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2024年12月

2024年12月31日 (火)

365 まんぽ haiku (1)《去年今年》

      

老ひたれば無欲の牛歩去年今年

(oitareba muyoku-no gyu-ho kozo-kotoshi)

                                          薫風士

     

resigned to unselfish old age,

steadily by ox-like steps_

kozo-kotoshi

    

(Note: translated by L.P. Lovee)

“kozo-kotoshi” literally means “last-year this-year”, which means a time between a new year and the last year.

    

月雪とのさばりけらし年の暮

(tsuki-yuki-to nosabari-kerashi toshi-no-kure)

     (芭蕉 Bashoh

   

moon and snow_

festively fleeting,

the end of year

        (translated by L.P. Lovee)

   

去年今年貫く棒の如きもの

(kozokotoshi tsuranuku bōnogotoki-mono)

       (虚子 Kyoshi)

    

(translated by L.P. Lavee in the following three ways:

   

(A)

Kozokotoshi_

something like a piercing-stick

  

(B)
time pierces 

kozokotoshi 

like a stick

  
  
(C)
 
my belief in haiku

pierces kozokotoshi

like a stick
  

(Note) 

 
(A)is a literal translation.

(B)is a translation based on a conventional  interpretation.

(C)is a translation according to  a new  interpretation  of L.P. Lovee.

  

HAIKU is AI: not Artificial Intelligence, but Art of Intelligence, leading to "LOVE" 「愛」.  

Haiku Aids Increasing Knowledge Universally.

Click here to see Kyoshi 's 100 haiku.

Click here and see "俳句・HAIKU by L. P. Lovee (9) 《去年今年・kozokotoshi》"    

Click or tap here to see the latest article of “365 まんぽ haiku

   

2024年12月27日 (金)

《365 まんぽ haiku》

 

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冒頭の写真は、Microsoft edgeで検索したNHKの記事「”トランプ次期大統領WHOから脱退する準備進める”英報道」と、12月26日放映のNHK-TV番組「トリセツショ-」の画面の一部分です。

  

世界の人々が「まんぽ俳句」を口遊んで、俳句を通じて人々のつながりを実践し、健康維持に努めるように、「365 まんぽ haiku」の記事(日英Bilingual俳句)を来年から毎日掲載することにチャレンジして、啓蒙活動を推進したいと思っています。

  

俳句HAIKUの読者が「365 まんぽ haiku」の記事をフォローし、その思いをシェアーしてくれると有難いです。 

  

皆さんのご支援を得て、世界の人々が日本のことを「Small country, but, Great country and Great people」と認識してくれるようになれば、望外の喜びです。

  

皆さん、良いお年をお迎え下さい。 (薫風士

2024年12月13日 (金)

一人連句《大阪存問の俳句と写真特集》

 

一人連句は、薫風士の造語ですが、俳諧の連句とは異なり、俳句を沢山連ねてスト-リ-性を出しています。


短日の高層工事滑車音
短日や万博工事急ぐ街
暮早し帰宅を急ぐ御堂筋
御堂筋行き交ふ昼の新社員

      (薫風士)

 

20241210_112756 下記の青色文字(タイトル)をタップ(クリック)して、存問の俳句記事をご覧下さい。上記4句と合せて、50句の存問句があります。

 

若葉・楠若葉《大阪・梅田界隈吟行の写真俳句》(14句)

 

冬の空・冬の雲 (写真俳句)(10句)

 

うめきた公園(写真俳句)《紅葉と聖樹》(10句)

 

大阪・関西万博の開催期間延長を!《亀の呟き》(7句)

 

エキマルシェ」(冬の昼写真俳句)(5句)

 

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2024年12月12日 (木)

「エキマルシェ」(冬の昼写真俳句)

 

20241212_091344 20241210_124749 所用で2024年12月10日に大阪に行った際に、ランチを食べるためにJR大阪駅西口近辺のレストランを探していると、雰囲気が以前の薄汚さと全く異なり、新しく出来た「エキマルシェ」がありました。

 

偶々目に入った「ロマン亭」が「自分の食欲を満たすのに手頃だな」と感じて入ったところ、店の作りがコンパクトに見かけ良く無駄なく作ってあるのに感心しました。

 

普段は余り日本茶を飲まないが、この店の「薩摩知覧碾茶」はまろやかで美味しく、お代わりを汲みました。

 

「知覧」は、広辞苑によると、「鹿児島県南九州市の地名」で「もと陸軍飛行場があり、特攻隊の出撃地」だったとのことで、感無量です。

 

クリスマスソング聴きつつ碾茶汲む
胃無き身も残さず食めり昼小春
店小春胃の無き老に優しくて
昼小春胃無き労苦を甘受して
小春の日ランチ満喫うめきたへ
     (薫風士)

 


ご参考までに写真を掲載し、拙句「まんぽ俳句」を掲載しますが、青色文字(タイトル)をタップ(クリック)して、「俳句の鑑賞 <冬の日・冬日・冬日向>」や「冬の空・冬の雲 (写真俳句)」、「うめきた公園(写真俳句)《紅葉と聖樹》」などをご覧頂けると幸いです。

 

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2024年12月11日 (水)

うめきた公園(写真俳句)《紅葉と聖樹》

  

先日大阪に行った時に、万博に備えて再開発の進められているJR大阪駅北口界隈を散歩し、「うめきた公園」紹介の存問の拙句を口ずさみました。

  

再開発すすむ都市美や冬日和

人工と自然融合散る黄葉

冬晴の「うめきた」愛でて漫歩する

「うめきた」の希望の壁や黄葉舞ふ

万博へ備ふ工事や日短か

短日の「うめきた」漫歩一万歩

若者の集ふ「うめきた」大聖樹

異国語の飛び交ふ広場大聖樹

大聖樹世界を繋ぐ空仰ぐ

停戦を祈り仰ぐや大聖樹

       (薫風士)

  

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冬の空・冬の雲 (写真俳句)

 

冬の空タワ-クレ-ン其方此方に

冬の雲映し高層ビル青し

散る黄葉仰げばビルに空映ゆる

冬晴や超高層のビル工事

万博に備ふ工事や暮れ早し

平和賞に馳せる思ひや冬日和

オベ-ションノ-ベル平和受賞式

被団協のノ-ベル平和受賞式

核廃絶叶ふ日来るか暮れ早し

被爆者の祈り伝へむクリスマス

        (薫風士)

  

掲句は、再開発の進む大阪駅北口近辺の近況や被団協のノーベル平和賞受賞などを紹介する「存問」の拙句ですが、最後の写真は被団協のノーベル平和賞受賞式のNHK-TV画面の一部分です。

  

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2024年12月 9日 (月)

餅つきや平和日本の十二月

 

タイトルは、ブログ用の「まんぽ俳句」です。

  

十二月八日餅つき平和かな

          (薫風士)

  

20241208_11165712月8日、昼前に買い物ついでの散歩をしていて、地域の自治会主催の餅つきが行われているのを見て、平和の有り難さを新たに感じました。

   

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戦争を知らない世代が殆どとなりましたが、1941年12月8日に、真珠湾攻撃が行われ、太平洋戦争が勃発しました。 

    

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原爆被爆者のみならず、筆舌しがたい多大な犠牲者の憤り・無念さを思うと、日本の平和憲法を改正するよりも、米国やロシアなど世界の人々に日本の平和憲法を模範にして自国の憲法を改正するように市民運動を推進すべきだと思っています

  

日本の平和憲法は、決して自衛権まで禁止するものではありません。

  

ここをクリック(タップ)して、「『12月・師走』の俳句集」をご覧になり、その思いをシェア-して頂けると幸いです。

 

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2024年12月 5日 (木)

丹波篠山吟行《落葉・冬黄葉の写真俳句》

  

丹波篠山市にある宇土観音霊場・弘誓寺(ぐぜいじ)や宝鏡山・洞光寺(とうこうじ)に12月4日にお詣りして、地元の句友の案内で吟行し、樹齢500年の大銀杏や冬紅葉などの圧倒的な美観と落葉の感触などを満喫しました。

当日の吟行句を12月8日に推敲し、存問句として23句掲載します。

  

丹波路や低き山並冬黄葉

軽トラの行き交ふ小径小春かな

小春日や休耕田の黄色映ゆ

篠山や枝豆数多干す民家

家家に紅葉の庭や篠山路

釣瓶井戸保つ風雅や庭紅葉

参道の家並み豊か冬日差す

黄葉舞ふ宇土観音へ恙無く

風鐸や銀杏黄葉を背景

反り返り仰ぐ銀杏や小春空

落葉降る幹の割れたる大銀杏

大銀杏落葉を降らせ五百歳

縫い包み落葉に置きて撮る女性

遠目には枯木の梅や初冬芽

白き苔纏ふ梅木に冬芽仄

参道の民家の軒や菊多彩

菊日和鯉動かざる庭の池

固有種の菊慈しむ庭の人

菊日和参道沿ひの人の情

軽トラに譲らる参道菊日和

点々と水面の空に黄の落葉

宝鏡山多彩な水面落葉舞ふ

新蕎麦か否かは問はず句座の昼

帰路うまずイナロク号の紅葉愛づ

         (薫風士)

   

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