万博や昭和はレトロ冬銀河
タイトルはブログ用の拙句です。
万博の令和の夢や暮早し
「EXPO'70」(昭和45年)の開催後55年ぶりに開催される「大阪万博2025」の開催まで500日のカウントダウンが始まりました。
難題が山積しているようですが、無事成功することを祈るばかりです。
青色文字のタイトルをタップ(クリック)して、「夏祭り最後を飾る揚げ花火」や「俳句《花は葉に》OB会」をご覧下さい。
タイトルはブログ用の拙句です。
万博の令和の夢や暮早し
「EXPO'70」(昭和45年)の開催後55年ぶりに開催される「大阪万博2025」の開催まで500日のカウントダウンが始まりました。
難題が山積しているようですが、無事成功することを祈るばかりです。
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タイトルはブログ用の拙句ですが、若い世代への期待を込めて正真正銘の気持を詠んでいます。
「勤労感謝の日」は9音なので、俳句の定型(5-7-5)にして良い句を作るのは至難です。
ここをクリック(タップ)して、歳時記(俳誌のサロン)の例句をご覧下さい。
青色文字(記事のタイトル)をタップ(クリック)して、「ソーダ水《青春の俳句》」や「俳句《花は葉に》OB会」もご覧頂けると幸いです。
(薫風士)
松尾芭蕉の俳句を英訳して国際俳句協会のホームページに「英語でわかる芭蕉の俳句」というタイトルで投稿しているので、芭蕉の「奥の細道」の足跡を廻りたいとの思いで2023年10月23日から2泊3日の東北旅行をし、これまでに次の記事を書いています。
未読の方は下記青色文字のタイトルをタップして、紅葉の俳句や写真などをご覧下さい。
旅程は冒頭の写真(クラブツーリズムのパンフレット「旅のしおり」の一部分)のとおりですが、今回は上記の芭蕉所縁の名所と「鳴子峡」など紅葉の名所など、10箇所を訪ねて紅葉(黄葉)を詠んだ拙句「まんぽ俳句」とその写真を逐次掲載します。
写真をタップ拡大して、皆さんも疑似吟行をエンジョイして頂けると幸いです。
富士川や富士雲隠れ草紅葉
朝9時頃東京駅発のツアーに参加するために前日上京の新幹線で詠んだ拙句です。
翌日からは夏日のような秋晴れに恵まれ、吟行の旅をエンジョイしました。
青色文字の季語をタップすると、歳時記(俳誌のサロン)などをご覧になれます。
皇居映ゆ朝餉の窓や薄黄葉
ホテルの朝餉の窓に見えた皇居の景色の写生句です。
中尊寺手前の道は初紅葉
破蓮や小さき池の片隅に
ここをクリック(タップ)して、「中尊寺の歴史」をご覧になると、観光客が紅葉に気をとられて見落とした小さな蓮池に藤原氏の歴史が残されていることが分かります。
大杉の間日差しに映ゆ黄葉
薄紅葉映ゆる日差しや月見坂
「間」は「はざま」と、詩的なリズムで読んで下さい。
(薫風士)
薄紅葉写し流るや厳美溪
「厳美溪」は「げんびけい」と読み、岩手県一関市の紅葉の名所で、奇岩と青い流れの景色が写真愛好家の人気スポットですが、渓流を挟んで「郭公だんご」がロ-プを使って販売され、外国からの観光客の人気を呼んでいるようです。
鳴子ダム眼下にしたる夕紅葉
5時の閉門ぎりぎりに間に合い、晴天のお陰で眼下の薄紅葉を愛でることが出来ました。暮の暗い山道にスリルを感じましたが、山交バスの安全運転で無事ホテルに着きました。
雨後の映秋保大滝薄紅葉
秋保(あきう)は、宮城県仙台市の紅葉の名所で、紅葉の山と秋保大滝の美観が写真スポットです。
午前中は雨が降り続いていたそうですが、幸いなことに雨が上がり、薄紅葉から紅葉の盛りの美観を想像しました。
閑さや岩にしみ入る蝉の声
(芭蕉)
この写真の案内図のとおり、芭蕉が詠んだと思われる岩を観察しながら、山寺の「奥の院」まで老躯を労わり労わりして、千段余りの石段を登りました。
写真をタップ拡大してルートをご覧下さい。
ここをクリック(タップ)して、立石寺のホームページの写真や最後にあるすばらしい動画(2:32)をご覧になると、山寺の全貌が分かるります。
ここをクリック(タップ)して「蝉の俳句を鑑賞しよう」(俳句HAIKU)をご覧下さい。
この写真はクラブツーリズムのパンフレット「旅のしおり」の一部分です。
芭蕉が掲句を詠んだ季節とは異なっても、その岩を実際に見ておきたいとの思いで、クラブツーリズムの「テーマのある旅」のツアーに参加し、「芭蕉と曽良が二人旅でニ-ニー蝉の声を聴き、芭蕉ならではの感性で『閑さや』の名句が生まれたのだ」と、一応納得しましたが、毛越寺にお参りする時間がなかったので、来年の夏(蝉の鳴く頃)にもう一度平泉や山寺をゆっくり訪ねたいと思います。
慌ただしいツアーで閑さを詠むのは難しく、月並みの凡人俳句ですが、「俳句は好き好き」と、思いつくままにブログ用にまんぽ俳句を口遊みました。
秋茜芭蕉と曽良の座像に来
小鳥来る芭蕉と曽良の座像かな
「秋茜」(=赤とんぼ)や「小鳥来る」は取合せのしやすい秋の季語です。
縁石に躓き転ぶや秋の山
五大堂へ行く断崖の石畳の道は狭いので、スマホ写真を撮りながら後退りをして道を譲ったところ、縁石に踵が躓き仰向けに倒れましたが、どなたかに引き起こして頂き、幸いなことに怪我をせず、駄句を口遊みました。
根本中堂でお祈りをしていたお陰か怪我をしませんでしたが、縁石の傍に雨水溝の水を落とす穴があり、危ない所でした。
ここをクリック(タップ)して、「著名な俳人の『字余りの俳句』の鑑賞」をご覧下さい。
初紅葉仰げば岩の大蛙
掲句は、「初紅葉だ」と、仁王門を見上げた時に蛙の口に似た大岩が見えたので、ブログ用に詠んだ即興句です。
俳聖を偲び千段秋の夏
奥の院詣でし汗や初紅葉
薄黄葉背にしたる奥の院
(薫風士)
「秋の夏」は当日の秋晴れの「夏日」を表現した造語です。
「背」は「そびら」と、「5・7・5」のリズムで読んで下さい。
お暇があれば写真をタップ拡大して疑似吟行をして頂けると幸いです。
最新の俳句や英語俳句の記事は、青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップしてご覧下さい。
この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事をご覧になれます。
芭蕉の足跡を巡って、平泉の金色堂、最上川の舟下り、山寺(立石寺)を訪ねました。
私達が乗った舟の船頭さんは、「おしん」の船頭役をしたとのことです。
最後に掲載した動画で、船頭さんの「おしん」の台詞入りの「最上川舟唄」をお楽しみ下さい。
最上川舟唄の囃子「ヤーエーエード」は、ヘブライ語の「神よ、永久の神よ」という意味に解釈されるそうです。
舟唄における日本とユダヤの関係の詳細に興味があれば、ここをクリック(タップ)して、「古代史の研究・山形民謡『最上川舟唄』」をご一読下さい。
この瞬間もパレスチナの庶民は宗教や人種などの覇権争いの戦禍に苦しんでいるのは悲しいことです。
このツアーの旅程は、冒頭の写真(クラブツーリズムのパンフレット「旅のしおり」の一部分)のとおりですが、ここをクリック(タップ)して、「奥の細道」(芭蕉db)をご覧下さい。
五月雨を集めて早し最上川
暑き日を海にいれたり最上川
(芭蕉)
ゆるやかな最上の流れ黄葉映ゆ
ごとんゴトン秋の最上の浅瀬行く
船頭のおしんの唄や秋深む
(薫風士)
掲句はブログ用の「まんぽ俳句」です。
「ごとんゴトン」は船底が浅瀬の岩に触れる音です。
写真をタップ拡大して、疑似吟行をお楽しみ下さい。
特別の事情が無い限り、最上川の舟下りは年中実施しているそうです。
最後の写真はホテルの窓からの最上川の夕方の風景です。
ここの青色文字をクリックして、「おしん」に出演した船頭さんの「おしん」の台詞入りの「最上川舟歌」や英語混じりの観光客向けの「最上川舟唄」をお聞き下さい。
ここをクリックして、イタリア旅行の写真とベネチアのゴンドラ船頭などを詠んだバイリンガル俳句をご覧頂ければ幸いです。
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五月雨の降残してや光堂
(松尾芭蕉)
芭蕉の掲句について、ここをクリック(タップ)して、「奥の細道」(芭蕉db.)をご覧下さい。
ここをクリック(タップ)して中尊寺HPの「金色堂について」を開くと、金色堂の歴史や撮影禁止の金色堂内部の写真などをご覧になれます。
日記代わりに詠んだ拙句(まんぽ俳句)を取りあえず掲載しますが、金色堂周辺の写真を掲載しますので、写真をタップ拡大し、疑似吟行をして頂けると幸いです。
金色の旧りし御堂や秋の声
金箔の幾秋経しや秋の堂
神杉の秋の木漏れ日月見坂
「金色」は「こんじき」、「神杉」は「しんさん」と読んで下さい。
泰衡を偲ぶ敗荷中尊寺
破蓮や一瞥されて無視されて
「敗荷」は「やれはす」と読み、「破蓮」と同義の秋の季語です。
ツアーの一行にはうらぶれた小さな蓮池は興味が無さそうでした。
(薫風士)
ここをクリック(タップ)して、中尊寺HPの「中尊寺の歴史」をご覧になると、観光客に見落とされそうな小さな蓮池に藤原氏の歴史が残されていることが分かるでしょう。
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秋祭1
秋祭2
(薫風士)
「外国」は「とつくに」と、俳句らしく読んで下さい。
「在祭」(ざいまつり)は「村祭」と同じく、「秋祭」の傍題です。
「山車」(だし)は、「祭」と同じく、夏の季語です。
スピーカーで聞こえる祝詞の奏上に子供の元気な泣声が、偶然なのか故意なのか、ずっと交じっていたので、ひょっとすると少子化・過疎化の町の秋祭の祈りかな?と、ふと思いました。
「ホトトギス 新歳時記」の下記写真をタップ拡大して、例句をご参照下さい。
最後の写真は、昼食を食べてミニ句会をしたレストラン「花ふじ」の外観です。
インフルエンザの予防注射と新型コロナウイルスワクチン予防接種(7回目)を受けた翌日、体調管理の散歩をしていて、街角の垣根に珍しい黄色の彼岸花が咲いているのを見かけました。
写真をタップ拡大してご覧下さい。
垣覗く黄の彼岸花まんぽ道
去来墓の路傍に朽ちし彼岸花
(薫風士)
写真は2022年10月5日に落柿舎を訪ねて吟行した際に、路傍に見かけた彼岸花ですが、盛りを過ぎて朽ちかけていました。
歳時記(俳誌のサロン)から気の向くままに「彼岸花」と「曼殊沙華」の例句を抜粋・掲載させて頂きます。
例句の詳細は青色文字(季語)をクリック(タップ)して、ご覧下さい。
老い猫は何処で果てしや彼岸花
(坂口三保子)
彼岸花2
彼岸花棚田ふちどる明日香村
(石川かおり)
彼岸花3
段畑へ疎水豊かや彼岸花
(鈴木鞠子)
考へても疲るるばかり曼殊沙華
(星野立子)
曼殊沙華2
色褪せし曼珠沙華にもある命
(杉本艸舟)
曼殊沙華3
菩提寺へ抜ける畦みち曼珠沙華
(海老澤映草)
曼殊沙華4
墓に寄り墓を離れて曼珠沙華
(大串章)
曼殊沙華5
鳥羽行の土手を真紅に曼珠沙華
(鷹羽狩行)
曼殊沙華6
夕星やくつきり白き曼珠沙華
(藤田登久)
曼殊沙華7
古民家の陰に咲き初む曼珠沙華
(井上幸子)
曼殊沙華8
来る人の無き墓白き曼珠沙華
(青木政江)
曼殊沙華9
曼珠沙華あれば必ず鞭うたれ
(高浜虚子)
曼殊沙華10
曼珠沙華どれも腹出し秩父の子
(金子兜太)
曼殊沙華11
明日香野の棚田を区切る曼珠沙華
(山田をがたま)
曼殊沙華12
つり竿で長刀払ひ曼珠沙華
(山田六甲)
曼殊沙華13
藤村の生家に傲る曼珠沙華
(倉谷紫龍)
曼殊沙華14
古戦場ただ赫々と曼珠沙華
(中村紀美子)
曼殊沙華15
曼珠沙華もたれ合ふこと一切なし
(荒井千佐代)
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写真をタップ拡大して様々な金木犀の態様をご覧の上、疑似吟行をエンジョイして頂けると幸いです。
歳時記(俳誌のサロン)の例句の後に、写真に対応した拙句(まんぽ俳句)を掲載します。ご笑覧下さい。
俳誌のサロンの歳時記から気の向くままに「木犀・金木犀・銀木犀」の例句を抜粋・掲載させて頂きます。
例句の詳細は青色文字の季語をクリック(タップ)して、ご覧下さい。
木犀1
木犀に人を思ひて徘徊す
(尾崎放哉)
木犀2
町の名となりし木犀香を放つ
(梶井和呼)
木犀3
家絶えし木犀大樹香を放つ
(上崎暮潮)
木犀4
雨あとの木犀かをる美術館
(堺昌子)
金木犀1
これといふ庭なき家に金木犀
(松崎鉄之介)
金木犀2
抜け路地は昭和の匂ひ金木犀
(佐渡谷秀一)
山麓の百年の家銀木犀
(坪内稔典)
最後に拙句(まんぽ俳句)をご笑覧下さい。
金木犀両隣にも真向ひも
厨窓開ければ香る金木犀
大小の金木犀やまんぽ道
小さき黄の更地に飛び來金木犀
金木犀垣根に黄の香ちりばめて
そよ風に吾を包みし木犀香
木犀の香りを纏ひ帰宅かな
(薫風士)
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歳時記(俳誌のサロン)から新米と今年米の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。
例句の詳細は青色文字(季語)をクリックしてご覧下さい。
新米・今年米 1
アルプスの水に炊きあげ今年米
(水谷芳子)
新米の袋に旅の芭蕉翁
(深川知子)
新米・今年米 2
新米をゴルフの賞と夫戻る
(指尾直子)
新米のご飯とハムの目玉焼
(佐方敏明)
新米・今年米 3
新米は素十の里のこしひかり
(高森弘)
新米の値上げ今夏の暑かりし
(田中藤穂)
新米・今年米 4
恒例の旧友よりの新米来
(大橋晄)
能勢棚田なる新米ともてなさる
(片山喜久子)
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(写真)
花鳥2023年11月号の「花鳥徒然」の記事です。
タップ拡大してご一読下さい。
高浜虚子は、自由にものが言えない戦時中の俳句では「客観写生」を唱道し、戦後自由にものが言えるようになると、「花鳥諷詠」を推奨したのだろうと推測していましたが、ウイキペディアには次の解説がありました。
抜粋・掲載させて頂きますが、詳細はここをクリック(タップ)して、ご覧下さい。
「花鳥諷詠」は1928年4月21日の「大阪毎日新聞」の講演会で提唱された。「花鳥」は季題の花鳥風月のことで、「諷詠」は調子を整えて詠う意味である[注 1]。
一般に「花鳥風月」といえば「自然諷詠」の意味になるが、虚子によれば「春夏秋冬四時の移り変りに依って起る自然界の現象、並にそれに伴ふ人事界の現象を諷詠するの謂(いい)であります」(『虚子句集』)と「人事」も含めている。この「花鳥諷詠」は「ホトトギス」(俳誌)の理念であるが、それまで主張していた「客観写生」との関係は必ずしも明らかではない。虚子は終生この主張を変えることなく繰り返したが、理論的な展開は示さなかった。
(以下省略)
(写真)
人と自然の博物館のイベントのパンフレットと新館の軒からの眺めです。
「ひとはく」(兵庫県立人と自然の博物館)の新館の軒にある鎖樋が秋雨に奏でる音を聴きながら「まんぽ俳句」を口遊み、冒頭の写真を見ながら拙句を推敲していて、ふと客観写生と花鳥諷詠のことを考えました。
(A. 客観写生)
秋雨の旋律奏づ鎖樋
(B. 花鳥諷詠)
秋雨の旋律愛づや鎖樋
掲句について、「Aは客観写生であり、Bは花鳥諷詠である」と言えるのではないでしょうか?
客観写生をして、感じたことや思ったことなどを詠めば、それが花鳥諷詠になるのだと思います。
貴方のお考えなど、何らかのコメントを頂けると幸いです。
ちなみに、花鳥諷詠についてWEB検索をすると、「新興俳句と花鳥諷詠論」(松井利彦著)という興味深い参考になる記事がありました。
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タイトル(青色文字)をクリックして記事をご覧下さい。
2023年4月9日に開催された「花鳥7百号記念大会•坊城中子お別れ会」に参加した翌日、隅田川沿いの「俳句の散歩道」などを散策し、藤棚の下で弁当を食べ、大川の春を満喫して、「まんぽ俳句」を口遊みました。
字数の多いスカイツリーの句作にチャレンジして「まんぽ俳句」を詠みました。
貴方も遊び心で俳句にチャレンジしませんか?
コロナ禍の行動制限が解除されて、2023年4月9日に待望の花鳥七百号記念大会と坊城中子(2021.8.16逝去、享年93歳)お別れ会が東京の富岡八幡宮婚儀殿で開催され、参加しました。
記事の写真を見て、どの選者が下戸か酒豪か当てるのも一興でしょう。
青色文字をクリックしてリンク記事をご覧になると面白さが倍増すると思いますが、是非とも現地を訪ねてご自身のまんぽ俳句を詠まれることをお勧めします。
2014年8月22~23日に東京の霞会館で開催された花鳥6百号記念全国俳句大会に参加しました。大会の情景の写真や入選句の記事をご覧下さい。
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一昨日(2023.9.30)、正岡子規の俳句の英訳色紙の展示会を友人が開いているのを見に行った帰路、建仁寺を訪ねて、「まんぽ俳句」を詠みました。
写真と拙句をご笑覧下さい。
青色文字をクリック(タップ)すると、歳時記の例句やリンク記事をご覧になれます。
色変へぬ松を背(そびら)に大砂紋
花頭窓白き砂紋の秋気かな
方丈の大雄苑や秋高し
法堂の秋燈に映ゆ双龍図
双龍も阿吽や秋の建仁寺
双龍のお茶目な目玉秋の堂
襖絵の七賢人に秋思かな
金風や風神跳びし金屏風
秋日和笑みを誘ひし雷神図
建仁寺訪ね一日の秋惜しむ
(薫風士)
(写真はタップ拡大出来ます。)
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(冒頭の写真)
無鄰菴のパンフレットの一部分です。
(2023.9.30)
正岡子規の俳句の英訳の色紙展を開いている友人からお誘いがあり、京都の蹴上にある無鄰菴を訪ね、色紙展や庭の吟行をエンジョイしました。
拙句と写真を掲載しますのでご笑覧頂ければ幸いです。
写真をタップ拡大すると、色紙の英語や俳画をご覧になれます。
友集ひ蹴上の秋の俳画展
爽やかや英語俳句の色紙展
床の間に並ぶ色紙や秋日影
秋澄むや英字の書体端正に
色紙展玻璃窓見れば初紅葉
南禅寺三門高し天高し
廃線に乙女戯れ秋高し
(薫風士)
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歳時記(俳誌のサロン)から「林檎」の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きますが、拙句の記事もご笑覧頂けると幸いです。
例句の詳細は青色文字(季語)をタップしてご覧下さい。
添削の礼に呉れたる林檎愛づ
(薫風士)
林檎1
みな貧しかりし林檎の歌うたひ
(大串章一)
林檎2
歯の若さ誇りて林檎丸かじり
(井田幸子)
林檎3
町はづれ賑はひそめしりんご狩
(梅田秀子)
林檎4
林檎熟れはるかに威ある津軽富士
(望月晴美)
林檎5
会ひ語ることは活力林檎むく
(落合絹代)
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2023年9月に丹波篠山市の「福住の町並み」などを吟行した帰路の旧街道に落ちていた栗を拾い、「栗拾い」や「栗ご飯」などの「まんぽ俳句」を詠みました。
ここをクリック(タップ)して、「福住の町並み・《住之江の庭》秋の吟行」をご覧下さい。
丹波路や栗の転がるアスファルト
吟行の帰路に転がる栗の毬
道の毬踏み割り見れば丹波栗
道の栗拾はぬ主何処に住む
吟行の帰路の余得や栗拾ふ
栗飯の入れ歯に優し旨さかな
安酒を酌みて愛でるや栗ご飯
(薫風士)
歳時記(俳誌のサロン)から「栗」や「栗飯」の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。
例句の詳細は季語(青色文字)をクリック(タップ)して、ご覧下さい。
栗1
ポケットの楽しき重さ栗拾ふ
(山田弘子)
栗2
お守りとともに届きぬ里の栗
(村越化石)
栗3
栗剥の証となりし指の傷
(鈴木多枝子)
栗4
一升の栗を剥きたる肩のこり
(黒杭良雄)
栗5
母と子にはなしは尽きず栗を剥く
(窪田粧子)
栗6
かみさんの言ひ成り次第栗を剥く
(石田きよし)
栗7
子ら招く金婚式や栗おこわ
(松本文一郎)
栗8
栗剥きつ耳すましをる長電話
(柿沼盟子)
栗飯や征きしままなる兄若く
(野沢しの武)
わがままは気づかないふり栗ごはん
(尾上有紀子)
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(薫風士)
秋扇1 (溝渕弘志)
(写真)
NHK-TV画面と庭の蝶
俳句のリズムを整えるために、「秋扇」は「あきおうぎ」か「しゅうせん」と読み、「手踊女」は「ておどりめ」と読みます。
手踊りや津軽三味線秋扇
手踊りの蝶の舞ふ所作秋扇
たおやかな手踊りの蝶秋扇
秋扇を蝶の舞にす手踊女
手踊りの扇の蝶や秋蝶來
歳時記(俳誌のサロン)から秋扇の例句を気の向くままに抜粋掲載させて頂きます。
例句の詳細は季語(青色文字)をタップして、ご覧下さい。
秋扇置く仕草にも観世流
(稲畑廣太郎)
秋扇2
秋扇手持ち無沙汰で扇ぎをり
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