「秋」の俳句を鑑賞しよう!
「秋」の俳句を歳時記(俳誌のサロン)から気の向くままに抜粋させて頂きます。
(青色文字をクリックすると歳時記の詳細や解説記事をご覧になれます。)
ちなみに、「秋1」の「一行」は団体客を詠んだもので、「いっこう」と読むことは自明です。「秋6」の「一行」は作者が俳句に専念してきたことを句にしたものと解釈して、「いちぎょう」と読むべきでしょう。しかし、「いっこう」と読み、吟行に来た詩人や俳人の一行のことを詠んだものと解釈することも可能でしょう。
一行の来ては去る茶屋古都の秋 (稲畑汀子)
石蹴つてけつて路地ゆく子等の秋 (長浜好子)
百歳の耳しつかりと秋を聽く (中原道夫)
星空に伸びる棚田や島の秋 (加藤あけみ)
一行の詩に徹し来て菊の秋(鷹羽狩行)
田も納屋も黄金一色秋豊か (栢森定男)
俳句は始めたら面白さに嵌りますよ!
「プレバト俳句 夏井先生の添削を添削する」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2020/09/post-f4d8.html
や
「芭蕉・子規・虚子の俳句、まんぽ写真・俳句などを楽しもう!(WEB特集)」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2020/09/web-1bc9.html
をご覧下さい。
(薫風士)
投稿: | 2020年9月12日 (土) 16時28分