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2022年12月16日 (金)

《初氷・薄氷・うすらひ》

       

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221219_22022年12月15日、本格的な冬の寒波襲来で近畿各地で初氷が観測されましたが、19日には神戸でも初氷が張り、京都では初雪が降りました。

天気予報を見ると、散歩道でも初氷が見れそうだったので「健康管理のマンポ」を早朝にして、スマホ写真を撮りながら駄句を口遊みました。  

    

・「ひとはく」のホロンピア池初氷

・虹の木てふメタルアートや薄氷に

・初氷今朝の散歩の潦(にわたずみ)

スマホ手にプール覗くや初氷

・薄氷や戦禍の暮らし如何ならむ 

        薫風士

    

「歳時記」(俳誌のサロン)や「575筆まか勢」から気の向くままに例句を抜粋・掲載させて頂きます。青色の文字をタップすると例句の詳細が表示されます。

 

初氷

初氷割りて登校下校かな 

       (稲畑廣太郎)

     

うすらひ

薄氷といへざるほどのうすらひで 

        (大橋敦子)

   

薄氷1

犬の水替へ薄氷を流しけり 

        (稲畑汀子)

  

薄氷2

薄氷の神水を汲む老夫婦 

        (片渕清子)

  

薄氷3

日を返す能登の捨田の薄氷 

        (石原光徳)

  

薄氷4

薄氷や畦川板を渡すのみ 

        (根橋宏次)

  

薄氷5

薄氷踏んでおどける里訛り 

        (鴨下昭)

    

薄氷6

薄氷を胸で分けゆく鴨の二羽 

        (佐藤喬風)

   

575筆まか勢

薄雪を乗せし薄氷銀閣寺

        (右城暮石) 

  

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「猿回し」《季語とは何か》
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をご覧下さい。 (薫風士)

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