政治・経済 Feed

2024年6月25日 (火)

梅雨の亀の呟き《政界の若返りを!》

   

岸田内閣や自民党の支持率の低下は、自らの過去の実績を反映していることを自覚しない長老がいつまでもキングメーカーとして政治を動かそうとしているからではないでしょうか?

 

支持率の低下は、老害とも言うべき長老が国民の声に耳を傾ける現総理大臣の足を引っ張っているからではないでしょうか?

 

そのような足かせが無くなり、国民が納得する思い切った若返り組閣人事を岸田総理が実施して、自民党の刷新をすれば、支持率や選挙で与党が野党に負けることは無いでしょう。

 

そうは言っても、功を焦る短絡的・せっかちな人材は要注意です

 

「岸田下ろし」を口にしている長老は、国民の声を聞く総理を引き下ろして一体何をしようとしているのでしょうか?

 

かっての自民党安倍派支持者や親派の評論家や学者には、このような根本的な問題点に触れないで、あれこれと大衆受けするレッテル張りの巧みな方もいますが、まさか、意趣返しをしようとしているのではないでしょうね?!

   

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(写真)

NHK-TVニュース画面の一部分です。

 
6月29日のNHK-TV ニュースによると、岸田文雄首相は総理就任1000日になります。

 

今も気力は充実している様子なので、起死回生の若返り組閣をして、初心を忘れず、公約を遂行してもらいたいものです。

   

青色文字をクリック(タップ)して、「《大晦日・大年》(岸田内閣に望む)」や「夏祭り最後を飾る揚げ花火 《俳句XXX》」をご覧下さい。

  

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俳句《青嵐》

 

政界を若返らせよ青嵐

 

老害となる長老が速やかに引退して足かせが無くなり、岸田総理が国民の納得できる思い切った若返り組閣人事をして自民党の刷新をすれば、与党が世論調査や選句で野党に負けることは無いでしょうに、「岸田下ろし」を口にしている長老は、国民の声を聞く総理を引き下ろして何をしようとしているのでしょうか?
まさか、意趣返しではないでしょうね?!

 

森深く抜けてゆく道青嵐

        (稲畑汀子

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写真はカラー図説日本大歳時記の「青嵐」のページ(一部分)です。
写真をタップ拡大して、解説と例句をご覧下さい。

 

歳時記(俳誌のサロン)「青嵐」の例句は、ここをクリック(タップ)してご覧になれます

 

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2024年6月16日 (日)

《亀の夏至の呟き》大阪・関西万博に望むこと

  

(2024.6.27 更新)   

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冒頭の写真は、万博のパソコン画面(万博の検索結果)とパンフレット(会社のOB会で貰ったもの)の一部分です。

   

大阪・関西万博(EXPO2025)のホームページはここをクリック(タップ)してご覧下さい

   

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写真と拙句は、万博の前売り入場券を求めて訪ねた淀屋橋の夏至の風景ですが、「入場券」は「入場権」と表現すべきだと思ってパンフレットをよく見ると、「入場チケット」と書いてありました。

その理由は、万博の入場チケットは従来の紙を使用した入場券とは異なり、スマホと連携したペイパーレスのIDを利用する方式だからでしょうか?

  

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9月頃から入場予約の受付が始まるとの事ですが、この写真をタップ拡大してご覧になるとお判りのように、スマホやWEBの操作に慣れていない高齢者は、マイナ保険証どころではなく、若者の支援が無ければ万博入場はお手上げになりそうです。 

   

      

万博に備へクレーン夏至のビル

万博の入場権を夏至に得し

万博に備ふまん歩青田風  

  

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大阪・関西万博開催までのカウントダウンが300日を切りましたが、未だに開催反対や中止を求める声があるようです。

巨額のコストを掛けて作った施設を半年で壊すのは、「もったいない」と思いませんか?

 

万博運営の関係者に薫風士の掲句の記事や下記の思いを検討して、然るべき対策を講じて頂けると、望外の喜びです。    

 

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万博会場工事風景の写真はNHK-TV(6月25日のニュース)の一画面です。

  

   

未来志向に発想の転換をして、建設工事やイベントの充実を図り、観光客の集中を緩和すると同時に建設コストの回収を図るために、例えば、万博の開催期間を1年間に延長するなど、余裕を持たせる対策が必要ではないか?

国際条約に、万博の開催期間は「半年に限定しなければならない」という規定は無いでしょう!

   

JR福知山線の脱線事故やJALと自衛隊機の衝突事故、宝塚歌劇団員の自殺など、効率優先の過密運営が人災を引き起こした反省を如何に活かすか?

 

万博の入場者が人気パビリオンやイベントなど、入場待ちで貴重な時間を潰されて見学を断念せざるを得ない過密状態を防ぐには、スマホ連携のID予約がうまく機能するのかどうか?

 

地震や台風などの災害に対する対策は大丈夫か?

 

ス-パ-コンピュ-タで万博のコスパの最適値を多角的・多面的にシミュレーション出来ないか

  

空飛ぶ車に乗ることを楽しみにしていた人々は、無観客の無人機の単なるデモ飛行では万博を見に行く魅力が無くならないか

  

6月27日のNHK-TVニュースによると、10月頃から一般入場者向けに紙の入場券も発売することを検討されているようです。

上記の薫風士の願いが通じたのかどうかは知りませんが、いずれにせよ選択肢があることは結構なことです。

    

万博のコスパは如何万愚節

万博の令和の夢や明易し

万博や昭和はレトロ冬銀河

         薫風士

  

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2024年4月28日 (日)

俳句・HAIKUを世界遺産に!

    

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俳句をユネスコ世界無形文化遺産へ(草の根運動)」というタイトルの記事を2018年に書きましたが、今朝(2024.4.28)のNHK-Eテレで和食のユネスコ無形文化遺産に関連した放映をしていました。

冒頭の写真は、テレビ画面の一部分です。

 

「和食の特徴」と「俳句の特徴」は、次のとおり類似点や共通点がありますが、両者の致命的な違いは「言語の壁の有無」です。

  

(和食の特徴)

#多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重

#健康的な食生活を支える栄養バランス

#自然の美しさや季節の移ろいの表現

#正月などの年中行事との密接な関わり

  

(俳句の特徴)

#多様で新鮮な風景・情景とその印象の尊重

#健康的・文化的生活を支える花鳥諷詠のバランス

#自然の美しさや季節の移ろいの表現

#正月などの年中行事との密接な関わり

  

和食は言葉の障壁が無く、味覚と視覚によって世界の人々に理解されてユネスコ無形文化遺産に比較的容易に登録されたのでしょうが、言葉を命とする俳句には国際的言語の違いという障壁のみならず季節や習慣の違いなどの障壁もあり、ユネスコ無形文化遺産登録への国際的理解を得るのは容易ではありません。

  

恒久的世界平和実現の大義のために、政界でも超党派でこの運動に協力している現状を「売名行為だ」などと一面的にネガティブにとらえないで俳句界や川柳界も超結社的に協力してくれることを切望しています

 

「俳句」が「HAIKU」として「ユネスコの世界無形文化遺産」に登録され、恒久的世界平和が実現することを祈っています。

皆さんが「俳句HAIKU」の記事をシェアしてくれることによって、このささやかな記事が「俳句のユネスコ世界無形文化遺産登録」実現への一助になり、いつの日かに恒久的世界平和が実現するとの夢を見つつ永久の眠りにつければ最高の喜びです

 

幸せや世界遺産を日々食って

幸せや世界遺産の句に遊び

幸せや永久の眠りに昼寝して

     (薫風士)

    

2024年3月15日 (金)

折々の俳句《日永・遅日・永き日》

  

永き日を囀りたらぬ雲雀かな 

        (芭蕉)

      

「永き日」も「丁寧な答弁」も過去の自民党のマイナスイメージを払拭するには足りないでしょう?

  

コロナ・マイナンバー川柳 《誤解すな コロナとCOCOA 愛車にも》」をご覧下さい。

  

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(写真)

カラー図説 日本大歳時記「日永・永日・永き日・日永し」

   

    

  

「永き日」や「日永」(ひなが)、「遅日」(ちじつ)などは春の季語です。

   

歳時記(俳誌のサロン)の例句から気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字の季語をクリック(タップ)して、ご覧下さい。

   

日永1

鶏の坐敷を歩く日永かな 

        (一茶)

   

懸垂の数競ふ子の日永かな

      (いしだゆか)

   

日永2

ランドセルまた見せに来る日永かな

      (石川倜子)

 

急行の通過の駅の日永なる

       (松崎鉄之介

   

日永3

人の名を二人で忘れ日永かな

     (高倉恵美子)

 

歩くために歩く坂道日永かな

      (秋岡美津子)

 

日永4

ひとり言にひとり頷く日永かな

      (佐藤信子)

  

職退きて家族に使ふ日永かな

       (中村嚢介)

   

遅日1

杖ありてこその歩みの遅日なる

     村越化石

 

避難所に又も余震のある遅日

       (藤浦昭代)

  

遅日2

立ち話の声すぐわかり遅日かな

     (森なほ子)

  

剪定の音小さくなる遅日かな

       (谷口一献)

 

遅き日

遅き日やどこかで子供叱る声

       (田中矢水)

  

永き日1

永き日の猫にうつつてゐる欠伸

       (黒川南無観)

   

永き日2

永き日や待ったの多き父子囲碁

        (森脇貞子)

   

永き日3

永き日や伸びたる足の爪を切る

      (橋本修平)

  

  

遅き日や急いては事を仕損ずる

        (薫風士) 

 

      

薫風士の掲句は歳時記とは無関係です。

「確定申告の最終日となった15日、岸田文雄首相が「納税の意味を考えて協力を」と発言し、ワード「納税の意味」がX(旧ツイッター)でトレンド1位となった。」とのWEB記事がありましたが、この記事は、昨日ようやく「e-Tax」で作成した確定申告書を兎も角投函したので書いています

  

兎も角というのは、控除項目に記入すべき国民年金税の記入漏れをして、昨年より追徴税が増えたことに気付きましたが、修正方法が分からず、やむを得ずそのまま申告書を投函したからです。

俳句《春の雨・春雨》(改訂版)」をご覧下さい。

  

「NHKをぶっ壊す」などという物騒な党もあるようですが、「NHK+」のお陰で「参院予算委 国会中継」を聴きながらこの記事を書いています。

 

民主主義下の自由も、乱用されると、将来失うことになることを懸念しています

 

政治家が国民の声に真摯に耳を傾ける公明正大な為政を推進してくれることを切望しています

    

安倍政権当時の国会中継の答弁は聴く気にならぬ決まり文句や何を言っているのか分からない早口などが多かったのですが、聴く耳を持つ岸田政権下の答弁は丁寧に行われ、野党の質問の仕方も改善されてきたので、最近の国会中継は視聴する気になります。

 

岸田内閣の支持率は危機レベルの低水準で低迷していますが、有言実行によって国民の期待に応える結果を出してくれることを期待しています

  

国会の中継聴きつ日永の日

多事多難日永に足らぬ審議かな

真夏日や街行く人は皆マスク

        (薫風士)

   

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2024年3月 5日 (火)

《折々の思い》(啓蟄)

   

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今朝(2024.3.5)WEB検索をすると、Microsoft Startに「日刊ゲンダイDIGITAL」の次の記事がポップアップしました。

  

“政商”竹中平蔵氏の自民裏金議員「ウルトラ擁護」が大炎上! 国民の怒りに火を注注ぐ行為

  

このポップアップ記事の最後の方に、「新自由主義を採用して格差を拡大させ・・・」という記述がありましたが、これは誤りであり、正しくは、「アベノミクスで格差を拡大させ・・・」というべきでしょう?

 

岸田政権の目指す「新自由主義」(骨太方針2023は、安倍政権のアベノミクス政策の誤りを是正することを目指しているのではないでしょうか?

  

岸田政権には国民の期待に応えるべく、「聴く耳を持って」公明正大な決断をして、まやかしの無い政治を推進してくれることを期待しています。

  

「新自由主義を採用して格差を拡大させ、社会を壊した張本人に『社会がいくら暗くても……』と言われる筋合いはありません。自民党議員を擁護したかったのかもしれませんが、国民の怒りの火に油を注いだも同然です」(高千穂大教授・五野井郁夫氏=国際政治学)

  

上記の記事を読んで思いつき、参議院予算委員会の国会中継を視聴しながらこの記事を書きましたが、俳人のみならず、政治家や学者、経営者や起業家、etc. 俳句に限らず何事も、「大切なことは一歩踏み込んで考えて欲しい」との思いを、「啓蟄」の日に新たにしました

       (薫風士)

  

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2024年2月14日 (水)

折々の《まんぽ俳句》(No.5)「バレンタイン」と「去年今年」

   

バレンタイン」の俳句を楽しもう!(作句と鑑賞)」をご覧下さい。

     

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バレンタインデーの由来は、ウィキペディアの解説によると、

「キリスト教の司祭ウァレンティヌス(バレンタイン)がローマ帝国皇帝・クラウディウス2世命令に背いたため、2月14日にルペルカリア祭に捧げる生贄として処刑されたことにある・・・(中略)・・・

皇帝は、愛する人を故郷に残した兵士がいると士気が下がるという理由で、兵士たちの婚姻を禁止したが、婚姻を禁止されて嘆き悲しむ兵士たちのためにウァレンティヌスが内緒で結婚式を行い、その噂が皇帝の耳に入り、皇帝は二度とそのような行為をしないようウァレンティヌスに命令した。しかし、ウァレンティヌスは皇帝の命令に屈しなかった。」

とのことです。

     

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この写真のとおり、2024年2月19日午前0時現在の「俳句HAIKU」へのアクセス累計は1,078,898件と、縁起の良い数字が面白い並び方をしています。

   

若い世代の人々が結婚して子孫を残したいと、未来に希望の持てるように、岸田内閣が聞く耳を生かした政策を推進してくれることを切望していますが、その実現の為には、若者や女性がもっと政治に関心を持ち、政治を我が事として声をあげることが必要でしょう。
しかし、大局をわきまえずに1円や2円の類のことばかりに拘り過ぎるとか、人任せにして政治に無関心でいるとか、聞く耳をもった政治家をないがしろにしていると、日本もナチスのような煽動政治家やプーチンとか、誰かさんのようなアナクロ専制主義者に振り回される国になるのではないかと、危惧しています。

 

高邁なことをしているつもりでしていることが公明正大か?

物忘れが多くなったからには引退すべきでないか?

真に国民の幸せをもたらすことは何か?

  

政治に関わっている方々には、折々に謙虚に自省してくれることを願っています。  

夏祭り最後を飾る揚げ花火」の「X」(旧Twitter)に関わる俳句をご一読頂き、薫風士の危惧をご理解の上、その思いを皆さんがシェアしてくれると有難いです。

    

今年のバレンタインデーは幸いなことに、昨年の寒さと打って変わった春の陽気になり、友人が貸してくれた「夏井いつきの 俳句鑑賞の授業」を暖かい縁側で読みました。  

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写真は「俳句鑑賞の授業」(PHP研究所2022.1.6発行)の裏表紙にある授業時間の項目部分です。 

この本は初心者が俳句に興味を持つように上手く編集してあるな、と感心しましたが、高浜虚子の俳句「去年今年つらぬく棒の如きもの」の夏井先生の解釈が薫風士の解釈と異なり、通説に従っていることに気付き、俳句HAIKUの読者に薫風士の新説に納得して頂くべく、夏井先生の授業時間に合わせて、次のとおり、俳句HAIKU の記事を整理しました。

新旧を問わず、俳句愛好家(愛好者)の句作や俳句鑑賞に何らかのご参考になれば幸いです。    

青色文字のタイトルをクリック(タップ)して、俳句HAIKUの記事をご覧下さい。

  

(1時間目)

#高浜虚子と坪内稔典(俳句は詠み人・読み人次第

 

(2時間目

#俳句・HAIKU 《言語の壁にチャレンジ

 

(3時間目)

#俳句の文法《助詞「や」と「か」

#俳句の推敲 《老鶯・夏鶯・残鶯・乱鶯

    

(4時間目)

#初鏡と小春の鏡(プレバト俳句の推敲

#『父の日』の楽しい句作と鑑賞:助詞 《や・の・を・も・に・と・は

 

(5時間目)

#俳句・HAIKU 言語の壁を破るチャレンジ(2

 

(6時間目)

#「片陰」(俳句の文法・口語と文語

 

(7時間目)

#俳句の定型とリズム

  

(8時間目)

#虚子の俳句『去年今年貫く棒の如きもの』の棒とは何か

趣味の俳句《作り方・楽しみ方 5つのポイント

俳句の鑑賞:柿(追補版

    

(9時間目)

#俳句《待春

#「敬老の日」「子規忌・糸瓜忌・獺祭忌」に思うこと

 #俳句:故郷の《里芋

         (俳人の人生とその時代の社会や世相を知り俳句を鑑賞する村越化石ハンセン病      

初仕事・仕事始・出初》能登半島地震緊急支援にオスプレイを  

俳句談義(8):「初蝶来何色と問ふ黄と答ふ」《虚子の対話の相手は誰か?    

梅雨晴間綾子生家を訪ねけり

     

10時間目

#虚子の俳句『去年今年貫く棒の如きもの』の棒とは何か

大晦日・大年》(岸田内閣に望む

   

(「まん歩ネット俳句会」1月の投句から)

ああ無常果てなき戦(いくさ)去年今年

       (呑舟)

  

暁に祈る平穏去年今年

      (古達磨)

  

去年今年まんぽ俳句を口ずさみ

密かなる闘志を胸に去年今年

       (薫風士)

   

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俳句は、AI(エイアイ)に頼るのではなく、人が詠んでこそ俳句の価値があり意味があります。

AIには哲学や感情が無く、愛が有りません。

人間には哲学があり、感性があり、愛があります。

俳句に感性を込めて自然や人の営みを詠むのが花鳥諷詠です。

折々に、まんぽ俳句を口ずさみ、花鳥諷詠をして、元気に過ごしたいものです

「まんぽ俳句」の「まんぽ」は、一般に使われている「線路の下をくぐるためのトンネル」のことではなく、「散歩」を「万步」や「漫歩」などの掛詞にした、健康長寿を目指す「吟行」を意味する薫風士の造語です。

  

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2024年1月27日 (土)

折々の《まんぽ俳句》(No.2)《 絵手紙賀状》

 

絵手紙の平和祈りし賀状來も

花雲りワシントンへと吾夢飛びぬ

       (薫風士)   

  

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昨日、岸田文雄首相が4月10日に米国を公式訪問するとのニュースがありました。

岸田首相はバイデン大統領と「日米同盟の深化を確認し、インド太平洋地域での協力を話し合う」とのことですが、バイデン大統領主催の国賓待遇の晩餐会には、ファンロンパイ日EU俳句交流大使初代EU理事会議長)との俳句の交流や2014年のオバマ大統領来日の歓迎晩餐会などを念頭に、「俳句を通じて世界平和を!」の平和外交を推進してくれることを願っています。

写真は知人からの年賀状の絵手紙です。

ご了解を得て掲載させて頂きました。

  

青色の文字をタップして、「初夢の俳句」や「平成の果てて令和の花見酒」の記事をご覧下さい。

 

掲句はブログ用創作俳句です。「吾夢」は「あむ」と定型のリズムに読むのが普通ですが、絵手紙の俳句に続けて、「わがゆめ」と字余り「5・7・7」調に読むと、短歌的な余韻が出ます。

2024年1月 4日 (木)

《初仕事・仕事始・出初》能登半島地震緊急支援にオスプレイを!

 

被災された方々に、

謹んでお見舞い申し上げます

   

この記事のタイトルを見ただけで馬鹿扱いにせず、最後まで読んで頂けると幸いです。

   

NHKテレビの「あさイチ」で、黒柳徹子さんと朝ドラ「ブギウギ」のモデルになった淡谷のり子との往年の対談シーンが先日放映されましたが、淡谷のり子の歌を聴いて16歳で特攻隊員として飛び立った戦時下の至誠のある青年のことを思うと、日本と世界の平和の為にもっと若い政治家が奮起して活躍してほしいという切望を新たにしました。

 

軍事独裁政権が、天皇を現人神(あらひとがみ)にして太平洋戦争を推進し、有無を言わせず、純真な若者を戦争に駆り立てた悲壮な一時期がありましたが、かっての政治家や官僚などはそれなりの倫理観を持っていたと思います。

しかし、日本社会の活性化や政治の刷新の為には、長老の偏狭さが老害になっていないか派閥の幹部は謙虚に考えて、若者に活躍の場を譲る配慮をして欲しいものです。

 

政治資金規正法違反の多額のキックバックを受け取って真面に税金も払っていない倫理観のない議員がいる現状は悲しいことです。

 

「政策研鑽の場とし派閥が必要だ」と言っている長老がいますが、若者の人材育成にはかっての狭い村社会的な派閥に依存するのではなく、全体的な人材育成の場を設けて、複雑多様な国際社会に適応出来る視野の広い有為の人材を育成すべきでしょう。

 

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(写真)

4ch-TV画面の一部分

 

派閥解消に反対している料簡の狭い長老が居座り、老害になっては困ります

  
令和の政治家や官僚には21世紀に相応しい倫理観と哲学を持ってほしいものですが、龍が昇らないままに大年を迎えることにならないように起死回生の政界刷新・若返りが推進されることを切望しています。

  

初仕事思ひを込めて句を口に

頼もしき消防隊や出初式

寒に入る心ばかりの義援して

起死如何期待違うな岸総理

  

「違うな」は「たがうな」と読んで下さい。

自民党の刷新は、「岸田下ろし」を口にしている長老が引退すれば足かせが無くなり、岸田総理が国民の納得できる思い切った若返り組閣人事をすれば、容易に実現出来るでしょう?

  

拙句(「起死と岸」のゴロ合わせのダジャレ川柳)に込めた思いを実現すべく、俳句HAIKU をフォローしてリンク記事をご覧頂き、シェアして頂けると幸いです。 

   

NHKのニュースを見ていると、能登半島地震の被災地で石川県に土砂崩れなどの影響で孤立している地域があるようです。 

自衛隊の救援物資を運ぶ予定の海保機に日航機が衝突するという不幸な事故が起こりました。

  

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オスプレイは米軍や自衛隊基地に現在30機程(?)あるようですが、屋久島沖に於ける米軍機の墜落事故の結果、全て飛行停止になっています。

米軍オスプレイの墜落事故は軍事訓練目的の無理な飛行をしたからではないのでしょうか?

  

機体の問題点を把握して、安全第一の飛行をすれば、オスプレイを能登半島地震の被災地の救援物資の運搬などに活用出来るのではないでしょうか?

  

日本はオスプレイを十数機買ったようですが、オスプレイは一機の価格が200億円(?)もするのにそんな簡単なことも出来ないほどお粗末なオスプレイを買ったのなら国民が払った貴重な税金の3000億円(?)もの無駄使いをしていることになります。

    

関係者がまだ未検討なら、大至急、聞く耳を持つ岸田首相には税金の有効活用を検討して将来の災害対策の布石として、将来の大災害の救助にオスプレイを活用することも非常事態の緊急処置として是非とも検討して頂きたいと思いますが、維持費と安全性の観点でオスプレイの使用は検討に値しないということでしょうか?

  

自民党の安倍派議員などが政治資金規正法違反容疑で逮捕され、自民党や岸田内閣の支持率が最悪のレベルに低下しています。

 

「あらゆる可能性を排除せず」真に国民のためになる思い切った決断をして政治の刷新・若返りを推進しなければ、岸田内閣が「万事休す!」になるのは時間の問題ではないでしょうか ⁉️

  

「難を転じて福となす」

ピンチは最大のチャンスです。

岸田内閣やオスプレイの起死回生の活躍を期待して駄句を口遊みました

  

オスプレイ平和の使途の初仕事

オスプレイ仕事始めに石川へ

オスプレイ天に昇るや龍の如

  

掲句は季語「龍淵に潜む」と「龍天に昇る」を捩った俳句擬きの比喩の拙句です。

初夢の俳句」をご覧下さい❗

                    (薫風士)

  

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2023年10月11日 (水)

「客観写生」と「花鳥諷詠」の違い

 

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(写真)

花鳥2023年11月号の「花鳥徒然」の記事(薫風士の投稿)です。

タップ拡大してご一読下さい。

  

  

  

高浜虚子は、自由にものが言えない戦時中の俳句では「客観写生」を唱道し、戦後自由にものが言えるようになると、「花鳥諷詠」を推奨したのだろうと推測していましたがウイキペディアには次の解説があり、両者の違いについて明確な定義は無いようです。

     

「花鳥諷詠」は1928年4月21日の「大阪毎日新聞」の講演会で提唱された。「花鳥」は季題の花鳥風月のことで、「諷詠」は調子を整えて詠う意味である[注 1]

一般に「花鳥風月」といえば「自然諷詠」の意味になるが、虚子によれば「春夏秋冬四時の移り変りに依って起る自然界の現象、並にそれに伴ふ人事界の現象を諷詠するの謂(いい)であります」(『虚子句集』)と「人事」も含めている。この「花鳥諷詠」は「ホトトギス」(俳誌)の理念であるが、それまで主張していた「客観写生」との関係は必ずしも明らかではない。虚子は終生この主張を変えることなく繰り返したが、理論的な展開は示さなかった。

 (以下省略)

    

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(写真)

人と自然の博物館のイベントのパンフレットと新館の軒からの眺めです。

 

ひとはく」(兵庫県立人と自然の博物館)の新館の軒にある鎖樋が秋雨に奏でる音を聴きながら「まんぽ俳句」を口遊み、冒頭の写真を見ながら拙句を推敲していて、ふと客観写生と花鳥諷詠のことを考えました。  

   

(A. 客観写生)

秋雨の旋律奏づ鎖樋

  

(B. 花鳥諷詠)

秋雨の旋律愛づや鎖樋

   

掲句について、「Aは客観写生であり、Bは花鳥諷詠である」と言えるのではないでしょうか?

 

客観写生をして、感じたことや思ったことを俳句に詠み込めば、それが花鳥諷詠だと思います。

 

貴方のお考えなど、何らかのコメントを頂けると幸いです。

  

ちなみに、花鳥諷詠についてWEB検索をすると、「新興俳句と花鳥諷詠論」(松井利彦著)という興味深い参考になる記事がありました。

    

最新の俳句や英語俳句の記事は、青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップしてご覧下さい。

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2023年8月30日 (水)

「盆の月」に祈ること

  

八月尽何の兆しか宵の空

       (薫風士)

    

ウラジスラバ - シモノバさんの俳句を読んで思ったことを書きました。

  

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(写真)

8月31日の満月

   

  

空の雲の模様が「四季の雲(写真・俳句)《早春・春の雲》」の空に似て、何かが対峙して噛み合っているかのようにも見えます。

    

30日の「盆の月」は曇りで見えなかったので、31日の満月を愛で、世界の平和を祈りましたが、ウクライナ戦争の終結の兆しはありません。
  

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日本経済新聞電子版8月27日付の「春秋」(写真参照)に、ウラジスラバ・シモノバさんの俳句が次のとおり引用されていました。

  

真っ青な空がミサイル落としけり

  

シモノバさんのウクライナ語俳句の翻訳の「空がミサイルを落とす」という表現は腑に落ちません。

ミサイルを落とすのは空ではなく、人間です。  

次の仮想俳句や川柳に込める薫風士の思いを世界の人々がシェアしてくれることを祈っています。

   

ミサイルの打ち止めならず盆の月      

        (俳句)

 

月面へ覇権争い持ち込むな

        (川柳)

月面や月の資源の権益については、「宇宙条約」が適用されるのでしょうが、国際条約が反故にされることが無いことを祈っています

        

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写真)

日本伝統俳句協会のカレンダー8月後半部分

   

写真をタップ拡大すると、掲載の俳句をご覧になれます。

     

チュヌの便り」として2014年に掲載を始めた薫風士のブログは、2018年にチュヌが亡くなったのを契機に、ブログの名称を「俳句HAIKU」に変え

キャッチフレーズを

俳句を通じて世界平和を! 

World peace through HAIKU!   

故郷を『まんぽ俳句』で元気に、

未来へ繋ごう!

に改めました。

  

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(写真)

俳句HAIKUのアクセス累計

「チュヌの便り」~「俳句HAIKU」の10年間のアクセス累計は、お陰様で8月30日(盆の月)に百万件の大台にのりました。

    

ブログ用の川柳擬きの拙句をご笑覧下さい。    

  

満月やチュヌにアクセス百万に

百万のアクセス謝すや盆の月

盆の月馳せる思ひはウクライナ

月面へ競ふ先着盆の月

盆の月憂ふ未来の宇宙戦

満月や慈悲の心を月面へ

恙無き白寿目指すや盆の月

      

ここをクリック(タップ)して、「花祭《21世紀の宗教・世界平和を考える》」をご一読下さい。

   

歳時記(俳誌のサロン)から「盆の月」の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

青色文字(季語)をタップして、例句の詳細をご覧下さい。

  

盆の月1 

本音述べ後悔もあり盆の月

        (後藤とみ子)

  

盆の月2

戦前派戦中派老い盆の月

       (吉田多美)

  

盆の月3

話したきことの溢るる盆の月

       (一民江)

    

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2023年8月26日 (土)

西瓜食み馳せる思ひやウクライナ

     

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(写真)

親戚がくれた暑中見舞い状と、

鴉か何かに食われた無惨な西瓜

     

8月23日の「処暑」が過ぎても、残暑とは言いがたい猛烈な暑さが続いています。

  

残暑お見舞い申し上げます

 

ロシア軍がウクライナ侵攻を始めてから1年半が経ちましたが、停戦の気配はありません。

  

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タイトルは、ウクライナ戦争の終結を祈りつつ詠んだ、ウクライナ応援のブログ記事用の拙句です。

  

   

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先日、日本経済新聞電子版8月27日付の「春秋」のコピー(写真参照)を後輩が送って呉れました 

その記事に、ウラジスラバ・シモノバさんの俳句が次のとおり引用されていました。

  

真っ青な空がミサイル落としけり

 

この俳句はシモノバさんがウクライナ語で詠んだ俳句の翻訳でしょうが、「空がミサイルを落とす」という表現は腑に落ちません。

ミサイルを落とすのは空ではなく、人間です。

自然現象は止めることが出来ませんが、人間のすることは止めることが出来ます

 

この点を認識して原句が作られたのかどうか、ウクライナ語は知らないので、英語訳があれば是非それを見て確認したいものです

     

梅東風や届け世界にこの思ひ」が令和の人々の目の黒いうちに実現するとは思えませんが、その平和の祈りは、俳句を通じて続けることによって世界の人々にシェアして頂き、未来へつながれることを願っています。

  

青色の文字をタップして、リンク記事をご覧下さい。 

  

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事のタイトルが表示され、この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事のタイトルが表示されます。

    

 

2023年8月17日 (木)

終戦記念日の俳句に思うこと

     

コロナ禍の行動自粛が解けた今年の夏の全国高校野球は恒例どおりに行われていますが、8月17日の西東京代表日大三高と岡山代表おかやま山陽の試合が特に印象的でした。 

試合終了のサイレンの音を球児等はどんな思いで聞いたのだろうか?と、ふと、戦時中の空襲警報のサイレンの音を思い出しウクライナの人々に思いを馳せて平和の有難さを噛みしめました。

ここをクリックして、俳句HAIKUの記事「血に染むなドニエプルてふ春の川」をご覧下さい

  

終戦記念日の俳句についてインターネットを検索していると、「アサ芸biz」とかいう記事に、次のような記載(抜粋)がありました。

   

「岸田のやることは、モスクワに乗り込んでいって、プーチンに『今やってることをやめなさい』と、プーチンに直談判をなぜしないの、岸田は? それが今の日本の世界に置かれた立場の中でやるべきことなんだ」

亀井氏のド直球の提言は反響を呼び、SNSでは《亀井さん、岸田総理にそんな度胸ないよ》《戦争を知ってる亀井さんと岸田総理の温度差を感じる》《亀井さんが岸田総理に直談判してほしい》といったコメントが寄せられていた。」

     

上記の記事を黙って見過ごすわけにはいかず、コメントさせて頂きますが、

プーチン大統領に直談判して問題が簡単に解決するとはとうてい思えません。

誰が交渉するにせよ、日本の政治家が直談判をすると、途方もない交換条件を突きつけられて、馬鹿を見るだけでしょう!

岸田総理にはそんな浅はかな行動をしてもらいたくないですね。

岸田首相とその支持者のみならず多くの方々に「俳句HAIKU」の記事戦争と平和(俳句と川柳:終戦記念日特集)」や《台風・野分》(改訂版)」を読んで頂ければ幸いですが、皆さんが良い対策を真剣に考えて頂ければ望外の喜びです。

   

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2023年8月 6日 (日)

夏祭り最後を飾る揚げ花火 《俳句XXX》

 


(2024.7.26 更新)
7月25日は天神祭りでした。

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(写真)
NHK-TV画面の一部分

ここをクリック(タップ)して、大阪天満宮のHPをご覧下さい

 



俳句HAIKUの記事「俳句の鑑賞《祭り》」をご覧頂けると幸いです。

 

(写真)
街角で見かけた旗

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煽情的表現や曖昧なムード的表現に依存しがちな政治家が実権を持つと、民主主義は破壊の道を辿り、ナチスの歴史の繰り返しとなり、終局的には地球の破壊・人類の滅亡に至ることを懸念しています。

この思いを皆さんがシェアしてくれることを祈っています。

 


(P.S.)
東京都知事選で、現職の小池百合子氏に次いで2位になった広島県安芸高田市の元市長石丸伸二氏ついて、インターネットの記事によると、「東京都ですらあと15年しか持たない、ガソリンが尽きるわけです。ほかの地方においては尽きてる。安芸高田市は遠い昔にエネルギー切れなんです。これを放っておいていいわけないのに誰も手を打とうとしない。まず政治でなおしていくべき」と発言されていますが、
この発言の「ガソリン」とは何のことでしょうか?
タレントではなく、政治家として、明確に説明して責任ある回答をしてほしいものです。

(2023.8.6の記事)
805_202734タイトルと掲句は、ブログ用の川柳擬きの拙句ですが、夏祭りに託けて詠んだ拙句の比喩や暗示について考えて頂ければ幸いです

 


「昼と夜」「紙の裏表」があるように、何事にせよ物事には両面があり、全てを常に100%満足させる現象は無いと言えるでしょう。

 


物事の是非を判断するには、判断基準を何処に置くのか、即時的・短期的・長期的に色々な視点で考える必要があります。

 


掲句の「X」とは「旧ツイッター」のことですが、Xには中身よりもタイトルで興味を引く偏見的記事が多いので、誰にせよ何事にせよ、肝心なことは「偏見を覆すだけの結果を出すか否か」でしょう。

 


老害となる長老が速やかに引退して足かせが無くなり、岸田総理が国民の納得できる思い切った若返り組閣人事をして自民党の刷新をすれば、与党が野党に負けることは無いでしょうに、「岸田下ろし」を口にしている長老は、国民の声を聞く総理を引き下ろして何をしようとしているのでしょうか?
まさか、意趣返しではないでしょうね?

 


政界の若返りして夏祭
若返り何をすべきや夏祭
森を守り木を愛で祈る夏祭
Xに飛び交ふ台詞夏祭
夏祭り底の割れたるその台詞
Xの危ふき台詞夏祭
いさぎよき台詞危ふし夏祭
夏祭り一歩踏み込み考へて
鬱憤を晴らすX揚花火
ままならぬとて諦めず夏祭
本質をわきまえ祈る夏祭り
揚花火急いては事を仕損ずる
遠目には線香花火や揚花火

憂さ晴らす俳句HAIKU 揚花火
才知には誠が大事夏祭
揚花火TPOを弁へて
揚げ花火代理戦争お断り
万博の跡地で愛でる揚花火
IR賭博はダメよ揚げ花火
AIに潜むリスクや夏祭

       (薫風士

 

805_202438「X」や「YouTube」等には興味本位の短絡的な投稿や書き込みが多いので、何事にせよ一歩踏み込んで気を付けて考えて対応しなければ、と思っています。

 


青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事のタイトルが表示され、この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事のタイトルが表示されます。  

2023年2月 5日 (日)

俳句ブログ《初午》

    

我を見て舌を出したる大蜥蜴   

       (高浜虚子 )

  

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健康管理の散歩をしながら雲の動きを鑑賞したり、朝起きてシャッターを上げる時に日の出の雲を観察したりして、面白い雲の形を発見すると駄句を口遊み楽しんでいます

        

       

(写真)

日本伝統俳句協会2月のカレンダー(一部分)

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2月初旬は、1日の「碧梧桐忌」、3日「節分」、4日「立春」、5日「初午(はつうま)(旧暦1月15日)、8日「針供養」etc、俳句の題材になる日が続きますが、一般の人々、特に現役の多忙な人々にはどれほど関心があるのでしょうか?!

   

     

政治家や企業のトップの方々には、高齢者も現役世代の為に働けるように、働き方の改革を是非とも推進して頂きたいものです                      

   

歳時記(俳誌のサロン)の「初午」の例句は、ここをクリックしてご覧下さい

     

昨日は立春の夕日と雲が兔のように見えましたが、今朝の雲はトカゲのように見えたので、冒頭に高浜虚子の俳句を掲載しました。

        

初午の日の出の雲は蜥蜴形

初午や蜥蜴のごとく逞しく

初午の字をよく見てよ牛じゃない

初午に進む英訳芭蕉の句

初午に俳句の未来祈りけり

  

掲句は薫風士のブログ用俳句擬きです    

   

初午に狐の剃りし頭哉

       (松尾芭蕉

比喩のようなこの俳句は、芭蕉の高弟宝井其角の従僕是橘が其角の父東順に医学を学ぶこととなった時の門出を祝って芭蕉が詠んだ一句、とのことです。(芭蕉db.参照

  

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タイトルをタップしてその記事をご覧頂ければ幸いです。

    

2023年1月 3日 (火)

俳句の比喩と掛詞《白鳥》

     

夏祭り最後を飾る揚げ花火」をご覧下さい。

「X」や「YouTube」等には興味本位の短絡的な偏見の投稿や書き込みが多いので、何事にせよ一歩踏み込んで気を付けて考えて対応しなければ、と思っています。

「X」とは「旧ツイッター」のことですが、中身よりもタイトルで興味を引く記事が多いので、肝心なことは「偏見を覆すだけの結果を出すか否か」でしょう。

   
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(写真)

皇居の堀の白鳥

     

「白鳥」といえば、サン・サーンスの組曲「動物の謝肉祭」の「白鳥」やチャイコフスキーの「白鳥の湖」を連想しますが、拙句の「寄り来る白鳥」を何かの比喩とすると、色々な考えが浮かぶのではないでしょうか?    

俳句の比喩や掛詞の記事を集めています。   

青色文字(タイトルや季語)をタップしてご覧下さい。

 

 馬ぼくぼく我をゑに見る夏野哉

しばしまもまつやほととぎす千年

          (芭蕉)

   

寄り来たる白鳥二羽や皇居前

         (薫風士

    

俳句の創作的解釈《高浜虚子の俳句「一つ根に離れ浮く葉や春の水」

  

虚子の俳句「去年今年貫く棒の如きもの」の棒とは何か

     

俳句をユネスコ世界無形文化遺産へ(草の根運動

   

高浜虚子の俳句 「神にませば」の面白い解釈

  

高浜虚子の俳句をバイリンガルで楽しもう

国際俳句協会HP参照

Vol.2 虚子100句(21)~(40

Vol.5 虚子100句(81)~(100

    

俳句の解析・鑑賞 《蕪村の「白梅」と虚子の「去年今年

  

俳句鑑賞 《蕪村の俳句「薫風や」は面白い

  

《台風・野分》(改訂版)  

この台風の記事は岸田文雄首相への俳句作家としてのエールです。
ロシアのウクライナ侵攻の例もあり、自衛の為の対処的自衛力増強も必要ですが、根本的な対策を講ずることも肝要でしょう。

今年は広島サミットが開催されますが、梅東風や届け世界にこの思ひをご一読頂き、ファン・ロンパイさんなど俳句を理解してくれる世界のリーダーと共に世界平和を訴え、対話による平和外交も推進して頂けると、望外の喜びです。

   

俳句《冠雪・初冠雪

   

Haiku of Bashō (芭蕉300句の英訳 176/300)《梅》

      

歳時記(俳誌のサロン)から「白鳥」の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

    

白鳥1

白鳥や魔法の解けぬ王子やも 

        (吉村玲子)

 

白鳥2

白鳥の暮れ残りたる水輪かな 

         (立脇操)

 

白鳥3

白鳥の辞儀交々に愛生まる 

      (佐々木よし子)

 

白鳥4

斥候の白鳥飛来もがみ川 

         (池内結)

   

白鳥5

白鳥の湖暮れてより鴨の鍋 

        (沢木欣一)

   

白鳥6

白鳥の二羽の波のり清水港 

        (堺昌子)

  

白鳥7

白鳥の旅の思ひ出遠き日々 

        (稲畑汀子)

    

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2022年9月11日 (日)

秋暑し9.11のクリーンデー(改定版)

    

タイトルはブログ用の拙句ですが、「9.11」と言えば、2001年に起きたアメリカ同時多発テロ事件を思い出します。

 

プーチン大統領下のロシア軍のウクライナ侵略行為とそれに対する経済制裁で多くの人々が犠牲になっていますが、又、イスラエルはハマスの殲滅を目指してパレスチナへの軍事攻撃を始めました

   

マスコミはその時々の現象を捉えて報道していますが、人気タレントを集めた興味本位の報道ばかりでなく、深く掘り下げた取材をして根本的な解決策を考える識者の提言をもっと報道に取り上げて欲しいと思っています

   

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9月11日の自治会のクリーンデーに参加しました。

  

政界もクリーンにして政治に対する国民の信頼を取り戻してほしいものです

            

タイトル(俳句)の「9.11」は「きゅーいちいち」と読んで下さい。

先日書いた「俳句HAIKU」の記事「著名俳人の季重なり俳句集」に因んで、草取りの状況などを敢えて季重なりのブログ用まんぽ俳句に詠みました。

  

虫の音朝は涼しきクリーンデー

 

草取りて手袋脱ぎて汗拭ひ

 

クリーンデー終へれば秋の真夏日」に

 

クリーンデー秋の夏雲帰路の空

      

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2022年9月 4日 (日)

著名俳人の「季重なり」俳句集

  

2022年は「敬老の日」が9月19日となり、「子規忌・獺祭忌」と重なりました  

「季重なり」の俳句が「名句」か「迷句」か、よく議論になりますが、「論より証拠」、気の向くままに著名俳人の「季重なり」の俳句を集めました。

   

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(写真)

日本伝統俳句協会9月のカレンダー

   

(写真はタップ拡大できます。)

  

   

        

著名俳人の「季重なり」の俳句を気の向くままに掲載します。

   

松尾芭蕉・1644~1694)  

 

春や来し年や行きけん小晦日   

鶴の毛の黒き衣や花の雲

         

「小晦日」は「こつごもり」と読み、「冬の季語」です。

「鶴」は「冬の季語」ですが、「花の雲」が季語として主でしょう。

   

与謝蕪村・1716~1784

 菜の花や月は東に日は西に

 寒月や門なき寺の天高し 

「菜の花」は春の季語、「月」は秋の季語です。

寒月」は「冬の季語」、「天高し」は「秋の季語」です。

    

正岡子規・1867~1902

運動会の旗あちこちす春の山 

夕月に大根洗ふ流かな         

運動会」は「秋の季語」ですが、「春の山」が主な季語でしょう。

月」は秋の季語ですが、「大根」は冬の季語です。

      

高浜虚子・1874~1959

鴨の嘴よりたらたらと春の泥

朝顔の映り熱帯魚は沈む          

「鴨」は「冬の季語」ですが、「春の泥」が季語として主でしょう。

朝顔」も「熱帯魚」も「夏の季語」です。

国際俳句交流協会の「高浜虚子の俳句をバイリンガルで楽しもう!」には掲句の他にも「季重なり」の例句があります。

   

種田山頭火・1882~1940

雪かぎりなしぬかづけば雪ふりしきる

夕立が洗つていつた茄子をもぐ

」の俳句は、「冬の季語」が二つあり、破調「7・5・7」の自由律俳句です。

夕立」も「茄子」も「夏の季語」です。

   

中村草田男・1901~1983

手の薔薇に蜂来れば我王の如し

宵月のやがて大根の葉に照りぬ          

薔薇」も「」も「夏の季語」です。

月」は「秋の季語」、「大根」は「冬の季語」です。

   

水原秋櫻子・1892~19081

谷深くうぐいす鳴けり夕霞

啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々         

うぐいす)」も「」も「春の季語」です。

「啄木鳥」は「秋の季語」、「落葉」は「冬の季語」です。

   

星野立子・1903~1984

美しき緑走れり夏料理 

障子しめて四方の紅葉を感じをり   

「障子」は「冬の季語」、「紅葉」は「秋の季語」です。          

「緑」も「夏料理」も「夏の季語」です。

言語の壁を破るチャレンジ(6)《夏料理》」をご覧下さい。

   

金子兜太・1919~2018

霧に白鳥白鳥に霧というべきか

流れ星蚊帳を刺すかに流れけり           

「霧」は「秋の季語」、「白鳥」は「冬の季語」です。

「流れ星」は「秋の季語」、「蚊帳」は「夏の季語」です。

コロナ禍の俳句鑑賞《流星》」をご覧下さい。

   

稲畑汀子・1931~2022

桜よりはじまつてゐる初紅葉 

苗代寒さそへる雨となりにけり           

「苗代寒」は、現代俳句協会「現代俳句データベース」によると、「春の季語」です。

この俳句は、切れを「苗代」と「寒さ」の間に入れて読むと句意が明瞭ですが、「苗代」は「春の季語」、「寒さ」は「冬の季語」です。

「桜」は「春の季語」、「初紅葉」は「秋の季語」です。

俳句の鑑賞 《初紅葉・薄紅葉》」をご覧下さい。

          

鷹羽狩行・1930~

稲刈りの進めば進む蝗かな

梅雨磧湿らぬ翅の蝶をのせ

「稲刈り」も「蝗」も秋の季語です。  

梅雨」は「夏の季語」、「蝶」は「春の季語」です。

  

岩岡中正・1948~

はくれんの落花を掃くといふ仕事

「はくれん」は、「ハクモクレン」(白木蓮)と解釈すると「春の季語」ですが、「白蓮」と解釈すれば「夏の季語」です。

「落花」は主に桜の花の落花を意味する「春の季語」です。

この俳句の場合、「白蓮の落花」と解釈すると「夏の季語」になるでしょうが、「白木蓮の落花」(春の季語)と解釈すべきでしょう。

作者は「はくれん」と平仮名で記述して、「俳句の解釈の面白さ」を狙ったと考えるのは穿ち過ぎでしょうか

  

室生犀星・1889~1962

とんぼうの腹の黄光り大暑かな           

「とんぼ」は「秋の季語」ですが、「大暑」は「夏の季語」です。

 

村上鬼城・1865~1938

小春日や石を噛み居る赤蜻蛉           

「小春日」は「冬の季語」、「赤蜻蛉」は秋の季語です。

「俳句《とんぼ・蜻蛉・秋茜・赤蜻蛉・やんま》」をご覧下さい。

   

季節の移ろいや時間の流れを詠むと、必然的に「季重なり」になります。

  

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著名俳人の掲句や写真の後に掲載した拙句などを読むと、納得して頂けるのではないでしょうか。

「季語を二つ用いた俳句はダメ」という観念に捉われている主宰やその信奉者は表現の幅を狭めて俳句をつまらなくしていると思います。

 

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真夏日に句友の呉れし林檎愛づ

カナカナの声鎮まりて法師蝉

法師蝉夕日に黙し虫の声

新涼の日暮れの漫歩虫時雨

爽やかや野分の進路遠ざかり

       (薫風士

   

「野分」は「台風」のことです。

高浜虚子の詠んだ次の俳句安倍晋三元総理大臣の国葬の是非論支持率低下の最中にある岸田総理大臣の現況や今年の出来事に当てはまると思っています。

   

人生の台風圏に今入りし

去年今年貫く棒の如きもの

年を以て巨人としたり歩み去る

時ものを解決するや春を待つ

       (高浜虚子)

   

戦時下の自由にものが言えない時代に、高浜虚子は客観写生を唱道することによって正岡子規から引き継いだ俳句の伝統を守ったと思っていますが、現在は自由に物の言える民主主義の時代です。

何事も好き好き俳句も好き好きです。

一歩踏み込んでよく考え多様性の時代の俳句をエンジョイしましょう

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それが、結果として、「俳句を通じて世界平和を!」の実現に繋がれば望外の喜びです。

   

   

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2022年8月17日 (水)

「終戦記念日・墓参・盆」の俳句

     

   

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J-Power Groupのカレンダー8月の一部分

   

   
ひまわり」がウクライナ
国花とみなされていることを最近知りました

梅東風や届け世界にこの思ひ」をご一読下さい。

    

あれ無くば愚痴のタラたら秋の昼

  

「TOKYO 2020」の開催をワクチンの開発・普及が進み新型コロナウイルスの感染拡大の収束が期待されるまで2年間延期していたら、暗殺による安倍晋三元総理大臣の不慮の死も起こらず、世界の歴史は変わっていたかもしれません

  

安倍晋三前総理大臣の「完全な形で開催する」という発言にもかかわらず、「オリパラ」の開催を新型コロナウイルスの感染拡大が収束するまで何故延期しないのか、マスコミもそのことに何故触れないのか、不思議に思っていますが、ゴルフ談義政治談議も「あれが無かったら」と愚痴や反省がしきりです。

  

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(写真)

TV画面を撮った写真の一部分。

NHK-TV画面そのものではありません。   

  

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ここをクリック(タップ)して、「《戦争と平和》(俳句と川柳:終戦記念日特集)」をご覧下さい  

  

   

(2022.8.17の記事)               

  

墓参1

家はみな杖にしら髪の墓参   

         (芭蕉)

  

(墓参2)

にぎやかに孫の先達墓参 

      (山口郁子)

 

575筆まか勢

たたなづく御巣鷹山に墓参せむ 

     (阿波野青畝  

      

(青色文字をタップしてリンク記事をご覧下さい。)

「終戦記念日」の8月15日頃になると恒例の如く、閣僚の靖国神社参拝が話題になります。

「靖国神社」は、日本を「一億玉砕」という際限のない戦争に駆り立てた戦争責任者とその犠牲者を合祀しており、軍国主義・国家主義を推進した軍閥政府によって戦意高揚のために利用され、今や日本の伝統文化や現代の民主主義と相いれない歴史的遺物となっています。

政府主催の全国戦没者追悼式」や戦没者・遺族それぞれの「お墓参り」で追悼すれば良い筈なのに、何か不足があるのでしょうか?

  

遺族でもない政治家が靖国神社へ参拝することに対しては、政治家としての歴史観・倫理観に疑問を感ぜざるを得ません。

靖国神社への参拝は、主権在民の民主主義に対する挑戦行為と見なされても仕方がないでしょう。

    

「岸田政権になって初の『終戦の日』のきのう、高市早苗経済安全保障担当相と秋葉賢也復興相の2閣僚が靖国神社に参拝した。その2日前には、西村康稔経済産業相の参拝もあった。」

(・・・中略・・・)

「犠牲者を悼むのは当然だ。しかし、靖国神社は軍国主義を支えた国家神道の中心的施設である。しかも、東京裁判戦争責任を問われたA級戦犯14人が合祀(ごうし)もされている。

 閣僚ら政治指導者の参拝は、遺族や一般の人々が手を合わせるのとは違う。日本が戦争への反省を忘れ、過去を正当化しようとしていると受けとる人がいることに思いをはせるべきだ。憲法が定める政教分離の観点からの疑義も忘れてはならない。」

(以下省略)・・・

2022816日付けWEB朝日新聞社説「閣僚靖国参拝 首相の歴史観を問う」より抜粋)

  

岸田総理大臣は「民信無くば立たず」をご存知でしょう!?!

与党の賛同があれば何をしても良いと岸田総理大臣はお考えなのでしょうか?

   

萩生田光一政調会長と生稲晃子議員など、政治家と「世界平和統一家庭連合」(旧名称:「世界基督教統一神霊協会」、旧略称:「統一教会」)とのもたれ合いの関係や「旧統一教会」の名称変更当時の政府・官僚の対応などが問題になっています。 

萩生田氏は「適切に対応する」と言っていますが、「何が適切な対応か」、純真で善良な信者が「いじめ」の対象にされないように、安倍亜流のまやかしや保身の為ではない、政治家として責任のある公明正大な説明をする義務があるでしょう

  

政治の透明性を確保するために、NHKなどマスコミは一歩踏み込んだ取材と報道をしてほしいものです

   

この「旧統一教会」に関わる問題や安倍晋三元総理大臣を国葬にすることの是非などについて国会での審議を求めている国民の声に是非とも応え、岸田政権が国民の声に耳を傾ける謙虚さを失わず、安倍・菅政権の単なる亜流の継承ではない国民の為の政策を推進してくれることを切望しています。

   

本との出会い(1)『あの海にもう一度逢いたい』」をご覧下さい。

薫風士の思いを詠んだ俳句・川柳擬きが、いささかでも貴方の「憂さ晴らし」になれば幸いです。

        

秋風や邪教に足をすくはれて

政治屋の卑怯な言動秋暑し

他人事(ひとごと)の如き答弁秋の空

アイドルの安倍チルドレン秋の風

   

爽やかな納得のゆく釈明を

願はくば釈明を聴き涼新た(りょうあらた

 これは「叶わぬ期待」でしょうか? 言葉の力・俳句の力《癒し》」をご覧下さい。

      

国葬の歴史たどりし秋思かな

      

宗教と科学の対立と融合」をご一読下さい。

   

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 (写真)

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2022年7月23日 (土)

内科医の待つ間の癒し熱帯魚

    

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新型コロナウイルス感染第7波が急拡大し、全国の一日の新規感染者が7月23日には初めて20万人を超えました。

 

安倍・菅政権当時に医療体制の見直しと経済効果を考慮したコロナ感染拡大防止対策を友人と話題にし、「俳句HAIKU」の記事で提言していましたが、反応の無い状態だったのを残念に思っていました。

 

遅ればせながらでも、その反応と言える動きが岸田政権で漸く出てきたことは救われる思いです

    

2022年の土用の丑の日は7月23日と8月4日なので、拙句をタイトルとし、「かかりつけ医」と「土用の丑の鰻」に因んだ「まんぽ俳句」を掲載します。

青色文字(季語)をタップ(クリック)して、「歳時記」などの例句をご覧下さい。

   

節電の明るさ淡き熱帯魚

冷房は緩めの内科律儀かな

かかり医は律儀な寡黙蝉時雨

主似し内科医院の熱帯魚

カナカナか狭庭の初音法師蝉

の初音の林夕日映ゆ

ひぐらしに暮れゆく林飛行雲

聞く耳何処を向くや法師蝉

我が命医者頼みとし鰻食む

鰻食みコロナ7波に負けるまじ

風涼しワクチン接種終へし帰路

        (薫風士)

 

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