2022年6月24日 (金)

永世名人の俳句の添削・推敲 《帰省・青葉木菟》

   

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(写真)4ch. TV

プレバトの一画面

  

先日のTV番組「プレバト」の夏井先生の裁定に些か腑に落ちないことがあり、久しぶりに俳句推敲の記事を書かせて頂きます。

 

東国原永世名人の次の俳句について、梅沢富美男永世名人が「ボツ」の予想をしていましたが、夏井先生は「お手本の句集に掲載決定」の裁定をしました。

  

帰省してゐる 周遊のついでかな

  

この東国原永世名人の「つぶやき」のような俳句は種田山頭火の俳句を思わせます。

「頭には鹿児島や沖縄などに行きたいことがあったが、ついでに帰省していることを強調したくて『かな』を使った」とのこと。

夏井先生は作者の意図を尊重して掲載決定をされたようですが、山頭火の「自由律俳句」がお好きなのでしょうか?

 

いずれにせよ、俳句は「好き好き」であり、「私的な慰みもの」として楽しめば良いでしょう。

掲載決定の裁定はエンタメ番組として問題無いことは言うまでもありませんが、伝統的俳句に親しんでいる一般的読者の「お手本」としてはお勧め出来ません

俳句に無駄な動詞を使うことは避けるべきですが、「している」よりもっと効果的な言葉が他にあると思います。

  

たとえば、次のように添削すると「帰省」に対する作者の思いが原句より強調されるのでは無いでしょうか?

    

・久しぶり周遊とても帰省かな

・漸くに周遊とても帰省せり

・久しぶり周遊ついで帰省して

  

上記の推敲案は「何れも中身の無い定型句で面白くない駄句だが、原句は表現が新鮮で良い」と思われますか? 

   

次の梅沢富美男永世名人の俳句について、夏井先生は「や」は「はしゃぎすぎ」と言って「ボツ」の査定をし、下記のとおり添削しましたが、更に推敲の余地があると思います

  

(原句)

・バーディで上がるホールや青葉木菟

   

(夏井先生の添削)

・バーディで上がる青葉木菟のホール

 ゴルフ場のこのホールが「青葉木菟のホール」として特別のコースでもない限り、ホールを強調する意味が無いでしょう。

   

(薫風士の推敲案)

・バーディで上がりしホール青葉木菟

    

 夏井先生の添削よりもこの推敲案の方が、季語「青葉木菟」が強調されると同時に梅沢富美男永世名人の俳句に込めた思いが一層的確に表現されている、と思いませんか? 

貴方なら、どのように推敲しますか?

   

興味があれば、「プレバト 夏井先生の添削を添削する (添削記事特集編)」をご覧下さい。俳句の面白さ・奥の深さが分かるでしょう。

  

俳句愛好家を増やすためにも、東告原永世名人や梅沢永世名人のご意見を伺いたいものですが、何らかのコメントを頂ければ望外の喜びです。

 

2022年6月22日 (水)

桃の俳句(手作りの味)

  

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好天に恵まれた昨年の夏至(6月21日)にはブログ記事に「夏至の一日(夏の俳句と写真)」を書きましたが、今年の夏至は梅雨の小雨が降りました

 


手作りの庭の桃が一週間ほどの間に赤みを帯びて虫や小鳥に食われたり腐りかけたりしているのに気づき、熟した桃を急遽日没前に小雨を厭わずに採りました。

  
・桃を捥ぐ庭は手作り小糠雨
・桃を捥ぐ傘を逆さに妻が受け
・桃くれし躑躅も呉れし友は逝き
手作りの庭の五月雨友偲ぶ
・ほの渋き桃の甘さや友偲ぶ
・手作りや朝餉のパンの桃のジャム
・噛みしめる平和の味や夏の桃

  
「桃」は秋の季語です。「梅雨」の「桃」を食べましたが、気分良く「夏の桃」と表現しました

 


今年は生り年で手作りの庭の躑躅が沢山咲き桃も数年ぶりに実りました。
20年ほど前に胃癌の全摘手術をして、見舞いに友人が呉れた桃が美味しかったので、食べ後の実を鉢に埋めて育てて庭に移植した実生です。
小粒ですが、蝕みを取り除けば結構甘くて食べられます。

   
日記代わりのブログ用の拙句を前座に掲載しましたが、歳時記(俳誌のサロン)や「575筆まか勢」から気の向くままに「桃」の例句を抜粋・掲載させて頂きます。
例句の詳細は青色文字(季語)をタップ(クリック)してご覧下さい。

 


桃1
・桃ひとつ夫と分ちぬ葬りあと 
           (武藤嘉子)
 

桃2
・太陽の熱のさめざる桃をもぐ 
           (森田久枝)

桃3
・山小屋の盥に冷す桃を買ふ 
         (田中きよ子)

桃4
・白桃やリビング・ウィル宣言書 
           (山口紹子)
 
桃5)
・白桃や戦生きぬき来しふたり 
           (佐藤美紀)

桃 6 )
・コロナ禍や食べに行けない桃のパフェ 
           (瀬戸美文)

 

575筆まか勢) 「桃の俳句」
・虫はみて桃紅の腐り哉
           (正岡子規) 


・かすかなる蝕みありて桃太る
         (能村登四郎)

2022年6月19日 (日)

「朝顔」の俳句

   

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先日庭の片隅に早くもコスモスが一輪咲いていましたが、今朝、庭に出てみると朝顔が一輪咲いていました

     

朝顔は夏の花だと思っている方もいるでしょうが、「コスモス」も「朝顔」も「秋の季語」とされています。

奈良の「般若寺」はコスモスと紫陽花が6月末まで見頃だそうです。

   

朝顔の俳句といえば、加賀千代女の「朝顔に釣瓶とられて貰らひ水 」が有名ですが、現代は水道が充実し井戸水は殆ど使われなくなっているので若い世代にはこの俳句の面白さはピンとこないかもしれません。    

  

花と緑と水我が街ニュータウンは、水資源に恵まれ、水道水も井戸水に劣らぬ美味しさがあります。今は亡き愛犬チュヌが公園で水道水を遣るとゴクゴクと美味しそうに飲んだ姿を思いだします。

御多聞に洩れず高齢化による世代交代が徐々に進んでいますが、世代間交流も推進されているようです

散歩していると、街のあちこちにリフォームや建て替え工事など、街の新陳代謝の風景が見られます。

そこで、拙句を口遊みました

   

・今朝の庭朝顔一つ艶やかに  

・朝顔や遠き宅地の槌の音

     

ウクライナには槌音ならぬ爆弾の音が今も響いているのでしょうか

悲しいことです

ウクライナ戦争が停止され、ウクライナの街の再建が開始される日が速やかに来ることを祈っています

「究極の愛・ラブを!(Ultimate LOVE!)」をご覧下さい。

「自己実現」や「世界平和実現」の指針とすべき言葉24語の頭文字を「LOVE」に当てはめています

     

「歳時記」(俳誌のサロン)や「575筆まか勢」の「朝 顔」の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細や解説は青色文字(季語や解説記事など)をタップ(クリック)してご覧下さい。

  

朝顔1  

・路地に朝顔アメリカにエノラ・ゲイ 

          (池田澄子)

 

朝顔2

・朝顔や勝手口までよく見えて 

           (笠学)

 

朝顔3

・朝顔の咲いて園児を欺かず 

          (渡邉春生)

   

朝顔4

・朝顔や双子乗せゆく乳母車 

       (わかやぎすずめ)

   

朝顔5

・朝顔を咲かせ余生を楽しめる 

           (上原恒子)

 

朝顔6

手術日のあさがほひとつ咲いてをり 

           (竹下昌子)

    

(575筆まか勢)

朝顔や泣きやみて子の深呼吸

            (中拓夫)

   

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2022年6月14日 (火)

《きゅうり・胡瓜》(初物の俳句)

   

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手作りの庭に水遣りをしていて、胡瓜が一つ知らぬ間に大きくなっているのに気付きました。
トマトは脇芽を取って育成しますが、胡瓜は脇芽(?)に花が咲きその花の元の部分が胡瓜に成長するようです。
冒頭の写真をタップ拡大してご覧下さい。
 

・初なりの胡瓜葉陰に垂れ下がり
   
・手作りの庭を愛でつつ胡瓜捥ぐ
    
・初物の胡瓜を食みて思ふこと
   
・噛みしめる平和の味や胡瓜食む
    
・胡瓜愛で思ひ馳せるやウクライナ

 

  
このブログを書き終えてTVニュースを見ると、「近畿地方が梅雨入りした」と放映していました。
庭の様子を見に出ると、風が強く「梅雨寒」の感じがしました

 
今日は六甲高山植物園を仲間と吟行する予定でしたが、天気予報通り朝から雨が降り始めたので断念しました。

晴れ男山上恐る梅雨嵐
  
・吟行を諦め今日は梅雨籠

 

  

2022年6月11日 (土)

「若葉」の俳句特集

   

青色文字(記事のタイトル)をタップ(クリック)して、記事をご覧下さい。

   

若葉・楠若葉《梅田界隈吟行の写真俳句

    

「若葉」・「柿若葉」の俳句を鑑賞しよう

 

若葉の俳句を作って楽しもう!

   

 椅子傾ぐ歯科医の窓辺樫若葉

    

 「青葉」の俳句は、ここをクリック(タップ)して、ご覧下さい。

     

続きを読む »

2022年6月10日 (金)

「梅雨寒」の俳句 (ウクライナに思いを馳せて)

    

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 (写真)

カラー図説 日本大歳時記「入梅」「梅雨寒」などのページ

タップ拡大すると解説と例句をご覧になれます。

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5月15日に東北地方も梅雨入りしました

下記の俳句はウクライナ応援と写真説明用のブログ俳句です。

写真をタップ拡大してご覧下さい。

  

・梅雨寒の青き桃の実雨雫

     

梅雨寒に思ひ馳せるやウクライナ

  

青い桃が熟す頃にはウクライナ戦争が終結することを祈っていますが、世界のリーダーが互いに相手を非難し合っている状態で、祈り空しく、この戦争は当分収まりそうにありません。

悲しいことですが、已むを得ません

何事せよ自分には出来ないと諦めて他人まかせや政治家任せにせず、少しでも知恵を出し合って平和な世界を確立する地道な努力を続けたいと思って、ささやかなブログを書いています。

ウクライナ応援のブログ用拙句を前座に掲載しました。

  

「歳時記」(俳誌のサロン)や「575筆まか勢」から、平和な日常を詠んだ「梅雨寒」の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字(季語)をタップしてご覧下さい。

     

・ふたりゐてものを噛む音梅雨寒き    

           (斧田綾子)

    

梅雨寒や近くを過ぐる救急車  

          (菅野日出子)

     

うとましや声高妻梅雨寒も

         (久保田万太郎) 

    

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2022年6月 4日 (土)

四季の雲《夏の雲・雲の峰》(特集)

   

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(写真)

カラー図説 日本大歳時記

写真をタップ拡大して解説や例句をご覧下さい。

  

今日6月4日はロシアのウクライナ侵攻開始から百日目、阪神大震災から1万日目の節目に当たるとの事です。

 

プーチン大統領はウクライナ侵攻を止めようとせず、ゼレンスキー大統領はあくまで抗戦する意思を表明しています

ウクライナの人々に思いを馳せて「俳句HAIKU」に抗議提言の記事を書きましたが如何ともしがたく、プーチン大統領の暴挙への憤りと募る悲しみをを抑えかねています

    

・夜半の雨上がり黙々片陰を

・夏の雲己が行方にもくもくと

   

「夏の雲」の俳句特集記事作成に気を紛らして、平和の有難さを再認識しています

気の向くままに「歳時記」(俳誌のサロン)や「575筆まか勢」の例句を抜粋掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字(季語)をタップしてご覧下さい。

  

・水の輪に影消されゆく夏の雲 

           (北村照子)

   

・胸中に峰雲育ちつつありぬ 

           (岩岡中正)

   

・故里の入道雲の似合ふ山 

           (森なほ子)  

 

・病室の窓を見飽きず積乱雲 

           (中村邦彦)

  

雷雲を避くる旋回二十分 

          (稲畑汀子)

   

夏雲や健康保険発祥地 

          (山田六甲)

   

・夢多き日の遠くなる夏の雲

          (菅原哲男)

     

  

来年を期して奮起す雲の峰

           (薫風士

   

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2022年6月 3日 (金)

俳句《苔の花》

    

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冒頭の写真はカラー図説 日本大歳時記の「苔の花」などの解説ページや散歩で見かけた路傍の苔や紫陽花です。

   

タップ拡大してご覧下さい。

  

先日、「兼題に《苔の花》が出されたが、どこか近くに咲いているかしら?」と、句友が聞いたので、今朝、明け易の早朝散歩に出かけ、駄句を口にしながら左右に注意していると、路傍に苔が生えているのに気づきました。

近づいてみると冒頭の写真のように苔が伸び始めていましたが、未だ花は咲いていませんでした。

   

・苔の花いつ頃咲くやまんぽ道

・朝日影未だ咲かざる苔の花

見たきもの苔寺に咲く苔の花

大原や声明響く苔の花

・苔の花自然の摂理諾ひて

              (薫風士)

    

歳時記(俳誌のサロン)の冒頭句を引用させて頂きます。

・何んの花が好きかと問われ苔の花   

            (和田魚里)   

   

 ここの青色文字をクリック(タップ)して、「575筆まか勢」の例句や「きごさい歳時記」の「苔の花」の解説などをご覧下さい。

  

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2022年6月 1日 (水)

「五月・皐月」の俳句(季語と暦の新旧について)

 

1423 今年の新暦「5月」は陰暦「皐月」より約1か月早く、陰暦の「卯月」に相当し、陰暦の「五月・皐月」は新暦では6月です。
数日前から手作りの吾庭の日本列島の皐月(さつき)が咲き始めたので「皐月」の俳句について記事を書くことにしました。
  
「皐月」は一般的に「サツキツツジ」の略称として使われていますが、「陰暦5月」の異称でもあり、「五月」や「皐月」は初夏の「季語」として用いられます。
 
(旧暦と西暦の日付の関係はここをタップして、「ウィキペディア」の解説をご覧下さい。) 
     
「五月雨」は「さみだれ」と読み、「梅雨の雨」のことですが、最上川を詠んだ芭蕉の俳句が有名です
 

・五月雨を集めて早し最上川


 
「歳時記」(俳誌のサロン)や「575筆まか勢」の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。
例句の詳細は青色文字(季語)をタップ(クリック)してご覧下さい。

 
 

五月来る心新たに令和の世

         (石黒興平)
 

・朝刊とパンとコーヒー風五月

         (浅野右橘)
 
川沿ひの鐵灸院や風五月

         (笹村政子)
 
「鐵灸院」は「しんきゅういん」と呼びます。


 

恐竜の喉に触って聖五月

         (松本恭子)

少し泣き少し笑ひて五月果つ

         (新家生子)
 
 

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2022年5月28日 (土)

椅子傾ぐ歯科医の窓辺樫若葉

  

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一昨日、歯医者で抜歯の麻酔が効くまで待機して、窓を眺めると、夕日に光りながら樫の木の若葉が揺れ、その向こうに葉桜が茂っているのがブラインド越しに見えました。

このタイトル俳句はこれまでに「樫若葉」の俳句は未だ書いていないことに気付き口遊んだものですが、「傾ぐ」と「樫」・「歯科」など、「韻」の面白さもあるので気に入り、早速記事にしました。

  

  これまでに「俳句HAIKU」で「若葉」の記事は次のとおり3件書いています。

  

青色文字のタイトルをタップしてご一読下さい。

  

  若葉の俳句を作って楽しもう!

  

「若葉」・「柿若葉」の俳句を鑑賞しよう

  

若葉・楠若葉《梅田界隈吟行の写真俳句》  

  

  

俳句は、作る気があれば、いつでも、どこでも、気軽に詠める楽しさがあり、退屈しのぎに最適だと思っています。

次の俳句は歯科医院で横たわりながら窓の風景を最近詠んだ拙句です。

 

横たふる歯科の足先春の空

  

・椅子傾ぐ歯科医の窓や花は葉に

  

・実直な歯医者は寡黙花は葉に

  

・葉桜や愚直な無口技冴える

 

葉桜を幾度見しや歯科の窓

 

・歯科の窓運動会の子等の声

  

・横たふる歯科の足先走り梅雨

  

 

  歳時記(俳誌のサロン)の「5月」の例句に次の俳句が目につきました。

 

・歯の治療いつまでつづく五月晴

            (稲畑汀子)

 この句の「いつまでつづく」は「歯の治療」と「五月晴」のどちらに係るのでしょうか?

 「切れ」を何処に入れるか、解釈次第です。

 ちなみに、芭蕉の俳句「海くれて鴨のこゑほのかに白し」についても、「ほのかに白し」に係るのは「海」なのか「鴨のこゑ」なのか、諸説があります。

  

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

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2022年5月27日 (金)

若葉・楠若葉《梅田界隈吟行の写真俳句》

   

新型コロナ感染拡大防止政策により長らく開催出来なかった会社・同期の「定例飲み会」が久しぶりに開催されたので、最寄りのバス停から大阪空港経由・梅田・新大阪行きの特急神姫バスに乗り大阪・梅田へ行きました。

芭蕉の本を漁りにジュンク堂書店に入ったところ、目についた「芭蕉の風景」(小澤實著を買いましたが、同期会参加受付時間(正午)までには未だ1時間余りあったので梅田界隈をぶらぶら吟行してまんぽ俳句」を詠みました。

天気予報が外れて幸い帰路も雨が降らなかったので、「ハービス(大阪梅田)バス停」まで初めて通る道に迷ったのを幸いに、堂島川沿いの葉桜の並木堤をぶらつき駄句を口遊みました。

拙句と写真をご笑覧頂ければ幸いです。

  

・バス降りしハービス通り若葉風

楠若葉AVANZA前の広場にも

若葉光ビルの書店を出でし街

鴉の巣街の真中の大楠に

・梅新の楠をさ揺らせ風薫る

・風薫る福沢諭吉誕生地

碑に馳せる諭吉の思ひ楠若葉

・命綱下げ初夏のビルを拭く

・ビルを拭く命知らずや若葉風

葉桜や堂島川の並木道

風涼し堂島川の蛸の松

・句に遊ぶ梅田界隈風薫る

   

大阪万博2025を控えて緑化事業が促進されているのは嬉しいことですが執拗な新型コロナウイルス変異株の発生震災が気がかりです

コロナや震災に対する対策を十分練って、経済的効果のみならず、国際文化交流の実を上げてほしいものですが、人工島「夢洲」は万博用地やIR誘致用地のみならず大震災や台風などの避難対策にも活用できないか、もしも未検討なら、長期的観点で是非検討されることを切望しています。

   

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2022年5月25日 (水)

トマトの俳句(ウクライナ応援句)

 

(P.S. 2022.6.24)

22624 ミニトマトが一つ赤くなり、一つは薄赤くなました。
最初に黄色い花が咲いてから1か月程で赤くなりはじめましたが、真夏日になれば一斉に赤くなると思います。


 

2269 (2022.6.9の写真)

5月25日の写真よりも黄色の花や青い実が沢山になっています。

「青」と「黄」はウクライナ国旗を暗示し、ウクライナを応援しているつもりです。

 

・青き実も黄の花も増えミニトマト

・ミニトマト黄の花咲かせ青き実も

 

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(2022.5.25の写真)

 

 

歳時記(俳誌のサロン)のトマトの例句はここをクリック(タップ)してご覧下さい

575筆まか勢」の例句「トマト」に次の句がありました。 

 

・子の為に朝餉夕餉のトマト汁

            (星野立子)

 

・難民やトマトあふれるほどに売り

            (対馬康子)

「難民」の俳句は何処の国でいつ頃詠まれたのでしょうか?

 

ロシアのウクライナ侵攻により、難民数が急増していますが、国連によると、「世界の難民・避難民は1億人を超えた」とのことです。

冬ざれのトマトを食べる頃までにはロシア軍がウクライナ侵攻を止め、和平が成立することを祈っていますが、年末までに和平は実現するでしょうか?

 

冬ざれのトマト赤きをサラダにす

・冬ざれの庭のトマトの猶美味し

夢尚もトマトの花の小さき黄に

            (薫風士)

 

詮無いこととは知りながら、ロシアがウクライナへの侵攻を止めることを願って「俳句HAIKU」の記事を何度か書きましたが、戦争は、始まれば止めることは至難です

ご承知のように、共産主義専制国家は言論の自由を制限し、インターネットをコントロール、言論を統制して、善良な国民を支配者の思いのままに動くロボットにしています。
悲しいことですが、ロシアの善良な人々まで憎悪の対象にされつつあるようです。

 

「梅東風や届け世界にこの思ひ」で提言したように、第二次世界大戦の連合国を始めとして、世界の人々が日本の平和憲法の前文の趣旨を自国の憲法に取り入れる運動を起こして、覇権争いの戦争を未然に防ぐ根本的な解決策を皆で考え、実行してくれることを切望しています

 

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2022年5月24日 (火)

綾部吟行《山家城址公園と筍掘り》

   

故郷を「まんぽ俳句」で元気に、未来に繋ごう!

    

先日綾部ゆかりの句友のアレンジで「山家城址公園」と「グンゼスクエア」にある「綾部バラ園」を訪ねて吟行俳句会をエンジョイしたことを「俳句《椎の花》(綾部バラ園吟行の俳句と写真)」のタイトルで書きましたが、今回は山家城址公園吟行について拙句写真を掲載します。

まず、山家城址公園の城門2階にある「山家城址資料館」を見学しましたが、実戦に使われた甲冑など、興味深い展示があり、資料館の案内の方の親切な説明に筍掘りの約束の時間を忘れてしまい、「竹の子」の取れる竹藪の近くに行ったところ、既に筍は掘られて軽トラックに積み込まれていました。

   

・郷土愛あふるるガイド風薫る

・実戦に旧りし甲冑初夏展に

・資料館出でし城門若葉風

・初夏展に竹の子掘りを忘れけり

掘りたての筍既に軽トラ

・掘りたての筍句友と山分けに

・胃は無くも旬の筍刺身とし

筍の妻の手料理昼も夜も

  

竹藪は、句友の姻戚の所有地ですが、低価格輸入木材のために杉山が林業として成立しなくなり、手入れ不足から竹が蔓延って出来たもので、本来の目的ではないとのことでした。

 

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2022年5月21日 (土)

俳句《椎の花》(綾部バラ園吟行の俳句と写真)

  

故郷を「まんぽ俳句」で元気に、未来に繋ごう!

青色文字をタップすると例句やリンク記事をご覧になれます。

  

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(写真)
カラー図説 日本大歳時記
   
写真をタップ・拡大すると、「椎の花」の解説と例句をご覧になれます。
    

  


「575筆まか勢」の「椎の花」の例句は、ここをクリック(タップ)すればご覧になれます
 

 
5月10日に句友と「あやべグンゼスクェア」にある「綾部バラ園」で吟行俳句会をエンジョイしました。
  
あいにく、「グンゼ博物館」は休館日で、薔薇の見頃には未だ1~2週間早過ぎる吟行でした
あやべ特産館」で買った弁当をバラ園の傍にある椎や辛夷などの木陰で食べました。
往路は高速道路を薫風士が運転し、帰路は一般道路を妻の運転に任せることにしたので、アッシー君ならぬ妻は、「あやべ水源の里」の美味しい水で苦吟をし、薫風士は妻のお陰で心地よく地酒を呑みながら、俳句会の駄句を捻りました


余談ですが、胃癌全摘した胃の無い身体には強い焼酎は合わず、橡の実を使用した綾部特産の本格焼酎「栃神(とちがみ)」は飲めないので、そのまま飲める体に優しい日本酒にしました。


薔薇園の見頃は未だ客まばら
句に遊ぶ「綾部バラ園」風薫る
風薫る木陰の句座に打ち解けて
・椎の花散るテーブルや句座弾む
推敲に句座より愛でる鯉幟
風車煌めく園の風清し
初夏の句会の一日惜しみけり  



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2022年5月20日 (金)

採血日梅花空木の花咲けり

    

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22621昨日は健康管理の月一ゴルフに朝から出かけたので庭の水遣りが出来ず、今朝「かかりつけ医」の内科検診・採血に出かける前に庭を見ると、梅花空木の花が咲いていたのでブログ日記用の「まんぽ俳句」を口遊み、この記事のタイトルにしました。

「梅花空木」は「ばいかうつぎ」と読みますが、上五の「採血日」と下五の「咲けり」と韻を踏み、「5-7-5」の定型リズムにしています。 

     

・待合室寄れば寄り来る熱帯魚

    

熱帯魚」は夏の季語です。

内科医待合室のポスターの写真をタップ・拡大すると、高齢者の健康法などをご覧になれます。

ここをクリック(タップ)すると、「575筆まか勢」の「元気・健康」の例句をご覧になれます。

  

新型コロナウイルスの4回目のワクチン接種の一応の予約も出来ましたが、コロナ感染拡大第7波が生じないうちに懸案の芭蕉所縁の観光地へ旅行したいものす

 

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

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2022年5月18日 (水)

俳句 《柚子の花》

   
22518今年は生り年になるのか、躑躅が咲き誇っていましたが、散り始めて醜くなったので手入れをしていて、今朝、柚子が咲いているのに気付き、駄句を口遊みました。

   

柚子の花言葉は「健康美」、「恋のため息」、「汚れなき人」だそうです

  

コロナ」は根絶出来ないでしょうから、「With Covid-19」の生活を「まんぽ俳句」を口遊んで凌ぎましょう

    

・柚の花吾庭の隅に楚々と咲き

躑躅散り柚子咲き初めし今朝の庭

・生り年か今朝の日差しに柚子咲きぬ

柚子一つ浮かべし風呂の香りかな

            (薫風士)

  

「575筆まか勢」の「柚子の花」の冒頭の例句を掲載させて頂きますが、例句の詳細はここをクリック(タップ)して、ご覧下さい

   

・こころ病む日の香りとも柚子の花

           (鷲谷七菜子)

     

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2022年5月12日 (木)

街角の花を潤ひ走り梅雨

    

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5月4日に沖縄は梅雨入りしましたが、11日には奄美地方も梅雨入りしました。 

  

歳時記(俳誌のサロン)の「走り梅雨」の例句はここをクリック(タップ)してご覧下さい

    

まんぽ俳句」を口ずさみながら散歩していると歯科医の看板が目に入り、西宮の句友がいつだったか歯科医院が多くなったと言っていたことを思い出しました。

   

我がニュータウン花と緑の街」も「高齢化が進み西宮と同じだな」と、「歯科医の窓の風景」を俳句に詠むことを思いつきました。

我がニュータウンも古びて来ましたが、幸い世代交代の新陳代謝が徐々に進み、医療施設が随所にあり近場の「かかりつけ医」(ホームドクター)を利用できるベッドタウンの生活をエンジョイしています。

     

コロナ禍近場の歯科へサンダル

  

・横たふる歯科の足先走り梅雨

  

・椅子傾ぐ歯科医の窓や花は葉に

    

葉桜を幾度見しや歯科の窓

   

   

ここをクリック(タップ)して、「椅子傾ぐ歯科医の窓辺樫若葉」をご覧下さい。歯科医の仕事ぶりを俳句に詠んでいます。

   

先月、ロシア軍がウクライナ侵攻を止めることを願って、次の拙句を掲載しました。

ここをクリック(タップ)して「俳句HAIKU」の記事「飛行雲ほのかに二つ春の空」をご一読頂ければ幸いです。

  

・横たふる歯科の足先春の空

    

今年(2022年)の5月15日は沖縄返還50周年にあたり、様々な記念イベントが開催されるでしょうが、6月23日は沖縄忌です。

ここをクリック(タップ)して、「コロナ禍の続く忍従沖縄忌」(2021.6.23)をご一読頂ければ幸いです

   

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2022年5月 8日 (日)

母の日の吾を訪ねし初蜻蛉

   
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タイトルはブログ用の備忘録・日記俳句です。

  

(写真はタップ・拡大してご覧になれます。)  

   

   

娘たちはそれぞれに多忙な生活をしていますので母の日もメールやLINEの交流ですが、手作りの狭庭蜻蛉小鳥が訪ねて呉れ、俳句大会受賞のダメになったと思っていた黄色のクイーンローズが咲きました

    

・母の日やクイーンローズも蘇り

・母の日や親子の思ひすれ違い

・母の日や人それぞれの幸福度

     

NHKスペシャル「君の声が聴きたい~若者が願う 幸せのカタチ~」をみましたが、「幸福度」の公平な測定方法は無いのではないでしょうか?

最近は定性的な問題でも数値化・ランキングする傾向がありますが、多様性の時代に不適切な気がします。

人それぞれが持って生まれたDNAや環境を否定せず、「他者との比較ではなく、それぞれが自分の出来ることと出来ないことを見定め、無理をしないで自己実現をすることが幸福度の向上につながることが望ましい」と思っています。

  

青色のタイトルをクリック(タップ)して、「究極の愛・ラブを!(Ultimate LOVE!)」をご一読下さい。

  

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2022年5月 5日 (木)

「梅雨」(俳句と写真特集)

   

1226_2255今年は平年より1週間ほど早く5月4みどりの日)に沖縄は梅雨入りしました。 

  

青色文字(タイトル)をタップ(クリック)して、「梅雨」の俳句に関連する記事をご覧下さい。

    

コロナ禍の続く忍従沖縄忌(補填版

   

「梅雨寒」の俳句 (ウクライナに思いを馳せて)

    

街角の花を潤ひ走り梅雨

  

吟行に除疫祈るや梅雨晴間 (俳句と写真)

   

プレバト「博多華丸氏の俳句「梅雨の初運転」を考える

    

梅雨晴間綾子生家を訪ねけり (俳句と写真

  

(チュヌの叫び)梅雨の暮まん歩に会ひしルナとララ 

         

コロナ禍の梅雨の吟行谷性寺(写真と俳句)

  

梅雨空に有馬温泉吟行す (俳句と写真

 

俳句鑑賞:「梅雨に入る」「入梅」「梅雨

   

「梅雨」の俳句に思うこと

    

コロナ禍や梅雨の車窓の富士惜しむ(写真俳句

    

  

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2022年5月 2日 (月)

「ソーダ水」(夏の季語)《青春の俳句》

     

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仲間の6月俳句会の兼題がソーダ水に決まりました。

「ソーダ水」の解説(ウイキペディア)はここをクリックしてご覧下さい

   

俳句は自然(花鳥風月)を詠むばかりでなく、日常の私的な思いや出来事を気軽に駄句でも構わず詠むのも楽しいものです

俳句は好き好きですから、投句をする場合は、その駄句(秀句かも?)を「選者や句友の好みなどを考えて適宜推敲すれば良い」と割り切って、先ず楽しむことを優先しましょう

冒頭の写真は、「俳句HAIKU」のアクセス数が面白い数字になっていたので掲載しました。

初心者でも、折に触れて「俳句HAIKU」を読み吟行俳句会の場数を踏めば、そのうちに良い俳句も作れるでしょう

ゴールデンウイークの後半は吟行日和になります。

コロナ禍外出自粛の鬱積吟行の「まんぽ俳句」で発散しましょう

  

「575筆まか勢」から気の向くままに抜粋・掲載させて頂きますが、例句の詳細はここをクリックしてご覧下さい

  

わだかまりすつと落ちゆくソーダ水

            (脇坂啓子)

  

・ソーダ水うつむける時媚態あり

           (大須賀邦子)

  

・ソーダ水つつく彼の名出るたびに

           (黛まどか)

    

インターネットの検索をしながら、駄句を口遊みました

   

青春の我が思ひ出やソーダ水

・魅せられし指の白さやソーダ水

・ソーダ水心許して付き合ひて

・ソーダ水胃の無き今は目で愛でて

・ソーダ水胃の無き老は酒が良い

     

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