« 大相撲「初場所」の俳句 | メイン | 「バレンタイン」の俳句を楽しもう!(作句と鑑賞) »

2019年2月 9日 (土)

俳句雑感(3): 俳句のリズムを考える

  

金子兜太の命日(220日)が近づいたので「金子兜太のことば」(石寒太著・毎日新聞出版)を読んでいると、俳句のリズムについて次の趣旨の解説がありました。

  

「曼殊沙華どれも腹出し秩父の子」という兜太の俳句は、その意味どおりに「秩父の子どれも腹出し曼殊沙華」と表現すると散文的に流れてしまうが、「曼殊沙華」を上五に置くことによって俳句のリズムになっている。

   

そこで、昨年の盆休みに、「盆休み孫と一日を『ひとはく』で」という俳句もどきのタイトルのブログを書いたことをふと思い出しました。ひとはく兵庫県立人と自然の博物館のことです。

このタイトルを次のように語順など変えて、季語「盆休み」を下五に置くと俳句らしくなるのではないでしょうか?  

・「ひとはく」に一日や孫と盆休み   

ひとはく」と「一日」とを語呂合わせして、俳句らしくしたつもりですが、貴方ならどう添削しますか?

プレバト」の夏井いつきさんなら何と言われるでしょうか?

 

(青色の文字をクリックすると関連のリンク記事をご覧になれます。)

 

  

コメント

2024.7.26 更新

俳句は始めたら面白さに嵌りますよ!

「プレバト俳句 夏井先生の添削を添削する」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2020/09/post-f4d8.html
をご覧下さい。

(薫風士)

「俳句の定型とリズム」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2020/09/post-ee6e.html
をご覧下さい。

夏井先生の査定・添削は正しいのでしょうか?
「お手本のリズム音痴や熱帯夜」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2020/08/post-6f6a.html
をご一読下さい。
 
(薫風士)

「俳句は楽しむもの・苦にするものではない」
初心者が「名句」でなく「迷句」を作っても
恥じることはありません。
「迷句でも楽しめば良い」と割り切って
5・7・5を口ずさみましょう。
その内に、まぐれでも「名句」が出来るのが、
俳句の面白さです。
若い世代に俳句の楽しさを知ってほしいとの思いから
このブログ「俳句HAIKU」を書いています。
ご笑覧下さい。

薫風士

SNS世代に俳句の楽しさ・面白さを知ってほしいと、
漫歩・万歩・SNSで楽しむ
「まんぽ俳句会」を始めました。

・気の合ひし句友と談義年忘れ (薫風士)

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/11/post-d2ef-1.html
をご覧下さい。

ご投稿をお待ちしています。

(薫風士)

世間一般に「いじめ」や「虐待」などが問題になっています。
子供たちの健やかな成長と世界平和への思いを込めて書いたブログ
「究極のラブを!」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2018/01/ultimate-love-fa46.html

「令和」の世界平和への思いを詠んだ「新元号祝ひ花見の俳句詠む」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/04/post-e976.html
をご一読下さい。
このブログを皆さんとシェアして頂けるとありがたいです。

コメントを投稿