« 俳句:故郷の《里芋》 | メイン | 「年用意」と「事始め」 《季語とは何か》 »

2022年12月24日 (土)

《おでん・寄鍋・牡丹鍋》

     

八歳児おでんと鍋が良いと言ふ

        (薫風士

   

「冬至」には各地に初雪や大雪が降り、本格的な寒さが到来しました。

口真似なのか、「冬は鍋やおでんがいいね」と、孫が夕食に一人前の台詞を吐くのに驚き詠んだ拙句を冒頭に掲載しましたが、「歳時記(俳誌のサロン)」から気の向くままに例句を抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字(季語)をタップしてご覧下さい。

   

おでん1

俳諧の危機を語りておでん酒 

      (稲畑廣太郎)

    

おでん2

おでん鍋盛り沢山のクラス会 

        (呂秀文)

    

おでん3

三日目の温めおでんの匂ふ部屋 

       (石谷淳子)

      

寄鍋

寄鍋に忽ち本音行き交へる 

      (稲畑汀子)

  

牡丹鍋

健吟の顔揃ひたり牡丹鍋 

      (大石よし子)

      

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事のタイトルが表示され、この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事のタイトルが表示されます。タイトルをタップしてその記事をご覧頂ければ幸いです。

  

コメント

コメントを投稿