「春」の俳句特集:薫風士のブログ <俳句HAIKU>
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掲句にはタイトル用の「俳句擬き」もあります。
「歳時記」や「575筆まか勢」の例句は、季語(青色文字)をクリック(タップ)すると、ご覧になれます。
・「春隣」の俳句を集めました。
「春隣」や「待春」、「小春」、「風花」などはいずれも冬の季語です。
「風花」の俳句や「コロナ禍の思い」、プレバト梅沢永世名人の俳句の添削などを書きました。ここをクリックして「コロナ禍の俳句鑑賞:『風花』」をご一読下さい。
2021年の立春は124年ぶりに2月3日(例年の立春は2月4日)です。何だか、今年は異例ずくめの事が起こるような予感がします。
・コロナ禍の俳句鑑賞:「立春」「春立つ」「春来る」(俳句と写真)
・春立つもふれあいカフェは自粛かな
・春来たりコロナワクチン未だ来ず
待望のワクチン(ファイザー社製)医療従事者先行の国内接種が2021.2.17から始まり、ほっとしています。しかし、ワクチン開発会社と日本政府の契約はどうなっているのでしょうか?
NHKの日曜討論(2021.2.21)の河野太郎新型コロナウイルスワクチン接種担当大臣の発言が「ワクチン開発や供給状況」をニュースで知ったかのように聞こえました。聞き間違いかもしれませんが、政府の責任者が最新情報を一般のニュース以前にワクチン開発会社から直接得ていないとすれば、日本政府の国際契約の仕方や情報収集能力のお粗末さに驚きです。
「Go Toトラベル」と「緊急事態宣言」の実施と解除に振り回され、また、新型コロナウイルスワクチン接種のスケジュールでも振り回されることになれば、堪まりません。
「ワクチン接種が順調に進み、新型コロナウイルス感染拡大が速やかに収束すること」を祈るばかりですが、政府には「コロナ対策の経験とIT技術を活かして、医療制度を再検討し、将来に備えてほしい」と、切望しています。
・コロナ禍の俳句鑑賞:「春めく」(俳句と写真)
・春めくや大空分かつ飛行雲
・飛行機雲やがてたなびく朧雲
・水仙やチュヌの眠りし芝光る
2月21~22日は4月並みの陽気、所によっては5月並みの陽気になりましたが、その後「冴え返り」冬の寒さになりました。25日の朝は冷え込みましたが、昼間は春の陽気となり、カーテンを開けると長い飛行機雲がまぶしい大空を分断し、やがて膨らみ、おぼろに棚引く霞の雲になりました。
薫風士は辛党ですが、酒の肴にチョコレートもよく合います。
・春一番ワクチン接種開始の日
2月17日からワクチン(ファイザー社製)の国内医療従事者の先行接種が始まりました。
掲句はブログ用の創作俳句です。この日は春一番ではありませんが、強風で「春一番」の感があり、北海道などは暴風雪です。今年の関東地方の春一番は2月4日(過去最も早い発生)でした。関西などの西日本や北陸地方の春一番は2月20日に発表されました。
2月22日と2月26日は何の日でしょうか? ここをクリックしてご覧下さい。
・俳句の鑑賞:「冴返る」(コロナ禍に切望すること)
・下校児のイーアイオーや冴返る
下校児の歌声「イーアイイーアイオー」を偶々聞いた時、「コロナは嫌よ嫌嫌よー」と唄っているのかと聞き違いました。最近、先入観で聞き違いすることが多く、気を付けないといけないなと思っています。大阪・京都・兵庫の「緊急事態宣言」の解除が検討されていますが、感染拡大がぶり返さないように、緊急事態宣言解除後の新型コロナウイルス感染再拡大防止の手立てを推進すべきでしょう。
今日2月23日は天皇誕生日ですが、コロナウイルス感染拡大防止の観点から、一般参賀は中止されました。上皇天皇の誕生日は12月ですがやはり23日です。偶然の一致でしょうが、何か不思議な感じがします。「冴返る」は春の季語ですが、天気予報によると、明日は冬の寒さに逆戻りのようです。
・「旗日」は死語か? 「建国記念の日」の俳句を読んで思うこと
国旗の掲揚は公共施設以外には見かけません。この殊勝な国旗掲揚の方でしょうか、黙々と遊歩道の掃除をしておられる姿をよく見かけ、感謝しながら「まんぽ」しています。
・風に舞ふアートの影や下萌ゆる
・春の湖孤独愛すか釣りの人
NHK俳句に触発されて、近場の「風のミユージアム」に行き、ミニ吟行をしました。
「湖」は「うみ」と読んで「5-7-5」のリズムにすることがよくあります。
・早春の有馬富士向けティ-ショット
・春浅し愛犬チュヌを偲ぶ丘
健康管理の「月一ゴルフ」や漫歩・万歩をして、「まんぽ俳句」を口遊み、コロナフレイル防止に努めています。
・早春の六甲山へ大ショット
・吾を阻む「わんぱく砦」春浅し
意気込みだけでも若者に負けないようにしてゴルフのショットをしています。
「わんぱく砦」の俳句は2019年の春に詠んだものですが、2020年の初夏に幼子と家族で山頂まで登りました。
・梅咲くや老の日々にも朗報来
庭に盆栽を移植した梅が咲いています(冒頭の写真参照)。
健康管理の月一ゴルフをしながら四季折々の駄句を口遊んでいます。
・雛納孫の未来に思ひ馳せ
コロナ対策やオリンピック開催に伴い費やされる膨大な国家費用は国債に依存しており、その返済は将来の大きな課題になるでしょう。アベノミックスで推進していた「2%の物価目標」(実はインフレ政策)は悲しい笑い話になるのではないでしょうか?
政治家は、日本の将来に思いを馳せる老の「仮定の質問」も馬鹿にせず、「仮定の質問にはお答え出来ません」などと「ごまかし」・「問題の先送り」・「思考の停止」をしないで、将来の日本を支える子供たちのために納得できる対策をしっかり講じてほしいものです。
・強風の彼岸に聖火届きけり
・春嵐や嫌な予感を打ち消すも
昨年(2020.3.20) 五輪聖火が到着した当日の春嵐や新型コロナウイルスの感染拡大に2020東京五輪・パラリンピック開催の困難さを予感した方々は少なからず居たのではないでしょうか?
オリンピック開催による新型コロナウイルス感染再拡大は何としても防止しなければなりません。
安倍晋三前総理大臣は、かって「延期や中止については、一切言及はしていない。大切なことは、完全な形で、オリンピック・パラリンピックを日本で開催をすることだ。」と言っていました。
安倍さんから後任を託された菅首相は「オリンピックは何としても開催する」というお考えでしょうか?
「無観客・開催の再延期・中止」など、あらゆるコロナ禍の五輪対策を検討してほしいものですが、オリンピックを開催したためにコロナの感染が再拡大すれば、オリンピック開催の強行推進をしたご自身や取り巻きの責任者はどのように責任をとるつもりでしょうか? 海外からの訪日者などの責任になさるお考えでしょうか?
「仮定の質問にはお答え出来ません」とおっしゃるのでしょうか?
「後からなら何とでも言える」とおっしゃるのでしょうか?
そうならないことを祈っています。
・飛行機雲五輪にせざる春嵐
・啓蟄やコロナウイルス蔓延りて
・啓蟄やコロナウイルス抑え込め
今年は東日本大震災から10年になりますが、コロナ禍に被災者のご苦労はまだ続いています。一日も早い新型コロナウイルス感染拡大の収束と復興が促進されることを祈っています。
コロナの心配をしないで、安心して東北旅行が出来ると嬉しいですね。
・「春の水」・「春水」の俳句
・有馬富士映し豊や春の水
「千丈寺湖」の鴨の飛翔や釣り船の風景など、この記事の最後に掲載した写真もご覧下さい。
・「春光」の俳句
・春光や綿雲の端庭の芝
・春光や丘のアートの風の舞
「風のミユージアム」の丘に立つと、昨日の春一番の名残の風が吹き気分爽快でしたが、帰路の車は夏日のような陽気に冷房が必要でした。
「椿寿忌」は4月8日、「花祭り」の日です。
・「鶯」・「初音」の俳句を楽しもう!
・鶯の声に快音ティーショット
三密やコロナフレイルを防ぐには、吟行やゴルフは好適です。
・春雨や地震に倒れし墓碑数多
被災された方々に思いを馳せながら、この記事を書いています。「俳句HAIKU」が少しでも慰みになれば幸いです。(気象庁の地震情報はここをクリックしてご覧下さい)
・「風光る」俳句・写真特集・神戸メリケンパーク(改定版)
震災後の復興を遂げた街には、震災を知らぬ若者が多くなりましたが、今も多くの被災者のご苦労は続いています。
新型コロナウイルスのワクチン接種がはじまりましたが、高齢者対象のワクチン接種は4月12日から開始されるとのことです。まだまだ花見に浮かれることは出来ません。油断は大敵です。
・「桜」・「花」などの俳句と写真を集めました。
・俳句の鑑賞・面白い季語「山笑ふ」
・ひかり号目覚めし車窓山笑ふ
亀は鳴きませんが、「亀鳴く」は春の季語です。
貴方にとって「声無き声」は何でしょうか?
・俳句談義(12):「椿寿忌」の俳句と高浜虚子
高浜虚子虚子の俳句に女性蔑視だと非難された句についてこのブログ記事で書きましたが、森発言の「女性蔑視」とは何か? ここをクリックしてお考え下さい。
・風薫るわが青春の木の根橋 (田ステ女俳句ラリー入選句)
・バイリンガル俳句・HAIKUを楽しむ <高浜虚子の俳句「春の山」
芭蕉や西鶴、高浜虚子など、江戸時代からの辞世句を集めました。ここをクリックしてご覧下さい。