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2015年12月11日 (金)

「去年今年」の俳句を集めました。

        

去年今年一歩踏み込み考えて            

   

我が道を一歩一歩と去年今年

  

去年今年平和を祈り南無阿弥陀仏

            (薫風士)

   

青色文字(季語)や青色下線の文字をタップして例句や解説をご覧下さい。

「去年今年」(「こぞことし」新年の季語)の俳句を「歳時記」(俳誌のサロン)の各ページの冒頭句など幾つか気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

    

去年今年1

・我をのせ廻る舞台や去年今年

            (上野泰

  

去年今年2

・去年今年闇にかなづる深山川

           (飯田蛇笏 

・去年今年祈りの中にある時間

     (稲畑汀子・高浜虚子の孫)  

・棒も又折れゆくものや去年今年」

   (稲畑廣太郎・高浜虚子の曾孫) 

    

去年今年3

去年今年貫く棒の如きもの

        高浜虚子

  

 ここをクリック(タップ)して虚子の俳句『去年今年貫く棒の如きもの』の棒とは何か?」をご覧下さい。

    

去年今年4

・いつの間に一と眠りして去年今年

           (瀧春一)

  

 去年今年5

・だんだんと人と離りて去年今年

           (志解井司) 

  

去年今年6

・去年今年老父母のなきやすらぎに

           (竹内弘子)

  

去年今年7

・片づかぬ書斎に馴染み去年今年 

         (稲畑汀子

  

・若者に元気を貰ふ去年今年

         (稲畑汀子)

         

ごきげんよう!「NHK俳句に学ぶ」むかご66さん(選者:高野ムツオさん)に、ゲスト:大島映二さん(将棋棋士)の次の俳句があった。

空港に 世界の時刻 去年今年

   

NHKのHPの「俳句王国バックナンバー」に金子兜太主宰の5選句の一つに次の俳句があった。

・去年今年貫く棒を見失ふ

            

中日新聞の記事(2015/3/30)に次の俳句があるのがインターネットで検索されたが、会員でないので詳細は不明である。

・去年今年貫く平和砕けけり 

石崎●彦(75) 水戸市 (※●は「土」の下に「口」)

     

チュヌの主人(薫風士)も即興句を作りました。

このブログの冒頭の俳句は高浜虚子の俳句「明け易や花鳥諷詠南無阿弥陀仏」と「去年今年貫く棒の如きもの」を捩ったものです。

・青春の思ひ貫き去年今年

・老ひしとも新たな夢を去年今年

・加速する刻に逆らひ去年今年   

天国の高浜虚子は月並み俳句の羅列に苦笑しているでしょうが、一途に平和を願っている老のなせることとて許してくれるでしょう。    

ウイキペディアによると、「南無阿弥陀仏」の意味は次の通りである。

  • 南無」はナモー(namo)の音写語で「礼拝、おじぎ、あいさつ」を意味するナマス(: namas)の連声による変化形。「礼拝」から転じて帰依(śaraṇāgamana)を表明する意味に用いられ、「わたくしは帰依します」と解釈される。
  • 阿弥陀」は、その二つの仏名である「アミターバ(無量の光明, amitābha)」と「アミターユス(無量の寿命, amitāyus)」の「はかることのできない(無量)」というアミタ(amita-)のみを音写したもの。

すなわち、「南無阿弥陀仏」とは「わたくしは(はかりしれない光明、はかりしれない寿命の)阿弥陀仏に帰依いたします」という意味となる。

     

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年越やオミクロン株蔓延りて(医療の在り方)
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2022/01/post-ed54.html

「大晦日」「大年」の俳句(岸田内閣に望むこと)
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/12/post-1143.html

をご一読下さい。 (薫風士)

岸田文雄総理大臣には喫緊の課題が一段落すれば、「俳句を通じて世界平和を」という俳句愛好家の思いにも耳を傾けてほしいものです。
「渡月橋」etc.の俳句 (橋梁通信掲載に因んで)
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(薫風士)

「ウイルスの根絶祈る初御空 (コロナ特集・2021)」
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(薫風士)

<提言>「平和の俳句」月間(「俳句の日」から「子規忌」)
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/09/post-153d.html
をご覧下さい。

(薫風士)

新型コロナウイルスの感染拡大を懸念して、2月の節分から「コロナ俳句」をブログ「俳句HAIKU」に書いてきました。
コロナ感染拡大の第三波が大きく、遂に全国的に「Go Toトラベル」のキャンペーンが年末年始は中止されることになりました。

来年のコロナ禍の経済対策としては、
「Go Toトラベル」や「Go Toイート」を中止して、
「新型コロナウイルス感染防止の対策マニュアル」を整備し、適合するホテルやレストラン、居酒屋、喫茶店などを認定し、「コロナ対策三ツ星店」とか、「三密防止対策三ツ星店」など、適切な呼称でコロナ対策を奨励する方が良いでしょう。
認定基準を一般に公表し、店の客が自然にチェックしてくれるように工夫するとか、公式のチェック制度も作ると、ごまかす店も無くなり、真面目に営業している店が繁盛することになるでしょう。
この思いを皆さんがシェアして、政府や自治体の関係者を動かしてくれるとありがたいです。

ちなみに、「ミシュランの三つ星」を獲得したスペインの著名なレストランがコロナの影響で廃業に追い込まれたそうです。

(薫風士)

・気の合いし句友と談義年忘れ

「俳句は楽しむもの・苦にするものではない」
初心者が「名句」でなく「迷句」を作っても
恥じることはありません。
「迷句でも楽しめば良い」と割り切って
5・7・5を口ずさみましょう。
その内に、まぐれでも「名句」が出来るのが、
俳句の面白さです。
 
若い世代に俳句の楽しさを知ってほしいとの思いから
このブログ「俳句HAIKU」を書いています。
ご笑覧下さい。

薫風士

写真の愛犬「チュヌ」は10月16日に永眠しました。
「チュヌの便り」の総集編「チュヌの追悼」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2018/10/post-76ff.html
をご覧下さい。
チュヌは皆さんのお幸せを天国から見守っています。

NHK俳句2016年1月6日放送の特選句(池田澄子選 題「去年今年」)
の一席は
「母がいて喧嘩ができて去年今年」
です。
身近な家族の様子を見ていると共感できるますね。
特選句の詳細は
nhk.or.jp/tankahaiku/haiku_tokusen/20160106.html
をクリックしてご覧下さい。

「去年今年平和を祈り南無阿弥陀仏」
(Kozokotoshi HEIWAoinori namuamida)
を英訳すると、
Kozokotoshi_
praying for peace
namuamida
となりますね。

無料翻訳ソフトの開発が進んでいます。
一つ一つの単語の正しい発音をしてくれるのは素晴らしいが、
まだ英文として使える状態ではない。
Google検索で、
「去年今年貫く棒の如きもの 英訳」
と入力したところ、瞬時に次の英訳が表示された。
「Things such as bars last year to penetrate this year」
別のソフトでは次の英訳が表示された。
「Like rods through the last year.」
まだ、チュヌの主人も翻訳家として活躍できる余地は十分ありますね。

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