2023年1月27日 (金)

俳句《悴む・かじかむ》

     

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前座に拙句を掲載し、歳時記(俳誌のサロン)から親しみやすい俳句を抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字(季語)をタップしてご覧下さい。  

      

・何もかも雪に悴み今朝の庭

     

・悴みし手に柔らかし幼の手

  

内科医へ悴みそろり坂の道

   

・悴みし手に運勢のチラシ呉れ

  

・悴みし指にスマホの無反応

  

・悴みし手を両脇に立ち話

         

  

悴む

・悴みて独り居の鍵取り落とす 

       (小島緑泉) 

   

悴む

・悴める指にそむけり釦穴

       (岡田和子)

   

悴む

・悴みつつ連れ行きし犬命尽き

        (大橋晄)

  

悴む

・悴むや逆縁悼む言葉なく 

      (長谷川閑乙)

   

(写真)citymate」の記事

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よく思い当たる内容を要約してあり、自戒の参考になります。

タップ拡大してご覧下さい。 

  

    

ちなみに、「究極の愛・ラブを!(Ultimate LOVE!)」をご覧下さい。

人生の指針の参考になれば幸いです。

   

   

2023年1月25日 (水)

俳句《初雪・寒椿・冬椿》

    

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1月25日はこの冬一番の寒気で、10年に一度と言われる全国的な寒さですが、昨夜からの初雪は早朝に止み、時々風花がちらついています

殆ど雪の降らない当地では子供たちが雪だるまを作ったり雪合戦などをして初雪を楽しんでいますが、コロナ禍の豪雪地域のご苦労や交通事情などを思うと、大雪にならないことを祈るばかりです。

     

・初雪の校庭子等の声高く

・風荒ぶ狭庭に耐へて寒椿

・初雪の風にさ揺るや寒椿

・初雪を葉にたっぷりと寒椿

・寒椿初雪少し黄の蕊に

  

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「初雪」と「寒椿」の「季重なり」の拙句はダメ句だと言われる方もおられるでしょうが、「初雪」の降る時期や「椿」の咲く時期は地域によって異なりますから、自然現象を在りのままに、表現を豊かにして、多様性の時代の俳句を楽しめば良いと思っています

   

ここをクリック(タップ)して、「著名俳人の『季重なり』俳句集」をご覧下さい

 

「575筆まか勢」の例句から、気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

 例句の詳細はここをクリック(タップ)してご覧下さい

   

・寒椿置きたる水の動きだす

        (夏井いつき

   

・花咲いておのれをてらす寒椿

        (飯田龍太)

   

・楮蒸す湯気の向ふの冬椿

        (池田和子) 

 ここをクリックして、「楮(こうぞ)和紙ができるまで」をご覧下さい

     

俳人協会文学館に次の俳句がありました

・自分には厳しく生きん寒椿 

        (吉川康子)

Twitterの流行る現代の世界には、この俳句のような殊勝なリーダーが少なくなり、残念なことです

  

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事のタイトルが表示され、この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事のタイトルが表示されます。タイトルをタップしてその記事をご覧頂ければ幸いです。

  

  

2023年1月20日 (金)

季語・季題を考える俳句特集

  

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(写真)

1月19日朝現在の俳句HAIKUへのアクセス累計を表示しているパソコン画面ですが、意味深い数字が並んでいます。

  
「1月19
日は『いい句の日』です」と、NHK天気予報でどなたかが言っていました。

俳句は好き好きですから、日記代わりの俳句を楽しむためには季語の有無や是非などをあまり気にする必要はありませんが、投句用の良い句を作るためには季語が適切か等、しっかり考えて推敲する必要があります。

  

今日(1月20日)は「大寒」です。

季語・季題が『大寒』の俳句を集めました。」や下記の記事が句作のご参考になれば幸いです。

青色文字のタイトルをタップ(クリック)して記事をご覧下さい。

  

俳句の本質とは何か 《季語と定型

  

季語」と「お題」を考える

   

七夕」・「鯉と錦鯉」《季語の考え方・使い方

   

猿回し」《季語とは何か

 

「年用意」と「事始め」 《季語とは何か》

  

俳句雑感(5):「西瓜」(秋の季語)と「西瓜割」(夏の季語)について

  

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事のタイトルが表示され、この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事のタイトルが表示されます。タイトルをタップしてその記事をご覧頂ければ幸いです。

   

2023年1月12日 (木)

丹波篠山・戎神社吟行

  

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(写真)

令和5年1月17日現在の俳句HAIKUへのアクセス累計が縁起の良い数字「880,770件」なので記念に掲載しました。

  
2023年1月10日に丹波篠山市の戎神社や「まけきらい稲荷」などを俳句仲間と吟行し、200年の由緒ある玉川楼で昼食を頂き初句会をしました

拙句の青色文字(季語など)をタップすると、歳時記(俳誌のサロン)や「575筆まか勢」の例句、観光案内記事などをご覧になれます。

吟行地紹介の写真をタップ拡大して、疑似吟行をして頂ければ幸いです

     

・丹波路や冬靄の峰朝日差し

時雨とて車窓に愛でる城下町

初戎へ河原町てふ城下街

・水音の淑気の磴や朱の鳥居

冬日向芭蕉来ざるも芭蕉句碑

相撲場に青きシートや寒日陰

初御籤「まけぎらい」てふ名に惹かれ

・本経寺主に焚火もてなされ

赤マント着せられ小さき狐像

・扁額の句集は読めず時雨る軒

淑気満つ忠良公の能楽像

・壊れたる唐箕の陰に寒椿

注連飾り格子戸潜り句座に就く

初句会硝子障子の庭を愛で

・恙無く地酒手酌に初句会

・初句会俳句論議も楽しみて

熱燗に鯖街道とふ膳を愛で

牡丹鍋メニューに惜しみ句座の昼

     

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2023年1月 8日 (日)

紅白と《除夜・除夜の鐘》

     

にぎにぎし紅白果てて除夜の鐘・ウクライナ和平はなるや除夜の鐘ウクライナへ馳せる思ひや除夜の星

聞く耳を如何に活かす除夜の鐘・我が祈り健康長寿除夜の鐘究極の愛の形や除夜の詩(うた)   

  
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シンガーソングライター藤井風の愛の歌「死ぬのがいいわ」が大ヒットしているそうです。

   

  

・子や孫に未来を託し除夜の詩(うた

・死ぬよりも愛がいいよ除夜の談

        (薫風士)

   

青色文字をタップしてリンク記事をご覧頂ければ幸いですが、「歳時記(俳誌のサロン)」や「575筆まか勢」から気の向くままに例句を抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細も青色文字をタップしてご覧下さい。

 

除夜

一斉に除夜の汽笛や横浜港 

        (大熊庸介)

    

除夜の鐘1

・平成の終の響きや除夜の鐘 

        (田中臥石)

    

除夜の鐘2

崩れたる篝の火の香除夜の鐘 

        (森清信子)

   

(575筆まか勢)除夜

奥武蔵雪山ならぶ除夜の鐘

       (水原秋櫻子)

   

宮島の除夜の燈明り波の上

       (竹下陶子)

   

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事のタイトルが表示され、この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事のタイトルが表示されます。タイトルをタップしてその記事をご覧頂ければ幸いです。

  

2023年1月 3日 (火)

《白鳥》(俳句の比喩)

    
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(写真)

皇居の堀の白鳥

  

   

・寄り来たる白鳥二羽や皇居前

       (薫風士)

    

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「白鳥」といえば、サン・サーンスの組曲「動物の謝肉祭」の「白鳥」やチャイコフスキーの「白鳥の湖」を連想しますが、冒頭の拙句の「白鳥」を何かの比喩とすると、色々な考えが浮かぶのではないでしょうか?

    

下記の記事は俳句の比喩に関連しています。   

リンク記事や例句の詳細は青色文字(タイトルや季語)をタップしてご覧下さい。

   

俳句の創作的解釈《高浜虚子の俳句「一つ根に離れ浮く葉や春の水」

  

虚子の俳句「去年今年貫く棒の如きもの」の棒とは何か

     

俳句をユネスコ世界無形文化遺産へ(草の根運動

   

高浜虚子の俳句 「神にませば」の面白い解釈

  

高浜虚子の俳句をバイリンガルで楽しもう

     

《台風・野分》(改訂版)  

この台風の記事は岸田文雄首相への俳句作家としてのエールです。
ロシアのウクライナ侵攻の例もあり、自衛の為の対処的自衛力増強も必要ですが、根本的な対策を講ずることも肝要でしょう。

今年は広島サミットが開催されますが、梅東風や届け世界にこの思ひをご一読頂き、ファン・ロンパイさんなど俳句を理解してくれる世界のリーダーと共に世界平和を訴え、対話による平和外交も推進して頂けると、望外の喜びです。

   

歳時記(俳誌のサロン)から「白鳥」の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

    

白鳥1

・白鳥や魔法の解けぬ王子やも 

        (吉村玲子)

 

白鳥2

・白鳥の暮れ残りたる水輪かな 

         (立脇操)

 

白鳥3

・白鳥の辞儀交々に愛生まる 

      (佐々木よし子)

 

白鳥4

・斥候の白鳥飛来もがみ川 

         (池内結)

   

白鳥5

・白鳥の湖暮れてより鴨の鍋 

        (沢木欣一)

   

白鳥6

・白鳥の二羽の波のり清水港 

        (堺昌子)

  

白鳥7

・白鳥の旅の思ひ出遠き日々 

        (稲畑汀子)

    

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事のタイトルが表示され、この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事のタイトルが表示されます。タイトルをタップしてその記事をご覧頂ければ幸いです。

   

2022年12月31日 (土)

《年越・年越蕎麦》   

      

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今年は、新型コロナとの戦いに加え、プーチン専制下のロシア軍のウクライナ侵攻に対する経済制裁による物価高騰など、多事多難でした。

日本の平和は世界の平和が維持されてこそ実現できるとの思いで、「俳句を通じて世界平和を!」と、ブログ「俳句HAIKU」を書いています。

ここをクリックして、「トマトの俳句(ウクライナ応援句)」をご覧下さい

        

親戚から贈ってくれた年越し蕎麦を有難く頂き、駄句を詠みました。   

・恙無く越前蕎麦を年越しに

・年越や歌合戦と蕎麦を愛で

・年越に思ひ馳せるやウクライナ  

        (薫風士)

   

年越し」の歳時記(俳誌のサロン)の例句はここをクリックしてご覧下さい。

ここをクリックすると、「年越蕎麦」の例句をご覧頂けます

(2022年12月31日作成のホヤホヤの歳時記ですよ!)

    

2022年12月30日 (金)

「年用意」と「事始め」 《季語とは何か》

    

・年用意人それぞれの拘りに

・庭手入れ妻は厨に年用意

事始WEB句会を立ち上げて     

         (薫風士)

   

年用意1   

庭手入れよりはじまりし年用意 

        (稲畑汀子)

   

年用意2

踏み台に妻の指示待つ年用意 

        (岡田正義)

   

荒庭の俄か手入や年用意 

        (善野行)

    

「事始め」は一般的には「御用始め」などの新年最初の行事を指し、「新年の季語」ですが京都・祇園の習慣の「事始め」を指す場合は12月の季語になります

575筆まか勢」の「事始」の例句はここをクリックしてご覧下さい

「正月事始め」(ウイキペディアの解説はここをクリックしてご覧になれます。

  

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事のタイトルが表示され、この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事のタイトルが表示されます。タイトルをタップしてその記事をご覧頂ければ幸いです。

      

2022年12月24日 (土)

《おでん・寄鍋・牡丹鍋》

     

・八歳児おでんと鍋が良いと言ふ

        (薫風士)

   

「冬至」には各地に初雪や大雪が降り、本格的な寒さが到来しました。

口真似なのか、「冬は鍋やおでんがいいね」と、孫が夕食に一人前の台詞を吐くのに驚き詠んだ拙句を冒頭に掲載しましたが、「歳時記(俳誌のサロン)」から気の向くままに例句を抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字(季語)をタップしてご覧下さい。

   

おでん1

俳諧の危機を語りておでん酒 

       (稲畑廣太郎)

    

おでん2

・おでん鍋盛り沢山のクラス会 

        (呂秀文)

    

おでん3

・三日目の温めおでんの匂ふ部屋 

       (石谷淳子)

      

寄鍋

寄鍋に忽ち本音行き交へる 

      (稲畑汀子)

  

牡丹鍋

・健吟の顔揃ひたり牡丹鍋 

      (大石よし子)

      

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事のタイトルが表示され、この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事のタイトルが表示されます。タイトルをタップしてその記事をご覧頂ければ幸いです。

  

2022年12月21日 (水)

俳句:故郷の《里芋》

      

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「歳時記(俳誌のサロン)」の「里芋」の例句を1句抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細はここをクリックしてご覧下さい

    

  

・山芋と里芋うまし里帰り

        (村越化石

       

冒頭の写真の里芋を詠んだ拙句を2句:

・故郷を想ひ里芋求めけり

・里芋や妻の憂ひは物価高

        (薫風士)     

   

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事のタイトルが表示され、この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事のタイトルが表示されます。タイトルをタップしてその記事をご覧頂ければ幸いです。

 

2022年12月20日 (火)

《冬夕日・冬夕焼》

   

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「夕焼」は「夏の季語」とされていますから、冬に「夕焼け」や「夕日」を読む場合は「冬夕焼」と表現するのが普通です。

  

「歳時記(俳誌のサロン)」や「575筆まか勢」から気の向くままに例句を抜粋・掲載させて頂きますが、掲載した写真と拙句も作句のヒント・ご参考になれば幸いです。

青色の文字をタップすると例句の詳細が表示されます。

    

・坂上る車に眩し冬夕日

・冬夕焼明日の日の出を期待して

・冬夕焼人それぞれに思ひあり

         (薫風士)

   

冬夕焼1

胃の腑取り冬夕焼に佇めり 

        (高畠陽子)

  

冬夕焼2

・ハイウェーの視野に巨船や冬夕焼 

       (吉田きみえ)

   

575筆まか勢

旅なほも遙かへ誘ふ冬夕焼

        (山田弘子)

   

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事のタイトルが表示され、この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事のタイトルが表示されます。タイトルをタップしてその記事をご覧頂ければ幸いです。

   

2022年12月18日 (日)

俳句《冬木・冬木立》  

     

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「歳時記(俳誌のサロン)」や「575筆まか勢」から気の向くままに例句を抜粋・掲載させて頂きますが、最後に掲載した写真と拙句も作句のヒント・ご参考になれば幸いです。

青色の文字をタップすると例句の詳細が表示されます。

  

冬木1

青春の日を知る雨の冬木かな 

        (山田弘子)

  

冬木2

・一冬木遣す露伴の旧居跡 

        (勝原文夫)

 

冬木3

・この冬木幾年見ゆる余生かな 

        (四條進)

  

冬木4

・然々の樹齢を伝ふ大冬木 

        (佐藤淑子)

然然」は「しかじか」と読みます。

    

冬木5

・ひと日毎いのち犇めく冬木の芽 

       (寺田すず江)

   

冬木6

酒蔵を守りし年月大冬木 

        (石谷淳子)

  

冬木7

・散るものは散りて冬木となりにけり 

        (稲畑汀子)

    

冬木立1

・朝の雨幹光らせて冬木立 

        (稲畑汀子)

    

冬木立2

・送らるる子のふり向かず冬木立 

       (藤井智恵子)

   

冬木立3

・晩鐘の余韻嫋々冬木立 

        (石塚勝典)

   

冬木立4

・武蔵野の風漉く音や冬木立

        (今井弘雄)

    

575筆まか勢

・ここからは母親となる冬木立

        (高澤晶子 )

   

・自動車の光さしこむ冬木立

        (西山泊雲)

    

  

最後に拙句を掲載します。  

・店出でし彼方入日の冬木立

・校庭に矍鑠として冬木立

・冬木立日の出七時のシルエット

・帰路急ぐ夕日に翳る冬並木

・膨らみし帰路の入日や冬木立

       (薫風士)

    

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事のタイトルが表示され、この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事のタイトルが表示されます。タイトルをタップしてその記事をご覧頂ければ幸いです。

    

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2022年12月16日 (金)

俳句《水鳥・浮寝鳥》

       

 「歳時記(俳誌のサロン)」や「575筆まか勢」から気の向くままに例句を抜粋・掲載させて頂きますが、最後に掲載した水鳥の写真と日記代わりの拙句も作句のヒント・ご参考になれば幸いです。

青色の文字をタップすると例句の詳細が表示されます。

    

水鳥1

水鳥の餌に寄り来しはヌートリア 

        (大橋敦子)

    

水鳥2

水鳥の陽光こぼす嵯峨野かな 

       (片岡久美子)

  

水鳥3

水鳥の影紫に余呉の湖 

        (木村傘休) 

   

浮寝鳥1

・古利根や朝靄うすれ浮寝鳥 

        (岸恒雄) 

   

浮寝鳥2

琵琶湖より余呉湖は昏し浮寝鳥 

        (藤井啓子)

    

575筆まか勢

・水鳥の水尾の静かに広かりし

         (高浜年尾)

   

・いざこざのなき隔たりに浮寝鳥

        (高澤良一 

   

  

最後に拙句と写真を掲載します。   

・水鳥や用心深き人嫌

・浮寝鳥都心の堀の片隅に

・よく見れば彼方の陰に浮寝鳥

・マンションの映ゆる水面や浮寝鳥

・漣(さざなみ)移ろひ静か浮寝鳥

・束の間の微睡なりや浮き寝鳥

・浮寝鳥一声上げて動き出す

・一声を聞きつけ飛翔浮き寝鳥

・点々と日の出の翳の浮寝鳥

・朝靄の漂ふ水面鴨の群

・溜池の中州に宿る親子鴨

・立ち去りし後の岸辺へ浮き寝鳥

        (薫風士)

  

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(写真)

皇居前の堀

深田公園や車池公園、三田谷公園の池    

タップ拡大すると水鳥が見えます。

 

《初氷・薄氷・うすらひ》

       

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221219_22022年12月15日、本格的な冬の寒波襲来で近畿各地で初氷が観測されましたが、19日には神戸でも初氷が張り、京都では初雪が降りました。

天気予報を見ると、散歩道でも初氷が見れそうだったので「健康管理のマンポ」を早朝にして、スマホ写真を撮りながら駄句を口遊みました。  

    

・「ひとはく」のホロンピア池初氷

・虹の木てふメタルアートや薄氷に

・初氷今朝の散歩の潦(にわたずみ)

スマホ手にプール覗くや初氷

・薄氷や戦禍の暮らし如何ならむ 

        (薫風士)

    

「歳時記」(俳誌のサロン)や「575筆まか勢」から気の向くままに例句を抜粋・掲載させて頂きます。青色の文字をタップすると例句の詳細が表示されます。

 

初氷

・初氷割りて登校下校かな 

        (稲畑廣太郎)

     

うすらひ

・薄氷といへざるほどのうすらひで 

        (大橋敦子)

   

薄氷1

・犬の水替へ薄氷を流しけり 

        (稲畑汀子)

  

薄氷2

・薄氷の神水を汲む老夫婦 

        (片渕清子)

  

薄氷3

・日を返す能登の捨田の薄氷 

        (石原光徳)

  

薄氷4

・薄氷や畦川板を渡すのみ 

        (根橋宏次)

  

薄氷5

・薄氷踏んでおどける里訛り 

        (鴨下昭)

    

薄氷6

・薄氷を胸で分けゆく鴨の二羽 

        (佐藤喬風)

   

575筆まか勢

・薄雪を乗せし薄氷銀閣寺

        (右城暮石) 

  

青色文字をタップすると、最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

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2022年12月14日 (水)

「猿回し」《季語とは何か》

 
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「カラー図説 日本大歳時記」

1981年発行「猿回し」の解説ページ

タップ拡大してご覧下さい。

   

ウイキペディアによると、猿回しは、「4500年前のメソポタミア文明に職業としてあったが、日本には奈良時代中国から伝わり」、「昭和30年代(1955年 - 1964年)にいったん絶滅した[6]」が、「1978年昭和53年)に周防猿まわしの会が猿まわしを復活させ、現在は再び人気芸能となっている。」とのことです。

正月の行事(牛馬の厄払い)として行われた「猿回し」は、現在では本来の宗教的行事ではなく「大道芸」として親しまれていますから、選者の選句で「猿回し」を「正月の季語」として厳密に適用されると違和感があります。

松尾芭蕉は「不易流行(ふえきりゅうこう)と言い、高浜虚子は「古壺新酒(ここしんしゅ)と言っています。

「季語」は古い歳時記の分類に捉われず、弾力的に運用すれば良いでしょう。

健康長寿の俳句をエンジョイするためには、「正月」でなくとも、「季重なり」になっても、あまり気にせず、実際の猿回しの情景を素直に詠んで句作を楽しめば良いと思っています。

   

・猿曳やアナクロ専制如何にせむ

          (薫風士)

  

「575筆まか勢」や「歳時記(俳誌のサロン)」から「猿回し」の「季重なり」の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字をタップ(クリック)してご覧下さい。

   

575筆まか勢

竹馬をよけて通るや猿まはし

        (高浜虚子)

   

・寺の門に猿曳憩ふ百日紅

        (寺田寅彦)

   

歳時記

・花吹雪人だかりして猿廻し 

         (松沢久子)

  

・梅の下掛声高き猿回し 

        (古川さかえ)

   

・秋日和猿回しゐる天満宮 

         (長濱順子) 

   

・曳猿の空を見てゐる梅白し 

        (宇都宮敦子)

  

先日句友と「道の駅 神戸フルーツフラワーパーク大沢」にて吟行し、日記代わりに詠んだ猿回しの拙句と写真を掲載します。

2022年12月17日(土)18日(日)には、神戸モンキーズ劇場にて特別公演(手話を取り入れた猿まわしショー)をするとのことですが、機会があれば夜のイルミネーションに吟行をしたいと思っています。

   

・日溜まりに人待ち顔の猿回し

・猿回し電飾用の馬像背に

・句材にと話しかけたる猿回し

佳い句をと祈って呉れし猿回し

・猿回し八艘飛びを十八番(おはこ)とし

・しくじりも演技の一つ猿回し

・曳猿のお辞儀頭を地に付けり

・猿曳の弁舌に乗り笊へ札

・さよならの手振り合はすや猿回し

曳猿の齢は幾つ幸祈る

     

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ここをクリックして

「マイちゃん」の八艘飛びの動画をご覧下さい。

(動画は句友が撮ってくれたものです。)

  

        

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2022年12月 9日 (金)

俳句《冬の蝶》

  

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新型コロナウイルス第8波の感染拡大を警戒して、コロナ感染拡大防止のためにクラスが休校になり、遊びに来た孫を連れ出して散歩に詠んだ冬の蝶の拙句と写真を掲載します。

     

   

写真をタップ拡大して、冬の蝶が何処に写っているかを見つけて頂ければ幸いですが、それは蝶でなく、蛾かもしれません

        

・快晴の小道ひらひら冬の蝶

・冬の蝶見え隠れして丘の径   

・冬の蝶我を誘ひ見え隠れ

・冬の蝶小径に留り紛れけり

・冬の蝶撮れど写りし姿無く

・駄句捻り遊びし相手冬の蛾か

     

歳時記(俳誌のサロン)から気の向くままに「冬の蝶」の俳句を抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は季語(青色文字)をタップしてご覧下さい。

   

冬の蝶1

・冬蝶の日を拾ひつつ消えにけり

        (松本松魚)

 

・見失ふほどには飛ばず冬の蝶

       (高橋さえ子)

 

冬の蝶2

・操りの手の止まるとき冬の蝶 

        (田中一美)

  

・今生の高さをとべり冬の蝶

       (荻野加壽子)

  

冬の蝶3

・六階のわが窓のぞく冬の蝶

        (大坪景章)

  

・冬の蝶波郷の墓へ吹かれきし

        (山田春生)

    

ちなみに、「蝶」は春の季語です

ここをクリックして、「俳句談義(8): 高浜虚子の句「初蝶来何色と問ふ黄と答ふ」《虚子の対話の相手は誰か?》」をご覧下さい。

ここをクリックして、「俳句《凍蝶(いてちょう)》(コロナ禍の思い)」をご覧下さい

ここをクリックすれば、「秋蝶の俳句と写真」をご覧になれます。

  

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2022年12月 5日 (月)

俳句《冠雪・初冠雪》

  

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12月2日、国際俳句交流協会(旧称)の俳句大会・講演会・臨時総会に出席の為に上京の際、車窓(ひかり号)の冠雪の風景を日記代わりの駄句に詠みました。

 

(注)

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講演は、岩岡中正氏日本伝統俳句協会会長熊本大学名誉教授)による、「《幕末の漂流者・庄蔵》 ー《ことばの力》に寄せて」というタイトルで、聖書「ヨハネ伝」の庄蔵等が世界最初の和訳で「初めに言葉ありき」と翻訳した経緯など、興味深いお話でした。(写真をタップ拡大してご参照下さい。)

ちなみに、ここをクリックして、「宗教と科学の対立と融合」をご覧下さい。

  

当日の臨時総会に於いて、「国際俳句交流協会」の新名称は「国際俳句協会」に決定されました

国際俳句協会は俳句の世界遺産登録への推進運動の事務局としての活動もするとのことですが、薫風士は「HIA]への投稿「英語でわかる芭蕉の俳句」や「俳句HAIKU」のブログ記事を通じて、その草の根運動をしています

   

・初冠雪E席の窓飛び去りて 

 「E」は「いい」・「良い」の掛詞のつもりです。

  ウエザーニュースによると、伊吹山は平年より12日遅れの初冠雪になりました。

 ここをクリックして、「初雪の俳句 (改訂版)」をご覧下さい

   

・冠雪の峰を遥かに車窓愛で

   

・車窓愛で初冠雪を撮り損ね

  

・微睡みて冠雪富士を見逃しぬ

   

「575筆まか勢」から「冠雪」の俳句を1句抜粋・掲載させて頂きます。

 例句の詳細はここをクリック(タップ)してご覧下さい

   

・冠雪の風の流れに乗れる鷹

        (村越化石

   

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2022年12月 1日 (木)

俳句寸評《冬紅葉》

   

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(写真)

NHK俳句・TV画面一部分(2022.11.11)

 

   

NHK俳句を見ていて、ふとこの記事を書く気になりました。

俳句は好き好きですが、「俳句寸評《鯛焼》」など、「俳句寸評」があなたの句作のご参考になれば幸いです。

    

(原句)

・切通し青空細し冬紅葉

   

(井上弘美選者の添削句)

・冬紅葉あをぞら細く切通し

   

この俳句を詠んだ作者と切通しの立ち位置(空や紅葉を見た状況)は知りませんが、原句の句意に沿った一応の添削をすると次のように修正したいところです。

作者のコメントが頂けると幸いです。

    

(薫風士の推敲案)

(A)冬紅葉あをぞら細き切通し

(B)切通し細き青空冬紅葉

   

推敲案(B)の三段切れは、季語が強調され且つ句意が明瞭だから問題ないと思います。

   

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2022年11月30日 (水)

俳句《金魚・金魚掬い》

 

221129 昨日、新型コロナウイルスのワクチン接種(5回目)を受けた内科医院の待合室に金魚が飼われていたのを見て、写真を撮り、このブログを書きました。
歳時記(俳誌のサロン)から、気の向くままに例句を抜粋・掲載させて頂きます。
例句の詳細は青色文字(季語)をタップしてご覧下さい。

 

金魚1
・金魚にも仲間外れのある如く
        (稲畑汀子)

 

金魚2
・金魚屋の自慢話は子だくさん
        (菊地嘉江)

 

金魚3
・末の子の今の悲しみ金魚の死
        (上野泰
 

 

金魚4
・忘られし駄金魚一尾冬に入る
        (小倉正穂)

 

金魚5
・金魚飼ふ竜宮城を設へて
        (津川かほる)

 

金魚掬
・哀しくて金魚掬ひの輪に入りぬ
        (坊城俊樹)

 

・埒もなく金魚掬へり八月尽
        (宇治重郎)

 

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2022年11月29日 (火)

《蜜柑》(故郷を偲んで)

    

歳時記(俳誌のサロン)「蜜柑」から、「故郷・故里」に因んだ例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

   

蜜柑1

・故郷の名にひかれ買ふ蜜柑かな 

        (浅井千鶴子)

   

・手に蜜柑故郷日和授かれり 

        (村越化石)

   

蜜柑2

・故里の海の香混じり来る蜜柑 

        (清水和子)

   

蜜柑3

・故郷や早生の蜜柑の出荷時 

        (三橋玲子)

   

蜜柑4

・包み解く葉付き蜜柑の香りかな 

       (延川五十昭)

     

575筆まか勢《蜜柑の例句》(「古里・故里・故郷」に因んだ俳句)

・故里につながる蜜柑ころがれり

        (村越化石)

  

・祖父親孫の栄えや柿蜜柑

        (松尾芭蕉

 (注)「祖父親」は「おおじおや」と読みます

   

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