政治・経済 Feed

2022年6月 4日 (土)

四季の雲《夏の雲・雲の峰》(特集)

   

思い出の写真俳句を作ろう! 

俳句HAIKUの記事「句集 《行雲》」をご覧下さい。

    

(P.S. 2022.8.31)

四季の雲(写真・俳句)《早春・春の雲》」をご覧下さい。

「観光立国日本」の将来のためには、架空電線の地下ケーブル化を長期的に推進していくことが必要だと、ふと考えました。

  

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この朝雲や夕雲の写真は、恐竜が対峙しているとか、何かが何かを食べようとしているように見えるでしょう?

  

このような雲の形を見て、よく見える場所から撮ろうと移動している間に雲の形は変化してしまいました。

「ロシアのウクライナ侵攻」について考えました。 

俳句《涼し》死の話」や「終戦記念日墓参・盆の俳句」、「言葉の力・俳句の力《癒し》」をご覧下さい。        

  

(P.S. 2022.7.9)

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今日、昼寝から起きて窓を見て、雲の形から何となく虎が駆けだした姿を連想しました。

今年は寅年ですね。「虎に噛まれず、虎の威を借ることもなく、平和な国で恙無く過ごしたい」と、ウクライナに思いを馳せています

    

(2022.6.4)

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先日の入道雲は、愛犬「チュヌ」が「和平」を求めて、「和を!ワオー!」と吠えている形に見えました

        

     

         

ワンワンと吠えし愛犬雲の峰

和を求め愛犬ワオー雲の峰

      

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ダジャレの拙句を掲載しましたが、「カラー図説 日本大歳時記」の写真をタップ拡大して伝統俳句の解説や例句をご覧下さい。

   

6月4日はロシアのウクライナ侵攻開始から百日目、阪神大震災から1万日目の節目に当たるとの事です。 

プーチン大統領はウクライナ侵攻を止めようとせず、ゼレンスキー大統領はあくまで抗戦する意思を表明しています。

ウクライナの人々に思いを馳せて「俳句HAIKU」に抗議提言の記事を書きましたが如何ともしがたく、プーチン大統領の暴挙への憤りと募る悲しみをを抑えかねています

    

宇宙とはカオスの秩序雲の峰

雲の峰永久の平和を祈る空

夜半の雨上がり黙々片陰を

雲の峰己が行方にもくもくと

   

「夏の雲」の俳句特集記事作成に気を紛らして、平和の有難さを再認識しています

   

気の向くままに「歳時記」(俳誌のサロン)や「575筆まか勢」の例句を抜粋掲載させて頂きます。

  

水の輪に影消されゆく夏の雲 

       (北村照子)

   

胸中に峰雲育ちつつありぬ 

       (岩岡中正)

   

故里の入道雲の似合ふ山 

       (森なほ子)  

 

病室の窓を見飽きず積乱雲 

       (中村邦彦)

  

雷雲を避くる旋回二十分 

       (稲畑汀子)

   

夏雲や健康保険発祥地 

       (山田六甲)

   

夢多き日の遠くなる夏の雲

       (菅原哲男)

        

来年を期して奮起す雲の峰

        (薫風士

   

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(写真)

夏越のお参りの途次の西日に映える夏雲と

薬局やマンション

          

  

  

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2022年5月27日 (金)

若葉・楠若葉《大阪・梅田界隈吟行の写真俳句》

   

(P.S. 2024.4.16)

春雷や賭博は嫌よIR

    (薫風士)

 

新型コロナ感染拡大防止政策により長らく開催出来なかった会社・同期の「定例飲み会」が久しぶりに開催されたので、最寄りのバス停から大阪空港経由・梅田・新大阪行きの特急神姫バスに乗り大阪・梅田へ行きましたが、同期会参加受付時間(正午)まで未だ1時間余りあったので梅田界隈をぶらぶら吟行してまんぽ俳句」を詠みました。

天気予報が外れて幸い帰路も雨が降らなかったので、「ハービス(大阪梅田)バス停」まで初めて通る道に迷ったのを幸いに、堂島川沿いの葉桜の並木堤をぶらつき駄句を口遊みました。

拙句と写真をご笑覧頂ければ幸いです。

  

「初夏」は、俳句の定型「5-7-5」のリズムに合わせ、「はつなつ」か「しょか」と読んで下さい。

  

 バス降りしハービス通り若葉風

楠若葉AVANZA前の広場にも

若葉光ビルの書店を出でし街

鴉の巣街の真中の大楠に

梅新の楠をさ揺らせ風薫る

風薫る福沢諭吉誕生地

碑に馳せる諭吉の思ひ楠若葉

命綱下げ初夏のビルを拭く

ビルを拭く命知らずや若葉風

葉桜や堂島川の並木道

風涼し堂島川の蛸の松

句に遊ぶ梅田界隈風薫る

万博へ備ふる初夏の街難波(なにわ)

   

大阪万博2025を控えて緑化事業が促進されているのは嬉しいことですが執拗な新型コロナウイルス変異株の発生震災が気がかりです

コロナや震災に対する対策を十分練って、経済的効果のみならず、国際文化交流の実を上げてほしいものですが、人工島「夢洲」は万博用地やIR誘致用地のみならず大震災や台風などの避難対策にも活用できないか、もしも未検討なら、長期的観点で是非検討されることを切望しています。

   

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2022年5月25日 (水)

ウクライナ応援俳句《トマト》

 

P.S. 2022.12.15

 

大寒波戦禍の暮らし如何ならむ
暮早し願ひ叶はず今日も暮れ
冬ざれのトマト熟せず落ちにけり

 

トマトが冬ざれになるまでには和平が成立してロシア軍がウクライナから撤収することを願っていましたが、残念ながら願いは叶いませんでした。 

 

22118 (冒頭の写真)
冬ざれのトマト

2019_jpower_4 (向日葵の写真)
J-Power Groupのカレンダーの一部

 

22910_2 ひまわり」はウクライナの国花ですが、日本の気象衛星の名称でもあります

 

  梅東風や届け世界にこの思ひ」で提言したように、第二次世界大戦の連合国を始めとして、世界の人々が日本の平和憲法の前文の趣旨を自国の憲法に取り入れ、既存の宗教を超越することを唱道して、覇権争いの戦争を未然に防ぐ根本的な解決策を皆で考え、実行してくれることを切望しています。

 

冬ざれの赤きトマトを食む平和

 


22716 冬ざれのトマトを食べる頃までにはロシア軍がウクライナ侵攻を止め、和平が成立することを祈っていましたが、この祈りはまだプーチン大統領に通じていないようです。

 

5503 向日葵が来年咲く頃までには和平が成立することを祈っています。

 


《戦争と平和》(俳句と川柳:終戦記念日特集)」をご覧下さい。

 



(22.7.16の写真)

22716_2 悲しいことに日本はロシアに何度か裏切られましたが、ウクライナの人々も同じ思いでしょう。

言葉の力・俳句の力《癒し》」や「俳句《涼し》死の話」をご覧下さい。


 


20200804_2上記の「冬ざれ」の俳句は、「冬の季語」と「夏の季語」が「季重なり」のブログ用の拙句です。
「トマト」は俳句では「赤茄子」などと書くこともあります。

 


(22.7.9の写真)

2279 6月9日の写真は、黄色の花が沢山咲いていたので「青」と「黄」をウクライナ国旗の暗示として、ウクライナを応援して掲載しました。

それから1か月後の今日は沢山赤く実っています。

 


7月8日、安倍晋三元総理大臣が奈良で参議院選挙候補者応援演説中に山上容疑者に手製の銃で撃たれて死亡したニュースに驚きました。

 


プーチン大統領下のロシア軍がウクライナ侵攻で始まった戦争と比較になりませんが、理由の如何を問わず戦争もテロ行為も許せません。

 


俳句《涼し》死の話」をご覧下さい

 


(P.S. 2022.6.24)

22624ミニトマトが一つ赤くなり、一つは薄赤くなりました。

最初に黄色い花が咲いてから1か月程で赤くなり始めましたが、真夏日になれば一斉に赤くなると思います。


初物のトマト分け合ひ恙無し


(2022.6.9の写真)

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5月25日の写真よりも黄色の花や青い実が沢山になっています。

「青」と「黄」はウクライナ国旗を暗示し、ウクライナを応援しているつもりです。

 


青き実も黄の花も増えミニトマト


ミニトマト黄の花咲かせ青き実も




(2022.5.25の写真)

1379数日前から我が庭の片隅のトマトに花が咲いたので、トマトの俳句の記事を掲載することにしました。

写真をタップ拡大すると、小さい青い実がなっているのをご覧になれます。

 

歳時記(俳誌のサロン)のトマトの例句はここをクリック(タップ)してご覧下さい



575筆まか勢」の例句「トマト」に次の句がありました。 

 

子の為に朝餉夕餉のトマト汁

        (星野立子)

 


難民やトマトあふれるほどに売り

        (対馬康子)

「難民」の俳句は何処の国でいつ頃詠まれたのでしょうか?


 


ロシアのウクライナ侵攻により、難民数が急増していますが、国連によると、「世界の難民・避難民は1億人を超えた」とのことです。


 


冬ざれのトマト赤きをサラダにす

冬ざれの庭のトマトの猶美味し

夢尚もトマトの花の小さき黄に

         (薫風士)


 


詮無いこととは知りながら、ロシアがウクライナへの侵攻を止めることを願って「俳句HAIKU」に「花の下ウクライナ旗と童像(夙川公園吟行)」などの記事を何度か書きましたが、戦争は、始まれば止めることは至難です。


ご承知のように、共産主義専制国家は言論の自由を制限し、インターネットをコントロール、言論を統制して、善良な国民を支配者の思いのままに動くロボットにしています。
悲しいことですが、ロシアの善良な人々まで憎悪の対象にされつつあるようです。

 


青色文字「俳句(和文)」や「英語俳句」をタップすると、それぞれの最新記事をご覧頂けます。

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2022年4月27日 (水)

躑躅の俳句《ウクライナに思いを》

   
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先日から咲き始めた躑躅(つつじ)を愛でながらの移植など、庭の手入れをしました。

26日の午後は風が強く、一輪だけ咲き残っていた白いチューリップの花が吹き飛ばされる「春の嵐」となりましたが、27日の朝は雨も止み、午後は春爛漫となりそうで、28日は躑躅も満開になることを期待しています。

REUTERSによると、「4月26日、国連はロシアのプーチン大統領がグテレス国連事務総長との会談で、ウクライナ南部マリウポリにあるアゾフスターリ製鉄所からの民間人退避に国連と赤十字国際委員会が関与することを巡り「原則」合意したと発表した。」とのことです。

和平交渉進展のために、政治家のみならず、科学者、宗教家、哲学者、作家、芸術家、漫画家、評論家、スポーツ選手、etc.あらゆる分野の世界の指導的立場の人々が積極的に賢明な働きかけをして、プーチン大統領がウクライナ侵攻を速やかに思いとどまり、「ウクライナの春」が来ることを切望しています。

  

春嵐やロシア侵攻マリウポリ

梅東風や届け世界にこの思ひ

血に染むなドニエプルてふ春の川

     

青色文字の拙句をクリックし、リンク記事を一読して、その思いを皆さんにSNSなどでシェアして頂ければ幸いですが、575筆まか勢・躑躅の例句」からその思いに通ずる俳句などを気の向くままに抜粋掲載させて頂きます。

   

岩躑躅染むる涙やほととぎ朱

           (松尾芭蕉

   

いづくにも埃の躑躅いさかひ事

        (中村草田男)

  

梅雨の躑躅よ人が死にかけてゐる           

           (北原白秋)

  

盛りなる花曼陀羅の躑躅かな

           (高浜虚子

   

遊船に崖かぶさりし躑躅かな

         (長谷川零餘子)

       

六四三の俳句覚書

近道へ出てうれし野の躑躅かな  

           (与謝蕪村

      

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2022年4月19日 (火)

ヨイクの日和平祈るや朧月

       

(P.S. 2023.1.19)

  

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写真は、今朝現在の俳句HAIKUへのアクセス累計を表示しているパソコン画面の一部分です。

1月19日は「いい句の日」とか、意味深い数字が並んでいます。

令和5年1月17日現在の俳句HAIKUへのアクセス累計は、縁起の良い数字「880,770件」に達していました。

薫風士の思いを込めた記事を「市井の老人の幻想だ」と切り捨てずに、皆さんにシェアして頂ければ望外の喜びです。  

今朝、NHKの天気予報で、1月19日に因んで「いい句の日」とダジャレを言って楽しませてくれましたので、このP.S.記事を追加しました。

  

(2022.4.19)

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2022年4月19日のNHK朝の天気予報でダジャレ俳句(?)を手書きにして、単調になりがちな天気予報の番組を面白くしていました。

  

早速、「419」・「ヨイク」・「良い句」・「佳い句」の掛詞を使ったダジャレ俳句をタイトルにして、この記事を書くことにしました。 

  

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(写真)

日本伝統俳句協会4月のカレンダー(後半部分)

   

    

   

   

復活祭の日(4月17日)はすっきりとした満月でしたが、18日は冒頭の写真のように朧月となり、19日の宵は雲に覆われたのか月は見えませんでした。20日は春の恵みの雨「穀雨」なのでその前触れでしょうか。    

   

これまでのロシアとウクライナの両大統領の言動からすると、ウクライナ紛争の長期化は避けられそうにありません。

難を転じて福となす地方創生故郷活性化のためにも、この際、地産地消・自産自消で物価高を凌ぐ覚悟をしましょう!

   

悲しいことですが、ロシアはウクライナへの攻撃を止めず、ウクライナのゼレンスキー大統領は徹底抗戦を宣言しています。「沖縄戦」や「原爆投下」のような非道悲惨なことにならないことを祈っています。

ウクライナの人々もドラマと現実の戦争との違いを認識しているでしょうが、あまり感情的になり過ぎると冷静な判断が出来なくなります。

かって日本が追い込まれた沖縄戦と事情は違うにせよ、戦争を最後まで続けることの是非は一時の感情に溺れず将来を見据えてしっかり考えてほしいものです。  

俳句を通じて祈る世界の平和は、永久に実現しないのでしょうか? 

ウクライナの和平を祈って、市井の一老人が詮無いことと思いつつも、已むに已まれぬ思いで書いた記事を皆さんがシェアして頂ければ望外の喜びです。

(青色文字のタイトルをクリックしてご覧下さい。)

    

血に染むなドニエプルてふ春の川

  

梅東風や届け世界にこの思ひ

  

「花祭」の俳句《21世紀の宗教・世界平和を考える

   

花の下ウクライナ旗と童像(写真・俳句

   

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

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2022年4月10日 (日)

血に染むなドニプロ川の春の水

  

ウクライナの首都の呼称「キエフ」は「キーウ」)に、川の呼称「ドニエプル」は「ドニプロ」に、それぞれ呼称がロシア語からウクライナ語に変更されました。(外務省HP参照

そこで、ロシア軍がウクライナ侵攻を止めてウクライナ紛争が速やかに解決されることを祈って1か月前に書いた俳句エッセイ「血に染むなドニエプルてふ春の川」の「ドニエプル」を「ドニプロ」に変えて俳句タイトルにし、これまでに書いた記事をリストにしました。

タイトルの青色文字をタップしてご一読頂ければ幸いですが、皆さんにその思いをシェアして頂ければ望外の喜びです。

   

「花祭」の俳句《21世紀の宗教・世界平和を考える》

    

花の下ウクライナ旗と童像(写真・俳句)

   

四季の雲(写真・俳句)《四月馬鹿の宵》ウクライナ紛争の速やかな解決を祈って

  

梅東風や届け世界にこの思ひ

   

血に染むなドニエプルてふ春の川

   

「春の水・春水」の俳句はここをクリック(タップ)して、ご覧下さい

  

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2022年4月 8日 (金)

花祭《21世紀の俳句と世界平和》

   

ここをクリック(タップ)して、「俳句の哲学は世界共通」(国際俳句協会に於けるヘルマン・ファン・ロンパイ元EU大統領のスピーチ)をご覧下さい

  

2022年2月24日に始まったロシアのウクライナ侵攻は止みそうにないので、「花祭り」の今日は、宗教の観点から恒久的世界平和を訴えることにしました。

   

アメリカは「信教の自由」をアメリカ合衆国憲法で保障していますが、大統領就任の宣誓は聖書に手を置くことが慣例化しています。

  

ユダヤ教イスラム教などの特定の宗教を排除するとか、無宗教を排除する気が大統領に無いとしても、キリスト教は一神教ですから必然的にそういう誤解を与えるでしょう。

  

このような聖書に手を置く慣例を止めて、現代の憲法の精神に則って宣誓する様式に変更出来ないのでしょうか?

   

セオドア・ルーズベルトは聖書を用いず、大統領就任の宣誓をしたそうです。

    

梅東風や届け世界にこの思ひ」で述べたように、日本の平和憲法前文の理念を世界で最古といわれるアメリカ合衆国憲法の理念に反映し、その新しい合衆国憲法章典を聖書の替りに宣誓に用いる等、何か適切な新様式を採用できないでしょうか?

  

それが実現すれば、アメリカ大統領が世界のリーダーとして世界中の更に多くの国々から信頼を得ることが出来るでしょう。 

  

プーチン大統領は就任の宣誓にロシア連邦憲法を用いたそうですが、プーチン大統領にも是非、日本の平和憲法前文の理念を織り込むべく、ロシア連邦憲法改正の意思表示をしてほしいものです。

ロシアのウクライナ侵攻は、プーチン大統領の独善的な専制主義のもたらしたものであり、決して支持できません。

  

宗教戦争ナポレオンナチスなどの侵略戦争の歴史を見れば、プーチン大統領の決断の背景には独裁者として共産主義と資本主義との覇権争いに勝たねばならないという強い意思が根底にあるのでしょうが、戦争は世界の人々に多大の犠牲を伴うばかりであり、恨みが恨みを生み、問題を解決するどころか、原子爆弾による人類破滅の危険を増すばかりでしょう。

     

ウクライナの人々には、ロシア系の人もいるでしょうから、西欧系の人々が一方的にロシアを「悪」とする敵対的な姿勢一辺倒で対処すると和平の道は閉ざされてしまうことを懸念しています。

 

ロシアやアメリカ、イスラエル、ウクライナのみならず、世界の指導者が、戦闘意識をむやみに煽ることなく、お互いの国や国民の立場を考えて、和平の道を速やかに見出してくれることを祈っています。 

  

宗教と科学の対立と融合」をご一読頂き、薫風士の思いをシェアして頂ければ幸いです

  

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2022年4月 2日 (土)

四季の雲(写真・俳句)《ウクライナ戦争止まず万愚節》

   

(2024.4.1 更新)

ここをクリック(タップ)して、「翔平の兄は新庄四月馬鹿」をご覧下さい。

  

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2022年の「四月馬鹿」の日暮れ、シャッターを下ろそうとして窓を見ると、東の空に、何かを暗示するような面白い形の雲がありました。

    

  

立春の翌朝、東の空の面白い形の雲を俳句に詠み、ブログ記事にした「四季の雲(写真・俳句)《早春・春の雲》」を読んでくれた方もいるでしょう。

人との出会いを「一期一会」として大切にしますが、変化の絶えない折々の雲も「一期一会」で、何か運命の不思議さを感じます。

雲の形の対比が面白いので写真を再掲載します。

   

今朝の雲何の兆しか春浅し

春の空今朝は稜線くっきりと

四月馬鹿何の兆しか宵の雲

春天を柔らかに分け飛行雲

飛行雲消えて一天春うらら

春天の雲と朝夕対話して

   

ウクライナ紛争の和解交渉は進展せず、解決策は「」ならぬ「暗闇」の暗中模索です。

応急的な緊急対策としては、世界の指導者が日本の平和憲法前文の理念に則り和平交渉を促進すると良いでしょうが、将来を見据えた根本的解決策を講じない限り、将来も紛争は繰り返すことになるでしょう。

この考えを「万愚節」の戯言とせず、「梅東風や届け世界にこの思ひ」をご一読頂き、「横浜シスターズ」に及ばずとも、その思いを皆さんでシェアして頂ければ望外の喜びです。

   

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2022年3月30日 (水)

梅東風や届け世界にこの思ひ

   

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このタイトルは、菅原道真の和歌「東風吹かば」や季語「梅東風」にあやかって、ウクライナ紛争の速やかな解決を祈って詠んだブログ用俳句です

「東梅風」は、春の俳句の季語として「うめごち」と読みます。

何処の国・どの都市であれ、覇権争いの戦場にしてはなりません。

    

花冷の雨に偲ぶやマリウポリ 

ひとはくの旗はためかせ春颯 

春疾風青と黄の旗はためかせ

      
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ウクライナ紛争を契機にして、台湾有事などの懸念が高まり、今年は憲法改正論議が益々高まるでしょうが、 この際、世界の政治指導者に対して、平和国家「日本国憲法」の前文を是非読み返して、自国の憲法を再検討することを促したいものです。

特に、前文最後の「日本国民は」を「わが国民は」と読み替えて、自国の政治姿勢に問題が無いか、世界の政治家が謙虚に反省してくれることを切望しています。   

   

「われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立とうとする各国の責務であると信ずる。

日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。」

  

お気づきでしょうが、上記の部分はウクライナ国旗をイメージして、青色と黄色にしています。

  

この思いを、「四月馬鹿」とせず、皆さんがシャエアして発信してくれれば有難いです。

残念ながら専制者ロシアのプーチン大統領には届かないでしょうが、いずれロシアの市民の理解を得られることを祈っています。

香港の例やウクライナ紛争に鑑み、台湾の人々のみならず、世界の人々が賢明な政治体制の維持に努め、人類の恒久的平和を追求することを願っています。

    

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2022年3月11日 (金)

血に染むなドニエプルてふ春の川

   

P.S. 2023.9.11

ここをクリック(タップ)して、「盆の月に祈ること」をご覧下さい

 

ウラジスラバ・シモノバさんの次の俳句のウクライナ語の原句と英訳をご存知の方があれば教えて下さい。

真っ青な空がミサイル落としけり

    

(P.S. 2022.11.7)

ウクライナ祈り叶わず冬に入る

七夕祭に「ウクライナ戦争を止めよ!」と、祈りを七夕の短冊に書き、その思いが世界に広がり、和平が成立することを祈りましたが、残念ながら、やはりその祈りは叶いませんでした

    

(2022.3.11)  

Click here to enjoy bilingual haiku in English. 

   

I’m filled with thympathy

for Ukurainian refugees_

the cold spring weather

     

タイトル(俳句)は、「ウクライナ・ドナウへ流る春の川」という当初の穏やかな表現によるウクライナ紛争危機の逼迫性の誤解を避けるために変更したものです。「てふ」は「という」意味の古語で「ちょう」と読みます

   

危機迫るキーウへ流る春の川

  

 2203140723_2(写真)

ウクライナ・国旗

ウイキペディア解説の一部)

タップ・拡大してご覧下さい。

         

見たきものドニプル川の水遊び

  

「ドニエプル」は、ウイキペディアによると、ロシアからキエフなどのウクライナ都市を経て黒海に注ぐ川のロシア語の名称ですが、ロケットの名称でもあり、ウクライナ語では「ドニプル」です。

     

ウクライナ・ドナウへ流る春の水

戦禍にも流るドナウや春の川

春の川ドナウの辺親子連れ

この形何の兆しか春の雲

春の雲恐竜の如対峙して    

ウクライナ爆煙悲し春の雲   

   

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「悲し」など、「ストレートに感情表現をするとダメ句」などと言われますが、平和裏にウクライナ紛争が解決し、穏やかな日常が戻ることを祈りつつ、「やむにやまれぬ思い」を詠みました。

   

爆炎に街冴返るウクライナ 

難民の溢るる街や春寒し

難民の行くへは何処日は朧

危機迫るキーウの春へ思ひ馳せ

恙無きキーウの春を「祈念」して

        (薫風士)

    

一つ根に離れ浮く葉や春の水

       (高浜虚子

人類の大元の先祖を遡れば、一つの根と言えるのではないでしょうか。

  

ウクライナ紛争に限らず、国際問題の解決には、覇権争いや経済制裁ではなく、共産主義圏民主主義圏の住み分けをして、どちらが人類に幸せをもたらすか、文化やスポーツの世界で平和裏の競争をしながら見極めることが良い政策だと思います。

とは言ううものの、歴史を振り返ると、共産主義は専制主義・独裁政治になり、長期政権が独裁者のみならず取り巻きの人心を腐敗させる傾向があります。

 

ともかく、敵対姿勢では恒久的な紛争解決は出来ず、紛争の歴史を繰り返すことになるでしょう。

    

次の提言に世界の指導者が耳を傾けることを切望しています。 

「万が一、約束が破られることがあれば、その時こそは最大限の制裁を課することを条件に、ロシアはウクライナ侵攻を中止・軍隊を撤収し、同時にウクライナも国是(自由・調和・善良)のとおり戦争に頼らない中立国になることを国際的に約束すること」で、ウクライナ紛争の解決が実現できないでしょうか? 

このような考え方を「幼稚」とか、「青臭い」とか、「ナイーブ」とか、「利敵行為」とか、「ドン・キホーテ」とか、「変な人」とか、様々に非難される方もいるかもしれません。

  

クリミア戦争(1853~1856)や1994年から1999年にかけて2度も起こったチェチェン紛争2010年のウクライナ大統領選挙結果、2014年のロシアによるクリミア併合の前例、ドニエプル川の水利権問題ウクライナ・EUへのロシアからの天然ガス供給・パイプライン問題などを考えると、今度の紛争も持久戦になることを覚悟をして対応策を考えざるを得ないかもしれません。

  

ベトナム戦争が1955年11月から約20年間朝鮮戦争は1950年6月から約3年間続いた事や日本が太平洋戦争に追い込まれた経緯など、よく考えると、薫風士の考えをご理解頂けるのではないでしょうか?

        

ウクライナ・キーウの春を「記念」して

青と黄の国旗を掲ぐ春の空

大統領耳傾けば春の風

日々愛しむキノコ雲なき春の空

春の海ドナウも注ぎ青き星

幸せの春の競演ウクライナ

麗かやドニエプル川親子連れ

車椅子堤をゆるりドニエプル

      

日本は幸いにして、国民の良識による平和憲法の堅持と自衛隊のお陰で、代理戦争の舞台になることを免れ、コロナ禍の不完全な形ながら「東京2020」を開催しました。

 

ウクライナも「平和憲法」に基づく平和国家のモデルになり、幸せの「きょうえん(競演・共演・饗宴)」の舞台となり、また「東欧旅行」をして上記の拙句を「客観写生」だと言える日が一日でも早く来ることを祈っています。

  

「All or nothing」とか、「二者択一」でなく、状況により「第三の道」の積極的な推進も考えるべきでしょう。

 

世界の指導者が21世紀に相応しい人類の指導者としての哲学を持ち、宗教や民族の違いに捉われず英知を集めて、ウクライナ紛争を速やかに解決してくれ、和平の「祈念」が「記念」となることを切望しています。

  

そして、「まんぽ俳句と川柳《ゴルフ特集》(季語と自然)」で述べた如く、

日本の「平和憲法」の前文がアメリカやロシアを始めとして、世界の国々共通の憲法前文となる日が来ることを夢見ていますが、空しい夢に終わるでしょう。

      

大寒の埃の如く人死ぬる

春の山かばねを埋めて空しかり

        (高浜虚子

  

孫たちも同じ思いをすることになるのでしょうか?

亀鳴くや声なき声を聞けよとて

        (薫風士)

      

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(写真)

  

ポーランドにおける俳句の講演風景

         

ポーランドの旅(写真と俳句 講演のことなど)」をご覧下さい。

  

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2022年3月 6日 (日)

春一番この発言はおぞましき

    

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210214

関東地方で3月5日「啓蟄」に春一番が吹きました。     

「この発言」とは何か、誤解しないで下さいね

    

青色文字をタップするとリンク記事をご覧になれます。

   

・春一番おぞましきとはこの言葉  

・日々愛(お)しむキノコ雲なき春の雲

   

掲句は薫風士の「已むに已まれず」詠んだ「川柳擬き」の俳句です。

「已むに已まれず」は「やむにやまれず」と読みます。

貴方は、「已みません」を、物議を醸(かも)した「誰かさん」と違い、読み違いするような「よみにくいひらがな」にしなくても、「漢字」で読めるでしょう(?!  

戦争を知っていた金子兜太さんや稲畑汀子さんが、生きて「この言葉」を聞かれたら、どのような俳句を詠まれたでしょうか?

  

ウクライナのテレビ塔や原子力発電所などへのロシアのミサイル攻撃・爆発の写真と「春一番」のお題で、プレバト人気の立役者梅沢富美男永世名人や元衆議院議員/元宮崎県知事の東国原英夫永世名人に俳句を詠んで頂き、夏井先生に是非とも句評をして頂きたいと思いますが、皆さん「ムリ・無理・むり」とおっしゃるでしょうか ???!!!

   

戦争を知らない世代元総理の発言「日米核共有」を何と考えるか、あなた次第ですが、日本が核保有国になることが自衛になるとは、到底考えられません。

迎撃ミサイルが核爆発を起こさず100%防衛できるとは信じられません。

原子力発電所の安全確保も益々おぼつかなくなることは、ウクライナへのロシアの侵攻や北朝鮮のミサイル実験を見れば自明でしょう。

問題の解決には、覇権争いや経済制裁ではなく、共産主義圏民主主義圏の住み分けをして、どちらが人類に幸せをもたらすか、文化やスポーツの世界で平和裏の競争をしながら見極めることが大切だと思います。

このような考え方を「幼稚だ」とか、「青臭い」とか、「ナイーブ」だとか、「利敵行為」だとか、「おかしな人だ」とか、様々に非難される方もいるかもしれませんが、日本が太平洋戦争に追い込まれた経緯など、よく考えると、ご理解頂けるのではないでしょうか?

「All or nothing」とか、「二者択一」でなく、状況により「第三の道」も考えるべきだと思います。

国際的紛争問題のみならず、新型コロナウイルス感染拡大防止対策東南海地震対策など、何事も応急対策のみならず、将来を見据えた根本的問題解決策を考えることが大切でしょう。

      

春一番初金メダル北京パラ

 村岡桃佳選手(1997.3.3 生れ)はアルペンスキー女子滑降「座って滑るクラス」と「スーパー大回転・座位」と2日連続の金メダルを獲得しました。 

  まことにおめでとうございます。知名度の上がったこの契機に、是非ともパラリンピック・スポーツを通じて世界平和に貢献する活動をして下さい!

パラリンピックに於ける活躍は、選手の努力の成果であることは言うまでもありませんが、福利厚生・技術力・民度などのレベルの高さを象徴するでしょう。

   

「アメリカファースト(実はミーファーストか?)」の誰かさんのような、国論を分断し、対立を煽るような発言が世界を席巻しては困ります。

我が愛する日本が代理戦争の修羅場にならないことを祈っていますが、祈ってばかりいては政治は改善されませんから、いずれの選挙でも疎かにせず、しっかり考えて投票したいものです。

     

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2022年2月 5日 (土)

四季の雲(写真・俳句)《早春・春の雲》

     

Click here to see all contents of HAIKU in English.

   

P.S. 2022.4.5 改定

ウクライナ紛争について、「已むに已まれぬ思い」を俳句に詠み、記事を書きました。

青色文字をクリック(タップ)して、

梅東風や届け世界にこの思ひ

血に染むなドニエプルてふ春の川

をご覧下さい。

     

(2022.2.5)

0620

立春の翌朝、シャッターを開けると、東の空に日の出の雲が面白い形をして、恐竜が顔を突き合わせているように見えました。

  

    

春の朝恐竜の如雲対峙

今朝の雲何の兆しか春浅し

たをやかな縁の輝き春の雲

春立ちて翌日の雲と対話して

早春や平和を祈り句を口に

         薫風士

   

冒頭の写真の雲の形は対峙する恐竜のように見えますが、嚙み合って喧嘩をしようとしているのか、口付け(キス)をして仲良くしようとしているのか、見る人次第で真逆の見方ができると思います。

「何を暢気に馬鹿なことを言ってるんだ。目障りな電柱や鉄塔ばかりじゃないか!」と無関心な方、「電柱ばかりの風景観光立国がちゃんちゃらおかしい!」と嘲笑する方、「観光立国を言うなら、電柱や電線を無くして街の美観を促進せよ!」と腹立たしく思う方、「電線の地中化の資金源や労働力などはどうするのか?」と愚直に考え込む方、「地下ケーブル化は老朽化した道路・橋梁・水道などの改修・都市再開発に合わせて推進すると良い」と前向きに考える方、様々でしょうが、「何か思っていても、何も言わない方」が殆どではないでしょうか?

  

(青色文字をタップすると、関連のリンク記事をご覧になれます。)

冬季オリンピックのNHK TV (LIVE放映)を見ながらこの記事を書いています。

ここをクリック(タップ)すれば、NHK NEWS WEB「北京2022」をご覧になれます

  

残念ながら、コロナ禍・人権問題・冷戦問題、etc. 世界情勢は覇権争いで多難ですから、「スポーツの祭典」も無邪気に「お祭り気分」にはなれません。

芸術でも政治問題でも、何事も好き好きです。捉え方は、人それぞれでしょう

  

「人の顔の違い」以上に「人の考え方の違い」がある筈だから、「お互いに理解し合う」ことに心掛けなければならないと思いながら、かって「福井県立 恐竜博物館」の勝山の恐竜や「兵庫県立 人と自然の博物館」(ひとはく)の丹波竜を幼孫と見物したことを思い出し、子供たちの将来に思いを馳せて、この記事を書いていたところ、

現代音楽の作曲家・ロクリアン正岡氏から、Yutube の新曲の連絡が来ていました。

   

ロクリアン正岡/絵と音楽「みんなの娘が好い子に育ちますように!
         

青色文字(曲名)をクリック(タップ)してお聴き下さい。

  

ロクリアン・正岡氏は、薫風士のブログ「俳句HAIKU」の記事:

究極のラブを!(Ultimate LOVE!)

宗教と科学の融合

ポーランドの旅(写真と俳句 講演のことなど)等と同じ思いで、「みんなの娘が好い子に育ちますように!」を作曲されたかも知れないと、我田引水の解釈をしています。

  

徒然に、「俳句HAIKU」の「春の俳句特集」や「エッセイを多くの方々にご愛読頂き、薫風士の思いをシェアして頂ければ望外の喜びです。 

   

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2022年1月 8日 (土)

初暦の俳句

    

スケジュール記すスマホの初暦

組立し厚紙細工初暦

初夢を現の夢に初暦

      (薫風士)

   

掲句は下記冒頭の写真をご参照下さい。

日本伝統俳句協会のカレンダーの写真(一部分:下記掲載)をタップ・拡大すると記載された1月(睦月)の俳句をご覧になれます。 

  
Wfp_1045060457241_113412冒頭の写真は寄付金の領収書と共に国連WFP協会から贈られた厚紙の組立式カレンダー等の写真です

組み立てるのに少々苦労しましたが、一枚の厚紙を無駄の無いように上手く設計してあり、感心しました。

      

       

ここをクリックすると、「575筆まか勢」( 初暦)の例句をご覧になれます

  

薫風士の即興句を下記に掲載します。

「記す」は5・7・5のリズムに合わせ、「しるす」か「きす」と読み、「吾身」は「わがみ」と読んで下さい。

   

スケジュールスマホに記す初暦  

ブースタの接種日未定初暦   

初暦明日の吾身を知らずとも  

明日の身を信じて記す初暦   

初暦コロナ禍記す検診日   

自衛して卒寿目指すや屠蘇祝ふ

  

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2022年1月 1日 (土)

年越やオミクロン株蔓延りて(医療の在り方)

  

オミクロン株の感染力が強く、1日当たりの全世界新型コロナ新規感染者数は100万人を超え、米国は40万人以上とのことです

日本は国民の自粛努力と水際作戦が功を奏して510人程度と三桁違いで全く問題になりませんが、厚生省は「年末年始の感染拡大防止へのご協力をお願いいたします!」とWEBのホームページで国民に呼びかけています。

今後も「3密」の回避、マスクの着用など、自衛を続ける必要性はあるでしょうが、政府は対症療法的医療対策のみに依存する政策から脱却すべきではないでしょうか? 

新型コロナウイルス感染拡大に対するこれまでのマスコミの報道や政府・医療関係者の発言は飲食業者など国民に自粛を求め、「自粛」と「GoToトラベル」の要請の繰り返しに終始していましたが、コロナ・ワクチン接種やころな感染確認方法、治療薬の開発などが漸く普及してきた現在は、「自粛」と「GoToトラベル」の要請繰り返しによる対症療法的対策から脱却し、永続的な「with COVID-19」の対策を図るべきでしょう。

  

平和と医療体制医療保険制度の充実により日本の平均寿命は世界で最長ですが、コロナ感染拡大防止対策には多大の経済的犠牲が払われており、「with COVID-19」の医療制度全体を見直す必要があるのではないでしょうか?

  

医学部入試採点において女子を排除する許しがたい不正がいくつかの大学で行われましたが、何故女子を排除するのでしょうか

主婦をしていてもコロナ感染急拡大など非常時には医者として対応できるような余裕のある人数に医学部の定員数がなっておれば、これまでのような医療体制の逼迫を避けるための過大な自粛をせずに対応できたのではないでしょうか?

  

医学部定員数の増加について政府や医療関係専門家に是非とも前向きの検討をして頂きたいと思います。

   

かっては1台のテレビの前に一家揃って紅白を見るのが大晦日・年越しの過ごし方でしたが、現在は娯楽も多様化して一家庭内でさえ各人各様に年の瀬を過ごしている家族が多いのではないでしょうか?

コロナ禍の自粛の影響で満足な年越しを出来ない孤立した人々も少なくないと思いますが、娘の医者は正月も実家に帰らず病院勤務で頑張っています。

恒例のNHK紅白歌合戦を見ながらこの記事を書いているときも、孫達はテレビを見ながら歌手に合わせて歌ったり、パソコン・ゲームをして真剣な顔をしたり笑ったりしてそれぞれ無邪気に過ごしていますが、子供たちの将来の社会がどうなっているのか気がかりです。

子供達が成人になった頃の大晦日はどんな状態になっているのか、予想できませんが、既成の概念にとらわれて政府が問題の先送りを今後も続けることは許されないでしょう。

  

大晦日・大年の俳句(岸田内閣に望むこと)」をご一読下さい。

   

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2021年12月29日 (水)

《大晦日・大年》(岸田内閣に望む)

  

( 2024.2.2 更新)

初夢の俳句」や「《初仕事・仕事始・出初》能登半島地震緊急支援にオスプレイを!」をご覧下さい。

  

安部晋三元総理大臣の暗殺事件を契機として政治家と旧統一教会との癒着・相互依存関係が明らかになりました。

これを契機として、恒久的世界平和を確立する為に、宗教心の在り方について是非とも皆さんに考えて頂きたいと思っています。     

日本のみならず、世界の指導者が公明正大な政治を推進しない限り、世界の平和は維持できないでしょう

  

下記のタイトル(青色文字)をタップして記事をご覧下さい。 

  

花祭の俳句《21世紀の宗教・世界平和を考える》

 

梅東風や届け世界にこの思ひ

 

台風・野分》(改訂版

    

俳句《涼し》死の話

 

言葉の力』・『俳句の力』《癒し》

 

終戦記念日・墓参・盆』の俳句

  

ここをクリックして、「秋風の俳句を観賞しよう!」をご覧下さい。

         

(2021.12.29)

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高浜虚子は「去年今年つらぬく棒の如きもの」とか「年を以て巨人としたり歩み去る」という俳句を詠んでいますが、「ふさはしき大年といふ言葉あり」という俳句も作っています。

    

今年(2021年)は俳句で馴染みのある岸田文雄首相の率いる内閣が発足しました。

来年は「寅年」です。

  

丑年に発足した岸田内閣は「牛歩」でしっかり足場を固めて、来年はオミクロン株拡散と重症化のリスクを見極め、「with COVID-19」下の「新しい資本主義の実現」と「デジタル田園都市国家構想実現」への体制作りに尽力して、将来の日本の飛躍に備えてほしいものです

   

最近、米国などの資本主義の実態は初期の資本主義の良さがなくなり、「投機主義」に陥っています。

「株価変動」を指標にして政治問題を云々することは必ずしも妥当ではないでしょう。

それどころか、ごく一部の富裕層が既得権益を維持するために政治を株価操作に利用しているかもしれません。

  

「賃金が上昇しない原因は消費税にある」という説がありますが、それは間違いであり、「従業員よりも株主を優先する米国式企業の姿勢にある」と言えるでしょう。

「従業員の待遇改善・最低賃金のアップ」を推進する企業が増える政策を政府・財界が知恵を出し合って実施してほしいものです。

   

従来の「アベノマスク的発想」や「アベノミクス」などの踏襲、「経済成長一辺倒」の口先だけのまやかし政策は「社会的経済格差の拡大」により社会不安を醸成し、共産主義独裁国の世界覇権政策に利することになるでしょう。

そのような事にならないように、岸田内閣がクリーンでフェアな政治を期待している国民を裏切らない施政を推進してくれることを切望しています

   

「新しい資本主義」の構想は「共産党独裁国家」や「社会主義国家」の独裁政権と一線を画し、平和憲法下の自由な民主主義国家として是非とも成功させたいものです。

    

「頭ごなしの批判」でなく、「建設的な提言」をして応援しましょう。

デジタル田園都市国家」の構想は、世界中が「with COVID-19」で社会生活・経済活動をせざるを得ない時代の日本の必須の政策です。

  

東京一極集中をやめようと長年言い続けながら実現していません。

デジタル田園都市国家構想は地震など災害の多い日本が最も必要としている課題でしょう

IT革命推進を政府の戦略課題として位置付け」していながら政府関係者の多くがITに疎かったことを反省して、若い世代の起用を積極的に推進して是非とも成功させて下さい。

   

今朝は風花がちらつき、太陽も冬雲に見え隠れし、最高気温も3℃の予想で正に「冬日」です。

来年も多難な年になるでしょうが、「春遠からじ」です。

   

去年今年つらぬく棒の如きもの」の信念で、岸田首相が令和の本格的な日本の総理大臣として国際的にもリーダシップを発揮してくれ、数年後(2030年頃?)の新年には恙無い長寿を祝いながら、「年を以て巨人としたり歩み去る」と、新たな俳句を詠めることを期待しています

岸田政権短命説もありますが、「民の声」に耳を傾け、「しなやかな胆力を発揮して初心貫徹」をしてほしいものです。

    

年越やオミクロン株蔓延りて(医療の在り方)」や

「親子して本音の議論屠蘇祝ふ」も併せてご一読下さい。 

     

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2021年11月15日 (月)

「渡月橋」etc.の俳句 (橋梁通信掲載に因んで)

  

(P.S. 2022.9.1)

あれ無くば愚痴を「たら・タラ」秋の昼  

  

「TOKYO 2020」の開催をワクチンの開発・普及が進み新型コロナウイルスの感染拡大の収束が期待されるまで2年間延期していたら、暗殺による安部晋三元総理大臣の不慮の死も起こらず、世界の歴史は変わっていたかもしれません

ゴルフ談義政治談議も「あれが無かったら」と愚痴や反省がしきりです。

(青色文字をタップしてリンク記事をご覧下さい。)  

俳句《涼し》死の話」や「終戦記念日墓参・盆の俳句」、「言葉の力・俳句の力《癒し》」をご覧下さい。

    

(2021.11.15)  

故郷を「まんぽ俳句」で元気に、未来に繋ごう

    
Dsc_0040「渡月橋」を詠んだ薫風士の俳句が11月15日付の「橋梁通信」の記事「一輪挿し」に掲載されました。そこで、「橋」を詠んだ俳句を纏めました。

「橋梁通信」の記事は写真をタップ・拡大してご覧下さい。

        

異国語も飛び交ふ小春渡月橋

小春日や俳句は楽し橋に佇つ

冬紅葉惜しみ暮れゆく渡月橋

 ここをタップして「小春と凩(吟行俳句と写真)」をご覧下さい。

     

渡月橋人影まばら冬の虹

寒さをも句に口遊み橋急ぐ

オミクロン株の感染拡大により新型コロナウイルスの感染拡大第6波が生ずることなく、「小春」の俳句のように渡月橋が賑わうことを祈っています。

「冬の虹」の俳句と写真はここをタップしてご覧下さい

   

夏休み淡き初恋太鼓橋

太鼓橋一心池の風涼し 

原句は「夏休み初恋せしか太鼓橋」としていましたが・・・今は確信になりました。

ここをタップして「太鼓橋の思い出」をご覧下さい

   

風薫る我が青春の木の根橋

小春の日句友を訪ね木の根橋

この俳句は丹波市俳句協会俳句大会の薫風士の入選句です。太鼓橋の初恋の女性の姿を思い出しながら通学路の「木の根橋」を渡り、俳句を詠みました。

ここをタップして「俳句の鑑賞: 田ステ女俳句ラリーに参加して」をご覧下さい。

   

ここをタップして「錦帯橋」などを詠んだ俳句と写真をご覧下さい。

明智光秀所縁の福知山城の太鼓橋の写真も、ここをクリックしてご覧下さい。吟行の楽しさが分かると幸いです。 

  

「橋」の俳句は「575筆まか勢」に無数にあります。ここをタップしてご覧下さい

  

岸田文雄総理大臣は外務大臣当時にファン・ロンパイ元EU初代議長を「日EU俳句交流友好大使」に委嘱しました。

喫緊の課題の対策が一段落したら、日本の伝統文化である俳句を通じて世界平和への橋渡しもしてほしいものです。

薫風士は俳句の素人伝道師としてブログを通じて世界平和の草の根運動をしている心算でいます。

ここをタップして、「俳句をユネスコ世界無形文化遺産へ (草の根運動)」をご覧下さい。

  

岸田首相には、広島出身の初めての総理大臣として、世界で唯一の被爆国の総理大臣として、岸田・バイデンの良好な日米関係を推進して是非とも核軍縮の橋渡しにも尽力して頂きたいと願っています

核兵器の廃絶は現実には出来ないにしても、世界の人々がこの祈りを続け、いずれの分野においても、世界の指導者が「寛容の精神」をもって世界の融和・核軍縮の努力をすれば、戦争の勃発や核兵器の使用を未然に防ぐことは可能でしょう。

来年は参議院選挙もあり、「憲法改正」の議論を促進するお考えのようですが、しっかり国民の声を聴き、世界情勢や日本の将来を慎重に考え、平和憲法の大原則を堅持して頂きたいものです。

ここをタップして、「869祈り繋ぐか原爆忌」をご覧下さい

  

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(文末の写真順に)

・白毫寺の太鼓橋 ・福知山城前の太鼓橋 ・渡月橋 ・「橋梁通信」1面の一部分

    

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2021年10月14日 (木)

(俳句と川柳) <衆院選> 第101代総理大臣への期待 (「吾亦紅」と「夜長」に思うこと)

    

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冒頭の写真は庭の吾亦紅です。

  

 

 

2021年10月14日に衆議院は解散し、19日に衆議院立候補者が公示され、10月31日に投開票が行われます。

経済的格差を是正し子供達の明るい未来を開く政治家を選択したいものです。

庶民の明日の幸せと日本の未来の発展のために「清き1票」を投じましょう!  

薫風士の思い」を俳句と川柳に詠みました。

「吾亦紅」は自民党の総裁選を詠んだブログ用の「俳川」(令和の俳諧・俳句擬き・川柳擬き)です。

「夜長」・「長き夜」は「衆議院選挙」を詠んだ「俳川」です。

青色の文字をクリック(タップ)して、「俳句HAIKU」の関連記事をご覧頂ければ幸いです。

    

吾亦紅総裁選の当馬か

吾亦紅永田の風に靡くのみ

政界は男社会か吾亦紅

潔し男社会吾亦紅

下馬評の大穴小穴吾亦紅

吾亦紅あやつる巧み傀儡師

傀儡にされるは誰か吾亦紅

美辞麗句実行如何吾亦紅

コロナ禍の政治談議や吾亦紅

           

口遊む夜長のエール願ひ込め

長き夜を政治談議俳句論

酌み交はし夜長の談議コロナ論

長き夜を句に遊びつつ手酌酒

エールの句新総裁へ長き夜に

句に込めし民の夜長の願ひかな

長き夜やコロナ禍祈る子の未来

総裁よ夜長のエールご覧あれ

    
薫風士に限らず、多くの国民は、「国民の声を聞き有言実行の透明な政治を推進してくれること」を期待を込めて新総裁と新閣僚の手腕に注目していくでしょう。
その期待を裏切らないように、与党か野党かを問わず、新総裁や新閣僚は「令和の本格的な総理大臣や閣僚」になるべく、「初心を忘れず」・「至誠一貫」・「不動心」で国民の為の地道な努力を重ねてほしいものです。

世論調査によると自民党の支持率は政府の期待より低いようですが、野党の支持率が格別に上がっているようにも思えません。与党・野党のいずれにせよ、美辞麗句の「まやかし」をせず、国民の願いに応える地道な実績を積み重ねると、いずれ支持率が上がり、本格的な長期政権を確立できるでしょう。

  

岸田文雄総理大臣にはご多忙でしょうが、喫緊の課題の解決が一段落した後には、ヘルマン・ファンロンパイ氏初代EU大統領との俳句の交流や「俳句のユネスコ無形文化遺産への登録」を願う俳句愛好家の思いや「俳句を通じて世界平和を!」という薫風士の願いにも思いを馳せて頂ければ望外の喜びです。

   

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最後の写真は薫風士ポーランドで俳句の講演をした情景です。

ファンロンパイ氏と薫風士のツーショットをタップ・拡大してご覧下さい。   

 

      

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2021年9月20日 (月)

俳句と川柳の鑑賞《吾亦紅と総裁選》

  

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(写真1)

日経新聞電子版(パソコン画面の一部分)

クリック or タップすると拡大します。

     

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(写真2)薫風士の義父の句碑と吾亦紅

先ず、「吾亦紅」の俳句を気の向くままに「575筆まか勢」や「歳時記(俳誌のサロン)」から抜粋・掲載させて頂きます。

青色文字をクリック(タップ)して例句の詳細やリンク記事をご覧下さい。

  

575筆まか勢

赤きものつういと出でぬ吾亦紅

        (高浜虚子

  

ついてくる人はと見れば吾亦紅 

       (波多野爽波) 

   

吾亦紅1

真実を吾が信条と吾亦紅 

        (高橋照子)

  

吾亦紅2

吾亦紅ぽつんぽつんと気ままなる

        (細見綾子

   

吾亦紅3

吾亦紅高く吹かるる花野かな 

        (手島南天)

   

吾亦紅4

吾亦紅気付かぬほどの自己主張 

        (伊庭玲子)

   

吾亦紅総裁選の当馬か

吾亦紅永田の風に靡くのみ

政界は男社会か吾亦紅

潔し男社会吾亦紅

下馬評の大穴小穴吾亦紅

吾亦紅あやつる巧み傀儡師

傀儡にされるは誰か吾亦紅

美辞麗句実行如何吾亦紅

コロナ禍の政治談議や吾亦紅

       (薫風士)

   

緊急事態宣言が9月末まで延長されました。薫風士の掲句は自民党の総裁選に因んで詠んだコロナ禍の憂さ晴らしのブログ用俳句擬き・川柳ですが、引用させて頂いた「575筆まか勢」や「歳時記」の俳句は数十年前に政治とは全く無関係に詠まれた俳句です。

 

ここをクリック(タップ)して「NHK政治マガジン」(自民党総裁選などの記事)をご覧下さい

若手政治家の発言が影響力を持つようになり、政界が活気づくことは国民にとって望ましいことです。

数年前に、政治談議(12):不当な党議拘束を止めよ!」という記事を書きましたが、自民党の総裁選に於いて派閥領袖の拘束が事実上出来なくなり自主投票になったことは結構なことです。

しかし、決選投票で派閥の領袖が若い世代の投票に大きな影響力を持てば、元の木阿弥になるでしょう。

次の衆議院選挙における結果がどうなるかは、我々庶民の一人一人の投票次第ですから、しっかり考えて投票しましょう。

 

経済同友会のセミナー閉幕時のアピールは、「『嫌われる勇気』を持って結果を追求できるリーダーの誕生を期待している」とのことですが、肝心なことは「誰に嫌われるのか?」嫌われる対象と政策の中身の問題でしょう。

 

現代の政治の必須の要件は「政治の透明性だ!」と大多数の国民は思っているのではないでしょうか? 

 

自民党の新総裁は総理大臣になるのでしょうから、新総裁は有言実行に撤し、国民の期待を裏切らないようにしてほしいものです。

    

<提言>「平和の俳句」月間(「俳句の日」から「子規忌」) 川柳と俳句(先輩の句集を拝読して思うこと) をご覧下さい。

   

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2021年8月15日 (日)

「戦争と平和」(俳句と川柳:終戦記念日特集)

 


2月7日は「北方領土の日」です。

ロシアのプーチン大統領は国際条約を破り、日本の北方領土になし崩しでロシア住民を移住させています。

この事態を放置すると、ロシアの住民を保護するという口実で軍事侵攻を推し進め日本の領有権を略奪する恐れがあります。

日本の平和を維持するためには、共産主義専制国家が付け入る隙を生じないように、自由主義圏との連携を堅持しつつロシアとの平和交渉を粘り強く推進しなければなりません。

そのために、全ての政治家が公明正大なクリーンな政治を大局的見地で推進してくれることを切望しています。


(P.S. 2022.12.13)

今年の漢字は「戦」に決定されました。

「コロナとの戦い」など、「戦い」の相手は様々ですが、プーチン大統領など時代錯誤の専制政治がある限り、平和への戦いには自衛手段も疎かに出来ません。

「防衛費の増強・増税」を防ぐためにも、各人がそれぞれの分野で世界平和への訴えを続けましょう。

 



冬帝やアナクロ専制如何にせむ
      (薫風士)

 



青色文字をクリック(タップ)して、「俳句《涼し》死の話」や「言葉の力•俳句の力《癒し》」、「梅東風や届け世界にこの思ひ」、etc. をご覧下さい。

 


(P.S. 2022.9.21)

9月21日は国連が定めた「世界平和デー」です

日本は世界で唯一の被爆国として「平和憲法」を堅持して来ました

国連が率先して「世界に平和憲法を進める運動」を推進して欲しものです

花祭の俳句《21世紀の宗教・世界平和を考える》」をご覧下さい。

 


(P.S. 2022.8.31)

ひまわり」はウクライナの国花とみなされていることを最近知りました。

「TOKYO 2020」の開催をワクチンの開発・普及が進み新型コロナウイルスの感染拡大の収束が期待されるまで2年間延期していたら、暗殺による安部晋三元総理大臣の不慮の死も起こらず、世界の歴史は変わっていたかもしれません。

 



8月30日にロシアのミハイル・ゴルバチョフ元大統領が老衰のため91歳で亡くなりました

ご冥福を祈ります。

 



(P.S. 2022.8.15)

8月15日は終戦記念日です。

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まやかしの「旧統一教会」の「世界平和統一家庭連合」への名称変更や詐欺的イベントと政治家とのもたれ合いの関係などが問題になっています。

 


「旧統一教会」や「世界平和統一家庭連合」とこのような関係をもった政治家は、「知らなかった」とか、「認識していなかった」とか、「事務局に任せていた」などと責任逃れのまやかしの弁解をせず、率直に釈明すべきでしょう。

 


政治家、特に幹部の政治家は、配下の事務局や担当者に適切な指示をする管理・監督責任が一般人以上にあることを認識すべきです。

「知らなかった」などと、無責任な弁明をすることは、政治家としての資質の欠如を表明していることになります。

 


安倍元総理大臣は、生きていたら何と釈明するのでしょうか

「政府を批判する者は『反日だ』」などと、まさか繰り返さないでしょうね!?!


「死者に鞭打つ」ことを良しとしない日本文化を尊重する岸田政権により、コロナ禍の非常時に国民の反対にもかかわらず、国葬までしてもらえるのですよ!

 


岸田政権には、永田町のみならず国民目線の聴く耳を持って、「物事の良し悪し」のけじめをしっかりつけてほしいものですが、憲法改正など、政府の政策が戦前回帰に逆行しないことを祈るばかりです

 


「いかさま」の新興宗教は論外ですが、前世紀の預言者などに由る既存の宗教を超越して、21世紀の科学を拠り所にした宇宙時代にふさわしい宗教心をもって平和を祈りましょう!

宗教と科学の対立と融合」をご覧下さい。



 


(P.S. 2022.7.7)

俳句の鑑賞《西日》をご覧下さい

7月10日の参議院選挙の候補者は乱立状況で、単なる売名行為をしているのではないかと思うような泡沫候補者や元タレントの人気にたよる安易な選挙対策もあるようです。

政治家は国民の期待を裏切らないように公明正大な政治を推進して欲しいものですが、選挙権を放棄することなく、まやかしの無い有言実行の候補者を見極め、しっかり考えて投票しましょう。

 

 


(P.S. 2022.5.3)

今日は憲法記念日です。

俳句談義(15):「昭和の日」・「憲法記念日」と俳句

梅東風や届け世界にこの思ひ
をご覧下さい。

 


(P.S. 2022.4.15)

ウクライナ紛争について、「已むに已まれぬ思い」を俳句に詠み、紛争解決案を提言しました。

 


青色文字をクリック(タップ)して、「『花祭』の俳句《21世紀の宗教・世界平和を考える》」や「血に染むなドニエプルてふ春の川」に書いた思いをシェアして頂ければ望外の喜びです。

 


 

春一番おぞましきとはこの言葉


掲句は2022.3.5の春一番に詠んだ薫風士の即興句・俳句擬きです。

55983177「何がおぞましいか」、青色文字をクリック(タップ)してリンク記事をご覧下さい。


 


(2021.8.15の記事)


コロナ禍の東京五輪2020は「コロナ禍の俳句鑑賞:半夏生とオリパラ」の拙句のとおり、お祭り気分になれない「完全な形無観客」のままで8月8日に閉幕しました。
東京五輪2020が2年延期して開催されていたら新型コロナウイルスの感染拡大も収束して、文字通りスポーツの祭典として盛り上がり、経済の活性効果もあったでしょうに、1年の延期で強行されたことは残念でした。

 



8月15日は「終戦記念日」です。

「昭和年代の戦争は連合国枢軸国の戦いでしたが、令和年代の戦いは新型コロナウイルスと人類との戦い」と言えるでしょう。


 


スポーツの祭典終えて終戦日



コロナ禍の式典侘し終戦日



コロナ禍の出水に怯え終戦日



戦うは自然災害終戦日



独裁とコロナが敵よ終戦日



良心と科学が頼り終戦日



多様性受容し平和終戦日



切札はワクチン接種終戦日


 


掲句は薫風士のブログ用俳句・川柳です。



NHKは「開戦 太平洋戦争〜日中米英 知られざる攻防〜」など、特集番組を放映しています。


「俳句HAIKU」も戦争と平和に関わるこれまでの記事を特集しました。


青色文字のタイトルをクリック(タップ)してご覧下さい。


 


ポーランドの旅(写真と俳句 講演のことなど)



「花見酒」令和を祝ひ句に遊ぶ



「みどりの日」の俳句を読んで思うこと



季語「東北忌」・「3.11」に思うこと



八月の俳句に思うこと



815祈り繋がむ終戦日



869祈り繋ぐか原爆忌



鎮魂の鐘殷殷と広島忌



乙女等の祈りの歌や長崎忌



「蝉しぐれ」と「山眠る」(政治家の引き際)



俳句談義(5):戦時中の高浜虚子・文芸家としての良心


 


俳句の鑑賞:初夏 《コロナ禍に思うこと》」で紹介した現代音楽作曲家の新作:ロクリアン正岡/「敬愛する近しい人のための生前葬音楽」をYouTubeで聴きました。

ピッコロ独奏編などコロナ禍の癒しになれば幸いですが、チューバ独奏編は悲し8.2みに胸が裂ける思いがします。
癒しの効果は俳句より音楽だと思いますが、コロナフレイルの予防長寿には俳句・吟行が効果的でしょう。


 


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2021年7月25日 (日)

オリパラと向日葵の俳句 (コロナ禍の暑中見舞い)

   

(P.S 2022.9.20)

  

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(写真)J-Pwer Groupのカレンダー8月の一部分

   
「ひまわり」はウクライナの国花とみなされています

  

「TOKYO 2020」の開催をワクチンの開発・普及が進み新型コロナウイルスの感染拡大の収束が期待されるまで2年間延期していたら、暗殺による安倍晋三元総理大臣の不慮の死も起こらず、世界の歴史は変わっていたかもしれません。

 

安倍晋三前総理大臣の「完全な形で開催する」という発言にもかかわらず、「オリパラ」の開催を新型コロナウイルスの感染拡大が収束するまで何故延期しないのか、マスコミもそのことに何故触れないのか、不思議に思っていました。

その原因が明らかになることを期待させる記事があり、リンクしていたところ、その記事が何故か削除されました。

   

(2021.7.25の記事)

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新型コロナ変異ウイルスの感染拡大が続く中、7月23日から開催された東京オリンピックは、冷房の部屋で扇風機を回し、昼寝もしながら観戦しています。

コロナ感染に気をつけ熱中症にならないよう観戦が感染にならないように、気をつけて「オリパラ」を観戦しましょう。 

コロナ禍自粛の俳句が退屈しのぎ・気分転換・慰みになれば幸いです。

  

大向日葵コロナ禍見舞ふ絵手紙

7月22日は「海の日」で各地で猛暑日になり、拙宅の庭でも蝉が鳴き始め本格的な夏になりました。冒頭の写真の如く、向日葵(ひまわり)の絵手紙の暑中見舞い状が親戚から来ました。

   

夏の雲隠す五輪の飛行雲

ブルーインパルスの描く五輪の飛行機雲があいにくの雲でよく見えなかったのは残念でしたが、人生は時の運です。

向日葵の花束胸に金メダル 

  

この俳句の青色文字をクリックして、TOKYO 2020 俳句クイズ: メダリストは誰か? ひまわり編)」のクイズをお楽しみ下さい。

ここをクリック(タップ)して、「東京2020喜怒哀楽俳句クイズ:誰のことか?(百日紅・雲の峰編)」のクイズもお楽しみ頂けると幸いです

   

向日葵に笑み堂々の金メダル

  

オリンピックなどのスポーツに限らず、政治経済文化何事も正々堂々とやってほしいものです

NHK NEWS WEBによると、7月31日の新規感染者数は全国で12,341人です。現役世代のワクチン接種を促進しないと、「オリパラ」も楽しめない爆発的な感染拡大・医療崩壊になる恐れがあります。

2016年のリオ・オリンピックに詠んだ「八月の俳句に思うこと」もここをクリック(タップ)してご笑覧下さい

           
「歳時記」や「575筆まか勢」から向日葵の俳句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

(青色文字をクリックすると例句の詳細がご覧になれます。) 

    

向日葵1

向日葵や昔の母の強かりき  

       (落合由季女)

 

向日葵2

向日葵は種に少女は母親に  

        (林昭太郎)

  

向日葵3

豪雨去り倒れし向日葵介錯す 

        (松木清川)

   

向日葵4

向日葵の迷路に母子呼び交す 

        (北島智子)

   

向日葵5

向日葵を揺らし嵐電進みけり 

        (長濱順子)

     

向日葵6

風力とソーラーパネルと向日葵と 

        (佐藤喜孝)

   

575筆まか勢

向日葵がすきで狂ひて死にし画家  

        (高浜虚子)

   

向日葵のゆさりともせぬ重たさよ

        (北原白秋)

    

向日葵も油ぎりけり午後一時

       (芥川龍之介)

  

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