日記 Feed

2022年11月17日 (木)

初冬のゴルフに興じ恙無し

  

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タイトルは 、初冬の健康管理月一ゴルフ を詠んだ拙句です。   

相変わらず、ショートパットを外したり、バンカーショットをミスったり、疲れてくると、フェアウエーでもショットをトップしたりダフッたりして、修正方法に気付いたのは最後のホールでしたが、快晴の冬日和にゴルフを満喫して、駄句を口遊みました。

     

・冬紅葉愛でて快音ティーショット 

・冬の空パット外して仰ぎけり

短日のゴルフの一日惜しみけり

  

掲句は健康管理の月一ゴルフで屡々口遊んだ拙句です。

      

「俳句HAIKU」のゴルフを詠んだ次の記事をご覧下さい。

山笑うバンカーショット儘ならず(俳句HAIKU・ゴルフ)

  

まんぽ俳句と川柳《ゴルフ特集》(季語と自然)

   

俳句の鑑賞《冬に入る・立冬・冬立つ》

             

ここをクリックして、パット上達の参考になるサイト:【ビデオ】確実にショートパットを沈める秘訣/回り道しない方法2つ【ゴルフライブ】をご覧下さい  

雑談に、石川遼選手の三井住友VISA太平洋マスターズ優勝が話題になりました。

    

・ウイニングパット沈めて時雨空

   

掲句は石川遼選手が三井住友VISA太平洋マスターズでウイニングパット沈めて優勝を決めた時に時雨空を仰いだ情景を詠んだ拙句です。

      

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2022年11月13日 (日)

クリスマス・聖夜

 

(P.S. 2022.12.20)

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(写真)

弥生が丘コミュニティセンターの入口や廊下に飾られていたリースや展示をスマホで撮ったものです。タップ拡大してご覧下さい。

  

12月20日、俳句投稿の葉書を郵便ポストに投函する際に、「カフェーやよい」でコーヒーを頂きました。

コロナ禍で開催中止になっていた「カフェーやよい」が久しぶりに開催され、来年1月も開催する予定とのことですが、コロナ感染拡大第8波が年末年始の忘年会や新年会の開催によって急拡大しないことを祈るばかりです

    

(2022.11.13)

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11月11日、「同期の飲み会」に参加した前後の時間を活用して梅田・中之島公園界隈を吟行したところ、街路樹がクリスマスのイルミネーション並木となっていました。

歳時記(俳誌のサロン)や「575筆まか勢」から「聖夜」や「クリスマス」の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字の季語をタップしてご覧下さい。

   

聖夜1

聖夜劇村人Aの役は吾子 

      (稲畑廣太郎)

   

聖夜2

雪降らす子が出て終る聖夜劇 

      (平田紀美子)

 

聖夜3) 

玻璃越しの眼下に梅田聖夜の灯 

       (橋本靖子)

 

聖夜4

猫の見る猫の番組聖夜かな 

       (田中信行)

  

クリスマス1

クリスマス路面電車は雨に濡れ 

       (南村健治)

 

クリスマス2

友集ひフォンデュを囲むクリスマス 

      (辰巳比呂史)

  

 

クリスマス3

自分へのプレゼント買ひクリスマス 

       (増田甚平)

 

クリスマス4

原宿の街煌めきてクリスマス 

       (田中藤穂)

 

クリスマス5

消灯のナースにメリークリスマス 

        (林徹也)

 

575筆まか勢)《聖夜

みなとみらい天まで点し聖夜来る

       (岡田文子)

  

ほろ酔ひの一歩に揺らぐ聖夜の灯

      

   

屋台とは聖夜に背向け酔ふところ

      (佐野まもる)

    

575筆まか勢)《クリスマス

 

雪になるはずがかく晴れクリスマス

     (久保田万太郎)

  

長崎に雪めづらしやクリスマス

       (富安風生

  

離陸せぬうちに眠れりクリスマス

      (夏井いつき

    

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(写真)

マンションで開催されるクリスマス会のピアノの練習をしている孫。

   

わが孫もクリスマス会ピアノ弾く

      (薫風士)

   

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2022年11月12日 (土)

冬紅葉・初冬の梅田・中之島界隈等

    

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1111日に、同期の飲み会」参加した前後の時間を活用して、快晴の小春日和梅田・中之島公園界隈を吟行しました。

写真を見ると思わぬ発見があり、俳句の推敲が容易になります

拙句と写真を掲載しますが、貴方も疑似吟行をして頂ければ幸いです

写真はタップ・拡大してご覧になれます。

青色の文字(季語)をタップして、歳時記(俳誌のサロン)や「575筆まか勢」の例句をご覧下さい。

    

スマホ形初冬(しょとう)の空に白きビル

冬紅葉愛でつつ入りしジュンク堂

冬紅葉白きアーチを覆ふ道

冬日浴び空へ伸ばす手乙女像

冬空へ高き起重機中之島

土佐堀の獅子像阿吽暮早し

初冬はつふゆの入日の反射ビルの玻璃

暮早し並木通りは電飾に

暮早し屋上クレーン暮残り

デパートの明りに陰り冬紅葉

デパ地下のイベントセール日の短か

短日のデパ地下見遣り帰路急ぐ

裏庭の風情それなり冬紅葉

          

「初冬」は「5・7・5」のリズムになるように「しょとう」か「はつふゆ」か、何れかの「詠み方」・「読み方」をします。

暮れ残る」と言えば、芥川龍之介辞世の俳句「水洟や鼻の先だけ暮れ残る」が有名です。    

ここをクリック(タップ)して、「紅葉の俳句と写真集(改訂版)」をご覧下さい

    

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2022年11月 7日 (月)

俳句《暮早し・短日・日短・日の短か》

   
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11月7日は立冬です。

  

   

朝からビデオに録画した「NHK俳句」(Eテレ)を見て「俳句HAIKU」の記事「俳句寸評《鯛焼》」を書いたり、健康管理の散歩や昼寝、庭弄りをしたり、気ままにしていると、すぐ日暮になりました。

夕食後は、ブロムシュテット指揮によるNHK交響楽団演奏の「交響曲第9番二長調」(マーラー作曲)をBS放送で聴きながら、この記事を書きました。

   

短日の健康管理まん歩して

楽しみつ忍耐努力暮早し  

ブログ書き恙無き日や暮早し 

暮早し皆既月食楽しまん

短日や目先ばかり捉はれず

温暖化如何に防ぐや日の短か

トランプ煽動悲し日短か

今日もまた訃報を受けて暮早し

   

掲句は、平穏な日常を願って詠んだ拙句です。

増殖する歳時記」でお馴染みの清水哲男氏が84歳で亡くなられたことを最近知りました

 謹んでご冥福をお祈り致します。

   

キムタクの扮す信長日の短か   

 NHK NEWS WEBによると、「ぎふ信長まつり 武者行列に46万人」の人出があったとの事です。

東京新聞毎日新聞などの記事によると、木村拓哉さん出演の「信長まつり」の行列の沿道には、抽選で当選した15000人の観覧客が詰めかけたとのことです。信長祭りの見物の抽選には、市の人口(約40万人)の2倍を超える約96万人が応募して倍率が64倍に達したとのこと、「キムタクフィーバー」は凄いですね。

朝日新聞の記事に、「俺はキムタクになれないが ・・・」という興味深い記事がありました。「世界に一つだけの花」に通ずる言葉です。

(青色の文字をタップして、リンク記事をご覧下さい。)

   

歳時記(俳誌のサロン)から気の向くままに例句を抜粋・転載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字(季語)をタップしてご覧下さい。

 

暮早し

下校の子すぐさま塾へ暮早し 

        (赤松丹山)

  

十字架のささる湖暮早し 

        (吉村玲子)

  

短日1

短日や歳時記見てゐて終りたり 

        熊谷みどり)

  

短日2

短日のデパ地下で買ふ一人鍋 

       (山口マサエ)

  

日短1

忘れ物取りに戻りぬ日短 

        (稲畑汀子)

   

日短2

説明長きビールの試飲日短 

       (布施由岐子)

   

日の短か

隣家よりスープの匂ひ日の短か 

        (鹿間樟)

  

いま置きしものを探して日の短 

       (田中藤穂)

  

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2022年11月 6日 (日)

俳句寸評《鯛焼》

   

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(写真)

タップ・拡大して入選9句をご覧下さい。

22.11.6 NHK俳句・TV画面の一部分です。

       

今朝のNHK俳句(選者:高柳克弘氏)を見て、ふとこの記事を書くことを思い立ちました。

作者と句作の場を共有していなければ作者の思いどおりの俳句の解釈をすることは出来ませんが、敢えて寸評を試みました。

句作・推敲の参考になれば幸いですが、作者からコメントを頂ければ最高です

歳時記(俳誌のサロン)の「鯛焼」の例句はここをクリックして、ご覧下さい

   

鯛焼も加へ避難所夜のまどゐ

                   (新井知世)

一席のこの俳句の「まどゐ」は「団居」のことで、「惑い」の意味ではありません。

作者は避難所のボランティア活動などをしているのでしょうか?

作者自身が避難している場合には、「避難所に鯛焼もあり夜の団居」とでも表現するのでしょうね?

   

・成長痛のズックの囲む鯛焼屋

       (村松正敏)

  

この句は「字余り」・「7-7-5」の破調です

子供たちの成長ぶりを鯛焼屋さんが詠んだ俳句でしょうか?

たとえば、「鯛焼に忘るズックの成長痛」とすると、

破調の抵抗感も無くなり、子供が足の痛みを忘れて鯛焼を美味しそうに食べているのを母親などが詠んだニュアンスになるでしょう。

「鯛焼や忘るズックの成長痛」とすると、

作者本人が鯛焼きの美味さに足の痛みを忘れたというニュアンス(作者が成長盛りの頃の思い出を詠んだ俳句?)になります。

助詞「に」と「や」で俳句のニュアンスが異なる例句として参考になるでしょう。

いずれにせよ、「俳句は好き好き」・「選は創作なり」です。

子規の忌や俳句HAIKUに明け暮れて」をご覧下さい。

私的な体験を詩的に口遊み、句作をエンジョイすれば良いと思っています

  

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2022年11月 2日 (水)

錦秋の深田公園(写真俳句集)

    

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紅葉狩りに遠出をしなくても、「健康管理のゴルフ」や漫歩で「花と緑の街」の錦秋の紅葉狩をエンジョイしています。

とは言っても、京都の紅葉の名所を満喫する吟行をしたいと思っています。

昨日は秋雨でしたが、今日は朝から秋日和となり、「錦秋」の「ひとはく」周辺の深田公園を散歩し、我が街讃歌駄句を口遊みました

          

錦秋の花と緑の街まん歩

メタセコイア磴の眼下の黄葉かな

玻璃の壁池の細波紅葉映ゆ

水澄みてアートの池に映ゆる空

紅葉映ゆアートの池やホロンピア

太極拳向かふ玻璃壁紅葉映ゆ

風に舞ふメタルアートに映ゆ紅葉

ひとはく」の新館開き秋高し

秋晴や遠足の子等「ひとはく」に

紅白の帽子の列や秋の園   

秋麗ローラースケート公園へ

  

先々月、「プレバト《金秋戦2022》の俳句を考える」という記事を書きましたが、「錦秋」の深田公園の朝の「まん歩」をして、句作をエンジョイしました  

拙句を前座に掲載しますが、俳句は好き好きです

写真を掲載しますので疑似吟行をして頂けると幸いです 

「金秋」と「錦秋」の違いは、ここをクリックして「WNウエザーニュース」をご参照下さい  

「秋晴や」は「あきばれや」と読まず「しゅうせいや」と読むと、「秋声や」と同音異義になります。

いずれにせよ、「遠足」が晩春の季語とされていますので、掲句は「季重なり」になりますが、ブログ記事用に敢えてありのままに詠みました。

著名俳人の『季重なり』俳句集」をご覧下さい。

  

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2022年10月28日 (金)

《水澄む・秋澄む・秋水》

   

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この写真は恐竜が対峙しているように見えた雲が面白くて撮ったものですが、ロシア(共産主義・専制国家圏)とウクライナ(資本主義・自由主義国家圏)が対峙している象徴として掲載しました。

  

プーチン大統領専制下のロシア軍のウクライナ侵攻が終結することを祈って書いた「花祭《21世紀の宗教・世界平和を考える》」をご覧下さい

世界の平和があればこそ日本の平和も維持できるでしょう。

    

水澄むや心清ませば分かること

        (薫風士)

   

世界の指導者が疑心暗鬼を生む対処的政策ばかりでなく、長期的観点で公明正大な政治を推進してくれることを切望して、拙句を口ずさみました

   

秋澄むや思ひ馳せるはウクライナ

水澄みしド二プル川を血に染むな

秋澄むや赤の広場時の鐘

混沌の宇宙の摂理秋澄みぬ

水澄むや本音を言えば失言に

政界の濁沈まるか秋の水

秋水まやかし政治決別を

良心が庶民の砦秋の

   

梅東風や届け世界にこの思ひ」や「戦争と平和(俳句と川柳:終戦記念日特集)」をご覧下さい。

  

水澄みて太鼓橋映ゆ心字池

丹波路の水分かれ橋や水澄めり

水澄む丹波恐ゐし峡の里

虹の木てふアートを映し水澄みぬ

秋澄むや福島池を巡る園

有馬富士映し大池水澄みぬ 

秋澄むや句友と巡る池の園

秋水の煌めく水車蔵の庭

     

掲句は故郷の秋を詠んだ拙句ですが、新型コロナ感染拡大防止の自粛も解除されたので、遠出の吟行をエンジョイしたいものです。   

楽しい秋の旅《秋吉台・錦帯橋・etc.」や「京都の旅《写真俳句集》」をご覧下さい。

  

秋澄むやステップ高き検診車

水澄みて澄みて水無きごとくかな

        (吉村玲子

上記の「水澄みて」の俳句は国際俳句協会第21回俳句大会伝統俳句協会賞受賞句です。

 

歳時記(俳誌のサロン)の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字(季語・タイトル)をクリック(タップ)してご覧下さい。

  

水澄む1

水澄みて由良の上流なりしかな 

        (稲畑汀子)

   

水澄む2

水澄めり今日何ほどを働きし 

         (岡本眸)

  

水澄む3

水澄みて四方に関ある甲斐の国 

        (飯田龍太)

 

水澄む4

水澄んで木の葉一枚流れ来る  

       (深見けん二)

  

水澄む5

山気澄み水澄む里の曼珠沙華 

        (落合絹代)

 

水澄む6

富士全容映ゆる湖水澄めり 

       (高木邦雄)

  

秋澄む

杞陽句碑但馬の国の秋澄める 

       (西村しげ子)

  

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2022年10月23日 (日)

霜・初霜《犬の俳句集》

 

愛犬の伏し跡著し霜の庭

   

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掲句は、今日(1023日)二十四節気の「霜降」(そうこう)に詠んだ拙句です。

「著し」は「しるし」と読んで下さい。

   

2018年に、二十四節気の「白露」の俳句を「愛犬を偲ぶ芝庭露光る」と詠みました。

ここをクリックして、「愛犬チュヌの追悼句と鉦叩」をご覧下さい

ここをクリックして、「ペット(愛犬)の写真集とチュヌの俳句」をご覧下さい

     

歳時記(俳誌のサロン)の「霜」の例句から、「犬」を詠んだ俳句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字(季語)をタップしてリンク記事をご覧下さい。

 

初霜

はつ霜や犬の土かく爪の跡  

         北鯤

   

霜1

耳遠くなりたる犬よ今朝の霜 

       (松浦途子)

   

霜3

強霜や車道を犬のひた走る 

       (大森桂子)

  

霜5

民宿の犬の先導霜日和 

       (廣畑忠明)

   

霜6

息をせぬ犬の毛を梳く霜の朝 

      (岡田満壽美)

  

霜7

体当たりしてくる犬や月の霜 

       (山田六甲)

  

霜8

強霜の野に犬放つあかね雲 

       (白石正躬)

   

霜9

小屋深く犬うづくまる霜夜かな 

      (佐津のぼる)

    

霜10

霜の朝人ひく犬の息荒し 

       (松田多朗)

  

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2022年10月21日 (金)

故郷の《枝豆・黒豆》

  

写真俳句《旅の思い出》を作ろう! 

 

黒豆を食みて地酒を恙無く

黒豆を摘みつ地酒至福かな

黒豆も原酒も地産屠蘇祝ふ

  

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実家の跡継ぎが「丹波黒」の枝豆を沢山送って呉れたのでこの記事を書くことにしました。

枝豆」は秋の季語、「黒豆」は新年の季語です。

    

わざわざ送ってくれるだけの美味さがあり、駄句を詠みました。

   

枝豆に偲ぶ故郷畔の道

枝豆を捥ぎて毒舌つまは馬耳

枝豆を捥ぎて語らふ馬耳の愚痴

枝豆と日本酒優し胃無き身に

枝豆とベビーチーズを肴にし

枝豆と地酒を愛でて恙無し

枝豆を摘み地酒を汲む至福

   

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年を取る毎に時間の過ぎる速さが加速しているのを痛感しています。

その加速の程度は、年齢の逆数に比例する感じです

  

     

言い間違いや聞き間違いも日常茶飯事となり、「コミュニケーションに気を付けなければ」と思うこの頃です。

掲句の「つまは馬耳」とは、「馬耳東風」や「老い」のことです。

俳句では「夫」も「つま」と読むことがあり、遊び心で「つま」と平仮名表記にしました。

この俳句の「切れ」を何処に入れるか、「つま」を「妻」と「夫」のどちらに解釈するか読者次第です

    

歳時記(俳誌のサロン)の「枝豆」の例句から、共感した一句を抜粋掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字をクリックしてご覧下さい。

    

枝豆やひと日になせること僅か

                      (菊地光子)

  

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2022年10月13日 (木)

秋晴れの灘・酒蔵吟行(写真と俳句)

    

思い出の写真俳句を作ろう! 

    

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(写真)菊正宗のパンフレットの表紙

    

写真はタップして拡大出来ます。

   

(青色文字をタップしてリンク記事をご覧になると、面白さが倍増します。)  

      

10月1日が「日本酒の日」だったからというわけではありませんが、先日(2022.10.11)灘の菊正宗記念館福寿の酒心館を俳句仲間と訪ね、秋晴れの吟行をエンジョイしました

酒樽の箍作りを見学することが主な目的でしたが、樽酒や箍作りはノウハウ(企業秘密)で写真撮影は禁止でした。

拙句と写真を掲載します。 

   

気配りの女性ガイドや天高し

「下らぬ」の語源解説爽やかに

竹を割る音爽やかや箍作り

巧技新酒の樽の箍(たが)作り

竹しなり叩かる音の澄にけり

杉の香の満ちる新酒の樽詰め場

会所場の消防法被秋灯(あきともし)

秋澄むや江戸を伝へる水車小屋

秋澄みて回る水車や蔵の庭

蔵元の庭の水車や小鳥来る

アッシー利酒飲めず持ち帰り

遠近(おちこち)に雀の番(つがい)秋うらら

煌めきて住吉川の水澄めり

前庭に柘榴や酒心館

朝ドラの甘辛しゃんや古酒新種

前庭の煌めく酒心館

蔵元を訪ねし夕餉新酒酌む

思ひ出の吟行写真古酒酌みつ

   

「柿」も「柘榴」も秋の季語ですが、「かって蛍も飛んでいた」と言われる灘郷の蔵元「酒心館」などの庭の自然の豊かさを強調するために敢えて「季重り」の俳句にしました

   

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秋の天橋立《バス旅行の写真と俳句》

      

写真俳句《旅の思い出》を作ろう! 

故郷を「まんぽ俳句」で元気に、未来に繋ごう!

    

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(写真)

伊根傘松観光券

(切符の半券)

      

(写真はタップ拡大出来ます。青色文字をタップするとリンク記事をご覧になれます。)

     
昨日(2022.10.12)、「弥生が丘ふれあい活動推進協議会」(ふれあい協)主催のバス旅行で天橋立に行きました。

新型コロナ感染拡大防止のための自粛で開催されなかった久しぶりのバス旅行だった上に予期せぬクーポンの支給があり、参加の皆さんも大満足の様子でした。

「ふれあい協」主催のバス旅行に参加したのは2016年の鳥取砂丘旅行以来です

今回のようなクーポン支給の旅行は今後期待できないだろうと思いますが、新型コロナの感染が再拡大しなければそれに勝ることは無いでしょう

  

スマホ写真と拙句を掲載します。皆さんの思い出になれば幸いです。

 

秋の伊根「ふれあい協」のバス旅行

鴎舞ふ伊根湾めぐり秋愛(お)しむ

えびせんを鴎に遣るや秋麗(あきうらら

鴎舞ひ舟屋連なる秋の潮

小半時鴎と愛(め)でし秋の海

耳を貸す水琴窟秋の声

元伊勢の水琴窟や音澄みぬ

秋の亀背(せな)うごめく亀の像

老とても色変へぬ松股のぞき

雨催(あまもよい)股越しに観る秋の空

初紅葉股のぞきして愛でもして

瓦け投げ色無き風に逆らへず

クーポンで特産求め秋の伊根

ドライバへ拍手でお礼秋の暮

また来てね秋の一日を惜しむ笑み

句に遊び恙無く終へ秋の旅

秋の旅終へし夕餉に土産物

「ほぐし焼き」つまみ手酌新走(あらばしり) 

    

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最後の写真はバスの高速道路走行中の慰みに提供されたクイズ用紙です。

 

単純に考えて回答すれば正解だったのに、一見「ウソ」に見えても、掘り下げて考えると実質的には「ホント」になる設問など、考え過ぎて正解を逃した問題が幾つかあり残念ながら賞品を手にすることが出来ませんでした。  

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2022年10月 9日 (日)

京都・秋の旅《嵯峨野吟行の写真と俳句》

   

旅の思い出に写真俳句を作ろう! 

      

10月3日午前中に、大徳寺を拝観・吟行し、午後は市バス嵐電を乗り継いで嵐山まで行き、落柿舎を訪ねて吟行しました

乗り合わせた嵐電の車両は「鬼滅の刃」のイベント仕様の一両車でした

渡月橋方面の吟行は時間の都合で割愛し竹林の散策路を通り抜け、野宮神社に参拝してから落柿舎まで歩きました

和服姿の女性たちが御手洗団子(みたらしだんご)を食べているのが印象的で、「御手洗で汚さなければ良いが」と、他人事ながら余計な心配をしました

  

「ました。ました。」と小学生のような文が続きましたが、お暇があれば、

京都の旅《写真俳句集》」をご覧下さい。

青色文字をタップしてリンク記事の解説をご覧になると、面白さが倍増するでしょう。

    

秋の嵯峨鬼滅に逢ひし一輌車

和服女等御手洗食むや秋うらら

人力車秋の竹林駆け行けり

秋風や人声途切れ竹の声

野宮に乙女二拍手爽やかに

爽やかや祈りを終へし嵯峨野道

満ち足りし嵯峨野の帰路や秋深む   

   

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2022年10月 7日 (金)

京都・秋の旅《大徳寺吟行》

  

10月3日に、洛北・紫野にある大徳寺臨済宗大徳寺派の大本山)を拝観しましたが、「黄梅院」と「興臨院」の院内は撮影禁止だったので、残念ながら受付近辺の庭の写真しか撮れませんでした。

  

拙句と本坊庭園のスマホ写真を若干掲載します。 

       

色変へず金毛閣を囲む松

朱に聳る金毛閣や天高し

花頭窓見やる小径や初紅葉

石庭の細波白し秋高し

裏庭の澄みし水音禅寺かな

悠然と禅寺の庭の秋の鯉

黄梅院直中庭の秋高し

禅寺の瓢箪池秋の声

      

掲句の「禅寺」は、「ぜんじ」や「ぜんでら」と、「5-7-5」のリズムにしてお読み下さい

  

下記の青色文字のタイトルをタップ(クリック)して公式ホームページなどをご覧下さい。

  

ふらふら京都散歩(興臨院

 

大徳寺紅梅院直中庭と茶室「一枝庵

 

ぶらり京都-97 [大徳寺・利休の三門] -金毛閣-

 

京都のお寺探訪 13(大徳寺

 

四季の吟行《京都

  

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2022年10月 5日 (水)

京都・秋の旅《落柿舎と去来墓》

   

写真俳句《旅の思い出》を作ろう! 

     
  

2210310月3日に京都の大徳寺を拝観しましたが、「黄梅院」と「興臨院」の院内は撮影禁止で残念ながら受付近辺の庭の写真しか撮れず、時間的に余裕があったので大徳寺前の蕎麦屋「徳寿」で蕎麦を食べてから、バスと嵐電を乗り継いで嵐山の「落柿舎」を訪ねました。

ここをクリック(タップ)して、「京都・大徳寺(秋の吟行)」をご覧下さい

  

新型コロナの影響と観光シーズン前のせいもあり、俳句に興味がない限り、向井去来(松尾芭蕉の高弟)が晩年に過ごした草庵「落柿舎まで来る人は稀なので縁側に座して去来になった気分で秋の庭を満喫しました。

小さな柿の木には10個ほど柿が実っていましたが、大きな木は老化のせいか2~3個位しか成っていませんでした。

庭を掃除している方に話しかけると、「休暇中の執事がおられたら喜んでお話しされたでしょうが・・・」と残念がったので、「また来ます。」と言って別れましたが、去来庵の隣に新しい庵「次庵」があり、電話予約をするとそこで句会も開催できるそうです。

又の機会に俳句仲間と吟行して次庵で句会をしたいと思っていますが落柿舎紹介の俳句と写真を掲載します

   

落柿舎へ秋の嵯峨野人力車

色変えぬ松の袂に龍馬像

落柿舎の前は保護区草紅葉

姿良き比叡望むや草紅葉

落柿舎へ矢筈芒の小道経て

彼岸花真夏日続き色褪せて

落柿舎や庭の小木に柿十個

仰ぎ見る大木老化柿二つ

庭を掃く背中にひらり柿落葉

去来墓へ向かふ道角初紅葉

去来墓の彼方露けき句碑の段

露けしや小さき去来墓句碑の段

秋風や西行井戸の歌碑の径

西行碑去来墓覆ふ薄紅葉

   

写真を見て思いつくままに「まんぽ俳句」を掲載しています。

貴方も写真を見ながら疑似吟行をして頂ければ幸いです。

   

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2022年10月 1日 (土)

「日本酒の日」の俳句特集 

    

10月1日は「日本酒の日」です。

  

我が命支えるエキス温め酒

掲句を俳句と解釈するか、川柳と解釈するか、「俳句は好き好き」、あなた次第です。

   

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(写真)

小鼓」と丹波の黒豆

先ず、最近の心境を詠んだ拙句(川柳もどき)を掲載します

(先日食べた「尾花蛸」の酢の物を詠んだ拙句を掲載しますが、写真は撮っていません。)

     

尾花蛸肴に老の手酌酒

紙パック新酒か古酒か知らずチン

憂さ晴らし枝豆食みて盃重ね

ガス抜きの川柳もどき新酒汲み

          (薫風士)

   

青色文字(タイトル)をタップし、「酒」の俳句をお楽しみ下さい。

     

俳句《新酒・今年酒

   

コロナ禍や庭の初物冷酒愛で

  

コロナ禍の花鳥諷詠梅雨晴れ間

     

コロナ禍や酒無き昼餉梅雨の灘

   

俳句《熱燗・温め酒・燗酒

     

(P.S.)

「旧統一教会」との関係のあった著名な政治家が、刑事責任を問われることを避けるためでしょうか、

「イベントの主催者が旧統一教会関連団体だったことは知らなかった。これから気を付けます。」などと、釈明しています。

「認識していなかった」と、まるで世間知らずの子供のような弁明をしていることは、政治家としての資質の欠如を表明していることになるでしょう。

「講演会」や「勉強会」など名称は何であれ、参加するイベントの主催者が誰か、その団体は何かを確認することは一般に誰でもすることであり、まして、影響力のある政治家は確認義務があると言えるでしょう。

与党も野党も子供じみた釈明で政治家としての説明責任を果たしたと思っているかのようなまやかしの発言が多々あるのにはあきれるばかりか、憤りを感じ、情けなくなります。

  

旧統一教会」などに限らず、宗教団体や関連組織がやっている事には良いことも悪いこともあり、何らかの組織の構成メンバーには、程度の差はあるにせよ、善人も悪人もいるでしょう

マスコミもタレント依存の安易な視聴率稼ぎの「十把ひとからげの批判・レッテル貼り」の報道をするのではなく、「『終戦記念日・墓参・盆』の俳句」に於いて述べた如く、掘り下げた取材と公正な報道を粘り強く推進してくれることを期待しています

        

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2022年9月30日 (金)

秋蝶•秋の蝶 (写真と俳句)

  

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手作りの庭のテラスで休んでいると黒蝶が親し気に目の前を舞って、フラーワーボックスのペチュニア花の蜜を吸い始めました。

    

    

黒蝶だと思っていましたが、留まる場所によって壁の色やカーテンなどの色に合わせて保護色に変色していることに気付きました。

    

庭を愛でテラスに座せば秋蝶來

撮れ撮れと親し気に舞ひ秋の蝶

秋蝶の舞ふごと擬態変化して

       (薫風士

   

掲句は秋蝶の舞う情景をありのまま・感じたままに詠んだ拙句ですが、見たまま詠めば「客観写生」、感じたままに詠めば「花鳥諷詠」だろうと、高浜虚子の唱道した客観写生・花鳥風詠を自分なりに解釈し、「まんぽ俳句」をエンジョイしています。

   

高浜虚子は、自由に物を言えない時代には「客観写生」、自由に物を言える時代になれば「花鳥諷詠」を唱道したのではないでしょうか?

俳句談義(5):戦時中の高浜虚子・文芸家としての良心」をご覧下さい。

  

歳時記(俳誌のサロン)や「575筆まか勢」の例句から気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字(季語)をクリック(タップ)して、ご覧下さい。

     

秋蝶1

秋蝶の隠れ上手や晶子の碑 

      (柴田久子)

  

秋蝶2  

秋蝶の睦み合へるも風のまま 

        (松田泰子)

    

秋の蝶1
行く我をひとめぐりして秋の蝶    

        (星野立子)

 

秋の蝶2

わが庭をよるべとしたる秋の蝶 

         (稲畑汀子)

  

秋の蝶3

舞ひ落つる色葉と見ゆる秋の蝶 

          (菅原孟)

 

秋の蝶4

小流れの続く野の道秋の蝶 

          (岡淑子)

 

秋の蝶5

秋の蝶吹かるるままに紛れけり 

         (稲畑汀子)

   

575筆まか勢

坂といふ長き日溜り秋の蝶

         (山田弘子)  

  

我が身より立ち化野の秋の蝶

         (有馬朗人)

  

秋蝶のこの黄の濃さよ小さゝよ

         (星野立子)

    

ここをクリック(タップ)して、「冬の蝶」の俳句をご覧下さい

  

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2022年9月29日 (木)

秋彼岸過ぎて最後の同期会

   

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有馬富士を望む高台のティーグラウンドで仲間がショットをしている情景です。 

    

タイトルの「同期会」とは春と秋に開催したゴルフコンペや「飲み会」のことです。     

同期のゴルフコンペは30年余り続きましたが、年を重ねる毎に本人や家族の健康上の支障や死亡などにより参加者が減少したので、今回を最後のコンペにすることになりました。

無理なゴルフをして不測の事故が起こると困るので元気な間に止めておこうという配慮です。 

同期会とは別に元気な仲間と毎月(週日)1回健康管理のゴルフ(月1ゴルフ)をエンジョイしています。

週日の参加が可能な若い会社OBにはメンバー同伴優待券などの利用もできますので「OB」を出すことなど気にせず、ゴルフコースの会員でなくても遠慮せず、気軽に参加して欲しいと思っています。

青色文字(タイトルなど)をクリックしてゴルフ俳句や川柳の記事をご覧下さい。

   

山笑うバンカーショット儘ならず(俳句HAIKU・ゴルフ

まんぽ俳句」と「川柳」 《ゴルフ特集》(季語と自然

俳句雑感(1)自他の区別について

     

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同期の「飲み会」や「談話会」など、用心して昼間に行っていますが、ゴルフコンペのように体力を必要としないので未だエンジョイ出来そうです。

    

花は葉に元気な仲間同期会

飲み会の果てし梅新秋深む

   

ところで、「旧統一教会」との関係のあった著名な政治家が、刑事責任を問われることを避けるためでしょうが、「イベントの主催者が旧統一教会関連団体だったことは知らなかった。これから気を付けます。」などと、まるで世間知らずの子供のような弁明をして、与党も野党も政治家としての説明責任を果たしたと思っているかのようなまやかしの発言が多々あるのにはあきれるばかりか、憤りを感じ、情けなくなります。

旧統一教会」などに限らず、宗教団体や関連組織がやっている事には良いことも悪いこともあり、何らかの組織の構成メンバーには善人も悪人もいるでしょう

マスコミもタレント依存の安易な視聴率稼ぎの「十把ひとからげの批判・レッテル貼り」の報道をするのではなく、掘り下げた取材と公正な報道を粘り強く推進してくれることを期待しています

    

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2022年9月23日 (金)

プレバト「金秋戦2022」の俳句を考える

    

(P.S.2022.10.15)

お題「大谷翔平」を詠んだ梅沢富美男さん春風亭昇吉さん俳句の推敲

をご覧下さい。

  

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(写真)

TV-4ch.プレバト画面の一部分

   
今朝、ベアーマウスさんからのコメントを拝見して、この記事を書くことにしました。皆さんのご参考になれば幸いです。

  

白秋の雲穿ぐ右投げ左打ち

         (春風亭昇吉)

  

昇吉さんは綺麗な季語「白秋」を使い、中々工夫されていますが、この俳句は「字余り」であり、「穿つ」(うがつ)を「穿ぐ」(うぐ)と読むのも抵抗を感じます。

  

夏井先生は「撃つ」とか「裂く」などの代案を例示していますが、次のように添削すると良いと思います。

     

右投げの秋雲穿つ左打

    (薫風士の添削案) 

「穿つ」は「うがつ」と読んで下さい。

「右投げを秋雲穿つ左打」とすると、右投げ投手と左打の打者が対峙していることになりますが、添削した「右投げの」は「大谷翔平の右投げ左打ち」を意味していることが明瞭でしょう。

助詞「の」と「を」の違いで句意が異なり助詞の大切さの一例です

   

「秋雲を穿つ右投げ左打ち」とすると、「大谷翔平」を意味しますが、

「右投げの秋雲穿つ左打」とすると、「大谷翔平のホームラン」を意味することになります。

これは語順の違いにより句意が異なる例句として、語順の重要性を示すのに使えるでしょう。

昇吉さんの原句の「右投げ左打ち」という表現は上記の点が不明瞭です。

3位の査定は仕方がないでしょう。

とは言っても、俳句は好き好きです

藤本敏史さんの次の俳句(1位)や夏井先生の添削句がそれ程よい俳句とは思えません。

  

(敏史さんの原句)

大きく振りかぶって秋爽の只中に

  

(夏井先生の添削句)

大きく振りかぶって秋爽の只中

   

上記の薫風士添削句の「秋雲」は平凡な表現ですが、「5・7・5」のリズムに収め内容を充実して凝縮するための妥協です

  

夏井先生は梅沢富美男さんの俳句を7位に査定し、次のように添削しました。  

(梅沢さんの原句)  

ポケットにゴミ爽涼のユニフォーム 

  

(夏井先生の添削句)

マウンドのゴミ爽涼のポケットへ

    

大谷翔平が塵を拾いポケットに入れることは話題になったので夏井先生の添削も納得できますが、「爽涼」と「ポケット」という季語の取り合せにはやや抵抗を感じます。

梅沢さんの「爽涼のユニフォーム」は上手い表現であり、「ポケットにゴミ」ということとの取合せの面白さもあります。

夏井先生の査定に梅沢さんが剝れたのはもっともだと思います。

次のようにすると平凡ですが、誰にでも分かる俳句になるでしょう。

爽涼や塵ポケットへ二刀流

  

夏井先生は「二刀流」を誰も俳句に使わなかったことを高く評価していましたが、「軽み」や「わかり易さ」のある俳句がもっと評価されるべきだと思います。

薫風士の添削は、「大谷翔平のさりげない行為」に「投打の二刀流」のみならず、大谷選手の「野球人と社会人としての二刀流」に感銘を受けて、大谷選手の行為や人間性に「爽涼」を感じたことを表現したつもりです。

いずれにせよ、「俳句は好き好き」です。

自分の思いを口遊み俳句を楽しみましょう

    

プレバト 夏井先生の添削を添削する (添削記事特集編)」をご覧下さい。

     

以上、ご参考になれば幸いです。 

              

(2022.9.23)

キスマイ横尾さんの「檸檬」の俳句について

   

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(写真)

4ch.TV画面の一部分

  

夏井先生はキスマイ横尾さんの次の俳句について、「文句なしの素晴らしい一句」として、「金秋戦2022」Cブロックの2位に査定をしました。

  

丸善の古書フェア檸檬ケーキの香

  

この俳句は丸善のPRやエンタメ番組の俳句としては成功していますが、「5・5・8」の破調であり、一般的な俳句の例句としてはお勧めできません。

夏井先生は、この俳句から「横井基次郎の作品『檸檬』を否応なく連想する」とか言っていますが、ごく限られた人しかこの小説を知らないのではないでしょうか?

   

次のように「5・7・5」の定型にすると平凡でしょうか?

   

古書フェア檸檬ケーキの香りして

   

一般的な読者は、「古書フェアに檸檬ケーキの香りがしたという意外性を詠んだ俳句」と解釈して納得するのではないでしょうか? 

     

「丸善」と言えば、現在では東京丸の内の丸善本店を連想しますが、学生時代には神戸丸善、サラリーマン時代には大阪丸善、ともかく丸善に行く時間があれば洋書コーナーで新刊のベストセラーや日本文化紹介の英訳ものなどを買うことを楽しみにしていました。

故有馬明人氏が国際俳句交流協会会長当時に提唱された「俳句を通じて世界平和」をモットーにして、高浜虚子の俳句松尾芭蕉の俳句の英訳をして国際俳句協会のホームページに掲載して頂いています。

ご一読頂ければ幸いです。

    

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(写真)

4ch.TV画面の一部分

  

   

季語《東北忌・3.11》に思うこと」をご覧下さい。福島の復興を祈っています

    

9月22日のプレバトを見ると、「プレバト俳句 47都道府県 ふるさと王争奪戦」という新企画の「写真俳句」番組でした。

夏井先生の査定や添削も納得できる興味深い番組で、お勧めですが、「俳句HAIKU」の写真俳句は、写真と俳句をセットして観光案内用ポスターにするプレバトの「写真俳句」とは趣旨が異なり、「吟行地を紹介し、読者が写真を自然に見立てて疑似吟行をするのに参考になること」を意図しています

       

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2022年9月15日 (木)

兵庫陶芸美術館・登り窯吟行(俳句と写真)

    

写真俳句《旅の思い出》を作ろう! 

故郷を「まんぽ俳句」で元気に、未来に繋ごう

      

(P.S. 2022.9.23)

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(写真)

4ch.TVの一画面

  

故郷の繁栄福島の復興を祈っています

   

9月22日のプレバトを見ると、「プレバト俳句 ふるさと王争奪戦」という新企画の「写真俳句」番組でしたが、夏井先生の査定や添削も納得できる興味深い番組でした。

「俳句HAIKU」の写真俳句は「吟行地を紹介し、読者が写真を自然に見立てて疑似吟行をする参考になること」を意図していますので、プレバトの写真俳句のように写真と俳句をセットしたポスター用とは趣旨が異なり、写真と俳句をそれぞれ別に掲載しています。

誤解されないように念のために、急遽このP.S.を追加しました。

    

(2022.9.15)   

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9月10日から開催されている兵庫陶芸美術館のルネ・ラリック展を俳句仲間と見に行き、登り窯の吟行やランチをエンジョイしましたが、句会開催時間の都合で陶器展の見学に十分時間を掛けられなかったのは些か残念でした。   

  

ご参考までに写真を掲載します。写真をタップ拡大して解説をご覧下さい。  

吟行地紹介のブログ用拙句を掲載しますが、皆さんも是非現地を訪ねて吟行をお楽しみ頂ければ幸いです。

         

水澄む陶モニュメント映ゆる池

爽やかやルネ・ラリックのガラス展

秋色の花柄の皿陶器展

受付の冷房効くや祝電板

アベマキの古木に宿る実南天

実南天宿る神木五百歳

神木の黄葉し守るや窯幾代

秋暑し穴塞がれし登窯

裾分の林檎も愛でて句座の昼

段菊を愛でつ昼餉や虚空蔵

丹波路の虚空蔵山薄紅葉

        (薫風士)

   

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2022年9月11日 (日)

秋暑し9.11のクリーンデー(改定版)

    

タイトルはブログ用の拙句ですが、「9.11」と言えば、2001年に起きたアメリカ同時多発テロ事件を思い出します。

 

プーチン大統領下のロシア軍のウクライナ侵略行為とそれに対する経済制裁で多くの人々が犠牲になっていますが、又、イスラエルはハマスの殲滅を目指してパレスチナへの軍事攻撃を始めました

   

マスコミはその時々の現象を捉えて報道していますが、人気タレントを集めた興味本位の報道ばかりでなく、深く掘り下げた取材をして根本的な解決策を考える識者の提言をもっと報道に取り上げて欲しいと思っています

   

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9月11日の自治会のクリーンデーに参加しました。

  

政界もクリーンにして政治に対する国民の信頼を取り戻してほしいものです

            

タイトル(俳句)の「9.11」は「きゅーいちいち」と読んで下さい。

先日書いた「俳句HAIKU」の記事「著名俳人の季重なり俳句集」に因んで、草取りの状況などを敢えて季重なりのブログ用まんぽ俳句に詠みました。

  

虫の音朝は涼しきクリーンデー

 

草取りて手袋脱ぎて汗拭ひ

 

クリーンデー終へれば秋の真夏日」に

 

クリーンデー秋の夏雲帰路の空

      

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