俳句 (Haiku) Feed

2024年2月24日 (土)

折々の《まんぽ俳句》 (No.7) 《天皇誕生日》

   
2024年2月23日の天皇誕生日の東京は3℃の冴返る雨になりましたが、天皇陛下64歳の誕生日を祝う一般参賀に6000人が二重橋を渡ったとのことです。

  

春雨に参賀六千誕生日

冴返る小雨に参賀誕生日

 

掲句は、天皇誕生日の一般参賀の状況をNHK-TVのニュースを見ながらブログ用に苦吟した拙句(まんぽ俳句)です。

 

ここをクリック(タップ)して、NHKニュースをご覧下さい。

 

午前9時半に皇居の正門が開くと、待っていたおよそ6000人が二重橋を渡って宮殿の前に向かいましたが、午後の記帳と合わせて1万6000人近くがお祝いに訪れたとのことです。

  

「天皇誕生日」は9音字になるので、「誕生日」を「参賀」と合わせることにより、定型「5-7-5」でも天皇誕生日と分かる俳句にしました。

   

天皇誕生日老は家で祝ぐ

 

掲句は、一応「天皇誕生日」を春の季語としてブログ用に作った拙句です。

 

「天皇誕生日」は9音字なので定型「5-7-5」で詠むことは出来ず、必然的に自由律で苦吟したものですが、「天皇誕生日」を季語とすることには抵抗を感じます。

  

令和の今上天皇の誕生日(2月23日)と昭和天皇の誕生日(4月29日)は「春」の季語と言えるでしょうが、平成の天皇(上皇天皇)の誕生日(12月23日)の場合は「冬」の季語になり、混乱が生じます。

 

ちなみに、4月29日の祝日は2005年に「みどりの日」から「昭和の日」に変更されましたが、「12月23日」は平日になっています。

  

八月の俳句に思うこと」をご覧下さい。

    

最新の俳句や英語俳句の記事は、青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップしてご覧下さい。

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2024年2月20日 (火)

折々の《まんぽ俳句》(No.6)虚子の「去年今年」(夏井先生vs薫風士)

  

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_153005_2写真は「夏井いつきの 俳句鑑賞の授業」(PHP研究所2022.1.6発行)の表紙と裏表紙にある授業時間の項目部分です。 

  

この本を読んで、高浜虚子の俳句「去年今年つらぬく棒の如きもの」について、夏井先生の解釈も多くの著名俳人と同じく薫風士の新説と異なる通説に従っていることに気付き、俳句HAIKUの読者に薫風士の新説に納得して頂くべく、夏井先生の授業時間に合わせて、次のとおり、俳句HAIKU の記事を整理しました。

   

現代俳句協会とか、俳人協会・俳句文学館日本伝統俳句協会など、俳句結社の新旧・大小を問わず、俳句愛好家(愛好者)にご一読頂ければ幸いです。

     

青色文字のタイトルをクリック(タップ)して、俳句HAIKUの記事をご覧下さい。

  

(1時間目)

# 高浜虚子と坪内稔典(俳句は詠み人・読み人次第

 

(2時間目)

# 俳句・HAIKU 《言語の壁にチャレンジ

 

(3時間目)

# 俳句の文法《助詞「や」と「か」

# プレバト「金秋戦2022」の俳句を考える

# 俳句の推敲 《老鶯・夏鶯・残鶯・乱鶯

    

(4時間目)

# 初鏡と小春の鏡(プレバト俳句の推敲

# 『父の日』の楽しい句作と鑑賞:助詞 《や・の・を・も・に・と・は

 

(5時間目)

# 俳句・HAIKU 言語の壁を破るチャレンジ(2

 

(6時間目)

#「片陰」(俳句の文法・口語と文語

 

(7時間目)

# 俳句の定型とリズム

自由律の俳句は、散文の断片になりがちなので、お勧め出来ません。

  

(8時間目)

# 虚子の俳句『去年今年貫く棒の如きもの』の棒とは何か

# 趣味の俳句《作り方・楽しみ方 5つのポイント

# 俳句の鑑賞:柿(追補版

    

(9時間目)

# 俳句《待春

#「敬老の日」「子規忌・糸瓜忌・獺祭忌」に思うこと

 #  俳句:故郷の《里芋

    俳人の人生とその時代の社会や世相を知り俳句を鑑賞する村越化石ハンセン病      

#初仕事・仕事始・出初》能登半島地震緊急支援にオスプレイを  

#  俳句談義(8):「初蝶来何色と問ふ黄と答ふ」《虚子の対話の相手は誰か?    

# 梅雨晴間綾子生家を訪ねけり

     

10時間目

# 虚子の俳句『去年今年貫く棒の如きもの』の棒とは何か

#大晦日・大年》(岸田内閣に望む

   

(「まん歩ネット俳句会」1月の投句から)

ああ無常果てなき戦(いくさ)去年今年

       (呑舟)

  

暁に祈る平穏去年今年

      (古達磨)

  

去年今年まんぽ俳句を口ずさみ

密かなる闘志を胸に去年今年

       (薫風士)

   

俳句は、AI(エイアイ)に頼るのではなく、人が詠んでこそ俳句の価値があり意味があります。

AIには哲学や感情が無く、愛が有りません。

人間には哲学があり、感性があり、愛があります。

俳句に感性を込めて自然や人の営みを詠むのが花鳥諷詠です。

  

折々に、まんぽ俳句を口ずさみ、俳句を通じて世界平和の実現を目指して、花鳥諷詠をして、元気に過ごしたいものです

夏祭り最後を飾る揚げ花火」をご覧下さい。

  

「まんぽ俳句」の「まんぽ」は、一般に使われている「線路の下をくぐるためのトンネル」のことではなく、「散歩」を「万步」や「漫歩」などの掛詞にした、健康長寿を目指す「吟行」を意味する薫風士の造語です。

  

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2024年2月14日 (水)

折々の《まんぽ俳句》(No.5)「バレンタイン」と「去年今年」

        

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バレンタインデーの由来は、ウィキペディアの解説によると、

「キリスト教の司祭ウァレンティヌス(バレンタイン)がローマ帝国皇帝・クラウディウス2世命令に背いたため、2月14日にルペルカリア祭に捧げる生贄として処刑されたことにある・・・(中略)・・・

皇帝は、愛する人を故郷に残した兵士がいると士気が下がるという理由で、兵士たちの婚姻を禁止したが、婚姻を禁止されて嘆き悲しむ兵士たちのためにウァレンティヌスが内緒で結婚式を行い、その噂が皇帝の耳に入り、皇帝は二度とそのような行為をしないようウァレンティヌスに命令した。しかし、ウァレンティヌスは皇帝の命令に屈しなかった。」

とのことです。

     

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この写真のとおり、2024年2月19日午前0時現在の「俳句HAIKU」へのアクセス累計は1,078,898件と、縁起の良い数字が面白い並び方をしています。

   

若い世代の人々が結婚して子孫を残したいと、未来に希望の持てるように、岸田内閣が聞く耳を生かした政策を推進してくれることを切望していますが、その実現の為には、若者や女性がもっと政治に関心を持ち、政治を我が事として声をあげることが必要でしょう。

 
しかし、大局をわきまえずに1円や2円の類のことばかりに拘り過ぎるとか、人任せにして政治に無関心でいるとか、聞く耳をもった政治家をないがしろにしていると、日本もナチスのような煽動政治家やプーチンとか、誰かさんのようなアナクロ専制主義者に振り回される国になるのではないかと、危惧しています。

 

高邁なことをしているつもりでしていることが公明正大か?

 

物忘れが多くなったからには引退すべきでないか?

 

真に国民の幸せをもたらすことは何か?

  

政治に関わっている方々には、折々に謙虚に自省してくれることを願っています。  

  

夏祭り最後を飾る揚げ花火」の「X」(旧Twitter)に関わる俳句をご一読頂き、薫風士の危惧をご理解の上、その思いを皆さんがシェアしてくれると有難いです。

    

今年のバレンタインデーは幸いなことに、昨年の寒さと打って変わった春の陽気になり、友人が貸してくれた「夏井いつきの 俳句鑑賞の授業」を暖かい縁側で読みました。  

  

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写真は「俳句鑑賞の授業」(PHP研究所2022.1.6発行)の裏表紙にある授業時間の項目部分です。 

  

この本は初心者が俳句に興味を持つように上手く編集してあるな、と感心しましたが、高浜虚子の俳句「去年今年つらぬく棒の如きもの」の夏井先生の解釈が薫風士の解釈と異なり、通説に従っていることに気付き、俳句HAIKUの読者に薫風士の新説に納得して頂くべく、夏井先生の授業時間に合わせて、次のとおり、俳句HAIKU の記事を整理しました。

  

新旧を問わず、俳句愛好家(愛好者)の句作や俳句鑑賞に何らかのご参考になれば幸いです。  

  

青色文字のタイトルをクリック(タップ)して、俳句HAIKUの記事をご覧下さい。

  

(1時間目)

#高浜虚子と坪内稔典(俳句は詠み人・読み人次第

 

(2時間目

#俳句・HAIKU 《言語の壁にチャレンジ

 

(3時間目)

#俳句の文法《助詞「や」と「か」

#俳句の推敲 《老鶯・夏鶯・残鶯・乱鶯

    

(4時間目)

#初鏡と小春の鏡(プレバト俳句の推敲

#『父の日』の楽しい句作と鑑賞:助詞 《や・の・を・も・に・と・は

 

(5時間目)

#俳句・HAIKU 言語の壁を破るチャレンジ(2

 

(6時間目)

#「片陰」(俳句の文法・口語と文語

 

(7時間目)

#俳句の定型とリズム

  

(8時間目)

#虚子の俳句『去年今年貫く棒の如きもの』の棒とは何か

趣味の俳句《作り方・楽しみ方 5つのポイント

俳句の鑑賞:柿(追補版

    

(9時間目)

#俳句《待春

#「敬老の日」「子規忌・糸瓜忌・獺祭忌」に思うこと

 #俳句:故郷の《里芋

         (俳人の人生とその時代の社会や世相を知り俳句を鑑賞する村越化石ハンセン病      

初仕事・仕事始・出初》能登半島地震緊急支援にオスプレイを  

俳句談義(8):「初蝶来何色と問ふ黄と答ふ」《虚子の対話の相手は誰か?    

梅雨晴間綾子生家を訪ねけり

     

10時間目

#虚子の俳句『去年今年貫く棒の如きもの』の棒とは何か

大晦日・大年》(岸田内閣に望む

   

(「まん歩ネット俳句会」1月の投句から)

ああ無常果てなき戦(いくさ)去年今年

       (呑舟)

  

暁に祈る平穏去年今年

      (古達磨)

  

去年今年まんぽ俳句を口ずさみ

密かなる闘志を胸に去年今年

       (薫風士)

   

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俳句は、AI(エイアイ)に頼るのではなく、人が詠んでこそ俳句の価値があり意味があります。

AIには哲学や感情が無く、愛が有りません。

人間には哲学があり、感性があり、愛があります。

俳句に感性を込めて自然や人の営みを詠むのが花鳥諷詠です。

折々に、まんぽ俳句を口ずさみ、花鳥諷詠をして、元気に過ごしたいものです

  

「まんぽ俳句」の「まんぽ」は、一般に使われている「線路の下をくぐるためのトンネル」のことではなく、「散歩」を「万步」や「漫歩」などの掛詞にした、健康長寿を目指す「吟行」を意味する薫風士の造語です。

  

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2024年2月11日 (日)

節分の癒しの古筝絵画展

   

タイトルはブログ用の拙句です。

句友が入場券を送ってくれたので、丹波市立植野記念美術館を訪ね、リニューアルオープン絵画展と古筝演奏会をエンジョイしました。

絵画展のテーマは「柏原ゆかりの近現代作家たち 三友楼コレクションを中心に」でした。

 

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当日は西山酒造のイベント「今朝思慕里酒祭」の利酒を少々呑んだので自分は運転をしないで国道176号を伴侶とカーナビの運転に任せましたが、近くでグルグル回りをさせられ、道に迷ってしまいました。

野球練習中の春日中学校の生徒や先生の親切な説明に従って北近畿豊岡自動車道の無料区間を利用して氷上ICを出たところ、すぐに到達することが出来ました。

 
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お陰様で、中国古筝の演奏家伍芳(ウー・ファン)さんのコンサートと絵画展を満喫しました。

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神戸在住のウー・ファンさんは阪神・淡路大震災で亡くした姉を偲ぶ自作の曲も披露しました。

旧聞ですが、ここをクリック(タップ)して、2015年5月掲載の神戸新聞特集記事をご覧下さい

  

三友楼所縁のこの絵画展の会期は3月24日(日曜日)までありますが、期間中に一部展示品の入れ替えもあるようです。

  

植野記念美術館に自動車で行かれる方には、北近畿豊岡自動車道の無料区間を利用して氷上ICを出られることをお勧めします。

 

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2024年2月10日 (土)

夏の吟行

   

タイトル(青色文字)をタップ(クリック)して、記事をご覧下さい。

   

俳句「猛暑」「俄雨」《夏の橋立吟行

 

五月晴の吟行《ユニトピア

  

芒種」の手塚治虫記念館吟行 (写真と俳句) 

 

俳句《初夏の街お初天神がんこへと

 

波々伯部神社祇園祭吟行

 

神戸どうぶつ王国 《真夏日の吟行

 

舞子公園《真夏日の吟行》 

 

万緑と青田《丹波竜の里・化石工房吟行俳句

 

俳句《花は葉に》OB会

 

京都・貴船吟行《俳句と写真

 

山の日」を満喫しけりユニトピア 

 

海の日」の俳句と写真

 

芭蕉記念館・俳句の散歩道(真夏の吟行

 

若葉・楠若葉《梅田界隈吟行の写真俳句

 

綾部バラ園吟行の俳句と写真

 

綾部吟行《山家城址公園と筍掘り

 

梅雨晴間綾子生家を訪ねけり 

  

「紫陽花」(神戸市立森林植物園)

 

コロナ禍の梅雨の吟行谷性寺

 

梅雨空に有馬温泉吟行す

 

丹波路の森のひととき水遊び

  

「万緑」(深田公園周辺)

  

神戸布引ハーブ園(改訂版)

  

須磨海浜水族園《極暑・炎暑》 

  

須磨離宮公園・バラと噴水

  

若狭・小浜(吟行アルバム)

  

北琵琶湖吟行俳句アルバム

 

大阪市大付属植物園

 

石清水八幡宮と松花堂庭園

 

南禅寺吟行(平成26年6月)

 

平安神宮吟行(平成25年6月

 

満願寺吟行 (平成24年6月

 

住吉大社吟行(平成23年6月

   

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2024年2月 8日 (木)

春の吟行

  

青色文字のタイトルをタップして、記事をご覧下さい。

  

春の屋久島吟行(写真俳句集

種子島《春の吟行写真俳句集

早春の吟行《清荒神

桜の俳句と写真(丹波篠山吟行)

春の浅草・深川《俳句と写真

《花は桜》俳句と写真特集

常勝寺吟行《鬼こそ・鬼やらい・追儺式    

花の下ウクライナ旗と童像(夙川公園吟行

北山緑化植物園・春爛漫の吟行

三田独活小屋・有馬富士公園

「早春・春浅し」(有馬富士

清住の片栗訪ね丹波路へ

「下萌」風のミユージアム

「世界の梅公園」の「梅見」

「探梅・観梅」(岡本梅林公園)

綱敷天満宮《梅の花・土筆》

「花見酒」令和を祝ひ句に遊ぶ

春の海(須磨浦公園

    

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2024年2月 7日 (水)

早春の吟行《清荒神》

   

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冒頭の写真は清荒神清澄寺境内案内図や行事案内ポスター、パンフレット(一部分)、清荒神駅ホ-ムにある清荒神清澄寺案内板などです。

 

 

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宝塚市にある清荒神清澄寺を2月7日に訪ね吟行した写真を掲載します。

 

  

鉄斎美術館は閉鎖されていましたが、4月4日から開館され、富岡鉄斎没後100年記念展覧会が開催されます❗

  

写真をタップ拡大してご覧になり、疑似吟行をされるのも結構ですが、実際にお参りし、吟行されることをお勧めします。

写真や「まんぽ俳句」の拙句が吟行の何らかのヒントになれば幸いです。

最後の写真の雛壇は宝光亭にありました。

   

紅白の春の山茶花参道に

(「山茶花」は冬の季語なので「春の山茶花」としました。)

   

あな不思議スマホ写真に春の虹

(不思議なことに、スマホで撮った参道の写真に逆さ虹が写っています。「虹」は夏の季語なので、「春の虹」と表現しました。)

   

濡れつつも交はす季語論春時雨

(「時雨」は冬の季語ですから「春時雨」にしました。)

   

狛犬も布袋(ほてい)も阿吽春の杜

(清荒神の境内は神仏習合で、狛犬の奥にある対の布袋の笑みも、気のせいか、阿吽(あうん)に見えました。

  

早春の鳥居仰ぐ女(め)赤と黒

(珍しい緑青色の鳥居を見上げていた老女(?)連の赤や黒のコ-トの色が印象的でした。)

   

春の池鯉悠然と神の杜

(池苑に黒い鯉が沢山悠々と泳いでいました。)

  

荒神の薄墨桜芽吹き未だ

(薄墨桜の芽吹きまでには未だ間がありそうです。)

  

大いなる仏足石や冴反る

(「冴返る」は春の季語です。奈良の薬師寺にある仏足石は753年に作られ日本最古です。)

  

春天を仰ぎ掛け水大地蔵

(巨大な一願地蔵に水を掛けるのは容易ではありませんでした。)

  

切株の朽ち面笑むや杜の春

(朽ちて穴が開いた切り株を遊び心で誰かが笑顔に造形したようです。)

  

手相見の見るは足元春の顔

(占師は手相を見ながら客の顔色や足元を見て占うとのことです。

この句は「俳句擬き川柳擬き」ですが、「春の顔」を「客の顔」に変えると、完全な川柳になります。)

  

早春の古りし参道花舗明り

(平日早朝の参道は参拝者も稀で古びた店が並ぶ中で花屋さんの赤や黄色の花が印象的でした。)

  

白蛇の幸も売り物春の店

池田竹産店の白蛇の親子を見て蛇嫌いの句友も可愛いと言っていました。

    

春浅き参道犬と相老いて

(参道や境内で犬連れの参拝者をよく見かけました。)

  

春の宮犬の顔出す乳母車

(乳母車に稚児と犬を乗せている夫婦がいました。)

   

荒神の水音清し春の滝

(「滝」は夏の季語なので「春の滝」とし、遊び心で「上五」の「荒神」と「中七」の「(水音)清し」を合わせると「清荒神」になる表現にしました。)

  

龍王てふ滝に祈る女春の杜

「てふ」は、「ちょう」と読み、「という」意味の古語です

「女」は「め」と定型のリズムで読んで下さい。)

竜王滝に手を合わせている女性を見かけて口遊みましたが、滝の左の岩陰に小さな地蔵が立っています。

         (薫風士)

  

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2024年2月 5日 (月)

折々の《まんぽ俳句》(No.4)《故郷の酒》

   

2月7日は「北方領土の日」です。

ロシアのプーチン大統領は国際条約を破り、日本の北方領土になし崩しでロシア住民を移住させています。

この事態を放置すると、ロシアの住民を保護するという口実で軍事侵攻を推し進め日本の領有権を略奪する恐れがあります。

日本をの平和を維持するためには、共産主義専制国家が付け入る隙を生じないように、自由主義圏との連携を堅持しつつロシアとの平和交渉を粘り強く推進しなければなりません。

そのために、全ての政治家が公明正大なクリーンな政治を大局的見地で推進してくれることを切望しています。

   

戦争と平和(俳句と川柳:終戦記念日特集)」をご覧下さい。

   

「俳句HAIKU」から酒の記事を纏めました。

日本酒の日」の俳句特集

 節分・豆撒・豆まき(俳句の鑑賞)

俳句《新酒・今年酒

熱燗・温め酒・燗酒

 

青色文字(タイトル)をクリック(タップ)して、記事をご覧下さい。

2024年1月31日 (水)

折々の《まんぽ俳句》(No.3)《一月尽》

 

琴ノ若確と口上一月尽

横綱を目指す口上一月尽

若者よ声をあげよう一月尽

  

掲句はブログ用の俳句もどきの警句です。

  

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冒頭の写真はNHK-TV画面で、他の写真は4ch-TV画面の一部分です。

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「二月尽は季語だが、一月尽は季語として認めない。」と云う方もおられるでしょう。

「政治を云々するのは川柳だ。俳句の世界で政治を云々すべきではない。」と云う俳人もおられるでしょう。

ですが、「俳句は好き好き」だと思います。

  

「総理大臣の選出は、所謂永田町や派閥の長老が決めるのではなく、国民が選挙を通じて決めるのが本来の政治の有り方だ。」と思っています。

  

若い現役世代は仕事や子育てなどに追われて余裕が無くとも、「政治が将来の自分たちの幸せに影響する」と、しつかり考え選挙に棄権しないようにしましょう‼️

  

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2024年1月27日 (土)

折々の《まんぽ俳句》(No.2)《 絵手紙賀状》

 

絵手紙の平和祈りし賀状來も

花雲りワシントンへと吾夢飛びぬ

       (薫風士)   

  

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昨日、岸田文雄首相が4月10日に米国を公式訪問するとのニュースがありました。

岸田首相はバイデン大統領と「日米同盟の深化を確認し、インド太平洋地域での協力を話し合う」とのことですが、バイデン大統領主催の国賓待遇の晩餐会には、ファンロンパイ日EU俳句交流大使初代EU理事会議長)との俳句の交流や2014年のオバマ大統領来日の歓迎晩餐会などを念頭に、「俳句を通じて世界平和を!」の平和外交を推進してくれることを願っています。

写真は知人からの年賀状の絵手紙です。

ご了解を得て掲載させて頂きました。

  

青色の文字をタップして、「初夢の俳句」や「平成の果てて令和の花見酒」の記事をご覧下さい。

 

掲句はブログ用創作俳句です。「吾夢」は「あむ」と定型のリズムに読むのが普通ですが、絵手紙の俳句に続けて、「わがゆめ」と字余り「5・7・7」調に読むと、短歌的な余韻が出ます。

2024年1月20日 (土)

一茶忌 十句《俳句とAI》

  

AIに潜むリスクや一茶の忌

  

一茶忌や考え過ぎて感にぶり

  

一茶忌やとりもつ縁はAIぞ

  

AIを使ひこなさむ一茶の忌

  

一茶忌や一茶の心我が心

 

AIを使ひこなすや一茶の忌

 

AIに負けじと苦吟一茶の忌

 

一茶忌や俳句の道は果てしなく

 

一茶忌や平和への句をひたむきに

 

一茶忌や命の限り句を口に

       薫風士

   

最近、生成AI(せいせいエイアイ)ChatGPTを利用した「AI一茶くん」等がありますが、俳句は人が詠んでこそ意味があり、価値があると思います。

    

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AI(エイアイ)には感情が無くて愛が有りませんが、人間には感性があり、愛があります。

   

俳句に感性を込めて自然や人の営みを詠むのが花鳥諷詠でしょう。

      

AIは既存のデ-タを集めても、倫理観が無く、そのデ-タを哲学的に活用することは出来ず、真の創造性や芸術性が有りません。

  

人間の感性を活かして、AIを活用すると良いでしょうが、それが出来るだけの作句力や鑑賞力を身につけることが先決だと思っています。

    

秋の一茶記念館吟行 (俳句の英訳と写真)」や「初夢の俳句」をご覧下さい。

  

歳時記(俳誌のサロン)から一茶忌の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字の季語をタップ(クリック)して、ご覧下さい。

  

一茶忌の信濃は雪となりにけり

     (近藤幸三郎)

 

合席の赤子をあやし一茶の忌

     (櫨木優子)

 

物忘れするもめでたし一茶の忌

     (稲畑汀子)

  

一茶忌は11月19日です。

小林一茶(1763年6月15~1828年1月5日)の解説と代表句は、下記の政府広報オンライン記事にあります。

 

小林一茶:弱い者に寄り添う俳人」(日本語)か、英語の「Kobayashi Issa: A Haiku Poet Who Empathized with the Weak」をご覧下さい。

   

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2024年1月17日 (水)

折々の《まんぽ俳句》(No.1) 《阪神忌》

   

最近、生成AI(せいせいエイアイ)ChatGPT を利用した俳句自動作成アプリAI一茶くん」等がありますが、俳句は人が詠んでこそ意味があり、価値があると思います。

AI(エイアイ)には感情が無くて愛が有りませんが、人間には感性があり、愛があります。

俳句に感性を込めて自然や人の営みを詠むのが花鳥諷詠です。

《初夢》の俳句」をご覧頂けると幸いです。

  

折に触れて、「俳句HAIKU」の既存の記事を更新したり、新しい記事を掲載します。  

このサイトが、健康長寿を目指して折に触れて貴方の「まんぽ俳句」を口遊んで頂くのに何らかの参考になると嬉しいです

(青色文字をタップすると、リンク記事をご覧になれます。)

   

被災者の思ひ分たむ阪神忌

阪神忌心ばかりの義援して

震災の思ひを共に阪神忌

アレアレの連覇祈るや阪神忌

阪神忌アレの連覇を恙無く

       (薫風士)

  

1月17日は阪神忌です。

阪神忌に思うこと」や《初仕事・仕事始・出初》能登半島地震緊急支援にオスプレイを!」をご覧下さい。

被災された方々に謹んでお悔やみとお見舞いを申し上げると共に、速やかな復興をお祈りして、「気は心」の寄付をし、提言をしました。

  

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2024年1月15日 (月)

俳句《餅・寒餅》

    

年用意パン焼き器にて餅作り

パン焼き器使ひ手作り鏡餅

ことことと寒餅搗くはパン焼き器

パン焼き器搗きし寒餅伸びる丈

餅の黴確かと防ぐや寒の水

        (薫風士)

   

歳時記(俳誌のサロン)の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は季語(青色文字)をタップ(クリック)して、ご覧下さい。

   

餅 1

マンションの餅搗き胸に名札つけ

           (藤森万里子)

 

餅2

小言ばかり言はれて餅を搗いてゐし

       (大西八洲雄)

   

(餅3) 

餅食べてサンドイッチ食べ三ヶ日

       (鈴木榮子)

    

(餅4)

餅焼いて母のことなど老姉妹

       (島貫寿恵子)

    

餅5

ふくれ餅さむや小じわの己が貌

       (物江康平)

   

寒餅

身の重さかけて寒餅切りにけり

       (守屋吉郎)

   

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2024年1月 4日 (木)

《初仕事・仕事始・出初》能登半島地震緊急支援にオスプレイを!

 

被災された方々に、

謹んでお見舞い申し上げます

   

この記事のタイトルを見ただけで馬鹿扱いにせず、最後まで読んで頂けると幸いです。

   

NHKテレビの「あさイチ」で、黒柳徹子さんと朝ドラ「ブギウギ」のモデルになった淡谷のり子との往年の対談シーンが先日放映されましたが、淡谷のり子の歌を聴いて16歳で特攻隊員として飛び立った戦時下の至誠のある青年のことを思うと、日本と世界の平和の為にもっと若い政治家が奮起して活躍してほしいという切望を新たにしました。

 

軍事独裁政権が、天皇を現人神(あらひとがみ)にして太平洋戦争を推進し、有無を言わせず、純真な若者を戦争に駆り立てた悲壮な一時期がありましたが、かっての政治家や官僚などはそれなりの倫理観を持っていたと思います。

しかし、日本社会の活性化や政治の刷新の為には、長老の偏狭さが老害になっていないか派閥の幹部は謙虚に考えて、若者に活躍の場を譲る配慮をして欲しいものです。

 

政治資金規正法違反の多額のキックバックを受け取って真面に税金も払っていない倫理観のない議員がいる現状は悲しいことです。

 

「政策研鑽の場とし派閥が必要だ」と言っている長老がいますが、若者の人材育成にはかっての狭い村社会的な派閥に依存するのではなく、全体的な人材育成の場を設けて、複雑多様な国際社会に適応出来る視野の広い有為の人材を育成すべきでしょう。

 

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(写真)

4ch-TV画面の一部分

 

派閥解消に反対している料簡の狭い長老が居座り、老害になっては困ります

  
令和の政治家や官僚には21世紀に相応しい倫理観と哲学を持ってほしいものですが、龍が昇らないままに大年を迎えることにならないように起死回生の政界刷新・若返りが推進されることを切望しています。

  

初仕事思ひを込めて句を口に

頼もしき消防隊や出初式

寒に入る心ばかりの義援して

起死如何期待違うな岸総理

  

「違うな」は「たがうな」と読んで下さい。

自民党の刷新は、「岸田下ろし」を口にしている長老が引退すれば足かせが無くなり、岸田総理が国民の納得できる思い切った若返り組閣人事をすれば、容易に実現出来るでしょう?

  

拙句(「起死と岸」のゴロ合わせのダジャレ川柳)に込めた思いを実現すべく、俳句HAIKU をフォローしてリンク記事をご覧頂き、シェアして頂けると幸いです。 

   

NHKのニュースを見ていると、能登半島地震の被災地で石川県に土砂崩れなどの影響で孤立している地域があるようです。 

 

自衛隊の救援物資を運ぶ予定の海保機に日航機が衝突するという不幸な事故が起こりました。

  

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オスプレイは米軍や自衛隊基地に現在30機程(?)あるようですが、屋久島沖に於ける米軍機の墜落事故の結果、全て飛行停止になっています。

米軍オスプレイの墜落事故は軍事訓練目的の無理な飛行をしたからではないのでしょうか?

  

機体の問題点を把握して、安全第一の飛行をすれば、オスプレイを能登半島地震の被災地の救援物資の運搬などに活用出来るのではないでしょうか?

  

日本はオスプレイを十数機買ったようですが、オスプレイは一機の価格が200億円(?)もするのにそんな簡単なことも出来ないほどお粗末なオスプレイを買ったのなら国民が払った貴重な税金の3000億円(?)もの無駄使いをしていることになります。

    

関係者がまだ未検討なら、大至急、聞く耳を持つ岸田首相には税金の有効活用を検討して将来の災害対策の布石として、将来の大災害の救助にオスプレイを活用することも非常事態の緊急処置として是非とも検討して頂きたいと思いますが、維持費と安全性の観点でオスプレイの使用は検討に値しないということでしょうか?

  

自民党の安倍派議員などが政治資金規正法違反容疑で逮捕され、自民党や岸田内閣の支持率が最悪のレベルに低下しています。

 

「あらゆる可能性を排除せず」真に国民のためになる思い切った決断をして政治の刷新・若返りを推進しなければ、岸田内閣が「万事休す!」になるのは時間の問題ではないでしょうか ⁉️

  

「難を転じて福となす」

ピンチは最大のチャンスです。

岸田内閣やオスプレイの起死回生の活躍を期待して駄句を口遊みました

  

オスプレイ平和の使途の初仕事

オスプレイ仕事始めに石川へ

オスプレイ天に昇るや龍の如

  

掲句は季語「龍淵に潜む」と「龍天に昇る」を捩った俳句擬きの比喩の拙句です。

初夢の俳句」をご覧下さい❗

                    (薫風士)

  

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新年の俳句《三ヶ日》

    

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2024年「辰年」の三ヶ日は、能登半島地震、海保機と日航機の衝突事故、北九州市小倉北区飲食店街の大火事などが起こり、ウクライナパレスチナの戦争は止まず、天災や人災が多発して多難な年明けとなりました。

 

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被災者にはお見舞いを、救済・支援にご尽力されている方々には敬意を、表明すことしか出来ぬ老躯ですので、せめて何らかの慰みにお役に立てば幸いだとの思いでこの記事を書いています

  

  

撫で牛も龍も憂ひ目初詣

仕事始まんぽ俳句を口遊み

         (薫風士)

  

気の向くままに、歳時記(俳誌のサロン)から「三ヶ日」の例句を抜粋・掲載させて頂きますので、例句の詳細は青色文字の季語をクリック(タップ)してご覧下さい。

  

三ヶ日心ふれあひ助け合ひ

       (宮地静雄)

 

三ヶ日新たな気力漲らせ

      (稲畑廣太郎)

 

こころよき炭火のさまや三ヶ日   

       (飯田蛇笏)

 

太古より空の明るき三ケ日

      (保坂加津夫)

  

三ヶ日終へずに逝きし弟よ

      (松崎鉄之介)

  

客もなく観て食べて寝る三ヶ日

       (和田恭子)

  

服薬の日課忘れて三ヶ日

       (中原敏雄)

   

2023年12月 9日 (土)

《冬霧》丹波並木道中央公園

    

冬霧に霞む丹波の並木道

冬霧朝日の霞む並木道

冬霧の並木を行くや句を口に

冬霧や俳句談議す俳句好き

冬霧の晴れておどろし恐竜像

冬霧の晴れる思ひや言ひ尽くし

冬晴を俳句好き行く並木道

古民家の天井窓の冬明り

句座の昼冬菜サラダをたっぷりと

アッシ-役終へし夕餉の温め酒

      (薫風士)

     

「古民家」の俳句の「冬明り」は、「初明り」とすれば新年の俳句となりますが、「月明かり」とすれば名月の俳句になると思います

青色文字の文字をクリック(タップ)して、リンク記事をご覧頂ければ、面白さが倍増すると思います。

    

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掲句は、デカンショで知られる丹波篠山市兵庫県立丹波並木道中央公園を俳句仲間と12月6日に吟行して詠んだ拙句(まんぽ俳句)です。  

聞くところによると、第55回三田市民文化祭俳句大会は会長以下関係者のボランティア活動により成功裏に終わりましたが、会員の高齢化で開催の準備が大変だと、将来が危惧されます。

  

そこで、三田市の協力をもっと得ることが出来ないのか?と話題にしたところ、三田俳句協会の関係者は「残念ながら三田市にはその余裕が無い」と諦めているようでした。  

歴史的に著名な俳人がいた丹波市など、市を挙げて「俳句で町おこし」をしている市と同一に論ずることは出来ませんが、俳句は比較的に費用を掛けずに市民の健康維持に役立てることが出来ると思います。

妊婦や病人を受け入れる病院の維持管理体制を確立することは勿論重要ですが、市民の健康維持、特に、寝たきり高齢者の発生を予防するためにも、市民の文化活動を支援協力する一環として、三田市当局の関係者が市民文化祭俳句大会の準備などに協力する体制を作って頂けないでしょうか?

そうすれば、高齢者のみならず現役で活躍している若者にとっても魅力のある「花と緑」の豊かな文化的ベッドタウンとして、もっと活性化されるのではないでしょうか?

  

並木道公園を案内してくれた句友はこの公園を毎日のように散歩しているそうですが、薫風士は三田市にある兵庫県立人と自然の博物館(ひとはく)周辺の深田公園を散歩して、健康維持の「まんぽ俳句」を口ずさんでいます。

  

皆さんも現地を訪ねることが出来ない場合は、写真をタップ拡大してご覧になり、疑似吟行の「まんぽ俳句」を口遊み、生きづらい世を「それぞれ」にエンジョイされることを願っています。

「まんぽ俳句」を貴方が詠まれるのに、薫風士の「冬のまんぽ俳句特集」が何らかのご参考になれば幸いです。

  

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ここをクリックして、恐竜が啼く動画をご覧下さい❗
  
  

最後の写真は、ホロンピアホテルにある「旨いもん屋 さんで~」の一画を薫風士が撮ったもので、丹波並木中央公園の古民家の写真ではありませんが、ここで句会をさせて頂いたので掲載しました。

  

 

2023年12月 7日 (木)

冬紅葉愛でし石庭石像寺

   

石庭の父子の句碑や冬紅葉

「父子」は「おやこ」と読んで下さい。

  

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2023年11月18日丹波市で開催された第23回青春俳句祭俳句ラリーのスポット「石像寺」(せきぞうじ)や西山酒造を訪ねました。

  

   

タイトルはブログ記事用の拙句ですが、石像寺には知る人ぞ知る重森三玲の石庭があります。

 

当日は舞鶴若狭自動車道から丹波路を愛車で駆けつけましたが、時雨や霙が降って道に迷い投句締め切りに遅れて、残念ながら真面な投句が出来ませんでした。

 

ここをクリック(タップ)して、「庭園ガイド 石像寺」の素晴らしい写真と解説をご覧下さい

 

俳句祭終了後に吟行して撮ったスマホ写真ですが、石像寺の石庭や高浜虚子所縁の西山酒造の三々庵(ささあん)や庭の写真も掲載します

    

粕汁と地酒を愛でて恙無し

       (薫風士)

    

写真をタップ拡大して、疑似吟行をして頂ければ幸いです。

ちなみに、廣田神社には稲畑汀子と稲畑廣太郎の親子句碑があります

  

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2023年11月29日 (水)

万博や昭和はレトロ冬銀河

    

(2024.11.1 更新)

ビル聳ゆタワークレ-ン暮れの秋

万博へ備ふ工事や暮れ早し

カウントダウン後半年や暮れの秋

暮れ早し万博予約始まりぬ

秋風やカウントダウンの我が余生

       (薫風士)

  

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大阪・関西万博の開催期間延長を!《亀の呟き》」をご覧下さい。

   

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タイトルはブログ用の拙句です。

 

写真はNHK-TVのニュース画面(一部分)や大阪・関西万博のパンフレットの一部分です。

  

2025年は昭和100年に相当します

   

風薫る家族で行かむIR 

  

IR賭博はダメよ秋の声

  

子供がゲ-ムの虜になって困っている人が増えているのではないでしょうか?

将来、賭博中毒者が増えると、日本社会はどうなるでしょうか !?

 

万博の令和の夢や秋の風

    

EXPO'70」(昭和45年)の開催後55年ぶりに開催される「大阪・関西万博」の開催までのカウントダウンは6月17日に300日になりましたが、難題が山積し、未だに開催反対や中止の声も出ているようです。無事に成功することを祈っています。

  

俳句《花は葉に》OB会」や「夏祭り最後を飾る揚げ花火」などをご覧下さい。

(青色文字をタップすると記事が表示されます。)

  

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2023年11月24日 (金)

若者に謝すや勤労感謝の日

  

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タイトルはブログ用の拙句ですが、若い世代への期待を込めて正真正銘の気持を詠んでいます。

勤労感謝の日」は、「新嘗祭」という宮中などで「収穫を祝い、収穫物を神に供えて感謝する」祭礼に由来する祭日です。

「自分が元気に勤労することが出来たこと」や「自然の摂理」に感謝する日であると、自分なりに解釈していますが、高齢化が加速している現代では若者の勤労に対する感謝の気持が強くなっています

「勤労感謝の日」は9音なので、俳句の定型(5-7-5)にして良い句を作るのは至難です。

ここをクリック(タップ)して、歳時記(俳誌のサロン)の例句をご覧下さい

  

冒頭の写真は句友がくれたメモを写真に撮り、ご了解を得て掲載させて頂きました。

青色文字(記事のタイトル)をタップ(クリック)して、「本との出会い(2)『尾曲がり猫と擦り猫と』を読んで選挙を考える。」や「ソーダ水《青春の俳句》」、「俳句《花は葉に》OB会」をご覧頂けると幸いです。

        (薫風士)

2023年11月21日 (火)

冬の吟行《俳句と写真特集》

  

青色文字のタイトルをクリック(タップ)して、記事をご覧下さい。

   

書写山《小春日の吟行》(写真と俳句

冬霧》丹波並木道中央公園

冬紅葉愛でし石庭石像寺

ソーダ水《たんば青春俳句祭

丹波篠山・戎神社吟行

冬紅葉・初冬の梅田・中之島界隈吟行

時雨晴れ「つくしの里」を吟す

冬晴の吟行楽し誓子館  

有馬・瑞宝寺公園

新年の花山院歩こう会吟行

冬浅き近江八幡巡りけり    

埋木舎・玄宮園・楽々園の吟行

ひこにゃんの城へ吟行冬うらら 

鳥取砂丘と「砂の美術館

  

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