俳句 (Haiku) Feed

2023年4月13日 (木)

麗かやスカイツリーを撮り漫歩

    

タイトルはブログ用の拙句です。

春の季語を使って「スカイツリー」(6音)の俳句にチャレンジし、まんぽ俳句を詠みました。 

  

花鳥700号記念大会坊城中子お別れ会に参加するために上京して、泊まったKKRホテル東京の窓に見えたスカイツリー隅田川沿いの散歩に見えたスカイツリーの写真や拙句を掲載します。

  

春の夜のスカイツリーや宿の窓

星朧スカイツリーはくっきりと

春の宿カーテン開けばスカイツリー

春暁のホテルの窓のスカイツリー

暖かしスカイツリーの見ゆる宿

スカイツリー見渡す宿の春の窓

風光るビルの彼方にスカイツリー

スカイツリービルの彼方に朧なる

スカイツリー春の大川より望む

春光やスカイツリーを望む河

スカイツリー春の大川煌めきて

藤棚の蔓花越しにスカイツリー

春の釣りスカイツリーの見ゆる河

釣り人やスカイツリーは朧なる

藤の蔓スカイツリーを釣るが如

朧なるスカイツリーを苦吟せり

  

字数の多いスカイツリーの句作にチャレンジしました。

貴方も遊び心で俳句にチャレンジしませんか?

写真はタップ拡大してご覧下さい。

 

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧になれます。

   

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2023年4月 5日 (水)

俳句《つばめ・燕・初燕・夏燕》

   

生協の軒を飛翔や初燕

初燕コ-プの空を舞ふ番(つがい)

有馬冨士吾を迎へし夏燕

清流や影を飛ばして初燕

初燕見せては隠す飛翔かな

花堤川面を見れば初燕

武庫川や飛翔すばやき初燕

初燕流れ逆らふさざ波に

      (薫風士)

  

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ここをクリックして、「俳句《子燕・燕の子・親燕》」の記事をご覧下さい。

  

   

歳時記(俳誌のサロン)から「燕」の俳句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

青色文字(季語)をクリック(タップ)して、例句の詳細をご覧下さい。

   

燕1

鬱の娘とカットサロンへ初燕

        (篠田純子)

  

(燕2

燕来る此の家揃ってつつがなし

      (喜多初)

  

燕3)  

燕来て児が来て言葉多用の日

        (山中宏子)

 

燕 4

燕来て町いきいきと明るかり

     (大石喜美子)

 

燕 5

餌を貰ひもとのしづけさ巣の燕

     (鷹羽狩行)

   

燕6

点滴の窓に燕の宙返り

     (今井忍)

 

燕7

煤けたる百年の梁燕来る

      (水谷文謝子)

  

燕8

さつと影過ぎたる燕ひるがへる

      (稲畑汀子)

  

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桜の俳句と写真(丹波篠山吟行)

  

4月4日、花見日和に恵まれ幹事の配慮で俳句仲間と丹波篠山市ならではの楽しい花見の吟行をして、句会は、「バザールタウン篠山」にある「花ふじ」で昼食をすませて行いました。

拙句と写真を掲載します。

  

空青き花の城跡飛行雲

石垣に佇てばのどかな城下町

城跡を見返りあびる花吹雪

花見時解放したる市長室

市庁舎の高きより愛づ花の濠

市庁舎を城に似せたる花の町

花舞ひ来白亜の庁舎空青し

ウクライナ旗掲げ庁舎ののどけらし

茅葺の赤きポストや花舞ひ来

デカンショの踊りの像や飛花の舞

篠山の流れはいづく花筏

そろそろと花のトンネル行く車

篠山や花のトンネル抜け句座へ

花を愛で昼餉に愛でる地酒かな

丹波路や帰路の花見も満喫す

平和なる日本の春を謳歌して

丹波路の花の一日を惜しみけり

 

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「和文俳句」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

    

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新聞記事の写真は句友が呉れた読売新聞の切り抜きです。

 

2023年4月 1日 (土)

俳句《入学・入学式・入社式》

  

入学は卒業後をば考へて

ここをクリックして、「俳句《卒業・卒園・卒業式》」をご覧下さい

  

感激のカツ弁当や花の下

入学式難関越へし晴れ姿

夢追ひて一浪したる入学子

    

入学やタカラジェンヌを目指す笑み

アイデアやチャペルで開く入社式

     (薫風士)

   

入学の顔の輝き揃ひけり

       (稲畑汀子)

   

最新の俳句や英語俳句の記事は、青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップしてご覧下さい。

この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事を一覧できます。

   

2023年3月29日 (水)

俳句《卒業・卒園・卒業式》

 

青春の抱負を述べて卒業す

一浪生卒業運に恵まれし

卒業式我が琴線に触れし弁

村長の熱弁胸に卒業す

  

卒業や師の思ひ出のこもごもに

卒業や次の一歩を考へて

卒業や数多の視点チェックして

卒業や宇宙の視点身につけて

世界への飛躍を夢に卒業す

この道に進むと決めて卒業す

  

卒業や終活就活我と孫

卒業や終活の道まん歩せむ

ここをクリック(タップ)して、「まんぽ俳句を楽しもう!」をご覧下さい。

 

閉校とて卒業の門訪ねしも

老ひ集ふ卒業の門今無くも

 

思ひ出の卒業式や我が答辞

卒業式人それぞれの思出に

卒業式マスクをしたる晴れ姿

卒園や親子の思ひこもごもに

インフルエンザ卒業式に孫休む     

         (薫風士

  

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この写真は来年に閉校される母校(小学校)の校歌ですが、幹事さんの計らいで還暦祝ひの同級会で校歌の額を寄贈したようです。

 

閉校後も新しい環境で子供達が健やかに成長して、将来「俳句HAIKU」をフォローして、俳句愛好家の平和への思いを繋いでくれると、嬉しいです。 

     

歳時記(俳誌のサロン)から気の向くままに例句を抜粋・掲載させて頂きます。

  

(卒業1

花束の混んでロビーは卒業期

      (鴛尾敏子)

 

卒業2

卒業子一人送りて廃校に

     (荻島雪子)

  

卒業3

スカートの最後の寝圧し卒業す

     (奥田茶茶)

 

(卒業4

卒業生起立そろひて二人なる

      (西村梛子)

 

卒業5

連山の峰くつきりと卒業日

      (瀬口ゆみ子)

 

卒業6

大き夢抱きて吾子の卒業す

     (青野安佐子)

 

卒業7

吾子もまたガウンに帽子卒業す

      (岡村彩里)

 

卒業8

卒業や校歌の山に登りもし

     (升田ヤス子)

 

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2023年3月27日 (月)

ミモザ咲く花と緑の街を步す

   

 
街角に仰ぐミモザや空青し
 
新世帯迎へし庭の花ミモザ 
 
花ミモザ見守る街のゴミ置場
 
家家にとりどりの花ミモザ咲く
 
プランタに五色を揃へチュ-リップ
 
えんどうの花も咲きたる路地の縁(へり)
 
ミモザ咲く八十路のまん步花の街

 
       (薫風士)
  
「歳時記(俳誌のサロン)」と「575筆まか勢」から例句を気の向くままに抜粋掲載させて頂きます。
例句の詳細は青色文字をクリックしてご覧下さい。
 
歳時記
咲き満てる二本のミモザ百寿祝ぎ
      (五十嵐播水)
    
足萎えし夫と散歩や花ミモザ
      (石川元子)
 
花ミモザレディスランチのレストラン
      (石井雲雀)
 
575筆まか勢) 
ミモザ咲く潮風ゆるき坂の町
      (岡田公子)
   

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2023年3月26日 (日)

子供らとキドラ古墳へ春休み

 

タイトルは日記ブログ用の拙句です。

   

(写真)

パソコンのNHK-NEWS-WEB記事の一部分。

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実際に行く予定は仁徳天皇陵ですが、最近壁画の新発見で話題になっているキドラ古墳をブログ用俳句に用いました。

 

    

ここをクリックして、歳時記(俳誌のサロン)の「春休み」の例句をご覧下さい

  

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2023年3月23日 (木)

花便り侍ジャパン優勝す

 

花冷えの校庭子等の声もなく

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タイトルは、ブログ用の拙句ですが、あいにく今日は花冷えです。

 

下記の写真のように、夙川公園辛夷(こぶし)の花や早咲きの桜が開花し、神戸王子動物園の新標本木は24日に開花したとのことです。

今日は花冷えですが、来週は花見日和になりそうです。

新型コロナの感染拡大も一応収束し、外出自粛マスク着用などの規制が解除されたので、自衛をしながら花見の吟行をエンジョイしたいと思っています

   

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WBCで日本代表チ-ムが3対2でアメリカに勝ち、優勝し、歓喜に沸いています。

ロシアも侵略戦争を止めて、国民が野球も楽しめる国になってくれる日が来ることを夢見ていますが、実現しそうにありません。

 

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催花雨に咲く黄水仙我が狭庭

白水仙一輪光る雨滴かな

白水仙絶えて咲き初む黄水仙

先ず咲きし八重の一輪黄水仙

 

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今朝の天気予報で、季語「催花雨」や「菜種梅雨」の解説をしていましたが、春雨が降り始め、手作りの庭黄水仙やムスカリなどが咲き、膨らんでいた桃の花芽も3月23日に開花しました。

タイトルは、ブログ用のキ-ワ-ドを用いた「季重なり」の拙句です。

白色の水仙(冬の季語)は早くから咲いていましたが、黄水仙もそちこちに咲き、雨が上がると、春本番になるでしょう

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雨上がりの24日には我が庭の白い椿も咲きましたが、神戸王子動物園の新標本木の桜も開花したとのことなので、春本番の吟行をエンジョイしたいと思ってす。

 

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2023年3月21日 (火)

春分や子供に見せん親の背

   

タイトルは、ブログ用の拙句です。

「背」は、「5-7-5」のリズムにするために、「せな」と読んで下さい。

パンフレットの写真は、「ひとはく通信 ハ-モニー」(118号)の一部分です。タップ拡大して解説をご覧下さい。

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春分の日なので好天を期待していましたが、あいにくの雨になり、「ひとはく」の新館で本を読んだり、小鳥の標本を見たりして過ごしました。

何事にせよ、「良かれ」と思ってアドバイスしても、「押し付けは嫌だ」と、反発を招くことがよくあるので、なるべく「不言実行」で「背を見せる」ように心がけていますが、ままになりません。

それでも、「いずれわかるだろう」と、諦めないで自分に言い聞かせているこの頃ですが、元気な子供が居るのは嬉しいことです。

 

「ひとはく」で愛でる自然や彼岸の日

「新館」の仕掛け巧みや春の雨

春雨の音リズミカル鎖樋

春雨や見てるつもりが見られをり

下からも上からも見ん山笑ふ

暖かや親の背見て子は育つ

        (薫風士)

 

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2023年3月18日 (土)

丹波篠山雛祭り《吟行の写真俳句》

  

2023年3月14日、句友と丹波篠山の雛祭りを見に行き、篠山城大書院•武家屋敷安間家資料館•青山歴史村•歴史美術館を4館共通券(600円)で巡りました。

写真と拙句を掲載しますが、バザールタウン篠山の駐車場で句友を待っている間に、軽トラがよく行き来したので、先ず1句詠みました。

 

軽トラの行き交ふ丹波春浅し

城跡を望む花芽のなほ硬し

白鷺も鵜もゐる濠や春浅し

青き踏み濠辺に立てば鷺飛びぬ

白鷺も青鷺もゐし春の濠

御祓(みそぎ)とて竹樋に流す紙の雛

水琴窟春の煌めき樋を流れ

雛流す水琴窟の音清し

句に遊び篠山城趾青き踏む

城跡や天道虫が下萌

デカンショ館鎧と雛の威容かな

春ともし写真禁止の美術品

春日陰法廷跡の被告席

春灯や法廷跡の美術館

白梅や無文銭てふ庭に映ゆ

下萌や青山銭の石囲

春風やお伽草子の大絵巻

目纏の舞ひたる庭の春日向

武家屋敷小さき紅梅庭隅に

暖かや別れを惜しむ立ち話

  

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2023年3月10日 (金)

日々の散歩に5-7-5《まんぽ俳句3月》

   

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まんぽ俳句」とは、「散歩」を「万步」や「漫歩・漫遊」などの掛詞にした薫風士の造語です

  

「俳句は好き好き」と割りきって、健康長寿を目指して、まんぽ俳句を口ずさんでいます。  

      

頼もしき無邪気な幼春の園

春浅き家路の子らの声元気

春めくや老の感慨一入に

まん步にはマスク忘るな花粉症

庭隅に植ゑし球根芽を出しぬ

不死鳥に剪定したる垣根杉

杉垣根花粉は嫌と花芽切る

小さくとも松竹梅あり庭の春

  

朝日さす舗装工事や暖かし

3.11の今日は夏日になるところもあるそうです。

福島の復興が未来志向で促進されることを祈っています。

      (薫風士)

 

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2023年3月 7日 (火)

早春の琵琶湖•長浜城(俳句と写真)

  

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3月6日、啓蟄の日にJR新快速で長浜に行き、琵琶湖•長浜城•豊公園周辺を吟行しました。

 

長浜城は「秀吉の出世城」と言われ、周辺の公園は「豊公園」(ほうこうえん)と呼ばれ、瓢箪がメルクマ-ルになっています。

  

早春の青空高く天守閣

瓢箪の穴越覗く春の城

雪吊を残す一景豊公園

紅白の梅一対や豊公園

早春の豊公園を車椅子

早春の煌めく湖(あわうみ)空蒼し(あおし)

湖の朽し桟橋春の鴨

長浜や湖畔の池に春の鴨

春鴨の水脈の揺らぎや池の昼

城下町盆梅展のパスポート

盆梅を尻目に幼SLへ

盆梅展孫のためとて割愛す

とんかつの創作料理春を愛で

春浅き創作ランチ手酌酒

啓蟄の一日のまん步城下町

早春の帰路の車窓や月ほのか

       (薫風士)

 

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2023年3月 4日 (土)

早春の嵯峨野・嵐山《俳句と写真》

 

3月3日雛祭りの日、句友の勧誘で嵯峨野を吟行しました。

吟行地紹介の15句を写真と共にご笑覧下さい。

 

早春の嵯峨野や喜寿のピアの音

春浅きべ-ゼンドルファ弾く思ひ

早春の光と影にさざれ石

嵯峨駅の尊徳像や春浅し

紅の花源平梅の一枝に

紅白の盛りの梅や土塀沿ひ

紅梅は苑に誇るや天龍寺

早春の街賑ふや嵐山

春浅き街晴れやかな着物行く

春浅し乙女和服に湯葉チーズ

早春や光煌めく桂川

早春の川辺に乙女こもごもに

大堰川舟点々と春浅し

早春や堰の上下舟と鳥

春浅き賑ひ戻る渡月橋

雛祭り電車っ子には興味無く

  

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2023年3月 1日 (水)

俳句《磯遊び》

    

漸くにコロナ収束磯遊び

磯遊び戦禍の国思ひ馳せ

         (薫風士)

  
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(写真)

須磨浦公園吟行

(2021年3月)

        

「歳時記」(俳誌のサロン)から気の向くままに「磯遊び」の例句を抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字をクリックして、ご覧下さい。

     

歳時記

青春に想ひを駆せて磯遊び

        (松井治美)

  

固まつてゐてひとりづつ磯遊

        (杉浦典子)

   

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2023年2月12日 (日)

常勝寺吟行《鬼こそ・鬼やらい・追儺式》

 

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(上記の写真)

常勝寺のパンフレット(一部分)と

読売新聞記事(切り抜き)

   

     

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2月11日の建国記念日に行われた丹波市・常勝寺の追儺式「鬼こそ」を句友と吟行した際の写真を掲載します。

写真を見ながら、思いつくままに吟行紹介の拙句を逐次掲載しますが、皆さんも追体験・疑似吟行をして頂けると幸いです。

 

丹波路の低き山並春浅し

鬼こそへ三百六十五段をも

早春の古木に寄りて一休み

千年の杉を仰ぐや春の磴

稚児縋る大師の像や寺の春

仁王像目を光らせて鬼やらい

鬼やらい育三郎てふ犬に会ひ

鬼こその法螺貝響き(じょう)舞ひ來

 この句の「尉」は、「老翁」ではなく、「炭火の白い灰」の意味です。

  

追儺式世界平和を祈る声

寿老尊笑み綻ばす追儺式

般若経の転読はやし鐘太鼓

「はやし」は「早し」と「囃し」の掛詞です

  

里山へ法螺響かせて鬼やらい

鬼こそに目を輝かせ肩車

御堂裏鬼残雪に出番待ち

鬼の剣幼仰ぐや鬼やらい

鬼こそや童仙人面の笑み

鬼こその由来知りたき追儺式

鬼こその「こそ」は「鼓騒」か追儺式

         (薫風士

   

NHK関西ブログによると、常勝寺は桜も楽しめるのでまた吟行に行きたいと思います

 

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2023年2月 8日 (水)

俳句《冬の霧☆霞・靄・霧》

      

(2023.12.16 更新)

冬霧に朝日の霞む並木道

 

ここをクリック(タップ)して、「《冬霧》丹波並木道中央公園」をご覧下さい

  

十八番パターを急かす冬の霧

 

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12月15日なのに10月並みの気温に恵まれて、曇りながら時雨ることもなく今年最後の健康管理ゴルフを仲間とエンジョイしました。

 

掲句は、夜は雨が降る予報で18番ホ-ルではクラブハウスが霧に霞み始め、パットを急ぎながら頭に浮かんだ駄句(まんぽ俳句)です。

 

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この写真はクラブハウスのレストランの一角です
地酒は自腹でしたが、友達の誕生日優待券のお陰で美味しい鰻重をご馳走になりました。

   

(2023.2.8 の記事)

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2月8日は「針供養」の日ですが、最近は針仕事や針供養をする主婦は殆ど居ないでしょう。

 

今朝の日の出は靄にくっきりと見え、国際俳句協会のホームページに翻訳を投稿した芭蕉の俳句がふと浮かび、このブログ記事を書くことにしました。

   

春もややけしきととのふ月と梅

         (芭蕉)

   

この芭蕉の俳句を深読みして掛詞として翻訳し、国際俳句協会のHPに投稿しました。

 

ここをクリックして、「英語でわかる芭蕉の俳句」をご覧下さい

  

歳時記(俳誌のサロン)から、気の向くままに例句を抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字(季語)をクリックしてご覧下さい。

  

霞1 

濃きものは淡きに食はれ山霞

       (鷹羽狩行)

 

霞2

曳船の霞んで上る隅田川

       (及川澄江)

  

霞3

月斗忌の海おほいなる霞かな

       (島谷征良)

 

霞4

大霞比良白嶺を浮き立たす

       (沢田清子)

 

霞5

白内障の故か万物遠霞

        (大橋晄)

  

霞6

春なれや名もなき山の薄霞  

        (芭蕉)

 

霞7

夕霞川面見下ろす露天風呂

      (丸山酔宵子)

  

霞8

高階の都心眺望遠霞

       (安原葉)

      

「靄」の例句を、なるべく宣伝の無いサイトから、気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

詳細は青色文字をクリック(タップ)してご覧下さい。

  

俳句季語一覧ナビ」の例句から1句  

靄中にうく日輪や花菜雨

       (西山泊雲)

    

「575筆まか勢」《冬の靄》から1句

冬の靄クレーンの鉤の巨大のみ

       (山口青邨)

    

朝霧に子等と体操日を仰ぎ

丹波路冬靄の峰朝日差し

        (薫風士)   

    

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2023年2月 5日 (日)

俳句ブログ《初午》

    

初午や万博期間延長を!

          (薫風士)  

   

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写真は、2月6日 (初午)のNHK-TV ニュース画面の一部分です。

ここをクリック(タップ)して、俳句(haiku)の記事をご覧下さい。 

    

我を見て舌を出したる大蜥蜴   

       (高浜虚子 )

  

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健康管理の散歩をしながら雲の動きを鑑賞したり、朝起きてシャッターを上げる時に日の出の雲を観察したりして、面白い雲の形を発見すると駄句を口遊み楽しんでいます

        

      

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この写真は、日本伝統俳句協会2月のカレンダー(一部分)です。

  

2月初旬は、1日の「碧梧桐忌」、3日「節分」、4日「立春」、5日「初午(はつうま)(旧暦1月15日)、8日「針供養」etc、俳句の題材になる日が続きますが、一般の人々、特に現役の多忙な人々にはどれほど関心があるのでしょうか?!

                           

歳時記(俳誌のサロン)の「初午」の例句は、ここをクリックしてご覧下さい

     

昨日は立春の夕日と雲が兔のように見えましたが、今朝の雲はトカゲのように見えたので、冒頭に高浜虚子の俳句を掲載しました。

        

初午の日の出の雲は蜥蜴形

初午や蜥蜴のごとく逞しく

初午の字をよく見てよ牛じゃない

初午に進む英訳芭蕉の句

初午に俳句の未来祈りけり

  

掲句は薫風士のブログ用俳句擬きです    

   

初午に狐の剃りし頭哉

       (松尾芭蕉)

  

比喩のようなこの俳句は、芭蕉の高弟宝井其角の従僕是橘が其角の父東順に医学を学ぶこととなった時の門出を祝って芭蕉が詠んだ一句、とのことです。(芭蕉db.参照

  

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2023年1月29日 (日)

句に遊び腹据え祈る初不動

   
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(写真)

成田山不動尊HPの画像

  

(PC画面の一部分)

   

初不動(1月28日)の日の出来事・心境を口遊み、記事のタイトルにしました。

  

初不動ゲーム最中にベルの音

   

寒晴れ霹靂のごと電話聞く

   

初不動持つべきものは句友かな

   

初不動やるべきことをやり尽くし

  

初不動苦しい時の神頼み

  

句に遊び寝て待つ果報春隣り

       (薫風士

  

  

俳句HAIKUの記事『花見酒』令和を祝ひ句に遊ぶ」や「夏目漱石と高浜虚子《漱石忌に思うこと》(改訂版)」、惜春やゴルフに興じ句に遊ぶ」、「『春隣』の俳句(オミクロン株感染に思うこと)」などをご笑覧下さい。

      

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2023年1月27日 (金)

俳句《悴む・かじかむ》

     

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前座に拙句を掲載し、歳時記(俳誌のサロン)から親しみやすい俳句を抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字(季語)をタップしてご覧下さい。  

      

悴むや誤解まねきしアドバイス   

悴みて直すボタンの掛け違ひ  

何もかも雪に悴み今朝の庭     

悴みし手に柔らかし幼の手  

内科医へ悴みそろり坂の道   

悴みし手に運勢のチラシ呉れ  

悴みし指にスマホの無反応  

悴みて手を両脇立ち話            

悴みし手を出し握手意気合ひて  

         (薫風士

   

悴む

悴みて独り居の鍵取り落とす 

        (小島緑泉) 

   

悴む

悴める指にそむけり釦穴

      (岡田和子)

   

悴む

悴みつつ連れ行きし犬命尽き

        (大橋晄)

  

悴む

悴むや逆縁悼む言葉なく 

     (長谷川閑乙)

    

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写真はcitymate」の記事の一部分(「2023年総合運」と「1月の運勢」)ですが、よく思い当たる内容を要約してあり、参考になるので、抜粋・掲載させて頂きました。

   

   

ちなみに、「究極の愛・ラブを!(Ultimate LOVE!)」をご覧下さい。

  

人生の指針の参考になれば幸いです。

   

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