2020年11月26日 (木)

風除や避けたきものはウイルスよ

  

Dsc_3268新型コロナウイルスの1日の感染者数が全国で2,000人を超えましたが、大阪府は東京都を超えて490人になりました。

第三次感染拡大が懸念される状態となり、「Go Toトラベル」や「Go Toイート」のキャンペーンも見直しを余儀なくされています

日本の新型コロナ感染者(累計)は13万人を超え、死者(累計)は2千人を超えましたが全世界の感染者数は5千8百万人を超え、死者は138万人を超えています

   

今日は勤労感謝の日ですが、終日手作りの庭の手入れをして過ごしました。そこで、「勤労感謝の日」の俳句を作り、ブログ記事のタイトルにしようと思いましたが、「勤労感謝の日」は9文字で、5-7-5の定型に収めるのが至難です。

我が家には強い北風が殆ど無く、「風除け」は無用ですが、某俳句会の兼題に「風除」(「風垣」・「風囲」など、冬の季語)が出されたので、川柳もどきのコロナ俳句をタイトルにしました。

 

愛犬「チュヌ」が亡くなってから2年が過ぎた先日、ふと、犬小屋を「クイーンローズ」などの植木鉢の花の「霜除」・「風除」にして愛犬を偲ぶことを思いつきました。

  

・愛犬の小屋を風除鉢の花

  

霜除や愛犬偲ぶ小屋に鉢 

  

・愛犬の小屋に花鉢初時雨

  

一般に使う言葉としては「風除け」と書きますが、俳句では「風除」と漢字のみですっきり表現するのが普通です。

  

Dsc_3265

(犬小屋は山茶花の奥に見えます。)

2020年11月14日 (土)

七五三コロナ感染過去最多

  

Dsc_3108

今日は「二の酉」で、浅草・鷲神社の「酉の市」もコロナ対策をして開催され、「熊手」も疫病退散の妖怪、「アマビエ」の熊手が多く売られていたようです

明日1115日は日曜日・「七五三」です。

Go Toトラベル」や「Go Toイート」を利用して、紅葉狩に出かけたくなるような快晴が全国的に期待できそうです。

冬麗」の俳句を口遊みたいものですが、このところ新型コロナウイルス感染者数が連日過去最多です。

川柳もどきのタイトル句・日記俳句が現実にならないように、くれぐれもコロナ感染に注意しましょう。

「紅葉狩」の俳句はここをクリックして、歳時記をご覧下さい

「紅葉」の俳句はここをクリックして、「紅葉の俳句と写真集」をご覧下さい

「七五三」の俳句はここをクリックして、「俳句の鑑賞 七五三」をご覧下さい

  

2020年11月 3日 (火)

コロナ禍や時雨忌待たず初時雨

   

Dsc_2998

今年の1031日は旧暦の915日に当たり、秋晴れに恵まれ、ハロウィンムーンとかブルームーンなどと言われる珍しい満月でした。

例年ならハロウィンで賑わう渋谷なども、新型コロナウイルス拡散防止のために自粛が要請されて、仮装姿は殆ど見かけられなかったようです。

「安酒を求めし帰路や後の月」などと駄句を口遊みながら、十三夜十五夜の月を愛で、スマホカメラで写真を撮りましたが、電線や街灯、ビルなどが多くて良い写真スポットを中々見つけることが出来ませんでした。

日本伝統俳句協会の10月のカレンダーに十三夜を詠んだ俳句「業平の現れさうな十三夜(吉村玲子)」が掲載されていましたが、作者は何処でこの俳句を詠まれたのでしょうか?

  

111日は少し時雨れ、翌日は朝から雨になりましたので、冬の季語とされる「初時雨」をタイトルの俳句にしましたが、「立冬」は11月7日です。

時雨忌」は松尾芭蕉(1644年~16941128日)の命日(陰暦1012日)のことで、「芭蕉忌」・「翁忌」・「桃青忌」などと言われ、冬の季語とされています。

芭蕉の俳句300句の英訳にチャレンジし、国際俳句交流協会のホームぺージに「英語で分かる芭蕉の俳句」というシリーズ記事を掲載して頂いています。

ご高覧頂ければ、幸いです。

  

Dsc_3011

Dsc_3015

2020年10月31日 (土)

伊賀上野吟行の俳句と写真 (特集)

  

Dsc_2842

「GoToトラベル」を利用して10月20~21日に伊賀上野の観光スポットを9年ぶりに再訪し、吟行した俳句と写真を特集しました。

お楽しみ頂ければ幸いです。  

青色文字のタイトル句をクリックするとその記事の俳句や写真、解説などの詳細がご覧になれます。

 

高浜虚子は

秋風や眼中のもの皆俳句

と詠んでいます。

  

薫風士の俳句(40句)とその風景の写真(37枚)をお楽しみ頂ければ幸いですが、俳句は好き好きです。

あなたも貴方の作句をお楽しみ下さい。ご投稿を歓迎します。

    

子の描く俳聖殿や天高し (上野公園・俳句と写真)

(俳聖殿見物の俳句5句と写真6枚)

  

俳聖の偉蹟を尋ね秋の伊賀(俳句と写真)

(芭蕉翁記念館見学の俳句5句と写真3枚)

  

木漏れ日の蓑虫庵や小鳥来る (俳句と写真)

 (蓑虫庵観光の俳句9句と写真7枚)

  

芭蕉句碑めぐる水辺や秋高し(俳句と写真)

(くれは水辺公園芭蕉句碑巡りの俳句9句と写真10枚)

  

ゆるキャラもマスクで迎ふ秋の城(俳句と写真)

(伊賀上野城見物の俳句12句と写真10枚)

  

ゆるキャラもマスクで迎ふ秋の城(俳句と写真)

     

Dsc_2898

コロナ禍の「GoToトラベル」(1泊)を利用して、10月20~21日に「伊賀上野城」や「俳聖殿」、「芭蕉翁記念館」、「蓑虫庵」など、吟行しながら伊賀市の観光スポットを巡りました。 

伊賀上野城に入ると、マスク姿の「た伊賀ーくん」(城を冠にしたゆるキャラ縫い包み・タイガー君)が迎えてくれました。

 

タイトルは即興のタイトル俳句ですが、「『マスク』は冬の季語だからダメ」などと、野暮な難しいことは言わないでご笑覧下さいね。

マスクは新型コロナウイルス拡散予防のために冬に限らず年中使うようになりました。

  

・一葉散る桜紅葉や「母の像」

 「母の像」建立の趣旨は写真をタップ・拡大してご参照下さい。

   

赤とんぼ母子の像に纏ひつき

 赤蜻蛉はスマホカメラを構えるとサッと飛び去って写真を撮らせてくれませんでした。

  

天守映ゆ雲無き空の澄み渡り

 空澄む」は秋の季語としてあまり見かけませんが、この俳句で「水澄む」というわけにはいきません。

  

・色変へぬ高石垣の松仰ぐ

  伊賀上野城の高石垣は日本で2番目に高いそうです。「色変へぬ松」は秋の季語です。

     

・窓の写す天守の色紙かな

  天井いっぱいに掲げてある日本画や書の色紙の中に高浜虚子の俳句もありました。

   

・水澄むや雲無き空の天守映え

 この俳句の情景は何処かにあるに違いありません。

   

・城を下り一息吐くやの茶屋

 茶屋は女忍者を意味する「くノ一」を屋号にしていました。

  

・鯉跳ねて廂に揺らぐ秋日影

  茶屋の廂に池の水面の反射が揺らいでいました。

 

の昼廂の日影食卓に

   秋の日差しの廂への反射の揺らぎが食卓に映っていました。

  

・弁当を二人で分かつの茶屋

 遅い時間でしたが、最後の弁当にありつけました。

   

秋風や芭蕉生家は閉ざされて

  芭蕉の生家は老朽化の為、改修されるまで閉鎖されています。

  

 Dsc_2844

Dsc_2845

20201020

Dsc_2860

Dsc_2901

Dsc_2890

Dsc_2893

Dsc_2896

Dsc_2915

木漏れ日の蓑虫庵や小鳥来る (俳句と写真)

    

Click here to see "Bashō's haiku in Japanese and English by L. P. Lovee".

   

Dsc_2930

芭蕉の俳句300など、俳句の英訳にチャレンジしているので、1020~21日に「GoToトラベル」(1)を利用して、参考資料などを求め伊賀上野の芭蕉翁記念館や蓑虫庵など、伊賀市の観光スポットを巡りました。

(青色文字をクリックすると関連の記事がご覧になれます。写真はタップ・拡大してご覧下さい。)

   

・コロナ禍の蓑虫庵や小鳥鳴く

    

・蓑虫庵庭の小鳥の声絶えず

     

・俳聖を偲ぶ庵や秋の風

  

・秋風や俳聖見えぬ芭蕉堂

(この芭蕉堂は暗くて芭蕉像が見えませんでしたが、京都にある芭蕉堂はここをクリックしてご覧になれます。京都史蹟散策参照)

    

・落葉掃く手を止め案内受付嬢

     

・爽やかや蓑虫庵を守りし人

   

・懇切な案内嬢や秋日和

    

・蓑虫庵玄関隅の鉢に綿 

  

Dsc_2942

Dsc_2916

20201021_2

20201021

Dsc_2940

Dsc_2941

2020年10月25日 (日)

芭蕉句碑めぐる水辺や秋高し(俳句と写真)

      

Dsc_2946

10月20~21日に「GoToトラベル」(1泊)を利用して、伊賀上野の「芭蕉翁記念館」や「蓑虫庵」、「伊賀上野城」、「くれは水辺公園」など、吟行しながら伊賀市の観光スポットを巡りました。

「くれは水辺公園」は淀川水系の木津川支流の「服部川」に通ずる「矢谷川」沿いにあります。

カーナビで探すことが出来ず困っていましたが、「蓑虫庵」の親切な管理人さんに教えてもらって、JAの「とれたて市ひぞっこ」を目的地にして、たやすく行くことが出来ました。   

「ひぞっこ」で買った草餅と焼き鯖寿司は美味しくて満足しました。

  

秋晴や草餅食みて句碑巡り

駄句ですが、句作を楽しんでいます。

「『草餅』は春の季語だからダメ」などと、野暮な難しいことは言わないで下さいね。

  

・矢谷川桜紅葉や句碑巡る

「矢谷川」は、名称がカーナビに表示されず、橋の銘板の文字は読めないので地元の方に教えてもらいました。この俳句は「三段切れ」ですが、「矢谷川桜紅葉の句碑巡る」など、滑らかなリズムにするより薫風士の実感を表現していると愚行しています。

    

露けしや法華経塔枯れし供花

安政の大地震」の犠牲者の供養塔の上を蜻蛉が飛んでいましたが、供花(くげ)が枯れていたので季語は「露けし」を使いました。東南海地震の発生が懸念されますが、備えは大丈夫でしょうか?

   

・鷺覗くアワダチソウの水辺かな

「セイタカアワダチソウ」は、アメリカ伝来の花であり、まだ「季語」として認められていない上に語数が多いので「麒麟草」を使いたいところですが、「麒麟草」(夏の季語)は異なる花なので、敢えて「アワダチソウ」と略称しました。

  

秋の空「くれは水辺」を鷺飛翔

飛翔したのは「アオサギ」ですが、「白鷺」が伊賀市の「市の鳥」です。「青鷺」は夏の「季語」ですが、「白鷺」は季語ではありません。その理由を知りたいものです。

    

・飛ぶ鷺をカメラで追ふや秋の雲

水辺に首を伸ばしていた青鷺が、写真を撮れとばかりに悠然と旋回して、飛び去りました。 

   

・標柱の像は佐助か秋の雲

「くれは水辺公園」には「夏の広場」や「秋の広場」など、四季に合ったゾーンがあります。「くれは」の名称の由縁は何でしょうか? 忍者の像は猿飛佐助か霧隠才蔵でしょうか?

   

・芭蕉句碑巡り惜しむや伊賀の

晴れ男」を自認していますが、幸い吟行日和に恵まれました。

     

Dsc_2972

Dsc_2976

Dsc_2952

Dsc_2947

Dsc_2953

Dsc_2979

Dsc_2961

Dsc_2969

Dsc_2971

2020年10月23日 (金)

俳聖の偉蹟を尋ね秋の伊賀(俳句と写真)

   

Dsc_2878

Click here to see "Bashō's haiku in Japanese and English by L. P. Lovee".

   

芭蕉の俳句300句など、俳句の英訳にチャレンジしているので、1020~21日に「GoToトラベル」(1)を利用して、参考資料などを求め伊賀上野の芭蕉翁記念館や蓑虫庵など、伊賀市の観光スポットを巡りました。

   

・俳聖の一端知るや伊賀の秋

  

・爽やかや子等の句掲ぐ芭蕉館

   

・芭蕉館初心新たに秋高し

  

・芭蕉の句誤訳見つけし秋思かな

  

(注)

BASHO: The Complete Haiku」(Jane Reichhold著)からの抜粋8句が掲示されていました。(写真をタップ・拡大してご参照下さい。)

「五月雨を集めて早し最上川」の下記の翻訳は誤訳です。

  

summer rains

quickly gathered

Mogami River

 

俳句は様々な翻訳が可能ですが、下記の通り、薫風士の試訳をご参考までに掲載します。

  

Mogami River_

rapids,

gathering early summer rains

 

Dsc_2880

Dsc_2879

子の描く俳聖殿や天高し (上野公園・俳句と写真)

  

20201020

10月20~21日に「GoToトラベル」(1泊)を利用して、伊賀上野城や芭蕉翁記念館、俳聖殿、蓑虫庵、くれは水辺公園など、伊賀市観光スポットを巡り吟行しました。

   

薫風士の写真と俳句をご笑覧下さい。

(写真はクリックすると拡大します。)

  

・俳聖殿覗き遊ぶ子秋麗

  

・覗き見し蕉翁像や秋の声

  

金風や令和の献句数十人

   

・俳聖殿鴉一声秋高し

  

Dsc_2868

Dsc_2863

Dsc_2867

Dsc_2866_3

Dsc_2864

2020年10月19日 (月)

破れ蓮や二千年経し大賀ハス(吟行の俳句と写真)

    

20201013

10月13日に句友と綾部市の岩王寺や若宮神社、長福寺、極楽寺の蓮池など、吟行向きの観光スポットを巡りました。

(青色文字をクリックすると綾部市観光ガイドの解説など、関連の記事や例句をご覧になれます。)

(神宮山)岩王寺は「茅葺の寺」とも呼ばれるように山門も御堂も茅葺のユニークな屋根ですが、「しゃくおうじ」という呼称は、「寺の奥から産出した石で作った硯を嵯峨天皇が愛用されたこと」に由来しているそうです。  

参道の石段は苔むして、山門の素朴な仁王像は片手が折れたり朱色が剥げたりし、御堂の屋根に小さな雑木が生え薄黄葉になっているなど、寺の歴史を感じました。

   

・朱の剥げし阿吽の仁王秋の声

  

秋深む苔むす磴の硯石

  

薄紅葉御堂の屋根に小木生え

  

若宮神社は龍の彫刻がユニークですが、それを小さな狛犬が恰も見上げているように感じました。

 

・狛犬の見上げる龍や宮の

     

長福寺の観音堂は観音菩薩像が33体も安置されており、屋根の構造などもユニークです。

  

・絵馬堂の旧りし扁額秋の風

  

・観音のもたらす奇遇秋麗

  

・句心を繋ぐ観音秋深む

 

敗荷に耽る感慨極楽寺

    

  タイトル俳句の「大賀ハス」については冒頭の写真を拡大して解説をご覧になれます。

「破れ蓮」も「敗荷」も同じ秋の季語で、「やれはす」とか「やぶれはす」と読みます。

蓮は実も枯葉も蓮根と同じ空洞があり、泥に生まれて美しい花を咲かせることで釈迦の説法に用いられていますが、釈迦如来像の台座の形状にも蓮の花が取り入れられたことに、今更ながら認識を新たにしました。 

   

・由良川の流れざるごと秋の雲

  

秋水の行方見違ひ一議論

  

金風「ゆらり弁当」食み句会

  

丹波路の流れも愛でて秋の句座

   

吟行に丹波の秋を惜しみけり

     

地元の句友の丁寧な案内で秋の吟行をエンジョイすることが出来ました。

  

Dsc_2718

Dsc_2721

Dsc_2722

Dsc_2734

Dsc_2744

Dsc_2765

Dsc_2778

Dsc_2760

Dsc_2804

Dsc_2796

Dsc_2798

Dsc_2810

Dsc_2826

Dsc_2813

2020年10月 9日 (金)

コロナ禍の自産自消や秋耕す

  

10dsc_2624

(写真)

日本伝統俳句協会10月のカレンダーの一部分

(掲載の俳句をご鑑賞下さい。クリックすると拡大します。)

  

タイトルの俳句は「秋耕」や「自産自消」・「地産地消」というにはおこがましい庭弄りを詠んだものです。

新型コロナウイルス感染の拡大が話題になり始めた頃に春耕の俳句ブログを書きましたが、新鮮な夏野菜を食べたことに味を占めレタスやキャベツ、ネギ、などの苗を植えました。

この日(10月1日・旧暦8月15日)は暖かい「秋日和」で庭仕事には汗ばむ程で、夜は中秋の名月も楽しめましたが、今日(10月8日)は「寒露」の秋雨で急に寒くなり、セーターを着こみ、「晴耕雨読」ならぬ「俳句ブログ」を書いています。

  

・コロナ禍の地産地消水の秋

  

・コロナ禍やテラスに野菜秋麗

   

我田引水ですが、マンション住まいの方方にはベランダのプランターで野菜や花を育てるなどして、「句作の楽しさ」を知ってほしいと思っています。

   

青色文字の季語をクリックするとその季語の俳句をご覧になれますが、「秋耕」の俳句については、「歳時記」はここをクリックして、「575筆まか勢」はここをクリックして、ご覧下さい。

  

ここをクリックして

「芭蕉・子規・虚子の俳句、『まんぽ写真俳句』などを楽しもう!(WEB特集)」

もご一読頂ければ幸いです。

  

ところで、台風14号は週末に西日本に接近しそうですが、災害が生じないことを祈っています

     

2020年9月30日 (水)

秋場所や至誠一貫相撲道

20200930_2

(写真)

NHK NEWS WEBの一部分

        

タイトル句は正代関初優勝の「喜びとお祝い」の贈答句です。

白鵬・鶴竜の両横綱がケガで休場し、朝乃山・貴景勝両大関もケガのせいかやや不調なためにコロナ禍の大相撲が低調になる中、正代は力強い相撲で両大関を破り、優勝しました。

「至誠一貫」は関脇正代大関昇進の伝達式の口上に用いた四字熟語です。

新型コロナウイルスの感染症の世界的拡大(死者100万人超)で人々の命や社会活動に大きな打撃を与え、暗いニュースが多い中で、正代関の三度目の正直ともいうべき初優勝・大関昇進は熊本の人々のみならず、多くの人々が勇気づけられる明るいニュースです。

正代新大関は口上通り相撲道に精進してくれるものと期待しています。

  

我田引水ですが、若い人々も「相撲の面白さ」や「俳句の面白さ」を知ってほしいとの思いでこの俳句ブログを書いています。   

大相撲の俳句 <初場所>」や 芭蕉・子規・虚子の俳句、『まんぽ写真俳句』などを楽しもう!(WEB特集)をご一読頂けると嬉しいです。 

  

子規の忌や俳句HAIKUに明け暮れて

  

Let’s enjoy haiku!

          

9月19日は正岡子規の忌日(「獺祭忌」・「糸瓜忌」)です。

あなたは、次の俳句(投句)のどのタイプですか?

  

・投函を済ませほっとす獺祭忌

  

・子規の忌や夢膨らませ投函す

  

・糸瓜忌や投函してもなほ思案 

   

「俳句の面白さ・奥の深さ」を若い世代にも知ってほしいとの思いで俳句ブログを書いています。

     

芭蕉・子規・虚子の俳句、「まんぽ写真俳句」などを楽しもう!(WEB特集)

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2020/09/web-1bc9.html

をご一読下さい。 

  

ところで、NHK927日の「俳句さく咲く」をご覧になりましたか?

櫂未知子先生の「居残り授業」に田中要次さんの次の俳句が選ばれました。

   

(田中さんの原句)

・湯気向かふ浴室の窓辺秋の声

  

(櫂先生の添削)

・浴室の窓より湯気や秋の声

   

高浜虚子は「客観写生」を唱道しながら「選は創作なり」と言って多くの優れた俳人を育成しました。

櫂先生の添削句は素晴らしいですが、田中さんが風呂の湯に浸りながら俳句に詠んだ思いを反映していません。それでも、田中さんは納得されたのでしょうか?

僭越ながら、次の通り修正すれば田中さんの思いが反映されると思います。

  

・浸る湯の湯気向かふ窓秋の声

   

・浸る湯の湯気の行方や秋の声

   

投句用には櫂未知子先生の添削句が良いでしょうが、日常生活の実体験を俳句に詠み個人的に楽しむには薫風士の添削句の方が実感のある俳句として楽しめるのではないでしょうか?

いずれにせよ、俳句は好き好きです。「湯」と「湯気」がダブっているからダメ句とするか、「リフレイン」の韻が面白いと採るか、あなたなら、どのように添削しますか?

     

Haiku_dsc_2608

Dsc_2609_2

(秋彼岸の俳句)夏井いつき先生の添削を添削する(特集)

    

Dsc_2459_2

  

(写真)4ch.TV画面の一部分   

  

Click here to see "Bashō's haiku in Japanese and English by L. P. Lovee"

   

WEBで「俳句の先生」や「プレバト」などを検索すると、夏井いつき先生を持ち上げる記事ばかりなので、最近は熱さましの記事を書いてバランスをとることも必要だろうと思いながら「プレバト俳句」を視聴しています。

プレバト梅沢富美男永世名人の俳句「秋彼岸」の夏井先生の添削が実務派薫風士の目にもイマイチという感じがしましたので、僭越ながら次の通り再添削を提案することにしました。

「エンタメ番組の俳句に素人が向きになるとは、馬鹿な奴だな」と、冷笑されそうですが、俳句愛好家から何らかのコメントを頂ければ望外の喜びです。

   

(永世名人の原句)

・口立ての カセットの声 秋彼岸

  

(夏井先生の添削)

・カセットに 父の口立て 秋彼岸

  

「口立て」とは、広辞苑によると、「定まった脚本が無く、俳優同士の簡単な申し合わせで、台詞その他その場の思いつきで演ずる芝居」のことです。

   

夏井先生は「秋彼岸」と言えば、「死んだ父のことだとわかるだろう」と断定していますが、広辞苑によると、「秋彼岸」は、「秋の彼岸会」、「秋分の前後1週間」のことです。

   

プレバトの視聴者は、永世名人の解説を聞いていますから、夏井先生のこの添削句の意味が分かるでしょうが、視聴者でない一般の読者には、この俳句は「秋彼岸に父がカセットに口立てを吹き込んだ」ことを詠んだものと解釈する可能性もあります。

   

次のように語順を変えると、「亡父の口立てがカセットにある」ことが明瞭になり、誤解の余地がなくなるでしょう。

  

(薫風士の添削)

・カセットに 口立ての父 秋彼岸

   

詩心のある読者なら、「カセットに父がいるなんて、馬鹿な!」などという文字通りの解釈はせず、「父とは亡父の声の比喩である」と理解するでしょう。

俳句の語順が大切なことの例句になるのではないでしょうか?

   

これまでに、プレバト俳句の夏井いつき先生の添削について次のとおり記事を書いています。

青色文字のタイトルをクリックしてご覧下さい。

    

プレバト Kis-My-Ft2 さんの『遠雷』の俳句を考える

 

お手本のリズム音痴や熱帯夜

    

プレバト「炎帝戦」・「ポイントカード」の俳句を考える

 

添削は「作者の思い」を大切に!(プレバト視聴者の感想)

 

俳句の添削  <作者の「思い」を生かしてほしい>

  

プレバトの俳句「鏡」「も」と「を」 

  

プレバト俳句の「運動会・秋声」について一言

  

俳句:「こいのぼり」・「鯉のぼり」・「鯉幟」

  

プレバト俳句の視聴者・夏井先生のファンや俳句HAIKUの読者などの参考になれば幸いですが、異論や疑問があれば、後学のためにコメントを頂けるとありがたいです。

  

2020年9月26日 (土)

買物へ虫の音続く遊歩道 (子規忌の「まんぽ俳句」と写真)

  

Dsc_2394

俳句は好き好きですが、「コロナ禍にベッドタウンの良さや俳句の面白さ・奥の深さを知ってほしい」との思いでこの俳句ブログを書いています。 

9月19日は正岡子規の忌日(「子規忌」・「糸瓜忌」・「獺祭忌」)で、土・日「敬老の日」「秋分の日」と、4連休です。

  

芭蕉・子規・虚子の俳句、まんぽ写真・俳句などを楽しもう!(WEB特集)」をお楽しみ下さい。

(青色の文字をクリックするとその記事がご覧になれます。)

     

秋冷の朝の漫歩や老いも駈け

  

爽やかに老いを追ひ越しジョガー行く

  

橡の実の歩道ジョガーの駆け抜けり

  

秋晴や行き交ふ男女小犬連れ

  

秋冷の朝日の影と遊びけり

     

乙女等のコーラス清し秋高し

    

五歳児も高き遊具に天高し

   

虫集く園の探検五歳児も

  

・幼子の空切るばかり捕虫網

    

・「ひとはく」の園の虫取り賑はへり

    

・愛犬の取り持つ会話秋うらら

      

秋の暮園の呻きは牛蛙

   

句に遊び園の一日や獺祭忌

   

掲句は薫風士の「まんぽ俳句」です。写真を参考に貴方も作句をお楽しみ下さい

青色文字の季語をクリックすると、「歳時記」や「575筆まか勢」をご覧になれます。

        

20200917

Dsc_2391

   

写真はタップ・拡大してご覧下さい。

  

ワンちゃんがもっと鮮明に見えますよ。

  

20200901

Dsc_2387

Dsc_0353

Dsc_2385

Dsc_2383

Dsc_2390

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真(Dsc 2390)をタップ・拡大すると草の露をご覧になれます。

20200918_2

20200917

Dsc_2564

20200224

20200920

Dsc_2578

20200921

2020年9月22日 (火)

芭蕉・子規・虚子の俳句、まんぽ写真・俳句などを楽しもう!(WEB特集)

    

Let's enjoy HAIKU!

   

Img_5095

9月19日は正岡子規の「獺祭忌」です。

記事のタイトル(青色文字)をクリックしてご覧下さい。

「俳句の面白さ・奥の深さ」が分かるでしょう

    

英語で分かる芭蕉の俳句 (国際俳句交流協会HP

    

高浜虚子の俳句をバイリンガルで楽しもう! (国際俳句交流協会HP

  

「敬老の日」の「糸瓜忌」に思うこと

   

吟行の写真俳句集

    

吟行の写真俳句(2019総集編)

     

ポーランドの旅(写真と俳句 講演のことなど)

    

新元号祝ひ「花見」の俳句詠む

           

(秋彼岸の俳句)夏井先生の添削を添削する(特集)

   

盆栽と俳句 

  

ここをクリックすれば、「俳句HAIKU」の最新記事を全てご覧になれます。

  

俳句やコメントの投稿をお待ちしています。

   

2020年9月18日 (金)

自治会の秋の草取り遊歩道

  

9月13日の「クリーンデー」は雨上がりで、雑草を苦も無く根こそぎに取ることが出来、折に触れて浮かぶ駄句を推敲しながら1時間が直ぐに経ちました。

 

クリーンデー秋雨あとの草根扱ぐ

  

黙々と無心にむしる秋の草

    

秋草を根扱ぎにするや浮かぶ駄句

   

コロナ禍や秋の草取りマスクして

  

・気の合ひし友と草取り秋うらら

    

・草取りて腰を伸ばすや天高し

  

爽やかや箒目残る漫歩道

 (クリーンデーに限らず、草取り・掃除をする奇特な方に感謝しながら朝夕の散歩をしています。)

    

俳句に興味があれば、次の青色文字のタイトルをクリックして、

(秋彼岸の俳句)夏井先生の添削を添削する(特集)

芭蕉・子規・虚子の俳句、まんぽ写真・俳句などを楽しもう!(WEB特集)

をご一読下さい。 

「俳句は好き好き、奥の深い面白さがある」と、お分かりになるでしょう。

    

Dsc_2491

Dsc_2556_2

2020年9月13日 (日)

俳句の定型とリズム

    

9dsc_2182

(写真)

日本伝統俳句協会9月のカレンダー

  

9月2日は旧暦7月15日「盆の月」です。

空を仰ぐと、満月が雨催いの雲に翳んでいました。

  

・父がつけしわが名立子や月を仰ぐ (星野立子)

  

この句は6-7-6音の破調です。 

つけしわが名立子や月仰ぐ」のように助詞を省略して定型5-7-5にすると、原句の「深い趣」が無くなります。

    

俳句雑感(7) 金子兜太の『炎天』の俳句についてで述べたように、俳句の内容によっては、「定型」より「字余り」を優先すべきでしょう。

芭蕉も「5-9-5」の破調で烏の飛び行く様子を表現しています。

  

・かれ朶に烏のとまりけり秋の暮

   

今朝、塵を出そうと庭に置いていたゴミ袋を手にすると、カマキリが手に触れました。

  

・ゴミ出しの袋持つ手にいぼむしり (薫風士)

 

いぼむしり」は「蟷螂」の古い別称です。 

原句の「いぼむしり」を用いないで、「ゴミ出しの袋持つ手に蟷螂」とすると、「下五」が「字足らず」となり、「螳螂」の前に「切れ」を入れて読んでも、寸足らず・消化不良の響きになります。

この俳句で「かまきり」を使って、「蟷螂やゴミ出し袋つかむ手に」とか、「ゴミ出しの袋持つ手に蟷螂よ」などのように5-7-5の定型にすると、原句の即興句の面白さがなく、「や」の場合は意味が不明瞭になり、「よ」の場合は説明的に響きます。  

古い言葉も使い方次第で現代の句作に生かすことが出来ますね。

  

漢字の読み方を変えて定型にし、リズムを整えることがあります。

ご存じでしょうが、たとえば、「小さき」は「ちいさき」と「ちさき」、」は「ひな」と「ひいな」、百日紅」は「さるすべり」と「ひゃくじつこう」、「秋麗」は「あきうらら」と「しゅうれい」、それぞれ二通りの読み方があります。

「女」は「おんな」・「じょ」・「め」などの読み方があり、「眼」は「め」・「がん」・「まなこ」などと読みます。

また、「コスモス」を「秋桜」と表記して「あきざくら」と読むこともあります。

  

ちなみに、尾崎放哉の自由律俳句の代表作「咳をしても一人」は有名ですが、究極の短詩としての歴史的価値しかなく、俳句のお手本にはなりません。

この俳句(?)の真似をして自由律俳句にチャレンジしても、散文の断片にしかならず、作句は徒労に終わるでしょう。

    

(青色の文字をクリックすると関連の記事をご覧になれます。)  

(写真)路上に飛び降りた蟷螂

Dsc_2184

  

  

2020年9月 6日 (日)

「百日紅」の俳句と写真(特集)

     

Dsc_2222

Dsc_2234

 ・いつの世も祈りは切や百日紅 

   (中村汀女)

    

 掲句は「575筆まか勢」の「百日紅」の冒頭句です。

 台風10号は経験したことのない強い暴風雨になりそうです。

  

新型コロナウイルスの感染症(COVID-19)の収束や台風・洪水が大災害にならないことを祈るばかりです。

  

今朝の「まん歩」から共感する俳句を歳時記(俳誌のサロン)から気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。  

(詳細は青色文字の季語をクリックしてご覧下さい。)

  

・人住むか住まぬか咲くは百日紅 (小黒カツ)

   

・一つ家に表札二つ百日紅 (高橋瑛子)

  

・お隣の百日紅の咲くわが家 (稲畑汀子)  

(この俳句の「百日紅」は「さるすべり」と読むと「字足らず」になります。「ひゃくじつこう」と、「5・7・5」のリズムにして読みます。)

     

百日紅もう父母をらぬ家となり (北崎展江)

   

・古びたる団地にぎはし百日紅 (西本花音)

     

・表札に子の姓並ぶ百日紅 (田原陽子)

 (この俳句は語順を変えて、「表札に並ぶ子の姓百日紅」とする方が良いと思います。「俳句雑感(3)俳句のリズムを考える」参照。)

   

(最後に、薫風士の「まんぽ俳句」と写真を掲載します。)

   

・をちこちの街角さゆる百日紅

  

・コロナ禍や漫歩に愛づる百日紅

  

・コロナ禍や白く逞し百日紅

  

・大房の重きに垂るる百日紅

  

・仰ぎ見る百日紅に朝の月

  

・清貧の自粛の日々や百日紅

  

・ニュータウン旧りし石垣百日紅

    

Dsc_2211

Dsc_2214

Dsc_2215

Dsc_2216

Dsc_2220

Dsc_2225

Dsc_2237

Dsc_2226

2020年8月30日 (日)

新涼の深田公園まん歩する (「まんぽ写真」特集)

   

新涼に歩す友好の並木道

  (1987年国際居住年記念植樹の並木道は散歩に最適です。)   

   

・虫の声止めば日の出の蝉時雨

 (虫の声が止み暫くすると、朝日が昇り始め蝉があちこちで鳴き始めました。)

   

・朝涼しコロナマスクの散歩人

  (早朝の散歩でも几帳面にマスクをしている方がいました。)

   

・朝日差す深田公園薄紅葉

  (猛暑が続いているせいか、早くも紅葉が始まっていました。)

    

・足早しカメラ逃れし水黽

  (アメンボはカメラを構えるとサッと逃げ、接写が出来ませんでした。) 

   

・早朝の太極拳や涼新た

 ホロンピア館壁面のマジックミラーを鏡に体操や太極拳をしている方を見かけました。)

      

・朝日差し白きを誇る百日紅

 (白いサルスベリは珍しいですね。)  

  

コロナ禍の連日の猛暑で運動不足になったので、早朝に深田公園を散歩し、「ひとはく」ホロンピア館などの写真を特集しました。(2020.8.25~29)

散歩気分をシェアして頂ければ幸いです。

    

 写真はクリック・拡大してお楽しみ下さい。アメンボやワンちゃんもいますよ!

(ワンちゃんの散歩特集写真はここをクリックしてご覧下さい。

     

20200829

Dsc_1919

Dsc_1920

Dsc_1921

Dsc_1925

Dsc_1926

Dsc_1932

Dsc_1937

Dsc_1933_2_2

Dsc_1939_2

Dsc_1940

Dsc_1945

Dsc_1993

Dsc_1997