(俳句)《蝉・空蝉・蝉時雨》
白百合に空蝉二つ今朝の庭
空蝉となれど眼の輝きて
空蝉の眼痛めし猛暑かな
(薫風士)
冒頭の拙句の「百合」も「空蝉」も夏の季語ですが、俳句に季語が二つある「季重なり」は一般にダメ句とされるのは何故でしょうか?
季語が二つあっても、句意を明瞭にすれば問題ないと思いませんか?
松尾芭蕉や高浜虚子の俳句を翻訳して国際俳句協会のホームページに投稿していますが、季語が二つある俳句は珍しくないので、情景をありのままに詠めば良いと、「まんぽ俳句」をエンジョイしています。
早朝の丘を万歩や蝉時雨
老鶯も時に声あげ蝉しぐれ
空蝉を数へつ漫歩幼子と
伸ばす手に飛び去る蝉のしっこかな
木漏れ日の西に傾き法師蝉
法師蝉は秋の季語に分類されていますが、深田公園などでもう鳴き始めました。
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2024.8.29 更新
投稿: | 2024年8月29日 (木) 13時06分
《白鳥》(俳句の比喩)
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/haiku/
をご覧下さい。 (薫風士)
投稿: | 2023年1月22日 (日) 20時09分
「猿回し」《季語とは何か》
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2022/12/post-63ec.html
をご覧下さい。 (薫風士)
投稿: | 2022年12月29日 (木) 20時40分
「俳句《涼し》死の話」や「終戦記念日・墓参・盆」の俳句、「言葉の力・俳句の力《癒し》」をご覧下さい。
(薫風士)
投稿: | 2022年8月28日 (日) 16時48分
「蝉しぐれ」と「山眠る」(政治家の引き際)
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/12/post-b1e1.html
をご覧下さい。
(薫風士)
投稿: | 2021年7月29日 (木) 20時30分
「プレバト夏井先生の添削を添削する」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/purebato.html
や
「春」の俳句特集:薫風士のブログ「俳句HAIKU」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/02/haiku-f2f4.html
をご覧下さい。「俳句の面白さ・奥の深さ」が分かるでしょう。
(薫風士)
投稿: | 2021年4月10日 (土) 17時36分
貴方はコロナ禍をどのようにして凌いでいますか?
「蝉しぐれコロナコロナに明け暮れて」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2020/07/post-868a.html
をご覧下さい。
(薫風士)
投稿: | 2020年7月31日 (金) 09時34分
俳句は楽しい。
「徘徊」でなく「俳諧」を、
「廃人」でなく「俳人」に、
「ハイク」で「俳句」を楽しもう!
インターネット「まんぽ俳句会」を始めました。
「俳句の作り方・5つのポイント」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2017/01/post-37fc.html
をご覧下さい。
ご投稿をお待ちしています。
(木下さとし)
投稿: 薫風士(木下聰) | 2019年11月10日 (日) 07時36分