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2023年11月10日 (金)

俳聖の足跡辿る初紅葉

 

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松尾芭蕉の俳句を英訳して国際俳句協会のホームページに「英語でわかる芭蕉の俳句」というタイトルで投稿しているので、芭蕉の「奥の細道」の足跡を廻りたいとの思いで2023年10月23日から2泊3日の東北旅行をし、これまでに次の記事を書いています。

未読の方は下記青色文字のタイトルをタップして、紅葉の俳句や写真などをご覧下さい。

   

芭蕉の足跡巡り《秋の山寺・立石寺  

秋の最上川舟下り(写真と俳句)    

中尊寺-金色堂 (秋の吟行写真と俳句

  

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旅程は冒頭の写真(クラブツーリズムのパンフレット「旅のしおり」の一部分)のとおりですが、今回は上記の芭蕉所縁の名所と「鳴子峡」など紅葉の名所など、10箇所を訪ねて紅葉(黄葉)を詠んだ拙句「まんぽ俳句」とその写真を逐次掲載します。    

写真をタップ拡大して、皆さんも疑似吟行をエンジョイして頂けると幸いです。     

  

富士川や富士雲隠れ草紅葉

朝9時頃東京駅発のツアーに参加するために前日上京の新幹線で詠んだ拙句です

翌日からは夏日のような秋晴れに恵まれ、吟行の旅をエンジョイしました。

 

青色文字の季語をタップすると、歳時記(俳誌のサロン)などをご覧になれます。

   

皇居映ゆ朝餉の窓や薄黄葉

ホテルの朝餉の窓に見えた皇居の景色の写生句です。

 

中尊寺手前の道は初紅葉

破蓮や小さき池の片隅に

ここをクリック(タップ)して、「中尊寺の歴史」をご覧になると、観光客が紅葉に気をとられて見落とした小さな蓮池に藤原氏の歴史が残されていることが分かります。

  

大杉の間日差しに映ゆ黄葉

薄紅葉映ゆる日差しや月見坂

「間」は「はざま」と、詩的なリズムで読んで下さい。

     (薫風士)

 

薄紅葉写し流るや厳美溪

「厳美溪」は「げんびけい」と読み、岩手県一関市の紅葉の名所で、奇岩と青い流れの景色が写真愛好家の人気スポットですが、渓流を挟んで「郭公だんご」がロ-プを使って販売され、外国からの観光客の人気を呼んでいるようです。

  

鳴子ダム眼下にしたる夕紅葉

5時の閉門ぎりぎりに間に合い、晴天のお陰で眼下の薄紅葉を愛でることが出来ました。暮の暗い山道にスリルを感じましたが、山交バスの安全運転で無事ホテルに着きました。

  

雨後の映秋保大滝薄紅葉

秋保(あきう)は、宮城県仙台市の紅葉の名所で、紅葉の山と秋保大滝の美観が写真スポットです。

午前中は雨が降り続いていたそうですが、幸いなことに雨が上がり、薄紅葉から紅葉の盛りの美観を想像しました。

  

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2023年10月28日 (土)

芭蕉の足跡巡り《秋の山寺・立石寺》

     

閑さや岩にしみ入る蝉の声

       (芭蕉)

      

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この写真の案内図のとおり、芭蕉が詠んだと思われる岩を観察しながら、山寺の「奥の院」まで老躯を労わり労わりして、千段余りの石段を登りました。

写真をタップ拡大してルートをご覧下さい。

    

ここをクリック(タップ)して、立石寺のホームページの写真や最後にあるすばらしい動画(2:32)をご覧になると、山寺の全貌が分かるります  

ここをクリック(タップ)して「蝉の俳句を鑑賞しよう」(俳句HAIKU)をご覧下さい。

   

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この写真はクラブツーリズムのパンフレット「旅のしおり」の一部分です。

芭蕉が掲句を詠んだ季節とは異なっても、その岩を実際に見ておきたいとの思いで、クラブツーリズムの「テーマのある旅」のツアーに参加し、「芭蕉と曽良が二人旅でニ-ニー蝉の声を聴き、芭蕉ならではの感性で『閑さや』の名句が生まれたのだ」と、一応納得しましたが、毛越寺にお参りする時間がなかったので、来年の夏(蝉の鳴く頃)にもう一度平泉や山寺をゆっくり訪ねたいと思います。

   

慌ただしいツアーで閑さを詠むのは難しく、月並みの凡人俳句ですが、「俳句は好き好き」と、思いつくままにブログ用にまんぽ俳句を口遊みました。

     

秋茜芭蕉と曽良の座像に来 

小鳥来る芭蕉と曽良の座像かな 

秋茜」(=赤とんぼ)や「小鳥来る」は取合せのしやすい秋の季語です。

   

縁石に躓き転ぶや秋の山

 

五大堂へ行く断崖の石畳の道は狭いので、スマホ写真を撮りながら後退りをして道を譲ったところ、縁石に踵が躓き仰向けに倒れましたが、どなたかに引き起こして頂き、幸いなことに怪我をせず、駄句を口遊みました。

 

根本中堂でお祈りをしていたお陰か怪我をしませんでしたが、縁石の傍に雨水溝の水を落とす穴があり、危ない所でした。

 

この拙句は中七が字余りの「5・8・5」の破調です。

ここをクリック(タップ)して「著名な俳人の『字余りの俳句』の鑑賞」をご覧下さい。

  

初紅葉仰げば岩の大蛙    

        

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掲句は、「初紅葉だ」と、仁王門を見上げた時に蛙の口に似た大岩が見えたので、ブログ用に詠んだ即興句です。

   

  

俳聖を偲び千段秋の夏

奥の院詣でし汗や初紅葉

薄黄葉背にしたる奥の院

       薫風士

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「秋の夏」は当日の秋晴れの「夏日」を表現した造語です。

「背」は「そびら」と、「5・7・5」のリズムで読んで下さい

        

お暇があれば写真をタップ拡大して疑似吟行をして頂けると幸いです。

最新の俳句や英語俳句の記事は、青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップしてご覧下さい。

この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事をご覧になれます。

   

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最上川 秋の舟下り(写真と俳句)

  

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芭蕉の足跡を巡って、平泉の金色堂、最上川の舟下り、山寺(立石寺)を訪ねました。

私達が乗った舟の船頭さんは、「おしん」の船頭役をしたとのことです。

最後に掲載した動画で、船頭さんの「おしん」の台詞入りの「最上川舟唄」をお楽しみ下さい。

最上川舟唄の囃子「ヤーエーエード」は、ヘブライ語の「神よ、永久の神よ」という意味に解釈されるそうです。

舟唄における日本とユダヤの関係の詳細に興味があれば、ここをクリック(タップ)して、「古代史の研究・山形民謡『最上川舟唄』」をご一読下さい

この瞬間もパレスチナの庶民は宗教や人種などの覇権争いの戦禍に苦しんでいるのは悲しいことです。

  

このツアーの旅程は、冒頭の写真(クラブツーリズムのパンフレット「旅のしおり」の一部分)のとおりですが、ここをクリック(タップ)して、「奥の細道」(芭蕉db)をご覧下さい。

        

 五月雨を集めて早し最上川

暑き日を海にいれたり最上川

         (芭蕉

         

ゆるやかな最上の流れ黄葉映ゆ

ごとんゴトン秋の最上浅瀬行く

船頭のおしんの唄や秋深む

       (薫風士)

   

掲句はブログ用の「まんぽ俳句」です。

「ごとんゴトン」は船底が浅瀬の岩に触れる音です。

写真をタップ拡大して、疑似吟行をお楽しみ下さい   

特別の事情が無い限り、最上川の舟下りは年中実施しているそうです。

        

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最後の写真はホテルの窓からの最上川の夕方の風景です。

    

ここの青色文字をクリックして、「おしん」に出演した船頭さんの「おしん」の台詞入りの「最上川舟歌」や英語混じりの観光客向けの「最上川舟唄」をお聞き下さい。  

    

ここをクリックして、イタリア旅行の写真とベネチアのゴンドラ船頭などを詠んだバイリンガル俳句をご覧頂ければ幸いです

  

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2023年10月26日 (木)

中尊寺-金色堂 (秋の吟行写真と俳句)

   

五月雨の降残してや光堂

       (松尾芭蕉

   

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芭蕉の掲句について、ここをクリック(タップ)して、「奥の細道」(芭蕉db.)をご覧下さい。 

  

ここをクリック(タップ)して中尊寺HPの「金色堂について」を開くと、金色堂の歴史や撮影禁止の金色堂内部の写真などをご覧になれます

  

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日記代わりに詠んだ拙句(まんぽ俳句)を取りあえず掲載しますが、金色堂周辺の写真を掲載しますので、写真をタップ拡大し、疑似吟行をして頂けると幸いです。

   

        

金色の旧りし御堂や秋の声

金箔の幾秋経しや秋の堂

神杉の秋の木漏れ日月見坂

 

「金色」は「こんじき」、「神杉」は「しんさん」と読んで下さい。

  

泰衡を偲ぶ敗荷中尊寺

破蓮や一瞥されて無視されて

「敗荷」は「やれはす」と読み、「破蓮」と同義の秋の季語です。

ツアーの一行にはうらぶれた小さな蓮池は興味が無さそうでした。

             (薫風士)

  

ここをクリック(タップ)して、中尊寺HPの「中尊寺の歴史」をご覧になると、観光客に見落とされそうな小さな蓮池に藤原氏の歴史が残されていることが分かるでしょう。

   

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2023年10月10日 (火)

東京の四季《まんぽ俳句写真特集》

  

旅の思い出に写真俳句を作ろう  

タイトル(青色文字)をクリックして記事をご覧下さい。

  

   

人と船往来のどか隅田川 

202349日に開催された「花鳥7百号記念大会坊城中子お別れ会」に参加した翌日、隅田川沿いの「俳句の散歩道」などを散策し、藤棚の下で弁当を食べ、大川の春を満喫して、「まんぽ俳句」を口遊みました。

   

  

 

麗かやスカイツリーを撮り漫歩 

字数の多いスカイツリーの句作にチャレンジして「まんぽ俳句」を詠みました。

貴方も遊び心で俳句にチャレンジしませんか?

  

  

  

 

花鳥七百号記念大会・坊城中子お別れ会に参加して 

コロナ禍の行動制限が解除されて202349日に待望の花鳥七百号記念大会と坊城中子(2021.8.16逝去、享年93)お別れ会が東京の富岡八幡宮婚儀殿で開催され、参加しました。

記事の写真を見て、どの選者が下戸か酒豪か当てるのも一興でしょう。 

    

  

  

芭蕉記念館・俳句の散歩道》真夏の吟行俳句と写真 

青色文字をクリックしてリンク記事をご覧になると面白さが倍増すると思いますが、是非とも現地を訪ねてご自身のまんぽ俳句を詠まれることをお勧めします。   

  

  

  

花鳥6百号記念全国俳句大会に参加 

2014年8月22~23日に東京の霞会館で開催された花鳥6百号記念全国俳句大会に参加しました。大会の情景の写真や入選句の記事をご覧下さい。

     

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2023年10月 2日 (月)

秋の建仁寺(まんぽ俳句と写真)

  

一昨日(2023.9.30)、正岡子規の俳句の英訳色紙の展示会を友人が開いているのを見に行った帰路、建仁寺を訪ねて、「まんぽ俳句」を詠みました。

 

写真と拙句をご笑覧下さい。

青色文字をクリック(タップ)すると、歳時記の例句やリンク記事をご覧になれます。

  

色変へぬ松を背(そびら)に大砂紋

花頭窓白き砂紋の秋気かな

方丈の大雄苑や秋高し

法堂の秋燈に映ゆ双龍図

双龍も阿吽やの建仁寺

双龍のお茶目な目玉秋の堂

襖絵の七賢人に秋思かな

金風や風神跳びし金屏風

秋日和笑みを誘ひし雷神図

建仁寺訪ね一日の秋惜しむ

      (薫風士)

  

(写真はタップ拡大出来ます。)

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2023年10月 1日 (日)

秋の蹴上・無鄰菴吟行(俳句と写真)

        

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(冒頭の写真)

無鄰菴のパンフレットの一部分です。

   

  

    

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(2023.9.30)

正岡子規の俳句の英訳の色紙展を開いている友人からお誘いがあり、京都の蹴上にある無鄰菴を訪ね、色紙展や庭の吟行をエンジョイしました。     

拙句と写真を掲載しますのでご笑覧頂ければ幸いです。

写真をタップ拡大すると、色紙の英語や俳画をご覧になれます。

        

友集ひ蹴上の秋の俳画展

爽やかや英語俳句の色紙展

床の間に並ぶ色紙や秋日影

秋澄むや英字の書体端正に

色紙展玻璃窓見れば初紅葉

南禅寺三門高し天高し

廃線に乙女戯れ秋高し

       (薫風士)

  

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2023年9月30日 (土)

仲秋の名月(写真俳句)

  

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(写真)

親戚がくれたものです。

タップ拡大して兎の餅つきをご覧下さい。

    

中秋や宵の八時のまん歩する

名月や明るき窓に子等の声

中秋の名月愛でて八千歩

十五夜のまんぽ俳句を口ずさみ

名月の映ゆる水面やホロンピア

仲秋深田公園月明かり

仲秋のマンション映ゆる宵の池

まん歩して中秋の月惜しみけり

  

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2023年9月14日 (木)

四季の吟行《丹波篠山市》

  

丹波篠山市吟行の記事をまとめました。

タイトル(青色文字)をクリック(タップ)して、記事をご覧下さい。

  

福住の町並み・「住之江の庭」秋の吟行

  

波々伯部神社祇園祭吟行

   

桜の俳句と写真(丹波篠山吟行)

  

丹波篠山・戎神社吟行

  

兵庫陶芸美術館・登り窯吟行(俳句と写真

   

山の日」を満喫しけりユニトピア (吟行写真集

   

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2023年9月13日 (水)

福住の町並み・「住之江の庭」秋の吟行

  

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2023年9月12日に俳句仲間と丹波篠山市の旧宿場町エリア「福住」を訪ね、丹波路ならではの吟行をエンジョイしました。

  

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冒頭の写真は、丹波篠山市教育委員会発行のパンフレットの一部分です。

 

写真をタップ拡大してご覧下さい。

  

住吉神社の敷地にある重森三玲作の枯山水の庭園「住之江の庭」などの写真や拙句(まんぽ俳句)をご笑覧下さい。

  

稔り田や旧街道の一里塚

福住むてふ郷の稔田豊かなり

故郷を誇るガイドや秋の宮

住之江の庭の彼方は初黄葉

三玲作枯山水の庭時雨る

秋時雨厭はずガイド元教授

爽やかや枯山水のモダニズム

雨上がり枯山水の秋気澄む

せせらぎの煌めく畔秋の草

秋草を探り談笑俳句好き

爽やかに余生談議も句座の昼

門入れば尊徳像秋茜

福住や栗転がりしアスファルト

福住の一日惜しみつ栗拾ふ

拾ひたり旧街道に落ちし栗

夕餉にと拾ふ落栗篠山路

栗飯は舗装道の落ち栗ぞ

安酒を汲みて栗飯愛でにけり

    

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この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事をご覧になれます。

  

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2023年8月 6日 (日)

波々伯部神社祇園祭吟行

 

8月6日に句友のアレンジで、丹波篠山市の波々伯部(ほほかべ)神社の「祇園祭」を吟行しました。
二基の曳山でデコノボウと呼ぶ操り人形が3年に1回奉納されるとのことですが、それは残念ながら見ることは出来ませんでした。
「でこのぼう」の解説はここをクリックしてご覧下さい

 

薫風士の吟行句と写真をご覧下さい。

 

夏祭旧りし曳山デコノボウ
自粛解け氏子総出の夏祭
若者のバイトも募り夏祭
手作りの稚児の冠夏祭
七色や日焼の稚児の冠飾
身の丈の祭飾や稚児禊ぐ
高齢の天狗元気や夏祭
波々伯部の天狗見つめる夏帽子
山車回す高き掛け声炎天へ
砂埃り山車転回の夏の宮
山鉾や社務所の軒をすれすれに
お旅所へ山車連なるや青田風
山車行くや実り豊かな青田道
炎天下天狗導く稚児と山車
山鉾の彼方白雲眩しけり
黒豆の畑の緑や山車の列
花散りし稲穂さゆるや山車速し
山車廻る豆と稲穂の細き辻
夏祭り惜しむや帰路の稚児太鼓
夏祭り余韻楽しむ太鼓の音
濃き影や日焼の巫女の帰り道
夏祭り徐疫平和祈りけり
忘るるな8月6日広島忌

 

「山車」は夏の季語とされています。情景を鮮明に詠むには季重なりもやむを得ない場合もあると思いますが、季重なりの俳句は「ダメ句」とする選者もいます
掲句を参考にする場合は選者の「嗜好」と「思考」の「好み」を考慮して下さい。
写真はタップすると、拡大してご覧にになれます。


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_155840 _154855 _154900_154920 _155057_2 青色文字をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事のタイトルが表示され、この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事のタイトルが表示されます。

2023年7月31日 (月)

神戸どうぶつ王国 《真夏日の吟行》

  

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729日、「弥生まち協 多世代交流日帰りバス旅行」に参加して、舞子公園を見物し、その後、ポ-トアイランドにある神戸どうぶつ王国を訪ねました。

   

冒頭の写真は、園内ガイドマップと参加者に配られた「神戸どうぶつ王国」のパンフレットの一部分です。 

ここをクリックして、神戸どうぶつ王国・パークガイドをご覧下さい。

神戸どうぶつ王国は昨年12月に環境省から「認定希少種保全動物園」に認定されています

  

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持参のサンドウィッチとおにぎりの弁当を二階の「弁当持込エリア」で食べてから、「風のスタジアム」でバ-ドパ-フォ-マンスを見ました。

その後、園内を散策しましたが、珍しい動物や植物を目の当たりにして、つい、時間の経つのを忘れるほどでした。

  

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名も知らない珍しい動物や植物を俳句に詠むのは至難の技ですが、自分なりに見たまま「まんぽ俳句」を口遊み、エンジョイしました。

薫風士のスマホ写真をタップ拡大してご笑覧頂き、写真と拙句を対比して間違いに気づかれた場合には、ご指摘頂けると望外の喜びです。

       

炎天下輪潜り巧み白鸚鵡

真夏日の園の飛翔や鷹の芸

片陰の砂にごろ寝は狼か

炎天下プレ-リ-ドッグ岩の上

ビーバーはごろ寝暑さに顎を出し

ホースライド日陰の親を振返り

緑蔭に豚も腹這ふ昼下り

駱駝とて暑さに勝てずごろ寝して

川獺も夏陽避けるや岸に沿ひ

何を撮る日焼けの腕に大カメラ

葦見れば川獺の顔夏の池

薄衣を背に羽織るごとマレーバク

車椅子ベビーカ-行く夏の園

熱帯の森が主人や夏館

熱帯の森巡り行く夏着客

夏着客インコとアロー呼び交はし

ハシビロコウ見落としたるか夏の園

冷房の熱帯の森車椅子

熱帯の森の冷房心地良し

夏シャツの客を見物ナマケモノ

白シャツにウンチかけるなナマケモノ

夏の園人馴れしたるオウギバト

緑蔭にシロムネオオハシ動かざる

冷房に疲れ癒すや帰路のバス

猛暑日のガイド・運転謝し拍手

冷酒酌む一日の旅を無事に終へ

         (薫風士)

 

青色文字(季語など)をタップすると、「歳時記(俳誌のサロン)」や「575筆まか勢」の例句やリンク記事をご覧になれます。

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事のタイトルが表示され、この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事のタイトルが表示されます。

   

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2023年7月30日 (日)

舞子公園《真夏日の吟行》

  

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7月29日に「多世代交流日帰りバス旅行」に参加し、舞子公園を散策しました。

冒頭の写真は参加者に配られたパンフレットの一部分です。

最後に掲載している写真をタップ拡大してご覧になり、疑似吟行をして頂けると幸いです。

  

舞子海上プロムナード」に初めて上がりました。海面から50mほどの高さにあり、一見の価値がありましたが、写真ではスリルを味わうことが出来ません。

写真を見ながら「まんぽ俳句」をご笑覧下さい。

  

夏の潮真下に渡る丸太かな

アイス売る海上喫茶おみくじも

夏潮の大橋背に自撮りの子

大橋を仰ぐ彼方や夏の雲

大橋の鎖に掛かる夏の雲

夏空や孫文忍ぶ移情閣

炎天下明治天皇忍ぶ歌碑

夏帽子日傘行き交ふ舞子浜

       (薫風士)

     

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事のタイトルが表示され、この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事のタイトルが表示されます。

  

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2023年7月12日 (水)

万緑と青田《丹波竜の里・化石工房吟行俳句》

   

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梅雨の晴間の7月11日に、丹波竜化石工房「ちーたんの館」と丹波竜の里を吟行しました

  

  

「ちーたん」の由来は、係の方のご説明によると、次の通りです。

ちーたんの「ち」は地層・いのち、「-」は永遠・永く、「たん」は丹波・誕生を意味し、

体は、しましま地層模様、化石のアップリケを付けている。

(冒頭の写真参照)

  

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現地を訪問できない方は、写真をタップ拡大してご覧になり、疑似吟行をして頂けると幸いですが、ご参考までに拙句(ブログ用まんぽ俳句)を掲載します。

   

梅雨晴の恐竜の里訪ねけり

万緑の中の館の丹波竜

恐竜の化石の展示夏館

ちーたんの館の冷房心地よし

丹波竜の里へ青田の峡の道

風涼し化石探しの実習場

万緑に巨像肌色丹波竜

恐竜の歩幅の標(しるべ)青田道

恐竜の遺蹟隠すや今年竹

丹波竜の化石遺蹟や青田風

万緑の流れの化石丹波竜

白鳥の器に下ろし夏大根

白鳥の器に薬味冷酒酌む

  

花ふじ」で昼食を食べて、ミニ句会をしました。

  

青色文字(季語)をタップすると、歳時記の例句やリンク記事をご覧になれます。

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2023年5月 3日 (水)

藤・藤棚・藤の花

 

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NHKが丹波市にある白毫寺の九尺藤の紹介をしていたので何年振りかに再訪しました。

   

「九尺藤」は藤の種類の呼称であり、藤の花の長さが実際に9尺(約3メートル)もあるわけではありません

  

拙句と写真を掲載します。ご覧下さい。

   

故郷や九尺藤で町起こし

薫風やおばあちゃんてふ道の駅

藤見たさ車延々田舎道

代田映ゆ藤見へ車遅々として

車列遅々代田へ早し用水路

蝌蚪の紐取りて遊びし溝は無く

菩提寺へ筍生ゆる山の道

薫風や七福神の迎ふ寺

風薫る一心橋を渡る庭

思ひ出の詰まる寺苑や風薫る

藤棚の下に構へる大カメラ

二人連れペットと愛でる藤の花

葉桜や十三羅漢居並びて

羽伸ばしくつろぐ孔雀春の午後

藤棚や池の辺(ほとり)に父の句碑

菩提寺や愛犬偲ぶ藤の花

       (薫風士

  

鐘楼より月代今ぞ見え初めし

青田風吹き抜けてゆく夕餉かな

      (一楓)

  

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2023年4月28日 (金)

《たんぽぽ・蒲公英・タンポポ》俳句鑑賞

  

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冒頭の写真の黄色い花は、彼方此方で見かけますが、タンポポでしょうか? 

オオキンケイギクでしょうか

  

 

蒲公英は春の季語ですが、この茎の細長い冒頭の写真と同じ種類の花は、夏至の日(6月21日)ゴルフ場のカート径の傍に咲いていました。

    

この花は蒲公英なりや黄の盛り

蒲公英や句友誘ひまんぽの句

たんぽぽの花は最後かまんぽ道

     (薫風士)

 

「誘ひ」は「いざない」と詩的に読んで下さい。

「さそい」と読むと、字足らずになりますので、例えば、「句友を誘ひ」として、中七のリズムを整える必要がありますが、散文的になります。

 

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歳時記(俳誌のサロン)から「たんぽぽ・蒲公英」の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字(季語)をクリック(タップ)してご覧下さい。

    

   

たんぽぽ1

たんぽぽや転び上手に子が遊び

     (佐野美恵子)

 

たんぽぽ2

たんぽぽや上手に乗れる一輪車

       (土橋柚花)

  

たんぽぽ3

たんぽぽや野をとほりゆく笑ひ声

       (浜田はるみ)

 

たんぽぽ4

たんぽぽの絮吹き心決りけり

       (立石萌木)

 

たんぽぽ5

たんぽぽに正午の日差し池に亀

      (きくちきみえ)

 

たんぽぽ6

タンポポの返り咲きたる白秋忌

       (藤井美晴)

  

たんぽぽ7

たんぽぽが主役脇役いぬふぐり

       (松田泰子)

  

蒲公英1

車椅子起つや蒲公英まで数歩

       (井上春子)

  

蒲公英2

蒲公英や毅然と歩くレトリバー

       (伊藤美緒)

   

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写真は先日放映された「NHK俳句」のTV画面の一部分です。

  

「それが今ならば蒲公英を棺に」という俳句について、選者の夏井いつき先生は「今死ぬとすれば」と作者が自分自身の死を想定して詠んだ俳句と解釈して解説していました。

その通りかも知れませんが、「タンポポが好きだった夭逝の人子供を偲んで詠んだのかも知れない」、「この俳句は破調であるが、破調にする必然性があるのか? 5・7・5の定型で読む方が良いのではないか?、「選者受け」を狙った単なる小手先の創作俳句ではないか?、etc.

「この俳句は詠み人次第・読み人次第」の一例になると、ふと思いました。

    

たんぽぽのぽぽと絮毛のたちにけり

       (加藤楸邨)

   

たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ

       (坪内稔典)

 

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事のタイトルが表示され、この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事のタイトルが表示されます。

  

2023年4月26日 (水)

浅草•深川《春の散歩俳句と写真》

   

人と船往来のどか隅田川

麗かやスカイツリーを撮り漫歩

花鳥七百号記念大会・坊城中子お別れ会に参加して

  

青色文字のタイトル(俳句擬き)をクリックして記事をご覧下さい。

2023年4月17日 (月)

花鳥七百号記念大会•坊城中子お別れ会に参加して


 

漕ぎ終へし重き櫓櫂や星流る

        (薫風士)

  

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掲句は、高浜虚子が長男高浜年尾の長女(故坊城中子)の興健女子専門学校(聖路加看護学院の前身)受験の際の餞(はなむけ)に詠んだ俳句「春潮にたとひ櫓櫂は重くとも」の本歌取りとして詠んだ拙句ですが、期待通り事前投句の坊城俊樹選に入選しました。

   

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409_185402コロナ禍の行動制限が解除されて、2023年4月9日に待望の花鳥七百号記念大会と坊城中子(2021.8.16逝去、享年93歳)お別れ会が東京の富岡八幡宮婚儀殿で開催され、参加しました。

    

残花愛で七百号の花鳥祝ぐ

  

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この拙句は当日投句の入選句です。

  

   

「祝ぐ」は「ほぐ」と読んで下さい。

  

   

当日の俳句大会の選者は、ゲスト選者3氏(稲畑廣太郎•井上泰至•星野高士)と坊城俊樹主宰•岡田順子副主宰の5氏でした。  

参加者の投句と選句は各3句でしたが、1句でも入選したことは幸いでした。  

事前投句の入選句集の一部分と当日の句会や懇親会の写真など、タップ拡大してご覧下さい。  

             

句会終へ句友と惜しむ春の宴

          (薫風士)

  

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正岡子規は下戸だったようですが、懇親会の選者のテーブルに置かれたお酒の瓶をみると、「どの選者が下戸か酒豪か分かる」と愚考しています。

 

  

一つ根に離れ浮く葉や春の水

       (高浜虚子)

  

水は命の源泉です

古壺新酒(ここしんしゅ)」という高浜虚子の言葉の通り、先生方が令和の俳句界を牽引されることを願っています。

    

句に遊び茶寿も祝ぎたし新酒酌む

       (薫風士) 

      
409_183821花鳥6百号記念大会の際にゲストとして参加された有馬明人氏や稲畑汀子さん、黒田杏子さんなど著名な方々は亡くなられ、若い世代の俳句への関心がかって程なく、俳句は川柳程人気が無い現状を考えると、俳句界の将来が危惧されますが、まんぽ俳句を口ずさみ、心身の健康を維持して、花鳥8百号記念大会が開催される将来に備えたいと思っています。

  

句心を子等に繋がむ蝌蚪の紐

 

蝌蚪の紐(かとのひも)」は、蛙の卵の意味ですが、花鳥の吟行に初めて参加した際に中子師から教わった思い出深い春の季語です。

 

この池の生生流転蝌蚪の紐

      (高浜虚子)

  

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(写真)

日本伝統俳句協会8月のカレンダーの一部分  

坊城俊樹花鳥主宰の俳句が掲載されています。

タップ・拡大してご覧下さい。

      

若い世代の方々が花鳥や花鳥諷詠に参加してくれると嬉しいですが、特定の結社に属さなくとも、多くの方々がそれぞれの「まんぽ俳句」を口ずさみ、俳句人口の裾野が広がることを願いつつ、「俳句HAIKU 」の記事を書いています。 

  

この記事は、「ヨイクの日」(4月19日)にゴルフをして仲間と雑談した時に得たヒントにより見直しました。

写真をタップ拡大したり、青色文字をクリックしてリンク記事をご覧頂くと、面白さが倍増するでしょう。

    

我が命妻の料理に支えられ

幸せよ世界遺産を日々食って

  

上記の2句は仲間の川柳句会で高得点を取った薫風士の川柳です。   

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写真の弁当は、胃の無い老躯にもなかなか美味しく、三無さんのご配慮に感謝しながら隅田川藤棚の下でも頂きました。 

    

  

色紙の写真は参加者として頂いた坊城俊樹主宰のミニ色紙です。 

 

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観光立国を目指しているからには、電線の地下ケーブル化を促進してほしいものです

 

この記事が読者の何らかのヒントになれば幸いです

  

  

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2023年4月15日 (土)

人と船往来のどか隅田川

  

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2023年4月9日に開催された「花鳥7百号記念大会坊城中子お別れ会」に参加した翌日、隅田川沿いの「俳句の散歩道」などを散策し、藤棚の下で弁当を食べ、大川の春を満喫しました。

タイトルはブログ用の拙句です。

まんぽ俳句と写真を掲載します。

写真はタップ拡大してご覧下さい。

  

異邦人俳句の道の春を愛で

煌めくや鳩も愛でゐる春の川

麗かや俳句の道を愛犬と

大河辺足の早きは新社員

河辺りを新入社員シャツ姿

春風の河辺の椅子にごろ寝人

縄跳び女彼方に春のスカイツリー

春光の大川辺りに縄跳び女

のどけしや大川辺の太極拳

春光のジョガー行き交ふ大川辺

隅田川春の釣り人何釣るや

藤棚の香に愛づ弁当缶ビール

満喫せり春の東京隅田川

  

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2023年4月13日 (木)

麗かやスカイツリーを撮り漫歩

春の季語を使って「スカイツリー」(6音)の俳句にチャレンジし、まんぽ俳句を詠みました。 

タイトルはブログ用の拙句です。

花鳥700号記念大会坊城中子お別れ会に参加するために上京して、泊まったKKRホテル東京の窓に見えたスカイツリー隅田川沿いの散歩に見えたスカイツリーの写真や拙句を掲載します。

  

春の夜のホテルの窓やスカイツリー

星朧スカイツリーはくっきりと

春の宿カーテン開けばスカイツリー

春暁のホテルの窓のスカイツリー

暖かしスカイツリーの見ゆる宿

スカイツリーホテルの窓に春の朝

風光るビルの彼方にスカイツリー

スカイツリービルの彼方に朧なる

スカイツリー春の大川より望む

春光やスカイツリーを望む河

スカイツリー春の大川煌めきて

藤棚の蔓花越しにスカイツリー

春の釣りスカイツリーの見ゆる河

釣り人やスカイツリーは朧なる

藤の蔓スカイツリーを釣るが如

朧なるスカイツリーを苦吟せり

  

字数の多いスカイツリーの句作にチャレンジしました。

貴方も遊び心で俳句にチャレンジしませんか?

写真はタップ拡大してご覧下さい。

 

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