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2020年5月 9日 (土)

「巣箱」「こどもの日」「立夏」の俳句

 

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冒頭の写真は、縁側の窓から見た、2025年4月8日(「花祭」「虚子忌」の日)に桃の木に掛けた新しい巣箱の眺めです。

 

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2020年5月の記事のタイトルは、「コロナ禍の巣箱に小鳥こどもの日」としていましたが、コロナ問題は解消したので、シンプルなタイトルに変更しました。

 

2番目の写真のように、裏庭の柿の木に掛けた巣箱に小鳥が来て子供の日を祝うかのように鳴いていたので駄句を口ずさみ、「巣箱」は春の季語、「小鳥」は秋の季語、「こどもの日」は夏(初夏)の季語とされているのに、敢えて三つの季語を用いて実際の情景を詠み、「備忘録俳句」・「日記俳句」とし、タイトルにして、客観写生を唱道した高浜虚子はこのタイトル句について彼の世でどんな句評をするだろうか?」などと、つまらない空想をしたりしていました。

    

青色文字(季語)をクリックすると、「歳時記」の「立夏」などの例句をご覧になれます。

     

裏庭に小鳥の声や夏めきて   

蔓延のコロナ滅びず夏に入る  

コロナ禍や「三密」を避け夏立ちぬ  

イベントのキャンセル続き夏来たる  

夏場所はコロナに負けし大相撲 

(春場所は無観客で開催され、夏場所は中止となりました。)

   

コロナ禍や遊具封鎖の子供の日   

五歳児は数字大好き子供の日   

五歳児もゲーム考案子供の日   

この子らに幸多かれと子供の日   

ブラスバンド立夏の空へ高らかに 

幼子の自転車自在夏に入る  

5歳児もペダルに立ちて立夏かな      

この子らに未来託すや子供の日    

ベランダの手すりになびく鯉幟  

コロナ禍に平和憲法祝ふ老    

一つ立夏の街の裏通り

    

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2025.4.7 更新

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