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2022年10月21日 (金)

故郷の《枝豆・黒豆》

  

写真俳句《旅の思い出》を作ろう! 

 

黒豆や和魂洋才目指すこと

黒豆や細やかなこと軽んぜず

黒豆やまめまめしき日茶寿目指し

黒豆を食みて地酒を恙無く

黒豆を摘みつ地酒至福かな

黒豆も原酒も地産屠蘇祝ふ

  

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実家の跡継ぎが「丹波黒」の枝豆や黒豆を沢山送って呉れたので、故郷が元気になることを祈りつつ、写真を掲載し、この記事を書くことにしました。

 

枝豆」は秋の季語、「黒豆」は新年の季語です。

    

わざわざ送ってくれるだけの美味さがあり、駄句を詠みました。

   

枝豆に偲ぶ故郷畔の道

枝豆や絆深めし同期会

枝豆を捥ぎて毒舌つまは馬耳

枝豆を捥ぎて語らふ馬耳の愚痴

枝豆と日本酒優し胃無き身に

枝豆とベビーチーズを肴にし

枝豆と地酒を愛でて恙無し

枝豆を摘み地酒を汲む至福

   

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年を取る毎に時間の過ぎる速さが加速しているのを痛感しています。

その加速の程度は、年齢の逆数に比例する感じです。

     

  

言い間違いや聞き間違いも日常茶飯事となり、「コミュニケーションに気を付けなければ」と思うこの頃です。

 

掲句の「つまは馬耳」とは、「馬耳東風」や「老い」のことです。

 

俳句では「夫」も「つま」と読むことがあり、遊び心で「つま」と平仮名表記にしました。

 

この俳句の「切れ」を何処に入れるか、「つま」を「妻」と「夫」のどちらに解釈するか読者次第です

    

歳時記(俳誌のサロン)の「枝豆」の例句から、共感した一句を抜粋掲載させて頂きます。

 

例句の詳細は青色文字をクリックしてご覧下さい。

    

枝豆やひと日になせること僅か

                      (菊地光子)

  

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2024.10.25 更新

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