869祈り繋ぐか原爆忌
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タイトルの俳句は広島平和記念式典をテレビで見ながら薫風士が広島忌と長崎忌を口ずさんだタイトル俳句です。
「869」は、広島の被爆(1945年8月6日午前8時15分)と長崎の被爆(8月9日午前11時2分)を意味します。
・忘れまじ815の炎天を
・815祈り繋がむ終戦日
上の2句は薫風士の川柳もどきの「標語俳句」です。
「815」は広島に原爆が投下された8時15分と終戦日の8月15日を意味します。今年の終戦日は猛暑と大型台風に見舞われそうですが、被害が少ないことを祈るばかりです。
俳句は片言ですから、戦争や原爆の悲惨さは到底詠むことはできませんが、考えるきっかけにはなります。戦争の悲惨さを体験した世代の生存者は年々減少し、いずれ戦争を知らぬ世代ばかりになります。
・語り継ぐ五才の記憶原爆忌 (末廣紀惠子)
・原爆の阿修羅忘れず敗戦忌 (泉田秋硯)
・原爆忌語り部たちの老い姿 (桂敦子)
戦争犠牲者のご冥福・核兵器廃絶・世界平和の祈りは永遠に続けなければならないと思います。
核兵器の廃絶は現実には出来ないにしても、世界の人々がこの祈りを続け、いずれの分野においても、世界の指導者が「寛容の精神」をもって世界の融和・核軍縮の努力をすれば、戦争の勃発や核兵器の使用を未然に防ぐことは可能でしょう。
米国はじめ世界の現状はこのような庶民の願いを十分に反映せず、逆行しているのは悲しいことです。
しかし、一人ひとりの小さな力でも、世界の人々があきらめずにコツコツと結集すれば、大国をも動かすことは出来るでしょう。
この思いを皆さんがシェアしてくれることを祈っています。
(上記の俳句4句は歳時記(俳誌のSalon)から抜粋・掲載させて頂きました。)
「俳句の面白さ・奥の深さ」が分かります。
「芭蕉・子規・虚子の俳句、まんぽ写真・俳句などを楽しもう!(WEB特集)」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2020/09/web-1bc9.html
をご一読下さい。
(薫風士)
投稿: | 2020年9月18日 (金) 00時25分
面白くて考えさせるコロナ川柳
「コロナ禍に外堀埋める法改正」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2020/05/post-84d9.html
をご覧下さい。
(薫風士)
投稿: | 2020年7月29日 (水) 10時15分
SNS世代に俳句の楽しさ・面白さを知ってほしいと、
漫歩・万歩・SNSで楽しむ「まんぽ俳句会」を始めました。
・気の合ひし句友と談義年忘れ (薫風士)
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/11/post-d2ef-1.html
をご覧下さい。
ご投稿をお待ちしています。
(薫風士)
投稿: | 2019年11月26日 (火) 07時11分
俳句雑感(7) 金子兜太の「炎天」の俳句について
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/08/post-afab.html
をご覧下さい。
投稿: 木下 聰 | 2019年8月19日 (月) 07時04分