俳句 (Haiku) Feed

2020年3月27日 (金)

春風や難を転じて福にせむ

    

(P.S. 2023.2.4)

「TOKYO 2020」の開催をワクチンの開発・普及が進み新型コロナウイルスの感染拡大の収束が期待されるまで2年間延期していたら、暗殺による安部晋三元総理大臣の不慮の死も起こらなかったかもしれません

 

ゴルフ談義政治談議も「あれが無かったら」と愚痴や反省がしきりです。

   

(2020.3.27)

雪やなぎ小さき南天両脇に  

南天の種を落として鳥帰る  

南天の実の無き房や鳥帰る

      (薫風士

   

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タイトルの俳句と冒頭の雪柳の俳句は薫風士の縁起担ぎの「まんぽ俳句」です。

  

雪柳は小さい5弁の花を無数に雪のように咲かせますが、5弁は5輪を連想させます。

   

生命力が旺盛な南天は庭のあちこちに自生しています。小鳥が実を食って種を落とす結果繁殖しているようです。

  

ここをクリックして、「コロナ禍の自産自消や秋耕す」をご覧下さい

  

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2020年3月24日 (火)

青き踏むコロナ蔓延る街を避け

          

青き踏み愛犬偲ぶの道

青き踏むチュヌと歩みし丘の道 

まん歩道桜咲き初め町光る

まん歩道椿のピンク暫し愛で

ひとはく」の園に野遊びコロナ避け

自転車の曲乗り稽古春の風

   

3月21~23日に大阪や京都などの桜が開花し始めましたが、東京は上野や千鳥ヶ淵などの桜が満開になっているようです。

今年はコロナウイルス拡散防止のために宴会抜きで近場の花見をしましょう。

   

2020032215043写真はクリックすると拡大します。

元気な若者の自転車曲乗り情景です。

  

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2020年3月23日 (月)

春場所の俳句

    

(2025.3.24 更新)

春場所や大関奮起大の里

春場所や高安無念勝逃し

春場所のチャンス高安逸しけり

         (薫風士)

   

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これらの写真は、大の里(大関)と高安(前頭4枚目)の優勝決定戦(12勝3敗同士)を放映したNHK-TV 二ュ-ス画面の一部分(切取り)です。

 

   

春場所や幕尻新鋭連勝す

玉鷲や鉄人ぶりを春場所も

春場所の老の無念や勇み足

春場所や大関破る小兵技

      (薫風士)

  

2024年の春場所で優勝した尊富士(たけるふじ)の活躍を期待していましたが、残念ながら怪我で夏場所は休場でした。

 

体重依存の力士が増えて怪我が多くなり、休場力士が多くて、大相撲がつまらなくなっています。

 

怪我を少なくするには、例えば、土俵の高さを一段低くし、その分審判席や呼び出し待ちの力士の席を掘り下げるなど、何らかの土俵の改善をすると良い、と思います。

 

これだけ怪我が多いのに、一方的に力士の稽古不足や精神力不足と決めつけるのは、一種のパワハラと言えるのではないでしょうか?

 

関係者には時代の変化に合った改善策を推進して欲しいものですが、相撲ファンの方々がこの提言に賛同して、声を上げてくれることを願っています。

   

春場所や新入幕の初優勝

       (薫風士)

  

2024年の春場所は尊富士(たけるふじ)が110年ぶりの新入幕初優勝の記録更新で優勝しました。  

 

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この写真は、尊富士の優勝を放映するNHK-TV画面の一部分です。

タップ拡大してご覧になれます。

    

   

2023年の春場所は、関脇霧馬山が優勝決定戦の取り直しで小結大栄翔に勝って初優勝をしましたが、「霧島」として大関昇進後の今年の春場所は怪我のせいか、5勝10敗と不調でした。

 

尊富士の今後の活躍が期待されますが、若隆景や霧島(霧馬山)など、優勝後怪我や病気で不調の関取が多いので、今場所の無理が将来の体調に影響しないか、懸念されます。

   

(2022.3.27)

春場所の若隆景に客沸きて

春爛漫初優勝の決定戦

新関脇賜杯を腕に花の道

花の道錦を飾り福島へ

      

一人横綱の照ノ富士が怪我で休場し、横綱相撲を見ることが出来なかったのは残念でしたが、高安と若隆景の優勝決定戦は見ごたえがありました。

  

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この写真は、2024年春場所の若隆景優勝のNHK-TV放映画面の一部分です。

     
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この写真は、令和3年7月に見た NHK-TVの画面(白鵬 vs 照ノ富士)の一部分です。    

  

 白鵬は、2021年7月名古屋場所で全勝優勝をし、9月に引退しました。   

  

ここをクリック(タップ)して、大相撲の俳句(初・春・夏・秋)をご覧下さい。

  

ここをタップすると、江戸時代から現代までの「相撲の俳句」をご覧になれます  

        

2020年の春場所(史上初のコロナ禍無観客開催)を詠みました。

  

時疫とて春場所侘し無観客

春場所の拍子木響く館うつろ

春場所や客無く響く仕切り声

春場所や敵はコロナてふウイルスよ

春場所や負けるなコロナウイルスに

春場所の白鵬早しはたき込み

春場所や八艘飛びの技の冴え

春場所や巨体を叩く音重し

春場所や白鵬優勝四十四

      

久しぶりに炎鵬が巧みな技の冴えを見せてくれたのが印象的でした。

無観客興行で声援が無いのは物足りませんが、四股名の呼び声や関取の仕切り前の叩く音、行司の声など、今場所のTV観戦ではよく聞こえ興味が湧きました。

てふ」は、「という」意味の俳句で使われる古語ですが、「ちょう」と読みます。「呼出」は鶴竜を「かくりゅうふ」と言うなど、四股名を長引かせて呼ぶのに「ふ」を追加しているように聞こえました。

    

令和最初の大相撲春場所はパンデミックとなったコロナウイルスの感染拡大予防のために史上初の無観客で開催されたことが将来語り継がれることでしょう。

久しぶりに千秋楽は2敗を喫した白鵬・鶴竜の横綱対決となりましたが、白鵬が依然として強さを示し44回目の幕内優勝を達成しました。

(「四十四」は「5・7・5」のリズムを整えるために「しじゅうよん」と読んで下さい。)

   

下記のURLをクリックすると、幕内取り組みのNHK動画をご覧になれます。

https://www1.nhk.or.jp/sports2/sumomovies/    

  
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2020年3月21日 (土)

愛犬の彼岸妨ぐコロナかな

   

犬連れて親子四人が春の道

彼岸会をコロナウイルス妨げり

コロナ避け近場の園の彼岸かな

悠然と彼岸の空を大烏

強風の彼岸に聖火届きけり

春嵐や五輪にならぬ飛行雲

          

NHK NEWS WEBによると、オリンピック開催について、

「『完全な形』と申し上げたが、まず、アスリートと観客にとって安全で安心できるものでなければならない。そして、規模は縮小せずに行う、かつ、観客にも一緒に感動を味わっていただきたいということだ」、「延期や中止については、一切言及はしていない。大切なことは、完全な形で、オリンピック・パラリンピックを日本で開催をすることだ。」と、

安倍総理大臣は述べています。

安倍さんは美辞麗句を並べるのが巧みですが、どのようにして【完全な形】を実現する心算なのか、具体策はあるのでしょうか? 

   

今日は「春分の日」で3連休になりますが、新型コロナウイルスの拡散を防止するために、「兵庫ー大阪間の不要不急の往来自粛」を大阪府・兵庫県の両知事がそれぞれの立場で呼びかけました。

コロナウイルスの拡散が「春分」(彼岸の中日)を境にして沈静化することを期待していましたが、残念ながら裏切られました。

  

青色文字(彼岸1彼岸2彼岸3彼岸4彼岸5)をクリックして歳時記(俳誌のサロン)の例句をご覧下さい。

    

(青色文字をクリックすると関連の記事をご覧になれます。)

このブログが無聊の慰みになれば幸いです。

   

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2020年3月19日 (木)

折々の俳句《春愁18句》


  

(2025.4.6 更新)

春愁や万博IT大丈夫?

春愁や国を私物化独裁者

詐欺メ-ル頻繁に来や春愁

春愁やSNSの落し穴

春愁と言ふは愚かやこのリスク

独裁の衆愚政治や春愁

     

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この写真は、2025年4月6日ETCシステム障害放映のNHK-TV 二ュ-スの一画面です。

 
冒頭6句の「春愁」は「しゅんしゅう」か「はるうれい」と読み、次の9句の「春愁」は
はるうれい」と読んで下さい。

 

万博のコスパは如何春憂

トランプの狂騒曲や春憂

宣教の訪問受くや春憂

大国の独善タリフ春憂

この台詞四年の我慢春憂

地に落ちたNISAの魅力春憂

政商を生むなよNISA春愁

 

NISAは一般的・長期的にはインフレ対策と節税効果で利用者の利益になりますが、個別的・短期的には株価変動により損失を被るリスクがあることをNISA利用者に周知徹底して下さい。

「NISA」は「二-サ」か「にいさ」と読んで下さい。

           

春愁なぜ増え続く不登校

   

バーチャルゲームなどの虜になっている子供が増えていますが、もっと自然に親しむ教育を推進して欲しいものです。

 

ゆとり教育を何故取止めたのでしょうか?

 

教育にまで経済的効率を重視した短絡的ミス政策の弊害が現在に影響しているのではないでしょうか?

  

多様性の進化した現代の教育方法には不適切な従来の知識・記憶中心の全体主義的画一的教育方法は止めて、自然に親しみ考える知恵を伸ばす教育を長期的観点で推進して欲しいものです。

   

ウクライナ侵略さるや春憂

 

ウクライナ戦争について、プーチン大統領や世界の指導者が賢明な決断をしてくれることを切望して、「やむにやまれぬ思い」を書きましたが、ロシア軍のウクライナ侵攻いつ解決するのでしょうか?

 

青色文字(タイトル)をクリックして、血に染むなドニエプルてふ春の川」をご覧下さい。

  

(2020年3月の記事3句)

新型コロナウイルス感染拡大を憂い詠みました。

 

春愁にコロナウイルス輪を掛ける    

春愁を吹き飛ばさむや「まん歩」の句   

春愁やコロナを避けて野に遊ぶ

  

春分の日」の前に「春愁」の「俳句」を詠むのは早すぎますが、ITを十分活用するためにはブログ「俳句HAIKU」の記事が一般に行き渡るまでのタイムラグを考慮せざるを得ません。

 

薫風士の「まん歩」コースの深田公園コロナウイルス対策・自衛の人々でこれまでに無く「週日」も「終日」賑わって(?)いました。

「まんぽ俳句」も慰みになれば幸いです。

(「終日」は、俳句では「しゅうじつ」と読まず、「ひねもす」と読むのが普通です。)

    

次の青色文字(春愁1春愁2春愁3春愁4春愁5春愁6春愁7)をクリックすると、歳時記(俳誌のサロン)2020.2~3月掲載の例句をご覧になれます。

  

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(この写真はウイキペディアのコロナウイルス解説記事の写真のコピーをアレンジして掲載させて頂きました。)

    

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2020年3月16日 (月)

春分や芭蕉俳句の季語ゲーム

      

芭蕉の俳句の「季語となる漢字(1字)」を(〇)に当てる早さをゲーム感覚で家族や句友とお楽しみ下さい。

答えは〇をクリックするとご覧になれます。 

「虚子俳句15句の季語クイズ」もここをクリックしてご覧下さい。

  

(1) 木をきりて本口みるやけふの

(2) の雲鐘は上野か浅草か  

(3) もややけしきととのふ月と梅

(4) かれ朶(えだ)に烏のとまりけりの暮

(5) 荒海や佐渡によこたふ

(6) 曙やにうずまく鐘の聲

(7) しさを我宿にしてねまる也  

(8) 〇草や兵どもが夢の跡

(9) 五月に鶴の足みじかくなれり 

(10) 永きを囀りたらぬ雲雀かな 

   

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浮かれざる開花だよりやパンデミック

    

パンデミク開花だよりに浮きもせず

パンデミック近場まん歩の花見せむ

     

WHOにより新型コロナウイルスが「パンデミック」に指定されましたが、有力な治療薬やワクチンなどが無い現状では、人々の濃厚接触を避けるとか、消毒や手洗いによる感染防止を徹底するしか仕方がありません。

東京の靖国神社の桜が今日(14日)開花しましたが、雪も降っています。

近畿の「桜の開花」予想は3月20日過ぎのようですが、今年は近場の散歩花見をして「まんぽ俳句」を口ずさみ健康管理に努めることにします。

  

東京都やオリンピック関係者はパンデミック対応の対策に苦慮されていることでしょうが、前例に捉われることなく、未来志向で、然るべき決断を速やかにしてほしいものです。

 

全国高校選抜野球大会は中止に追い込まれましたが、コロナウイルス対策が確立され、夏の全国高校野球大会は無事開催されることを祈るばかりです。

 

オリンピックの伝統を重んじることは大切でしょう。しかし、世界的に新型コロナウイルスが蔓延しているのに効力の有る治療薬や予防ワクチンの開発が間に合わない場合は延期も止むを得ないでしょう。

 

オリンピック誘致のIOCとの合意条件はどうなっているのでしょうか?

 

ちなみに、IR誘致運動」や「観光立国政策」なども、パンデミックのような非常事態も考慮して社会問題や経済効果を慎重に再検討してほしいものです。

    

パンデミック・ショックで本題から脱線しましたが、掲題の俳句は薫風士の「まんぽ俳句」です。手元の電子辞書では「パンデミック」の項目はなく「カタカナ英和」に「パンデミク」が記載されていました。

俳句はリズムを整えるために様々な読み方をします。

  

「パンデミック」と「パンデミク」のどちらが貴方の好みに合うでしょうか? 前者は字余りで、下五の「パンデミック」にインパクトがあります。後者は定型で、「開花だより」に重点があります。

     

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春眠やコロナウイルス寝るが勝ち

        
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(写真)

日本伝統俳句協会のカレンダー(2018年4月)

写真をタップ・拡大すると、例句をご覧になれます。

  

ほどほどに春の「昼寝」と「散歩」をして、「まんぽ俳句」を口ずさんで心身の健康管理をして、若者に迷惑を掛けないように努めることが「老人の出来る仕事(?)」であり、新型コロナウイルスに対する対策だと思っています。

そこで、まず「まんぽ俳句」の拙句を掲載します。

  

春眠の覚めて日課の漫歩する 

啓蟄やコロナウイルス蔓延りて

啓蟄や愛犬チュヌの亡き散歩 

  

今日(2020.3.5)は「啓蟄」ですが、「歳時記」などから、「春眠」の例句を抜粋・掲載させて頂きます。

     

春眠を孫にふんずけられており  

         (小沢昭一

   

この俳句は歳時記「春眠」の冒頭句です。小学校や幼稚園も新型コロナウイルス感染予防対策で休業(一部開所)しています

自宅や公園で、孫の相手もしていますが、高齢者が元気な幼い子供に一日中付き合うとなれば大仕事です。子育てに頑張っている人々には心から敬意を表します。

     

加はりぬ始発列車の春眠に

         (山田弘子

   

上記の俳句は新型コロナウイルスの感染防止対策の時差出勤とは何ら関係ありません。

   

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2020年2月19日 (水)

俳句の本質とは何か 《季語と定型》

    

「運動会」の俳句《季語について》

   

「体育の日」に因んで「575筆まか勢」の「運動会」の例句を季語に焦点を当てて見ると、次の俳句が目に留まりました。

   

つぎつぎの運動会や秋の行く  

        (前田普羅)

    

運動会のろのろ颱風海にあり

        (百合山羽公

   

赤蜻蛉運動会の日となりぬ

  (子規句集 虚子・碧梧桐選)

    

運動会の旗あちこちす春の山

         (正岡子規)

      

「運動会」は「秋の季語」ですが、上記のように「台風」「赤蜻蛉」などの「秋の季語」ばかりでなく、「春の季語」と共に詠まれている俳句もあります。                                             

最近は運動会を気候の良い5月頃に開催する所もあります。立夏は5月5日(子供の日)頃ですから、運動会は「秋の季語だ!」と決めつけれれると句作に難渋することになります。

まんぽ俳句」やプレバトの「運動会」の俳句などのブログに於て述べましたが、「季語」は句作に活かすべきものであり、自由な表現を徒に束縛したり、句作の楽しみを阻害するものであってはならない、「季語のあるべき姿」は時代の変遷や自然現象の変化に合わせて柔軟に考えればよい、という思いを新たにしています。

定型(5-7-5)についても、定型では表現しきれない詩的表現や心情表現をするために必要な最小限の範囲で字余りや破調を認めるべきだろうと思っています。

この思いは芭蕉の俳句の翻訳をしていると一層強くなりましたので、昨年10月に書いた記事を補正して再掲載しました。

  

令和元年1014日は「体育の日」でしたが、台風の影響で運動会など、色々なイベントが中止されました。

台風19号の甚大な被害に遭われた方々のことを思うと胸が痛みます

  

トランプ米国大統領にはパリ協定からの離脱(温暖化防止努力を無視)について大いに反省してもらいたいとの強い思いを新にしています。

この思いを皆さんにFacebookやTwitter、LINEなどでシェアして頂けると望外の喜びです。

    

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「初鏡」と「小春の鏡」(プレバト俳句の推敲)

     

(2025.1.21 更新)

初鏡スマホカメラを自撮りにす

初鏡三面鏡の連反射

          (薫風士)

  

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この写真は、薫風士が見たNHK-TV 画面の一部分です。

  

米国のトランプ新政権が発足しました。 

 

  

ここをクリック(タップ)して、NHK NEWS WEBの記事をご覧下さい

  

冒頭の掲句は、恒久的世界平和への思いを皆さんがシェアし広めてくれることを切望して、寝起きに三面鏡を見て思いついたブログ用の比喩の拙句です。

  

ここをクリック(タップ)して、「『去年今年』の俳句を集めました。をご覧下さい。

   

人気絶頂の俳句番組「プレバト」の夏井先生の添削は「上手い」と感心することが多々ありますが、「どうかな?」と思う推敲・添削も時々あります。

  

ここをクリック(タップ)して、「プレバト 夏井先生の添削を添削する (添削記事特集編)」をご覧下さい 

(青色文字をタップすると例句やリンク記事をご覧になれます。)   

  

2019年12月5日に放映された金子恵美さんの俳句の添削で、夏井先生は「小春日や夫も鏡に試着室」「夫という鏡小春の試着室」に修正していますが、  

「鏡」には「模範」という意味もあり、作者の意図からすると、夏井先生のこの添削は「どうかな?」と疑問が湧きます。

  

むしろ、助詞の「も」を「を」に替えるか、「試着室」を「試着」に替えて、次のように修正すると作者の意図していることがすっきり表現出来るばかりでなく、小春日の夫婦の円満ぶりがイメージに浮かび良いと思います。

  

小春日や夫を鏡にして試着

小春日や夫も鏡にして試着

   

前者は鏡に映して自分で判断するよりも夫の判断を大事にしているニュアンスがありますが、

後者は、鏡に映して自分で判断するばかりでなく、夫の意見も聞いている仲良し夫婦の情景が浮かびます。

  

もし、お題の「試着室」を用いなければならないのなら、

次のように修正したらどうでしょうか?

  

試着室夫を鏡にして小春

試着室夫も鏡にして小春

  

俳句は「詠み人・読み人」を映す面白い鏡だと思っていますが、

貴方なら、どう添削しますか?

  

夏井先生の揚げ足を取るつもりではなく、「俳句の裾野を広げたい」という夏井先生と同じ思いです。

  

及ばずながら、プレバト視聴者の俳句の推敲・添削の参考になれば幸いですが、俳句HAIKU の読者の作句力向上のお役に立てば望外の喜びです。

   

新年」の俳句「初鏡・初髪」や「《たんぽぽ・蒲公英・タンポポ》俳句鑑賞」などもご一読頂き、下記の記事の夏井先生の添削に対する薫風士の推敲・添削案について何らかのコメントを頂けるとありがたいです。

    

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧になれます。

      

(写真)

TV-4ch.プレバト画面の一部分

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2020年2月 5日 (水)

「節分」と「立春」:「まんぽ俳句」と写真

      

(青色文字の季語をタップすると、歳時記の連句をご覧になれます。)

  

立春の朝日の綺羅を漫歩する

立春の朝日煌めく駐車場

街灯のガラスに朝日春立てり

立春の飛び立つ白さ鷺一羽

マンションの双棟光る春立つ日

蠟梅の梢突き抜く空の青

立春の雲無き空の暮れなずむ

立春の一日の漫歩惜しみけり

立春晩酌自粛歯の治療

   

掲句は薫風士の「まんぽ俳句」です。

スマホ世代に俳句に親しみを持ってほしい」との思いで、このブログを書いていますが、令和の時代の俳句普及の一助になれば幸いです

俳句を詠んだ背景の写真をご覧下さい。

 

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2020年1月31日 (金)

令和初の大相撲初場所 (俳句と写真)

     

令和初の大相撲初場所は炎鵬正代などの平幕力士が健闘し、特に徳勝龍(33歳)が大関貴景勝に勝ち14勝1敗で初優勝し、両横綱(白鵬鶴竜)休場の千秋楽にも拘わらず、相撲ファンを沸かせました。

貴景勝(11勝4敗)には是非とも横綱を目指して精進してほしいものです。

怪我の影響で5勝10敗となった豪栄道(33歳)が大関在位33場所の記録を残して引退することになったのは残念ですが、親方として後輩の育成に頑張ってほしいですね。

徳勝龍には優勝インタビューの台詞通り「まだ33だ」と、怪我をしないで春場所も頑張ってくれるものと期待しています。

ちなみに、仏教では「観世音菩薩は衆生を救済するために33の姿に変身する」との言われがあります。

   

俳句はテレビを見ながら作って楽しむこともできます。 

薫風士の川柳もどきの俳句と写真(NHK・TV画面)をご笑覧下さい。

  

・身贔屓に一喜一憂大相撲

・大相撲明暗分かつ三十三

初場所の巨体包帯痛々し

・初場所の幕尻優勝男泣き

・監督を偲び涙の徳勝龍

・初場所や力士もファンも笑い泣き

・大関や相撲は芦屋酒は灘

     

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2020年1月30日 (木)

吟行の写真俳句(2019総集編)

   

 Click here to see "Bashō's haiku in Japanese and English by L. P. Lovee" 

    

(各タイトルのURLをクリックして記事をご覧下さい。)

  

小春日のふれあいカフェ交わす笑み

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/12/post-11c3.html

 

王子動物園吟行 

(まんぽ俳句と写真)

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/11/post-f054.html

 

「小春」と「凩」

(嵯峨野吟行の俳句と写真)

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/11/post-259d.html

 

蜘蛛の俳句と写真 

<即位礼に思うこと>

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/10/post-3ff1.html

     

秋声や芭蕉館への句碑の路

(大垣吟行の俳句と写真)

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/09/post-efc0.html

  

句に遊びドライブ旅行秋高し

(山口吟行の俳句と写真)

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/09/post-4a8f.html

 

(まんぽ俳句) 

「蝉」「空蝉」「蝉時雨」

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/08/post-5b34.html

 

「貴船神社」と「川床」

(貴船吟行の俳句・写真集)

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/07/post-5b4b.html

 

俳句と写真:

「紫陽花」「七変化」「あじさゐ」

(神戸市立森林植物園)

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/06/post-70ee.html

 

俳句の鑑賞:

田ステ女俳句ラリーに参加して

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/05/post-8cc8.html

 

平成最後の「花鳥同人俳句会」に参加して

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/04/post-7a47.html

 

「世界の梅公園」の「梅見」

(写真と俳句)

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/03/post-9d23.html

 

「探梅」・「観梅」の俳句と写真

(神戸市・岡本梅林公園)

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/02/post-6d05.html

 

大相撲「初場所」の俳句

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/01/post-f57e.html

 

2020年1月24日 (金)

寒晴れの歩こう会や「まんぽ」の句

   

119日の「歩こう会」は、大寒の前日にもかかわらず、穏やかな絶好の吟行日和に恵まれました。

薫風士の「まんぽ俳句」と写真を掲載させて頂きます。

ご笑覧下さい。

(写真はタップして拡大できます。青色文字をクリックすると、歳時記など関連の記事をご覧になれます。)

  

寒晴れを女のせいに晴れ男

寒晴れや巨石を祭る岩神社

談笑の途絶え瀬音や落葉

倒木を跨ぐか潜る落葉

濡れ落葉滑り防止の古タイヤ

溜池のを目指して転ぶ老

老に寒の吟行峠越え

手分けして作る豚汁歩こう会

豚汁を里野山家で煮る

豚汁のロケットコンロ焚き加減

冬ぬくし里野山家五穀飯

山越えて豚汁愛ずる歩こう会

豚汁や胃無き老躯も愛でてをり

待春や里野山家の狭庭の美

手入れ良き寒の里山漫歩道

美味きもの里野山家吊し柿

    

この日は、スマホの万歩計によると、16,000歩余り歩いていました。

  

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2020年1月15日 (水)

「松納」と「とんど祭り」

         

松納」は関西では1月14日(関東は1月6日)です。

地元の自治会主催の「とんど祭り」は13日(成人の日)に行われ、豚汁が振舞われました。

 

下記の拙句と写真をご笑覧下さい。

  

・振舞の豚汁美味しとんど焼き

・豚汁の満たす胃の無き老いの腹

・子供らに焼いてやりとんど焼き

・豚汁も焼藷も食み男の子

・老幼の満ち足りし顔とんど焼

    

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2020年1月14日 (火)

飛び立つや枯葉に見えし群雀 (「成人の日」の「まんぽ俳句」)

      

掲題の俳句は、木の枝に無数の群雀(むらすずめ)が留まっていたが、スマホで写真を撮ると少し離れたところにある別の木に一斉に飛び移ったのを詠んだ「まんぽ俳句」です。

下の写真をタップ(クリック)して拡大してご覧になると、枯葉に見えたものがであることが確認できるでしょう。

  

今日は「成人の日」です。

新成人がそれぞれの道に希望を持って飛び立ち、幸せな人生を送ってほしい」という思いを即興句に詠みました。

   

・飛び立つや新成人のそれぞれに

   

ちなみに、「群雀」は笹葎(ささむぐら)を塒(ねぐら)にしているようです。

ご参考までに、「枯葉」は冬の季語ですが、「葎」は夏の季語です。

    

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2020年1月12日 (日)

初電車どこもかしこもスマホ族

   

重宝なスマホのアプリ初暦

   

(「初電車」や「初暦」は新年の季語です。スマホはインターネット検索やメール、写真撮影など、性能が進化していて、「まんぽ俳句」に活用出来そうです。)

   

春着の女何を見てるかスマホ手に  

(この俳句の「女」はリズムを整えるために「め」と読みます。女性蔑視ではないので誤解しないで下さいね。「春着」は新年の季語です。)

  

優先席稚児笑み返し冬ぬくし

   

 

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「ハイク・俳句・はいく」(http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/12/post-916a.html)をご覧下さい。「まんぽ俳句会」の理念を23の俳句に込めました。(薫風士)

  

2020年1月 8日 (水)

《雛祭り》(俳句特集)

    

花祭り自然災害ままならず

       (薫風士)

  

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写真は、3月5日のNHK-TV ニュース画面の一部分です。

  

被災された方々に、お見舞い申し上げます。

     

旧九鬼家資料館と三田ふるさと学習館で九鬼家所縁の雛や源氏物語に因んだ雛の展示が3月末まで開催されています。

  

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この写真の「源氏物語に登場する花木たち」には、「女郎花(おみなえし)」から「忘れ草(わすれぐさ)」まで、50種余りの花や木がリストされています。

(写真をタップ拡大してご覧下さい。)  

  

   

   

   

    

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(写真) 

日本伝統俳句協会カレンダー(2020年3月)の一部分です。

タップ拡大して、掲載句をご覧下さい。

   

 

芭蕉の「雛の家」の俳句の翻訳に興味があれば、ここをクリックしてご覧下さい

  

3月3日は高浜虚子の次女、星野立子(明治36年~昭和59年)の忌日(立子忌)でもあり、「立子忌」を「雛の忌」や「ひひなの忌」と俳句に詠んでいる人もいます。

  

3月3日は日本ペンクラブの提案で「平和の日」とされています。

俳句と川柳:終戦記念日《「戦争と平和」特集》」をご覧下さい。     

          

歳時記の「雛祭り」「雛人形」「雛あられ」などの句はここをクリックするとご覧になれます。

ここ(データベース)をクリックすると現代俳句協会の「雛」の句がご覧になれます。      

   

575筆まか勢」というブログに立子忌の句 がありました。   

当時、立子は女流俳人では中村汀女橋本多佳子三橋鷹女とともに四Tと称されましたが、次の雛の句を作っています。

    

何といふ雛よと問はれ桃山と

彼の雛の思ひ出追ふも悲しけれ

雛飾りつゝふと命惜しきかな

   

立子の俳句としては「父がつけしわが名立子や月を仰ぐ」を思い出しますが、山本健吉の「定本 現代俳句」には「しんしんと寒さがたのし歩みゆく」の句評があり、印象に残っています。  

              

高浜虚子は「雛より小さき嫁を貰ひけり」という句を作っています。    

「雛より小さき嫁」とはどういうことか、「許嫁」のことかも知れないと思って、その背景を知るために虚子一族の「雛」の句をインターネットで検索してみた。残念ながら、そのような手掛かりは無かったが、目黒雅叙園の「百段雛まつり日本最大級の雛人形が展示されているという記事がありました。そのような大きな雛人形を念頭に詠んだ句なのかも知れません。

いずれにせよ目的はかないませんでしたが、折角調べたので参考までに下記に記載します。    

         

虚子(「ホトトギス」2代目主宰)の句

 

雛あられ染める染粉は町で買ひ

美しきぬるき炬燵や雛の間

山里の雛の花は猫柳

天井にとどけ雛の高御座

お茶うけの雛のあられに貝杓子

カレンダーめくりあらはる雛の日

老いて尚雛の夫婦と申すべく

叱られて泣きに這入るや雛の間

もたれ合ひて倒れずにある雛かな

春雷や女ばかりの雛の宿    

          

星野椿(立子の長女・「玉藻名誉主宰)の句

表紙絵も玉藻雛や立子の忌 

        

高木晴子晴居」主宰の

皆老いて雛の客とも思はれず    

    

高浜年尾(虚子の長男・「ホトトギス」3代目主宰)の句   

燭台の倒れ易さよ雛かざる

燭台の灯なれや雛浮び見ゆ

老いゆくは淋しきものよ雛祭

雛の灯を今宵の客に灯しけり

雛の間の更けて淋しき畳かな 

         

 稲畑汀子(年尾の次女・「ホトトギス名誉主宰)の句

鎌倉好き集まれ! おひなさま 鎌倉古陶美術館

飾られて仮住も亦雛の宿

     (歳時記「雛納」)

  

今日のためなほ納めずに置く雛

雛の客あり雛をさめ又先に

雛の忌と思ひ遥かへ心置く

雛飾る娘の手伝ひもあてにして

飾るより留守をあづける雛となる

雛納めゐたるロビーを通りけり

一筋の髪も乱さず雛納    

         

稲畑廣太郎(虚子の曾孫・「ホトトギス」主宰)の句

 

歳時記・雛納1

雛納せざるをちらと見て出社

雛納して洋室となりにけり

歳時記・雛納2

雛納してより吾娘の嫁ぎゆく

雛納して来年を近付ける

悌を重ね合せて雛納

雛納君との過去も納めけり

雛の目光りて納められにけり

たつた今過去捨て雛を納めけり           

             

坊城中子(年尾の長女・「花鳥」名誉主宰)の句

骨壷を置きて雛を並べけり     

                 

坊城俊樹(虚子の曾孫・「花鳥」主宰)の句句集「零」

ひひなの忌雛より小さき人のゐし

飾らるる雛の顔と生れ出づ

         

上野章子 (虚子の六女・「春潮」初代主宰)の句

手のひらに色を遊ばせ雛あられ

          

正岡子規はどのような「雛」の句を作っているかインターネットを検索したところ、「春星」のHPに「子規の俳句」があり、「子規の俳論俳話」というサイトに子規の「雛」の句がありました。

雛あらば娘あらばと思ひけり

 

子規の「雛」の句はこれ以外には見当たりませんでした。そこで一句   

雛の日や子規の残心偲びけり

         (薫風士)

  

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

トップ欄か、この「俳句HAIKU」をタップすると、最新の全ての記事が掲示されます。

  

2020年1月 7日 (火)

「まんぽ俳句」新年の吟行をエンジョイしよう!


   

「三田市民歩こう会」(1月19日)に参加して、

あなた自身「まんぽ俳句」を楽しみましょう!

ここをクリックして「1月のまんぽ俳句会」のコメント欄にご投稿下さい。

  

有馬冨士望む寺苑や冬桜

  

この俳句は2019年11月の「三田市民歩こう会」に参加して、花山院で詠んだ拙句です。   

令和初正月の拙句と「まん歩」の写真を下記に掲載します。

   

平和なる令和2年や初日の出

近況を写真俳句に年賀状

初乗りどこもかしこもスマホ族

初暦スマホ買おうか買うまいか

あれこれと置き場所思案初暦

屠蘇祝ふ御節は子等の贈り物

恙なく令和を生きん初詣

初詣令和の平和祈りけり

初空やまんぽ俳句を口ずさみ

初空を写し「ひとはく」池青し

冬木の芽膨らみ初むる空の青

冬木立シルエットにし初夕日

初詣まんぽ俳句に遊びもし

初詣往きは車に帰路漫歩

正月箱根駅伝吾漫歩

正月の風に「ひとはく」旗三つ

正月や凧飛び交う園ボール飛ぶ

初暦日記代わりの俳句詠む

         

ハイク・俳句・はいくをご笑覧下さい。

      (薫風士)

 

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2019年12月31日 (火)

ハイク・俳句・はいく・HAIKU

Click here to see “Haiku of Bashō”.

Click here to see Issa's haiku.

Click here to see "俳句 365 haiku "

   

故郷を「まんぽ俳句」で元気に、未来に繋ごう!

   

(2025.1.25 更新)  

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冒頭の写真は、令和7年1月4日未明の俳句HAIKU 記事へのアクセス累計ですが、合計は「1,234,888」、一日あたりの平均は「308.88」と、縁起の良い数字が綺麗に並んでいます。

     

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令和5年1月17日現在の俳句HAIKUへのアクセス累計は、縁起の良い数字「880,770件」でした。

    

23119NHKの天気予報で、1月19日の今日は「いいくのひ」とダジャレを言って楽しませてくれましたが、2023年1月19日朝の俳句HAIKU へのアクセス累計表は、縁起の良い88 など、数字が面白く並んでいました。

    

ハイクを楽しみながら、健康管理をしたいと思っていますが、同じ思いで散歩を日課にする方が増えることを願っています。

  

(P.S. 2022.7.17) 

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この写真はNHK-TVの一画面ですが、祇園祭のNHK-TV放映を見ながらこの追加記事を書いています。

   

   
7月16日は「閻魔詣」です。

言葉の力・俳句の力《癒し》」や「俳句《涼し》死の話をご覧下さい。

      

P.S. 2022.3.15

ウクライナ紛争について、プーチン大統領や世界の指導者が賢明な決断をしてくれることを切望して、「已むに已まれぬ思い」を俳句に詠み、書いた記事を読んで頂きたく、この P.S.を追加しました。

  

青色文字をクリック(タップ)して、「血に染むなドニエプルてふ春の川」をご覧下さい。    

   

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写真は、「かかりつけ医」の待合室に貼ってあったポスターです。

写真をタップ・拡大して、「高齢者の健康法」をご一読下さい。   

     

            

(2019.12.31の記事)

歩こうかい・ハイク・俳句を楽しんで   

        (薫風士)

  

「ハイク」は「hike」と「haiku」の掛詞です。

日本人なら俳句は誰でもできるよ!

    

あなたの思いを5‐7‐5に口遊めばそれが俳句への一歩です。

 

「まんぽ俳句会」の理念(発起人の思い)を23の例句に込めました。   

(青色文字をタップすると例句やリンク記事をご覧になれます。)

    

短日ふれあいカフェや摸擬句会 

ファミレスの俳句談義小春の日  

凩やまんぽ俳句を唇に

短日や句を苦にするな句に遊べ

風邪の床子規を偲びて句を捻る

膝小僧抱へ丸まる風邪の床

水洟や果報寝て待つ老の床

酒卵加えチンする冬至粥

福よべ冬至南瓜食みにけり色に惚れ卓に置きたる龍の玉

手作りの庭の成果の柚子湯かな

万歩して柚子湯に遊ぶ俳句かな

スポンジが聖夜のケーキ孫来れず

数え日異国の友に句のメール

富士の峰を目指し牛歩や去年今年

異端者に救われもして去年今年

句に詠まん宇宙の摂理去年今年

去年今年ハイク俳句の目指す峰

語り継ぐ先師の思い去年今年

時雨忌や「ながら」に興ず漫歩の句

二兎追いて一兎を得るか老の春

牛歩にも先師さまざま初句会

隗よりとまんぽ俳句の初句会

   

掲句23句は「まんぽ俳句会」への投稿勧誘のための川柳擬きの「まんぽ俳句」です。

 

俳句は川柳ほど人気がありませんので、一人でも多くの方を「俳句への道」に誘うべく川柳擬きの俳句にしていますが、決して伝統俳句を軽んじているわけではありません。

 

現代に生きる者としては、現代の自然・環境や人間社会の有り様花鳥諷詠として俳句にすれば良いでしょう。

 

スマホを活用して俳句を作るには現代仮名遣いの方が便利ですから、季語文語・旧仮名遣いの必要性については俳句の詩的表現の効果を考慮して決めれば良いと思っています

 

俳句は日本語の豊かさを活かし、最少の言葉で最大限の花鳥諷詠をする奥の深い文芸です。

 

まんぽ俳句会」は、スマホを利用している現役世代が定年退職後に俳句を趣味として健康長寿を全うする「居場所」になることを願っています。

 

インターネット活用の俳句会や吟行俳句会などで会員相互の研鑽・親睦を図りたいとの思いで、ご投稿をお待ちしています。

最後にあるコメント欄にご投稿下さい。

              

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