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2018年5月16日 (水)

俳句:「梅雨に入る」・「梅雨」

      

昨日(5月8日)のNHKニュースによると、沖縄は梅雨入りしました。

歳時記(俳誌のSalon)から「梅雨」を詠んだ親しみやすい俳句を気の向くままに抜粋掲載させて頂きます。

(歳時記の俳句の詳細は青色文字の季語をクリックしてご覧下さい。)

  

梅雨に入る(1)

・病む友のまた一人増え梅雨に入る (松崎鉄之介)

・屋根持たぬマンションぐらし梅雨に入る (岡本眸)

梅雨に入る(2)

・二度聞きが癖となる耳梅雨に入る (柴野静)

・山鳩の声のくぐもり梅雨に入る (宮平静子)

  

梅雨(1)

・背伸びして声出て梅雨も峠かな (岡本眸)

・削らるる丘を見てゐし梅雨の駅 (高村洋子)

梅雨(2)

・宇佐の宮梅雨空ずしとのし掛かり (大橋晄)

・神宮の森の暗さや梅雨鴉 (暮目良雨)

梅雨(3)

・目をそらし受ける点滴梅雨じめり (長山野菊)

・荒梅雨やごうごうと鳴る神田川 (宮原みさを)

梅雨(4)

・梅雨の雷昨日も今日も人逝きぬ (高橋作之助)

・落柿舎の投句用紙の梅雨じめり (岸本敬子)

梅雨(5)

・せせらぎの風の軽さや梅雨あくる (川村政枝)

・山の彩戻して去りし梅雨の霧 (吉村玲子)

梅雨(6)

・梅雨兆す武庫の川波ややあらし (志水千代子)

・ベランダの干し物を訪ふ梅雨の蝶 (沼口蓬風)

梅雨(7)

・歌舞伎座は華やいでゐる梅雨の夜 (芝尚子)

・センサーの付きしともしび点る梅雨 (鈴木實)

梅雨(8)

・駅に待つゲリラ梅雨とふ降りやうに (久保晴子)

・梅雨の蝶犬猫墓地をさまよへり (岡光子)

梅雨(9)

・鐘の音の一打に梅雨の明けてゆく (坊城俊樹)

・インターホンとれば激しき梅雨の音 (小嶋洋子)

梅雨(10)

・被災地へ着けず仕舞や梅雨滂沱 (田中つや子)

・ただならぬ災害ニュース梅雨滂沱 (木村幸)

梅雨(11)

・友の訃や梅雨のひと日を歩いてる (鴨下昭)

・ヘリコプター人を吊り上ぐ梅雨出水 (大矢雅子)

梅雨(12)

・いつくしま静かに寄する梅雨の波 (水田壽子)

・暗渠より水をどり噴く梅雨出水 (鈴木伸一)

梅雨(13)

・梅雨のけふ車内放送とめどなし (秋田建三)

・付悪き蛍光灯や梅雨の夜 (岩谷丁字)

梅雨(14)

・梅雨の雷オルセー展の上走る (有賀昌子)

・はやぶさの快挙に消ゆる梅雨の憂さ (稲畑汀子)

梅雨(15)

・そばにゐるだけの看取や梅雨の月 (阪上多恵子)

・梅雨出水車道に泥鰌跳ねてをり (秋千晴) 

梅雨(16)

・空ラ梅雨や女ばかりの食事会 (中山純子)

・病床に聞く人の訃や梅雨荒るる (玉置かよ子)

梅雨(17)

・梅雨憂しとせぬ明るさの家路とす (稲畑汀子)

・拾ひ読みの何時か没頭梅雨深し (西村操)

  

コメント

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