「炉開」・「口切」の俳句
(写真)
日本伝統俳句協会10月のカレンダー
(一部分)
2022年の10月25日は、旧暦10月1日に当たり、「炉開」・「口切」の日です。
「炉開」は「ろびらき」と読み、「口切」は「くちきり」と読みますが、エアコンやガスヒーターなどの部屋でインスタントのお茶を飲むのが日常化している現代は、茶道の関係者でない限りこのような季語の俳句を詠むことは稀です。
「575筆まか勢」などから気の向くままに例句を抜粋・掲載させて頂きます。
例句の詳細は上記の青色文字をタップしてご覧下さい。
(松尾芭蕉)
・炉開いて僧呼び入るる遊女かな
(正岡子規)
・炉を開く二番亥の子の暖き
(高浜虚子)
・炉開いてほんの少しの塵を掃く
(星野立子)
・口切に堺の庭ぞなつかしき
(松尾芭蕉)
・口切や湯気ただならぬ台所
(与謝蕪村)
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