俳句 (Haiku) Feed

2022年11月17日 (木)

初冬のゴルフに興じ恙無し

  

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タイトルは 、初冬の健康管理月一ゴルフ を詠んだ拙句です。   

相変わらず、ショートパットを外したり、バンカーショットをミスったり、疲れてくると、フェアウエーでもショットをトップしたりダフッたりして、修正方法に気付いたのは最後のホールでしたが、快晴の冬日和にゴルフを満喫して、駄句を口遊みました。

     

・冬紅葉愛でて快音ティーショット 

・冬の空パット外して仰ぎけり

短日のゴルフの一日惜しみけり

  

掲句は健康管理の月一ゴルフで屡々口遊んだ拙句です。

      

「俳句HAIKU」のゴルフを詠んだ次の記事をご覧下さい。

山笑うバンカーショット儘ならず(俳句HAIKU・ゴルフ)

  

まんぽ俳句と川柳《ゴルフ特集》(季語と自然)

   

俳句の鑑賞《冬に入る・立冬・冬立つ》

             

ここをクリックして、パット上達の参考になるサイト:【ビデオ】確実にショートパットを沈める秘訣/回り道しない方法2つ【ゴルフライブ】をご覧下さい  

雑談に、石川遼選手の三井住友VISA太平洋マスターズ優勝が話題になりました。

    

・ウイニングパット沈めて時雨空

   

掲句は石川遼選手が三井住友VISA太平洋マスターズでウイニングパット沈めて優勝を決めた時に時雨空を仰いだ情景を詠んだ拙句です。

      

青色文字をタップすると、最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

トップ欄か、この「俳句HAIKU」をタップすると、最新の全ての記事(タイトル)が表示されます。

  

2022年11月13日 (日)

クリスマス・聖夜

 

(2024年の記事)  

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冒頭の写真は、NHK-TV 二ュ-ス画面(復興した震災後30年の神戸ハ-バ-ランドの夜景)の一部分です。

  

下記の俳句は「第10回大人の発表会」のクリスマス会の情景を詠んだ拙句ですが、写真は、その情景やプログラムの一部分です。

(写真はタップ拡大できます。)

   

   

歌好きの一足早きクリスマス

奇遇ありクリスマス会盛上る

年忘れ大先輩と煽てられ

年忘れ一期一会の歌仲間

風薫る五月に又ね‼️歌仲間

         (薫風士)

  

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久しぶりに家族の忘年会とクリスマス会を兼ねて三田屋本店のランチを頂き、食後、2階の「羽衣」における「第10回大人の発表会」のクリスマス会を参観し、有意義な一時を過ごしました。

   


当日、合唱の指揮もされた同志社大学研究開発機構客員教授の磯貝智弘工学博士のご面識を得たり、思いがけない母校同窓会事務局長に再会したりする等、歌好きの合唱と懇親をエンジョイしましたが、ただ一つの物足りなさは、いつも超多忙の娘は参加出来ないことでした。

   

  

俳句HAIKUの記事「年越やオミクロン株蔓延りて(医療の在り方)」で述べたように、教育制度や医療体制の適正な見直しを関係者が推進してくれることを切望しています。

     

恙無く「ふれあいカフェ」へ聖夜の日

   

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かかりつけ医の定期的受診の帰路、恙無くマン歩して、民生・まち協など関係者のボランティアによる「ふれあいカフェ-」を訪ね、冒頭の駄句を口遊みました。

   

   

(2022年の記事)

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この写真は、12月20日に弥生が丘コミュニティセンターの入口や廊下に飾られていたリースや展示をスマホで撮ったものですが、俳句投稿の葉書を郵便ポストに投函する際に、「カフェーやよい」でコーヒーを頂きました。

    

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11月11日、「同期の飲み会」に参加した前後の時間を活用して梅田・中之島公園界隈を吟行したところ、街路樹がクリスマスのイルミネーション並木となっていました。

 

歳時記(俳誌のサロン)などから「聖夜」や「クリスマス」の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字の季語をタップしてご覧下さい。

   

聖夜1

聖夜劇村人Aの役は吾子 

      (稲畑廣太郎)

   

聖夜2

雪降らす子が出て終る聖夜劇 

      (平田紀美子)

 

聖夜3) 

玻璃越しの眼下に梅田聖夜の灯 

       (橋本靖子)

 

聖夜4

猫の見る猫の番組聖夜かな 

       (田中信行)

  

クリスマス1

クリスマス路面電車は雨に濡れ 

       (南村健治)

 

クリスマス2

友集ひフォンデュを囲むクリスマス 

      (辰巳比呂史)

  

 

クリスマス3

自分へのプレゼント買ひクリスマス 

       (増田甚平)

 

クリスマス4

原宿の街煌めきてクリスマス 

       (田中藤穂)

 

クリスマス5

消灯のナースにメリークリスマス 

        (林徹也)

 

575筆まか勢)《聖夜》

みなとみらい天まで点し聖夜来る

       (岡田文子)

  

ほろ酔ひの一歩に揺らぐ聖夜の灯

      (林 翔)

   

屋台とは聖夜に背向け酔ふところ

      (佐野まもる)

  

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この写真は、自宅のマンションで開催されるクリスマス会のピアノの練習をしている孫です。

     

わが孫もピアノを弾きてクリスマス

      (薫風士)

   

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2022年11月12日 (土)

冬紅葉・初冬の梅田・中之島界隈等

    

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1111日、同期の飲み会」に参加した前後の時間を活用して、快晴の小春日和梅田・中之島公園界隈を吟行しました。

写真を見ると思わぬ発見があり、俳句の推敲が容易になります

拙句と写真を掲載しますが、貴方も疑似吟行をして頂ければ幸いです

写真はタップ・拡大してご覧になれます。

 

青色の文字(季語)をタップして、歳時記(俳誌のサロン)の連句をご覧下さい。

    

スマホ形初冬(しょとう)の空に白きビル

冬紅葉愛でつつ入りしジュンク堂

冬紅葉白きアーチを覆ふ道

冬日浴び空へ伸ばす手乙女像

冬空へ高き起重機中之島

土佐堀の獅子像阿吽暮早し

初冬はつふゆの入日の反射ビルの玻璃

暮早し並木通りは電飾に

暮早し屋上クレーン暮残り

デパートの明りに陰り冬紅葉

デパ地下のイベントセール日の短か

短日のデパ地下見遣り帰路急ぐ

裏庭の風情それなり冬紅葉

          

「初冬」は「5・7・5」のリズムになるように「しょとう」か「はつふゆ」か、何れかの「詠み方」・「読み方」をします。

暮れ残る」と言えば、芥川龍之介辞世の俳句「水洟や鼻の先だけ暮れ残る」が有名です。    

ここをクリック(タップ)して、「紅葉の俳句と写真集(改訂版)」をご覧下さい

    

青色文字をタップすると、最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

  

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2022年11月 9日 (水)

「季語」と「お題」を考える

 

結社の俳句会などに参加する場合、特定の季題(俳句に用いる季語)が事前に知らされる「兼題」と当日の句会の席で決められる「席題」があるのが一般的です。

 

俳句大会や結社の俳誌に投句する場合、「季語」と「お題」が指定されるとか、特別の季語は指定されなくても「当季雑詠」とか「当季嘱目」が応募句の条件とされますが、年に一度開催のNHK全国俳句大会とか、俳句結社の特別の俳句大会などは、「季語」の指定が無くて「自由」に投句できるのが普通です。

 


テレビの人気俳句番組「プレバト」は、写真を見せて「お題」を提供していますが、お題その物を俳句に詠まず、連想・飛躍した俳句を作ってもOKであり、通常の俳句会とは異なるタレントによるエンタメ俳句会です。

 


ちなみに、11月10日のプレバトで「一歩後退」とか「ボツ」の査定をされた俳句は自由律で失敗した例だろうと思います。 「プレバト 夏井先生の添削を添削する (添削記事特集編)」をご覧下さい。

 


青色文字のタイトルをクリック(タップ)して、「季語」と「お題」に関連する「俳句HAIKU」の下記の記事をご覧下さい。
ご参考になれば幸いです。
各記事を読み終えて元のサイトに戻る場合は、「←」などをタップして「戻る」操作をして下さい。

 

俳句鑑賞「落葉」《第50回三田俳句大会に参加して

 

夕月とスマートフォン (第51回三田市民俳句大会

 

七夕」・「鯉と錦鯉」《季語の考え方・使い方

 

まんぽ俳句」と「川柳」《ゴルフ特集》(季語と自然

 

俳句雑感(6)《季語と切れ字》「猛暑日」と「立秋

 

時雨晴「つくしの里」を吟行す

 

俳句上達のコツ《見たこと・感じたことを5・7・5で口ずさむ》

 

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2022年11月 7日 (月)

俳句《暮早し・短日・日短・日の短か》

   
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11月7日は立冬です。

  

   

朝からビデオに録画した「NHK俳句」(Eテレ)を見て「俳句HAIKU」の記事「俳句寸評《鯛焼》」を書いたり、健康管理の散歩や昼寝、庭弄りをしたり、気ままにしていると、すぐ日暮になりました。

夕食後は、ブロムシュテット指揮によるNHK交響楽団演奏の「交響曲第9番二長調」(マーラー作曲)をBS放送で聴きながら、この記事を書きました。

   

短日の健康管理まん歩して

楽しみつ忍耐努力暮早し  

ブログ書き恙無き日や暮早し 

暮早し皆既月食楽しまん

短日や目先ばかり捉はれず

温暖化如何に防ぐや日の短か

トランプ煽動悲し日短か

今日もまた訃報を受けて暮早し

   

掲句は、平穏な日常を願って詠んだ拙句です。

   

キムタクの扮す信長日の短か   

  

 ぎふ信長まつり 武者行列に46万人」の人出があったとの事です。

東京新聞毎日新聞などの記事によると、木村拓哉さん出演の「信長まつり」の行列の沿道には、抽選で当選した15000人の観覧客が詰めかけたとのことです。

信長祭りの見物の抽選には、市の人口(約40万人)の2倍を超える約96万人が応募して倍率が64倍に達したとのこと、「キムタクフィーバー」は凄いですね。

朝日新聞の記事に、「俺はキムタクになれないが ・・・」という興味深い記事がありました。

世界に一つだけの花」に通ずる言葉です。

(青色の文字をタップして、リンク記事をご覧下さい。)

   

歳時記(俳誌のサロン)から気の向くままに例句を抜粋・転載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字(季語)をタップしてご覧下さい。

 

暮早し

下校の子すぐさま塾へ暮早し 

        (赤松丹山)

  

十字架のささる湖暮早し 

        (吉村玲子)

  

短日1

短日や歳時記見てゐて終りたり 

        熊谷みどり)

  

短日2

短日のデパ地下で買ふ一人鍋 

       (山口マサエ)

  

日短1

忘れ物取りに戻りぬ日短 

        (稲畑汀子)

   

日短2

説明長きビールの試飲日短 

       (布施由岐子)

   

日の短か

隣家よりスープの匂ひ日の短か 

        (鹿間樟)

  

いま置きしものを探して日の短 

       (田中藤穂)

  

青色文字をタップすると、最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

    

2022年11月 6日 (日)

俳句寸評《鯛焼》(改訂版)

   

俳句は、私的な体験を詩的に口遊み、句作をエンジョイするのも良いと思っています。

  

ここをクリック(タップ)して、「一人連句《俳句と川柳》」をご覧下さい。

  

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(写真)

22.11.6 NHK俳句(選者:高柳克弘氏)・TV画面の一部分です。

写真をタップ・拡大して入選9句をご覧下さい。

       

今朝のNHK俳句を見て、ふとこの記事を書くことを思い立ちました。

作者と句作の場を共有していなければ作者の思いどおりの俳句の解釈をすることは出来ませんが、敢えて寸評を試みました。

  

句作・推敲の参考になれば幸いですが、作者からコメントを頂ければ最高です

歳時記(俳誌のサロン)の「鯛焼」の例句はここをクリックして、ご覧下さい

   

鯛焼も加へ避難所夜のまどゐ

                   (新井知世)

   

一席のこの俳句の「まどゐ」は「団居」のことで、「惑い」の意味ではありません。

作者は避難所のボランティア活動などをしているのでしょうか?

作者自身が避難している場合には、「避難所に鯛焼もあり夜の団居」とでも表現するのでしょうね?

   

・成長痛のズックの囲む鯛焼屋

       (村松正敏)

   

この句は「字余り」・「7-7-5」の破調です

子供たちの成長ぶりを鯛焼屋さんが詠んだ俳句でしょうか?

  

たとえば、「鯛焼に忘るズックの成長痛」とすると、

破調の抵抗感も無くなり、子供が足の痛みを忘れて鯛焼を美味しそうに食べているのを母親などが詠んだニュアンスになるでしょう。

  

「鯛焼や忘るズックの成長痛」とすると、

作者本人が鯛焼きの美味さに足の痛みを忘れるというニュアンス(作者が成長盛りの頃の思い出を詠んだ俳句?)になると思います。

  

助詞「に」と「や」で俳句のニュアンスが異なる例句として参考になるでしょう。

  

いずれにせよ、「俳句は好き好き」・「選は創作なり」です。

子規の忌や俳句HAIKUに明け暮れて」をご一読下さい。

    

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2022年11月 2日 (水)

錦秋の深田公園(写真俳句集)

    

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冒頭の写真は、2024.12.1に撮った、紅葉の見頃を過ぎたものです。

  

紅葉狩りに遠出をしなくても、「健康管理のゴルフ」や漫歩で「花と緑の街」の錦秋の紅葉狩をエンジョイしています。

  

とは言っても、京都の紅葉の名所を満喫する吟行をしたいと思っています。

2022年の11月1日は秋雨でしたが、2日は朝から秋日和となり、「錦秋」の「ひとはく」周辺の深田公園を散歩し、我が街讃歌駄句を口遊みました

          

錦秋の花と緑の街まん歩

メタセコイア磴の眼下の黄葉かな

玻璃の壁池の細波紅葉映ゆ

水澄みてアートの池に映ゆる空

紅葉映ゆアートの池やホロンピア

太極拳向かふ玻璃壁紅葉映ゆ

風に舞ふメタルアートに映ゆ紅葉

ひとはく」の新館開き秋高し

秋晴や遠足の子等「ひとはく」に

紅白の帽子の列や秋の園   

秋麗ローラースケート公園へ

  

先々月、「プレバト《金秋戦2022》の俳句を考える」という記事を書きましたが、「錦秋」の深田公園の朝の「まん歩」をして、句作をエンジョイしました  

拙句を前座に掲載しますが、俳句は好き好きです

写真を掲載しますので疑似吟行をして頂けると幸いです 

「金秋」と「錦秋」の違いは、ここをクリックして「WNウエザーニュース」をご参照下さい  

「秋晴や」は「あきばれや」と読まず「しゅうせいや」と読むと、「秋声や」と同音異義になります。

いずれにせよ、「遠足」が晩春の季語とされていますので、掲句は「季重なり」になりますが、ブログ記事用に敢えてありのままに詠みました。

著名俳人の『季重なり』俳句集」をご覧下さい。

  

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2022年11月 1日 (火)

初霜・霜柱

 
今年も早、11月(霜月)になりました。
 
霜柱踏みてストレス発散す
       (両角富貴)
 
掲句は歳時記(俳誌のサロン)「霜柱2」から抜粋・掲載させて頂きましたが、「霜柱」の例句の詳細はここをクリックしてご覧下さい
 

初霜や愛犬伏して解けし跡
初霜やあるがままの身諾ひて
霜柱踏み愛犬と丘の径
街角の更地煌めく霜柱
町旧りて更地遠近霜柱

       (薫風士)



我が「花と緑のニュータウン」も今やオールドタウンとなりましたが、世代交代・新陳代謝が進んでいます。

今朝は朝から秋雨が降っていますが、掲句は愛犬チュヌと丘の径や遊歩道を散歩した思い出の拙句です。
ここをクリックして、「霜・初霜」《犬の俳句集》をご覧下さい

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2022年10月28日 (金)

《水澄む・秋澄む・秋水》

   

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この写真は恐竜が対峙しているように見えた雲が面白くて撮ったものですが、ロシア(共産主義・専制国家圏)とウクライナ(資本主義・自由主義国家圏)が対峙している象徴として掲載しました。

  

プーチン大統領専制下のロシア軍のウクライナ侵攻が終結することを祈って書いた「花祭《21世紀の宗教・世界平和を考える》」をご覧下さい

世界の平和があればこそ日本の平和も維持できるでしょう。

    

水澄むや心清ませば分かること

        (薫風士)

   

世界の指導者が疑心暗鬼を生む対処的政策ばかりでなく、長期的観点で公明正大な政治を推進してくれることを切望して、拙句を口ずさみました

   

秋澄むや思ひ馳せるはウクライナ

水澄みしド二プル川を血に染むな

秋澄むや赤の広場時の鐘

混沌の宇宙の摂理秋澄みぬ

水澄むや本音を言えば失言に

政界の濁沈まるか秋の水

秋水まやかし政治決別を

良心が庶民の砦秋の

   

梅東風や届け世界にこの思ひ」や「戦争と平和(俳句と川柳:終戦記念日特集)」をご覧下さい。

  

水澄みて太鼓橋映ゆ心字池

丹波路の水分かれ橋や水澄めり

水澄む丹波恐ゐし峡の里

虹の木てふアートを映し水澄みぬ

秋澄むや福島池を巡る園

有馬富士映し大池水澄みぬ 

秋澄むや句友と巡る池の園

秋水の煌めく水車蔵の庭

     

掲句は故郷の秋を詠んだ拙句ですが、新型コロナ感染拡大防止の自粛も解除されたので、遠出の吟行をエンジョイしたいものです。   

楽しい秋の旅《秋吉台・錦帯橋・etc.」や「京都の旅《写真俳句集》」をご覧下さい。

  

秋澄むやステップ高き検診車

水澄みて澄みて水無きごとくかな

        (吉村玲子

上記の「水澄みて」の俳句は国際俳句協会第21回俳句大会伝統俳句協会賞受賞句です。

 

歳時記(俳誌のサロン)の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字(季語・タイトル)をクリック(タップ)してご覧下さい。

  

水澄む1

水澄みて由良の上流なりしかな 

        (稲畑汀子)

   

水澄む2

水澄めり今日何ほどを働きし 

         (岡本眸)

  

水澄む3

水澄みて四方に関ある甲斐の国 

        (飯田龍太)

 

水澄む4

水澄んで木の葉一枚流れ来る  

       (深見けん二)

  

水澄む5

山気澄み水澄む里の曼珠沙華 

        (落合絹代)

 

水澄む6

富士全容映ゆる湖水澄めり 

       (高木邦雄)

  

秋澄む

杞陽句碑但馬の国の秋澄める 

       (西村しげ子)

  

青色文字をタップすると、最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

 

   

2022年10月26日 (水)

「柿の日」・「年尾忌」の俳句

     

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(写真)

日本伝統俳句協会10月のカレンダーの一部

 

   

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この写真は「まんぽ道」で見かけた柿と柚子です。

   

10月26日は正岡子規が「柿食えば」の俳句を詠んだことに因んで「柿の日」とされていますが、「年尾忌」でもあります。

   

ここをクリックして、「俳句の鑑賞:柿(追補版)」をご覧下さい

    

「年尾忌」は、伝統俳句のホトトギス関係の俳人以外は殆どご存知ないだろうと思いますが、高浜年尾(高浜虚子の長男)の忌日です。

   

まなうらに師の温顔や年尾の忌

             (古藤一杏子)

   

「年尾忌」の俳句はここをクリックして、「575筆まか勢」の例句をご覧下さい

  

高浜年尾のWEB検索をしていると次のサイトが目に入りました。

「対馬 - コズミックホリステック医療 俳句療法養成コース資料」

https://ranyokohama.amebaownd.com/posts/6367202/

何らかのご参考になると思い、サイトを紹介させて頂きました。

    

最新の俳句や英語俳句の記事は、青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップしてご覧下さい。

この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事をご覧になれます。

     

「炉開」・「口切」の俳句

   

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(写真)

日本伝統俳句協会10月のカレンダー

(一部分)

   

      

      

  
2022年の10月25日は、旧暦10月1日に当たり、「炉開」・「口切」の日です。

炉開」は「ろびらき」と読み、「口切」は「くちきり」と読みますが、エアコンやガスヒーターなどの部屋でインスタントのお茶を飲むのが日常化している現代は、茶道の関係者でない限りこのような季語の俳句を詠むことは稀です。    

   

「575筆まか勢」などから気の向くままに例句を抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は上記の青色文字をタップしてご覧下さい。

    

炉開や左官老行鬢の霜

         (松尾芭蕉)

   

・炉開いて僧呼び入るる遊女かな

         (正岡子規)

  

・炉を開く二番亥の子の暖き

         (高浜虚子)

   

・炉開いてほんの少しの塵を掃く

         (星野立子)

  

・口切に堺の庭ぞなつかしき

         (松尾芭蕉)

  

・口切や湯気ただならぬ台所

         (与謝蕪村)

       

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記事のタイトルをタップ(クリック)して、ご覧下さい。

  

2022年10月24日 (月)

四季の吟行《京都》

    

旅の思い出に写真俳句を作ろう! 

 

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(青色文字のタイトルをタップして記事をご覧下さい。)

 

折々の《まんぽ俳句》(No.10)《雲龍院春の吟行

   

折々の《まんぽ俳句》(No.9)《泉涌寺・舎利殿の吟行

    

折々の《まんぽ俳句》(No.8)《東福寺「春の吟行」 

 

秋の建仁寺(まんぽ俳句と写真

  

秋の蹴上・無鄰菴吟行(俳句と写真

  

京都・秋の旅《嵯峨野吟行の写真俳句

  

京都・秋の旅《大徳寺

  

京都・秋の旅《落柿舎・去来墓

  

京都・嵐山(渡月橋・冬の虹

  

京都・貴船吟行《写真俳句

  

小春」と「凩」(京都・嵯峨野

  

京都・石清水八幡宮と松花堂庭園

  

京都・南禅寺(2014年6月

  

京都・平安神宮(2013年6月

  

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事のタイトルが表示され、この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事のタイトルが表示されます。タイトルをタップしてその記事をご覧頂ければ幸いです。

  

2022年10月23日 (日)

霜・初霜《犬の俳句集》

 

愛犬の伏し跡著し霜の庭

   

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掲句は、2022年1023日、二十四節気の「霜降」(そうこう)に詠んだ拙句ですが、今年(2024年)の霜降は温暖化の異常気象のせいか、朝から生あったかい時雨が降り、夕方の買い物の帰りには汗ばみました。

「著し」は「しるし」と読んで下さい。

   

2018年に、二十四節気の「白露」の俳句を「愛犬を偲ぶ芝庭露光る」と詠みました。

ここをクリックして、「愛犬チュヌの追悼句と鉦叩」をご覧下さい

  

ここをクリックして、「ペット(愛犬)の写真集とチュヌの俳句」をご覧下さい

     

歳時記(俳誌のサロン)の「霜」の例句から、「犬」を詠んだ俳句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字(季語)をタップしてリンク記事をご覧下さい。

 

初霜

はつ霜や犬の土かく爪の跡  

         (北鯤)

   

霜1

耳遠くなりたる犬よ今朝の霜 

       (松浦途子)

   

霜3

強霜や車道を犬のひた走る 

       (大森桂子)

  

霜5

民宿の犬の先導霜日和 

       (廣畑忠明)

   

霜6

息をせぬ犬の毛を梳く霜の朝 

      (岡田満壽美)

  

霜7

体当たりしてくる犬や月の霜 

       (山田六甲)

  

霜8

強霜の野に犬放つあかね雲 

       (白石正躬)

   

霜9

小屋深く犬うづくまる霜夜かな 

      (佐津のぼる)

    

霜10

霜の朝人ひく犬の息荒し 

       (松田多朗)

  

青色文字をタップすると、最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

    

2022年10月22日 (土)

「柘榴・ざくろ」の俳句

   

写真俳句《旅の思い出》を作ろう! 

   

碧天の庭に赤赤熟れ柘榴

蔵元の庭に実るや柿・柘榴

     

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掲句は1011日に神戸・灘の「菊正宗記念館」や「酒心館」などを訪ねて吟行をした際に詠んだ拙句です

      

   

   

「柿」も「柘榴」も秋の季語ですが、「かって蛍も飛んでいた」と言われる灘の酒蔵の庭の自然の豊かさを強調するために敢えて季重り」の俳句にしました

「歳時記」(俳誌のサロン)の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字(季語・タイトル)をタップしてご覧下さい。

         

柘榴1

ま二つに割れてこぼれず石榴の実

        (鷹羽狩行)

  

柘榴2

実石榴の割れゐる昼の郭町 

       (坂口夫佐子)

   

柘榴3

一と枝に柘榴裂くるも爆ぜざるも 

        (大橋晄)

   

柘榴4

荒凡夫兜太の生家石榴笑む 

        (山田春生)

  

柘榴5

柘榴捥ぐ掌に完熟の重さかな 

       (河口仁志)

   

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「芒・薄・すすき」の俳句

    

写真俳句《旅の思い出》を作ろう! 

   

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「歳時記」の前座として、先ず、京都・嵯峨野の「落柿舎」や神戸・灘の「酒心館」などを吟行した際の芒の写真と拙句を掲載します

  

吟行俳句・記事の詳細は青色文字をタップして、「京都・秋の旅《落柿舎と去来墓》」や「秋の灘・酒蔵吟行(写真と俳句)」をご覧下さい。

   

落柿舎へ矢筈芒の小道経て 

前庭の芒煌めく酒心館

ひとはくの庭や屋上花薄

芒とてきれいさっぱり刈り取られ

       (薫風士)

     

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「歳時記」(俳誌のサロン)の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字(季語・タイトル)をタップしてご覧下さい。

  

  

芒1

忌の墓参ことに母郷の芒かな

        (大橋敦子

  

芒2

恋心四十にして穂芒    

        (尾崎放哉

   

芒3) 

分け入つて芒の光ふりかぶる 

        (吉村玲子

   

芒4) 

芒野や身を投じたき大うねり 

       (谷口ゑみ)

   

芒5) 

腕白の頬に芒の刀傷 

      (白髭美佐子)

  

芒6) 

投入れの芒に適ふ丹波壺 

      (白澤よし子)

   

芒7

芒の穂手折れば絵になると言はれ 

       (品川鈴子)

   

芒8) 

速度上ぐ銀の芒の直線路 

       (泉田秋硯)

   

薄9

丹波より丹後へ月の薄道 

       (田中藤穂)

   

(すすき1

花すすき生駒の嶺の天を刷く

        (山田天)

  

すすき2

恋の座をゆづり合ひたる萩すすき

       (片山由美子)

  

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2022年10月21日 (金)

故郷の《枝豆・黒豆》

  

写真俳句《旅の思い出》を作ろう! 

 

黒豆や和魂洋才目指すこと

黒豆や細やかなこと軽んぜず

黒豆やまめまめしき日茶寿目指し

黒豆を食みて地酒を恙無く

黒豆を摘みつ地酒至福かな

黒豆も原酒も地産屠蘇祝ふ

  

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実家の跡継ぎが「丹波黒」の枝豆や黒豆を沢山送って呉れたので、故郷が元気になることを祈りつつ、写真を掲載し、この記事を書くことにしました。

 

枝豆」は秋の季語、「黒豆」は新年の季語です。

    

わざわざ送ってくれるだけの美味さがあり、駄句を詠みました。

   

枝豆に偲ぶ故郷畔の道

枝豆や絆深めし同期会

枝豆を捥ぎて毒舌つまは馬耳

枝豆を捥ぎて語らふ馬耳の愚痴

枝豆と日本酒優し胃無き身に

枝豆とベビーチーズを肴にし

枝豆と地酒を愛でて恙無し

枝豆を摘み地酒を汲む至福

   

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年を取る毎に時間の過ぎる速さが加速しているのを痛感しています。

その加速の程度は、年齢の逆数に比例する感じです。

     

  

言い間違いや聞き間違いも日常茶飯事となり、「コミュニケーションに気を付けなければ」と思うこの頃です。

 

掲句の「つまは馬耳」とは、「馬耳東風」や「老い」のことです。

 

俳句では「夫」も「つま」と読むことがあり、遊び心で「つま」と平仮名表記にしました。

 

この俳句の「切れ」を何処に入れるか、「つま」を「妻」と「夫」のどちらに解釈するか読者次第です

    

歳時記(俳誌のサロン)の「枝豆」の例句から、共感した一句を抜粋掲載させて頂きます。

 

例句の詳細は青色文字をクリックしてご覧下さい。

    

枝豆やひと日になせること僅か

                      (菊地光子)

  

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2022年10月13日 (木)

秋晴れの灘・酒蔵吟行(写真と俳句)

    

思い出の写真俳句を作ろう! 

    

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(写真)菊正宗のパンフレットの表紙

    

写真はタップして拡大出来ます。

   

(青色文字をタップしてリンク記事をご覧になると、面白さが倍増します。)  

      

10月1日が「日本酒の日」だったからというわけではありませんが、先日(2022.10.11)灘の菊正宗記念館福寿の酒心館を俳句仲間と訪ね、秋晴れの吟行をエンジョイしました

酒樽の箍作りを見学することが主な目的でしたが、樽酒や箍作りはノウハウ(企業秘密)で写真撮影は禁止でした。

拙句と写真を掲載します。 

   

気配りの女性ガイドや天高し

「下らぬ」の語源解説爽やかに

竹を割る音爽やかや箍作り

巧技新酒の樽の箍(たが)作り

竹しなり叩かる音の澄にけり

杉の香の満ちる新酒の樽詰め場

会所場の消防法被秋灯(あきともし)

秋澄むや江戸を伝へる水車小屋

秋澄みて回る水車や蔵の庭

蔵元の庭の水車や小鳥来る

アッシー利酒飲めず持ち帰り

遠近(おちこち)に雀の番(つがい)秋うらら

煌めきて住吉川の水澄めり

前庭に柘榴や酒心館

朝ドラの甘辛しゃんや古酒新種

前庭の煌めく酒心館

蔵元を訪ねし夕餉新酒酌む

思ひ出の吟行写真古酒酌みつ

   

「柿」も「柘榴」も秋の季語ですが、「かって蛍も飛んでいた」と言われる灘郷の蔵元「酒心館」などの庭の自然の豊かさを強調するために敢えて「季重り」の俳句にしました

   

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秋の天橋立《バス旅行の写真と俳句》

      

写真俳句《旅の思い出》を作ろう! 

故郷を「まんぽ俳句」で元気に、未来に繋ごう!

    

ここをクリック(タップ)して、「俳句「猛暑」「俄雨」《夏の橋立吟行》」をご覧下さい。

  

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(写真)

伊根傘松観光券

(切符の半券)

      

(写真はタップ拡大出来ます。青色文字をタップするとリンク記事をご覧になれます。)

     
2022年10月12日に、「弥生が丘ふれあい活動推進協議会」(ふれあい協)主催のバス旅行で天橋立に行きました。

新型コロナ感染拡大防止のための自粛で開催されなかった久しぶりのバス旅行だった上に予期せぬクーポンの支給があり、参加の皆さんも大満足の様子でした。

「ふれあい協」主催のバス旅行に参加したのは2016年の鳥取砂丘旅行以来です

今回のようなクーポン支給の旅行は今後期待できないだろうと思いますが、新型コロナの感染が再拡大しなければそれに勝ることは無いでしょう

  

スマホ写真と拙句を掲載します。皆さんの思い出になれば幸いです。

 

秋の伊根「ふれあい協」のバス旅行

鴎舞ふ伊根湾めぐり秋愛(お)しむ

えびせんを鴎に遣るや秋麗(あきうらら

鴎舞ひ舟屋連なる秋の潮

小半時鴎と愛(め)でし秋の海

耳を貸す水琴窟秋の声

元伊勢の水琴窟や音澄みぬ

秋の亀背(せな)うごめく亀の像

老とても色変へぬ松股のぞき

雨催(あまもよい)股越しに観る秋の空

初紅葉股のぞきして愛でもして

瓦け投げ色無き風に逆らへず

クーポンで特産求め秋の伊根

ドライバへ拍手でお礼秋の暮

また来てね秋の一日を惜しむ笑み

句に遊び恙無く終へ秋の旅

秋の旅終へし夕餉に土産物

「ほぐし焼き」つまみ手酌新走(あらばしり) 

    

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最後の写真はバスの高速道路走行中の慰みに提供されたクイズ用紙です。

 

単純に考えて回答すれば正解だったのに、一見「ウソ」に見えても、掘り下げて考えると実質的には「ホント」になる設問など、考え過ぎて正解を逃した問題が幾つかあり残念ながら賞品を手にすることが出来ませんでした。  

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2022年10月 9日 (日)

京都・秋の旅《嵯峨野吟行の写真と俳句》

   

旅の思い出に写真俳句を作ろう! 

      

10月3日午前中に、大徳寺を拝観・吟行し、午後は市バス嵐電を乗り継いで嵐山まで行き、落柿舎を訪ねて吟行しました

乗り合わせた嵐電の車両は「鬼滅の刃」のイベント仕様の一両車でした

渡月橋方面の吟行は時間の都合で割愛し竹林の散策路を通り抜け、野宮神社に参拝してから落柿舎まで歩きました

和服姿の女性たちが御手洗団子(みたらしだんご)を食べているのが印象的で、「御手洗で汚さなければ良いが」と、他人事ながら余計な心配をしました

  

「ました。ました。」と小学生のような文が続きましたが、お暇があれば、

京都の旅《写真俳句集》」をご覧下さい。

青色文字をタップしてリンク記事の解説をご覧になると、面白さが倍増するでしょう。

    

秋の嵯峨鬼滅に逢ひし一輌車

和服女等御手洗食むや秋うらら

人力車秋の竹林駆け行けり

秋風や人声途切れ竹の声

野宮に乙女二拍手爽やかに

爽やかや祈りを終へし嵯峨野道

満ち足りし嵯峨野の帰路や秋深む   

   

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2022年10月 7日 (金)

京都・秋の旅《大徳寺吟行》

  

10月3日に、洛北・紫野にある大徳寺(臨済宗大徳寺派の大本山)を拝観しましたが、「黄梅院」と「興臨院」の院内は撮影禁止だったので、残念ながら受付近辺の庭の写真しか撮れませんでした。

  

拙句と本坊庭園のスマホ写真を若干掲載します。 

       

色変へず金毛閣を囲む松

朱に聳る金毛閣や天高し

花頭窓見やる小径や初紅葉

石庭の細波白し秋高し

裏庭の澄みし水音禅寺かな

悠然と禅寺の庭の秋の鯉

黄梅院直中庭の秋高し

禅寺の瓢箪池秋の声

      

掲句の「禅寺」は、「ぜんじ」や「ぜんでら」と、「5-7-5」のリズムにしてお読み下さい

  

下記の青色文字のタイトルをタップ(クリック)して公式ホームページなどをご覧下さい。

  

ふらふら京都散歩(興臨院

 

大徳寺紅梅院直中庭と茶室「一枝庵

 

ぶらり京都-97 [大徳寺・利休の三門] -金毛閣-

 

京都のお寺探訪 13(大徳寺

 

四季の吟行《京都

  

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