし鵯等小鳥来る

           (薫風士)

  

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7月22日の「大暑」に新型コロナウイルスの感染者が累計で東京は1万人を超え、全国では3万人を超え、感染拡大の第2波が懸念される状態です

 

GoToトラベル」のキャンペーンが開始されましたが、 

「GoToトラベル」よりも「GoToコロナテスト」「GoToCheckCOVID-19」促進の体制を充実することが先決でしょう。その方が経済効果が大きいのではないでしょうか?

  

安心できれば、奨励されなくても人々は旅行するようになるでしょう。

  

「COVID-19」は「新型コロナウイルス感染症」のことです。「check」には「検査する」とか「阻止する」という意味があります。

   

"Go to check COVID-19" を世界的な協力体制で推進してほしいものです。

  

世界の新型コロナウイルス感染者数は1,500万人を超え、死者は63万人を超え、更に感染拡大が続いています

  

このような状態では医療体制が整備されない限りオリンピックが来年開催出来るとは到底信じられません。

関係者は対策に苦慮されているでしょうが、思い切って2024年開催の可能性を検討して、IOCに再延期を働きかけるべきではないでしょうか?

  

23日から「海の日」・「スポーツの日」・土・日と4連休ですが、

新型コロナウイルスの拡散を防止するためには外出を自粛して庭の手入れをする方が、不安な旅行やジム通いなどよりはるかに健康的だと思っています。  

  

タイトルの俳句や次の句は薫風士の「日記俳句」・「備忘録俳句」です。

  

入梅(6月10日)頃に巣立った四十雀の写真も最後に掲載します。

  

の子や葉陰に潜み飛翔待つ

  

我が狭庭コロナを知らず巣立つ

   

海の日」やコロナテストの促進を

  

コロナ禍の「スポーツの日」や庭手入れ

        

梅雨晴間老躯いたわり庭手入れ

   

若者に耳かせ貸せと蝉時雨

  

夜の秋俳句ブログに刻忘れ

  

ブレーキとアクセル違ふ梅雨嵐

            

(コロナ関係のNHK-TVニュース画面の一部の写真を掲載させて頂きます。) 

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青色文字をタップすると、最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

  

2020年7月22日 (水)

コロナ禍の梅雨の吟行谷性寺 (写真と俳句)

   

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故郷を「まんぽ俳句」で元気にしよう!

青色文字をクリック(タップ)してリンク記事をご覧下さい。

   

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梅雨の最中に亀岡市の観光スポットを愛車を駆って吟行しました。

最初に訪れたのはNHK大河ドラマ「麒麟がくる」に所縁のある「ききょうの里」です。

梅雨の雨の中を「谷性寺」と「元出雲大神宮」にお参りしました。

オニバス」の名所「平の沢池」は風雨が強かったので車から眺めました。

  

・出陣の光秀像や梅雨荒ぶ

 

・参道の青田波打つ雨柱

 

・首塚や五月雨しとど谷性寺

  

・光秀を弔ふ鐘や梅雨嵐

  

・青楓枝間に映ゆる朱の社殿

  

・神官の傘の白さや梅雨最中

   

・五月雨や真名井の水を汲む老女

  

・小雨降る小滝の音や静心

 

・梅雨の闇二十一尊摩崖仏

  

・蓮池や愛車の窓に雨嵐

   

・光秀を偲びて酌むや冷し酒

  

・夏料理地産のレシピ地酒愛で

  

(写真はクリックすると、拡大してご覧になれます。青色文字をクリックすると関連の記事をご覧になれます。)

 

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2020年7月17日 (金)

コロナ禍や梅雨の車窓の富士惜しむ (写真俳句)

   

コロナ禍や客足疎ら梅雨の駅

(通勤時間帯ではありません。)

 

黒南風やコロナ禍に乗る「ひかり号」

(新型コロナウイルス感染を警戒して座席を選びました。)

 

テロップにコロナの注意梅雨光

(テロップと車掌の巡回でコロナ感染予防の注意を促していました。)

  

微睡みて目覚めし車窓梅雨の富士

(タイミングよく目が覚めました。)

   

富士川やの茂る河川敷

(「葎」も「茂る」も夏の季語ですが、重ねて強調しています。)

  

E席に覚めて憂ふや大出水

温暖化のせいか、異常気象が常態化しています。)  

   

夏燕飛び交ふ富士や雨催ひ

(「燕」は春の季語とされています。)

  

E席やスマホカメラに夏燕

(スマホでタイミングよく燕の飛翔を撮りました。)

   

梅雨靄を透かし車窓に富士の峰

(雲の上に富士山が薄っすら見えました。)

  

梅雨曇マスク姿の黙々と

(駅でも街でも皆マスクをしていました。)

  

片隅に消毒液や梅雨の駅

(新横浜駅では置いてある消毒液で手を消毒し、ホットしました。)

  

コーラスの稽古もマスク梅雨晴間

(通りすがりのコーラス練習風景です。)

  

コロナ禍の店に行列梅雨晴間

(人気店には若者が順番待ちしていました。)

     

写真をクリック・拡大してご覧下さい。

橋の上空を夏燕が5羽も飛んでいます。

この橋は富士川のJR東海道本線富士川橋でしょうね?

掲句は薫風士の「まんぽ俳句」・「備忘録俳句」ですが、

季語(青色文字)をクリックすると、歳時記」などの俳句をご覧になれます。

  

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

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2020年6月30日 (火)

梅雨空に有馬温泉吟行す (俳句と写真)

         

鬼瓦睨む梅雨空寺田町    

梅雨空にコロナ来るなと鬼瓦  

梅天に除疫祈るや温泉寺  

泉源の湯煙絶えず梅雨空 

コロナとて封鎖の足湯かんこ鳥 

万緑や炭酸泉の波光る  

緑蔭の流れ錆色炭酸泉  

梅雨空を映す飲み場の炭酸水   

炭酸水試飲をすれば驟雨かな  

驟雨とて飛込み愛づや有馬籠  

苔に散る娑羅樹の花や念仏寺

雨上がり青蔦茂る大檜  

老阻む磴の高きに茅の輪かな   

湯泉の社の鳥居大茅の輪   

安産を祈る茅の輪や手を繋ぎ 

若者の幸を祈るや大茅の輪   

欠け旧りて茅の輪に控へ百度石  

若者に倣ひくぐるや大茅の輪  

梅雨空へ一願不動奏づ歌 

  

掲句は薫風士の吟行句です。

道端に置かれた鬼瓦は阪神大震災で屋根が被害を受けたのが契機で置かれることになったようですが、屋根にあってこそ迫力があります。

写真をクリック・拡大してご覧下さい。

青色文字をクリックすると解説記事や「歳時記」の例句などをご覧になれます。

   

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2020年6月22日 (月)

梅雨晴間・五月晴(吟行俳句と写真)

   

梅雨晴間万博予約運次第

        (薫風士)

  

ここをクリック(タップ)して、「EXPO 2025《大阪・関西万博21句》」をご覧下さい。

   

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2020年6月22日に「吟行に除疫祈るや梅雨晴間 」という記事を書きましたが、新型コロナウイルスは、ワクチンも開発されて感染拡大が収束し、2023年5月からインフルエンザ並の規制になりましたので、記事のタイトルを修正しました。

  

冒頭の写真は、近江舞子の風景です。

   

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梅雨の晴れ間の「五月晴」の琵琶湖で泳いでいる人々に外国からの観光客もいるようでした。

ウクライナやパレスチナなど、気象条件は違っても、それぞれの地域の本来の平和な風景が見られる日が一日でも早く来ることを祈っています。

  

梅東風や届け世界にこの思ひ」や梅雨の亀の呟き《政界の若返りを!》」、「夏祭り最後を飾る揚げ花火《俳句XXX》」などをご一読下さい。

      

(2020.6.22の記事)

「都道府県またぐ移動の自粛」は2020年6月19日から全国で解除されることになり、ほっとしましたが、まだ「コロナ根絶万歳!」と叫ぶことは出来ません。

ワクチンと治療薬が開発されない限り、「油断は禁物」です。  

      

梅雨晴間マイカーで神戸市北区の石峯寺(しゃくぶじ)を再訪し、「新型コロナウイルス消除」と「長寿」を祈りました。

一汗かきましたが、薬師如来ばかりでなく珍しい波切不動明王や千手観音菩薩など様々な石像があり巡礼の甲斐がありました。

青色文字をタップ(クリック)してリンク記事を開き、先月吟行の記事「風薫る・・・」の写真をクリック・拡大してこの記事と比較して、季節の移ろい・風景と俳句の変化をお楽しみ下さい。「代田」は「植田」となっています。

青色文字をクリックすると歳時記の俳句や関連の記事などをご覧になれます。

      

万緑を睥睨したる仁王像  

万緑のミニ巡礼や岩嶺山

梅雨晴間薬師に祈る疫消除 

紫陽花睡蓮も咲く如来像      

苔むすや岩嶺山のミニ遍路 

苔茂る巨岩の洞に薬師像

梅雨晴や木漏れ日さゆる木の根道 

鐘楼に立てば眼下に植田映ゆ

鐘の音に応ふ老鶯峡の寺

鐘楼に惜しむ薬師の青葉風

鐘楼のさゆるる植田ささ濁り

ミニ巡礼終へて満ち足りぬぐふ 

    

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

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2020年6月13日 (土)

風薫る寺苑に座してミニ句会 (俳句と写真)

    

新型コロナウイルス感染予防が要請されている折から、「街へのお出かけ」は自粛していましたが、「緊急事態宣言」が解除されたので久しぶりにマイカーで「近場」の「石峯寺」に吟行に行きました。

石峯寺(しゃくぶじ)」は小さな寺ですが1,300年余りの由緒ある古刹なので初夏の吟行・ミニ俳句会をエンジョイしました。

  

薫風士の俳句と写真を掲載します。写真はクリック(タップ)・拡大してご覧になれます。

青色文字(季語など)をタップ(クリック)して歳時記の例句やリンク記事をご覧下さい。

    

石峯寺へ長寿祈願や風薫る

  

疫消除祈る薬師や新樹光

   

睡蓮や如来の立つは亀の石

      

緑蔭のミニ巡礼や岩嶺山

  

巨木の根苔むす洞に薬師像

  

鐘楼に立てば眼下に代田映ゆ

  

鐘の音に応ふ田蛙峡の寺

  

鐘楼のさゆるる代田ささ濁り

   

緑陰や三密の無きミニ句会

   

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

   

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2020年5月12日 (火)

俳句《母の日》(改訂版)

       

(2025.5.11 更新)

母の日や父は得てして蚊帳の外

   

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6月30日は旧暦6月30日の「御禊」に因んで、新暦でも「御祓」とされています。

(日本伝統俳句協会6月カレンダー後半部分の写真参照。)

俳句 《夏越・茅の輪》」や「梅雨の亀の呟き《政界の若返りを!》」をご覧下さい。

  

  

母の日の孫のくれたるパンの顔

母の日や感謝の会もオンライン

   

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冒頭の掲句は、母の日に孫の成長ぶりを詠んだ拙句や、新型コロナウイルス感染拡大防止の行動制限下に詠んだ拙句です。

 

平和憲法下の日本で「母の日」や「誕生日」のお祝いを気兼ねなく親子が集まって出来ることは喜ばしいことですが、ウクライナやパレスチナの戦禍に苦しんでいる人々に思いを馳せざるを得ません。

戦争と平和(俳句と川柳:終戦記念日特集)」や「俳句談義(15):『昭和の日』・『憲法記念日』」をご覧下さい。

  

結婚祝いに会社の同僚が贈ってくれ、長年使っていた掛け時計がダメになったので、娘が「母の日」や「誕生日」のお祝いなどを兼ねて「からくり時計」をプレゼントしてくれました。

リビングの雰囲気に合わせて時計のデザインを選びましたが、時計の針が遠くからは見えにくいのが難点です。しかし、時報には「ジャズ・スタンダード」や「イージーリスニング」「なつかしの愛唱歌」など34曲もあり、時報が短いのでメロディーに聞き覚えがあっても曲名を当てるのが難しく、毎時の時報をゲーム感覚で楽しんで聴いています

  

庭苺孫の作りしアイスにも

母の日の誕生祝ひ孫交へ

母の日の子のプレゼント掛け時計      

   

(2020.5.12の記事)

Dsc_1053コロナウイルス拡散防止対策の外出自粛は地域によって段階的に緩和されることになりましたが、特定警戒都道府県では未だ緩和されません。

離れた家族が母の日の感謝の会や誕生パーティなどに集まることが出来ないので、オンラインアプリを活用して凌がざるを得ません。

        

母の日や面会するもガラス越し  

母の日や雛誕生か庭の声  

蟻来たる愛犬逝きし小屋の上 

初蜻蛉黄蝶も来て舞ひゆけり   

アイリスも躑躅も咲きて誕生日  

生も死もコロナも摂理風薫る  

風薫る庭の手入れや誕生日

      

掲句は薫風士の生命誕生讃歌です。

我田引水ですが、はもちろんのこと、小鳥や蟻や蜻蛉などが万物の誕生を祝かのように吾庭に来ます。

青色文字の季語をクリックすると、「歳時記」の俳句をご覧になれます。

  

新型コロナウイルスに対する戦いには全世界の人々がそれぞれの立場で可能な全力を尽くすべきですが、自然の摂理を謙虚に受け入れることも必要だろうと思いながら「まんぽ俳句」や「コロナ俳句」を作っています。

 

「俳句HAIKU」が読者の慰みや気分転換のお役に立てば幸いです。

  

新型コロナ拡散防止のために国民が自粛努力している時に、どさくさにまぎれて、与党やその支持者に「三権分立の原則」を覆すような検察庁法改正の動きがあるのは、新型コロナ問題に劣らぬ大問題です。

この動きは、仮に自分たちの政権維持のためにしているのではないとしても、絶対に止めなければなりません。政権維持のためなのか、保身のためなのか、政・官関係者のまやかし発言が多いのは問題です。

  

これは長期政権が腐敗していることの証でしょう。

物事には両面があり、一方的な是非論・批判は慎むべきですが、「三権分立の原則」のような基本的問題は是非とも堅持しなけらばなりません。

  

野党やその支持者は、批判する場合には「批判のための批判」と非難されないように、小気味よい批判よりも国民の幅広い理解が得られる条理に基づく冷静な批判や提案をしてほしいものです。

  

肝心なことは、民主主義・平和憲法下の三権分立の原則に基づく政治・行政・司法などのチェック機能を堅持することです。野党の皆さんには、是非ともそのための責務を果たしてほしいものです。

  

我々一般庶民は、将来取返しのつかぬことにならないように、「騙されないように」・「誤解している」などと馬鹿にされないように、それぞれの立場で、折に触れて、政治や行政の透明性を要求し、確保して行かなければなりません。

  

この思いを皆さんでシェアして頂けると有難いです。

         

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

  

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2020年2月 5日 (水)

「節分」と「立春」:「まんぽ俳句」と写真

      

(青色文字の季語をタップすると、歳時記の連句をご覧になれます。)

  

立春の朝日の綺羅を漫歩する

立春の朝日煌めく駐車場

街灯のガラスに朝日春立てり

立春の飛び立つ白さ鷺一羽

マンションの双棟光る春立つ日

蠟梅の梢突き抜く空の青

立春の雲無き空の暮れなずむ

立春の一日の漫歩惜しみけり

立春晩酌自粛歯の治療

   

掲句は薫風士の「まんぽ俳句」です。

スマホ世代に俳句に親しみを持ってほしい」との思いで、このブログを書いていますが、令和の時代の俳句普及の一助になれば幸いです

俳句を詠んだ背景の写真をご覧下さい。

 

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事のタイトルが表示され、この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事のタイトルが表示されます。

  

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2020年1月30日 (木)

吟行の写真俳句(2019総集編)

   

 Click here to see "Bashō's haiku in Japanese and English by L. P. Lovee" 

    

(各タイトルのURLをクリックして記事をご覧下さい。)

  

小春日のふれあいカフェ交わす笑み

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/12/post-11c3.html

 

王子動物園吟行 

(まんぽ俳句と写真)

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/11/post-f054.html

 

「小春」と「凩」

(嵯峨野吟行の俳句と写真)

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/11/post-259d.html

 

蜘蛛の俳句と写真 

<即位礼に思うこと>

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/10/post-3ff1.html

     

秋声や芭蕉館への句碑の路

(大垣吟行の俳句と写真)

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/09/post-efc0.html

  

句に遊びドライブ旅行秋高し

(山口吟行の俳句と写真)

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/09/post-4a8f.html

 

(まんぽ俳句) 

「蝉」「空蝉」「蝉時雨」

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/08/post-5b34.html

 

「貴船神社」と「川床」

(貴船吟行の俳句・写真集)

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/07/post-5b4b.html

 

俳句と写真:

「紫陽花」「七変化」「あじさゐ」

(神戸市立森林植物園)

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/06/post-70ee.html

 

俳句の鑑賞:

田ステ女俳句ラリーに参加して

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/05/post-8cc8.html

 

平成最後の「花鳥同人俳句会」に参加して

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/04/post-7a47.html

 

「世界の梅公園」の「梅見」

(写真と俳句)

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/03/post-9d23.html

 

「探梅」・「観梅」の俳句と写真

(神戸市・岡本梅林公園)

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/02/post-6d05.html

 

大相撲「初場所」の俳句

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/01/post-f57e.html

 

2020年1月 7日 (火)

「まんぽ俳句」新年の吟行をエンジョイしよう!


   

「三田市民歩こう会」(1月19日)に参加して、

あなた自身「まんぽ俳句」を楽しみましょう!

ここをクリックして「1月のまんぽ俳句会」のコメント欄にご投稿下さい。

  

有馬冨士望む寺苑や冬桜

  

この俳句は2019年11月の「三田市民歩こう会」に参加して、花山院で詠んだ拙句です。   

令和初正月の拙句と「まん歩」の写真を下記に掲載します。

   

平和なる令和2年や初日の出

近況を写真俳句に年賀状

初乗りどこもかしこもスマホ族

初暦スマホ買おうか買うまいか

あれこれと置き場所思案初暦

屠蘇祝ふ御節は子等の贈り物

恙なく令和を生きん初詣

初詣令和の平和祈りけり

初空やまんぽ俳句を口ずさみ

初空を写し「ひとはく」池青し

冬木の芽膨らみ初むる空の青

冬木立シルエットにし初夕日

初詣まんぽ俳句に遊びもし

初詣往きは車に帰路漫歩

正月箱根駅伝吾漫歩

正月の風に「ひとはく」旗三つ

正月や凧飛び交う園ボール飛ぶ

初暦日記代わりの俳句詠む

         

ハイク・俳句・はいくをご笑覧下さい。

      (薫風士)

 

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