「落花・花屑・残花」の俳句
「まんぽ道」の校門にある八重桜の大半が一昨夜の風雨で散り、花見シーズンは終わりましたが、「花と緑の我が街」の自動車道路分離帯の躑躅が咲き始めました。
校門の脇に落花の島模様
校門に昨夜の風雨の花の屑
校門の残花舞ひ散る風の道
ニュータウン飛花の舞ひ行く自動車道
歳時記から「落花」「花屑」「残花」の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。
(落花1)
庭の径雨に落花の川となる
(五十嵐播水)
(落花2)
噴水の光りては落花吹き上ぐる
(木内憲子)
(落花3)
落花舞ふ舞台に夜のコンサート
(嶋木勝次郎)
(落花4)
ライトアップに雨の落花の滝めけり
(大塚美孝)
さす棹に落花まつはる保津下り
(窪田粧子)
落花浴び仕事ができる果報者
(吉野夢宙)
置き去りのボールがひとつ飛花落花
(相川健)
(花の屑)
花屑の上へ名残の花莚
(木暮陶句郎)
(残花)
老友の柩折しも残花浴び
(本多正子)
青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。
トップ欄か、この「俳句HAIKU」をタップすると、最新の全ての記事が掲示されます。
コメント