《おでん・寄鍋・牡丹鍋》
八歳児おでんと鍋が良いと言ふ
(薫風士)
「冬至」には各地に初雪や大雪が降り、本格的な寒さが到来しました。
口真似なのか、「冬は鍋やおでんがいいね」と、孫が夕食に一人前の台詞を吐くのに驚き詠んだ拙句を冒頭に掲載しましたが、「歳時記(俳誌のサロン)」から気の向くままに例句を抜粋・掲載させて頂きます。
例句の詳細は青色文字(季語)をタップしてご覧下さい。
俳諧の危機を語りておでん酒
(稲畑廣太郎)
おでん鍋盛り沢山のクラス会
(呂秀文)
三日目の温めおでんの匂ふ部屋
(石谷淳子)
寄鍋に忽ち本音行き交へる
(稲畑汀子)
健吟の顔揃ひたり牡丹鍋
(大石よし子)
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