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2024年5月20日 (月)

俳句と写真《薄暑》

   

薄暑中手塚治虫の記念館

犬と猫仲良く眠る薄暑かな

犬眠り猫踞る(うずくまる)薄暑かな

愛犬の腹見せ眠る薄暑かな

老二人買い物バッグ曳く薄暑

老老のコロコロ曳くや街薄暑

薄暑行く老々介護押し車       

        (薫風士

   

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写真のように、犬のケ-ジに猫も入って仲良く昼寝をしています。

  

   

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カラー図説 日本大歳時記の写真をタップ拡大して、「薄暑」の例句や解説をご覧下さい。

  

   

気の向くままに、歳時記(俳誌のサロン)から「薄暑」の例句を抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字(季語)をタップして、ご覧下さい。

  

薄暑1

庭木いま混沌として夕薄暑 

       (横田元子)

  

薄暑2

ワッフルの匂ふ神戸の薄暑かな

       (村尾松籟)

   

薄暑3

この街のたそがれながき薄暑かな 

      (久保田万太郎)

  

薄暑4

煎餅を燒いてゐる香の薄暑かな 

        (瀧春一)

 

薄暑5

皆が見る私の和服パリ薄暑 

       (星野立子

   

薄暑6

犬伏して眼のみ動かす薄暑かな

        (丁野弘)

  

薄暑7

踏切音止みてすぐ鳴る夕薄暑

        (北川英子)

  

薄暑8

案内図にたどる街筋薄暑光

       (篠原幸子)

   

薄暑9

晩鐘の余韻にこもる薄暑かな

       (岡野里子)

  

薄暑10

元町のパン焼く匂ひ夕薄暑

       (今村千年)

  

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2024.6.10 更新

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