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2021年5月16日 (日)

コロナ禍の俳句鑑賞:「青葉」・「青葉風」・「青葉潮」

 

Dsc_4611 緊急事態宣言は5月末まで延長され、更に9都道府県に拡大され、まん延防止等重点措置も10県に拡大されました。

 

侮れぬ変異ウイルス青葉風 

コロナ禍や青葉のカフェは閉ざされて 

酒無しの青葉の丘のレストラン 

コロナ禍の黙食迫る青葉風 

コロナ禍や青葉風にもマスクして 

青葉晴飛び交ふ鳥の増ゆる丘 

須磨の丘彼方は茅渟の青葉潮 

コロナ禍にクルーズ船や青葉潮 

クルーズの明石海峡青葉潮

 

掲句はコロナ禍の「春の俳句特集」や「初夏」に続く「まんぽ俳句」ですが、須磨離宮公園で詠んだ拙句です。

ワクチン接種が医療従事者や高齢者から順次開始されましたが、全ての人々への接種が完了しない限り、新型コロナ変異ウイルスの感染拡大は収まらないでしょう。

関係者は苦慮されているでしょうが、何故IOCバッハ会長にオリンピック開催延期を要請しないのでしょうか?

全く納得できません。

ここをクリックして「俳句の鑑賞:初夏 《コロナ禍に思うこと》」をご一読頂ければ幸いです。

 

コロナとは無関係に詠まれた俳句でしょうが、共感できる俳句を歳時記(俳誌のサロン)から抜粋掲載させて頂きます。気分転換にご鑑賞下さい。
憤懣やる方ない思いの解消に役立てば幸いです。

青色文字の季語をクリックすると歳時記の他の例句をご覧になれます。

   

(青葉1)

脳へゆく酸素は如何に青葉の夜 

        (池田澄子)

  

  

(青葉2)

青葉風湧けり柳生の武家屋敷 

        (小林成子)

  

 

(青葉3)

湯の滝を浴びて青葉の夜の外湯 

        (櫻井幹郎)

  

 

(青葉4)

ホスピスの窓少し開く青葉風 

      (竹内美智代)

  

 

(青葉5)

青葉風麻酔の為の深呼吸 

        (宮崎高根)

  

 

(青葉6)

ひと粒の薬に頼る青葉の夜 

        (篠田純子)

 

(青葉7)

人群るる路上ライブや青葉晴 

        (室谷幸子)

  

 

(青葉8)

一服のシフォンケーキと青葉風 

        (澤藍)

  

 

(青葉9)

梵鐘の余韻をのせて青葉風 

        (大川暉美)

  

  

(青葉潮)

時は魔物のように過ぎゆく青葉潮 

        (金子兜太)

  

 

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