写真 Feed

2020年6月30日 (火)

梅雨空に有馬温泉吟行す (俳句と写真)

         

・泉源の湯煙絶えず梅雨空

 

コロナとて封鎖の足湯かんこ鳥

   

万緑や炭酸泉の波光る

  

緑蔭の流れ錆色炭酸泉

  

梅雨空を映す飲み場の炭酸水

   

炭酸水試飲をすれば驟雨かな

   

驟雨とて飛込み愛づや有馬籠

   

・花淡き娑羅の大樹や主逝き

   

・鬼瓦睨む梅雨空寺田町

    

・梅雨空にコロナ来るなと鬼瓦

  

梅天に除疫祈るや温泉寺

  

・雨上がり青蔦茂る大檜

  

・老阻む磴の高きに茅の輪かな

   

湯泉の社の鳥居大茅の輪

   

・安産を祈る茅の輪や手を繋ぎ

 

・若者の幸を祈るや大茅の輪

   

・欠け旧りて茅の輪に控へ百度石

   

若者に倣ひくぐるや大茅の輪

   

・梅雨空へ一願不動奏づ歌

    

道端に置かれた鬼瓦は阪神大震災で屋根が被害を受けたのが契機で置かれることになったようですが、屋根にあってこそ迫力があります。写真をクリック・拡大してご覧下さい。青色文字をクリックすると解説記事や「歳時記」・「575筆まか勢」の例句などをご覧になれます。) 

     

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2020年6月22日 (月)

吟行に除疫祈るや梅雨晴間 (俳句と写真)

 

「都道府県またぐ移動の自粛」が6月19日から全国で解除されることになり、ほっとしましたが、まだ「コロナ根絶万歳!」と叫ぶことは出来ません。

ワクチンと治療薬が開発されない限り、「油断は禁物」です。  

新型コロナウイルス拡散防止の緊急事態宣言が解除された先月句友と石峯寺に吟行した際の俳句と写真をブログに掲載しましたが、八十八カ所ミニ巡礼に興味があったので梅雨晴間の一昨昨日マイカーで再訪し、「新型コロナウイルス消除」と「長寿」を祈りました。

一汗かきましたが、薬師如来ばかりでなく珍しい波切不動明王や千手観音菩薩など様々な石像があり巡礼の甲斐がありました。

拙句と新たに写した写真を掲載します。先月の「代田」は「植田」となっています。

写真をクリック・拡大して季節の移ろい・風景と俳句の変化をお楽しみ下さい。

青色文字をクリックすると歳時記の俳句や関連の記事などをご覧になれます。

      

万緑を睥睨したる仁王像   

 

万緑のミニ巡礼や岩嶺山

   

梅雨晴間薬師に祈る疫消除 

   

紫陽花睡蓮も咲く如来像      

  

苔むすや岩嶺山のミニ遍路 

    

苔茂る巨岩の洞に薬師像

 

梅雨晴や木漏れ日さゆる木の根道 

   

・鐘楼に立てば眼下に植田映ゆ

   

・鐘の音に応ふ老鶯峡の寺

  

・鐘楼に惜しむ薬師の青葉風

    

・鐘楼のさゆるる植田ささ濁り

   

・ミニ巡礼終へて満ち足りぬぐふ 

  

 

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2020年6月13日 (土)

風薫る寺苑に座してミニ句会 (俳句と写真)

    

新型コロナウイルス感染予防が要請されている折から、「街へのお出かけ」は自粛していましたが、「緊急事態宣言」が解除されたので久しぶりにマイカーで「近場」の「石峯寺」に吟行に行きました。石峯寺(しゃくぶじ)」は小さな寺ですが1,300年余りの由緒ある古刹です。

初夏の吟行・ミニ俳句会をエンジョイしました。

薫風士の俳句と写真を掲載させて頂きます。

  

  

・石峯寺へ長寿祈願や風薫る

  

疫消除祈る薬師や新樹光

   

睡蓮や如来の立つは亀の石

      

緑蔭のミニ巡礼や岩嶺山

  

・巨木の根苔むす洞に薬師像

  

・鐘楼に立てば眼下に代田映ゆ

  

・鐘の音に応ふ田蛙峡の寺

  

・鐘楼のさゆるる代田ささ濁り

   

緑陰三密の無きミニ句会

   

写真はクリック(タップ)すると拡大します。青色文字はクリックすると関連の俳句や記事をご覧になれます。  

     

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2020年2月 5日 (水)

「節分」と「立春」:「まんぽ俳句」と写真

    

鬼やらいコロナウイルス退治を

立春の朝日の綺羅を漫歩する

立春の朝日煌めく駐車場

・街灯のガラスに朝日春立てり

立春の飛び立つ白さ一羽

マンションの双棟光る春立つ日

蠟梅の梢突き抜く空の青

立春の雲無き空の暮れなずむ

立春の一日の漫歩惜しみけり

立春晩酌自粛歯の治療

   

掲句は薫風士の「まんぽ俳句」です。「スマホ世代に俳句に親しみを持ってほしい」との思いで、このブログを書いています。令和の時代の俳句普及の一助になれば幸いです

俳句を詠んだ背景の写真をご覧下さい。

  

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2020年1月30日 (木)

吟行の写真俳句(2019総集編)

   

 Click here to see "Bashō's haiku in Japanese and English by L. P. Lovee" 

    

(各タイトルのURLをクリックして記事をご覧下さい。)

  

小春日のふれあいカフェ交わす笑み

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/12/post-11c3.html

 

王子動物園吟行 

(まんぽ俳句と写真)

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/11/post-f054.html

 

「小春」と「凩」

(嵯峨野吟行の俳句と写真)

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/11/post-259d.html

 

蜘蛛の俳句と写真 

<即位礼に思うこと>

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/10/post-3ff1.html

     

秋声や芭蕉館への句碑の路

(大垣吟行の俳句と写真)

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/09/post-efc0.html

  

句に遊びドライブ旅行秋高し

(山口吟行の俳句と写真)

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/09/post-4a8f.html

 

(まんぽ俳句) 

「蝉」「空蝉」「蝉時雨」

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/08/post-5b34.html

 

「貴船神社」と「川床」

(貴船吟行の俳句・写真集)

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/07/post-5b4b.html

 

俳句と写真:

「紫陽花」「七変化」「あじさゐ」

(神戸市立森林植物園)

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/06/post-70ee.html

 

俳句の鑑賞:

田ステ女俳句ラリーに参加して

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/05/post-8cc8.html

 

平成最後の「花鳥同人俳句会」に参加して

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/04/post-7a47.html

 

「世界の梅公園」の「梅見」

(写真と俳句)

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/03/post-9d23.html

 

「探梅」・「観梅」の俳句と写真

(神戸市・岡本梅林公園)

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/02/post-6d05.html

 

大相撲「初場所」の俳句

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/01/post-f57e.html

 

2020年1月 7日 (火)

明けましておめでとうございます。「あなたの俳句」を「まんぽ俳句会」でエンジョイしましょう!

   

「三田市民歩こう会」(1月19日)に参加して、

あなた自身

「まんぽ俳句」を楽しみましょう!

ここをクリックして「1月のまんぽ俳句会」のコメント欄にご投稿下さい。

  

有馬冨士望む寺苑や冬桜

  

この俳句は11月の「三田市民歩こう会」に参加して、

花山院で詠んだ拙句です。

   

令和初正月の拙句と写真を下記に掲載します。

   

・平和なる令和2年や初日の出

・近況を写真俳句に年賀状

初乗りどこもかしこもスマホ族

初暦スマホ買おうか買うまいか

・あれこれと置き場所思案初暦

屠蘇祝う御節は子等の贈り物

恙なく令和を生きん初詣

初詣令和の平和祈りけり

初空やまんぽ俳句を口ずさみ

・初空を写し「ひとはく」池青し

冬木の芽膨らみ初むる空の青

・冬木立シルエットにし初夕日

初詣まんぽ俳句に遊びもし

初詣往きは車に帰路漫歩

正月箱根駅伝吾漫歩

・正月の風に「ひとはく」旗三つ

・正月や凧飛び交う園ボール飛ぶ

初暦日記代わりの俳句詠む

         

ハイク・俳句・はいく

をご笑覧下さい。

(薫風士)

 

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2019年11月 6日 (水)

 

「小春」と「凩」 (吟行俳句と写真)

   

・狸像居並び迎ふ駅小春

・イベントの天狗ホームに秋うらら

・幼子はのトロッコ愛しみ泣く

・新婚の狐の仮面の藪

こがらしや嵯峨野竹林人の波

小春日の和服の花や嵐山

・異国語も行き交ふ小春渡月橋

  

掲句は幼孫とトロッコ列車に乗り、京都観光名所の「嵐山」や「嵯峨野竹林の道」などを俳句に詠んだ拙句です。

昨日は秋晴れの行楽日和なので、電車好きの孫を連れて出かけました。

文化の日」の振替休日(三連休の最後の日)だったのでトロッコ列車の立見席も満席となり、ともかく行列に並び順番待ちをしていると、幸いなことにタイミングよくキャンセルの空席が出たので片道だけ乗ることが出来ましたが、幼子はもっと乗りたいと駄々をこねて泣き叫ぶので、「また来て乗ろうね」と説得・納得させるのに一苦労でした。

                           

ところで、今年の「立冬」は118日ですが、大阪管区気象台によると近畿地方は昨日「こがらし1号」が昨年より18日早く吹いたとのことです。

」は「10月半ばの晩秋から11月末の初冬の間に、初めて吹く毎秒8メートル以上の北よりの風」のことです。 

  

保津峡の川の辺りには、台風や豪雨の地滑りで倒れた木々が無残な姿を晒している個所もあり、異常な気象変動が常態化しているのを再認識しました。

アメリカの市民がトランプ大統領の横暴(地球温暖化の世界の努力を無視してパリ条約から離脱することなど)を阻止してくれて、気象変動による悲惨な災害の発生防止され、保津峡のみならず、世界の観光名所の景観が維持されることを願っていましたが、離脱は決定されました。

少女の涙の訴えにも大国のリーダーとして耳を傾ける謙虚さをトランプ大統領やその支持者に期待することも「老いの繰り言」とあざけられ、一蹴されるのは悲しいことです。

   

なお、「Sagano Romantic Train 嵯峨野トロッコ列車」を見ると保津峡の春や秋の美しい風景や「保津川下り」の情景を見ることが出来ます。

  

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2019年10月27日 (日)

蜘蛛の俳句と写真  <即位礼に思うこと>

     

・和を祈る即位の礼や蜘蛛の糸  (薫風士)     

蜘蛛に生れ網をかけねばならぬかな  (高浜虚子      

蜘蛛の囲や親子三匹餌食待つ  (薫風士

・虚空より蜘蛛も大地を見つめをり (薫風士)

    

今日(10月22日)は「即位礼正殿の儀」が行われました

令和の時代も平成の時代と同様に日本国民の象徴として両陛下が国際親善を推進される平和憲法の大原則が永久に堅持されることを祈っています。

  

「即位礼の句に蜘蛛の俳句とはけしからん」とおしかりを受けそうですが、昨日深田公園など散歩していて親子らしい蜘蛛が3匹いる蜘蛛の巣が目についたので写真を撮りながら高浜虚子の俳句がふと浮かんだのがこの記事のきっかけです。

蜘蛛の糸は肉眼で見えたのに写真には殆ど写っていないのが不思議でしたが、今朝撮った蜘蛛の囲は太陽光線の向きによっては写真に写っていました。

この記事の原稿を書いている間に、「即位礼正殿の儀」関連のテレビ放映がどんどん進展したので冒頭の拙句を掲載する羽目になりました。

蜘蛛は夏の季語ですが、思いつくままに掲句を作り、天皇陛下のお言葉や、芥川龍之介の短編小説「蜘蛛の糸」の寓話や高浜虚子の掲句に思いをはせ、世界平和を祈りつつこのブログを書く次第になりました。

蜘蛛は、人間界のことに関心があるのか無いのか、相変わらずあちこちに蛛の囲を張っていましたが、ウイキペディアの解説によると、蜘蛛の巣を張らない蜘蛛も居るそうで、高浜虚子の掲句が必ずしも当て嵌らないことを知り、大自然の摂理を再認識しました。

ちなみに、「蜘蛛も」と助詞「も」を用いたのは、「虚空蔵菩薩の化身である明星のみならず蜘蛛も人間の営みを見ているよ」と言いたいからですが、「それは独りよがりで分からないよ」と批判されるでしょうね。    

      

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2019年9月26日 (木)

句に遊びドライブ旅行秋高し

  

立秋から約1月たちますが、爽やか秋晴というよりも猛暑の中をドライブし、山口県の角島元乃隅稲荷神社龍宮の潮吹別府弁天池秋吉台秋芳洞岩国城錦帯橋笠戸島夕日岬柳井白壁の町並み須佐ホルンフェルスなど、写真スポットを訪ね、吟行をエンジョイしました。

   

タイトル句の季語「秋高し」は、この吟行(9月5~7日)の季語には必ずしもピッタリしませんが、季語紹介のために敢えて使いました。俳句歳時記の解説は次のとおりです。

「秋になると大気が澄み、空が高く感じられる。その趣を秋高しという。ことに十月下旬からがこの季節といえよう。」

  

俳句に詠んだ風景の写真は最後に掲載します。先ずは薫風士の単純明快な観光スポット紹介の吟行句をご笑覧下さい。    

青色文字の季語をクリックすると歳時記俳誌のサロン)や「575筆まか勢」の俳句をご覧になれます。

 

・角島へ渡る大橋秋暑し

秋暑し」より、夏の季語「風涼し」を使う方が実態に合い良い俳句になります。敢えて秋の季語を使いましたが、「今は秋だから夏の季語を使うな」という考えではありません。そいう考えは本末転倒でしょう。「季語は実態に合わせて使えばよい」と思っています。)  

   

秋夕焼け千畳敷の大風車

(「夕焼」は夏の季語とされていますので、「秋夕焼け」としています。「風車」は春の季語ですが、もともとは玩具の風車を指していましたので、発電用の大風車は年中使用されるものであり、従来の季語の概念が当てはまりません。)

  

金風や鳥居に残る朱の香り

鳥居の香抜けて爽やか怒涛の香

・腹這ひて覗く怒涛や秋の潮

・龍宮の潮吹き未だ秋の潮

湯元なる露天湯独り秋の声

秋の風峡の湯宿の清流に

・峡の川色なき風や町旧び

秋水の弁天池のエメラルド  

秋の雲走る大影秋吉台  

・闇深し秋水響く秋芳洞  

スマホ手に錦帯橋を秋日傘 

秋水の浅瀬煌めく錦帯橋

岩国城望む秋水錦帯橋

甘露てふソフトクリーム醤油味 

秋暑き白壁街をアイス手に

爽やかトイレも前の築山も 

秋潮ホルンフェルスの怒涛かな

秋潮ホルンフェルスの洞にゴミ

秋の潮怒涛覗けば足竦む

・足竦む大断崖や天高し

      

余談ですが、景勝地にプラスチックごみが溜まっているのは悲しいことです。ペットボトルなどのポイ捨て防止を促進しましょう。

   

最後に、何十年ぶりかに口にしたフグ料理の拙句を掲載します。

ぬぐひほっと一息ふぐ料理

ひれ酒に初秋の旅を惜しみけり

  

ちなみに、「」は夏の季語、「鰭酒」は冬の季語ですが、実態に即して俳句を作れば良いと思っています。あまり季語の使用を制限すると、表現の幅が狭まり、俳句が面白くなくなるでしょう。

    

(写真はクリックすると拡大します。プレバトではありませんが、俳句は好き好きです。写真を見て好きなように俳句を作ってお楽しみ下さい。)

       

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2019年9月 5日 (木)

秋の声」「秋の水」「秋の空

    

今日は深田公園をまんぽしながら、メタルアートなどを見たまま気の向くままに俳句に口遊み、深田公園紹介の俳句を作りました。

青色文字の季語をクリックすると「歳時記」や「575筆まか勢」の俳句をご覧になれます。俳句に詠んだ風景を写した最後の写真もご覧下さい。

   

・秋声のメタルアートや深田公園

 (季語「秋声」の取り合わせがミスマッチと批判されそうです。)

          

・虹の木てふアートを映し水澄みぬ

 (語調を考慮して秋の水」を意味する季語「水澄む」を使いました。)

  

浮き百足溺れしアート池

(「いなご」は秋の季語、「むかで」は夏の季語です。季節の移ろいです。)

    

秋の空「時のリズム」てふアート舞ふ

 (「てふ」は「という」意味です。)

  

・ホロンピア館アートの玻璃に秋の空

 (「ひとはく」のホロンピア館は建築家・丹下健三の設計でユニークです。) 

   

ところで、季語「秋の声」の解説は次のように歳時記によって異なります。

 

(カラー図説 日本大歳時記)

「秋は空気が澄んでいるので、遠くの物音でもはっきり聞える。秋の夜など、静まりかえった中に、何音とも知れぬ声が、ジーンと耳に響くことがある。秋の蕭颯(しょうさつ)たる風雨の音、その他木の葉、笹の葉、荻の葉のそよぎ、落葉や、虫の声などにも、秋の気がこもって、もの寂しく時には一種のすごみさえ感じられる。」

山本健吉の解説によると「秋声」は和漢朗詠集に出ている詩文まで遡りますが、長文の解説なので以下省略します。)

  

(合本 現代俳句歳時記 角川春樹編)

「秋澄むという季語があるとおり、この清澄な季節なればこそ、すべての物音に耳は聡くなる。遠くの物音でも耳はそれを拾ってしまう。ちょっとした風の葉ずれの音、木の葉に当たる夜更けの雨音、なにもかも、心が内に向かう季節にはふさわしい。作例によっては、必ずしもこれといって具体的な物音を指さない場合のもあり、秋の気配のようなものを捉えて秋の声ということもあるようだ。」

  

(「俳句歳時記」 SHARP電子辞書) 

「秋になると雨風の声、物の音などの響きすべてが敏感に、しみじみと感じられる。またこういった具体的な音でなくとも、秋の気配に感じて心の耳に聞こえる声のことをもいう。」

   

ホトトギス俳句季題便覧 CASIO EX-word電子辞書)

「耳に聞こえるというのではない。心に感ずる音、すなわち秋の気配といったものである。」  

      

このように、歳時記によって季語「秋の声」の解釈が異なります。

ともかく、自分の感性で個性を発揮して未来志向で句作を楽しみましょう。松尾芭蕉は「不易流行」と言い、高浜虚子も同様の趣旨で「古壺新酒」と言っています。

    

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2019年7月16日 (火)

「貴船神社」と「川床」(吟行俳句・写真集)

Click here to see “Bashō's haiku in Japanese and English by L. P. Lovee”

       

7月8日の朝の天気予報によると梅雨晴れが一日は期待できそうだったので、急に思い立って京都の貴船に吟行に行きました。月並ですが、薫風士の吟行俳句と写真を掲載します。

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 京阪電車・京橋駅ホームにて) 

  

・梅雨晴間ホームに立ちし旅心

  

  

  

「川床」は貴船では「かわどこ」と呼ぶそうですが俳句では「ゆか」と読み、「夏の季語」です。

 

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7月8日は貴船神社の「水まつり」や「星祭」があり、和服姿の若い女性をよく見かけました。    

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叡電・貴船口駅にて)  

   

・降り立てば貴船の瀬音風涼し 

   

    

  

(真真庵にて) 

  

貴船川草履の並ぶ川床座敷

  

・貴船てふ地酒も美味し川床料理

  

冷やし酒鴉は岩で清水飲み

  

写真をよく見れば、黒っぽい大きな岩の間で鴉が水を飲んでいるのがわかるでしょう。)

    

河鹿なく高き瀬音や箸を置く

  

(河鹿のきれいな鳴き声を始めて実際に聞きました。)

 

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 貴船神社にて)

   

・本殿へ登り詰めたる老の汗

  

星祭る貴船の馬像白と黒

   

・向ひ合ふ馬像の由来梅雨の晴

 

みずうらや浮かぶ大吉青葉風

  

  

  

(帰路の叡電で)

  

梅雨晴の貴船の一日惜しみけり

  

  

俳画や写真俳句において、俳句と画像の付き過ぎは良くないとされていますが、吟行俳句を作る参考になればとの思いから、即興句とその情景の写真を掲載しました

  

(注)青色文字をクリックすると、関連の解説記事をご覧になれます。

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2019年6月28日 (金)

俳句と写真:「紫陽花」「七変化」「あじさゐ」

  

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冒頭の写真は先日神戸市立森林植物園に行った際に撮った「園内マップ」と紫陽花です。

森林公園木の化石モリアオガエルなど、写真に興味がれば最後の写真集をご覧下さい。写真はクリックすると拡大します。

 

兵庫県の高齢者は有難いことに入園料が無料でした。

見事な紫陽花が咲き誇っている小径を散策し、満足しました。

今後も季節ごとに訪れて森林浴をし、健康維持に努めたいと思っています。

  

・紫陽花や幾千万年経し化石 (薫風士)

・紫陽花をバックに自撮り若夫婦 (薫風士)

・紫陽花の小径行き交う笑顔かな (薫風士・L.P. Lovee訳

  (smiles; going and coming; the path of hydrangea)

      

歳時記(俳誌のサロン)から気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。詳細は青色文字の季語をクリックしてご覧下さい。

  

紫陽花1

・かなしみは時が癒せり濃紫陽花 (明田和子)

   

紫陽花2

紫陽花や青より昏るる小径かな (河合笑子)

  

紫陽花3

紫陽花や癒しの青き雨雫 (原田喜久子)

  

紫陽花4

紫陽花の濡れつつ色を尽しけり (横溝幸子)

 

紫陽花5

紫陽花に夜の暗さの籠りをり (飛高隆夫)

 

紫陽花6

蝦夷松に蔓紫陽花の絡みたる (廣瀬雅男)

 

紫陽花7

気詰りの眼のやりどころ濃紫陽花 (中山純子)

 

紫陽花8

紫陽花や藪を小庭の別座敷 (芭蕉

 

紫陽花9

朝の雨さと晴れ渡る紫陽花忌 (山下良江)

  

七変化1

七変化猫が伸びする塀の上 (鈴木多枝子)

 

七変化2

・七変化先月よりは三変化 (稲畑廣太郎)

 

額の花

路地越しのスカイツリーや額の花 (原和三)

  

あじさゐ1

あぢさゐは絶対藍の礼讃派 (大橋敦子)

  

あじさゐ2

あぢさゐの弾む影あり鯉の池 (関まさを)

  

あじさゐ3

あぢさゐや寺の奥なる芭蕉句碑 (池田節)

   

   

この化石木は神戸層群で発見されたものです。

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2019年2月28日 (木)

「探梅」・「観梅」の俳句と写真

   

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この路を我等が行くや探梅行

(高浜虚子 53歳、昭和2年1927) 

   

・探梅に神戸岡本訪ねけり 

探梅や駆け行く幼追ふ老躯

薫風士

   

神戸の岡本梅林公園の梅見観梅)をして撮った写真と即興句2句(薫風士)を掲載しましたが、岡本梅林公園の由来・行事や写真はここをクリックして「梅祭実行委員会」のHPをご覧下さい。 

   

(青色の文字をクリックすると、関連のリンク記事をご覧になれます。)

  

歳時記俳誌のサロン)から「探梅」の俳句を抜粋・掲載させて頂きます。    

一輪に探梅心芽生えけり (稲畑廣太郎

・水音の奥へ奥へと探梅す (神蔵器)

・探梅やここまでくればあきらめも (平子公一)

・一人づつ増えて探梅らしくなる (中原道夫

・梅探しゐるポケットにワンカップ (川端俊雄)

・これほどの坂とは知らず探梅行 (館容子)

・人のあとばかり歩いて探梅行 (吉原一暁)

・探梅やたどる山路の暮れそめて (浅井美子)

・探梅行帰路の大きな夕日かな (川井政子)

・よき地酒あり探梅もそこそこに (安陪青人)

  

上記の一連の例句を読むと、昔の人々が連歌俳諧を楽しんだことが分かるような気がします。

「『俳句の面白さ・楽しさ』を多くの人々が知り『俳句の輪』を広げてほしい」と思っています。

我田引水ですが、高浜虚子もこのような思いで冒頭の俳句「この路」を詠んだのではないでしょうか?

「この路」の俳句を日本の進むべき道の比喩であると解釈し、「八月の俳句に思うこと」と合わせて読むと、「高浜虚子は俳句を通じて平和を希求していた」と言えるでしょう。 

俳句(俳諧)の世界遺産登録運動の草の根運動の一助になればとの思いでささやかなブログを書いていますが、この思いを皆さんがお友達とシェアして頂けると望外の喜びです。

          

2018年11月20日 (火)

有馬・瑞宝寺公園 (紅葉の俳句と写真)

 Click here to enjoy bilingual haiku in English. 

 

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11月9日に有馬温泉瑞宝寺公園を吟行し、時雨上がりの明るい空の下に目を見張る美しい紅葉を満喫することが出来て非常にラッキーでした。

   

写真と拙句を掲載しますが、圧倒されるような美しさはとても満足に表現できません。

(写真はタッチ・タップして拡大できます。)

  

・目を見張る紅葉彩る瑞宝寺

  

・晴れ男句作に興じ紅葉狩

  

・行く程に瀬音高まる紅葉径

   

・有馬路の癒しの森の紅葉かな

  

・一行の去りて瀬音や紅葉園

  

太閤の碁盤てふ石紅葉置く

  

・句帳手の俳人の背散る紅葉

  

・紅葉径尺八の音の嫋嫋

  

白き杖暫し佇む紅葉狩

  

青色文字をクリックすして、歳時記や解説記事をご覧下さい。

2018年6月30日 (土)

俳句と写真のサイト特集 (「チュヌの便り」より)

  

タイトル(青色文字)をクリックしてご覧下さい。

俳句の鑑賞 <万緑>

南禅寺吟行の俳句・写真(平成26年6月)

奈良公園・柳生の里の吟行(俳句と写真)

ひこにゃんの城へ吟行冬うらら(彦根城写真俳句)

吟行の写真俳句 <神戸布引ハーブ園>(改訂版)

「防災の日」の俳句鑑賞 <「震災・地震・津波」>

楽しい吟行俳句アルバム <芭蕉の足跡・加賀路>

吟行は楽しい! 俳句アルバム(若狭・小浜の旅)

俳句の鑑賞 <極暑・酷暑・炎暑>

吟行俳句)冬浅き近江八幡巡りけり

西近江路・琵琶湖周辺の吟行俳句と写真 (改訂版)

楽しい吟行の俳句アルバム(岡山城と後楽園ほか)

若葉の俳句を作って楽しもう!

紅葉の俳句と写真集(改訂版)

Lovee’s Haiku

俳句と写真(イタリア旅行) HAIKU & pictures (Trip to Italy)

HAIKU & Pictures (Trip to E. Europe)

HAIKU & Pictures (Trip to Turkey)

HAIKU & pictures (Trip to Russia)

 

2018年1月12日 (金)

「風光る」俳句・写真特集・神戸メリケンパーク(改定版)

  

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季語「風光る」について、合本現代俳句歳時記(角川春樹編)は次のとおり解説しています。

「春光を吹き渡る風が光るように感じられるさま。やわらかな風が木の枝をゆらし、光が揺れ、まるで風と光とが同時にいのちを宿したごとく動く感覚を(とら)えて成した、みごとな季語というべきである。」 

  

シャープ電子辞書の広辞苑には次のとおり解説されています。

「春になってだんだん日光が強くなると、吹く風が何となく鋭く光るように感ぜられる。春風との同趣同工を避くべきである。」

    

ご覧の写真は先日チュヌの主人が神戸メリケンパークで写したものです。

    

復興のメリケンパーク風光る (薫風士)

風薫る開港記念音楽祭 (薫風士)

  

5月21日(日)には神戸開港150年音楽祭がメリケンパークで開催される予定です。

「BE KOBE」というロゴに興味が湧きインターネットで「神戸公式観光サイト」を見ると、次の記事がありました。

神戸市は、市民の皆さんが神戸に愛着を抱くことや、神戸市民であることを誇りに思う「シビックプライド」の醸成を目指しています。

BE KOBE」は阪神・淡路大震災から20年を機に生まれたロゴマークです。

「BE KOBE」を直訳すると、「神戸であれ」という意味になりますが、皆さんの心の中にある「神戸への想い」を「BE KOBE」に重ねて自由に解釈して頂くことで、神戸市民であることを誇りに思う気持ちの合言葉として定着させていきたいと考えています。

   

(青色の文字をクリックすると関連の解説記事や歳時記の俳句がご覧になれます。)

   

阪神・淡路大震災から22年過ぎ神戸は復興しました。 

東日本大震災熊本地震の被災の方々はまだ復興中でご苦労されています。チュヌの主人は心ばかりの「貧者の一燈」を捧げ速やかな復興を祈っています。

   

インターネット歳時記の「風光る」から神戸や海などを詠んだ俳句を目につくままに下記に抜粋します。 

風光る1

風光る海の匂ひの観覧車 (松木知子)

風光る2

風光る神戸元町パン工房 (池上幸子)

風光る3

沖の帆はひかりとなれり風光る (杉田さだ子)

風光る4

瀬戸内は海の十字路風光る (刈米育子)

風光る5

風光る八重の汐路を船速く (高谷栄一)

風光る6

風光るコバルト色の潮の帯 (山本浪子)

風光る7

海へ向くベンチに二人風光る (黒滝志麻子)

   

ちなみに、ここをクリックして「防災の日」の俳句鑑賞 <「震災・地震・津波」>をご覧下さい。

ここをクリックすると、グーグルで検索したメリケンパークの無数の写真がご覧になれます。

「退職教授の見果てぬ夢」というサイトに「神戸メリケンパーク」という興味深い解説と写真集があります。(ここをクリックしてご覧下さい。

2017年12月22日 (金)

(吟行俳句)冬浅き近江八幡巡りけり

    

彦根の吟行を終えて国民休暇村近江八幡で句会・会食・一泊した翌日(12月4日)は、路線バスで長命寺を経由水郷巡り船着き場まで行き、6人乗りの手漕ぎ舟で水郷巡りをしました。心配された寒さはそれほどでもなく、老練の船頭の巧みな櫓さばきで枯れ葦の水郷巡りをエンジョイしました。

チュヌの主人(薫風士)が詠んだ俳句と写真を披露させて頂きます。 

(青色文字をクリックすると解説記事をご覧になれます。写真はクリックすると拡大します。)

  

牛鍋長寿の地酒近江かな

・長寿てふ地酒に浮かれ年忘れ

・宮ヶ浜遠目に柿が花に見ゆ

近江富士浮かべ琵琶湖の冬霞

・沖の島夕日に翳る冬紅葉

・枯れ葦を巧みに船頭櫓音無く

かいつぶり二羽が水先手漕ぎ舟

枯蘆の影の水面を手漕ぎ舟

     

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2017年12月20日 (水)

(写真俳句)埋木舎・玄宮園・楽々園の吟行

   

12月3日は晴れ男に違わず前日と打って変わった絶好の吟行日和でした。埋木舎(うもれぎのや)玄宮園楽々園彦根城の吟行をしてから近江八幡へ移動し、国民休暇村近江八幡で句会・会食をして一泊しました。チュヌの主人の吟行句を掲載します。彦根城吟行の俳句と写真はここをクリックしてご覧下さい

青色文字をクリックすると解説記事がご覧になれます。写真はクリックすると拡大します。   

・主良き埋木舎の冬柳

・小春かな埋木舎のおもてなし

・冬日射す埋木舎の井伊肖像

・茶を愛でし小春の座敷湖東焼

・小春日の時を惜しむや楽々園

・城望む玄宮園や冬うらら

   

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ひこにゃんの城へ吟行冬うらら(彦根城写真俳句)

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初冬の彦根城を吟行して晴れ男のチュヌの主人(薫風士)が詠んだ俳句と写真です。

・駅出れば直政像や街小春

・白鳥も身繕ひして日に光る

ひこにゃんの迎へし城の小春かな

・天守への急な階段冬日差す

・天守より四方に小春の城下町

・天守より彼方の湖の冬霞

・冬日差す天守仰げば飛行雲

    

(青色文字をクリックすると解説記事や歳時記がご覧になれます。写真はクリックで拡大します。)

      

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2017年10月14日 (土)

「秋麗」の俳句と「深田公園」の写真

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今日(10月8日)は「寒露」です。明日は「体育の日」なので3連休です。

朝散歩に出かけた時は爽やかでしたが、帰りは汗ばむ程の行楽日和になりました。深田公園薄紅葉も写真のように次第に濃紅葉になってきてまさに「秋麗」です。

(写真はクリックすると拡大します。青色文字をクリックすると解説や俳句の詳細をご覧になれます。)

歳時記の「秋麗」・「秋うらら」から親しみやすい俳句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きますが、前座にチュヌの主人の即興句5句を掲載します。

・犬連れとジョガー行き交ひ秋うらら

愛犬の気ままに園を秋うらら

・飛行雲光りとけゆき秋うらら

・秋麗のホロンピア館映ゆる空

・秋麗の白きマンション聳ゆ空

  

秋うらら1

・普段着で行くコンサート秋うらら (島田和子)

・秋うらら木に登り出す女の子 (赤星惠子)

・秋うらら猫は乳房を見せてをり (永嶋みね子)

・真つさらな産着干しゐて秋うらら (木藤ヒデ子)

・秋うららホテルのランチ佳き人と (芝尚子)

・人よりも犬に見覚え秋うらら (石見邦慧)

  

秋うらら2

・引越の荷に猫も積み秋うらら (鈴木照子)

・秋うらら金太郎飴に子規の顔 (浅田光代)

・秋うららヒマラヤの塩買うてみる (山荘慶子)

・秋うらら大名となり抹茶席 (藤見佳楠子)

・「ひこにゃん」に人気集中秋うらら (三川美代子)

・朱の鳥居湖に浮き立ち秋うらら (森清堯)

  

秋うらら3

・秋うらら孫はひまごに絵本読み (山根征子)

・秋うらら五台列なる保育カー (懸林喜代次)

・秋うらら鳶の高舞ふ尼の寺 (加藤静江)