プレバト 夏井先生の添削を添削する (添削記事特集編)

     

(2024.3. 1 更新)

翔平の結婚祝す二月尽

   

大谷翔平選手のメジャーリーグ活躍と結婚発表のニュースに世間が湧いています。

ベターハ-フの伴侶が何方なのか存じませんが、野球人と社会人としての大谷翔平選手の今後のご活躍と、愛犬デコピン共々のショウヘイ・ファミリーのお幸せをお祈り致します。

  

2023.12.17 に大谷翔平 ドジャーズ入団決定」のニュースを見ましたが、大谷選手はさすがに期待に応えてくれました

能登半島地震被災者救済支援の寄付をしてくれてありがとう

感謝・感謝です。👍️🎶

   

「《折々のまんぽ俳句》 No.6 虚子の『去年今年』(夏井先生vs薫風士)」をご覧下さい。

  

上記タイトルの記事では、「夏井いつきの 俳句鑑賞の授業」よりも俳句の深読みをして、初心者のみならずベテランにも興味が湧く解説記事の特集をしています。

何らかのお役に立てば幸いです。

   

プレバト金秋戦2022」において、《お題「大谷翔平」》の梅沢富美男さんや春風亭昇吉さんの俳句の添削・推敲について、「二刀流」を誰も俳句に使わなかったことを夏井先生は高く評価していましたが、「野球人と社会人としての二刀流の生き方」に感銘して添削した薫風士の添削案の妥当性を再認識しました。

 

2023年の「今年の漢字」は「税」でしたが、大谷選手など、日本人選手のアメリカに於ける報酬と租税条約や租税法との関係はどうなっているのでしょうか?

  

それはともかく、大谷翔平選手に限らず、日本出身のメジャーリーグ選手たちの「野球人と社会人としての二刀流」の今後の活躍に期待しています。

    

風薫る漫歩満喫ノー・マスク

新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが、2023年5月8日、季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行しました

3年余り続いたコロナ禍の行動自粛が漸く解除されたのでノーマスクで「まんぽ」を楽しみたいものです

  

先日のNHK俳句で、高矢実来さんの投句(自由律の蒲公英の俳句)について、選者(夏井いつき先生)の解釈が腑に落ちなかったのでブログ記事を書きましたが、自由に俳句で表現出来る民主主義国家を堅持しましょう!

  

代理戦争に巻き込まれないように、共産主義専制国家につけ入る隙をを見せないように、一歩踏み込んでよく考えて対処したいものです。

夏祭り最後を飾る揚げ花火」をご覧下さい。

  

《たんぽぽ・蒲公英・タンポポ》俳句鑑賞」をご覧下さい。

  

2122

(写真)

4ch.TVの一画面

                 
2022年9
22日のプレバトは、「プレバト俳句 47都道府県 ふるさと王争奪戦」とかいう新企画の「写真俳句」番組でした。

夏井先生の査定や添削も納得できる興味深い番組でしたが、この番組は、その後見かけませんが、どうなったのでしょうか?

    

「俳句HAIKU」の写真俳句は、プレバトのように写真と俳句とをセットしたポスター用ではなく、「読者が写真を自然に見立てて疑似吟行をする参考になること」を意図して写真と俳句をそれぞれ別に掲載しています。

誤解されないように、念のためにこのP.S.を追加しました。   

          

(P.S. 2022.6.25)

 東国原英夫永世名人や梅沢富美男永世名人等の俳句の推敲を試みました。 

 青色文字(タイトル)をクリック(タップ)して、記事をご覧下さい。

     

プレバト俳句の推敲《「帰省」と「青葉木菟」》          

プレバト俳句 梅沢富美男氏の『木の葉髪』の推敲を考える

プレバト『春の俳句タイトル戦』について、『学問のすすめ

俳句の推敲・添削 (冬麗戦2021「春隣」) 

   

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(写真)4ch.TV画面の一部分   

  

WEBでプレバトを検索すると、夏井いつき先生を持ち上げる記事ばかりなので、熱さましの記事を書いてバランスをとることも必要だろうと思いながらプレバト俳句を視聴していましたが、プレバト梅沢富美男永世名人の俳句「秋彼岸」の夏井先生の添削が実務派薫風士の目にもイマイチという感じがしましたので、僭越ながら次の通り再添削を提案しました。

「エンタメ番組の俳句に素人が向きになるとは、馬鹿な奴だな」と、冷笑されるかも知れないと思っていましたが、幸い共感のコメントを頂いています。

   

(永世名人の原句)

口立ての カセットの声 秋彼岸

  

(夏井先生の添削)

カセットに 父の口立て 秋彼岸

  

「口立て」(くちだて)とは、広辞苑によると、「定まった脚本が無く、俳優同士の簡単な申し合わせで、台詞その他その場の思いつきで演ずる芝居」のことであり、「秋彼岸」は、「秋の彼岸会」、「秋分の前後1週間」のことです。

夏井先生は「秋彼岸」と言えば、「死んだ父のことだとわかるだろう」と断定しています。しかし、永世名人の解説を聞いている視聴者は、この夏井先生の添削に納得するでしょうが、視聴者でない一般の読者は、「秋彼岸に父がカセットに口立てを吹き込んだ」ことを詠んだものと解釈する可能性があります。   

次のように語順を変えると、「亡父の口立てがカセットにある」ことが明瞭になり、誤解の余地がなくなるでしょう。

  

(薫風士の添削)

カセットに 口立ての父 秋彼岸   

「カセットに父が居る」ことはあり得ないので、詩心のある読者なら文字通りの解釈はせず、「父とは亡父の声の比喩である」と理解するでしょう。

     

プレバト俳句の夏井いつき先生の添削について、この他に次の通り記事を書いています。

      

俳句鑑賞: 「風花」(コロナ禍の思い)

梅沢富美男永世名人の眼鏡の俳句の添削について考えました。

   

俳句の鑑賞  <老鶯・夏鶯・残鶯・乱鶯>

助詞「の」を「へ」に変えて自他の区別をすることを考えました。

   

お手本のリズム音痴や熱帯夜

字余り」・「破調」の是非を考えよう!  

   

プレバト 博多華丸氏の「梅雨の初運転」の俳句を考える

添削は、文法を軽視せず、「作者の思い」を再現してほしい。

   

プレバト「炎帝戦」・「ポイントカード」の俳句を考える

「作者の思い」に焦点を当てて文法を軽視せず添削してほしい。 

   

プレバト Kis-My-Ft2 さんの『遠雷』の俳句を考える

 俳句の背景の真実を考慮して添削してほしい。

  

添削は「作者の思い」を大切に!(プレバト視聴者の感想)

お題が「百円ショップ」の梅沢富男永世名人の俳句の添削に ついて

   

俳句の添削  <作者の「思い」を生かしてほしい>

助詞「や」と「は」の違い。夏井先生が「ボツ」に査定した梅沢富美男永世名人の俳句「おひねり・夏芝居」添削の是非

  

プレバトの俳句「鏡」「も」と「を」 

言葉や作者の思いを大切に添削してほしい。金子恵美さんの俳句の添削について思ったこと。

  

プレバト俳句の「運動会・秋声」について一言 

夏井先生の添削とフルポン村上さんの反応について俳句の推敲を考えました。

    

この一連の記事がプレバト俳句の視聴者・夏井先生のファンや俳句HAIKUの読者などの参考になれば嬉しいです。

   

(P.S.)

「平和の俳句」啓蒙月間の提言について

8月19日は「俳句の日」だそうです。
正岡子規の命日は9月19日ですから、8月19日からの1か月を「俳句月間」として俳句・教育関係者により俳句を通じて子供たちに日本文化の啓蒙活動をして頂いたら如何でしょうか?

 
俳句の教育はもう既に実践されているのかも知れませんが、コロナ禍の自粛生活で子供たちがwebのつまらないゲームに夢中になっているのは親泣かせです。

  
俳句は個性を発揮する芸術の一つです。好き好きです。

プレバトのような一方的な査定やランク付けはしない教育をしてほしいものです。
大人のための俳句の面白さの啓蒙の一助になれば幸いですが、8月15日の終戦記念日の俳句を特集しました。

  
俳句ブログ:終戦記念日 <「戦争と平和」特集>をご高覧下さい。

記事のタイトル(青色)をクリック(タップ)して詳細をご一読下さい。

       (薫風士)

  

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コメント

2024.3.15 更新

始めまして。茅ヶ崎で俳句を楽しんでいる游々子と申します。プレバトの俳句には大いに疑問を感じているものの一人です。夏井さんに忖度してのことなのか、破調の句が多くて辟易しています。破調の句を作る人に問うてみたいのは、彼らが何故17音に拘っているのかということです。そもそも17音というのは五七五を足し算した結果のものであって、17音そのものには意味がありません。五七五のリズムが重要なのであって、それを崩したものは、もはや俳句と呼んではならないと思っています。

カセットに口立て(をしている様子)の父
よりも
カセットに父の口立て
の方が省略をしている言葉が少なく、散文的でないので夏井先生の添削の方がいいように思います。
目の前で行っているとしたら、に、ではなく、へを使うと思いますので、誤読はないと思います。

父が目の前にいるのであれば
カセットに父の口立て
ではなく
カセットへ口立ての父
と書けるはずです。
夏井先生添削が正しいのでは?

カセットに口立て(をしている様子)の父
よりも
カセットに父の口立ての方が、散文的ではないと思います。


八合目にドラム缶風呂のある山小屋(宿泊所)はどこにありますか?
俳句で想像を膨らませるのは良いですが事実でないことを描くのは?

砂日傘がボツとなりましたが、ババヘラは海岸線沿いの国道7号線に点々と店が設置され、海水浴帰りの客が立ち寄っていくオアシスのような場所です。したがって、砂日傘は海水浴を連想させる言葉なので、削除してはいけないのです。

カンタベリーさん
 
コメントありがとうございます。
俳句の解釈は読み手次第ですね。
カンタベリーさんは助詞「に」の意味・使い方をよくご存じでしょうか?
カセットに吹き込んで居る父を眼前にして詠む俳句なら、このような俳句にしないと思いますが、実態が無いので何とも言えません。

(薫風士)

カセットに 口立ての父 秋彼岸
では
眼前に「カセットに口立てを吹き込んでいる父の姿」を観ているようで、死後の思い出にならないと思う

梅沢富美男永世名人の「鏡越し」の俳句の夏井先生の判定は「掲載決定」でしたが、永世名人の説明した句意から判断すると「ボツ」にすべきでしょう。
句意に沿った添削を考えましょう。

俳句の推敲・添削 (冬麗戦2021「春隣」)
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/01/2021-f89d.html

をご覧下さい。 (薫風士)

ようやく春めいてきました。

「春」の俳句特集:薫風士のブログ <俳句HAIKU>
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/02/haiku-f2f4.html
をご覧下さい。

(薫風士)

プレバト 博多華丸氏の「梅雨の初運転」の俳句を考える
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2020/12/post-1a30.html
もご覧下さい。

菅首相の忘年会問題の是非

コロナ感染拡大の第三波が大きく、遂に全国的に「Go Toトラベル」のキャンペーンを年末年始は中止し、5人以上参加の忘年会などの開催も国民に自粛することを要請しながら、菅義偉首相の参加した忘年会が8人だったことが問題視されています。
しかし、次のような対策を早くから講じておれば、このような問題は生じなかったのではないでしょうか?

来年のコロナ禍の経済対策としては、
「Go Toトラベル」や「Go Toイート」を中止して、
「新型コロナウイルス感染防止の対策マニュアル」を整備し、
適合するホテルやレストラン、居酒屋、喫茶店などを認定し、
認定基準適合の準備に要したコストの一部を補助し、
「コロナ対策三ツ星店」とか、「三密防止対策三ツ星店」など、
適切な呼称でコロナ対策を奨励する方が良いでしょう。

「認定基準」は一般に公表し、店の客が自然にチェックしてくれるように工夫するとか、公式のチェック体制も整備すると、ごまかす店も無くなり、真面目に営業している店が繁盛することになり、経済効果も上がるでしょう。
具体策は、政治家のみならず、レジャー・旅行・飲食店などの関連の専門学者や経済学者などが協議して、一般市民の声も取り入れ、きめ細かく検討して欲しいものです。

この思いを皆さんがシェアして、
政府や自治体の関係者を動かしてくれるとありがたいです。

ちなみに、「ミシュランの三つ星」を獲得したスペインの著名なレストランがコロナの影響で廃業に追い込まれたそうです。

(薫風士)

季語の扱いは俳句結社の主宰・選者の考え方次第です。
投句する場合は季語のルールがどうなっているのか、
よくか確認するとよいでしょう。
作句の時の適切な季語を使うのが望ましいですが、
俳句も芸術ですから、創作する場合に季語の取り合せを自由に考えて詩としてよい季語を作句の時期を離れて採用して俳句にすることも許容されるべきだと思っています。

今は冬ですが、季語は季節を選ばないと駄目なのでしょうか?たとえば、今は冬ですが、秋の季語を使い俳句を作ることは、ルール違反ですか?

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