俳句《梅を干す・梅干し》
5月29日に九州北部から東海地方にかけて梅雨入りしましたが、5月30日には九州南部も梅雨入りしました。
5月に近畿地方が梅雨入りするのは10年ぶりとのことです。
朝食のテ-ブルに梅干しが置いてあったので、一つ頂きました。
梅干しといえば、梅干しの紫蘇を乗せた筍の皮に冷たい井戸水を流してソーダ水代わりに飲んだ子供の頃を思い出します。
そこで、歳時記(俳誌のサロン)から梅干しの例句を気の向くままに抜粋掲載させて頂くことにしました。
メロンより梅干好む酸っぱ党
(花房敏)
寺町の真昼梅干す匂ひかな
(大橋伊佐子)
静けさの中より香る夜干梅
(山本久枝)
梅干すや庭にしたゝる紫蘇の汁
(正岡子規)
母が亡き父の話する梅干のいざこざ
(河東碧梧桐)
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