秋の吟行俳句と写真(特集)
「立秋」(8月7日頃)から「立冬」(11月8日頃)前の吟行俳句と写真の特集です。
青色文字のタイトルをクリックして記事をご覧下さい。
奥の細道むすびの地記念館(大垣市)を見学(俳句と写真)
この青色文字(「俳句」や「HAIKU」)をタップすると、「俳句HAIKU」の最新の俳句や英語俳句の記事をご覧になれます。
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「立秋」(8月7日頃)から「立冬」(11月8日頃)前の吟行俳句と写真の特集です。
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奥の細道むすびの地記念館(大垣市)を見学(俳句と写真)
閑さや岩にしみ入る蝉の声
(芭蕉)
立石寺入山券(写真参照)の案内図のとおり、芭蕉が詠んだと思われる岩を観察しながら、山寺の「奥の院」まで老躯を労わり労わりして、千段余りの石段を登りました。
写真をタップ拡大してルートをご覧下さい。
ここをクリック(タップ)して、立石寺のホームページの写真やすばらしい動画(最後にある。2:32)をご覧になると、山寺の全貌が分かります。
ここをクリック(タップ)して「蝉の俳句を鑑賞しよう」(俳句HAIKU)をご覧下さい。
この写真はクラブツーリズムのパンフレット「旅のしおり」の一部分です。
芭蕉が掲句を詠んだ季節とは異なっても、その岩を実際に見ておきたいとの思いで、クラブツーリズムの「テーマのある旅」のツアーに参加し、「芭蕉と曽良が二人旅でニ-ニー蝉の声を聴き、芭蕉ならではの感性で『閑さや』の名句が生まれたのだ」と、一応納得しましたが、毛越寺にお参りする時間がなかったので、来年の夏(蝉の鳴く頃)にもう一度平泉や山寺など岩手県や山形県の観光地をゆっくり訪ね吟行したいと思います。
慌ただしいツアーで閑さを詠むのは難しく、月並みの凡人俳句ですが、「俳句は好き好き」と、思いつくままにブログ用にまんぽ俳句を口遊みました。
秋茜芭蕉と曽良の座像に来
小鳥来る芭蕉と曽良の座像かな
「秋茜」(=赤とんぼ)や「小鳥来る」は取合せのしやすい秋の季語です。
蝉塚に暫し憩ふや秋茜
「秋茜」は「赤蜻蛉」のことですが、「冬茜」は「冬夕焼」のことです。
縁石に躓き転ぶや秋の山
五大堂へ行く断崖の石畳の道は狭いので、スマホ写真を撮りながら後退りをして道を譲ったところ、縁石に踵が躓き仰向けに倒れましたが、どなたかに引き起こして頂き、幸いなことに怪我をせず、駄句を口遊みました。
根本中堂でお祈りをしていたお陰か怪我をしませんでしたが、縁石の傍に雨水溝の水を落とす穴があり、危ない所でした。
ここをクリック(タップ)して、「著名な俳人の『字余りの俳句』の鑑賞」をご覧下さい。
初紅葉仰げば岩の大蛙
掲句は、「初紅葉だ」と、仁王門を見上げた時に蛙の口に似た大岩が見えたので、ブログ用に詠んだ即興句ですが、この奇岩は見方を変えると、片目の猫に見えます。
(写真をタップ拡大してご覧下さい。)
石磴を上る千段天高し
俳聖を偲び千段秋の夏
奥の院詣でし汗や初紅葉
薄黄葉背にしたる奥の院
山寺に詣でし昼餉芋煮蕎麦
(薫風士)
「秋の夏」は当日の秋晴れの「夏日」を表現した造語です。
「背」は「そびら」と、「5・7・5」のリズムで読んで下さい。
芋煮は山形の特産だけの美味しさがありました!
お暇があれば写真をタップ拡大して疑似吟行をして頂けると幸いです。
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(P.S. 2024.7.26)
写真は7月26日にスマホで写したパソコン画面とNHK-TV画面の一部分です。
被災された方々にお見舞い申し上げると共に、大雨・洪水の被害が大きくならないことを祈ってこのP.S.を追加しました。
(2023.10.28 の記事)
芭蕉の「奥の細道」の足跡を巡って、平泉の金色堂、最上川の舟下り、山寺(立石寺)を2023年10月に訪ねました。
私達が乗った舟下りの船頭さんは、世界的にヒットした映画「おしん」の船頭役をしたとのことです。
最後に掲載した動画で、船頭さんの「おしん」の台詞入りの「最上川舟唄」をお楽しみ下さい。
最上川舟唄の囃子「ヤーエーエード」は、ヘブライ語の「神よ、永久の神よ」という意味に解釈されるそうですが、「神」とは一神教の神ではなく「自然の成り立ち」そのものを意味している、と世界の人々が解釈してくれると戦争がなくなるだろうと思います。
この思いがイスラエルの人々に伝わり、ネタニヤフ首相の自省•自制を促すことになれば、望外の喜びです。
舟唄における日本とユダヤの関係の詳細に興味があれば、ここをクリック(タップ)して、「古代史の研究・山形民謡『最上川舟唄』」をご一読下さい。
この瞬間もパレスチナの庶民は宗教や人種などの覇権争いの戦禍に苦しんでいるのは悲しいことですが、日本は幸いにして平和憲法と自衛隊のお陰で代理戦争の修羅場にならずに正月を迎えることが出来たことに感謝しています。
戦争は人為的に防ぐことが出来ますが、地震などの天災の発生を防ぐことは出来ません。
しかし、過去の天災の経験を生かし、将来の天災の被害を最小限に押さえる努力は出来るでしょう。
「《東北忌・3.11》に思うこと」や「《初仕事・仕事始・出初》能登半島地震緊急支援にオスプレイを!」をご覧下さい。
福島や石川の震災復興が未来志向で促進されることを祈っています。
「舟唄」などのヒットでお馴染みの八代亜紀さんが12月30日に膠原病などの指定難病で亡くなられたことを1月9日のニュースで知りました。 謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
このツアーの旅程は、冒頭の写真(クラブツーリズムのパンフレット「旅のしおり」の一部分)のとおりですが、ここをクリック(タップ)して、「奥の細道」(芭蕉db)をご覧下さい。
五月雨を集めて早し最上川
暑き日を海にいれたり最上川
(芭蕉)
ゆるやかな最上の流れ黄葉映ゆ
ごとんゴトン秋の最上の浅瀬行く
船頭のおしんの唄や秋深む
(薫風士)
掲句はブログ用の「まんぽ俳句」です。
「ごとんゴトン」は船底が浅瀬の岩に触れる音です。
特別の事情が無い限り、最上川の舟下りは年中実施しているそうです。
写真をタップ拡大して、疑似吟行をお楽しみ下さい。
最後の写真は宿泊したホテル・シンフォニーアネックスの窓からの最上川の夕方の風景や夕食「清風」の献立表などです。
地元特産の「寒河江産つや姫御飯」等と地酒に、胃の無い老躯ながら、夕餉をエンジョイすることが出来しました。
(「寒河江」は「さがえ」と読みます。つや姫の新米の旨さが印象的でした。)
ここの青色文字をクリックして、「おしん」に出演した船頭さんの「おしん」の台詞入りの「最上川舟歌」や英語混じりの観光客向けの「最上川舟唄」をお聞き下さい。
ここをクリックして、イタリア旅行の写真とベネチアのゴンドラ船頭などを詠んだバイリンガル俳句をご覧頂ければ幸いです。
天に昇るや最上の淵に潜む龍
掲句は、2024年(令和6年)の干支が辰なので「龍淵に潜む」(秋の季語)と「龍天に昇る」(春の季語)をもじってブログ用に詠んだ拙句です。
青色文字をタップしてリンク記事をご覧になり、この俳句の破調に込めた比喩の「龍」や「夏祭り」の俳句の「X」の意味を考えて頂けると幸いです。
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五月雨の降残してや光堂
(松尾芭蕉)
芭蕉の掲句について、ここをクリック(タップ)して、「奥の細道」(芭蕉db.)をご覧下さい。
ここをクリック(タップ)して中尊寺HPの「金色堂について」を開くと、金色堂の歴史や撮影禁止の金色堂内部の写真などをご覧になれます。
日記代わりに詠んだ拙句(まんぽ俳句)を取りあえず掲載し、金色堂周辺の写真を最後に掲載しますので、写真をタップ拡大し、疑似吟行をして頂けると幸いです。
金色の旧りし御堂や秋の声
金箔の幾秋経しや秋の堂
神杉を仰ぐ秋気や平泉
見返れば弁慶堂の秋の声
神杉の秋の木漏れ日月見坂
「金色」は「こんじき」、「神杉」は「しんさん」と読んで下さい。
ここをクリック(タップ)して、「世界遺産平泉」をご覧下さい。
泰衡を偲ぶ敗荷中尊寺
破蓮や一瞥されて無視されて
「敗荷」は「やれはす」と読み、「破蓮」と同義の秋の季語です。
ツアーの一行にはうらぶれた小さな蓮池は興味が無さそうでした。
一行の去りし神苑秋澄みぬ
(薫風士)
ここをクリック(タップ)して、中尊寺HPの「中尊寺の歴史」をご覧になると、観光客に見落とされそうな小さな蓮池の中尊寺ハスに藤原氏の歴史が残されていることが分かるでしょう。
最後の写真は宿泊した「ホテル オニコウベ」の窓の朝霧の眺めです。
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秋祭1
秋祭2
(薫風士) 最後の写真は、昼食を食べてミニ句会をしたレストラン「花ふじ」の外観です。
「外国」は「とつくに」と、俳句らしく読んで下さい。
「在祭」(ざいまつり)は「村祭」と同じく、「秋祭」の傍題です。
「山車」(だし)は、「祭」と同じく、夏の季語です。
スピーカーで聞こえる祝詞の奏上に子供の元気な泣声が、偶然なのか故意なのか、ずっと交じっていたので、ひょっとすると少子化・過疎化の町の秋祭の祈りかな?と、ふと思いました。
カラー図説日本大歳時記や「ホトトギス 新歳時記」の下記写真をタップ拡大して、例句をご参照下さい。
インフルエンザの予防注射と新型コロナウイルスワクチン予防接種(7回目)を受けた翌日、体調管理の散歩をしていて、街角の垣根に珍しい黄色の彼岸花が咲いているのを見かけました。
写真をタップ拡大してご覧下さい。
垣覗く黄の彼岸花まんぽ道
去来墓の路傍に朽ちし彼岸花
(薫風士)
写真は2022年10月5日に落柿舎を訪ねて吟行した際に、路傍に見かけた彼岸花ですが、盛りを過ぎて朽ちかけていました。
歳時記(俳誌のサロン)から気の向くままに「彼岸花」と「曼殊沙華」の例句を抜粋・掲載させて頂きます。
例句の詳細は青色文字(季語)をクリック(タップ)して、ご覧下さい。
老い猫は何処で果てしや彼岸花
(坂口三保子)
彼岸花2
彼岸花棚田ふちどる明日香村
(石川かおり)
段畑へ疎水豊かや彼岸花
(鈴木鞠子)
考へても疲るるばかり曼殊沙華
(星野立子)
曼殊沙華2
色褪せし曼珠沙華にもある命
(杉本艸舟)
曼殊沙華3
菩提寺へ抜ける畦みち曼珠沙華
(海老澤映草)
曼殊沙華4
墓に寄り墓を離れて曼珠沙華
(大串章)
曼殊沙華5
鳥羽行の土手を真紅に曼珠沙華
(鷹羽狩行)
曼殊沙華6
夕星やくつきり白き曼珠沙華
(藤田登久)
曼殊沙華7
古民家の陰に咲き初む曼珠沙華
(井上幸子)
曼殊沙華8
来る人の無き墓白き曼珠沙華
(青木政江)
曼殊沙華9
曼珠沙華あれば必ず鞭うたれ
(高浜虚子)
曼殊沙華10
曼珠沙華どれも腹出し秩父の子
(金子兜太)
曼殊沙華11
明日香野の棚田を区切る曼珠沙華
(山田をがたま)
曼殊沙華12
つり竿で長刀払ひ曼珠沙華
(山田六甲)
曼殊沙華13
藤村の生家に傲る曼珠沙華
(倉谷紫龍)
曼殊沙華14
古戦場ただ赫々と曼珠沙華
(中村紀美子)
曼殊沙華15
曼珠沙華もたれ合ふこと一切なし
(荒井千佐代)
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写真をタップ拡大して様々な金木犀の態様をご覧の上、疑似吟行をエンジョイして頂けると幸いです。
歳時記(俳誌のサロン)の例句の後に、写真に対応した拙句(まんぽ俳句)を掲載します。ご笑覧下さい。
俳誌のサロンの歳時記から気の向くままに「木犀・金木犀・銀木犀」の例句を抜粋・掲載させて頂きます。
例句の詳細は青色文字の季語をクリック(タップ)して、ご覧下さい。
木犀1
木犀に人を思ひて徘徊す
(尾崎放哉)
木犀2
町の名となりし木犀香を放つ
(梶井和呼)
木犀3
家絶えし木犀大樹香を放つ
(上崎暮潮)
木犀4
雨あとの木犀かをる美術館
(堺昌子)
金木犀1
これといふ庭なき家に金木犀
(松崎鉄之介)
金木犀2
抜け路地は昭和の匂ひ金木犀
(佐渡谷秀一)
山麓の百年の家銀木犀
(坪内稔典)
最後に拙句(まんぽ俳句)をご笑覧下さい。
金木犀両隣にも真向ひも
厨窓開ければ香る金木犀
大小の金木犀やまんぽ道
小さき黄の更地に飛び來金木犀
金木犀垣根に黄の香ちりばめて
そよ風に吾を包みし木犀香
木犀の香りを纏ひ帰宅かな
(薫風士)
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古米とて「よかたん」の飯旨かりき
新米を高値にしたる猛暑かな
今年米の焦げの茶漬けを愛づ猛暑
(薫風士)
兵庫県の「山田錦の郷」を2024年の晩秋に訪ねて吟行した際に「よかたん」で昼餉のカキフライ定食を食べて美味しかったので、「新米か?」とレジに尋ねたところ、「新米ではない」とのこと、「さすが酒米の本場だな」と感心しました。
「ゆめぴりか」も美味しいが、山形県の「つや姫」の旨さは印象的でした。
また食べたいものです。
歳時記(俳誌のサロン)から新米と今年米の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。
例句の詳細は青色文字(季語)をクリックしてご覧下さい。
新米・今年米 1
アルプスの水に炊きあげ今年米
(水谷芳子)
新米の袋に旅の芭蕉翁
(深川知子)
新米・今年米 2
新米をゴルフの賞と夫戻る
(指尾直子)
新米のご飯とハムの目玉焼
(佐方敏明)
新米・今年米 3
新米は素十の里のこしひかり
(高森弘)
新米の値上げ今夏の暑かりし
(田中藤穂)
新米・今年米 4
恒例の旧友よりの新米来
(大橋晄)
能勢棚田なる新米ともてなさる
(片山喜久子)
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冒頭の写真は、花鳥2024年8月号(P54~55)「紙ふうせん」の記事ですが、薫風士がネット俳句交流の誘いをしています。
2番目の写真は、花鳥2023年11月号の「花鳥徒然」の記事(薫風士の投稿)です。
タップ拡大してご一読下さい。
高浜虚子は、自由にものが言えない戦時中の俳句では「客観写生」を唱道し、戦後自由にものが言えるようになると、「花鳥諷詠」を推奨したのだろうと推測していましたが、ウイキペディアには次の解説があり、両者の違いについて明確な定義は無いようです。
「花鳥諷詠」は1928年4月21日の「大阪毎日新聞」の講演会で提唱された。「花鳥」は季題の花鳥風月のことで、「諷詠」は調子を整えて詠う意味である[注 1]。
一般に「花鳥風月」といえば「自然諷詠」の意味になるが、虚子によれば「春夏秋冬四時の移り変りに依って起る自然界の現象、並にそれに伴ふ人事界の現象を諷詠するの謂(いい)であります」(『虚子句集』)と「人事」も含めている。この「花鳥諷詠」は「ホトトギス」(俳誌)の理念であるが、それまで主張していた「客観写生」との関係は必ずしも明らかではない。虚子は終生この主張を変えることなく繰り返したが、理論的な展開は示さなかった。
(以下省略)
この写真は、人と自然の博物館のイベントのパンフレットと新館の軒からの眺めです。
「ひとはく」(兵庫県立人と自然の博物館)の新館の軒にある鎖樋が秋雨に奏でる音を聴きながら「まんぽ俳句」を口遊み、冒頭の写真を見ながら拙句を推敲していて、ふと客観写生と花鳥諷詠のことを考えました。
(A. 客観写生)
秋雨の旋律奏づ鎖樋
(B. 花鳥諷詠)
秋雨の旋律愛づや鎖樋
掲句について、「Aは客観写生であり、Bは花鳥諷詠である」と言えるのではないでしょうか?
客観写生をして、感じたことや思ったことを俳句に詠み込めば、それが花鳥諷詠だと思います。
貴方のお考えなど、何らかのコメントを頂けると幸いです。
ちなみに、花鳥諷詠についてWEB検索をすると、「新興俳句と花鳥諷詠論」(松井利彦著)という興味深い参考になる記事がありました。
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2023年4月9日に開催された「花鳥7百号記念大会•坊城中子お別れ会」に参加した翌日、隅田川沿いの「俳句の散歩道」などを散策し、藤棚の下で弁当を食べ、大川の春を満喫して、「まんぽ俳句」を口遊みました。
字数の多いスカイツリーの句作にチャレンジして「まんぽ俳句」を詠みました。
貴方も遊び心で俳句にチャレンジしませんか?
コロナ禍の行動制限が解除されて、2023年4月9日に待望の花鳥七百号記念大会と坊城中子(2021.8.16逝去、享年93歳)お別れ会が東京の富岡八幡宮婚儀殿で開催され、参加しました。
記事の写真を見て、どの選者が下戸か酒豪か当てるのも一興でしょう。
青色文字をクリックしてリンク記事をご覧になると面白さが倍増すると思いますが、是非とも現地を訪ねてご自身のまんぽ俳句を詠まれることをお勧めします。
2014年8月22~23日に東京の霞会館で開催された花鳥6百号記念全国俳句大会に参加しました。大会の情景の写真や入選句の記事をご覧下さい。
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一昨日(2023.9.30)、正岡子規の俳句の英訳色紙の展示会を友人が開いているのを見に行った帰路、建仁寺を訪ねて、「まんぽ俳句」を詠みました。
写真と拙句をご笑覧下さい。
青色文字をクリック(タップ)すると、歳時記の例句やリンク記事をご覧になれます。
色変へぬ松を背(そびら)に大砂紋
花頭窓白き砂紋の秋気かな
方丈の大雄苑や秋高し
法堂の秋燈に映ゆ双龍図
双龍も阿吽や秋の建仁寺
双龍のお茶目な目玉秋の堂
襖絵の七賢人に秋思かな
金風や風神跳びし金屏風
秋日和笑みを誘ひし雷神図
建仁寺訪ね一日の秋惜しむ
(薫風士)
(写真はタップ拡大出来ます。)
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冒頭の写真は、無鄰菴のパンフレットの一部分です。
無鄰菴における無断撮影は禁止されていますのでご注意下さい。
(2023.9.30)
正岡子規の俳句の英訳の色紙展を開いている友人からお誘いがあり、京都の蹴上にある無鄰菴を訪ね、色紙展や庭の吟行をエンジョイしました。
拙句と写真を掲載しますのでご笑覧頂ければ幸いです。
写真をタップ拡大すると、色紙の英語や俳画をご覧になれます。
友集ひ蹴上の秋の俳画展
爽やかや英語俳句の色紙展
床の間に並ぶ色紙や秋日影
秋澄むや英字の書体端正に
色紙展玻璃窓見れば初紅葉
南禅寺三門高し天高し
廃線に乙女戯れ秋高し
(薫風士)
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