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2018年10月20日 (土)

俳句の鑑賞: 「柿」(追補改訂版)

   

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「柿」の俳句といえば正岡子規の「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」が有名です。

岸田文雄首相は首相官邸で「奈良の柿PRレディー」の広瀬麻理奈さん(25)らの表敬を受け、柿を試食して次の一句を披露されたとのことです

   

・柿食えば、コロナ打ち勝つ、奈良の町

  

歓迎の即興句で奈良柿や奈良を称えた現代俳句として鑑賞させて頂きましたが、俳句を通じて世界平和を念じている伝統俳句の観点から、岸田首相の掲句に便乗して勝手ながら次のように願望の駄句を詠ませて頂きます。

 

・奈良柿を食みてコロナに打ち勝たむ

・奈良柿を食むや米寿は恙無く

・奈良柿も食みて祝ぎたし己が茶寿

   

ウイキペディアによると正岡子規は「柿落ちて犬吠ゆる奈良の横町かな」という俳句も作っています。正岡子規は柿が大好きだったようです。

   

熟柿落つ愛犬目指し駆け出しぬ

・愛犬の深めし絆柿たわわ

    

掲句はチュヌの主人がありのままに詠んだ俳句です。

  

俳誌のサロンの歳時記から柿の俳句を気の向くままに抜粋させて頂きます。

 

(青色文字「柿」をクリックすると歳時記の詳細がご覧になれます。)

   

1)

・よくひびく子猫の鈴や柿日和 

            (内田雅子)

  

2)

・三千の俳句を閲(けみ)し柿二つ  

            (正岡子規

 

3)

よろよろと棹がのぼりて柿挟む 

            (高浜虚子

  

4)

・大和路や軒場に吊す柿すだれ 

            (井上輝男)

 

5)

・故郷へ向かふ車窓や柿の秋 

            (篠藤江)

   

6)

・境内を駆け回る子等柿日和 

           (谷野由紀子)

   

7)

・柿を捥ぐ吾を烏の見てをりぬ 

            (塩田博久)

 

8)

・柿日和ゴルフに和む古稀と喜寿 

            (河本利一)

 

9)

・里ふりて柿の木もたぬ家もなし 

            (松尾芭蕉

         

10

・斑鳩の三塔見えて柿日和 

            (山村修)

 

11

・柿たわわ獲る人もなき山の里 

            (西田史郎)

 

12

・白壁に柿の実映ゆる二月堂 

            (吉田宏之)

 

13

・落日に染まる一村柿の秋 

            (宮平静子)

    

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コメント

俳句の鑑賞:「秋」の特集
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/09/post-4cd8.html

をご覧下さい。 (薫風士)

「プレバト俳句 梅沢富美男氏の「木の葉髪」の推敲を考える」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/12/post-ef7a.html
をご覧下さい。

(薫風士)

岸田文雄総理大臣には喫緊の課題が一段落すれば、「俳句を通じて世界平和を」という俳句愛好家の思いにも耳を傾けてほしいものです。
「渡月橋」etc.の俳句 (橋梁通信掲載に因んで)
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/11/post-9ffc.html
をご覧下さい。

(薫風士)

(俳句と川柳) 第101代総理大臣への期待 (「吾亦紅」と「夜長」に思うこと)
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/10/10-d078.html
をご覧下さい。 

(薫風士)

8月19日は「俳句の日」とされています。
正岡子規の命日は9月19日ですから、8月19日からの1か月を「俳句月間」として俳句・教育関係者により俳句を通じて子供たちに日本文化の啓蒙活動をして頂いたら如何でしょうか?
コロナ禍の自粛生活で子供たちが無意味なwebゲームに夢中になっているのは親泣かせです。
俳句は、個性を発揮する芸術の一つです。好き好きです。俳句の教育はもう既に実践されているのでしょうが、プレバトのような一方的な査定やランク付けはしない教育をしてほしいものです。
大人のための俳句の面白さの啓蒙の一助になれば幸いですが、
8月15日の終戦記念日の俳句を特集しました。
俳句ブログ:終戦記念日 <「戦争と平和」特集>
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/08/post-452c.html
をご一読下さい。

(薫風士)

9月19日は正岡子規の忌日「獺祭忌」です。
「芭蕉・子規・虚子の俳句、まんぽ写真・俳句などを楽しもう!(WEB特集)」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2020/09/web-1bc9.html
をご一読下さい。
「俳句の面白さ・奥の深さ」が分かりますよ。

(薫風士)

SNS世代に俳句の楽しさ・面白さを知ってほしいと、
漫歩・万歩・SNSで楽しむ
「まんぽ俳句会」を始めました。

・気の合ひし句友と談義年忘れ (薫風士)

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/11/post-d2ef-1.html
をご覧下さい。

ご投稿をお待ちしています。

(薫風士)

「チュヌの追悼」by L.P. Lovee
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2018/10/post-76ff.html
をご覧下さい。

チュヌはお母さんが疲れて眠り、主人が風呂に入っている間に永遠の眠りにつきました。
主人のスポークスドッグとして「チュヌの便り」をすることが出来なくなりました。
主人にペンネーム「L.P.Lovee」で便りをして頂くのを天国で見守っています。
皆さん、ご愛読ありがとうございました。
主人のブログをシェアして主人の祈りを世界に広めて遣って下さい。
皆さんの幸せを天国から見守っています。

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