俳句 (Haiku) Feed

2022年2月 5日 (土)

四季の雲(写真・俳句)《早春・春の雲》

     

Click here to see all contents of HAIKU in English.

   

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冒頭の写真は、2025年4月9日 朝の雲ですが、雲の動きが面白く、掲載しました。

 

2022.4.5ロシア軍の ウクライナ紛争について、「已むに已まれぬ思い」を俳句に詠み、書いた記事梅東風や届け世界にこの思ひ血に染むなドニエプルてふ春の川をご覧下さい。

     

(2022.2.5の記事)

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立春の翌朝、シャッターを開けると、東の空に日の出の雲が面白い形をして、恐竜が顔を突き合わせているように見えました。

  

    

春の朝恐竜の如雲対峙

今朝の雲何の兆しか春浅し

たをやかな縁の輝き春の雲

春立ちて翌日の雲と対話して

早春や平和を祈り句を口に

         薫風士

   

冒頭の写真の雲の形は対峙する恐竜のように見えますが、嚙み合って喧嘩をしようとしているのか、口付け(キス)をして仲良くしようとしているのか、見る人次第で真逆の見方ができると思います。

「何を暢気に馬鹿なことを言ってるんだ。目障りな電柱や鉄塔ばかりじゃないか!」と無関心な方、「電柱ばかりの風景で観光立国がちゃんちゃらおかしい!」と嘲笑する方、「観光立国を言うなら、電柱や電線を無くして街の美観を促進せよ!」と腹立たしく思う方、「電線の地中化の資金源や労働力などはどうするのか?」と愚直に考え込む方、「地下ケーブル化は老朽化した道路・橋梁・水道などの改修・都市再開発に合わせて推進すると良い」と前向きに考える方、様々でしょうが、「何か思っていても、何も言わない方」が殆どではないでしょうか?

  

(青色文字をタップすると、関連のリンク記事をご覧になれます。)

    

残念ながら、コロナ禍・人権問題・冷戦問題、etc. 世界情勢は覇権争いで多難ですから、「スポーツの祭典」も無邪気に「お祭り気分」にはなれませんが、芸術でも政治問題でも、何事も好き好きです。捉え方は、人それぞれでしょう

  

「人の顔の違い」以上に「人の考え方の違い」がある筈だから、「お互いに理解し合う」ことに心掛けなければならないと思いながら、かって「福井県立 恐竜博物館」の勝山の恐竜や「兵庫県立 人と自然の博物館」(ひとはく)の丹波竜を幼孫と見物したことを思い出し、子供たちの将来に思いを馳せて、この記事を書いていたところ、

現代音楽の作曲家・ロクリアン正岡氏から、Yutube の新曲の連絡が来ていました。

    

ロクリアン正岡/絵と音楽「みんなの娘が好い子に育ちますように!
         

青色文字(曲名)をクリック(タップ)してお聴き下さい。

  

ロクリアン・正岡氏は、薫風士のブログ「俳句HAIKU」の記事:

究極のラブを!(Ultimate LOVE!)

宗教と科学の融合

ポーランドの旅(写真と俳句 講演のことなど)等と同じ思いで、「みんなの娘が好い子に育ちますように!」を作曲されたかも知れないと、我田引水の解釈をしています。

  

徒然に、「俳句HAIKU」の「春の俳句特集」や「エッセイを多くの方々にご愛読頂き、薫風士の思いをシェアして頂ければ望外の喜びです。 

   

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

  

2022年2月 1日 (火)

丹波路の花片栗と雛祭り(俳句と写真)

  

故郷を「まんぽ俳句」で元気に、未来に繋ごう

丹波市吟行の記事を纏めました。

ここをクリック(タップ)して、「四季の吟行《丹波市》」をご覧下さい。

    

P.S. 2022.9.23

922日のプレバト・俳句を見ると、「プレバト俳句 47都道府県 ふるさと王争奪戦」とかいう新企画の「写真俳句」番組でしたが、夏井先生の査定や添削も納得できる興味深い番組でした

「俳句HAIKU」の写真俳句は、「吟行地を紹介し、読者が写真を自然に見立てて疑似吟行をする参考になること」を意図していますので、プレバトの写真俳句と趣旨が異なります。

誤解されないように念のために急遽このP.S.を追加しました。

    

(2021年4月吟行)

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2021年4月にコロナを避けて、丹波路の達身寺や「清住かたくりの里」「かいばらの雛めぐり」などを訪ねて俳句仲間と吟行し、江戸時代創業の由緒ある三友楼で昼餉と句会をエンジョイしました。

拙句の青色文字をタップすると、「歳時記」や「575筆まか勢」などの例句をご覧になれます。

  

咲きそろひ一行迎ふ黄水仙

花の舞ふ茅葺御堂達身寺

虫食ひの木彫仏の舞

片栗の花や瀬音に咲き揃ひ

片栗や瀬音の法(のり)の満面に

 (「片栗」は「片栗の花」の省略ですが、まだ認知されていないようです。)

堅香子かたかごの小径行き交ふ大カメラ

の列鼠も牛も同じ丈

嫁入りのの行列鼠かな

見ほれたる己の干支の牛の

門入れば一人静てふ花楚々と

満ち足りし春の昼餉や句座の膳

聞きほれる女将の秘話や春の昼

   

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

    

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2022年1月27日 (木)

「夢は枯野を」《芭蕉辞世句》 ドナルド・キーン訳を考える

  

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(2022年12月に、「国際俳句交流協会」の名称は「国際俳句協会」に変更されました。)

  

芭蕉の辞世句「枯野」のドナルド・キーン訳が「芭蕉終焉の地 <御堂筋>」にありました。 

  

旅に病で夢は枯野をかけ廻る 

 

Stricken on a journey,
My dreams go wandering round
Withered fields.

  

キーンさんの英訳はさすが巧ですが、「旅に病んで」と「上五」を「字余り」で表現した芭蕉の思いを反映するには、「stricken」を「ill in bed」に修正し、次のように英訳すると良いと思います。

 

この推敲案についてキーンさんのご意見を伺いたいところですが、もはや叶いません。

  

ill in bed on a journey,

my dreams wander around

withered fields

  

HIA 国際俳句交流協会のHPに掲載中の「英語で分かる芭蕉の俳句」で紹介した John White 氏は、「5-7-5音」を踏まえて次のように英訳し、5・7・5 シラブルの英訳に成功しています。

  

ill on a journey,

my dreams are wandering round

on a withered moor

  

(青色文字をタップすると、リンクした参考記事をご覧になれます。)

  

芭蕉は「平生すなわち辞世なり」と言っています。

この俳句は、前詞に「病中吟」とあり、旅の途中で病気になり、偶々この俳句が文字通り最後の辞世句になったのではないでしょうか。「笈日記」参照

    

薫風士も及ばずながら、新型コロナ・オミクロン株感染急拡大の中、「芭蕉と同じ思い」で、俳句の国際化の草の根運動をライフワークとして、ささやかな俳句ブログ「俳句HAIKU」を書いているつもりです。

 

英語俳句はまだ確立した形式がなく、作者や翻訳者がそれぞれ自由に3行で表現していますが、俳句は散文ではないので、文頭や行頭を大文字にせず、固有名詞以外は小文字で表現するのが分かりやすくて良いと思っています。

   

歳時記「枯野」の例句はここをクリック(タップ)して、ご覧になれますが、

芭蕉の俳句など、俳句の英訳に興味のある方は、ここをクリック(タップ)して、「俳句・文芸翻訳」をご覧下さい

    

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写真はタップ・拡大してご覧になれます。

 

蝸牛角振り分けよ須磨明石 

  (須磨浦公園の芭蕉句碑)

  

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(写真)

ポーランドに於ける薫風士の俳句講演風景

   

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

    

2022年1月21日 (金)

「雪」の俳句(特集)

  

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冒頭の写真は、2025年2月18日「ニノ午 雨水」の日の出の吾庭や手作りの日本列島、孫と作った雪ダルマなどです。

   

  

「雪」の俳句と言えば、正岡子規の「いくたびも雪の深さを尋ねけり」に思いを馳せますが、故郷所縁の田ステ女の「雪の朝二の字二の字の下駄の跡」を上級生が寒参りの雪の朝に教えて呉れた子供の頃を懐かしく思い出します。  

  

先日、俳句友達が舞鶴の雪景色をLINEの写真で見せて呉れ、幼いころの故郷の雪景色や雪遊び、父親が牛に引かせる雪かき用のソリに乗って重しになったことなどを懐かしく思い出しました。

昨日の大寒には福井の句友からは金沢・兼六園の雪景色をLINEで送ってきましたが、翌朝雨戸を開けると、吾庭は雪景色でした。句友とLINEで交信した俳句・雪景色をご笑覧頂けると幸いです。

    

コロナ禍や老は家居ぞ窓に雪   

手作りの日本列島雪景色   

初雪の孫と作りし達磨かな  

俳句どちラインで交はす雪景色  

積雪に庭は無残と返信来

  

ここをタップして、「俳句HAIKU」の「初雪の俳句」をご覧下さい。

「俳句を楽しもう! 春の雪・春雪」も、ここをタップしてご覧下さい

余談ですが、親戚の高齢者で娘が買ってくれたスマホが上手に使えずガラホに戻した。」という女性がいます。

スマホで検索しようとすると、商業的売り込み過剰・サービス過剰の宣伝画面がポップアップすることが多くて、煩わしくなります。

「俳句HAIKU」は、日本の伝統文化「俳句」の普及を目指していますので、俳句記事のポップアップについてはご容赦下さい

    

「歳時記(俳誌のサロン)」の「雪」の俳句は100~200句掲載のページが55頁もあります。

気の向くままに、親しみやすい俳句を抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は掲句の青色文字をタップしてご覧下さい。

    

看取る窓雨から雪へかはりけり

      (久崎富美子)

   

足跡の重なつて行く雪の道 

                        (佐竹美保子)

    

冠雪の富士に車内のどよめけり

       (谷泰子)

   

シュトーレンミュヘンの雪思ひつつ

       (山田弘子)

  

靴跡の上を歩みて雪の路地 

       (片山明俊)

   

雪五尺隣が遠くなりにけり 

       (高橋将夫)

  

雪の夜の母へ一匙づつの粥 

       (杉浦典子)

   

点滴のゆっくり落ちて窓に雪

       (甲田夏湖)

  

トンネルの長きを抜けて雪眩し

       (桜井菜緒)

 

早朝の地震にめざめぬ外は雪 

       (早崎泰江)

  

雪しんしん壁にお日さま画く園児 

       (伊藤希眸)

   

蔵王連山初冠雪を玻璃越しに

        (増田八重)

  

俳句は好き好きですが、「初冠雪蔵王連山瑠璃越しに」とすると、リズムは良くなります

     

足跡のなき雪道を怖れけり 

        (稲畑汀子)

  

ふる里を丸く包みて深雪かな 

        (梅田武)

   

滑つては黄色い声の雪の道 

        (野村鞆枝)

   

夢の世を行くごと真夜の雪明り

         (山内碧)

  

日に五回雪掻く日々のつづきけり

       (山形悦子)

  

ぜんざいも出て分校の雪下し 

      (中川句寿夫)

  

雪しんしん始発のバスの顔なじみ 

      (山田くみこ)

  

しんしんと雪降るばかり皆無口 

      (吉澤恵美子)

   

歳時記・雪」の例句は掲句(青色文字)をクリック(タップ)してご覧下さい。

   

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

        

2022年1月20日 (木)

コロナ禍の俳句ブログ「大寒」(特集)

  

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(写真)

日経新聞WEB朝刊(2022.1.20)の一部分

写真をタップ拡大すると、記事をご覧になれます。

   

NHK NEWS WEBによると、日本の新型コロナウイルス新規感染者数は1月19日には過去最多となり、4万人を超えました。 

   

アメリカの1日の新規感染者数はピーク時の1月10日頃は130万人超でしたが、最近は70万人超で推移しています。(「NHK特設サイト・新型コロナウイルス」参照)

  

世界の新型コロナ感染者数・死者数(累計)は1月20日 (17時時点)現在の統計によると、感染者: 337,891,706人 死者: 5,565,198人です。

世界第一次大戦の1918年頃に流行したスペイン風邪は、患者数約5億人、死者約4~5千万人と推定されています。

   

そこで、ブログ用の俳句擬きを詠みました。

 

・大寒やオミクロン株急増す

 

・大寒や老は家居にコロナ避け

 

・大寒や先ず現役にブースター

   

青色文字(「俳句HAIKU」の記事のタイトル)をタップして記事をご一読下さい。

 

季語・季題が「大寒」の俳句を集めました。

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俳句談義(4):

高浜虚子の句『大寒の埃の如く人死ぬる』とは、「平和」を考える

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青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事のタイトルが表示され、この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事のタイトルが表示されます。

タイトルをタップしてその記事をご覧頂ければ幸いです。

  

2022年1月18日 (火)

《着ぶくれ・着膨れ・冬ごもり・冬籠》

  

2022年の初詣初戎で新型コロナ・オミクロン株感染拡大の収束を祈りましたが、オミクロン株感染の急拡大は当分の間収まりそうにありません。

 

(青色文字をタップしてリンク記事をご覧下さい。)

コロナ感染拡大により社会活動・経済活動に支障が生じないように、コロナワクチン接種(ブースター接種)は現役世代を優先的に実施して貰い、高齢者は暫く自衛の隠遁生活をするほうが良いと思いを句に詠みました。

   

コロナ避け着膨れ漫歩句に遊ぶ

    

寛ぐや着膨れせずに手酌酒

   

順縁を諾ひ老の冬籠

  

逆縁を避けてコロナ禍冬ごもり

   

青色文字のタイトルをタップして、年越やオミクロン株蔓延りて(医療の在り方)」などのエッセイもご一読頂ければ幸いです  

  

青色文字をタップすると、最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

    

2022年1月16日 (日)

俳句《凍蝶(いてちょう)》

    

凍蝶の己が魂追うて飛ぶ

        (高浜虚子)

   

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俳句では「凍て蝶」を「凍蝶」と書くのが普通です。

  

   

歳時記(俳誌のサロン)」の「凍蝶」の例句は、青色文字をタップしてご鑑賞下さい。

      

凍蝶や順縁が良しコロナ禍も

凍蝶や己が最後は陽に眠り

         (薫風士)

     

俳句《冬の蝶

俳句鑑賞: 風花(コロナ禍の思い)

  

雨上がり昼餉の窓辺黄蝶来

  

年越やオミクロン株蔓延りて(医療の在り方)

  

大晦日・大年の俳句(岸田内閣に望むこと)

  

青色文字をタップすると、最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

トップ欄か、この「俳句HAIKU」をタップすると、最新の全ての記事(タイトル)が表示されます。記事のタイトルをタップ(クリック)して、ご覧下さい。

   

2022年1月13日 (木)

初戎・十日戎・残り戎・残り福

   

故郷を「まんぽ俳句」で元気に、未来に繋ごう!

  

(2024.1.20 更新)  

AI(エイアイ)に勝る俳句や初戎

AI(エイアイ)に勝る俳句を初戎

  

上記の俳句の助詞「や」と「を」の違いによる句意・ニュアンスの違いを考えて頂けると幸いです。

俳句は人が詠んでこそ意味があり、価値があります。

AI (エイアイ) には感情が無くて愛が有りませんが、人間には感性があり、愛があります。

俳句に感性を込めて自然や人の営みを詠むのが花鳥諷詠です。

      

(2022.1.13 の記事)

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新型コロナウィルス・オミクロン株の感染が急増している中、先日(2022.1.10~11)、近場の戎神社や三輪神社などにお参りし、コロナの収束を祈り、仲間と吟行して「まんぽ俳句」を口ずさみました。

  

まず拙句を掲載しますが、青色文字をクリック(タップ)して、「歳時記」等の例句、リンク記事をご鑑賞下さい。

   

パスカルに句友集ふや福寿草

吟行のメンバーはJAパスカルに集合し、各人思い思いの花などを買いました。

  

初戎達治偲びつ橋渡る

 写真をタップ・拡大すると、三好達治の解説をご覧になれます。

   

門松を逆さに飾る思ひ遣り

「戎」の写真をタップ・拡大すると、「逆さ門松」の由来をご覧になれます。

   

残り福昨日吉とて今日は凶

十日恵比須は晴れに恵まれ「吉」でしたが、残り恵比寿は雨に祟られ「凶」でした。

  

晴れ男雨に方無き残り福

晴れても降っても、吟行の句作はそれなりにエンジョイ出来ます

 

初手水自動水栓アルコール

新型コロナ感染予防が徹底していました。

    

故郷の偲ぶ昔日寒参

 戦時下の故郷は、一般的に若者は必勝祈願の寒参「三輪神社」などにしていました

    

大歳てふ雨に淑気の神社かな

大原の大歳神社は永禄3年に氏子が寄進したとのことです。

「てふ」は「という」意味の古語で「ちょう」と読みます。

   

大杉に雨の淑気や旧りし宮

大歳神社は杉の大木に囲まれ、冬雨の淑気に包まれていました。

    

餅花に迎へられたる句座の膳

お屋敷・三田の里」(がんこ)で昼餉を済ませ句会をしました。 

   

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

    

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2022年1月10日 (月)

「初鏡」「初髪」の俳句

   

0472写真は、カラー図説日本大歳時記の「初髪」「初鏡」のページに、親戚の者が趣味の陶芸で作った干支「丑」の置物を乗せて撮ったものです。

  

今日は「成人の日」です。

「初鏡」で「初髪」を結い、成人式に参加された方、コロナ禍の自粛を余儀なくされた方、様々でしょうが、新成人のご多幸をお祈りします。

   

コロナ禍の若白髪解く初鏡

   

初鏡真白の髪をダンディー   

   

白髪(しらが)とて心は若く初鏡

  

初髪や句友も吾も気は若く

   

一頻(ひとしきり)健康談議初句会

   

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧になれます。

    

2022年1月 8日 (土)

初暦の俳句

    

スケジュール記すスマホの初暦

組立し厚紙細工初暦

      (薫風士)

   

掲句は下記冒頭の写真をご参照下さい。

日本伝統俳句協会のカレンダーの写真(一部分:下記掲載)をタップ・拡大すると記載された1月(睦月)の俳句をご覧になれます。 

  
Wfp_1045060457241_113412冒頭の写真は寄付金の領収書と共に国連WFP協会から贈られた厚紙の組立式カレンダー等の写真です。

組み立てるのに少々苦労しましたが、一枚の厚紙を無駄の無いように上手く設計してありました。

日本の折紙や梱包材の技術には感心します。

        

薫風士の即興句を下記に掲載します。

「記す」は5・7・5のリズムに合わせ、「しるす」か「きす」と読み、「吾身」は「わがみ」と読んで下さい。

   

スケジュールスマホに記す初暦  

ブースタの接種日未定初暦   

初暦明日の身知らず記しをり  

明日の身を信じて記す初暦   

初暦コロナ禍記す検診日   

自衛して卒寿目指すや屠蘇祝ふ

  

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

   

2022年1月 4日 (火)

親子して本音の論議屠蘇祝ふ

     

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タイトルの俳句と掲句は薫風士の即興句です。     

   

   

        

(2025.1.1 更新)  

明けましておめでとうございます。

 

恙無し世界遺産の屠蘇祝ひ

恙無く世界遺産の屠蘇お節

屠蘇祝ふ平和の味を噛みしめつ

  

和食は2013年(平成25年)にユネスコの無形文化遺産に登録されましたが、日本酒の伝統的な造り方もユネスコの無形文化遺産に登録されることになりました。

  

青色文字をタップ(クリック)し、農林水産省の記事「『和食』がユネスコ無形文化遺産に登録されています」やNHK NEWS WEB 「日本の『伝統的酒造り』ユネスコの無形文化遺産に登録へ」等をご覧下さい

      

孫二人鯛をつつくや屠蘇祝ふ

俳句《年忘れ・忘年会・新年会》」をご覧下さい。

  

屠蘇祝ふ次女は今年は年女

超多忙の娘は来れず屠蘇手酌

娘は正月も盆も実家で過ごす余裕が無いようです。

年越やオミクロン株蔓延りて(医療の在り方)」をご覧下さい。

  

医学部定員の増加や医師資格試験制度の見直しにより勤務医の待遇を改善して、パンデミックの発生や認知症患者の増大、産婦医の不足、地方の過疎化等に対応できるように、余裕のある医療従事者数を確保すべく医療体制の根本的見直しをしてほしいものです。

   

 屠蘇手酌ドン・キホーテと言はれつつ

俳句をユネスコ世界無形文化遺産へ(草の根運動)」をご覧下さい。

  

牛歩して巳年の飛躍屠蘇祝ふ        

『初夢』の俳句」をご覧下さい。

   

ここの青色文字をタップすると、最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

      

2021年12月29日 (水)

《大晦日・大年》(岸田内閣に望む)

  

( 2024.2.2 更新)

初夢の俳句」や「《初仕事・仕事始・出初》能登半島地震緊急支援にオスプレイを!」をご覧下さい。

  

安部晋三元総理大臣の暗殺事件を契機として政治家と旧統一教会との癒着・相互依存関係が明らかになりました。

 

これを契機として、恒久的世界平和を確立する為に、宗教心の在り方について是非とも皆さんに考えて頂きたいと思っています。    

  

日本のみならず、世界の指導者が公明正大な政治を推進しない限り、世界の平和は維持できないでしょう

  

下記のタイトル(青色文字)をタップして記事をご覧下さい。 

  

花祭の俳句《21世紀の宗教・世界平和を考える》

 

梅東風や届け世界にこの思ひ

 

台風・野分》(改訂版

    

俳句《涼し》死の話

 

言葉の力』・『俳句の力』《癒し》

 

終戦記念日・墓参・盆』の俳句

  

ここをクリックして、「秋風の俳句を観賞しよう!」をご覧下さい。

         

(2021.12.29)

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高浜虚子は「去年今年つらぬく棒の如きもの」とか「年を以て巨人としたり歩み去る」という俳句を詠んでいますが、「ふさはしき大年といふ言葉あり」という俳句も作っています。

    

今年(2021年)は俳句で馴染みのある岸田文雄首相の率いる内閣が発足しました。

来年は「寅年」です。

   

丑年に発足した岸田内閣は「牛歩」でしっかり足場を固めて、来年はオミクロン株拡散と重症化のリスクを見極め、「with COVID-19」下の「新しい資本主義の実現」と「デジタル田園都市国家構想実現」への体制作りに尽力して、将来の日本の飛躍に備えてほしいものです

    

最近、米国などの資本主義の実態は初期の資本主義の良さがなくなり、「投機主義」に陥っています。

  

「株価変動」を指標にして政治問題を云々することは必ずしも妥当ではないでしょう。

  

それどころか、ごく一部の富裕層が既得権益を維持するために政治を株価操作に利用しているかもしれません。

   

「賃金が上昇しない原因は消費税にある」という説がありますが、それは間違いであり、「従業員よりも株主を優先する米国式企業の姿勢にある」と言えるでしょう。

  

「従業員の待遇改善・最低賃金のアップ」を推進する企業が増える政策を政府・財界が知恵を出し合って実施してほしいものです。

    

従来の「アベノマスク的発想」や「アベノミクス」などの踏襲、「経済成長一辺倒」の口先だけのまやかし政策は「社会的経済格差の拡大」により社会不安を醸成し、共産主義独裁国の世界覇権政策に利することになるでしょう。

  

そのような事にならないように、岸田内閣がクリーンでフェアな政治を期待している国民を裏切らない施政を推進してくれることを切望しています

   

「新しい資本主義」の構想は、「共産党独裁国家」や「社会主義国家」の独裁政権と一線を画し、平和憲法下の自由な民主主義国家として是非とも成功させたいものです。

    

「頭ごなしの批判」でなく、「建設的な提言」をして応援しましょう。

  

デジタル田園都市国家」の構想は、世界中が「with COVID-19」で社会生活・経済活動をせざるを得ない時代の日本の必須の政策です。

  

東京一極集中をやめようと長年言い続けながら実現していません。

デジタル田園都市国家構想は地震など災害の多い日本が最も必要としている課題でしょう

  

IT革命推進を政府の戦略課題として位置付け」していながら政府関係者の多くがITに疎かったことを反省して、若い世代の起用を積極的に推進して是非とも成功させて下さい。

   

今朝は風花がちらつき、太陽も冬雲に見え隠れし、最高気温も3℃の予想で正に「冬日」です。

  

来年も多難な年になるでしょうが、「春遠からじ」です。

   

去年今年つらぬく棒の如きもの」の信念で、岸田首相が令和の本格的な日本の総理大臣として国際的にもリーダシップを発揮してくれ、数年後(2030年頃?)の新年には恙無い長寿を祝いながら、「年を以て巨人としたり歩み去る」と、新たな俳句を詠めることを期待しています

  

岸田政権短命説もありますが、「民の声」に耳を傾け、「しなやかな胆力を発揮して初心貫徹」をしてほしいものです。

    

年越やオミクロン株蔓延りて(医療の在り方)」や

「親子して本音の議論屠蘇祝ふ」も併せてご一読下さい。 

     

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青色文字をタップすると、最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

     

2021年12月18日 (土)

冬晴の吟行楽し誓子館(吟行句と写真)

   

故郷を「まんぽ俳句」で元気に、未来に繋ごう

青色文字をタップするとリンク記事をご覧になれます。

    

神戸大学の山口誓子記念館を冬晴れの吟行日和に俳句仲間と訪ね、記念館に展示された山口誓子の代表句の一つ 「学問のさびしさに耐へ炭をつぐ」 の英訳を見て俳句の英訳の難しさ・楽しさを再認識し、昨日「俳句HAIKU」の記事「神戸大学山口誓子記念館を訪ねて(俳句の英訳)」を書きましたが、今回は拙句とその裏付けとなる写真を掲載します。

    

振り返り愛しむ六甲冬紅葉

Going downward on the Rokko,

I looked back again to admire

the colored leaves up there.

     

玻璃に映ゆ名残の紅葉誓子邸

Reflected on the windows,

remaining colored leaves_

the restored house of haiku-poet Seishi

       

冬晴の六甲台や誓子邸

格子戸を入れば侘助三つ四つ

冬日差す誓子の色紙「虹の環を

木の葉髪見入る筆跡誓子かな

誓子邸名残の紅葉玻璃に映ゆ

玻璃越しに名残の紅葉誓子邸

凩や誓子邸より茅渟の海

煙突の高き煙や冬雲

煌めくや冬日の彼方茅渟の海

     

余談ですが、プレバト梅沢富美男永世名人は、「70点でよい」と言っています

最近気になることは、世間一般に子供の教育など、何事にも100点満点を求める完全主義の傾向が強く、政治の世界でも満点を求めて主観的な思い込みで頭ごなしに批判をし過ぎる傾向があることです。何をもって70点や100点とするかは人それぞれの考え方・価値観次第です。

 

「努力もせず、いい加減にして良い」とは決して思いませんが、努力をしても出来ないことはあります。

 

人生には、「自分がコントロール出来ること」と「自分がコントロール出来ないこと」があります。

 

向上心は大切ですが、あまり無理をしないようにしましょう。

欲が深すぎると常に不満を抱き、不幸なみじめな気持ちに陥り、精神衛生上も良くないでしょう。

 

うつ病になると、何事も前向きに考えることが出来なくなるでしょう。うつ病の一面は「努力が出来ない病気」といえるのではないでしょうか? 重症化すると、「自殺願望」に陥る危険があると思います。

  

コロナ禍の生きづらい世の中になりましたが、無理をしないで、それぞれの自分のペースで、必要なら社会的支援も活用して、乗り越えましょう。

 

今年は「丑年」で牛歩の日々でしたが、「寅年」の来年はどのような1年になるのでしょうか?!

  

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

   

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岸田文雄総理大臣には喫緊の課題が一段落すれば、「俳句を通じて世界平和を」という俳句愛好家の思いにも耳を傾けてほしいものですが、喫緊の課題は矢継ぎ早に生じますから、総理大臣在任中は期待出来そうにありません。

渡月橋etc.の俳句 (橋梁通信掲載に因んで)」をご覧下さい。

     

ここをタップ(クリック)すると、最新の全ての記事が掲示されます。記事のタイトルをタップしてご覧下さい

 

2021年12月17日 (金)

神戸大学山口誓子記念館(俳句「学問の」の英訳)

   

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神戸大学の山口誓子記念館を冬晴れの吟行日和に俳句仲間と訪ねました。

この記念館は西宮市苦楽園に山口誓子夫妻が住んでいた旧邸が阪神淡路大震災で倒壊した際に残った建具の一部を使い神戸大学のキャンパス(構内)に復元されたものです

  

(冒頭の写真 展示品の一つ)

山口誓子の代表句の解説と英訳の一例です。タップ・拡大してご覧下さい。

  

・学問のさびしさに耐へ炭をつぐ

  

Bearing up under

the loneliness of study,

I add fresh charcoal.

   

上記「学問のさびしさ」の俳句の英訳は、俳句の定型5・7・5音を踏まえた5・7・5シラブルに成功している一例ですが、当時の日本の生活様式を知らない外国人には理解しにくい点が難点でしょう。

記念館の係りの方から得た原典資料情報やインターネットで調べると、古平隆横浜市立大学名誉教授と故Alfled H. Marksニューヨーク州立大学教授が山口誓子とも相談されて共訳されたようです。

この翻訳の「bear」は自動詞として使われていますが、「bear」を他動詞として、17音節に捉われず「brazier(火鉢)」を補うことにより外国人にも分かりやすく、端的に次のように翻訳することも出来ます。

  

Bearing 

the loneliness of study,

I add charcoals to my brazier.
    

俳聖の偉蹟を尋ね秋の伊賀(俳句と写真)」で述べましたが、伊賀上野の「芭蕉翁記念館」に展示された芭蕉の有名な俳句「五月雨を集めて早し最上川」の英訳(Jane Reichhold著)に誤訳がありました。

外国人が日本語の俳句を正確に理解することは容易でないと思います

ここをクリック(タップ)して、「俳句・HAIKU 言語の壁を破るチャレンジ(4)<芭蕉の「閑かさや」>」をご覧下さい

英語の俳句は、5・7・5シラブルに整えることは至難の業ですから、3行詩として簡潔に表現すればよいと思っています。

俳句の英訳に興味のある方は、国際俳句交流協会のHPに掲載して頂いた次の記事もご覧下さい。   

英語で分かる芭蕉の俳句」(掲載中)

高浜虚子の俳句をバイリンガルで楽しもう!」(掲載済

  

青色文字をタップするとリンク記事をご覧になれます。

コメントなど、投稿頂けると有難いです。 (薫風士)

  

2021年12月 8日 (水)

プレバト俳句 梅沢富美男氏の「木の葉髪」の推敲を考える

    

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写真は、TV4ch.のテレビの画面と「カラー図説日本大歳時記」の「木の葉髪」の解説ページの一部分です。

 

タップ・拡大してご覧下さい。

青色文字をタップするとリンクした関連の記事をご覧になれます。

  

昨夜のNHK番組「プロフェショナル」を見ると、TV4ch.「プレバト」で人気絶頂の夏井先生(夏井いつき)が放映されていました。

 

プレバト俳句夏井先生の添削を通じて俳句の面白さ・奥の深さを実感している視聴者も沢山おられるでしょう。

  

素人だからこそ忖度なしに言えることがありますので、夏井先生と同じ思い(?)で、僭越ながら「夏井先生の添削を添削する」という記事を書いています。

 

先日のプレバト番組の夏井先生の添削についてふと感じたことがありましたので、久しぶりにコメントさせて頂きます。

  

(梅沢富美男永世名人の原句)

ますかけの手にある我の木の葉髪

   

(夏井先生の添削句)

ますかけの手相ぞ我に木の葉髪

  

梅沢さんは、「強運の手相と言われる『ますかけ線』が両手にあるが、もう『木の葉髪』の齢になったのかという感慨を詠んだ」とのことです。

 

梅沢さんの俳句は一応良くできていますが、「ますかけ」が手相の「ますかけ線」であることが分からないのが難点でしょう。

 

夏井先生は、「ますかけの手」という表現は「配慮が足りない」として原句を「ボツ!」に査定し、上記のとおり添削しました。

 

夏井先生らしい個性的なインパクトのある添削ですね。

 

そこで、ふと思いついた添削案を掲載させて頂きます。

   

(薫風士の添削案)

(A) ますかけの手相に己が木の葉髪

(B) ますかけの手相の我も木の葉髪

(C) 老いたるかますかけ線に木の葉髪

(D) 木の葉髪ますかけ線を見つめをり

     

(A)は、原句に近い句意で、自己を客観写生した俳句です。

 

(B)は、夏井先生の添削に近い句意ですが、伝統俳句的に感慨を淡々と表現したものです。

 

(C)は、原句と同じ句意ですが、「ますかけ線」のある自分の手に木の葉髪が付いているのを見て、老いを知ったことを表現しています。

 

夏井先生の添削句では、作者が自分の木の葉髪を意外に感じたニュアンスが強いですが、(C)は「自分の木の葉髪を知り愕然とした」というニュアンスがあります。

 

(D)は、「木の葉髪」を老人の比喩として、「ますかけ線」の手相に見入っている老人を詠んだ俳句であり、原句の句意と異なります。手相に見入っているのは他人と捉えるべきでしょうが、作者自身の場合もあり得ます。

      

薫風士の添削句は「おとなし過ぎ!」ですか? 面白くないですか?

 

貴方なら、どのように添削しますか?

   

俳句は好き好きです。

俳句は、自己実現世界最短の詩的表現によって可能にする文芸です。

それぞれの思いで俳句をエンジョイしましょう!

  

やさしい俳句の作り方・楽しみ方 <5つのポイント> 」をご覧下さい

  

プレバト梅沢富美男永世名人は、「70点でよい」と言っています。

 

最近気になることは、世間一般に子供の教育など、何事にも100点満点を求める完全主義の傾向が強く、政治の世界でも満点を求めて主観的な思い込みで頭ごなしに批判をし過ぎる傾向があることです。

 

何をもって70点や100点とするかは人それぞれの考え方・価値観次第です。

  

「努力もせず、いい加減にして良い」とは決して思いませんが、努力をしても出来ないことはあります。

  

人生には、「自分がコントロール出来ること」と「自分がコントロール出来ないこと」があります。

  

学問に限らず向上心は大切ですが、あまり無理をしないようにしましょう。

 

欲が深すぎると常に不満を抱き、不幸なみじめな気持ちに陥り、精神衛生上も良くないでしょう。

 

うつ病になると、何事も前向きに考えることが出来なくなるでしょう。

 

うつ病の一面は「努力が出来ない病気」といえるのではないでしょうか?

 

重症化すると、「自殺願望」に陥る危険があると思います。

 

コロナ禍の生きづらい世の中になりましたが、無理をしないで、それぞれの自分のペースで、必要なら社会的支援も活用して、乗り越えましょう。

 

今年は「丑年」で牛歩の日々でしたが、「寅年」の来年はどのような1年になるのでしょうか?!

 

「手相」や「デマ」「誹謗・中傷」に惑わされず、自分を信じて過ごしましょう!

   

「究極のラブを!(Ultimate LOVE!)」をご一読下さい。

子供の教育や若者の生き方に何らかの参考になれば幸いです

 

皆さん、良いお年を!

   

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。   

       

2021年12月 1日 (水)

(冬の俳句特集)不意打ちのオミクロン株冬の雷

    

故郷を「まんぽ俳句」で元気に、未来に繋ごう

青色文字をタップしてリンク記事をご覧下さい。

    

P.S.2022.3.18

ウクライナ紛争について、プーチン大統領や世界の指導者が賢明な決断をしてくれることを切望して、「やむにやまれぬ思い」を書きました。

青色文字(タイトル)をクリックして、「血に染むなドニエプルてふ春の川や「ロシアの旅(写真・俳句)Trip to RussiaPictures & Haikuをご覧下さい。

  

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新型コロナウイルスの感染拡大が漸く収束したので吟行旅行をエンジョイしようと思っていると、デルタ株よりも感染力が強いと懸念されるオミクロン株が世界的に感染拡大し始め、日本でもナムビアから来日した初感染者が出ました

  

昨夜は雷がなり、強い雨が降りました。そこで、タイトルの俳句を詠みましたが、昨夜の雷雨が嘘のように、今朝は晴れていました。しかし、朝の雲は何かが対峙して互いに相手の様子を見合っているいるように見えました  

「雷」は夏の季語なので、冬に鳴る雷を俳句に詠むときは「冬の雷」とか「冬雷」と表現します。

   

オミクロン株の感染拡大が未然に防止され無事に年末年始を過ごし、春の吟行をエンジョイ出来ることを祈りながら、「俳句HAIKU」から「冬」に因んで詠んだ俳句の記事を特集しました。

コロナ禍の慰みになれば幸いです。

代表句を掲載しますが、例句の詳細はタイトル(青色文字)をタップして記事をご覧下さい。

    

俳句《着ぶくれ・着膨れ・冬ごもり・冬籠

コロナ感染拡大第6波により社会活動・経済活動に支障が生じないように、3回目のコロナワクチン接種(ブースター接種)は現役世代を優先的に実施して貰い、高齢者は暫く自衛の隠遁生活をするほうが良いと思っています。その思いを詠んだ拙句をご覧頂ければ幸いです。

  

俳句の鑑賞《冬に入る・立冬・冬立つ

冬立つやエイジシューター友にして

  

俳句鑑賞《風花(コロナ禍の思い)》 

風花やコロナウイルス蔓延りて

   

蝉しぐれ・山眠る・山笑ふ(政治家の引き際

ロン・ヤスの山荘抱き山眠る

  

ひこにゃんの城へ吟行冬うらら(彦根城写真俳句

ひこにゃんの迎へし城や冬温し

  

時雨晴れ「つくしの里」を吟行す(俳句と写真

口遊む試歩の俳句や時雨晴

  

俳句の鑑賞《木枯・凩・こがらし・木がらし 

凩に偲ぶやチュヌと駆けし日々

   

俳句の鑑賞《小春・小春日

縁先の日本列島小春

     

まんぽ俳句会

草紅葉ハイクに遊び八十路行く  

  

冬ざれ(俳句と写真

冬ざれのトマト赤きをサラダにす

  

俳句の鑑賞《冬の薔薇・冬薔薇

丈高き白き一輪冬薔薇

  

3密と無縁や庭の日向ぼこ(俳句と写真

スマホ手に縁に微睡む日向ぼこ  

   

俳句の鑑賞 《冬の日・冬日・冬日向

冬日差すステ女の里や陣屋跡

 

吟行俳句)冬浅き近江八幡巡りけり   

近江富士浮かべ琵琶湖の冬霞

  

俳句の鑑賞《大根と蕪》(「いい夫婦」になろう!)

風呂吹を婦唱夫随で作りけり

  

師走」の俳句を集めました朝朝刊の折り込みの嵩師走かな

  

熱燗・温め酒・燗酒」の俳句

温め酒胃の無き身体労りつ

  

初雪の俳句

初雪のサモエド犬の白さかな

  

コロナ禍の寒中見舞い冬の虹 (嵐山の冬の虹)

渡月橋人影まばら冬の虹

   

季語・季題が「大寒」の俳句を集めました。

 大寒の埃の如くコロナ死も

   

俳句に親しむ『待春』の俳句

  待春や老の夢をも果てしなく 

   

俳句の推敲・添削 (冬麗戦2021「春隣」)

ロット巻く手さばき軽し春隣 

(プレバト梅沢富美男永世名人の俳句についての薫風士の一添削提言句です。) 

  

春隣」の俳句を集めました

水際のコロナ対策春隣

こじ付けの拙句ですが、ワクチンと治療薬の開発・普及を促進して、来春には極端な水際対策が不要になることを切望しています。

    

正岡子規の「初日」の俳句など、正月や年末年始の俳句の例句は、下記の青色文字(タイトル)をタップして記事をご覧下さい。

  

季語・季題が新年の俳句特集

コロナ禍やお節料理も通販で(年末年始俳句特集)

       

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

 

  

2021年11月19日 (金)

《大根と蕪》(いい夫婦)

    

故郷を「まんぽ俳句」で元気に、未来に繋ごう

青色文字をタップしてリンク記事をご覧下さい。  

11月22日は「いい夫婦の日」です。

  

AIに勝る俳句や大根汁

        (薫風士)

  

「大根汁」は「だいこじる」と読みます。

俳句は人が詠んでこそ意味があり、価値があります。

AI (エイアイ) には感情が無くて愛が有りませんが、人間には感性があり、愛があります。

俳句に感性を込めて自然や人の営みを詠むのが花鳥諷詠です。

  

夫婦健在で俳句を楽しめると最高ですが、夫が亡くなってから俳句を楽しんでおられる方も結構多いようです。

俳句では「夫」を「つま」と読んでリズムを整えることがあります

先日、多趣味の句友が菜園で本格的に自作した野菜を届けて呉れ、軟らかくよく煮た大根を胃の無い身体ながら美味しく戴き、駄句を口遊みました。

   

葉をも煮る句友の呉れし長大根

大根煮る妻に己は皿洗ひ

ありがたや胃の無き身にも煮大根

風呂吹を婦唱夫随で作りけり

風呂吹に手酌の夕餉留守を守り

風呂吹に手酌進むや駄句捻る

深まりし夫婦の絆大根食む

  

「風呂吹き」は大根や蕪などを大きく切って茹でたりたり蒸したものに練り味噌をかけて食べる日本料理で、冬の季語です。  

俳句のリズムを整えるために、「大根」は「だいこん」と「だいこ」、「蕪」は「かぶら」と「かぶ」、いずれかに読み変えて下さい。

  

大根の俳句といえば、高浜虚子の俳句「流れゆく大根の葉の早さかな」のことを思いますが、歳時記(俳誌のサロン))の例句から気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は季語(青色文字)をタップしてご覧下さい。

   

大根1

大根引一本づゝに雲を見る  

          (一茶)

  

大根2

大根を水くしやくしやにして洗ふ 

        (高浜虚子

   

大根3

祓はれて田辺大根完売す 

         (林和子)

  

大根4

どかと着く京大根の重さかな 

        (坊城中子

   

大根5

老う程に手抜き料理の大根煮る 

        (先山実子)

  

大根6

秋刀魚焼く妻に大根おろすわれ 

       (塩田博久)

   

大根7

ばあちゃんと呼ばるるに慣れ大根煮る 

      (押田裕見子)

   

大根8

父の忌に蒔き母の忌に引く大根 

        (原友子)

        

蕪1

蕪汁好む齢となりにけり

      (池田加代子)

  

蕪2

長湯して湯の花の香や蕪汁

      (稲葉ちよこ) 

  

蕪3

子のつむり洗ふがごとく蕪洗ふ

      (近藤紀子)

   

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

 

  

2021年11月15日 (月)

「渡月橋」etc.の俳句 (橋梁通信掲載に因んで)

  

(P.S. 2022.9.1)

あれ無くば愚痴を「たら・タラ」秋の昼  

  

「TOKYO 2020」の開催をワクチンの開発・普及が進み新型コロナウイルスの感染拡大の収束が期待されるまで2年間延期していたら、暗殺による安部晋三元総理大臣の不慮の死も起こらなかったかもしれません

 

ゴルフ談義政治談議も「あれが無かったら」と愚痴や反省がしきりです。

 

(青色文字をタップしてリンク記事をご覧下さい。)

    

俳句《涼し》死の話」や「終戦記念日墓参・盆の俳句」、「言葉の力・俳句の力《癒し》」をご覧下さい。

    

(2021.11.15)  

故郷を「まんぽ俳句」で元気に、未来に繋ごう

    
Dsc_0040「渡月橋」を詠んだ薫風士の俳句が2021年11月15日付の「橋梁通信」の記事「一輪挿し」に掲載されました。そこで、「橋」を詠んだ俳句を纏めました。

 

「橋梁通信」の記事は写真をタップ・拡大してご覧下さい。

        

異国語も飛び交ふ小春渡月橋

小春日や俳句は楽し橋に佇つ

冬紅葉惜しみ暮れゆく渡月橋

ここをタップして「小春と凩(吟行俳句と写真)」をご覧下さい。

     

渡月橋人影まばら冬の虹

寒さをも句に口遊み橋急ぐ

オミクロン株の感染拡大により新型コロナウイルスの感染拡大第6波が生ずることなく、「小春」の俳句のように渡月橋が賑わうことを祈っています。

 

「冬の虹」の俳句と写真はここをタップしてご覧下さい

   

夏休み淡き初恋太鼓橋

太鼓橋一心池の風涼し 

原句は「夏休み初恋せしか太鼓橋」としていましたが・・・今は確信になりました。

ここをタップして「太鼓橋の思い出」をご覧下さい

   

風薫る我が青春の木の根橋

小春の日句友を訪ね木の根橋

この俳句は丹波市俳句協会俳句大会の薫風士の入選句です。太鼓橋の初恋の女性の姿を思い出しながら通学路の「木の根橋」を渡り、俳句を詠みました。

 

ここをタップして「俳句の鑑賞: 田ステ女俳句ラリーに参加して」をご覧下さい。

   

ここをタップして「錦帯橋」などを詠んだ俳句と写真をご覧下さい。

 

明智光秀所縁の福知山城の太鼓橋の写真も、ここをクリックしてご覧下さい

吟行の楽しさが分かると幸いです。 

  

岸田文雄総理大臣は外務大臣当時にファン・ロンパイ元EU初代議長を「日EU俳句交流友好大使」に委嘱しました。

 

喫緊の課題の対策が一段落したら、日本の伝統文化である俳句を通じて世界平和への橋渡しもしてほしいものです。

 

薫風士は俳句の素人伝道師としてブログを通じて世界平和の草の根運動をしている心算でいます。

 

ここをタップして、「俳句をユネスコ世界無形文化遺産へ (草の根運動)」をご覧下さい。

  

岸田首相には、広島出身の初めての総理大臣として、世界で唯一の被爆国の総理大臣として、岸田・バイデンの良好な日米関係を推進して是非とも核軍縮の橋渡しにも尽力して頂きたいと願っています

 

核兵器の廃絶は現実には出来ないにしても、世界の人々がこの祈りを続け、いずれの分野においても、世界の指導者が「寛容の精神」をもって世界の融和・核軍縮の努力をすれば、戦争の勃発や核兵器の使用を未然に防ぐことは可能でしょう。

 

来年は参議院選挙もあり、「憲法改正」の議論を促進するお考えのようですが、しっかり国民の声を聴き、世界情勢や日本の将来を慎重に考え、平和憲法の大原則を堅持して頂きたいものです。

 

ここをタップして、「869祈り繋ぐか原爆忌」をご覧下さい

  

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(文末の写真順に)

・白毫寺の太鼓橋 ・福知山城前の太鼓橋 ・渡月橋 ・「橋梁通信」1面の一部分

    

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

    

時雨晴れ「つくしの里」を吟行す(俳句と写真)


    

故郷を「まんぽ俳句」で元気に、未来に繋ごう!

青色文字をクリック(タップ)して歳時記の例句やリンク記事をご覧下さい。

    

新型コロナウイルス感染拡大第5波が一応収束し、飲食店等に対する時短要請等が解除されたので、2021年11月9日に「仲よし俳句会」の吟行俳句会を近場の「つくしの里」で開催しました。

  

吟行地の解説と三田市民文化祭俳句大会の紹介を兼ねて、掲載の許可を頂いた句友の俳句と薫風士の投句等を下記に掲載します。

    

林わこさんの投句

黒豆の畑は刈り取り間近なる

立冬の村の奥より犬の声

誕生の記念樹桜紅葉して

 

山田京子さんの投句

穭田や真っ赤な傘の人通る

山裾に添ふ家並や秋桜

揺らぎ合ひても縺れなく秋桜

    

(薫風士の投句)

初冬のつくしの里を句に遊ぶ

口遊む試歩の俳句冬紅葉

口ずさむ試歩の俳句や時雨晴

の里を試歩せり句を口に

黒豆か収穫後の畝黒し

初時雨上がり白鷺滑降す

木枯に白鷺飛ぶや羽束川

に朱の鮮やかな吸引車

ミニロール配られ句座の冬温し

     

第53回三田市民文化際俳句大会が2021年11月13日に開催されましたが、薫風士は都合で募集句に投句せず、当日は生憎の風邪で寝込んでしまい、残念ながら欠席しました。

  

応募句(兼題なし)で三田俳句協会賞を受賞した植坂和子さんの俳句「病理学研究室の鶏頭花」は新鮮なテーマ・題材でコロナ禍の俳句大会の応募句として多くの選者の共感を呼ぶのに成功しています。

  

この俳句は「切れ字」が無いからダメだという人もいるでしょうが、強いて言えば最後の「鶏頭花」が「切れ」の役をしていると言えるでしょう。

      

第50回第51回の大会では幸い当日の席題投句が入選しましたが、俳句大会の募集句は吟行句とは異なり、俳句の表現の巧みさのみならず題材にインパクトが無いと選者の注目を惹くことができません。

 

第53回三田市民俳句大会の当日投句の席題は「冬紅葉」と「口」だったそうです。

  

句友の頑張りの試歩を詠んだ薫風士の掲句「冬紅葉」・「口遊み」は、「季語」と「お題」を二つとも含む俳句なので、「もし今回の俳句大会に応募していたら入賞したかもしれない」と自画自賛していますが、斬新さに欠けているのでダメでしょうね。

  

いずれにせよ、吟行は楽しむことを優先し、投句の際に推敲すれば良いと思っています。

 

そこで、一句

 

口切や茶寿も祝ぎたし句に遊び

        (薫風士)

    

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

 

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2021年11月11日 (木)

神戸同人俳句会の思い

     

故郷は誰にもあります。

まんぽ俳句」を口ずさみ、楽しみながら自分の町や故郷を元気にし、未来に繋ぎましよう!

  

(2025.6.8 更新)

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この写真は、阪神・淡路大震災の被災者を元気づけ応援するために俳句結社「同人」の大阪の有志などで始められた「神戸同人」の俳句会の初期のメンバーです。

その思いを継承し、現在は当時の二代目主宰(俳句歴50年のベテラン)に新しいメンバーも参加して、「まんぽメ-ル俳句会」として各々の立場でエンジョイしています。

     

    

   

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これらの写真は、復興したクリスマスの神戸ハ-バ-ランド夜景などのNHK-TV 二ュ-ス画面(一部分)です。

    

写真は、クリック(タップ)拡大して、ご覧下さい。

   

青色文字をクリック(タップ)して、「四季の吟行《神戸市・西宮市》」など、リンク記事をご覧下さい。  

     

被災者の思ひを共に阪神

被災者に寄り添ふ思ひ阪神忌

AI (エイアイ) に勝る俳句を阪神忌

       (薫風士)

     

ここをクリック(タップ)して、神戸市立住吉小学校合唱部の「しあわせ運べるように」をお聴き下さい

   

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阪神・淡路大震災の被災者を元気づけ応援するために俳句結社「同人」の大阪の有志などで始められた「神戸同人」の俳句会は、会員の高齢化とコロナ禍の行動制限の影響などで継続が困難となっていましたが、2022年6月3日に震災後10,000日に達し、初期の目的を達成したことでもあり、解散しましたが、今年は、阪神淡路大震災30周年の節目の年です

         

20250104_015626_2「まんぽメ-ル俳句会」の世話人(薫風士)が書いているブログ「俳句HAIKU」 へのアクセス累計は、2025年1月4日未明には、縁起の良い数「1,234,888」に達していました。

       

「まんぽメ-ル俳句会」に参加を希望される方は、この記事のコメント欄に気軽に参加のご連絡を下さい。

「まんぽメ-ル俳句会」は、非公開の趣味の俳句会なので入会金や年会費などの参加費は必要ありません。 

         

(2021年11月、神戸同人薫風士の投句) 

きらめくや桜紅葉の生田川

神姫バスで新神戸を過ぎると生田川が秋晴れに煌めき桜紅葉が鮮やかでした。

  

秋蝶の番舞ひ来る庭手入れ

今年も鮮やかな模様の蝶の番(つがい)が毎日のように吾庭に来て舞いました。

  

秋天へ吠ゆる恐竜越前路

福井県立恐竜博物館PRの白い恐竜像が秋天へ吠えるかに大口を開けていました。

  

車掌帽被り秋思か電車っ子

サンダーバードの車掌が電車好きの子供に車掌帽を被せ、サ-ビスをしていました。

   

自粛解け新酒を求め灘五郷

新型コロナ感染拡大が漸く収束し飲食店などに対する自粛要請が解除されました。

   

麒麟草褪せて芒の住吉郷

「細雪」で有名な谷崎潤一郎の旧邸(倚松庵)を訪ねる途中、近くの住吉川の季節の移ろいを詠みました。

       

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