2023年9月12日に俳句仲間と丹波篠山市の旧宿場町エリア「福住」を訪ね、丹波路ならではの吟行をエンジョイしました。
冒頭の写真は、丹波篠山市教育委員会発行のパンフレットの一部分です。
写真をタップ拡大してご覧下さい。
住吉神社の敷地にある重森三玲作の枯山水の庭園「住之江の庭」などの写真や拙句(まんぽ俳句)をご笑覧下さい。
稔り田や旧街道の一里塚
福住むてふ郷の稔田豊かなり
故郷を誇るガイドや秋の宮
住之江の庭の彼方は初黄葉
三玲作枯山水の庭時雨る
秋時雨厭はずガイド元教授
爽やかや枯山水のモダニズム
雨上がり枯山水の秋気澄む
せせらぎの煌めく畔秋の草
秋草を探り談笑俳句好き
爽やかに余生談議も句座の昼
福住や栗転がりしアスファルト
福住の一日惜しみつ栗拾ふ
夕餉にと拾ふ落栗篠山路
栗飯は舗装道の落ち栗ぞ
最新の俳句や英語俳句の記事は、青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップしてご覧下さい。
「秋澄む」の例句を歳時記(俳誌のサロン)から気の向くままに抜粋掲載させて頂きます。
例句の詳細は青色文字の季語をクリックしてご覧下さい。
せせらぎの鈴振るごとし秋澄めり
(菰田晶)
パラグライダー色とりどりに秋澄めり
(永井孔雀)
魚はねて広がる水輪秋気澄む
(丹生をだまき)
名にしおふ養老の滝秋気澄む
(大石よし子)
秋澄むや猫も耳かす遠汽笛
(小山繁子)
秋澄むやおしやれカットの犬のゐて
(中貞子)
菩提寺の瓦普請や秋澄めり
(農谷ゆき江)
都庁より三浦半島秋澄める
(大霜朔朗)
小流れの正しきリズム秋澄めり
(橋本貴美代)
秋澄むや試飲自由のワイナリー
(山中ミツ)
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この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事をご覧になれます。
(写真)
日本伝統俳句協会9月のカレンダー(一部分)
陰暦の9月の呼称は「長月」です。
写真をタップ拡大して、掲載句をご覧下さい。
2023年は9月1日の「二百十日」・「厄日」には大災害が起こりませんでしたが、9月9日には台風13号の影響で福島や茨木、千葉など各地で局地的豪雨の災害が起きています。
9月9日は「重陽」ですが、陰暦の重陽が新暦に当てはめられていて、到底お祝い気分にはなれません。
重陽や局地豪雨に苛まれ
(薫風士)
「苛まれ」は「さいなまれ」と読んで下さい。
ここをクリック(タップ)して、「言葉の力・俳句の力《癒し》」をご覧下さい。高野ムツオ氏の俳句などが慰みになれば幸いです。
歳時記(俳誌のサロン)から、「二百十日」・「厄日」・「二百二十日」の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。
例句の詳細は青色文字(季語)をクリックしてご覧下さい。
真夜覚めて二百十日の雨を聞く
(稲畑汀子)
田のうねり見守る二百十日かな
(水谷靖)
天気図に渦巻き増ゆる厄日前
(横山茂子)
忌心に句心重ね厄日かな
(稲畑廣太郎)
たこ足のコードにけつまづく厄日
(根橋宏次)
おだやかな二百二十日の川流れ
(鈴木とおる)
今年は1923年(大正12年)に発生した関東大震災から100年の節目に当たります。
ここをクリック(タップ)して、内閣府「防災情報のページ」をご覧下さい。
9月8日の「白露」が過ぎると、さすがに朝夕は凌ぎよくなりましたが、地球温暖化の影響でしょうか、台風の発生時期や進路、線状降水帯の発生、局地的豪雨など異常気象が常態化しています。
人悼む筆を起こせし白露かな
(山田弘子)
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八月尽何の兆しか宵の空
(薫風士)
ウラジスラバ - シモノバさんの俳句を読んで思ったことを書きました。
(写真)
8月31日の満月
空の雲の模様が「四季の雲(写真・俳句)《早春・春の雲》」の空に似て、何かが対峙して噛み合っているかのようにも見えます。
30日の「盆の月」は曇りで見えなかったので、31日の満月を愛で、世界の平和を祈りましたが、ウクライナ戦争の終結の兆しはありません。
日本経済新聞電子版8月27日付の「春秋」(写真参照)に、ウラジスラバ・シモノバさんの俳句が次のとおり引用されていました。
真っ青な空がミサイル落としけり
シモノバさんのウクライナ語俳句の翻訳の「空がミサイルを落とす」という表現は腑に落ちません。
ミサイルを落とすのは空ではなく、人間です。
次の仮想俳句や川柳に込める薫風士の思いを世界の人々がシェアしてくれることを祈っています。
ミサイルの打ち止めならず盆の月
(俳句)
月面へ覇権争い持ち込むな
(川柳)
月面や月の資源の権益については、「宇宙条約」が適用されるのでしょうが、国際条約が反故にされることが無いことを祈っています。
写真は、日本伝統俳句協会のカレンダー8月後半部分です。
写真をタップ拡大すると、掲載の俳句をご覧になれます。
「チュヌの便り」として2014年に掲載を始めた薫風士のブログは、2018年にチュヌが亡くなったのを契機に、ブログの名称を「俳句HAIKU」に変え、
キャッチフレーズを
World peace through HAIKU!
に改めました。
(写真)
俳句HAIKUのアクセス累計
「チュヌの便り」~「俳句HAIKU」の10年間のアクセス累計は、お陰様で8月30日(盆の月)に百万件の大台にのりました。
ブログ用の川柳擬きの拙句をご笑覧下さい。
満月やチュヌにアクセス百万に
百万のアクセス謝すや盆の月
盆の月馳せる思ひはウクライナ
月面へ競ふ先着盆の月
盆の月憂ふ未来の宇宙戦
満月や慈悲の心を月面へ
恙無き白寿目指すや盆の月
(薫風士)
ここをクリック(タップ)して、「花祭《21世紀の宗教・世界平和を考える》」をご一読下さい。
歳時記(俳誌のサロン)から「盆の月」の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。
青色文字(季語)をタップして、例句の詳細をご覧下さい。
本音述べ後悔もあり盆の月
(後藤とみ子)
戦前派戦中派老い盆の月
(吉田多美)
話したきことの溢るる盆の月
(一民江)
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(写真)
親戚がくれた暑中見舞い状と、
鴉か何かに食われた無惨な西瓜
8月23日の「処暑」が過ぎても、残暑とは言いがたい猛烈な暑さが続いています。
残暑お見舞い申し上げます
ロシア軍がウクライナ侵攻を始めてから1年半が経ちましたが、停戦の気配はありません。
タイトルは、ウクライナ戦争の終結を祈りつつ詠んだ、ウクライナ応援のブログ記事用の拙句です。
先日、日本経済新聞電子版8月27日付の「春秋」のコピー(写真参照)を後輩が送って呉れました。
その記事に、ウラジスラバ・シモノバさんの俳句が次のとおり引用されていました。
真っ青な空がミサイル落としけり
この俳句はシモノバさんがウクライナ語で詠んだ俳句の翻訳でしょうが、「空がミサイルを落とす」という表現は腑に落ちません。
ミサイルを落とすのは空ではなく、人間です。
自然現象は止めることが出来ませんが、人間のすることは止めることが出来ます。
この点を認識して原句が作られたのかどうか、ウクライナ語は知らないので、英語訳があれば是非それを見て確認したいものです。
「梅東風や届け世界にこの思ひ」が令和の人々の目の黒いうちに実現するとは思えませんが、その平和の祈りは、俳句を通じて続けることによって世界の人々にシェアして頂き、未来へつながれることを願っています。
青色の文字をタップして、リンク記事をご覧下さい。
青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事のタイトルが表示され、この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事のタイトルが表示されます。
(2024.9.15 更新)
温暖化処暑の昼餉に冷麦も
東北の処暑の猛暑や温暖化
新築のクレ-ン伸びるや処暑の空
新築の木材香る処暑の風
輝きし処暑の三時の雲の峰
(薫風士)
ここをクリック(タップ)すると、歳時記の「処暑」(俳誌のサロン2023.8.23作成)の例句をご覧になれます。
冒頭の写真は、暑中見舞に親戚がくれた「金龍ひやむぎ」です。
我が町ニュータウンは、「まちびらき」をしてから、40年余りになり、高齢化していますが、ベッドタウンとしての自然環境と交通の便に恵まれ、過疎化しないで街の新陳代謝が進んでいるのは喜ばしいことです。
2023年8月23日の「処暑」は、東北まで猛暑日になり、駄句を口ずさみました。
処暑なるも熱中症のアラートも
天気図の処暑の列島濃き赤に
温暖化処暑の猛暑日北国も
(薫風士)
湯上りの子を追ふ処暑の八畳間
(朝妻力)
青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧になれます。
八月や季語を活かしてこそ俳句
タイトルや掲句はブログ記事用の川柳擬きの拙句ですが、俳句は季語やリズムを活かしてこそ俳句の良さがあるのではないでしょうか。
8月19日は「俳句の日」とされていますが、正岡子規の忌日は9月19日ですから、「句育」と語呂合わせをして、「俳句の日」~「子規忌」を「平和の俳句月間」とし、「俳句を通じて世界平和を」の運動を推進して欲しいものです。
(青色の文字をクリックすると、その記事をご覧になれます。)
インターネットを検索していると、民間出身の初代宮内庁長官だった田島道治(たじま・みちじ)が書いた「昭和天皇拝謁記」の概要を紹介する記事が「文春オンライン」にありました。
その一部分を抜粋掲載させて頂きます。
(この記事は削除されたのか、詳細をご覧頂くことが出来ません。ここをクリックして、NHK NEWS WEB の記事「昭和天皇拝謁記」をご覧下さい。)
「・・・・、開戦を命令した宣戦の詔勅であるが、本当は平和裡に解決して欲しいけれどもやむなく開戦に至ったのであるという文言こそ、自分の意思なのだと天皇は強調していた。それも理解せずに自分の退位を請願するような老人の主張はおかしいと田島に愚痴をこぼしたのである。
しかし田島は、天皇の命令が下されたならば必ず謹んで従う(つまり戦争をすることが当然と受け止める)し、そもそも「朕が志ならんや」は日清・日露戦争の宣戦の詔勅でもあった常套句で、そうは受け止めないのが普通であると答えた。このあたり、民間出身の田島らしい返答でもあろう。必ずしも昭和天皇におもねるような答えを返すのではなく、正直に思うことを述べたのである。(以下省略)」
コミュニケーションの難しさをあらためて感じましたが、「大寒の俳句(コロナ禍国際同盟に思うこと)」や「季語・季題が大寒の俳句を集めました」、「天皇誕生日の俳句に思うこと」、「夏祭り最後を飾る揚げ花火」などをご覧頂き、薫風士の思いをシェアして頂けると幸いです。
「ロ-マは一日にして成らず」「ちりも積もれば山となる」「さざれ石の苔のむすまで」
という思いで、世界平和を祈りながら、健康長寿を目指して「俳句HAIKU 」の記事を書いています。
最新の俳句や英語俳句の記事は、青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップしてご覧下さい。
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(2024.8.15 更新)
冒頭の写真は、俳句HAIKUの記事「869祈り繋がむ原爆忌」のパソコン画面や全国戦没者追悼式のNHK-TV画面(一部分)、パソコンのMicrosoft Start画面の記事の一部分、などです。
岸田総理には、政務お疲れ様でした‼️
薫風士の危惧が当たらないことを祈っていますが、俳句の交流を通じて世界平和を願っている人々の思いをシェアして頂けると幸いです。
青色文字(記事のタイトル)をタップ(クリック)して、「夏祭り最後を飾る揚げ花火 《俳句XXX》」や「俳句をユネスコ世界無形文化遺産へ(草の根運動)」などをご覧下さい。
(2023.8.18の記事)
コロナ禍の行動自粛が解けた今年の夏の全国高校野球は恒例どおりに行われていますが、8月17日の西東京代表日大三高と岡山代表おかやま山陽の試合が特に印象的でした。
試合終了のサイレンの音を球児等はどんな思いで聞いたのだろうか?と、ふと、戦時中の空襲警報のサイレンの音を思い出し、ウクライナの人々に思いを馳せて、平和の有難さを噛みしめました。
ここをクリックして、俳句HAIKUの記事「血に染むなドニエプルてふ春の川」をご覧下さい。
終戦記念日の俳句についてインターネットを検索していると、「アサ芸biz」とかいう記事に、次のような記載(抜粋)がありました。
「岸田のやることは、モスクワに乗り込んでいって、プーチンに『今やってることをやめなさい』と、プーチンに直談判をなぜしないの、岸田は? それが今の日本の世界に置かれた立場の中でやるべきことなんだ」
亀井氏のド直球の提言は反響を呼び、SNSでは《亀井さん、岸田総理にそんな度胸ないよ》《戦争を知ってる亀井さんと岸田総理の温度差を感じる》《亀井さんが岸田総理に直談判してほしい》といったコメントが寄せられていた。」
上記の記事を黙って見過ごすわけにはいかず、コメントさせて頂きますが、
プーチン大統領に直談判して問題が簡単に解決するとはとうてい思えません。
誰が交渉するにせよ、日本の政治家が直談判をすると、途方もない交換条件を突きつけられて、馬鹿を見るだけでしょう!
岸田総理にはそんな浅はかな行動をしてもらいたくないですね。
岸田首相とその支持者のみならず多くの方々に「俳句HAIKU」の記事「戦争と平和(俳句と川柳:終戦記念日特集)」や「《台風・野分》(改訂版)」を読んで頂ければ幸いですが、皆さんが良い対策を真剣に考えて頂ければ望外の喜びです。
青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧になれます。
8月6日に句友のアレンジで、丹波篠山市の波々伯部(ほほかべ)神社の「祇園祭」を吟行しました。
薫風士の吟行句と写真をご覧下さい。
夏祭旧りし曳山デコノボウ
「山車」は夏の季語とされています。情景を鮮明に詠むには季重なりもやむを得ない場合もあると思いますが、季重なりの俳句は「ダメ句」とする選者もいます。
掲句を参考にする場合は選者の「嗜好」と「思考」の「好み」を考慮して下さい。
写真はタップすると、拡大してご覧にになれます。
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日本伝統俳句協会8月のカレンダー(一部分)の写真をタップ拡大して、掲載句をご覧下さい。
煽情的表現や曖昧なムード的表現に依存しがちな政治家が実権を持つと、民主主義は破壊の道を辿り、ナチスの歴史の繰り返しとなり、終局的には地球の破壊・人類の滅亡に至ることを懸念しています。 (薫風士) 「X」や「YouTube」等には興味本位の短絡的な投稿や書き込みが多いので、何事にせよ一歩踏み込んで気を付けて考えて対応しなければ、と思っています。
短冊句の「人々に夜空は一つ揚花火」(常央)は「宇宙に地球は一つ」に通ずる考えでしょう。
宇宙的視野で物事を考え、地球を大切にしたいものです。
多様性五輪の集ひ秋に入る
写真は、天神祭り放映のNHK-TV画面の一部分です。
ここをクリック(タップ)すると、大阪天満宮のHPをご覧になれます。
俳句HAIKUの記事「俳句の鑑賞《祭り》」をご覧頂けると幸いです。
ウクライナの苦難は、タレントに夢を託したからではないでしょうか?
薫風士の思いを皆さんがシェアしてくれることを祈っています。
(P.S.)
東京都知事選で、現職の小池百合子氏に次いで2位になった広島県安芸高田市の元市長石丸伸二氏ついて、インターネットの記事によると、「東京都ですらあと15年しか持たない、ガソリンが尽きるわけです。ほかの地方においては尽きてる。安芸高田市は遠い昔にエネルギー切れなんです。これを放っておいていいわけないのに誰も手を打とうとしない。まず政治でなおしていくべき」と発言されていますが、
この発言の「ガソリン」とは何のことでしょうか?
タレントではなく、政治家として、明確に説明して責任ある回答をしてほしいものです。
(2023.8.6の記事)
タイトルと掲句は、ブログ用の川柳擬きの拙句ですが、夏祭りに託けて詠んだ拙句の比喩や暗示について考えて頂ければ幸いです。
「昼と夜」「紙の裏表」があるように、何事にせよ物事には両面があり、全てを常に100%満足させる現象は無いと言えるでしょう。
物事の是非を判断するには、判断基準を何処に置くのか、即時的・短期的・長期的に色々な視点で考える必要があります。
掲句の「X」とは「旧ツイッター」のことですが、Xには中身よりもタイトルで興味を引く偏見的記事が多いので、誰にせよ何事にせよ、肝心なことは「偏見を覆すだけの結果を出すか否か」でしょう。
政界の若返りして夏祭
若返り何をすべきや夏祭
森を守り木を愛で祈る夏祭
Xに飛び交ふ台詞夏祭
夏祭り底の割れたるその台詞
Xの危ふき台詞夏祭
いさぎよき台詞危ふし夏祭
夏祭り一歩踏み込み考へて
鬱憤を晴らすX揚花火
ままならぬとて諦めず夏祭
本質をわきまえ祈る夏祭り
揚花火急いては事を仕損ずる
遠目には線香花火や揚花火
憂さ晴らす俳句HAIKU や揚花火
才知には誠が大事夏祭
揚花火TPOを弁へて
揚げ花火代理戦争お断り
万博の跡地で愛でる揚花火
IR賭博はダメよ揚げ花火
AIに潜むリスクや夏祭
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7月29日、「弥生まち協 多世代交流日帰りバス旅行」に参加して、舞子公園を見物し、その後、ポ-トアイランドにある神戸どうぶつ王国を訪ねました。
冒頭の写真は、園内ガイドマップと参加者に配られた「神戸どうぶつ王国」のパンフレットの一部分です。
ここをクリックして、神戸どうぶつ王国・パークガイドをご覧下さい。
神戸どうぶつ王国は昨年12月に環境省から「認定希少種保全動物園」に認定されています。
持参のサンドウィッチとおにぎりの弁当を二階の「弁当持込エリア」で食べてから、「風のスタジアム」でバ-ドパ-フォ-マンスを見ました。
その後、園内を散策しましたが、珍しい動物や植物を目の当たりにして、つい、時間の経つのを忘れるほどでした。
名も知らない珍しい動物や植物を俳句に詠むのは至難の技ですが、自分なりに見たまま「まんぽ俳句」を口遊み、エンジョイしました。
薫風士のスマホ写真をタップ拡大してご笑覧頂き、写真と拙句を対比して間違いに気づかれた場合には、ご指摘頂けると望外の喜びです。
炎天下輪潜り巧み白鸚鵡
真夏日の園の飛翔や鷹の芸
片陰の砂にごろ寝は狼か
炎天下プレ-リ-ドッグ岩の上
ビーバーはごろ寝暑さに顎を出し
ホースライド日陰の親を振返り
緑蔭に豚も腹這ふ昼下り
川獺も夏陽避けるや岸に沿ひ
何を撮る日焼けの腕に大カメラ
葦見れば川獺の顔夏の池
薄衣を背に羽織るごとマレーバク
車椅子ベビーカ-行く夏の園
熱帯の森が主人や夏館
熱帯の森巡り行く夏着客
夏着客インコとアロー呼び交はし
ハシビロコウ見落としたるか夏の園
冷房の熱帯の森車椅子
熱帯の森の冷房心地良し
夏シャツの客を見物ナマケモノ
白シャツにウンチかけるなナマケモノ
夏の園人馴れしたるオウギバト
緑蔭にシロムネオオハシ動かざる
冷房に疲れ癒すや帰路のバス
猛暑日のガイド・運転謝し拍手
冷酒酌む一日の旅を無事に終へ
(薫風士)
青色文字(季語など)をタップすると、「歳時記(俳誌のサロン)」などの例句やリンク記事をご覧になれます。
青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧になれます。
7月29日に「多世代交流日帰りバス旅行」に参加し、舞子公園を散策しました。
冒頭の写真は参加者に配られたパンフレットの一部分です。
最後に掲載している写真をタップ拡大してご覧になり、疑似吟行をして頂けると幸いです。
「舞子海上プロムナード」に初めて上がりました。海面から50mほどの高さにあり、一見の価値がありましたが、写真ではスリルを味わうことが出来ません。
写真を見ながら「まんぽ俳句」をご笑覧下さい。
夏潮を真下に渡る丸太かな
アイス売る海上喫茶おみくじも
夏潮の明石大橋自撮りの子
明石大橋仰ぐ彼方や夏の雲
大橋の鎖に掛かる夏の雲
夏空や孫文偲ぶ移情閣
炎天下明治天皇偲ぶ歌碑
夏帽子日傘行き交ふ舞子浜
(薫風士)
青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧になれます。
満席の観客に沸く名古屋場所
(薫風士)
掲句はブログ用「まんぽ俳句」です。
(2024.7.29 更新)
写真は、NHK-TV 画面の一部分です。
横綱照ノ富士が大関琴桜に負けて2敗となり、優勝決定戦で平幕の隆の勝を制し10回目の優勝を達成しました。
春場所で優勝した尊富士は怪我で十両に転落し、名古屋場所も休場です。
(2023.7.23の記事)
元気の気句友と分かつ猛暑かな
大暑とて読者に贈る元気の「気」
(薫風士)
梅雨明け後の7月23日は、「大暑」で文字通り各地が猛暑日になり、熱中症警戒アラートが出ている地域もあります。
暑中見舞に貰った葉書の写真をご了解得て掲載させて頂きます。
元気をシェアして頂ければ幸いです。
ブログ用の俳句擬きの拙句を掲載しますが、季語(青色文字)をタップして、歳時記(俳誌のサロン)の大暑の例句をご覧下さい。
自戒すや短気は損気大暑の日
耳が遠くなり視力も衰え、短気になりがちなので自戒しています。
(大相撲・名古屋場所の俳句を詠みました。)
敢闘の気迫相撲や名古屋場所
痛ましや肩に包帯名古屋場所
包帯を巻きて踏ん張る名古屋場所
元気ない力士は怪我か名古屋場所
この一番気力出し切り名古屋場所
優勝の力士の涙名古屋場所
技冴ゆる体力気力名古屋場所
横綱や大関が怪我で休場し、優勝争いは混戦状態で千秋楽を迎えましたが、関脇豊昇龍が優勝決定戦で北勝富士を制し、初優勝をしました。
目に余る体重依存大相撲
(薫風士の川柳)
(薫風士)
2022年の名古屋場所は逸ノ城が優勝しましたが、その後は怪我なのか、不調でした。
豊昇龍の大関昇進後の活躍を期待していますが、体重依存の関取が多く、怪我をしやすい相撲界の現状が懸念されます。
豊昇龍には、大関昇進の「口上」のとおり「気魄一閃の精神」で稽古を積み、怪我をしない技を磨き、秋場所で文字通りの「大関相撲」を見せてほしいものです。
写真は、日本伝統俳句協会のカレンダー
(7月前半と後半)です。
写真をタップ拡大して、カレンダーの掲載句をご鑑賞下さい。
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梅雨の晴間の7月11日に、丹波竜化石工房「ちーたんの館」と丹波竜の里を吟行しました。
「ちーたん」の由来は、係の方のご説明によると、次の通りです。
ちーたんの「ち」は地層・いのち、「-」は永遠・永く、「たん」は丹波・誕生を意味し、
体は、しましま地層模様、化石のアップリケを付けている。
(冒頭の写真参照)
現地を訪問できない方は、写真をタップ拡大してご覧になり、疑似吟行をして頂けると幸いですが、ご参考までに拙句(ブログ用まんぽ俳句)を掲載します。
梅雨晴の恐竜の里訪ねけり
万緑の中の館の丹波竜
恐竜の化石の展示夏館
ちーたんの館の冷房心地よし
丹波竜の里へ青田の峡の道
風涼し化石探しの実習場
万緑に巨像肌色丹波竜
恐竜の歩幅の標(しるべ)青田道
恐竜の遺蹟隠すや今年竹
丹波竜の化石遺蹟や青田風
万緑の流れの化石丹波竜
白鳥の器に下ろし夏大根
白鳥の器に薬味冷酒酌む
青色文字(季語)をタップすると、歳時記の例句やリンク記事をご覧になれます。
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句友に貰い鉢に移植した黒竹の筍が1本根付き、若竹に成長しました。
写真をタップ拡大して、ご覧下さい。
雨に濡れた黒竹に蝶々が何故か長い間じっと縋りついていました。
青色の文字をタップすると、リンクした関連の記事をご覧になれます。
鉢植の黒竹飾り星祭
星祭弥栄祈る俳句かな
鉢植に一廉に伸び今年竹
若竹の節に光るや雨雫
黒竹の細き若葉に雨滴かな
黒竹に縋り付きたる夏の蝶
(薫風士)
歳時記(俳誌のサロン)から気の向くままに「今年竹」や「若竹」の例句を抜粋・掲載させて頂きます。
例句の詳細は青色文字(季語)をタップしてご覧下さい。
若竹1
若竹や夕日の嵯峨と成にけり
(蕪村)
若竹2
若竹の伸びに驚く旅帰り
(大久保白村)
今年竹1
心見に雀とまれや今年竹
(正岡子規)
今年竹2
月光をあびて伸びゆく今年竹
(山下由理子)
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寄せ植えの白き竜胆紅仄か
(須賀敏子) (田村園子) (水原秋櫻子)
竜胆や気持にことば追ひつかず
(575筆まか勢)
竜胆や朝はきらめく白馬岳
(写真)
「カラー図説 日本大歳時記」
および
「合本 現代俳句歳時記」
葱坊主は春の季語です。
写真をタップ拡大して、季語の解説と例句をご覧下さい。
歳時記(俳誌のサロン)から気の向くままに葱坊主の例句を抜粋・掲載させて頂きます。
例句の詳細は青色文字(葱坊主)をクリック(タップ)してご覧下さい。
葱坊主折れたり老いは確実に
(井手由紀江)
カルデラの中の段畑葱坊主
(陣野今日子)
葱坊主脳の萎縮はひとごとに
(卜部黎子)
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