「柘榴・ざくろ」の俳句
碧天の庭に赤赤熟れ柘榴
掲句は10月11日に神戸・灘の「菊正宗記念館」や「酒心館」などを訪ねて吟行をした際に詠んだ拙句です。
「柿」も「柘榴」も秋の季語ですが、「かって蛍も飛んでいた」と言われる灘の酒蔵の庭の自然の豊かさを強調するために敢えて「季重り」の俳句にしました。
「歳時記」(俳誌のサロン)の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。
例句の詳細は青色文字(季語・タイトル)をタップしてご覧下さい。
(柘榴1)
ま二つに割れてこぼれず石榴の実
(鷹羽狩行)
(柘榴2)
実石榴の割れゐる昼の郭町
(坂口夫佐子)
(柘榴3)
一と枝に柘榴裂くるも爆ぜざるも
(大橋晄)
(柘榴4)
荒凡夫兜太の生家石榴笑む
(山田春生)
(柘榴5)
柘榴捥ぐ掌に完熟の重さかな
(河口仁志)
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2024.9.23 更新
投稿: | 2024年9月23日 (月) 08時21分
俳句の比喩と掛詞《白鳥》
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/haiku/
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投稿: | 2023年2月23日 (木) 00時58分
俳句《暮早し・短日・日短・日の短か》
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2022/11/post-4fc3.html
をご覧下さい。 (薫風士)
投稿: | 2022年11月23日 (水) 11時21分