日記 Feed

2023年3月18日 (土)

丹波篠山雛祭り 《吟行の写真俳句》


  

3月14日、句友と丹波篠山の雛祭りを見に行き、吟行しました。

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篠山城大書院•武家屋敷安間家資料館•青山歴史村•歴史美術館を4館共通券(600円)で巡りました。

写真と拙句を掲載します。

バザールタウン篠山の駐車場で句友を待っている間に、軽トラがよく行き来したので先ず1句詠みました。

 

軽トラの行き交ふ丹波春浅し

城跡を望む花芽のなほ硬し

白鷺も鵜もゐる濠や春浅し

青き踏み濠辺に立てば鷺飛びぬ

白鷺も青鷺もゐし春の濠

御祓(みそぎ)とて竹樋に流す紙の雛

水琴窟春の煌めき樋を流れ

雛流す水琴窟の音清し

句に遊び篠山城趾青き踏む

城跡や天道虫が下萌

デカンショ館鎧と雛の威容かな

春ともし写真禁止の美術品

春日陰法廷跡の被告席

春灯や法廷跡の美術館

白梅や無文銭てふ庭に映ゆ

下萌や青山銭の石囲

春風やお伽草子の大絵巻

目纏の舞ひたる庭の春日向

武家屋敷小さき紅梅庭隅に

暖かや別れを惜しむ立ち話

  

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2023年3月10日 (金)

日々の散歩に5-7-5《まんぽ俳句3月》

   

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まんぽ俳句」とは、「散歩」を「万步」や「漫歩・漫遊」などの掛詞にした薫風士の造語です

  

「俳句は好き好き」と割りきって、健康長寿を目指して、まんぽ俳句を口ずさんでいます。  

      

頼もしき無邪気な幼春の園

春浅き家路の子らの声元気

春めくや老の感慨一入に

まん步にはマスク忘るな花粉症

庭隅に植ゑし球根芽を出しぬ

不死鳥に剪定したる垣根杉

杉垣根花粉は嫌と花芽切る

小さくとも松竹梅あり庭の春

  

朝日さす舗装工事や暖かし

3.11の今日は夏日になるところもあるそうです。

福島の復興が未来志向で促進されることを祈っています。

      (薫風士)

 

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2023年3月 7日 (火)

早春の琵琶湖•長浜城(俳句と写真)

  

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3月6日、啓蟄の日にJR新快速で長浜に行き、琵琶湖•長浜城•豊公園周辺を吟行しました。

長浜城は「秀吉の出世城」と言われ、周辺の公園は「豊公園」(ほうこうえん)と呼ばれ、瓢箪がメルクマ-ルになっています。

吟行に行けない方は、下記の写真を参考にして、擬似吟行をお楽しみ下さい。

拙句がヒントになれば幸いです。

  

早春の青空高く天守閣

瓢箪の穴越覗く春の城

雪吊を残す一景豊公園

紅白の梅一対や豊公園

早春の豊公園を車椅子

早春の煌めく湖(あわうみ)空蒼し(あおし)

湖の朽し桟橋春の鴨

長浜や湖畔の池に春の鴨

春鴨の水脈の揺らぎや池の昼

城下町盆梅展のパスポート

盆梅を尻目に幼SLへ

盆梅展孫のためとて割愛す

とんかつの創作料理春を愛で

春浅き創作ランチ手酌酒

啓蟄の一日のまん步城下町

早春の帰路の車窓や月ほのか

 

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2023年3月 4日 (土)

早春の嵯峨野•嵐山《俳句と写真》

 

3月3日雛祭りの日、句友の勧誘で嵯峨野を吟行しました。

吟行地紹介の15句を写真と共にご笑覧下さい。

 

早春の嵯峨野や喜寿のピアの音

春浅きべ-ゼンドルファ弾く思ひ

早春の光と影にさざれ石

嵯峨駅の尊徳像や春浅し

紅の花源平梅の一枝に

紅白の盛りの梅や土塀沿ひ

紅梅は苑に誇るや天龍寺

早春の街賑ふや嵐山

春浅き街晴れやかな着物行く

春浅し乙女和服に湯葉チーズ

早春や光煌めく桂川

早春の川辺に乙女こもごもに

大堰川舟点々と春浅し

早春や堰の上下舟と鳥

春浅き賑ひ戻る渡月橋

雛祭り電車っ子には興味無く

  

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2023年2月12日 (日)

常勝寺吟行《鬼こそ・鬼やらい・追儺式》

 

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(上記の写真)

常勝寺のパンフレット(一部分)と

読売新聞記事(切り抜き)

   

     

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2月11日の建国記念日に行われた丹波市・常勝寺の追儺式「鬼こそ」を句友と吟行した際の写真を掲載します。

写真を見ながら、思いつくままに吟行紹介の拙句を逐次掲載しますが、皆さんも追体験・疑似吟行をして頂けると幸いです。

 

丹波路の低き山並春浅し

鬼こそへ三百六十五段をも

早春の古木に寄りて一休み

千年の杉を仰ぐや春の磴

稚児縋る大師の像や寺の春

仁王像目を光らせて鬼やらい

鬼やらい育三郎てふ犬に会ひ

鬼こその法螺貝響き(じょう)舞ひ來

 この句の「尉」は、「老翁」ではなく、「炭火の白い灰」の意味です。

  

追儺式世界平和を祈る声

寿老尊笑み綻ばす追儺式

般若経の転読はやし鐘太鼓

「はやし」は「早し」と「囃し」の掛詞です

  

里山へ法螺響かせて鬼やらい

鬼こそに目を輝かせ肩車

御堂裏鬼残雪に出番待ち

鬼の剣幼仰ぐや鬼やらい

鬼こそや童仙人面の笑み

鬼こその由来知りたき追儺式

鬼こその「こそ」は「鼓騒」か追儺式

         (薫風士

   

NHK関西ブログによると、常勝寺は桜も楽しめるのでまた吟行に行きたいと思います

 

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2023年2月 8日 (水)

俳句《冬の霧☆霞・靄・霧》

      

(2023.12.16 更新)

冬霧に朝日の霞む並木道

ここをクリック(タップ)して、「《冬霧》丹波並木道中央公園」をご覧下さい

  

十八番パターを急かす冬の霧

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12月15日なのに10月並みの気温に恵まれて、曇りながら時雨ることもなく今年最後の健康管理ゴルフを仲間とエンジョイしました。

掲句は、夜は雨が降る予報で18番ホ-ルではクラブハウスが霧に霞み始め、パットを急ぎながら頭に浮かんだ駄句(まんぽ俳句)です。

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この写真はクラブハウスのレストランの一角です
地酒は自腹でしたが、友達の誕生日優待券のお陰で美味しい鰻重をご馳走になりました。

   

 

(2023.2.8 の記事)

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2月8日は「針供養」の日ですが、最近は針仕事や針供養をする主婦は殆ど居ないでしょう。

今朝の日の出は靄にくっきりと見え、国際俳句協会のホームページに翻訳を投稿した芭蕉の俳句がふと浮かび、このブログ記事を書くことにしました。

   

春もややけしきととのふ月と梅

         (芭蕉)

   

この芭蕉の俳句を深読みして掛詞として翻訳し、国際俳句協会のHPに投稿しました。

ここをクリックして、「英語でわかる芭蕉の俳句」をご覧下さい

  

歳時記(俳誌のサロン)から、気の向くままに例句を抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字(季語)をクリックしてご覧下さい。

  

霞1 

濃きものは淡きに食はれ山霞

       (鷹羽狩行)

 

霞2

曳船の霞んで上る隅田川

       (及川澄江)

  

霞3

月斗忌の海おほいなる霞かな

       (島谷征良)

 

霞4

大霞比良白嶺を浮き立たす

       (沢田清子)

 

霞5

白内障の故か万物遠霞

        (大橋晄)

  

霞6

春なれや名もなき山の薄霞  

        (芭蕉)

 

霞7

夕霞川面見下ろす露天風呂

      (丸山酔宵子)

  

霞8

高階の都心眺望遠霞

       (安原葉)

      

「靄」の例句を、なるべく宣伝の無いサイトから、気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

詳細は青色文字をクリック(タップ)してご覧下さい。

  

俳句季語一覧ナビ」の例句から1句  

靄中にうく日輪や花菜雨

       (西山泊雲)

    

575筆まか勢」《冬の靄》から1句

冬の靄クレーンの鉤の巨大のみ

       (山口青邨)

    

朝霧に子等と体操日を仰ぎ

丹波路冬靄の峰朝日差し

        (薫風士)   

    

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2023年2月 5日 (日)

俳句ブログ《初午》

    

我を見て舌を出したる大蜥蜴   

       (高浜虚子 )

   

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健康管理の散歩をしながら雲の動きを鑑賞したり、朝起きてシャッターを上げる時に日の出の雲を観察したりして、面白い雲の形を発見すると駄句を口遊み楽しんでいます

        

       

(写真)

日本伝統俳句協会2月のカレンダー(一部分)

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2月初旬は、1日の「碧梧桐忌」、3日「節分」、4日「立春」、5日「初午(はつうま)(旧暦1月15日)、8日「針供養」etc、俳句の題材になる日が続きますが、一般の人々、特に現役の多忙な人々にはどれほど関心があるのでしょうか?!

   

     

政治家や企業のトップの方々には、高齢者も現役世代の為に働けるように、働き方の改革を是非とも推進して頂きたいものです                      

   

歳時記(俳誌のサロン)の「初午」の例句は、ここをクリックしてご覧下さい

     

昨日は立春の夕日と雲が兔のように見えましたが、今朝の雲はトカゲのように見えたので、冒頭に高浜虚子の俳句を掲載しました。

        

初午の日の出の雲は蜥蜴形

初午や蜥蜴のごとく逞しく

初午の字をよく見てよ牛じゃない

初午に進む英訳芭蕉の句

初午に俳句の未来祈りけり

  

掲句は薫風士のブログ用俳句擬きです    

575筆まか勢」の「初午」の例句に芭蕉の俳句がありました。

   

初午に狐の剃りし頭哉

       (松尾芭蕉

比喩のようなこの俳句は、芭蕉の高弟宝井其角の従僕是橘が其角の父東順に医学を学ぶこととなった時の門出を祝って芭蕉が詠んだ一句、とのことです。(芭蕉db.参照

  

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2023年1月29日 (日)

句に遊び腹据え祈る初不動

   
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(写真)

成田山不動尊HPの画像

  

(PC画面の一部分)

   

初不動(1月28日)の日の出来事・心境を口遊み、記事のタイトルにしました。

  

・初不動ゲーム最中にベルの音

   

寒晴れ霹靂のごと電話聞く

   

・初不動持つべきものは句友かな

   

・初不動やるべきことをやり尽くし

  

・初不動苦しい時の神頼み

  

・句に遊び寝て待つ果報春隣り

       (薫風士

  

ここをクリックすると、「575筆まか勢」の「初不動」の例句をご覧になれます

  

俳句HAIKUの記事『花見酒』令和を祝ひ句に遊ぶ」や「夏目漱石と高浜虚子《漱石忌に思うこと》(改訂版)」、惜春やゴルフに興じ句に遊ぶ」、「『春隣』の俳句(オミクロン株感染に思うこと)」などをご笑覧下さい。

      

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2023年1月27日 (金)

俳句《悴む・かじかむ》

     

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前座に拙句を掲載し、歳時記(俳誌のサロン)から親しみやすい俳句を抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字(季語)をタップしてご覧下さい。  

      

悴むや誤解まねきしアドバイス   

悴みて直すボタンの掛け違ひ  

何もかも雪に悴み今朝の庭     

悴みし手に柔らかし幼の手  

内科医へ悴みそろり坂の道   

悴みし手に運勢のチラシ呉れ  

悴みし指にスマホの無反応  

悴みて手を両脇立ち話            

悴みし手を出し握手意気合ひて  

         (薫風士

   

悴む

悴みて独り居の鍵取り落とす 

        (小島緑泉) 

   

悴む

悴める指にそむけり釦穴

      (岡田和子)

   

悴む

悴みつつ連れ行きし犬命尽き

        (大橋晄)

  

悴む

悴むや逆縁悼む言葉なく 

     (長谷川閑乙)

   

(写真)citymate」の記事

「2023年総合運」と「1月の運勢」

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よく思い当たる内容を要約してあり、参考になります。

  

タップ拡大してご覧下さい。 

      

ちなみに、「究極の愛・ラブを!(Ultimate LOVE!)」をご覧下さい。

人生の指針の参考になれば幸いです。

   

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2023年1月25日 (水)

俳句《初雪・寒椿・冬椿》

    

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1月25日はこの冬一番の寒気で、10年に一度と言われる全国的な寒さですが、昨夜からの初雪は早朝に止み、時々風花がちらついています

  

殆ど雪の降らない当地では子供たちが雪だるまを作ったり雪合戦などをして初雪を楽しんでいますが、コロナ禍の豪雪地域のご苦労や交通事情などを思うと、大雪にならないことを祈るばかりです。

     

・初雪の校庭子等の声高く

・乾雪に煌めく朝日影長し

・乾雪やダルマ作れぬ夢ひろば

・風荒ぶ狭庭に耐へて寒椿

・初雪の風にさ揺るや寒椿

・初雪を葉にたっぷりと寒椿

・寒椿初雪少し黄の蕊に

     (薫風士

  

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「初雪」と「寒椿」の「季重なり」の拙句はダメ句だと言われる方もおられるでしょうが、「初雪」の降る時期や「椿」の咲く時期は地域によって異なりますから、自然現象を在りのままに、表現を豊かにして、多様性の時代の俳句を楽しめば良いと思っています

   

ここをクリック(タップ)して、「著名俳人の『季重なり』俳句集」をご覧下さい

 

「575筆まか勢 寒椿」の例句から、気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細はここをクリック(タップ)してご覧下さい

   

寒椿置きたる水の動きだす

      (夏井いつき

   

花咲いておのれをてらす寒椿

       (飯田龍太)

   

楮蒸す湯気の向ふの冬椿

       (池田和子)  

     

俳人協会文学館に次の俳句がありました

自分には厳しく生きん寒椿 

       (吉川康子)

Twitterの流行る現代の世界には、この俳句のような殊勝なリーダーが少なくなり、残念なことです

  

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2023年1月12日 (木)

丹波篠山・戎神社吟行

  

(P.S. 2023.9.14)

丹波篠山市吟行の記事を纏めました。

ここをクリック(タップ)して、「四季の吟行《丹波篠山市》」をご覧下さい。

     

(2023.1.12の記事)

 

初戎丹波の一日惜しみけり

   

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(写真)

令和5年1月17日現在の俳句HAIKUへのアクセス累計が縁起の良い数字「880,770件」なので記念に掲載しました。

  
2023年1月10日に丹波篠山市の戎神社や「まけきらい稲荷」などを俳句仲間と吟行し、200年の由緒ある玉川楼で昼食を頂き初句会をしました

拙句の青色文字(季語など)をタップすると、歳時記(俳誌のサロン)や「575筆まか勢」の例句、観光案内記事などをご覧になれます。

吟行地紹介の写真をタップ拡大して、疑似吟行をして頂ければ幸いです

     

丹波路や冬靄の峰朝日差し

時雨とて車窓に愛でる城下町

初戎へ河原町てふ城下街

水音の淑気の磴や朱の鳥居

冬日向芭蕉来ざるも芭蕉句碑

  興味があれば、「HAIKU (バイリンガル英語俳句) 」の「芭蕉300句の英訳」をご覧下さい。

  

相撲場に青きシートや寒日陰

初御籤「まけぎらい」てふ名に惹かれ

凶とても御陰はあるよ初御籤

本経寺主に焚火もてなされ

赤マント着せられ小さき狐像

扁額の句集は読めず時雨る軒

淑気満つ忠良公の能楽像

壊れたる唐箕の陰に寒椿

注連飾り格子戸潜り句座に就く

初句会硝子障子の庭を愛で

恙無く地酒手酌に初句会

初句会俳句論議も楽しみて

熱燗に鯖街道とふ膳を愛で

牡丹鍋メニューに惜しみ句座の昼

     (薫風士

  

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「和文俳句」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

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2023年1月 8日 (日)

《紅白》と《除夜の鐘》

      
23113大ヒットしているのか、シンガーソングライター藤井風が紅白に出演し、愛の歌「死ぬのがいいわ」を歌いました。

拙句の文字の背景色は、死を賭して戦っているウクライナの人々を俳句で支援する象徴として、ウクライナの国旗の色にしています。

         

にぎにぎし紅白果てて除夜の鐘

ウクライナいつなる和平除夜の鐘

ウクライナへ馳せる思ひや除夜の星

聞く耳を如何に活かす除夜の鐘

我が祈り健康長寿除夜の鐘

究極の愛の形や除夜の詩(うた)    

子や孫に未来を託し除夜の詩(うた

死ぬよりも愛がいいよ除夜の談

       薫風士

   

上記の拙句を川柳ととるか俳句として受け入れるか、貴方次第です。

俳句をユネスコ世界無形文化遺産へ(草の根運動)」をご覧下さい。

   

青色文字をタップしてリンク記事をご覧頂ければ幸いですが、「歳時記(俳誌のサロン)」や「575筆まか勢」から気の向くままに例句を抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細も青色文字をタップしてご覧下さい。

 

除夜

一斉に除夜の汽笛や横浜港 

       (大熊庸介)

    

除夜の鐘1

平成の終の響きや除夜の鐘 

       (田中臥石)

    

除夜の鐘2

崩れたる篝の火の香除夜の鐘 

       (森清信子)

   

(575筆まか勢)除夜

奥武蔵雪山ならぶ除夜の鐘

      (水原秋櫻子)

   

宮島の除夜の燈明り波の上

      (竹下陶子)

   

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事のタイトルが表示され、この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事のタイトルが表示されます。タイトルをタップしてその記事をご覧頂ければ幸いです。

  

2022年12月31日 (土)

《年越・年越蕎麦》   

      

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今年は、新型コロナとの戦いに加え、プーチン専制下のロシア軍のウクライナ侵攻に対する経済制裁による物価高騰など、多事多難でした。

日本の平和は世界の平和が維持されてこそ実現できるとの思いで、「俳句を通じて世界平和を!」と、ブログ「俳句HAIKU」を書いています。

ここをクリックして、「トマトの俳句(ウクライナ応援句)」をご覧下さい

        

親戚から贈ってくれた年越し蕎麦を有難く頂き、駄句を詠みました。   

・恙無く越前蕎麦を年越しに

・年越や歌合戦と蕎麦を愛で

・年越に思ひ馳せるやウクライナ  

        (薫風士

    

年越し」の歳時記(俳誌のサロン)の例句はここをクリックしてご覧下さい。

ここをクリックすると、「年越蕎麦」の例句をご覧頂けます

(2022年12月31日作成のホヤホヤの歳時記ですよ!)

    

2022年12月21日 (水)

俳句:故郷の《里芋》

      

(2023.12.10 更新)

俳句を市民の文化としてエンジョイしよう

冬紅葉散るや並木の俳句論

    

青色文字をタップ(クリック)して、「俳句の比喩と掛詞《白鳥》」や「猿回し《季語とは何か》」をご覧下さい。

     

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「歳時記(俳誌のサロン)」の「里芋」の例句を1句抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細はここをクリックしてご覧下さい

    

  

・山芋と里芋うまし里帰り

      (村越化石

       

冒頭の写真の里芋に詠んだ拙句を3句:

里芋を共に食ひたる友は逝き

故郷を想ひ里芋求めけり

里芋や妻の憂ひは物価高

       (薫風士     

   

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2022年12月16日 (金)

《初氷・薄氷・うすらひ》

       

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221219_22022年12月15日、本格的な冬の寒波襲来で近畿各地で初氷が観測されましたが、19日には神戸でも初氷が張り、京都では初雪が降りました。

天気予報を見ると、散歩道でも初氷が見れそうだったので「健康管理のマンポ」を早朝にして、スマホ写真を撮りながら駄句を口遊みました。  

    

・「ひとはく」のホロンピア池初氷

・虹の木てふメタルアートや薄氷に

・初氷今朝の散歩の潦(にわたずみ)

スマホ手にプール覗くや初氷

・薄氷や戦禍の暮らし如何ならむ 

        薫風士

    

「歳時記」(俳誌のサロン)や「575筆まか勢」から気の向くままに例句を抜粋・掲載させて頂きます。青色の文字をタップすると例句の詳細が表示されます。

 

初氷

初氷割りて登校下校かな 

       (稲畑廣太郎)

     

うすらひ

薄氷といへざるほどのうすらひで 

        (大橋敦子)

   

薄氷1

犬の水替へ薄氷を流しけり 

        (稲畑汀子)

  

薄氷2

薄氷の神水を汲む老夫婦 

        (片渕清子)

  

薄氷3

日を返す能登の捨田の薄氷 

        (石原光徳)

  

薄氷4

薄氷や畦川板を渡すのみ 

        (根橋宏次)

  

薄氷5

薄氷踏んでおどける里訛り 

        (鴨下昭)

    

薄氷6

薄氷を胸で分けゆく鴨の二羽 

        (佐藤喬風)

   

575筆まか勢

薄雪を乗せし薄氷銀閣寺

        (右城暮石) 

  

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2022年12月14日 (水)

「猿回し」《季語とは何か》

 
221214(写真)

「カラー図説 日本大歳時記」

1981年発行「猿回し」の解説ページ

タップ拡大してご覧下さい。

   

ウイキペディアによると、猿回しは、「4500年前のメソポタミア文明に職業としてあったが、日本には奈良時代中国から伝わり」、「昭和30年代(1955年 - 1964年)にいったん絶滅した[6]」が、「1978年昭和53年)に周防猿まわしの会が猿まわしを復活させ、現在は再び人気芸能となっている。」とのことです。

正月の行事(牛馬の厄払い)として行われた「猿回し」は、現在では本来の宗教的行事ではなく「大道芸」として親しまれていますから、選者の選句で「猿回し」を「正月の季語」として厳密に適用されると違和感があります。

松尾芭蕉は「不易流行(ふえきりゅうこう)と言い、高浜虚子は「古壺新酒(ここしんしゅ)と言っています。

「季語」は古い歳時記の分類に捉われず、弾力的に運用すれば良いでしょう。

健康長寿の俳句をエンジョイするためには、「正月」でなくとも、「季重なり」になっても、あまり気にせず、実際の猿回しの情景を素直に詠んで句作を楽しめば良いと思っています。

   

猿曳やアナクロ専制如何にせむ

        (薫風士

  

掲句は川柳擬き・俳句擬きのブログ用俳句ですが、「575筆まか勢」や「歳時記(俳誌のサロン)」から「猿回し」の「季重なり」の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字をタップ(クリック)してご覧下さい。

   

575筆まか勢

竹馬をよけて通るや猿まはし

       (高浜虚子)

   

寺の門に猿曳憩ふ百日紅

       (寺田寅彦)

   

歳時記

花吹雪人だかりして猿廻し 

        (松沢久子)

  

梅の下掛声高き猿回し 

       (古川さかえ)

   

秋日和猿回しゐる天満宮 

       (長濱順子) 

   

曳猿の空を見てゐる梅白し 

      (宇都宮敦子)

  

先日句友と「道の駅 神戸フルーツフラワーパーク大沢」にて吟行し、日記代わりに詠んだ猿回しの拙句と写真を掲載します。

2022年12月17日(土)18日(日)には、神戸モンキーズ劇場にて特別公演(手話を取り入れた猿まわしショー)をするとのことですが、機会があれば夜のイルミネーションに吟行をしたいと思っています。

   

日溜まりに人待ち顔の猿回し

猿回し電飾用の馬像背に

句材にと話しかけたる猿回し

佳い句をと祈って呉れし猿回し

猿回し八艘飛びを十八番(おはこ)とし

しくじりも演技の一つ猿回し

曳猿のお辞儀頭を地に付けり

猿曳の弁舌に乗り笊へ札

さよならの手振り合はすや猿回し

曳猿の齢は幾つ幸祈る

     

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ここをクリックして

「マイちゃん」の八艘飛びの動画をご覧下さい。

(動画は句友が撮ってくれたものです。)

  

        

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2022年12月 9日 (金)

俳句《冬の蝶》

  

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新型コロナウイルス第8波の感染拡大を警戒して、コロナ感染拡大防止のためにクラスが休校になり、遊びに来た孫を連れ出して散歩に詠んだ冬の蝶の拙句と写真を掲載します。

     

   

写真をタップ拡大して、冬の蝶が何処に写っているかを見つけて頂ければ幸いですが、それは蝶でなく、蛾かもしれません

        

快晴の小道ひらひら冬の蝶

冬の蝶我を誘ひ見え隠れ

冬の蝶見え隠れして丘の径 

冬の蝶小径に留り紛れけり

冬の蝶撮れど写りし姿無く

駄句捻り遊びし相手冬の蝶

          (薫風士

   

「誘ひ」は、「5・7・5」の定型リズムにして、「いざない」と読んで下さい。

歳時記(俳誌のサロン)から気の向くままに「冬の蝶」の俳句を抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は季語(青色文字)をタップしてご覧下さい。

   

冬の蝶1

冬蝶の日を拾ひつつ消えにけり

        (松本松魚)

 

見失ふほどには飛ばず冬の蝶

       (高橋さえ子)

 

冬の蝶2

操りの手の止まるとき冬の蝶 

        (田中一美)

  

今生の高さをとべり冬の蝶

       (荻野加壽子)

  

冬の蝶3

六階のわが窓のぞく冬の蝶

        (大坪景章)

  

冬の蝶波郷の墓へ吹かれきし

        (山田春生)

    

蝶」は春の季語です。ここをクリックして、歳時記の例句をご覧下さい

 

ここをクリックして、「俳句談義(8): 高浜虚子の句「初蝶来何色と問ふ黄と答ふ」《虚子の対話の相手は誰か?》」をご覧下さい。

  

ここをクリックして、「俳句《凍蝶(いてちょう)》(コロナ禍の思い)」をご覧下さい

 

ここをクリックすれば、「秋蝶の俳句と写真」をご覧になれます。

  

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2022年12月 5日 (月)

俳句《冠雪・初冠雪》

  

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12月2日、国際俳句交流協会(旧称)の俳句大会・講演会・臨時総会に出席の為に上京の際、車窓(ひかり号)の冠雪の風景を日記代わりの駄句に詠みました。

 

(注)

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講演は、岩岡中正氏日本伝統俳句協会会長熊本大学名誉教授)による、「《幕末の漂流者・庄蔵》 ー《ことばの力》に寄せて」というタイトルで、聖書「ヨハネ伝」の庄蔵等が世界最初の和訳で「初めに言葉ありき」と翻訳した経緯など、興味深いお話でした。(写真をタップ拡大してご参照下さい。)

ちなみに、ここをクリックして、「宗教と科学の対立と融合」をご覧下さい。

  

当日の臨時総会に於いて、「国際俳句交流協会」の新名称は「国際俳句協会」に決定されました

   

国際俳句協会は俳句の世界遺産登録への推進運動の事務局としての活動もするとのことですが、薫風士は「HIA]への投稿「英語でわかる芭蕉の俳句」や「俳句HAIKU」のブログ記事を通じて、その草の根運動をしています

   

・初冠雪E席の窓飛び去りて 

 「E」は「いい」・「良い」の掛詞のつもりです。

  ウエザーニュースによると、伊吹山は平年より12日遅れの初冠雪になりました。

 ここをクリックして、「初雪の俳句 (改訂版)」をご覧下さい

   

・冠雪の峰を遥かに車窓愛で

   

・車窓愛で初冠雪を撮り損ね

  

・微睡みて冠雪富士を見逃しぬ

   

「575筆まか勢」から「冠雪」の俳句を1句抜粋・掲載させて頂きます。

 例句の詳細はここをクリック(タップ)してご覧下さい

   

・冠雪の風の流れに乗れる鷹

        (村越化石

   

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2022年11月17日 (木)

初冬のゴルフに興じ恙無し

  

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タイトルは 、初冬の健康管理月一ゴルフ を詠んだ拙句です。   

相変わらず、ショートパットを外したり、バンカーショットをミスったり、疲れてくると、フェアウエーでもショットをトップしたりダフッたりして、修正方法に気付いたのは最後のホールでしたが、快晴の冬日和にゴルフを満喫して、駄句を口遊みました。

     

・冬紅葉愛でて快音ティーショット 

・冬の空パット外して仰ぎけり

短日のゴルフの一日惜しみけり

  

掲句は健康管理の月一ゴルフで屡々口遊んだ拙句です。

      

「俳句HAIKU」のゴルフを詠んだ次の記事をご覧下さい。

山笑うバンカーショット儘ならず(俳句HAIKU・ゴルフ)

  

まんぽ俳句と川柳《ゴルフ特集》(季語と自然)

   

俳句の鑑賞《冬に入る・立冬・冬立つ》

             

ここをクリックして、パット上達の参考になるサイト:【ビデオ】確実にショートパットを沈める秘訣/回り道しない方法2つ【ゴルフライブ】をご覧下さい  

雑談に、石川遼選手の三井住友VISA太平洋マスターズ優勝が話題になりました。

    

・ウイニングパット沈めて時雨空

   

掲句は石川遼選手が三井住友VISA太平洋マスターズでウイニングパット沈めて優勝を決めた時に時雨空を仰いだ情景を詠んだ拙句です。

      

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2022年11月13日 (日)

クリスマス・聖夜

 

(P.S. 2022.12.20)

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(写真)

弥生が丘コミュニティセンターの入口や廊下に飾られていたリースや展示をスマホで撮ったものです。タップ拡大してご覧下さい。

  

12月20日、俳句投稿の葉書を郵便ポストに投函する際に、「カフェーやよい」でコーヒーを頂きました。

コロナ禍で開催中止になっていた「カフェーやよい」が久しぶりに開催され、来年1月も開催する予定とのことですが、コロナ感染拡大第8波が年末年始の忘年会や新年会の開催によって急拡大しないことを祈るばかりです

    

(2022.11.13)

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11月11日、「同期の飲み会」に参加した前後の時間を活用して梅田・中之島公園界隈を吟行したところ、街路樹がクリスマスのイルミネーション並木となっていました。

歳時記(俳誌のサロン)や「575筆まか勢」から「聖夜」や「クリスマス」の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字の季語をタップしてご覧下さい。

   

聖夜1

聖夜劇村人Aの役は吾子 

      (稲畑廣太郎)

   

聖夜2

雪降らす子が出て終る聖夜劇 

      (平田紀美子)

 

聖夜3) 

玻璃越しの眼下に梅田聖夜の灯 

       (橋本靖子)

 

聖夜4

猫の見る猫の番組聖夜かな 

       (田中信行)

  

クリスマス1

クリスマス路面電車は雨に濡れ 

       (南村健治)

 

クリスマス2

友集ひフォンデュを囲むクリスマス 

      (辰巳比呂史)

  

 

クリスマス3

自分へのプレゼント買ひクリスマス 

       (増田甚平)

 

クリスマス4

原宿の街煌めきてクリスマス 

       (田中藤穂)

 

クリスマス5

消灯のナースにメリークリスマス 

        (林徹也)

 

575筆まか勢)《聖夜

みなとみらい天まで点し聖夜来る

       (岡田文子)

  

ほろ酔ひの一歩に揺らぐ聖夜の灯

      

   

屋台とは聖夜に背向け酔ふところ

      (佐野まもる)

    

575筆まか勢)《クリスマス

 

雪になるはずがかく晴れクリスマス

     (久保田万太郎)

  

長崎に雪めづらしやクリスマス

       (富安風生

  

離陸せぬうちに眠れりクリスマス

      (夏井いつき

    

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(写真)

マンションで開催されるクリスマス会のピアノの練習をしている孫。

   

わが孫もクリスマス会ピアノ弾く

      (薫風士)

   

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