« 大阪城《初桜・開花・満開》 | メイン | 春の屋久島吟行(写真俳句集) »

2024年4月12日 (金)

種子島《春の吟行写真俳句集》

 

(2024.7.18 更新)
冒頭の写真は、H3打上げ成功のNHK-TVニュース画面の一部分です。

H3_130144

「だいち4号」打ち上げ成功おめでとう‼️

4_061315

2024年4月9日から2泊3日の「おとなび」のツアーで種子島と屋久島を訪ねました。 _074911

  

  

 

旅程は、最後の写真(日本旅行 おとなび のパンフレット一部分)をタップ拡大してご参照下さい。

   

さくら号の瞬く車窓花惜しむ

 

_093245

山陽新幹線はトンネルが多いので、車窓の桜は瞬く間に過ぎ去りました

これまでに「さくら号」に乗ったのは2回程と思いますが、列車の仕様に「桜」を連想させるものは見当たりませんでした。

   

_104041

  

   

おとなびの弁当美味し春の旅

       (薫風士) 

_104215

博多駅で配ってくれた弁当は結構美味しく頂きました。

       

  

_11004620240410_105346

種子島宇宙センターや千座の岩屋(ちくらのいわや)などの写真や拙句(観光スポット紹介の「まんぽ俳句」)を順次掲載します。

  

この記事が旅の思い出や擬似吟行の何らかのご参考になれば幸いです。

青色文字(季語など)をタップすると、歳時記の例句やリンク記事をご覧になれます。

   

春潮のジェットフォイルや桜島

春潮の高速船や薩摩富士

高速船唸るうねりや春の潮

  

_123842

ジェットフォイルが時々うねる大波に抵抗するかのように、ゴトゴトと唸って揺れました。

      

火縄銃構へば窓に春日射す

   
20244種子島鉄砲館の重い火縄銃レプリカを構えて拙句を口遊みました。

「春日射す」(はるびさす)は、「春の日矢」(はるのひや)に表現を替える方が面白いかも知れませんが、俳句は好き好きです

   

春潮や岩の形は象の鼻

春の海象の水飲みてふ奇岩

春潮にサーフィンの影三つ四つ

  

_085134

種子島いわさきホテルの部屋の窓から春の海を眺めると、「象の水飲み岩」という大岩(山?)があり、その近くにサーフィンをしている人がいました。

「てふ」は、「と言う」意味の古語で、「ちょう」と1音で読みます。

「波乗り」(サーフィン)は夏の季語です

  

   

_183209

(写真)

種子島いわさきホテルの夕食のメニューと前菜

   

南国や酒は焼酎春の宿

求めしは甘き日本酒春の旅

胃無き身の入れ歯無念や春夕餉

       (薫風士)

老人が多い「おとなび」の食事は、入れ歯でも食べられるように、「量より質」を重要視してほしいと思います。

  
_103821_2_094308

種子島宇宙センターは世界一美しいロケット発射場とのことですが、納得しました。

   

春光宇宙センター美観かな

春天やロケットあげる労苦談

春風や撮影禁止管制棟

春潮の退きし岩屋に入るスリル

「入る」は「いる」と、「5-7-5」のリズムで読んで下さい

        
_121020ガイドさんの解説によると、引潮の絶好のタイミングに千座の岩屋を訪ねたのは非常にラッキーで、「千座の岩屋」のこんな奥まで入ることが出来たのは珍しいとのことでした。

岩屋の中から見る風景のみならず、外側の岩も見る角度や視点によって、色々な形に見えて連想が浮かび興味がつきませんでした。

「千座」(ちくら)は、「千人が座れる」と言う広さを意味するとのことです。

  

岩屋より一期一会の春の潮

春光や千座岩屋の細波

春の海車窓一瞬夫婦岩

バスガイド唄声(うらら)艶やかに

         (薫風士)

  

最新の俳句や英語俳句の記事は、青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップしてご覧下さい。

         

_123842_13435920240409_155647_15545520240410_07591420240410_080001_093918_092522_092140_092437_092216_092709_09575520240410_105033_110159_120256_2_122020_121905_121917_120939_121044_121308_121033_121714_121657_120702_120416_135704_141318_133533

コメント

2024.9.18 更新

2024.7.1 更新
「だいち4号」打ち上げ成功おめでとう‼️

コメントを投稿