宗教と科学の対立と融合
(P.S. 2022.8.27)
安部晋三元総理大臣の暗殺事件を契機として政治家と旧統一教会との癒着・相互依存関係が明らかになりました。
これを契機として、恒久的世界平和を確立する為に、宗教心の在り方について是非とも皆さんに考えて頂きたいと思っています。
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「終戦記念日・墓参・盆」の俳句
俳句《涼し》死の話
(P.S. 2022.3.15)
ウクライナ紛争について、プーチン大統領や世界の指導者が賢明な決断をしてくれることを切望して、「已むに已まれぬ思い」を俳句に詠み、書いた記事を読んで頂きたく、この P.S.を追加しました。
青色文字をクリック(タップ)して、「血に染むなドニエプルてふ春の川」をご覧下さい。
(2014.6.15)
科学と宗教の関係について何となく興味を持ち、インターネットで検索して見ると、デニス R. アレクサンダーが「Faraday Paper 3 科学と宗教の関係---4つのモデル」(髙木悠鼓訳)で「衝突モデル」「相互不可侵モデル」「融合モデル」「補完モデル」の4つの考え方について比較し、科学的知識と宗教的知識の関係を示すのに最も実り多いのは「補完性」のモデルであると結論している。
しかし、いずれの考え方も科学と宗教の関係を説明しきれていないのは、宗教というものを伝統的な既存の宗教の範囲で論じているからだろう。
世界のどこかで宗教の違いに起因する争いが、科学的に進歩した強力な武器を用いて常に起こっているのは誠に嘆かわしいことである。
科学は進歩をしているのに宗教は進歩をしていない。
これは、科学においては理論を実験によって証明し、過去の論理が間違いであることを証明することができるが、宗教については哲学的・形而上学的に聖書や経典などの解釈を論ずることが出来るとしても、科学的に検証することが出来ず、信ずるか信じないかの水掛け論に終始するからでないか?
宗教をキリスト教やイスラム教、仏教、などの既存の伝統的なもので考えるのではなく、現代の宇宙時代にふさわしい新しい形で宗教をとらえると、科学と宗教を融合することが出来るのではないか?
新約聖書には「始めに言葉ありき」とあるが、この「言葉」とは何か?
自然現象があってそれを説明するために言葉が作られたのだから、一般的に用いている「言葉」を意味すると解釈するのは間違いだろう。
「神の子イエス」というが、この「神」とは何か?
「神」とは人知の及ばない存在、即ち、「宇宙の摂理」を意味しているのではないか?
アニミズムや汎神論ではなく、宇宙の存在・システムそのものを神としてとらえ、科学はそれを物理的に解明することによって神の意思に沿った人類の幸福を追求するものであり、宗教はそれを形而上学的にとらえることによって人類の幸福を追求するものであると考えると良いのではないか?
既存の宗教の戒律にとらわれず、自然科学で実証されたものを宗教的な考え方に取り入れると同時に、科学の応用について、何が人類の真の幸福をもたらすかということを倫理的・宗教的に考えるようにすると良いのではないか?
浅学非才の凡人としては、進取の気性に富んだ偉大な宗教家、科学者、哲学者などが叡智を集め、既存の宗教を宇宙時代にふさわしい宗教に融合して真に人類の幸福をもたらすものにしてくれないかと祈るばかりである。
今日のNHK・BS放送のPBSニュースによるとローマ法王が中東を訪問したとのことである。キリスト教徒・イスラム教徒・ユダヤ教徒の融和の動きが進展すればよいが・・・・
「宇宙教」とか「宇宙神教」などの名称はあるのかなと思ってインターネットで検索すると、既にこのような名称の新興宗教らしきものがあるのを知って驚いた。
このような新興宗教の実態は知らないが、真に人々に幸せをもたらすものであれば良いのだが・・・・。
5月28日のNHKニュース「おはよう日本」を見ていると、久里洋二さん(アニメ作家)の「われわれは宇宙人だ」の制作について放映されていた。
現代の科学で解明された宇宙における地球・人間としての立場から世界の宗教指導者が昔の預言者の教えを見直す叡智を発揮して呉れることを切望している。
青色文字をタップすると、最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。
2024.11.18 更新
投稿: | 2024年11月18日 (月) 04時59分
《白鳥》(俳句の比喩)
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/haiku/
をご覧下さい。 (薫風士)
投稿: | 2023年1月15日 (日) 06時23分
「新年・正月」の俳句特集
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2015/12/post-8611.html
をご覧下さい。 (薫風士)
投稿: | 2023年1月 6日 (金) 22時08分
「猿回し」《季語とは何か》
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2022/12/post-63ec.html
をご覧下さい。 (薫風士)
投稿: | 2022年12月25日 (日) 06時17分
「終戦記念日・墓参・盆」の俳句
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2022/08/post-07b6.html
をご覧下さい。 (薫風士)
投稿: | 2022年8月27日 (土) 03時39分
「言葉の力•俳句の力《癒し》」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2022/07/post-ea4b.html
をご覧下さい。
投稿: | 2022年7月12日 (火) 03時17分
トマトの俳句(ウクライナ応援句)
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2022/05/post-f1ef.html
をご覧下さい。 (薫風士)
投稿: | 2022年6月10日 (金) 00時45分
ウクライナ紛争について、プーチン大統領や世界の指導者が賢明な決断をしてくれることを切望しています。
「ロシアの旅(写真・俳句) Trip to Russia (Pictures & Haiku))
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2015/01/pictures-haiku--33fc.html
や
「血に染むなドニエプルてふ春の川」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2022/03/post-0c73.html
をご覧下さい。
(薫風士)
投稿: | 2022年3月17日 (木) 08時22分
「年越やオミクロン株蔓延りて(医療の在り方)」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2022/01/post-ed54.html
や
「大晦日」「大年」の俳句(岸田内閣に望むこと)
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/12/post-1143.html
をご一読下さい。
「デジタル田園都市国家構想」の実現を期待しています。
(薫風士)
投稿: | 2022年1月 6日 (木) 09時19分
コロナ禍に無観客で開催された東京五輪2020は終わりました。
日本選手の金メダルへの挑戦などを俳諧連歌にならい俳句40句に詠み、総括しました。
新型コロナウイルス変異株の感染拡大は収まらず、デルタ株の感染急拡大は政府・自治体にロックダウンの発令を余儀なくすることが懸念されます。
子供がSNSのゲームの虜になっているのは親泣かせですが、大人はせめて俳句や川柳を憂さ晴らしのゲームとして楽しみたいものです。
「東京2020喜怒哀楽俳句クイズ:誰のことか?(百日紅・雲の峰・総括編)」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/08/2020-4558.html
や
「TOKYO 2020 俳句クイズ: メダリストは誰か? (ひまわり編)」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/07/tokyo-2020-02e9.html
をご笑覧下さい。
(薫風士)
投稿: | 2021年8月16日 (月) 10時20分
貴方にとって「声なき声」とは何でしょうか?
「亀鳴くや声なき声を聞けよとて」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2017/12/post-e4bd.html
をご覧下さい。
投稿: チュヌの主人 | 2017年12月 6日 (水) 21時06分
「第二ヴァチカン公会議後の万宗内可救論」
https://sites.google.com/site/kirisutonokokorotokirisutokyou/dainivaticankoukaigitosukui/dainivachikankoukaigigobanshounaikakyouron
のご説は規制の宗教観に囚われていますね。
キリストの超人的な偉大さを否定しませんが、
科学が進歩した現代に求められるのは既成の宗教を超越して
「宗教と科学の融合」を実現することにあるのではないでしょうか。
世界の宗教家・指導者のお考えをお伺いしたいものです。
投稿: チュヌの主人 | 2017年11月27日 (月) 15時42分
トランプ大統領は「アメリカ ファースト」を声高く唱え、
ツイッターで煽動政治を進め、
人類の平和の願いに逆行する政策をとっています。
世界の憧れであったアメリカンドリームはどこに行くのでしょか?
世界の良識ある指導者が世界の世論を高め、
トランプ大統領の暴走を阻止するようにしてほしいものです。
投稿: チュヌの主人(木下聰) | 2017年4月 3日 (月) 11時50分