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2015年12月 9日 (水)

「師走」の俳句を集めました

            

光陰矢の如し」今年(2015年)も12月、「師走」「極月」です。

フランスに限らず、テロ対策欧米慌しい動きを見せています。

無事に年が暮れることを祈りつつ、平和の俳句を広めたいという思いで、忙中閑ありではありませんが、このブログを書いています。       

インターネットの歳時記の「師走」の俳句から、冒頭の句を抜粋・掲載させて頂きます。

(青色文字のタイトルや下線部をクリックすると俳句や解説記事がご覧になれます。)

  

師走1

水仙にたまる師走の埃かな

            几董

  

師走2

・仕事場に泊り込みたる師走かな

         森川暁水

  

師走3

女を見連れの男を見て師走

            高浜虚子

  

師走4

・市に入りてしばし心を師走かな

             素堂

   

上記の虚子の俳句「女を見」について、「増殖する歳時記」において清水哲男氏が尤もな批評をしています。

「師走の特性を街にとらえて、実にユニーク。ユニークにして、かつ平凡なる詠み振り。でも、作ってみろと言われたら、たいていの人は作れまい。少なくとも私には、逆立ちしても無理である。最大の讃め言葉としては、「偉大なる凡句」とでも言うしかないような気がする」

12月8日」を詠んだ句が沢山ありますが、太平洋戦争を想起させる俳句が殆ど無いのは、戦争を知らぬ世代の句が多くなったということでしょうか。 

一部を次に抜粋・掲載させて頂きます。

  

・十二月八日起立する肢が見ゆ   

            (高島茂)

  

・十二月八日と気づく朝かな  

           (稲畑汀子)

   

・十二月八日戦争を知らぬ子と  

          (小林のり人)

  

・十二月八日の海を見てゐたり  

          (石田きよし)

  

・十二月八日の夜の長湯かな  

           (青山丈)

  

・十二月八日の兄弟喧嘩かな  

         (土井田晩聖)

   

・十二月八日を言ひて疎まるる

            (森田尚宏)

  

・十二月八日うつすらと覚えてゐる

            (竹内弘子)

                 

俳誌のサロン」というサイトには「歳時記」も掲載されているので、上記の「師走」や「12月」などに限らず、「数へ日」「年の暮」「年惜しむ」「年用意」など季語別に無数の俳句を見ることが出来ます。また、色々な俳誌の「触り」の部分などを見ることが出来、俳句愛好者には便利なサイトです。

   

正岡子規の「師走」の俳句を検索したところ、「WebM旅」というサイト「子規俳句 季語・季題検索 冬 時候 師走」に、「いそがしく時計の動く師走哉」など沢山の句がリストされていました。

           

芭蕉俳句全集(季題別)」には次の句があります。

かくれけり師走の海のかいつぶり

節季候の来れば風雅も師走哉

旅寝よし宿は師走の夕月夜

雪と雪今宵師走の名月か

      

最後に拙句を掲載します。

・朝刊の折り込みの嵩師走かな

  

芭蕉俳諧の世界・元禄文化もよいが、現代に生きる者としては現代の俳句を作り、平成文化・平和をエンジョイしたいものです。

平和を維持するための思いを綴った「政治談議」なども、お暇があれば、ご覧下さい。

                    

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コメント

「春」の俳句特集:薫風士のブログ <俳句HAIKU>
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/02/haiku-f2f4.html

をご覧下さい。

岸田文雄総理大臣には喫緊の課題が一段落すれば、「俳句を通じて世界平和を」という俳句愛好家の思いにも耳を傾けてほしいものです。
「渡月橋」etc.の俳句 (橋梁通信掲載に因んで)
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/11/post-9ffc.html
をご覧下さい。

(薫風士)

・長き夜や俳句HAIKUをご覧あれ

(俳句と川柳) <衆院選> 第101代総理大臣への期待 (「吾亦紅」と「夜長」に思うこと)
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/10/10-d078.html
をご覧下さい。 

(薫風士)

俳句 HAIKU: 俳句と川柳の鑑賞 <吾亦紅と総裁選> (enjoy.jp)
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/09/post-e881.html

川柳と俳句(先輩の句集を拝読して思うこと)
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/09/post-1e86.html

をご覧下さい。

(薫風士)

「菅首相の忘年会問題の是非とコロナ拡散防止対策緊急提言」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2020/12/post-98f8.html
をご一読下さい。
コロナ対策を政治家のみに任せておけません。
皆でアイデアを出し合いましょう!

新型コロナウイルスの感染拡大を懸念して、2月の節分から「コロナ俳句」をブログ「俳句HAIKU」に書いてきました。
コロナ感染拡大の第三波が大きく、遂に全国的に「Go Toトラベル」のキャンペーンが年末年始は中止されることになりました。

来年のコロナ禍の経済対策としては、
「Go Toトラベル」や「Go Toイート」を中止して、
「新型コロナウイルス感染防止の対策マニュアル」を整備し、適合するホテルやレストラン、居酒屋、喫茶店などを認定し、「コロナ対策三ツ星店」とか、「三密防止対策三ツ星店」など、適切な呼称でコロナ対策を奨励する方が良いでしょう。
認定基準を一般に公表し、店の客が自然にチェックしてくれるように工夫するとか、公式のチェック制度も作ると、ごまかす店も無くなり、真面目に営業している店が繁盛することになるでしょう。
この思いを皆さんがシェアして、政府や自治体の関係者を動かしてくれるとありがたいです。

ちなみに、「ミシュランの三つ星」を獲得したスペインの著名なレストランがコロナの影響で廃業に追い込まれたそうです。

(薫風士)

「芭蕉・子規・虚子の俳句、まんぽ写真・俳句などを楽しもう!(WEB特集)」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2020/09/web-1bc9.html

「(秋彼岸の俳句)夏井先生の添削を添削する(特集)」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2020/09/post-f4d8.html

をご一読下さい。

「俳句の面白さ・奥の深さ」が分かりますよ。

(薫風士)

・気の合いし句友と談義年忘れ

「俳句は楽しむもの・苦にするものではない」
初心者が「名句」でなく「迷句」を作っても
恥じることはありません。
「迷句でも楽しめば良い」と割り切って
5・7・5を口ずさみましょう。
その内に、まぐれでも「名句」が出来るのが、
俳句の面白さです。
若い世代に俳句の楽しさを知ってほしいとの思いから
このブログ「俳句HAIKU」を書いています。
ご笑覧下さい。

薫風士

漫歩・万歩・SNSで楽しむ
「まんぽ俳句会」を始めました。

ご投稿をお待ちしています。
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/11/post-d2ef-1.html
をご覧下さい。

(薫風士)

写真の愛犬「チュヌ」は10月16日に永眠しました。
「チュヌの便り」の総集編「チュヌの追悼」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2018/10/post-76ff.html
をご覧下さい。
チュヌは皆さんのお幸せを天国から見守っています。

「吟行の写真俳句集」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/pictureandhaiku.html
をお楽しみ下さい。

俳句をユネスコ世界無形文化遺産へ (草の根運動)
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2018/07/post-06b7.html
をご覧下さい。

「亀鳴くや声なき声を聞けよとて」
国際俳句交流協会俳句大会入選句です。
貴方にとって「声なき声」とは何でしょうか?
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2017/12/post-e4bd.html
をご覧下さい。

安倍晋三首相は5日、「米ハワイを26、27両日に訪れてオバマ米大統領と会談し、
ともに真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊する」と発表した。
毎日新聞の記事
ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20161206/k00/00m/010/036000c?fm=mnm#csidx887743b039c7fdebcaa8131ccec96b1
をご覧下さい。

英国が国民投票の結果EUを離脱することになり残念なことです。
米国の大統領選挙でトランプ氏がもしも勝利することになれば、
世界各国の右傾化が更に促進されて帝国主義的覇権主義に逆流することになるのではないか、
民主的な地域の拡大・統合への理想的な動きが阻害されることになるのではないか、
と危惧しています。
世界大戦の多大な犠牲に対する反省から生まれた平和憲法の基に、
日本は軍事力でなく技術力と国民の努力で経済発展を実現し、
世界平和のためにも貢献してきました。
このような日本の戦後の基本的な流れを逆流させてはなりません。
7月10日の参議院選挙は老若ともに棄権せずしっかり考えて投票してほしいものです。

戦争を知っている世代の著名な方々の訃報をよく目にするようになりました。
最近のニュースでは水木しげるさんや野坂昭如さんの訃報です。

雨宮処凛がゆく!
「水木しげるさんの死〜なぜ「戦争反対とは決して言いません」だったのか。の巻」
http://www.magazine9.jp/article/amamiya/24461/
  
東京新聞の記事
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201512/CK2015121002000269.html

などをご覧下さい。

「十二月あのひと刺しに汽車で行く」
この俳句が詠まれた背景をご存知の方があれば教えて下さい。
コメント欄に記入するか、下記アドレスにメールを頂けると幸甚です。
メールアドレスは aiqtrans@hi3.enjoy.ne.jp です。

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