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2023年10月17日 (火)

《新米・今年米》

  

古米とて「よかたん」の飯旨かりき 

新米を高値にしたる猛暑かな

今年米の焦げの茶漬けを愛づ猛暑

          (薫風士)

 

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兵庫県の「山田錦の郷」を2024年の晩秋に訪ねて吟行した際に「よかたん」で昼餉のカキフライ定食を食べて美味しかったので、「新米か?」とレジに尋ねたところ、「新米ではない」とのこと、「さすが酒米の本場だな」と感心しました。
   

  

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「ゆめぴりか」も美味しいが、山形県の「つや姫」の旨さは印象的でした。

また食べたいものです。

(「最上川秋の舟下り」参照)

   

  

  

歳時記(俳誌のサロン)から新米と今年米の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字(季語)をクリックしてご覧下さい。

         

新米・今年米 1 

アルプスの水に炊きあげ今年米

       (水谷芳子)

  

新米の袋に旅の芭蕉翁

       (深川知子)

  

新米・今年米 2

新米をゴルフの賞と夫戻る

       (指尾直子)

 

新米のご飯とハムの目玉焼

       (佐方敏明)

 

新米・今年米 3  

新米は素十の里のこしひかり

       (高森弘)

  

新米の値上げ今夏の暑かりし

      (田中藤穂)

  

新米・今年米 4

恒例の旧友よりの新米来

       (大橋晄)

  

能勢棚田なる新米ともてなさる

     (片山喜久子)

   

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2024.11.8 更新

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