俳句 (Haiku) Feed

2022年6月14日 (火)

《きゅうり・胡瓜》(初物の俳句)

   

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手作りの庭に水遣りをしていて、胡瓜が一つ知らぬ間に大きくなっているのに気付きました。
トマトは脇芽を取り除いて育成しますが、胡瓜は脇芽(?)に花が咲きその花の元の部分が胡瓜に成長するようです。
冒頭の写真をタップ拡大してご覧下さい。
 

初なりの胡瓜葉陰に垂れ下がり   
手作りの庭を愛でつつ胡瓜捥ぐ
初物の胡瓜を食みて思ふこと   
噛みしめる平和の味や胡瓜食む    
胡瓜愛で思ひ馳せるやウクライナ

        (薫風士)

 

  
このブログを書き終えてTVニュースを見ると、「近畿地方が梅雨入りした」と放映していました。
庭の様子を見に出ると、風が強く「梅雨寒」の感じがしました

 
今日は六甲高山植物園を仲間と吟行する予定でしたが、天気予報通り朝から雨が降り始めたので断念し、駄句を口遊みながらブログを書きました。

晴れ男山上恐る梅雨嵐
吟行を諦め今日は梅雨籠

 


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2022年6月11日 (土)

「若葉」の俳句特集

   

青色文字(記事のタイトル)をタップ(クリック)して、記事をご覧下さい。

   

若葉・楠若葉《梅田界隈吟行の写真俳句

    

「若葉」・「柿若葉」の俳句を鑑賞しよう

 

若葉の俳句を作って楽しもう!

   

 椅子傾ぐ歯科医の窓辺樫若葉

    

 「青葉」の俳句は、ここをクリック(タップ)して、ご覧下さい。

     

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2022年6月10日 (金)

「梅雨寒」の俳句 (ウクライナに思いを馳せて)

    

(2023.6.2更新)

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 写真は、吾庭の梅の木と、カラー図説日本大歳時記の「梅雨寒」などの解説頁です。

  

今朝カーテンを開けると庭に鶯が居ました

鶯が逃げないように、窓ガラス越しにそっとスマホで写真を撮りました。

写真をタップ拡大すると梅木の左側中ほどに鶯が見えます

  

梅に鶯」は取合せの定番ですが、梅の葉に紛らわしい姿や色は自然に備わった自衛手段でしょうか⁈

   

対処的自衛手段は必要でしょうが、長期的恒久平和を追求することを忘れないでほしいものです

  

カラー図説 日本大歳時記「入梅」「梅雨寒」などのページの写真をタップ拡大すると、解説と例句をご覧になれます。

  

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2022年5月15日、東北地方も梅雨入りしました

下記の俳句はウクライナ応援と写真説明用のブログ俳句です。

   

梅雨寒の青き桃の実雨雫     

梅雨寒に思ひ馳せるやウクライナ

  

青い桃が熟す頃にはウクライナ戦争が終結することを祈っていますが、世界のリーダーが互いに相手を非難し合っている状態で、祈り空しく、この戦争は当分収まりそうにありません。

悲しいことですが、已むを得ません。

何事せよ自分には出来ないと諦めて他人まかせや政治家任せにせず、少しでも知恵を出し合って平和な世界を確立する地道な努力を続けたいと思って、ささやかなブログを書いています。

ウクライナ応援のブログ用拙句を前座に掲載しました。

  

「歳時記」(俳誌のサロン)や「575筆まか勢」から、平和な日常を詠んだ「梅雨寒」の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字(季語)をタップしてご覧下さい。

     

ふたりゐてものを噛む音梅雨寒き    

        (斧田綾子)

    

梅雨寒や近くを過ぐる救急車  

       (菅野日出子)

     

うとましや声高妻も梅雨寒も

      (久保田万太郎) 

    

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2022年6月 4日 (土)

四季の雲《夏の雲・雲の峰》(特集)

   

思い出の写真俳句を作ろう! 

俳句HAIKUの記事「句集 《行雲》」をご覧下さい。

    

(P.S. 2022.8.31)

四季の雲(写真・俳句)《早春・春の雲》」をご覧下さい。

「観光立国日本」の将来のためには、架空電線の地下ケーブル化を長期的に推進していくことが必要だと、ふと考えました。

  

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この朝雲や夕雲の写真は、恐竜が対峙しているとか、何かが何かを食べようとしているように見えるでしょう?

  

このような雲の形を見て、よく見える場所から撮ろうと移動している間に雲の形は変化してしまいました。

「ロシアのウクライナ侵攻」について考えました。 

俳句《涼し》死の話」や「終戦記念日墓参・盆の俳句」、「言葉の力・俳句の力《癒し》」をご覧下さい。        

  

(P.S. 2022.7.9)

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今日、昼寝から起きて窓を見て、雲の形から何となく虎が駆けだした姿を連想しました。

今年は寅年ですね。「虎に噛まれず、虎の威を借ることもなく、平和な国で恙無く過ごしたい」と、ウクライナに思いを馳せています

    

(2022.6.4)

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先日の入道雲は、愛犬「チュヌ」が「和平」を求めて、「和を!ワオー!」と吠えている形に見えました

        

     

         

ワンワンと吠えし愛犬雲の峰

和を求め愛犬ワオー雲の峰

      

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ダジャレの拙句を掲載しましたが、「カラー図説 日本大歳時記」の写真をタップ拡大して伝統俳句の解説や例句をご覧下さい。

   

6月4日はロシアのウクライナ侵攻開始から百日目、阪神大震災から1万日目の節目に当たるとの事です。 

プーチン大統領はウクライナ侵攻を止めようとせず、ゼレンスキー大統領はあくまで抗戦する意思を表明しています。

ウクライナの人々に思いを馳せて「俳句HAIKU」に抗議提言の記事を書きましたが如何ともしがたく、プーチン大統領の暴挙への憤りと募る悲しみをを抑えかねています

    

宇宙とはカオスの秩序雲の峰

雲の峰永久の平和を祈る空

夜半の雨上がり黙々片陰を

雲の峰己が行方にもくもくと

   

「夏の雲」の俳句特集記事作成に気を紛らして、平和の有難さを再認識しています

   

気の向くままに「歳時記」(俳誌のサロン)の例句を抜粋掲載させて頂きます。

  

水の輪に影消されゆく夏の雲 

       (北村照子)

   

胸中に峰雲育ちつつありぬ 

       (岩岡中正)

   

故里の入道雲の似合ふ山 

       (森なほ子)  

 

病室の窓を見飽きず積乱雲 

       (中村邦彦)

  

雷雲を避くる旋回二十分 

       (稲畑汀子)

   

夏雲や健康保険発祥地 

       (山田六甲)

        

来年を期して奮起す雲の峰

        (薫風士

   

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(写真)

夏越のお参りの途次の西日に映える夏雲と

薬局やマンション

          

  

  

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2022年6月 3日 (金)

俳句《苔の花》

    

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(写真)

カラー図説 日本大歳時記の「苔の花」などの解説ページと散歩で見かけた路傍の苔や紫陽花。

   

 

タップ拡大してご覧下さい。

  

先日、「兼題に《苔の花》が出されたが、どこか近くに咲いているかしら?」と、句友が聞いたので、今朝、明け易の早朝散歩に出かけ、駄句を口にしながら左右に注意していると、路傍に苔が生えているのに気づきました。

近づいてみると冒頭の写真のように苔が伸び始めていましたが、未だ花は咲いていませんでした。

   

苔の花いつ頃咲くやまんぽ道

朝日影未だ咲かざる苔の花

見たきもの苔寺に咲く苔の花

大原や声明響く苔の花

苔の花自然の摂理諾ひて

            (薫風士)

    

歳時記(俳誌のサロン)の冒頭句を引用させて頂きます。

  

何んの花が好きかと問われ苔の花   

      (和田魚里)   

   

 ここの青色文字をクリック(タップ)して、「575筆まか勢」の例句や「きごさい歳時記」の「苔の花」の解説などをご覧下さい。

  

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2022年6月 1日 (水)

「五月・皐月」の俳句(季語と暦の新旧について)

 
皐咲く躑躅の花の枯れしより

躑躅の花枯れて皐の咲き初る
 
 

1423 今年の新暦「5月」は陰暦「皐月」より約1か月早く、陰暦の「卯月」に相当し、陰暦の「五月・皐月」は新暦では6月です。
数日前から手作りの吾庭の日本列島の皐月(さつき)が咲き始めたので「皐月」の俳句について記事を書くことにしました。
 
「皐月」は一般的に「サツキツツジ」の略称として使われていますが、「陰暦5月」の異称でもあり、「五月」や「皐月」は初夏の「季語」として用いられます。
 
(旧暦と西暦の日付の関係はここをタップして、「ウィキペディア」の解説をご覧下さい。) 
     
「五月雨」は「さみだれ」と読み、「梅雨の雨」のことですが、最上川を詠んだ芭蕉の俳句が有名です
 

五月雨を集めて早し最上川
         (芭蕉
 
「歳時記」(俳誌のサロン)の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字(季語)をタップ(クリック)してご覧下さい。

 
 

五月来る心新たに令和の世

         (石黒興平)
 
川沿ひの鐵灸院や風五月

         (笹村政子)
 
「鐵灸院」は「しんきゅういん」と呼びます。


 

少し泣き少し笑ひて五月果つ

         (新家生子)
 
 

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2022年5月28日 (土)

椅子傾ぐ歯科医の窓辺樫若葉

 

(P.S. 2023.5.8)

 

葉桜やマイナカードの保険証

 


705_100253 掲句はブログ用の俳句擬きですが、マイナンバーカードを保険証代わりに初めて使い詠んだ拙句です。
マイナンバーカードが漸く役立つようになりましたね

 

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一昨日、歯医者で抜歯の麻酔が効くまで待機して、窓を眺めると、西日に光りながら樫の木の若葉が揺れ、その向こうに葉桜が茂っているのがブラインド越しに見えました。

このタイトル俳句はこれまでに「樫若葉」の俳句は未だ書いていないことに気付き口遊んだものですが、「傾ぐ」と「樫」・「歯科」など、「韻」の面白さもあるので気に入り、早速記事にしました。

  

 

これまでに「俳句HAIKU」で「若葉」の記事は次のとおり3件書いています。    

青色文字のタイトルをタップしてご一読下さい。

  

  若葉の俳句を作って楽しもう!

  

若葉」・「柿若葉」の俳句を鑑賞しよう

  

若葉・楠若葉《梅田界隈吟行の写真俳句 

  

  

俳句は、作る気があれば、いつでも、どこでも、気軽に詠める楽しさがあり、退屈しのぎに最適だと思っています。

インターネット利用の「まん歩ネット俳句会」を開催しています。趣味の俳句会なので参加費は要りません。 初心者を歓迎していますので、気軽にコメント欄に投稿して下さい。
  


次の俳句は歯科医院で横たわりながら窓の風景を最近詠んだ拙句です。

 

横たふる歯科の足先春の空

  

椅子傾ぐ歯科医の窓や花は葉に

  

実直な歯医者は寡黙花は葉に

  

葉桜や愚直な無口冴ゆる技(わざ)

 

葉桜を幾度見しや歯科の窓

 

歯科の窓運動会の子等の声

  

横たふる歯科の足先走り梅雨

  

 

  歳時記(俳誌のサロン)の「5月」の例句に次の俳句が目につきました。

 

歯の治療いつまでつづく五月晴

        (稲畑汀子)

 この句の「いつまでつづく」は「歯の治療」と「五月晴」のどちらに係るのでしょうか?

 「切れ」を何処に入れるか、解釈次第です。

 ちなみに、芭蕉の俳句「海くれて鴨のこゑほのかに白し」についても、「ほのかに白し」に係るのは「海」なのか「鴨のこゑ」なのか、諸説があります。

  

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

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2022年5月27日 (金)

若葉・楠若葉《大阪・梅田界隈吟行の写真俳句》

   

会社・同期の「定例飲み会」が久しぶりに開催されたので、最寄りのバス停から大阪空港経由・梅田・新大阪行きの特急神姫バスに乗り大阪・梅田へ行きましたが、同期会参加受付時間(正午)まで未だ1時間余りあったので梅田界隈をぶらぶら吟行して「まんぽ俳句」を詠みました。

 

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幸い帰路も雨が降らなかったので、「ハービス(大阪梅田)バス停」まで初めて通る道に迷ったのを幸いに、堂島川沿いの葉桜の並木堤をぶらつき駄句を口遊みました。

拙句と写真をご笑覧頂ければ幸いです。

  

「初夏」は、俳句の定型「5-7-5」のリズムに合わせ、「はつなつ」か「しょか」と読んで下さい。

  

 バス降りしハービス通り若葉風

楠若葉AVANZA前の広場にも

若葉光ビルの書店を出でし街

鴉の巣街の真中の大楠に

梅新の楠をさ揺らせ風薫る

風薫る福沢諭吉誕生地

碑に馳せる諭吉の思ひ楠若葉

命綱下げ初夏のビルを拭く

ビルを拭く命知らずや若葉風

葉桜や堂島川の並木道

風涼し堂島川の蛸の松

句に遊ぶ梅田界隈風薫る

万博へ備ふる初夏の街難波(なにわ)

       薫風士

   

大阪万博2025を控えて緑化事業が促進されているのは嬉しいことですが、震災が気がかりです。

  

液状化現象など、震災に対する対策を十分練って、経済的効果のみならず、国際文化交流の実を上げてほしいものです。

  

人工島「夢洲」は万博用地やIR誘致用地のみならず、大震災や台風などの避難対策にも活用できないか、もしも未検討なら、長期的観点で是非検討されることを切望しています。

   

青色文字をタップすると、最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

    

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2022年5月25日 (水)

俳句《トマト》(停戦を祈って)

 

(2024.7.12 タイトルを更新し、写真などを追加しました)
一連のテレビ画面の写真は、NHK-TVニュースの一部分です。

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「ウクライナ応援俳句《トマト》」というタイトルで2022年5月に記事を書いて、和平交渉の成立を願いつつトマトの生育をフォローして来ましたが、2年半たっても問題が解決しないどころか、対決姿勢が拡大していることは悲しいことです。

 


今年のトマトは最初に赤くなったのを烏か何かに食われました。
油断大敵ですね

 


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《戦争と平和》(俳句と川柳:終戦記念日特集)」をご覧下さい。

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梅東風や届け世界にこの思ひ」で提言したように、第二次世界大戦の連合国を始めとして、世界の人々が日本の平和憲法の前文の趣旨を自国の憲法に取り入れ、既存の宗教を超越することを唱道して、覇権争いの戦争を未然に防ぐ根本的な解決策を皆で考え、実行してくれることを切望しています。


P.S. 2022.12.15

大寒波戦禍の暮らし如何ならむ

暮早し願ひ叶はず今日も暮れ

冬ざれのトマト熟せず落ちにけり


 


トマトが冬ざれになるまでには和平が成立してロシア軍がウクライナから撤収することを願っていましたが、残念ながら願いは叶いませんでした。 

 


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(この写真は、吾庭の冬ざれのトマトです。)

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この向日葵の写真は、J-Power Groupのカレンダーの一部です。

 


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ひまわり」はウクライナの国花ですが、日本の気象衛星の名称でもあります

 



 


冬ざれの赤きトマトを食む平和

 



22716 冬ざれのトマトを食べる頃までにはロシア軍がウクライナ侵攻を止め、和平が成立することを祈っていましたが、この祈りはまだプーチン大統領に通じていないようです。

 

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この写真は親戚の者が呉れた暑中見舞い状です。

向日葵が来年咲く頃までには和平が成立することを祈っています。

 



 



(22.7.16の写真)

22716_2 悲しいことに日本はロシアに何度か裏切られましたが、ウクライナの人々も同じ思いでしょう。

言葉の力・俳句の力《癒し》」や「俳句《涼し》死の話」をご覧下さい。


 


20200804_2上記の「冬ざれ」の俳句は、「冬の季語」と「夏の季語」が「季重なり」のブログ用の拙句です。
「トマト」は俳句では「赤茄子」などと書くこともあります。

 


(22.7.9の写真)

2279 6月9日の写真は、黄色の花が沢山咲いていたので「青」と「黄」をウクライナ国旗の暗示として、ウクライナを応援して掲載しました。

それから1か月後の今日は沢山赤く実っています。

 


7月8日、安倍晋三元総理大臣が奈良で参議院選挙候補者応援演説中に山上容疑者に手製の銃で撃たれて死亡したニュースに驚きました。

 


プーチン大統領下のロシア軍がウクライナ侵攻で始まった戦争と比較になりませんが、理由の如何を問わず戦争もテロ行為も許せません。

 


俳句《涼し》死の話」をご覧下さい

 


(P.S. 2022.6.24)

22624ミニトマトが一つ赤くなり、一つは薄赤くなりました。

最初に黄色い花が咲いてから1か月程で赤くなり始めましたが、真夏日になれば一斉に赤くなると思います。


初物のトマト分け合ひ恙無し


(2022.6.9の写真)

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5月25日の写真よりも黄色の花や青い実が沢山になっています。

「青」と「黄」はウクライナ国旗を暗示し、ウクライナを応援しているつもりです。

 


青き実も黄の花も増えミニトマト


ミニトマト黄の花咲かせ青き実も




(2022.5.25の写真)

1379数日前から我が庭の片隅のトマトに花が咲いたので、トマトの俳句の記事を掲載することにしました。

写真をタップ拡大すると、小さい青い実がなっているのをご覧になれます。

 

歳時記(俳誌のサロン)のトマトの例句はここをクリック(タップ)してご覧下さい


子の為に朝餉夕餉のトマト汁

        (星野立子)

 


難民やトマトあふれるほどに売り

        (対馬康子)

「難民」の俳句は何処の国でいつ頃詠まれたのでしょうか?


 


ロシアのウクライナ侵攻により、難民数が急増していますが、国連によると、「世界の難民・避難民は1億人を超えた」とのことです。


 


冬ざれのトマト赤きをサラダにす

冬ざれの庭のトマトの猶美味し

夢尚もトマトの花の小さき黄に

         (薫風士)


 


詮無いこととは知りながら、ロシアがウクライナへの侵攻を止めることを願って「俳句HAIKU」に「花の下ウクライナ旗と童像(夙川公園吟行)」などの記事を何度か書きましたが、戦争は、始まれば止めることは至難です。


ご承知のように、共産主義専制国家は言論の自由を制限し、インターネットをコントロール、言論を統制して、善良な国民を支配者の思いのままに動くロボットにしています。
悲しいことですが、ロシアの善良な人々まで憎悪の対象にされつつあるようです。

 


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2022年5月24日 (火)

綾部吟行《山家城址公園と筍掘り》

   

故郷を「まんぽ俳句」で元気に、未来に繋ごう

    

先日綾部ゆかりの句友のアレンジで「山家城址公園」と「グンゼスクエア」にある「綾部バラ園」を訪ねて吟行俳句会をエンジョイしたことを「俳句《椎の花》(綾部バラ園吟行の俳句と写真)」のタイトルで書きましたが、今回は山家城址公園吟行について拙句写真を掲載します。

まず、山家城址公園の城門2階にある「山家城址資料館」を見学しましたが、実戦に使われた甲冑など、興味深い展示があり、資料館の案内の方の親切な説明に筍掘りの約束の時間を忘れてしまい、「竹の子」の取れる竹藪の近くに行ったところ、既に筍は掘られて軽トラックに積み込まれていました。

   

郷土愛あふるるガイド風薫る

実戦に旧りし甲冑初夏展に

資料館出でし城門若葉風

初夏展に竹の子掘りを忘れけり

掘りたての筍既に軽トラ

掘りたての筍句友と山分けに

胃は無くも旬の筍刺身とし

筍の妻の手料理昼も夜も

  

竹藪は、句友の姻戚の所有地ですが、低価格輸入木材のために杉山が林業として成立しなくなり、手入れ不足から竹が蔓延って出来たもので、本来の目的ではないとのことでした。

 

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2022年5月21日 (土)

俳句《椎の花》(綾部バラ園吟行の俳句と写真)

  

故郷を「まんぽ俳句」で元気に、未来に繋ごう!

青色文字をタップすると例句やリンク記事をご覧になれます。

 

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(写真)
カラー図説 日本大歳時記
   
写真をタップ・拡大すると、「椎の花」の解説と例句をご覧になれます。
    

 
5月10日に句友と「あやべグンゼスクェア」にある「綾部バラ園」で吟行俳句会をエンジョイしました。
  
あいにく、「グンゼ博物館」は休館日で、薔薇の見頃には未だ1~2週間早過ぎる吟行でした
あやべ特産館」で買った弁当をバラ園の傍にある椎や辛夷などの木陰で食べました。
往路は高速道路を薫風士が運転し、帰路は一般道路を妻の運転に任せることにしたので、アッシー君ならぬ妻は、「あやべ水源の里」の美味しい水で苦吟をし、薫風士は妻のお陰で心地よく地酒を呑みながら、俳句会の駄句を捻りました


余談ですが、胃癌全摘した胃の無い身体には強い焼酎は合わず、橡の実を使用した綾部特産の本格焼酎「栃神(とちがみ)」は飲めないので、そのまま飲める体に優しい日本酒にしました。


薔薇園の見頃は未だ客まばら
句に遊ぶ「綾部バラ園」風薫る
風薫る木陰の句座に打ち解けて
・椎の花散るテーブルや句座弾む
推敲に句座より愛でる鯉幟
風車煌めく園の風清し
初夏の句会の一日惜しみけり  



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2022年5月20日 (金)

採血日梅花空木の花咲けり

    

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昨日は健康管理の月一ゴルフに朝から出かけたので庭の水遣りが出来ず、今朝「かかりつけ医」の内科検診・採血に出かける前に庭を見ると、梅花空木の花が咲いていたのでブログ日記用の「まんぽ俳句」を口遊み、この記事のタイトルにしました。

  

「梅花空木」は「ばいかうつぎ」と読みますが、上五の「採血日」と下五の「咲けり」と韻を踏み、「5-7-5」の定型リズムにしています。 

      

待合室寄れば寄り来る熱帯魚

内科医の癒しの思ひ熱帯魚

熱帯魚小さき口をパクパクと

    

「熱帯魚」は夏の季語です。

看護士さんに伺うと、電力消費を考慮して、夏は熱帯魚にし、冬は金魚にしているそうです。

 

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最後に掲載した内科医院待合室のポスターの写真をタップ・拡大すると、高齢者の健康法などをご覧になれます。

  

新型コロナウイルスの4回目のワクチン接種の一応の予約も出来ましたが、コロナ感染拡大第7波が生じないうちに懸案の芭蕉所縁の観光地へ旅行したいものす

  

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2022年5月18日 (水)

俳句 《柚子・柚の花》

  

柚子熟し煌めく昨夜の雨雫

「昨夜」は「よべ」と読んで下さい。

 

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今年は生り年か、躑躅が咲き誇り、柚子の花が沢山咲いていましたが、今朝、柚子の葉が雨上がりの雫で煌めくのが窓に見えたので掲句を詠みました

   

柚子の花言葉は「健康美」、「恋のため息」、「汚れなき人」だそうです

  

柚の花吾庭の隅に楚々と咲き

躑躅散り柚咲き初めし今朝の庭

生り年か今朝の日差しに柚咲きぬ

豊作の柚子の捥ぎ時何時頃か

柚子一つ浮かべし風呂の香りかな

         (薫風士)

     

こころ病む日の香りとも柚子の花

       (鷲谷七菜子)

     

青色文字をタップすると、最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

   

2022年5月12日 (木)

街角の花を潤ひ走り梅雨

    

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ここをクリックして、「俳句(梅雨入り・梅雨明け)」をご覧下さい

  

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2022年の梅雨は、5月4日に沖縄が梅雨入りし、11日に奄美地方も梅雨入りしました。 

    

  

歳時記(俳誌のサロン)の「走り梅雨」の例句はここをクリック(タップ)してご覧下さい

    

まんぽ俳句」を口ずさみながら散歩していると歯科医の看板が目に入り、西宮の句友がいつだったか歯科医院が多くなったと言っていたことを思い出しました。   

我がニュータウン花と緑の街」も「高齢化が進み西宮と同じだな」と、「歯科医の窓の風景」を俳句に詠むことを思いつきました。

     

コロナ禍や近場の歯科へサンダル

横たふる歯科の足先走り梅雨

椅子傾ぐ歯科医の窓や花は葉に

葉桜を幾度見しや歯科の窓

      

ここをクリック(タップ)して、「椅子傾ぐ歯科医の窓辺樫若葉」をご覧下さい。歯科医の仕事ぶりを俳句に詠んでいます。

我がニュータウンも古びて来ましたが、幸い世代交代の新陳代謝が徐々に進み、医療施設が随所にあり近場の「かかりつけ医」(ホームドクター)を利用できるベッドタウンの生活をエンジョイしています。

   

先月、ロシア軍がウクライナ侵攻を止めることを願って、次の拙句を掲載しました。

ここをクリック(タップ)して「俳句HAIKU」の記事「飛行雲ほのかに二つ春の空」をご一読下さい。  

横たふる歯科の足先春の空

    

今年(2022年)の5月15日は沖縄返還50周年にあたり、様々な記念イベントが開催されるでしょうが、6月23日は沖縄忌です。

ここをクリック(タップ)して、「コロナ禍の続く忍従沖縄忌」(2021.6.23)をご一読頂ければ幸いです

   

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2022年5月 8日 (日)

母の日の吾を訪ねし初蜻蛉

   
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タイトルはブログ用の備忘録・日記俳句です。

  

(写真はタップ・拡大してご覧になれます。)  

   

   

娘たちはそれぞれに多忙な生活をしていますので母の日もメールやLINEの交流ですが、手作りの狭庭蜻蛉小鳥が訪ねて呉れ、俳句大会受賞のダメになったと思っていた黄色のクイーンローズが咲きました

    

・母の日やクイーンローズも蘇り

・母の日や親子の思ひすれ違い

・母の日や人それぞれの幸福度

     

NHKスペシャル「君の声が聴きたい~若者が願う 幸せのカタチ~」をみましたが、「幸福度」の公平な測定方法は無いのではないでしょうか?

最近は定性的な問題でも数値化・ランキングする傾向がありますが、多様性の時代に不適切な気がします。

人それぞれが持って生まれたDNAや環境を否定せず、「他者との比較ではなく、それぞれが自分の出来ることと出来ないことを見定め、無理をしないで自己実現をすることが幸福度の向上につながることが望ましい」と思っています。

  

青色のタイトルをクリック(タップ)して、「究極の愛・ラブを!(Ultimate LOVE!)」をご一読下さい。

  

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2022年5月 5日 (木)

梅雨(俳句と写真特集)

   

1226_22552022年、5月4みどりの日)の沖縄の梅雨入りにちなんで梅雨の記事を集めました。

  

青色文字(タイトル)をタップ(クリック)して、記事を開き、「歳時記」などの例句、俳句エッセイなどをご覧下さい。

      

万緑と青田《丹波竜の里・化石工房吟行俳句

  

(日記俳句)《梅雨明・猛暑・溽暑・汗》 

   

コロナ禍の続く忍従沖縄忌(補填版  

  

「梅雨寒」の俳句 (ウクライナに思いを馳せて)    

  

街角の花を潤ひ走り梅雨 

  

吟行に除疫祈るや梅雨晴間 (俳句と写真)   

  

プレバト「博多華丸氏の俳句「梅雨の初運転」を考える  

  

梅雨晴間綾子生家を訪ねけり (俳句と写真

  

(チュヌの叫び)梅雨の暮まん歩に会ひしルナとララ 

            

コロナ禍の梅雨の吟行谷性寺(写真と俳句)

  

梅雨空に有馬温泉吟行す(俳句と写真

  

俳句鑑賞:「梅雨に入る」「入梅」「梅雨

  

「梅雨」の俳句に思うこと

  

コロナ禍や梅雨の車窓の富士惜しむ(写真俳句

      

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2022年5月 2日 (月)

ソーダ水《たんば青春俳句祭》

   

(2025.5.28更新)

母の日や我が誕生をくれし父母

恙無く傘寿を祝ぎて八十路行く

丹波市の俳句街道初時雨

初時雨霙ともなり俳句祭

   

掲句は、2023年11月18日に開催された「第23回 たんば青春俳句祭」に参加するために丹波路を愛車で急いでいて、初時雨・初霙がフロントガラスに跳ねるの詠んだ「まんぽ俳句です。

  

「俳句街道」は薫風士の造語ですが、丹波市の俳句祭などが未来に引き継がれ、丹波篠山市から丹波市柏原町や市島町の丹波路が「俳句街道」と呼ばれる日が来れば望外の喜びです。 

   

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この写真は句友がLINEに載せて呉れたものです。  

「第23回 たんば青春俳句祭」の入選作品から、「ソーダ水」を詠んだ俳句を次のとおり抜粋掲載させて頂きます。

     

   

ソーダ水空にかざした2人の手

(岐阜県川辺町立川辺中学校2年 大杉ひより)

  

飽和する弾けるシナプスソーダ水

(兵庫県立氷上高等学校3年  小田蒼彩)  

「シナプス」とは「細胞生物学」の専門用語ですが、ここをクリック(タップ)すると、脳科学辞典の解説をご覧になれます 

   

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ここをクリック(タップ)して、青春の指針「究極の愛・ラブを!Ultimate LOVE!)」をご覧下さい

          

  

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(この写真は、「俳句HAIKU」へのアクセス累計の推移を示すグラフですが、

2023年11月22日昼前の合計は 1,038,187 です。)

   

初心者でも、折に触れて「俳句HAIKU」とそのリンク記事を読み、吟行や俳句会の場数を踏めば、そのうちに良い俳句も作れるでしょう。    

俳句は好き好きですから、投句をする場合は、「選者や句友の好みなどを考えて適宜推敲すれば良い」と割り切って、先ず句作を楽しむことを優先しましょう

  

薫風士の下記の「まんぽ俳句」をご笑覧下さい。

   

風薫る我が青春の木の根橋

青春の我が思ひ出やソーダ水

魅せられし指の白さやソーダ水

ソーダ水心許して付き合ひて

ソーダ水胃の無き今は目で愛でて

ソーダ水胃の無き老は酒が良い

          

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2022年4月30日 (土)

惜春やゴルフに興じ句に遊ぶ

  

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前日も翌日も雨でしたが、晴れ男の幹事のお陰で当日は汗ばむほどの「夏日」のゴルフ日和に恵まれ、まんぽ俳句を口遊みながら健康管理の月一ゴルフ有馬冨士CCでエンジョイしました。

  

No.8ホールフェアウェイでアナグマ(ムジナ貉?ヌートリアか?)がゴルフプレイヤーを恐れることなく芝生の何かを無心に啄んでいるのを見て、駄句を詠みましたが、注意力欠如でミスショットしました。

 

お気づきでしょうか、山の「有馬富士」とゴルフ場の「有馬冨士」は、「ふ」の字が異なります。

(写真をタップ・拡大してご覧下さい。)

  

春麗ゴルフ幹事は晴れ男

麗や貉を見やりミスショット

待ちチョロの先に貉や春麗

             (薫風士

  

青色文字をクリックすると、「待ちチョロ」防止方法など、ゴルフレッスンの参考記事をご覧になれます

  

歳時記(俳誌のサロン)「惜春」の例句はここをクリックしてご覧下さい

   

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2022年4月29日 (金)

「落花・花屑・残花」の俳句

    

コツコツとブログを書きて残花かな

         (薫風士)

   

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「まんぽ道」の校門にある八重桜の大半が一昨夜の風雨で散り、花見シーズンは終わりましたが、「花と緑の我が街」の自動車道路分離帯の躑躅が咲き始めました。

  

校門の脇に落花の島模様

校門に昨夜の風雨の花の屑

校門の残花舞ひ散る風の道

ニュータウン飛花の舞ひ行く自動車道

  

歳時記から「落花」「花屑」「残花」の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

   

落花1) 

庭の径雨に落花の川となる 

       (五十嵐播水

  

落花2

噴水の光りては落花吹き上ぐる 

        (木内憲子)

 

落花3

落花舞ふ舞台に夜のコンサート 

       (嶋木勝次郎)

  

落花4

ライトアップに雨の落花の滝めけり 

        (大塚美孝)

 

落花5 

さす棹に落花まつはる保津下り 

        (窪田粧子)

 

落花6

落花浴び仕事ができる果報者 

        (吉野夢宙)

  

落花7

置き去りのボールがひとつ飛花落花 

         (相川健)

   

花の屑

花屑の上へ名残の花莚 

      (木暮陶句郎

  

残花

老友の柩折しも残花浴び 

       (本多正子)

   

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2022年4月27日 (水)

躑躅の俳句《戦禍に思いを》

   

(2024.5.18更新)

躑躅の花枯れて皐の咲き始む

  

ロシアのウクライナ侵略のみならず、イスラエルのパレスチナ空爆の戦禍に思いを馳せて、タイトルや記事を更新しました。

  
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2022年4月、咲き始めた躑躅(つつじ)を愛でながらの移植など、庭の手入れをしました。

4月26日の午後は風が強く、一輪だけ咲き残っていた白いチューリップの花が吹き飛ばされる「春の嵐」となりましたが、27日の朝は雨も止み、午後は春爛漫となりそうです。

 

ウクライナやパレスチナの戦争停止、和平交渉のために、政治家のみならず、科学者、宗教家、哲学者、作家、芸術家、漫画家、評論家、スポーツ選手、etc.あらゆる分野の世界の指導的立場の人々が積極的に賢明な働きかけをして、プーチン大統領やネタニヤフ首相などが戦争停止に同意して平和な世界になることを切望しています。

  

春嵐やロシア侵攻マリウポリ

梅東風や届け世界にこの思ひ

血に染むなドニエプルてふ春の川

     

青色文字の拙句をクリックし、リンク記事を一読して、その思いを皆さんにSNSなどでシェアして頂ければ幸いです。

   

岩躑躅染むる涙やほととぎ朱

         (松尾芭蕉

   

いづくにも埃の躑躅いさかひ事

       (中村草田男)

  

梅雨の躑躅よ人が死にかけてゐる           

         (北原白秋)

  

盛りなる花曼陀羅の躑躅かな

         (高浜虚子

   

遊船に崖かぶさりし躑躅かな

       (長谷川零餘子)

       

六四三の俳句覚書

近道へ出てうれし野の躑躅かな  

         (与謝蕪村

      

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