俳句 (Haiku) Feed

2020年7月22日 (水)

コロナ禍の梅雨の吟行谷性寺 (写真と俳句)

   

Click here to see "Bashō's haiku in Japanese and English by L. P. Lovee".

   

故郷を「まんぽ俳句」で元気にしよう!

青色文字をクリック(タップ)してリンク記事をご覧下さい。

   

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梅雨の最中に亀岡市の観光スポットを愛車を駆って吟行しました。

最初に訪れたのはNHK大河ドラマ「麒麟がくる」に所縁のある「ききょうの里」です。

梅雨の雨の中を「谷性寺」と「元出雲大神宮」にお参りしました。

オニバス」の名所「平の沢池」は風雨が強かったので車から眺めました。

  

・出陣の光秀像や梅雨荒ぶ

 

・参道の青田波打つ雨柱

 

・首塚や五月雨しとど谷性寺

  

・光秀を弔ふ鐘や梅雨嵐

  

・青楓枝間に映ゆる朱の社殿

  

・神官の傘の白さや梅雨最中

   

・五月雨や真名井の水を汲む老女

  

・小雨降る小滝の音や静心

 

・梅雨の闇二十一尊摩崖仏

  

・蓮池や愛車の窓に雨嵐

   

・光秀を偲びて酌むや冷し酒

  

・夏料理地産のレシピ地酒愛で

  

(写真はクリックすると、拡大してご覧になれます。青色文字をクリックすると関連の記事をご覧になれます。)

 

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2020年7月17日 (金)

コロナ禍や梅雨の車窓の富士惜しむ (写真俳句)

   

コロナ禍や客足疎ら梅雨の駅

(通勤時間帯ではありません。)

 

黒南風やコロナ禍に乗る「ひかり号」

(新型コロナウイルス感染を警戒して座席を選びました。)

 

テロップにコロナの注意梅雨光

(テロップと車掌の巡回でコロナ感染予防の注意を促していました。)

  

微睡みて目覚めし車窓梅雨の富士

(タイミングよく目が覚めました。)

   

富士川やの茂る河川敷

(「葎」も「茂る」も夏の季語ですが、重ねて強調しています。)

  

E席に覚めて憂ふや大出水

温暖化のせいか、異常気象が常態化しています。)  

   

夏燕飛び交ふ富士や雨催ひ

(「燕」は春の季語とされています。)

  

E席やスマホカメラに夏燕

(スマホでタイミングよく燕の飛翔を撮りました。)

   

梅雨靄を透かし車窓に富士の峰

(雲の上に富士山が薄っすら見えました。)

  

梅雨曇マスク姿の黙々と

(駅でも街でも皆マスクをしていました。)

  

片隅に消毒液や梅雨の駅

(新横浜駅では置いてある消毒液で手を消毒し、ホットしました。)

  

コーラスの稽古もマスク梅雨晴間

(通りすがりのコーラス練習風景です。)

  

コロナ禍の店に行列梅雨晴間

(人気店には若者が順番待ちしていました。)

     

写真をクリック・拡大してご覧下さい。

橋の上空を夏燕が5羽も飛んでいます。

この橋は富士川のJR東海道本線富士川橋でしょうね?

掲句は薫風士の「まんぽ俳句」・「備忘録俳句」ですが、

季語(青色文字)をクリックすると、歳時記」などの俳句をご覧になれます。

  

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2020年7月16日 (木)

プレバト・永世名人の「サンダル」の俳句を考える

   

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(写真)

MBS-TV4chの画面の一部

 

   

夏井先生の歯切れのよいプレバト俳句の判定裁きには感心しますが、その査定が何時も的を射ているとは限りません。

お題が「コンクリートのサンダル」の梅沢富美男永世名人の俳句に対して、夏井先生は、「語順が素晴らしい」とべた褒めして、久しぶりに「掲載決定」の査定をしました。

ひょっとして、この査定は夏井先生が「添削は『作者の思い』を大切に!」や「作者の思いを生かしてほしい」を読んでくれたせいかも知れない(?!)などと、ふと馬鹿な考えが浮かびましたが、この「べた褒め」は納得できません。

  

俳句は好き好き」とか、「俳句は詠み人・読み人次第」とか、「薫風士は一言居士だね」と非難されるかも知れませんが、「プレバトの視聴者が夏井先生の人気に幻惑されて『梅沢富美男永世名人の俳句のお手本』や『夏井先生の査定』を鵜呑みにするとまずい」という老爺心から僭越ながら敢えてこの記事を書いています。

  

水玉の模様クロックスの日焼  

      (梅沢富美男)

  

日焼」は二通りの解釈が可能です。

広辞苑によると、

「日光の直射で皮膚が黒みを帯びること」と、

「畳・布などが日に当たって変色すること」という意味があります。

 

「プレバト」の視聴者には、この俳句の「日焼」は「足の日焼け」のこととわかるでしょうが、「クロックスは穴の開いたサンダルである」ことなど、背景を知らない人は「クロックスその物の日焼けを詠んだ俳句である」と解釈するでしょう。

原句は「エンタメTV俳句」として面白くても、「一般的な句集」に適するか、一考を要するでしょう。 

語順を変えて添削案のように修正すると、原句の曖昧さが払拭され、句集の掲載に適するのではないでしょうか?

 

(原句)

水玉の模様クロックスの日焼

  

(添削案)

水玉の足の日焼やクロックス

  

「水玉」には「水玉模様」という意味もあります。

貴方ならどの様な添削をされますか?

「薫風士の添削は句意が明瞭になるが、5-7-5の定型で平凡になり、面白くない」と思いますか?

この記事が何らかのご参考になれば幸いですが、「エンタメ俳句番組に水を差すのか!」と怒られないでしょうね?

    

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2020年6月30日 (火)

梅雨空に有馬温泉吟行す (俳句と写真)

         

鬼瓦睨む梅雨空寺田町    

梅雨空にコロナ来るなと鬼瓦  

梅天に除疫祈るや温泉寺  

泉源の湯煙絶えず梅雨空 

コロナとて封鎖の足湯かんこ鳥 

万緑や炭酸泉の波光る  

緑蔭の流れ錆色炭酸泉  

梅雨空を映す飲み場の炭酸水   

炭酸水試飲をすれば驟雨かな  

驟雨とて飛込み愛づや有馬籠  

苔に散る娑羅樹の花や念仏寺

雨上がり青蔦茂る大檜  

老阻む磴の高きに茅の輪かな   

湯泉の社の鳥居大茅の輪   

安産を祈る茅の輪や手を繋ぎ 

若者の幸を祈るや大茅の輪   

欠け旧りて茅の輪に控へ百度石  

若者に倣ひくぐるや大茅の輪  

梅雨空へ一願不動奏づ歌 

  

掲句は薫風士の吟行句です。

道端に置かれた鬼瓦は阪神大震災で屋根が被害を受けたのが契機で置かれることになったようですが、屋根にあってこそ迫力があります。

写真をクリック・拡大してご覧下さい。

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2020年6月22日 (月)

梅雨晴間・五月晴(吟行俳句と写真)

   

梅雨晴間万博予約運次第

        (薫風士)

  

ここをクリック(タップ)して、「EXPO 2025《大阪・関西万博21句》」をご覧下さい。

   

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2020年6月22日に「吟行に除疫祈るや梅雨晴間 」という記事を書きましたが、新型コロナウイルスは、ワクチンも開発されて感染拡大が収束し、2023年5月からインフルエンザ並の規制になりましたので、記事のタイトルを修正しました。

  

冒頭の写真は、近江舞子の風景です。

   

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梅雨の晴れ間の「五月晴」の琵琶湖で泳いでいる人々に外国からの観光客もいるようでした。

ウクライナやパレスチナなど、気象条件は違っても、それぞれの地域の本来の平和な風景が見られる日が一日でも早く来ることを祈っています。

  

梅東風や届け世界にこの思ひ」や梅雨の亀の呟き《政界の若返りを!》」、「夏祭り最後を飾る揚げ花火《俳句XXX》」などをご一読下さい。

      

(2020.6.22の記事)

「都道府県またぐ移動の自粛」は2020年6月19日から全国で解除されることになり、ほっとしましたが、まだ「コロナ根絶万歳!」と叫ぶことは出来ません。

ワクチンと治療薬が開発されない限り、「油断は禁物」です。  

      

梅雨晴間マイカーで神戸市北区の石峯寺(しゃくぶじ)を再訪し、「新型コロナウイルス消除」と「長寿」を祈りました。

一汗かきましたが、薬師如来ばかりでなく珍しい波切不動明王や千手観音菩薩など様々な石像があり巡礼の甲斐がありました。

青色文字をタップ(クリック)してリンク記事を開き、先月吟行の記事「風薫る・・・」の写真をクリック・拡大してこの記事と比較して、季節の移ろい・風景と俳句の変化をお楽しみ下さい。「代田」は「植田」となっています。

青色文字をクリックすると歳時記の俳句や関連の記事などをご覧になれます。

      

万緑を睥睨したる仁王像  

万緑のミニ巡礼や岩嶺山

梅雨晴間薬師に祈る疫消除 

紫陽花睡蓮も咲く如来像      

苔むすや岩嶺山のミニ遍路 

苔茂る巨岩の洞に薬師像

梅雨晴や木漏れ日さゆる木の根道 

鐘楼に立てば眼下に植田映ゆ

鐘の音に応ふ老鶯峡の寺

鐘楼に惜しむ薬師の青葉風

鐘楼のさゆるる植田ささ濁り

ミニ巡礼終へて満ち足りぬぐふ 

    

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2020年6月17日 (水)

「コロナ俳句」・「給付金川柳」

     

(2020.6.17の記事)  

入梅やスマホで対話マスクして 

   

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Dsc_1272東京都は6月11日に梅雨入りしましたが、「東京アラート」を解除しましたのでコロナ騒動や特別定額給付金申請の初期の混乱も一段落しただろうと思い、「特別定額給付金のオンライン申請」をしてみようと準備していると、裏庭の巣箱から巣立った四十雀が暇乞いをするかのように親子で手作りの庭を飛び交っていました。  

         

  

    

四十雀(シジュウカラ)親子飛び交ひ暇乞ひ   

四十雀チュッチュッと鳴くや詐欺注意   

老鶯やスマホ無しには生きにくし  

老鶯も時鳥も来今朝の庭    

老鶯やくたびれ儲けオンライン  

老鶯やアナログ未だ捨てがたし  

「定額」が「低額」に化けオンライン  

給付金くたびれ果てるオンライン

       

タイトルの俳句と掲句は薫風士の「俳句擬き」・「川柳もどき」ですが、「老鶯」から「老翁」を読者が連想することを期待しています。    

「俳句HAIKU」が読者の無聊の慰みに少しでも役立てば幸いですが、青色文字(季語)をクリックして、「老鶯」や「夏鶯」の歳時記をご覧下さい。

      

蛇足ですが、薫風士は誤解や混乱の防止の一助になればとの思いで「コロナ川柳」を書いています。

            

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2020年6月13日 (土)

プレバト俳句「西日」の添削 (「作者の思い」を活かして!)

    

俳句の添削 <作者の思いを生かしてほしい>」と先週末にプレバトの夏井先生の俳句添削について記事を書きましたが、昨日も梅沢富男永世名人の俳句に対する夏井先生の添削で同じ思いを新たにしましたので、この記事を書くことにしました。

6月11日のプレバト俳句の「お題」は「百円ショップの写真」でした。

  

(原句)

シンクの西日カップ焼きそばの「ボコン」

 

(夏井先生の添削)

湯捨つれば西日のシンク鳴る「ボコン」

  

原句は夏井先生の指摘したとおり句意が不明瞭なので「ボツ」にするのは当然ですが、夏井先生の添削ではシンクの鳴る音の面白さが強調されて、梅沢さんの俳句に込めた「カップ焼きそばを常食にしていた頃の切ない思い出」などが表現されていません。 

次のように添削すれば梅沢さんの言いたい思い出(「カップ焼きそば」や「西日の流し台」など)が少しは明瞭になり、俳句としても一応成立するのではないでしょうか? 

「西日」は夏の季語です。台所に西日が射すのは一般に歓迎されません。

「ボコン」という擬音(オノマトペ)は引用や名称ではないのでカッコにしないほうがよいと思います。

  

あなたならどのように添削しますか? 

「A案~C案」のどれをとりますか?

   

(薫風士の添削案)

(A) カップそばボコンとシンク西日射し

(B) カップそば西日のシンク湯にボコン

(C) 湯にボコン西日の流しカップそば

  

梅沢さんやプレバト視聴者のコメントが頂ければ幸いです。

     

ここの青色文字をタップすると、最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

    

(写真)

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4ch. MBSテレビ画面の一部

風薫る寺苑に座してミニ句会 (俳句と写真)

    

新型コロナウイルス感染予防が要請されている折から、「街へのお出かけ」は自粛していましたが、「緊急事態宣言」が解除されたので久しぶりにマイカーで「近場」の「石峯寺」に吟行に行きました。

石峯寺(しゃくぶじ)」は小さな寺ですが1,300年余りの由緒ある古刹なので初夏の吟行・ミニ俳句会をエンジョイしました。

  

薫風士の俳句と写真を掲載します。写真はクリック(タップ)・拡大してご覧になれます。

青色文字(季語など)をタップ(クリック)して歳時記の例句やリンク記事をご覧下さい。

    

石峯寺へ長寿祈願や風薫る

  

疫消除祈る薬師や新樹光

   

睡蓮や如来の立つは亀の石

      

緑蔭のミニ巡礼や岩嶺山

  

巨木の根苔むす洞に薬師像

  

鐘楼に立てば眼下に代田映ゆ

  

鐘の音に応ふ田蛙峡の寺

  

鐘楼のさゆるる代田ささ濁り

   

緑陰や三密の無きミニ句会

   

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

   

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2020年6月 5日 (金)

俳句の添削《作者の「思い」を生かしてほしい》

 

Dsc_1248俳句のTV番組を見ていると、原句を推敲して良い俳句にするためとはいえ、選者が作者の意図と違う句意に添削するのは如何なものかと疑問に思うことがあります。

  

俳句も自己実現する芸術の一つですから、俳句の選者は作者の個性を尊重して、添削の手助けをするように配慮してほしいものです。

 

最近の一例を挙げると、毎日TVの人気俳句番組「プレバト」で、梅沢富男永世名人夏芝居を詠んだ俳句を夏井先生が歯切れよく添削して原句を「ボツ」にしました。

 

(原句)

・おひねりや 子役の見得に 夏芝居

 

(添削後)

・おひねりの 飴よ硬貨よ 夏芝居

  

梅沢さんは「子役」の演技が上手なので観客が感動して子役の「見得」に「おひねり」を投げたことを俳句に詠んでいるのですが、

添削後の俳句ではその原句の句意が不明瞭です。

 

夏井先生は、「飴よ硬貨よ」と表現すると子役に「おひねり」を投げているのは明瞭だと言っていますが、「飴」は子役に投げるものという習慣でもあったのでしょうか?   

実態を知らない読者は、添削後の俳句は「おひねり」の面白さを詠んだ俳句と解釈するでしょう?  

原句の「や」は切字ではなく詠嘆として使っているのでしょうが、この俳句の場合は不適切です。 

俳句に助詞「は」を用いるのは良くないと一般的に言われますが、この句の場合は「や」を「は」に変えて、次のように添削すれば原句の句意が明瞭になるのではないでしょうか?

 

・おひねりは 子役の見得に 夏芝居

      

プレバトはエンタテイメント性があるので、夏井先生は大衆受けを狙って大幅な添削をしているのでしょうか?

それとも、助詞「は」を用いることを嫌ったのでしょうか?

  

助詞「は」を用いることによって、「や」を用いている原句より「子役の見得」が強調され、読者は子役の演じた芝居の「演目」や「子役の見得」をあれこれ想像するのではないでしょうか?

 

いずれにせよ、

俳句は詠み人次第・読み人次第」です。

俳句は好き好きです

楽しむことが先決でしょう。

  

プレバト俳句に出演のタレントの方々は夏井先生が「絶対」でも「神様」でも「仏様」でもないことを承知のことでしょうが、「幸運の女神」に祈る気持ちなのか、「判定」を待つ皆さんのジェスチャーは一様です。

この「祈るジェスチャー」も「感嘆の声」も番組を盛り上げるための「やらせ」なのでしょうか?

    

この記事が「俳句HAIKU」の読者やプレバト視聴者など、俳句に関心のある方々の何らかの参考になれば幸いです。

(青色文字をクリックすると関連のリンク記事をご覧になれます。)

    

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写真はTV-4chのプレバト画面の一部を掲載させて頂きました。

  

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2020年6月 3日 (水)

五月尽アベノマスクが届きけり

   

Dsc_1250タイトルは薫風士の川柳もどきの日記俳句・報道俳句です。

アベノマスクはいつ届くかな?」と興味を持っていましたが、かっきり

5月31日に郵便受けに入っていました。

シンプルな形で薫風士には小さ過ぎる感じがしますが、ともかくご尽力頂いた方々にお礼申し上げます。

   

薫風士は花粉症用にマスクを常備していますし、友達から手作りの可愛いマスクも頂いていますので今のところ間に合っていますが、新型コロナとの戦いは長期戦になるでしょうから、アベノマスクも何れ活用させて頂きます。

 

ところで、貴方のお宅にはアベノマスクは届きましたか?

アベノマスクの配布費用は「約260億円の見込み」とのことですが、1個当たりの費用は幾らかかっているのでしょうか?

1個当たりの単価を公表しないのは何故でしょうか? 

  

6月3日も東京アラートで都庁などが赤くライトアップされています。

新型コロナウイルス感染者の数は公表されていますが、感染者を確認する検査数の推移を公表しないのは何故でしょうか?

検査時点と感染確認時点とタイムラッグがあり、両者の数字が対応しないにしても、それを前提にして検査人数の推移も公表してほしいものです。

中途半端な情報開示には不安や不信感を抱く人が多いのではないでしょうか?

  

(青色文字をクリックすると関連のリンク記事をご覧になれます。)

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2020年5月25日 (月)

俳句《真夏日・猛暑日》

    

(2024.6.13 更新)

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冒頭の写真は6月13日朝のNHKTV二ュ-ス画面の一部分です。早くも各地で真夏日が予想されていますが、福島県など猛暑日になる所もあるようです。 

   

2020年5月に、「真夏日や街行く人は皆マスク」と俳句を詠みましたが、コロナ感染拡大問題が収束してからは、マスクをしないで街を歩いている人が多くなりました。  

   

(2020.5.25 の記事)

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皆さんは政府支給のアベノ・マスクをしているのでしょうか? 

 

句友が送ってくれた手作りのマスクをしていると、歯医者の受付の女性が「可愛い」と言ってくれました。

見かけも良く、掛け心地がよくて息苦しくないので重宝しています。

  

新型コロナ拡散防止のために国民が自粛努力している時に、どさくさにまぎれて、与党やその支持者に「三権分立の原則」を覆すような検察庁法改正の動きがあるのは、新型コロナ問題に劣らぬ大問題です。

 

コロナも最初は現在のような大事になるとは殆どの人が予想していませんでした。

同じ轍を踏まないようにしなくてはなりません。

  

検察庁法改正の動きは、与党が政権維持のためにしているのではないとしても、絶対に止めなければなりません。

 

政権維持のためなのか、保身のためなのか、「不都合なことは記録を残さず」、「無用の忖度」や「まやかしの発言」が多いのは問題です。

 

このような重要な法案の審議を法務大臣不在で実施するということは信じられませんが、その強引さの理由は何でしょうか?

   

国民の付託を受けた国会議員・大臣・総理大臣には「説明責任」があります。

 

国民は白紙委任をしているわけではありませんから、この法案の成立を急ぐ理由を明確に答える義務があるでしょう。 

   

国民の納得できる説明がないままに、数の力で強行採決される異常事態がまかり通るとなれば長期政権が独裁化・腐敗していることの証ではないでしょうか?

  

物事には両面があり、一方的な是非論・批判は慎むべきですが、「三権分立の原則」のような基本法は是非とも堅持しなければなりません。

  

野党やその支持者は、「批判のための批判」と非難されないように、小気味よい批判をしてスタンドプレーで終わることなく、国民の幅広い理解が得られる条理に基づく法案を積極的且つ地道に提案するようにしてほしいものです。

 

たとえ、与党の数の力・不条理がまかり通り、野党の法案が否決されたとしても、単にボイコットする姑息な方法より国民の支持をより多く得ることになるでしょう。

    

「検察庁法改正案」の問題点は、「検事長など幹部が63歳で退職する『役職定年』を設けた上で、内閣が認めればその年齢を過ぎても役職にとどまることができるとする内容が盛り込まれた。」ことにあるのです。

  

この検察庁法改正案の問題点は「定年延長を『恣意的に』時の内閣が出来る」ことにあるのです。

   

野党議員は国会審議をボイコットするのではなく、その問題点を明確にして、「政権維持のために恣意的に定年延長」が行使されることを防ぐための法案を提出して、与党案と比較しながら議論すべきなのです。

  

「『公務の運営に著しい支障が生じる』と判断すれば最大で3年間勤務を延長できる。」とのことですが、「『公務の運営に著しい支障』とは何か、『特定の人物』を対象とするのではなく、『制度としての判断基準』を法律の改正案と同時に具体的に例示して審議すべきでしょう。

  

肝心なことは、民主主義・平和憲法下の三権分立の原則に基づく政治・行政・司法などのチェック機能を堅持することです。

 

野党の皆さんには、是非ともそのための責務を果たしてほしいものです。

   

安倍総理は、高齢者の豊富な経験を活かすために国家公務員法の改正をするといっていますが、一般の国家公務員法と検察庁法とは本質的に異なることを無視して都合よく一緒にしてあたかも正論のごとくまやかして、自分に都合の良い主張しているとすれば大問題です。

 

国民にそのような誤解(?)をさせない為にも、強行採決はすべきではないでしょう。 

   

時代の変化や技術の進歩に適応できない権力欲の強い老人が「老害になる」ということもありますよ。

  

我々一般庶民は、将来取返しのつかぬことにならないように、お題目の美辞麗句を一歩踏み込んでよく考え、「騙されないように」・「誤解している」などと馬鹿にされないように、それぞれの立場で、折に触れて、政治や行政の透明性を要求し、確保して行かなければなりません。

   

マスク」は「冬の季語とされていますが、「花粉症」や「新型コロナ感染防止」など、春にも夏にも使うようになり、今や季語としての意味は無くなったように思います。

  

昨日(4月11日)は東京が真夏日となり、今日は奈良が真夏日になりました。タイトル句を「猛暑日や街行く人は皆マスク」として「俳句HAIKU」の記事を書く羽目になるだろうと、覚悟をしています。

 

今日はタイトルにコロナ俳句を掲載しましたが、暢気な俳句談義をしておれなくて、つい政治談議になりました。

 

この思いを皆さんでシェアして頂けると有難いです。

  

青色文字をタップすると、最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

  

2020年5月17日 (日)

5月23日は「世界カメの日」です。

   

亀鳴くや声なき声を聞けよとて

狭庭とて亀の造形松の芯

      (薫風士) 

  

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(写真はクリックすると拡大します。青色の文字をクリックするとリンク記事をご覧になれます。)

          

杉垣や不死鳥形に剪定す

  

伸び過ぎの小枝を切るや躑躅垣

  

春の風邪油断をするなコロナかも 

 

昨日は長寿の縁起をかついで五葉松を亀の形に剪定したり、三本杉の垣根を「フェニックス(不死鳥)」の形に剪定したり、手作りの庭(エコガーデン)の手入れをして過ごしました。

   

松の芯は今年もよく伸びて生命力を感じさせます。

手作りの庭の杉(垣根)が形よく緑の不死鳥に整う頃までには感染症の拡散が収束し、「松の芯」が「新松子(しんちぢり)」になる頃にはコロナウイルスの治療薬やワクチンが開発され、普及し、遅くとも来春には感染拡大が収束して東京オリンピックが無事に開催される状況になることを祈っています。

  

「剪定(せんてい)」や「松の芯」は春の季語、「新松子」は秋の季語です。

「風邪」は冬の季語なので、掲句では「春の風邪」としました。

 

青色文字をクリックして「歳時記」などの俳句をご鑑賞下さい。

   

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2020年5月12日 (火)

俳句《母の日》(改訂版)

       

(2025.5.11 更新)

母の日や父は得てして蚊帳の外

   

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6月30日は旧暦6月30日の「御禊」に因んで、新暦でも「御祓」とされています。

(日本伝統俳句協会6月カレンダー後半部分の写真参照。)

俳句 《夏越・茅の輪》」や「梅雨の亀の呟き《政界の若返りを!》」をご覧下さい。

  

  

母の日の孫のくれたるパンの顔

母の日や感謝の会もオンライン

   

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冒頭の掲句は、母の日に孫の成長ぶりを詠んだ拙句や、新型コロナウイルス感染拡大防止の行動制限下に詠んだ拙句です。

 

平和憲法下の日本で「母の日」や「誕生日」のお祝いを気兼ねなく親子が集まって出来ることは喜ばしいことですが、ウクライナやパレスチナの戦禍に苦しんでいる人々に思いを馳せざるを得ません。

戦争と平和(俳句と川柳:終戦記念日特集)」や「俳句談義(15):『昭和の日』・『憲法記念日』」をご覧下さい。

  

結婚祝いに会社の同僚が贈ってくれ、長年使っていた掛け時計がダメになったので、娘が「母の日」や「誕生日」のお祝いなどを兼ねて「からくり時計」をプレゼントしてくれました。

リビングの雰囲気に合わせて時計のデザインを選びましたが、時計の針が遠くからは見えにくいのが難点です。しかし、時報には「ジャズ・スタンダード」や「イージーリスニング」「なつかしの愛唱歌」など34曲もあり、時報が短いのでメロディーに聞き覚えがあっても曲名を当てるのが難しく、毎時の時報をゲーム感覚で楽しんで聴いています

  

庭苺孫の作りしアイスにも

母の日の誕生祝ひ孫交へ

母の日の子のプレゼント掛け時計      

   

(2020.5.12の記事)

Dsc_1053コロナウイルス拡散防止対策の外出自粛は地域によって段階的に緩和されることになりましたが、特定警戒都道府県では未だ緩和されません。

離れた家族が母の日の感謝の会や誕生パーティなどに集まることが出来ないので、オンラインアプリを活用して凌がざるを得ません。

        

母の日や面会するもガラス越し  

母の日や雛誕生か庭の声  

蟻来たる愛犬逝きし小屋の上 

初蜻蛉黄蝶も来て舞ひゆけり   

アイリスも躑躅も咲きて誕生日  

生も死もコロナも摂理風薫る  

風薫る庭の手入れや誕生日

      

掲句は薫風士の生命誕生讃歌です。

我田引水ですが、はもちろんのこと、小鳥や蟻や蜻蛉などが万物の誕生を祝かのように吾庭に来ます。

青色文字の季語をクリックすると、「歳時記」の俳句をご覧になれます。

  

新型コロナウイルスに対する戦いには全世界の人々がそれぞれの立場で可能な全力を尽くすべきですが、自然の摂理を謙虚に受け入れることも必要だろうと思いながら「まんぽ俳句」や「コロナ俳句」を作っています。

 

「俳句HAIKU」が読者の慰みや気分転換のお役に立てば幸いです。

  

新型コロナ拡散防止のために国民が自粛努力している時に、どさくさにまぎれて、与党やその支持者に「三権分立の原則」を覆すような検察庁法改正の動きがあるのは、新型コロナ問題に劣らぬ大問題です。

この動きは、仮に自分たちの政権維持のためにしているのではないとしても、絶対に止めなければなりません。政権維持のためなのか、保身のためなのか、政・官関係者のまやかし発言が多いのは問題です。

  

これは長期政権が腐敗していることの証でしょう。

物事には両面があり、一方的な是非論・批判は慎むべきですが、「三権分立の原則」のような基本的問題は是非とも堅持しなけらばなりません。

  

野党やその支持者は、批判する場合には「批判のための批判」と非難されないように、小気味よい批判よりも国民の幅広い理解が得られる条理に基づく冷静な批判や提案をしてほしいものです。

  

肝心なことは、民主主義・平和憲法下の三権分立の原則に基づく政治・行政・司法などのチェック機能を堅持することです。野党の皆さんには、是非ともそのための責務を果たしてほしいものです。

  

我々一般庶民は、将来取返しのつかぬことにならないように、「騙されないように」・「誤解している」などと馬鹿にされないように、それぞれの立場で、折に触れて、政治や行政の透明性を要求し、確保して行かなければなりません。

  

この思いを皆さんでシェアして頂けると有難いです。

         

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2020年5月 9日 (土)

「巣箱」「こどもの日」「立夏」の俳句

  

2020年5月の記事のタイトルは、「コロナ禍の巣箱に小鳥こどもの日」としていましたが、コロナ問題は解消したので、シンプルなタイトルに変更しました。

  

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冒頭の写真は、2025.4.8に 裏庭の柿の木に掛けた巣箱とその下に止まっているセキレイ(?)を居間の窓から10日の朝に撮ったものです。

  
  

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二番目の写真は、「花祭」「虚子忌」の日に桃の木に掛けた新しい巣箱の眺めです。

  

   

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三番目の写真のように、2020年5月裏庭の柿の木の巣箱に小鳥が来て子供の日を祝うかのように鳴いていたので駄句を口ずさみ、「巣箱」は春の季語、「小鳥」は秋の季語、「こどもの日」は夏(初夏)の季語とされているのに、敢えて三つの季語を用いて実際の情景を詠み、「備忘録俳句」・「日記俳句」とし、タイトルにして、客観写生を唱道した高浜虚子はこのタイトル句について彼の世でどんな句評をするだろうか?」などと、つまらない空想をしたりしていました。

    

青色文字(季語)をクリックすると、「歳時記」の「立夏」などの例句をご覧になれます。

     

裏庭に小鳥の声や夏めきて   

蔓延のコロナ滅びず夏に入る  

コロナ禍や「三密」を避け夏立ちぬ  

イベントのキャンセル続き夏来たる  

夏場所はコロナに負けし大相撲 

(春場所は無観客で開催され、夏場所は中止となりました。)

   

コロナ禍や遊具封鎖の子供の日   

五歳児は数字大好き子供の日   

五歳児もゲーム考案子供の日   

この子らに幸多かれと子供の日   

ブラスバンド立夏の空へ高らかに 

幼子の自転車自在夏に入る  

5歳児もペダルに立ちて立夏かな      

この子らに未来託すや子供の日    

ベランダの手すりになびく鯉幟  

コロナ禍に平和憲法祝ふ老    

一つ立夏の街の裏通り

    

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2020年5月 4日 (月)

コロナ禍の苦戦続くや「みどりの日」

    

コロナ禍の公園閉鎖みどりの日   

人影の無き新樹光有馬富士

  

タイトルの俳句や掲句は薫風士のコロナ俳句です。

  

パソコンゲームばかりしたがる幼子の気分転換をさせようと、近場の郊外の公園にマイカーで行くのは大丈夫だろうと思って有馬富士公園に行きましたが、コロナウイルス感染拡大防止のために入口が閉鎖されていました。

やむを得ず、JAで花や野菜の苗を買って、狭庭の花壇に植えることにしましたが、いたずら盛りの幼子は苗植えには興味を示さず、植えた苗に土をばらまいて面白がっていました。

  

「ステイホーム」を要求されている子供たちがゲームを楽しみながら学ぶことができるように、パソコンゲームの製作者は是非とも子供たちの役に立つ内容のものを作成するようにしてほしいものです。

子供の興味を引くための奇妙な画面や音声が目まぐるしく変化するゲームサイトは親泣かせです。

  

「俳句HAIKU」が読者の無聊の慰みに少しでも役立てば幸いですが、 

青色文字の季語をクリックすると、「みどりの日」など、その季語の俳句を「歳時記」や「575筆まか勢」などで無数にご覧になれます。

  

2月5日の「立春」に、

鬼やらいコロナウイルス退治をと」

と「節分」の俳句を作り、 

 

啓蟄」(3月5日頃)に、

「啓蟄やコロナウイルス蔓延りて」

と「啓蟄」の俳句を作りました。

 

その後も、読者の憂さ晴らし・暇つぶしに少しでもお役に立つことが出来ないかとの思いで「コロナ俳句」を「俳句HAIKU」に掲載してきましたが、緊急事態宣言の外出自粛の要請は1月延長されることになり、しばらくこの状態が続きそうです。

     

5月4日現在、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染者は全世界で330万人を超え、日本は1万5千人超までになり、感染拡大は続いています。    

     

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2020年5月 3日 (日)

戦ふは新型コロナ昭和の日

   

(P.S. 2022.6.25)

令和の戦いは、新型コロナウイルスのみならず、ウクライナ戦争における独裁的覇権主義との戦いになりました。

庶民の力を結集すると専制君主を倒すことが出来ることは歴史が証明していますが、現代は暴力にたよるのではなく、WEBを活用すべきでしょう。

桃の俳句(手作りの味)」をご覧下さい。

   

(2020.4.30)

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 4月29日は「昭和の日」です。「昭和」といえば、「太平洋戦争」と「戦後の復興」のことを思います。

将来、「令和」といえば、「新型コロナウイルスとの戦い」に世界の人々が思いをはせることになるでしょう。

    

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染者は4月29日現在、全世界で300万人ですが、日本は1万4千人ほどに抑え込まれています。新型コロナ感染による死者は、全世界で20~30万人といわれます。日経新聞記事参照。)

   

第二次世界大戦での死者は、全世界で6~8千万人、日本は3百万人といわれます。

将来、万一世界大戦が起これば核戦争やバイオ戦争になり人類の破滅になるでしょう。

   

「西部劇時代の頭で私利私欲の覇権争い・非難合戦をするなど、戦争の火種になる馬鹿な言動はしてはならない。」

新型コロナウイルスはその警鐘になると認識していますが、アメリカ市民の意識はどうなのでしょうか?

心配なことです。

    

大型連休中も一人一人が自重して感染の爆発が起こらないようにしなければなりませんが、「緊急事態宣言」は1か月ほど延長されそうです。

新型コロナのワクチンや治療薬が1日でも早く開発され、実用化されることを全世界の人々が切望していますが、それぞれの立場で協力し合って新型コロナとの戦いを進めたいものです。

そして、「東京オリンピック」が無事開催できるように一人一人が努力すると同時に、世界の人々に働きかけましょう。

   

 も鳴くやコロナいや   

 コロナ来ず来るや我が狭庭    

 田んぼ道コロナは無縁鯉のぼり  

 鯉幟コロナを知らぬ孫元気

    

「俳句HAIKU」が読者の無聊の慰みに少しでも役立てば幸いですが、 

ここの青色文字をクリックすると、「昭和の日」の俳句や「鯉のぼり」の俳句を「575筆まか勢」や「歳時記(俳誌のサロン)」などで無数にご覧になれます。

    

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2020年4月28日 (火)

亀鳴くやコロナ来るなと過疎の町

             

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タイトルの俳句は、コロナウイルス拡散防止運動の一助になればとの思いで詠んだ薫風士の川柳もどきのコロナ俳句ですが、カ行の韻を詠み、面白くしています。

      

たんぽぽやコロナを知らぬ漫歩道

 

の声をちこちに漫歩道

   

故郷やコロナ来るなと蛙鳴く

 

新型コロナウイルス感染症の拡散防止対策の「緊急事態宣言」が出され、ゴールデンウィークの帰省や旅行は自粛しなければなりません。

 

小池東京都知事は4月25日から12日間を「ステイホーム週間」として、帰省や旅行の自粛を呼びかけています。

 

観光地も苦渋の決断でしょうが、コロナの感染拡大を恐れて観光客の来訪を拒否しています。

 

帰省ラッシュが起これば、コロナウイルス感染の爆発的拡大・医療崩壊・社会崩壊が生じるでしょうから、外出の自粛にウンザリしていても、何とかして我慢しなければなりません。

 

Dsc_0787亀は実際には鳴きませんが、「亀鳴く」は「春の季語」です。

」も「蛙」も春の季語です。

  

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故郷を偲ぶには、ここをクリックしてウグイスの鳴き声を聞き、ここをクリックして蛙の声をお聞き下さい

   

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2020年4月24日 (金)

春光やコロナ打倒とボール蹴る

        

タイトルの俳句は、薫風士の川柳もどきのコロナ俳句です。

新型コロナウイルスの感染拡大防止のために幼稚園が閉鎖されているので幼孫の相手をして詠んだ即興句です。

深田公園では若者達がサッカーのボール蹴りやバレイボールなどをしているのをよく見かけるようになりました。

  

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2020年4月20日 (月)

春耕の美女はマスクにコロナ避け

   

タイトルの俳句は、コロナウイルス拡散防止運動の一助になればとの思いで詠んだ薫風士の川柳もどきのコロナ俳句です。

 

日本の新型コロナウイルス感染者が遂に1万人を超え、東京は3千人を超えました。全世界の感染者数は230万人以上になりました。

(国別新型コロナウイルス感染者数「外務省海外安全ホームページ」最後の写真参照。)

  

ワクチンや治療薬が開発され、普及しないかぎり、「緊急事態宣言」が一旦解消されるとまた感染が拡散するでしょうから、コロナウイルス感染症の拡散防止と社会の活動機能維持とのバランスを考えながら長期戦略で対応せざるを得ないでしょう。

一時金支給はいつまで続けることが可能でしょうか?

東京など大都市中心の経済成長・経済効率一辺倒の社会体制はこの際思い切って見直す必要があります。

    

春耕や自産自消のテレワーク 

        (薫風士)

     

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テレワークや地産地消・自産自消をもっと普及させると大地震や新型コロナウイルスのパンデミックなど、大災害の非常事態にも持続可能な経済的社会体制が確立できるのではないでしょうか?

  

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2020年4月11日 (土)

椿寿忌(ちんじゅき)やコロナウイルスやり過ごす

     

P.S.2022.4.6

ウクライナのコロナ感染状況はどうなっているのでしょうか?

ロシアの侵攻によって、多大の犠牲者が生じていますので、「已むに已まれぬ思い」を俳句に詠み、紛争解決案を提言しました。

青色文字をクリック(タップ)して、「梅東風や届け世界にこの思ひ」や血に染むなドニエプルてふ春の川」に書いた思いをシェアして頂ければ望外の喜びです。

    

4月8日「花祭り」)は高浜虚子の命日(虚子忌・椿寿忌)です。

花祭」や「椿寿忌」の俳句はこの青色文字の季語をクリックすれば、歳時記(俳誌のサロン)の無数の例句をご覧になれます。

掲句は薫風士のタイトル句です。この俳句の「やり過ごす」は「ある状態が経過するにまかせる。厄介な物事と関係を持たないですます。」という意味です。(出典: 広辞苑)

「椿寿忌」は虚子が椿を愛したことから虚子忌の別称として作られたのでしょうが、「寿」は「長寿」を意味し「ちんじゅ」は「鎮守」を連想させますので「言い得て妙」です。

高浜虚子の俳句に思いを馳せながらこのブログ記事を書いています。

 

春の山屍を埋めて空しかり

時ものを解決するや春を待つ

  

新型コロナウイルス感染症の拡散防止のために東京・大阪など7都府県を対象に昨日から「緊急事態宣言」が出されました。

自分に出来ることは不要不急の外出を控え、近場の散歩で花見を済ませ、まんぽ俳句を慰みに健康管理に努めることです。

医療関係に従事している方々のご苦労を思い感謝・感謝の気持ちで自重しながら、コロナウイルスの拡散が収まるのを待つしか仕方がありませんが、ワクチンや治療薬の開発促進を祈るばかりです。

  

(写真は4月8日現在の新型コロナウイルス感染状況を示すNHK・TV画面の一部です。クリックすると拡大します。)

 

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