《水澄む・秋澄む・秋水》
この写真は恐竜が対峙しているように見えた雲が面白くて撮ったものですが、ロシア(共産主義・専制国家圏)とウクライナ(資本主義・自由主義国家圏)が対峙している象徴として掲載しました。
プーチン大統領専制下のロシア軍のウクライナ侵攻が終結することを祈って書いた「花祭《21世紀の宗教・世界平和を考える》」をご覧下さい。
世界の平和があればこそ日本の平和も維持できるでしょう。
水澄むや心清ませば分かること
(薫風士)
世界の指導者が疑心暗鬼を生む対処的政策ばかりでなく、長期的観点で公明正大な政治を推進してくれることを切望して、拙句を口ずさみました。
秋澄むや思ひ馳せるはウクライナ
水澄みしド二プル川を血に染むな
混沌の宇宙の摂理秋澄みぬ
水澄むや本音を言えば失言に
政界の濁沈まるか秋の水
「梅東風や届け世界にこの思ひ」や「戦争と平和(俳句と川柳:終戦記念日特集)」をご覧下さい。
丹波路の水分かれ橋や水澄めり
虹の木てふアートを映し水澄みぬ
秋澄むや福島池を巡る園
秋澄むや句友と巡る池の園
秋水の煌めく水車蔵の庭
掲句は故郷の秋を詠んだ拙句ですが、新型コロナ感染拡大防止の自粛も解除されたので、遠出の吟行をエンジョイしたいものです。
「楽しい秋の旅《秋吉台・錦帯橋・etc.》」や「京都の旅《写真俳句集》」をご覧下さい。
水澄みて澄みて水無きごとくかな
(吉村玲子)
上記の「水澄みて」の俳句は国際俳句協会第21回俳句大会伝統俳句協会賞受賞句です。
歳時記(俳誌のサロン)の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。
例句の詳細は青色文字(季語・タイトル)をクリック(タップ)してご覧下さい。
(水澄む1)
水澄みて由良の上流なりしかな
(稲畑汀子)
(水澄む2)
水澄めり今日何ほどを働きし
(岡本眸)
(水澄む3)
水澄みて四方に関ある甲斐の国
(飯田龍太)
(水澄む4)
水澄んで木の葉一枚流れ来る
(深見けん二)
(水澄む5)
山気澄み水澄む里の曼珠沙華
(落合絹代)
(水澄む6)
富士全容映ゆる湖水澄めり
(高木邦雄)
(秋澄む)
杞陽句碑但馬の国の秋澄める
(西村しげ子)
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