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2017年1月 5日 (木)

趣味の俳句《作り方・楽しみ方 5つのポイント》  

   

(2023.7.26 更新)

海の日の底割れしたる台詞かな

俳句などその気になれば直ぐ出来る

 

俳句と川柳」をご覧下さい。

  

俳句は、俳誌や新聞などに投句して特選を目指す楽しみ方もありますが、私的なことを一人で口遊み、心の癒しにするのも俳句の楽しみ方の一つだと思います。

   

ここをタップして、「言葉の力・俳句の力《癒し》」をご覧下さい。

   

春風亭昇吉さんの俳句《お題「大谷翔平」》やキスマイ横尾さんの俳句《お題「檸檬」》の推敲について書きました。 

 

青色文字をタップして、「プレバト金秋戦2022』の俳句を考えるをご覧下さい。

    

思い出の写真俳句を作ろう! 

故郷を「まんぽ俳句」で元気に、未来に繋ごう

楽しい吟行・俳句の旅(四季の写真俳句特集)」をご覧下さい。

      

俳句は好き好きです

次の5つのポイントに気をつけて句作を楽しみ、コロナ鬱を発散しましょう!     

    

(1)季語・季題(季節の分かる言葉)は一つ入れます。

季語の無い俳句は川柳と同じことになりがちです。季語が分からなければ歳時で確認出来ます。歳時記を持っていない場合は、ともかく季節が分かる言葉が俳句に一つあれば良いと割り切って俳句を作れば良いのです。

季語は二つあっても、その効果があれば差支えがありません。しかし、初心者は季語を一つだけ使うのが無難です。季語が二つある「季重なり」の俳句は句意が分かりにくくなることがよくあり、選者によっては季語が二つあれば即「ボツ」とされることがあります。

    

(2)「」は一つ入れます。

「切れ」としては、「や」「かな」「けり」などの「切字」ばかりでなく、名詞や動詞の終止形なども用いることが出来ます。「切れ」は、その直後に俳句の切れ目、すなわち、「間」を作ります。この「間」によって、俳句の詠まれた背景などを読者が想像することにより味わい深い俳句になります。

「切れ」が無いと、普通の文章、いわゆる散文の断片的な一部に過ぎなくなりがちです。   

     

(3)5-7-5音のリズムを身につけることが何よりも上達の早道です。

リズムを身につけるには、「まんぽ」して、見たこと感じたことをともかく5-7-5で口ずさむことがお勧めです。

リズムが身につけば、多作多捨が可能となり、推敲が容易に出来ます

    

(4)句意が明瞭になりイメージが浮かぶように、俳句に詠む題材・季語・語句の選択や語順を工夫し、無駄な語句を省き、5・7・5のリズムで口ずさみながら推敲します。 

        

(5)文語にするか口語にするかは好み次第ですが、どちらかに統一します。

文語(旧仮名遣い)には詩的に簡潔に表現できるメリットがあり、口語には親しみやすい現代的表現が出来るメリットがあります。

   

上記の「5つのポイント」は「フラワータウンカレッジ講演の要旨」からの抜粋です。

例句など詳細は青色文字をタップ(クリック)してご覧下さい。

  

芭蕉300句: 言葉の壁を破る英訳チャレンジ(5) <ほととぎ朱>もご一読下さい。

英語俳句や俳句の翻訳に興味のある方は、ここをクリックして、「HAIKU(バイリンガル英語俳句)」をご覧下さい

俳句の面白さ・奥の深さが分かるでしょう!

   

「究極の愛・ラブを!(Ultimate LOVE!)」をご覧下さい。

「自己実現」や「世界平和実現」の指針とすべき言葉24語の頭文字を「LOVE」に当てはめています。

   

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

      (薫風士)

   

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2025.4.12 更新

「春」の俳句特集:薫風士のブログ <俳句HAIKU>
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/02/haiku-f2f4.html

をご覧下さい。

<提言>「平和の俳句」月間(「俳句の日」から「子規忌」)
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/09/post-153d.html
をご覧下さい。

(薫風士)

ポーランドの旅(写真と俳句 講演のことなど)
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/haikupoland.html
をご覧下さい。

(薫風士)

俳句をユネスコ世界無形文化遺産へ (草の根運動)
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2018/07/post-06b7.html
をご覧下さい。

「吟行の写真俳句集」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/pictureandhaiku.html
をお楽しみ下さい。

4月8日は高浜虚子の忌日です。
虚子の俳句を100句英訳して、
・「高浜虚子の俳句をバイリンガルで楽しもう!」
・「Enjoy bilingual haiku of Kyoshi Takahama!」
というタイトルで国際俳句交流協会のホームページに掲載して頂いています。

http://www.haiku-hia.com/about_haiku/takahama_kyoshi/
をクリックしてご覧下さい。

虚子俳句の一端の面白さを知り、
英語学習のご参考になれば幸いです。

俳句の面白さは即興にあります。
「『明易(あけやす)』・『短夜(みじかよ)』の俳句を鑑賞しよう!
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2017/06/post-9d77.html
をご覧下さい。

俳句についての考え方は様々です。
「俳句創作の道しるべ」
http://lalalan.com/haiku_sousaku/node/7
をご覧下さい。

今日は虚子忌(椿寿忌)ですね。
高浜虚子(高濱虚子)は「俳句への道」において次のように述べています。(抜粋)

私は『須菩提経』においてこの事を説いたのであって、立派な俳句を作る人はもとより成仏する。立派な俳句を作らぬ人でもとにかく俳句を作った人なら成仏する。俳句は作らないがしかし俳句を読んで楽しむ人ならこれまた成仏する。読んで楽しまなくっても唯(ただ)俳句を読んだことのある人も成仏する。読まなくても俳句というものに目を触れた人なら成仏する。また、俳句という名前だけに接しただけの人でもなお成仏する。成仏するというのは俳句に対して有縁の衆生となるというのである。
 この『俳諧須菩提経』というのは明治の末か大正の始(はじ)めに書いたもののように思う。今でも同じ考えである。

チュヌの主人は俳句を楽しんで大往生をしたいと思っています。

俳句を世界無形文化遺産に登録する運動が
国際俳句交流協会などの俳句愛好者によって進められています。
その草の根運動の一助になればとの思いで、
チュヌの主人は言語の壁を破るチャレンジをして
日英バイリンガル俳句を楽しんでいます。
読者の日英バイリンガル俳句のご投稿をお待ちしています。
投稿して頂く場合には「コメントを投稿する」(記事の最後の欄)に、
次の手順で入力して下さい。
(1)名前の欄に貴方の氏名を記入。
(2)メールアドレスの欄に貴方のメールアドレスを記入。
(3)最後の「投稿」ボタンをクリック。
(4)上記の結果表示されるセキュリティの検証テキストを指示通りに入力する。
 
なお、ご投稿頂いた内容はチュヌの主人の任意の裁量で
適宜コメントし校正・公開させて頂きます。
予めご了承ください。

俳句は作ることも鑑賞することも面白いものです。
俳句の新解釈・鑑賞 <去年今年貫く棒の如きもの (高浜虚子)>
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2017/01/post-bf3a.html
をご覧下さい。

「俳句は誰でも気軽に楽しめるものだ」ということを多くの人々に知って貰い、
俳句人口を増やし、「俳句」の世界文化遺産登録への
草の根運動のささやかな一助にしたいという熱い思いで俳句のブログを書いています。

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