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2016年11月21日 (月)

鳥取砂丘と「砂の美術館」などの写真と俳句

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2016年11月12日に日帰りのバス旅行(三田地区まちづくり協議会主催)浦富海岸島巡り鳥取砂丘・砂の美術館」「かにっこ館」などを見学しました。

神姫バスの案内嬢はまだガイド1年生の由で、テキストを見ながら生真面目に道中の観光スポットについて説明をしてくれましたが、内容は殆ど忘れてしまい、ガイドさんの笑顔だけが印象に残っています。

   

訥弁に笑顔のガイド旅小春  

短日の鳥取砂丘愛しみけり

        (薫風士)

      

砂丘の俳句をインターネットで検索すると、「鳥取砂丘文学散歩 石碑というサイトや、高浜虚子の句碑・有島武郎歌碑などのマップや解説のサイトがありました。

(写真はクリック・拡大し、青色文字はクリックして解説記事や俳句をご覧下さい。)

   

秋風浜坂砂丘少しゆく  

        (高浜虚子)

虚子はこの俳句をどのような心境で詠んだのでしょうか? 

  

浜坂の遠き砂丘の中にしてさびしき我を見出でつるかも

  

 有島武郎はこの歌を詠んだ40日後に人妻と心中をしたとのことです   

    

「きらめきを砂丘に返し露乾く」や「露を抱く砂丘朝日に応へ来し」という稲畑汀子さんの俳句が「歳時記(俳誌のSalon)・露」にありました。  

冬日差す砂丘の駱駝影長し」などと、チュヌの主人は即興句を口遊みながら写真を撮りました。

  

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駱駝の写真を撮ろうとすると、「撮影は有料です!」と言われ、ラクダの近くでは撮影をやめました。この写真でご想像ください。

  

NHKの今日のニュースによると、鳥取は震災で一時減っていた観光客も増えてきているとのことで、速やかな復興を祈っています。

  

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コメント

俳句の鑑賞:「柿」(追補版)
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2018/10/post-5210.html

をご覧下さい。 (薫風士)

四季の雲(写真・俳句)《早春・春の雲》
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2022/02/post-06b7.html


 
コロナ禍のストレス社会夏に入る(夏の俳句特集)
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2022/02/post-bdba.html
  
をご覧下さい。 (木下さとし)

(俳句と川柳) 第101代総理大臣への期待 (「吾亦紅」と「夜長」に思うこと)
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/10/10-d078.html
をご覧下さい。 

(薫風士)

俳句鑑賞: 「老鶯」・「夏鶯」・「残鶯」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/05/post-d2af.html

俳句の鑑賞:「初夏」 《コロナ禍に思うこと》
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/05/post-072b.html
をご一読下さい。

(薫風士)

・気の合ひし句友と談義年忘れ (薫風士)

SNS世代に俳句の楽しさ・面白さを知ってほしいと、
「まんぽ俳句会」(SNSも活用)を始めました。
ご投稿をお待ちしています。
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/11/post-d2ef-1.html
をご覧下さい。

(薫風士)

「吟行の写真俳句集」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/pictureandhaiku.html
をお楽しみ下さい。

俳句をユネスコ世界無形文化遺産へ (草の根運動)
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2018/07/post-06b7.html
をご覧下さい。

高浜虚子へのオマージュになればとの思いから虚子100句を英訳し、
「高浜虚子の俳句をバイリンガルで楽しもう!」というタイトルで
国際俳句交流協会ホームページに5回シリーズで掲載して頂きました。
俳句をユネスコ世界無形文化遺産に登録する運動の一助になれば幸いです。
高浜虚子の俳句の面白さが注記や英訳でよくわかるように工夫しています。
下記のURLアドレスをクリックして是非ご覧下さい。
(はじめに)
http://www.haiku-hia.com/about_haiku/takahama_kyoshi/
(あとがき)
http://www.haiku-hia.com/about_haiku/takahama_kyoshi/afterword.html
「初雪の俳句」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2017/01/post-4dd9.html

今日3月8日は「国際女性の日」です。
鳥取砂丘へのバス旅行のブログを読み返していて、
ふと宗内敦氏の「演歌つれづれ」第23話「西方浄土(月の砂漠)」
が頭に浮かびました。
「演歌つれづれ」は宗内敦氏がほろ苦い青春の思い出を
演歌と共に綴った私小説風のエッセイ集です。
同世代の方々にはそれぞれに思い当たる思い出があるのではないでしょうか。
http://muneuchi.art.coocan.jp/enka/enka_index.htm
をご覧下さい。

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