山田錦の郷(晩秋の吟行写真俳句)
暮の秋酒米処吟行す
短日の工事急ぐや道の駅
明日は冬足湯は未だ工事中
ひつじ穂の朝日になびく米処
黒滝の響きに枯れ葉散りゆけり
秋風や朽ちゆく祠見棄てられ
仲よしの吟行句会日短か
よかたんや句座の昼餉に新酒酌む
よかたんや牡蠣は広島米は三木
古米とて山田錦の旨さかな
晩秋や歳時記を手に句歴談
歳時記の型崩れして秋暮るる
返り花ベテラン手にす電子辞書
トランプがハリスを制し冬に入る
帰り花トランプ政治如何ならむ
冬に入る日本の未来如何ならむ
新酒汲む世界平和を祈りつつ
立冬や一人連句で憂さ晴らす
(薫風士)
掲句は、11月6日(立冬の前日)に俳句仲間と三木市にある山田錦の郷と黒滝を吟行して詠んだ酒米処紹介の存問句と、11月7日の朝テレビを見て詠んだ憂さ晴らしの拙句(最後の5句)です。
山田錦の郷も、大阪・関西万博の観光客などを迎えることを意図して再開発をしているようですが、薫風士の「世界平和への思い」をシェアして頂けると有難いです。
ちなみに、「黒滝」の呼称の謂れは何でしょうか?
ご存じの方があれば、教えて下さい。
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