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2019年12月 7日 (土)

盆栽と俳句  (「まんぽ俳句会」の会員募集にちなんで)

     

「俳句は盆栽に通ずるところがある」と思って「盆栽俳句」をインターネット検索すると、正岡子規客観写生の理念を引き継いだ高浜虚子以来のホトトギス系の俳句のあり方について観念的に痛烈な批判をした記事がありました。

このような批判者は芭蕉の言葉「虚と実」・「不易流行」や高浜虚子の俳句の神髄などをよく理解しているのでしょうか?

正岡子規の「俳諧大要」を読んだ上で批判しているのでしょうか?

浅薄な誤解に基づく批判は「俳句の食わず嫌い」を生んでいるように思います。

「山高ければ裾広し」・「裾広ければ山高し」です。

このような批判をする俳句の先生方には理想とする自らの俳句を提示するなり、作者の句心にそって句評や添削をしてほしいものです。

  

俳句は「好き好き」、「詠み人次第・読み人次第」です。

まんぽ俳句会」は人それぞれが個性を生かして俳句を楽しむための敷居を低くし、奥の深い俳句の世界へ飛び立つ「巣立ち」までの「巣箱」になることを意図しています。俳句愛好家のご支援が頂ければ望外の喜びです。

 

下記のブログ記事がご参考になれば幸いです。

 

俳句の作り方 《5つのポイント》 

俳句談義(12):「椿寿忌」の俳句と高浜虚子

高浜虚子と金子兜太

俳句雑感(4): 高浜虚子と坪内稔典(俳句は詠み人・読み人次第)

俳人の文法力

   

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コメント

旅の思い出に写真俳句を作ろう!
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/cat_2/

をご覧下さい。 (薫風士)

「新年・正月」の俳句特集
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2015/12/post-8611.html

をご覧下さい。 (薫風士)

俳句《水澄む・秋澄む・秋水》
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2022/10/post-7f03.html

をご覧下さい。 (薫風士)

楽しい吟行(四季の写真俳句特集)
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/pictureandhaiku.html

をご覧下さい。 (薫風士)

「四季の雲(折々の写真・俳句)《早春・春の雲》」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2022/02/post-06b7.html
 
をご覧下さい。 (薫風士)

既成の医療体制の見直しや「デジタル田園都市国家構想」の実現を期待しています。

「年越やオミクロン株蔓延りて(医療の在り方)」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2022/01/post-ed54.html

「大晦日」「大年」の俳句(岸田内閣に望むこと)
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/12/post-1143.html

「(冬の俳句特集)不意打ちのオミクロン株冬の雷」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/12/post-89b4.html

などをご一読下さい。 

(薫風士)

コロナ禍の俳句の鑑賞:「汗」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/06/post-ae3e.html

コロナ禍の続く忍従沖縄忌
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/06/post-5863.html
をご一読下さい。

(薫風士)

「プレバト夏井先生の添削を添削する」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/purebato.html

プレバト「博多華丸氏の俳句「梅雨の初運転」を考える
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2020/12/post-1a30.html
もご覧下さい。

「俳句の面白さ・奥の深さ」が分かるでしょう。

(薫風士)

俳句は好き好きです。俳句は片言ですが、
「こうすれば絶対に良い」とは一概に言えないでしょう。
結社に属しているなら主宰の好みに合った俳句を作り、
新聞や雑誌の投句なら選者の好みを考慮して句作をし、
投句すると良いとしか言いようがありません。
ひたすら個性を生かした俳句に精進するのも良し、
「まんぽ俳句」のように心身の健康維持に句作を楽しむのも良し、
「人それぞれに俳句の楽しみ方があってよい」と思っています。

「春」の俳句特集:薫風士のブログ「俳句HAIKU」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/02/haiku-f2f4.html

をご覧下さい。

岡田さん

ご投稿頂いたのに気づかず失礼していました。
俳句はプロと素人と見分けが出来ない庶民性にその文芸価値があると思っています。
第二芸術と言われようと、テロを引き起こすようなフランス文化には劣らない日本文化の一つの典型でしょう。

(薫風士)

桑原武夫氏は、俳句の家元化に疑問を呈しています。桑原さんは、実験をして、俳句にはプロとアマチュアとの差が明瞭ではないこと、俳句には優劣をつけることがおろかであることを説いています。ただ、俳句には切れと季語と文語長の言葉とがあれば、より格好の良いものになる、ということでしょうか。

梅園の花を忘れて 友と呑む 熱海梅園にて

秋の日や 宿場囃子の微かなり  関の宿場にて
秋の陽や 微かな宿場囃子かな

蓑笠(さりゅう)掛け客待つ庵(あん)や 残り柿
京都落柿舎(らくししゃ)にて

たこを干す アベマリアの声聞こゆ漁村(むら)
天草にて

「俳句は楽しむもの・苦にするものではない」
若い世代に俳句の楽しさを知ってほしいとの思いから
このブログを書いています。
初心者が「名句」でなく「迷句」を作っても
恥じることはありません。
「迷句でも楽しめば良い」と割り切って
5・7・5を口ずさみましょう。
その内に、まぐれでも「名句」が出来るのが、
俳句の面白さです。

薫風士

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