俳句《とんぼ・蜻蛉・秋茜・赤蜻蛉・やんま》
(23.9.21 更新)
冒頭の写真に赤トンボが見えます。写真をタップ拡大してご覧下さい。
ゴルフ友達のバンカーショットはプロ並みのバックスピンがかかり、ピン傍に留まり、赤蜻蛉が寄って来ました。
パーならぬ八のグリーンや蜻蛉舞ふ
蜻蛉舞ふ楽しきゴルフ卒寿まで
筋力の衰ふ老躯秋暑し
「パー」は「par(同等)」のことですが、「八」は「スコアの8打」の意味です。 薫風士のスコアはパーの倍のスコアが多くて散々でしたが、ダジャレ俳句など駄句を口遊みながら有馬冨士CCのゴルフをエンジョイしました。
2022.9.3の記事

赤蜻蛉でしょうか?
青色文字をクリックするとありし日のチュヌをご覧になれます。

(写真)
カラー図説 日本大歳時記
梅雨晴れ間はや蜻蛉飛ぶゴルフ場
掲句は「まんぽ俳句と川柳《ゴルフ特集》(季語と自然)」に掲載した拙句です。
我が庭にも本格的に蜻蛉が飛び来るようになりました。(ガーデニング参照)
撮れ取れと留まり飛び去る赤蜻蛉
交はりつ飛び去る番(つがい)秋茜 (薫風士)
歳時記(俳誌のサロン)から気の向くままに抜粋掲載させて頂きます。
例句の詳細は青色文字(季語)をタップしてご覧下さい。
(とんぼ)
とんぼうも日本海も夕日中
(山田弘子)
この俳句は、上五を「とんぼう」として5音にし、中七の「日本海」は「にっぽんかい」と読ませて7音にし、散文と異なる語法を用いて定型のリズムにしています。
(糸とんぼ)
せせらぎやつながり易き糸蜻蛉
(岩田育左右)
(赤蜻蛉)
小春日や石を噛み居る赤蜻蛉
(村上鬼城)
一般に、「季重なり」は良くないとされますが、この俳句は「冬の季語」(小春日)と「秋の季語」(赤蜻蛉)を用いて情景を詠んでいます。
「575筆まか勢」の「蜻蛉」の例句を気の向くままに抜粋掲載させて頂きます。
例句の詳細や解説記事は青色文字をクリックしてご覧下さい。
とんぼうの腹の黄光り大暑かな
(室生犀星)
蜻蛉のおのが影追ふ水鏡
(星野立子)
蜻蛉や村なつかしき壁の色
(与謝蕪村)
黙祷の刻過ぎゆけり鬼やんま
(村岡悠)
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俳句《凍蝶(いてちょう)》(コロナ禍の熱い思い)
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2022/01/post-3ddf.html
をご覧下さい。 (薫風士)
投稿: | 2022年12月11日 (日) 13時25分
俳句《暮早し・短日・日短・日の短か》
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2022/11/post-4fc3.html
をご覧下さい。 (薫風士)
投稿: | 2022年11月 8日 (火) 19時29分
「俳句の定型とリズム」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2020/09/post-ee6e.html
をご覧下さい。 (薫風士)
投稿: | 2022年9月 4日 (日) 05時24分