「春の水・春水」の俳句
一つ根に離れ浮く葉や春の水
「春の水」の俳句といえば、高浜虚子の掲句が浮かびます。
この句を「自然の摂理を詠んだ比喩」と解釈して「俳句の創作的解釈」というブログを2年前に書きましたが、「俳諧」から生まれた「俳句」と「川柳」にも当てはまります。
さらに、高浜虚子の曾孫に当たる稲畑廣太郎(「ホトトギス」の主宰)と坊城俊樹(「花鳥」の主宰)の両氏の句風にも当てはまるでしょう。
(P.S. 2022.3.12)
唐突ですが、ウクライナ紛争について「已むに已まれぬ思い」を俳句に詠み、緊急提言のブログ記事を書きました。
青色文字をクリック(タップ)して、「血に染むなドニエプルてふ春の川」や「春一番この発言はおぞましき」をご覧下さい。
写真は兵庫県立有馬富士公園の福島大池です。
あちこちに鴨が泳ぎ、亀が十数匹も杭の上などで甲羅を干していました。
高浜虚子の言葉「深は新なり」を思い出してブログ俳句を詠みましたが、「一つ根」の俳句は人類や既存の宗教にも当てはまります。
ここをクリック(タップ)して、「宗教と科学の対立と融合」をご一読頂けると幸いです。
春水や深は新なり句に遊ぶ
歳時記(俳誌のサロン)から「春の水」の俳句を抜粋・掲載させて頂きます。
例句の詳細は青色文字の季語をクリックしてご覧下さい。
(春の水1)
平野郷環濠巡る春の水
(井上輝男)
(春の水2)
比叡より奔り下りて春の水
(上野昌子)
(春の水3)
堰越ゆる小枝逆巻く春の水
(山田六甲)
(春水)
春水を蹴つて翔ぶもの泳ぐもの
(稲畑廣太郎)
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2025.4.24 更新
投稿: | 2025年4月24日 (木) 11時27分
トランプ米国大統領の「アメリカファースト」(実は「ミーファースト」か?)の政権がようやく終ることになりホットしていますが、次期大統領が余程しっかりした政治をしなければ、4年後が更に恐ろしいことになるでしょう。
菅首相には、「まやかしの仕方」は安倍政権から引き継がないで、「安倍・トランプ」の日米関係に捉われず、「菅・バイデン」の日米新体制で「透明性」と「言葉の重み」を尊重し、政治に対する国民の信頼を回復してほしいものです。
・大寒やコロナ禍憂ふポピュリズム
俳句 HAIKU: 大寒の俳句(コロナ禍・国際同盟に思うこと)
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/01/post-fb08.html
をご覧下さい。
投稿: | 2021年1月15日 (金) 17時04分