折々の《まんぽ俳句》 (No.7) 《天皇誕生日》
2024年2月23日の天皇誕生日の東京は3℃の冴返る雨になりましたが、天皇陛下64歳の誕生日を祝う一般参賀に6000人が二重橋を渡ったとのことです。
春雨に参賀六千誕生日
冴返る小雨に参賀誕生日
掲句は、天皇誕生日の一般参賀の状況をNHK-TVのニュースを見ながらブログ用に苦吟した拙句(まんぽ俳句)です。
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午前9時半に皇居の正門が開くと、待っていたおよそ6000人が二重橋を渡って宮殿の前に向かいましたが、午後の記帳と合わせて1万6000人近くがお祝いに訪れたとのことです。
「天皇誕生日」は9音字になるので、「誕生日」を「参賀」と合わせることにより、定型「5-7-5」でも天皇誕生日と分かる俳句にしました。
天皇誕生日老は家で祝ぐ
掲句は、一応「天皇誕生日」を春の季語としてブログ用に作った拙句です。
「天皇誕生日」は9音字なので定型「5-7-5」で詠むことは出来ず、必然的に自由律で苦吟したものですが、「天皇誕生日」を季語とすることには抵抗を感じます。
令和の今上天皇の誕生日(2月23日)と昭和天皇の誕生日(4月29日)は「春」の季語と言えるでしょうが、平成の天皇(上皇天皇)の誕生日(12月23日)の場合は「冬」の季語になり、混乱が生じます。
ちなみに、4月29日の祝日は2005年に「みどりの日」から「昭和の日」に変更されましたが、「12月23日」は平日になっています。
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